*購入者は注意:キャンベラ住人にスポーツサプリメントの危険な及び未知の物質に警告

ACT Health(オーストラリア首都特別地域保健省)

Buyers beware: Canberrans warned of dangerous and unknown substances in sport supplements

01 Nov 2018

https://www.health.act.gov.au/node/710

ボディビルや減量目的でスポーツサプリメントを使用しているキャンベラ住人に、危険な物質を含む可能性のあるこれら製品の健康リスクについて警告

ACTの保険担当主任Paul Kelly博士によると健康保護サービスへの苦情が寄せられたため保健省が現在調査中である。

「我々が調査中のスポーツサプリメントには多様な物質が含まれ、中には医師の助言無しに使うと健康への相当な影響があるものもある。製品は主に地元のスポーツサプリメント販売店で売られているため、キャンベラ住人は注意が必要である。特にフィットネスコミュニティーには、少量なら安全だという神話があるが、これらの物質はたとえ少量でも健康リスクがある。我々のメッセージはシンプルで、購入者は注意すること。

これらの物質が禁止された理由は様々である。多くは相当な健康リスクがあり大部分は合法的な医療用使用もされていない。我々はこれらのサプリメントの使用を直ちに止めるよう強く助言する。健康が心配な人は医師に相談するように。」

調査の一環として見つかった製品は選択的アンドロゲン受容体モジュレーター(SARMs)、カルダリン、タダラフィル、オキセドリン、メラトニン、フェニビュートなどを含む。

サプリメント販売店がこれらの物質を売るのは違法であるだけではなく一部は人々が処方無しに所有することも違法である

ACT保健省の検査は進行中で、たくさんの検査が現在行われている。

 

-専門家向け情報

https://www.health.act.gov.au/health-professionals/pharmaceutical-services

スポーツサプリメント中の禁止物質

Banned substances in sports supplements

https://www.health.act.gov.au/sites/default/files/2018-10/Banned%20substances%20in%20sports%20supplements%20-%20Consumer%20Information%20Sheet%20V1..._.pdf

 

*[EMA]食品生産用動物で使われる抗生物質の販売はEU全体で低下した

Sales of antibiotics for use in food-producing animals drop across the EU

15/10/2018

https://www.ema.europa.eu/en/news/sales-antibiotics-use-food-producing-animals-drop-across-eu

EMAが発表した報告書によると、2011年から2016年の間に、EU全体での動物用抗生物質の総販売は20%以上減少したことが示された。これは動物への賢明な抗生物質使用に関するEUのガイダンスや各国のキャンペーンが奏功したことを確認する。

抗生物質のクラスごとにみると、ポリミキシン類が約40%低下した。第三及び第四世代セファロスポリンは15.4%、キノロンは13.6%減だった

 

*[FDA]FDAは医薬品の代謝に関連するかもしれない遺伝的変異を検出する最初の、消費者に直接販売される検査を認可

FDA authorizes first direct-to-consumer test for detecting genetic variants that may be associated with medication metabolism

October 31, 2018

https://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm624753.htm

複数遺伝子の33の変異を検出する試験。消費者が判断するためのものではなく医師と相談する際に参考にする。

 

*[FDA]若者の電子タバコ使用の急増に厳しく対応する現在の方針に関して企業と会合することについてのFDA長官Scott Gottlieb, M.Dの声明

Statement from FDA Commissioner Scott Gottlieb, M.D., on meetings with industry related to the agency’s ongoing policy commitment to firmly address rising epidemic rates in youth e-cigarette use

October 31, 2018

https://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm624657.htm

現在の若者の使用状況傾向は耐えられない。一年以上前に警告している。そして現在公衆衛生の悲劇が進行していることについての確実なデータがある。この傾向を逆転させるために対応が必要である

JUULが学生に流行しているのが最大の問題なのだろう。成人喫煙者の害の削減を言い訳にして若年層をニコチン依存にした。)

 

*[FDA]FDAは生産物安全性規則ガイダンス案について議論する4回の公開会合を開催する

FDA to Hold Four Public Meetings to Discuss Draft Produce Safety Rule Guidance

October 31, 2018

https://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm624497.htm

 

*[PHE]ガイダンス 神経剤:事故管理

Nerve agents: incident management

Last updated 31 October 2018

https://www.gov.uk/government/publications/nerve-agents-incident-management

一般的情報と事故時の管理についてのガイダンス更新

 

-マスタードガス

Mustard gas: incident management

Last updated 31 October 2018

https://www.gov.uk/government/publications/mustard-gas-incident-management

 

-CSガス(2-クロロベンジリデンマロノニトリル)

CS gas: incident management

Last updated 31 October 2018

https://www.gov.uk/government/publications/cs-gas-incident-management

 

*[Codex]抗菌剤耐性会議でコーデックスの仕事を説明

Codex work presented at conference on antimicrobial resistance

31/10/2018

http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/news-and-events/news-details/en/c/1161586/

OIEの抗菌剤耐性と動物での抗菌剤の賢明な使用に関する第二回世界会議でコーデックスの抗菌剤耐性専門委員会の仕事を説明した。コーデックスが開発中のガイドラインの重要性を強調した

 

-今度のウェビナーでは医薬品入りの飼料について議論する

Upcoming webinar to discuss medicated feed

30/10/2018

http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/news-and-events/news-details/en/c/1161465/

 

*[論文] 論文

-欧州のこどもたちの栄養摂取レベルの理解にギャップがある

Gaps in understanding European children's nutrient intake levels

31-Oct-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-10/uol-giu102918.php

国による食事調査に欧州全体での一貫性がないことが子どもの栄養摂取状況のより広い理解を妨げる。Nutrition Research Reviews

子どもや青少年の栄養摂取についてしっかりした報告制度があるのは欧州のうち1/3だけである。このことは栄養政策をデザインし監視するためのデータがないことを意味する。

さらにデータがある国ではWHO推奨摂取量を満たしていない部分が多い。

(鉄、ビタミンD、葉酸は不足、塩、砂糖は多い)

 

-水出しコーヒーよりお湯で淹れたコーヒーの方が抗酸化物質が多い

Hot brew coffee has higher levels of antioxidants than cold brew

31-Oct-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-10/tju-hbc103118.php

Scientific Reports

(みんなコーヒー好きなんだな)

 

*その他

-中国の議会は伝統的中国医薬品(詐欺)の名の下にトラとサイを犠牲にする

China’s State Council to sacrifice tigers and rhinos in the name of TCM-quackery

30 October 2018

https://edzardernst.com/2018/10/chinas-state-council-to-sacrifice-tigers-and-rhinos-in-the-name-of-tcm-quackery/

違法であり倫理にもとる行為でありながら、伝統的中国医薬品(TCM)には今でも動物の部位が使われている。このことは長い間批判されてきた。健康に有用であるという根拠がないだけではなく、絶滅危惧種の生存を脅かしている。これまで中国は保全と根拠について口だけの尊重はしてきた。しかしそれも過去のことになった。中国の国の議会がトラの骨やサイの角の取引を禁止した1993年の法を変更して「医学研究や治療目的で」使えるようにした。これらによって治る病気などないことは関係ないようだ。WWFが深刻な懸念を表明している

 

-猫への餌の与え方についてのコンセンサス声明

American Association of Feline Practitioners(アメリカ猫獣医師学会)

Feline Feeding Programs: Addressing Behavioral Needs to Improve Feline Health and Wellbeing

https://www.catvets.com/guidelines/practice-guidelines/how-to-feed

(栄養の話ではなく、家猫に狩りをさせろ、餌を探させろという。パズルフィーダー推奨)

 

-風疹根絶は「NIP(全国予防接種計画)成功の証」

Rubella elimination a 'testament to success of NIP'

1st November 2018

https://www.pharmacynews.com.au/news/rubella-elimination-testament-success-nip-0

WHOが公式にオーストラリアから風疹が無くなったと言う

(オーストラリアの風疹予防接種は12か月で全ての子どもに1回目、18か月で2回目)

 

-セリアック病ワクチンがグルテンフリー食の必要性を終わらせるかも

Coeliac disease vaccine could end the need for gluten-free diets

Oct 31, 2018

https://www.9news.com.au/2018/10/31/14/40/coeliac-disease-trial-gluten-free-diet-vaccine

Nexvax2ワクチンの有効性を調べる国際試験が進行中である。第1相は終了し第2相試験が始まる。

 

-ヒップスター達が死んだコウモリをハロウィーンの飾りに使っている。CDCが何故それが恐ろしいアイディアであるかを説明する

Hipsters are using dead bats as Halloween decorations. The Center for Disease Control explains why that’s a terrible idea

Wed., Oct. 31, 2018

https://www.thestar.com/news/world/2018/10/31/people-are-decorating-for-halloween-with-dead-bats-officials-concerned.html

本物のコウモリが飾りとしていろいろな形で売られている。野生生物保護局は国際郵便施設で違法な荷物を押収しているがコウモリの人気が最近高まっていて増加している。実際には相当密輸されているだろう。CDCはコウモリは狂犬病やエボラのような感染症を保有している可能性があるため規制対象としている。

 

-ヘルスカナダはIQOSタバコのサインを店頭から外すように命令

Health Canada orders IQOS tobacco storefront to remove its signs

October 31, 2018

https://www.sprucegroveexaminer.com/news/local-news/health-canada-orders-iqos-tobacco-storefront-to-remove-its-signs/wcm/d3da3e87-003e-42fc-a426-5276ed51477a?video_autoplay=true

ヘルスカナダはIQOSはタバコと同じ分類にしているため公共の場での広告は禁止される。

電子タバコはカテゴリーが異なる

 

-植物ベースの、あるいは完全菜食主義の食事と2型糖尿病を調べた研究への専門家の反応

SMC UK

expert reaction to study looking at plant based or vegan diets and type 2 diabetes

October 31, 2018

http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-study-looking-at-plant-based-or-vegan-diets-and-type-2-diabetes/

BMJ Open Diabetes Research & Careに発表された研究で植物ベースの食事が感情的健康、身体的健康、鬱、QOLや全体的健康などのいくつかの分野での改善と関連することを示した。またHbA1cと体重の改善がみられたことから糖尿病の管理にと主張されている。

Exeter大学糖尿病と肥満上級講師Katarina Kos博士

この、低脂肪完全菜食主義あるいは植物ベースの食事に関する9つの試験の系統的レビューから我々が学ぶことは、減量に有効であることと、それが糖尿病や糖尿病と体重に関連する合併症の改善につながるということである。糖尿病の管理に減量が役にたつことはよくわかっている。食事の介入群と対照群のカロリーはどの試験でもあわせていない。糖尿病の人で菜食が有効だったのはカロリーが少ないためである可能性が高く、菜食ではない低カロリー食でも同じような効果があるだろう。毎週食事指導をしていることと体重減少と関係なく心理学的健康状態について結論するのは不可能である。また介入の全人数が219人で期間が平均23週、実験デザインの多様性などから根拠としては限定的である

King’s College London栄養科学と糖尿病講師Nicola Guess博士

この系統的レビューでは植物ベースの食事が血糖低下や健康状態改善に有用かもしれないと示唆するが、対照群の食事内容が重要である。ほとんどの研究で炭水化物の種類が違う。これは食物繊維の多い食事がインスリン感受性を改善するので重要である。対照群の食事は全ての研究で報告されているわけではなく普通通りに食べるよう指示されているものもある。したがって介入群で体重がより減ったのは驚くべきことではない。さらに盲検は一つもない。

King’s College London栄養と食事名誉教授Tom Sanders教授

このレビューの最大の欠点は参加者の数が少ないことと期間が短いことである。特に完全菜食主義でビタミンB12欠乏が出てくるのは3-4年かかる。バランスのとれた完全菜食主義では普通体重が減る。これは2型糖尿病のリスクを減らす。精製炭水化物を多く含む完全菜食主義は多分良いものではないだろう。

 

-ブラジルの新しい大統領は科学への世界的脅威

Natureエディトリアル

Brazil’s new president adds to global threat to science

30 October 2018

https://d.adroll.com/cm/aol/out?advertisable=USYKOWLOFBEXPCZFZ62G6Rhttps://www.nature.com/articles/d41586-018-07236-w

Jair Bolsonaro大統領は研究と環境に悪い

(アマゾンの熱帯雨林を特に心配している)

 

-2018予算 使い捨てプラスチック

Budget 2018 Single-use Plastics

https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/752091/Plastics_factsheet_web.pdf

英国政府は製造されるあるいは輸入されるプラスチック包装に新しい税を導入する予定。最低30%のリサイクル素材を含まない全てのプラスチック包装に適用

 

-米国の「グルテンフリー」レストラン食品の1/3はそうではない、研究が発見

One-third of 'gluten-free' restaurant foods in U.S. are not, study finds

October 8, 2018 by Alan Mozes, Healthday Reporter

https://medicalxpress.com/news/2018-10-one-third-gluten-free-restaurant-foods.html

たとえばグルテンフリーを謳っているピザやパスタの半分以上にグルテンが含まれていた。主な理由は交叉汚染だろう。包装済み食品についてはグルテンフリー表示に関する規制があるが、レストランでの宣伝には連邦規制はない。

(ファッションとしてグルテンを避けている人には問題にならないだろうからいいかげんなものでも平気なのだろう。ほんとうに病気の人にしてみたらたまらない)

 

-3-モノクロロプロパンジオール(3-MCPD) 3-MCPDエステルおよびグリシジルエステル

3-monochloropropane diol (3-MCPD), 3-MCPD esters and glycidyl esters

October 2018

https://www.ifst.org/resources-information-statements/3-monochloropropane-diol-3-mcpd-3-mcpd-esters-and-glycidyl-0.

 

-毒入りベビーフード:ドイツ人が殺人未遂で投獄

Poisoned baby food: German jailed for attempted murder

23 October 2018

https://www.bbc.com/news/world-europe-45951642

ドイツで食品にエチレングリコールを入れてスーパーマーケットや小売店を脅迫した54才の男性に12年半の拘留刑。1200万ユーロを払わなければ欧州中の食品に毒を入れるという内容の脅迫メールを送っていた。彼の行為により昨年全国に警告が出された。裁判では境界性人格障害で飲酒と鎮痛剤のせいだと主張したが責任能力があると判断された一週間以内に控訴できる。

 

-ナッツアレルギーでの死亡で持ち帰り店の従業員が殺人罪で有罪

Takeaway workers found guilty of manslaughter after nut allergy death

Fri 26 Oct 2018

https://www.theguardian.com/society/2018/oct/26/takeaway-workers-found-guilty-of-manslaughter-after-nut-allergy-death

ピーナッツアレルギーのMegan Lee 15才はLancashireのレストランから買ったケバブとナンを食べて死亡した。20161230日購入、死亡は201711日。店のオーナーとマネージャーが重大な過失による殺人罪とされた。メニューには成分の表示はなく、アレルギーに関してはスタッフに聞いて下さいと記してあった。注文にはエビとナッツに注意と注記があったが注意されなかったという。