[USDA]リコール

Chunwei社は違法表示と表示されていないアレルゲンとグルタミン酸ナトリウムのため肉や家禽製品をリコール

Chunwei, Inc. Recalls Meat and Poultry Products Due to Misbranding and Undeclared Allergens and Monosodium Glutamate

https://www.fsis.usda.gov/wps/portal/fsis/topics/recalls-and-public-health-alerts/recall-case-archive/archive/2018/recall-117-2018-release

大豆、小麦、乳製品、卵、ごまなどが表示されていない

(製品の写真がたくさんあるのでどれが何の非表示なのかわからない)

 

[EU]EUにおける健康状態:より長い健康的人生のための保護と予防

State of Health in the EU: more protection and prevention for longer and healthier lives

22 November 2018

http://europa.eu/rapid/press-release_IP-18-6498_en.htm

欧州委員会とOECDの合同報告書「2018健康を一目で:欧州」を発表。寿命の増加は減速し国内及び国外との大きな格差は残存している。

Health at a Glance: Europe

https://ec.europa.eu/health/state/glance_en

 

[EU]AMRワンヘルスネットワーク

AMR One Health Network

https://ec.europa.eu/health/amr/events/ev_20181026_en

20181026日の議事録とプレゼン掲載

 

[ヘルスカナダ]ヘルスカナダはカナダの大麻使用についての新しいデータを発表

Health Canada releases new data on cannabis use in Canada

November 19, 2018

https://www.canada.ca/en/health-canada/news/2018/11/health-canada-releases-new-data-on-cannabis-use-in-canada.html

この調査は法律が変わる前のカナダ人の大麻についての知識や態度、行動のスナップショットを提供する。

古いやり方は効果がなかった。大麻を犯罪扱いし犯罪組織の利益になり若者の使用が制限できなかった。こどもたちはタバコより簡単に大麻を買えた。この事態に対応するためにカナダ政府は合法化し厳しく規制することにした

カナダ人が大麻の健康影響をより理解する用になったのは励みになる。運転中に大麻を使うと影響があると回答した人は2017年の75%から81%に増えた

 

[論文]論文

-調査の結果アメリカ人の94%が自宅で食品を無駄にしていることがわかった、しかし簡単な変更が役にたつ

Survey finds 94 percent of Americans waste food at home, but simple changes can help

26-Nov-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-11/m-sf112018.php

平均的な家庭は購入した食品の1/3近くを捨てている。最も多い理由は期限切れ

廃棄を減らす方法として

1.冷蔵庫の配置。古い食品を手前に

2.クリエィティブになろう。あまったものは別のレシピに使う

3.傷みやすいものは冷凍

(単純に買いすぎなのでは)

 

-治ることを期待して未知のものに賭ける:実験的治療法への患者アクセスの倫理

Risking the unknown in hope of a cure: The ethics of patient access to experimental treatments

20-Nov-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-11/ncob-rtu111918.php

Nuffield生命倫理評議会が、患者と医師が実験的治療法を使いたいときに生じる倫理についての新しい状況説明覚え書きを発表した

 

-他の砂糖の多い食品より甘い飲料が糖尿病リスクが大きい

Sweetened drinks pose greater diabetes risk than other sugary foods

21-Nov-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-11/b-sdp111918.php

BMJに発表されたレビュー。果物などの果糖を含む食品には血糖への有害影響は無さそうだ

 

-夜勤と不健康なライフスタイルは2型糖尿病リスクの特別高いリスクと関連

Night shifts and unhealthy lifestyle linked to particularly high risk of type 2 diabetes

21-Nov-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-11/b-nsa111918.php

従ってシフト労働者は禁煙・良い食生活・運動・減量により得られるものが多い

Nurses' Health Studyのデータより。BMJ

 

-タンパク同化ステロイドは男性の早期死亡率の高さに関連

Anabolic steroids linked to higher rates of premature death in men

21-Nov-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-11/w-asl112018.php

Journal of Internal Medicine

タンパク同化ステロイド使用545人の男性を5450人の対照とマッチ。平均7.4年のフォローアップ期間のうちユーザーは7人(1.3%)死亡、対照群は23人(0.4%)死亡。年間通院回数もユーザーは0.81、対照群は0.36

 

-プロバイオティックは子どもの急性胃腸炎にはプラセボより良くはない

Probiotic no better than placebo for acute gastroenteritis in children

21-Nov-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-11/arh-pnb112018.php

大規模RCTは現在の助言に疑問を提示

New England Journal of Medicineに発表された米国の10ヶ所の小児救急外来で行われた大規模二重盲検無作為対照化試験。この研究は、プロバイオティクスの使用が子どもの急性胃腸炎のアウトカムを改善しないというこれまでで最も堅固な根拠を提示する。

与えたのはLactobacillus rhamnosus5日間

 

-有毒だという主張は無視して日焼け止めを使い続けるように

Keep slapping on that sunscreen and ignore toxic claims

21-Nov-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-11/uosa-kso112018.php

Journal of Investigative Dermatologyに発表された南オーストラリア大学の新しい研究によると、日焼け止めに使われている酸化亜鉛ナノ粒子は繰り返し塗っても皮膚内に侵入せず細胞毒性もない

ナノ粒子が真皮にまで侵入してDNAを傷つけるなどの懸念が消費者に広がっているが、20-30才の5人のボランティアでの安全性試験ではナノ粒子は表面に留まり細胞を傷つけることはなかった

(○○が危険!という見出しに反応するとかえってリスクが高くなることはよくある、ということを常識にしていかないと)

 

-航空機食品研究2018

Airline food study 2018

21-Nov-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-11/tcuo-aat112018.php

The Hunter College NYC食品政策センターが11の航空会社の食品の格付けを発表した。11の基準に基づく「健康スコア」をつけている。水についても評価している

各社の評価結果掲載

 

-THE LANCET Nov 24, 2018   Volume 392 |  Number10161 | 

エディトリアル 我々は肉について語る必要がある

We need to talk about meat

持続可能な摂取源で健康的な食生活を実現するために

 

その他

-研究者らがヒ素の蓄積が少ない組換えイネを開発

Researchers develop transgenic rice with reduced arsenic accumulation

By Yogesh 

Last Updated: Tuesday 20 November 2018

https://www.downtoearth.org.in/news/science-technology/researchers-develop-transgenic-rice-with-reduced-arsenic-accumulation-62173

土壌中の真菌Westerdykellaaurantiaca由来ヒ素メチルトランスフェラーゼ(WaarsM)遺伝子をクローン化しAgrobacterium tumefaciensを用いてイネゲノムに挿入した。

組換え植物は無機ヒ素を有機ヒ素に変える能力がある

(インドのニュース)

 

-現代の農業があなたの感謝祭のディナーを「汚した」のか?

Has modern agriculture ‘tainted’ your Thanksgiving dinner?

Cameron English | Genetic Literacy Project | November 21, 2018

https://geneticliteracyproject.org/2018/11/21/has-modern-agriculture-tainted-your-thanksgiving-dinner/

EWGはアメリカの食品について脅迫的な主張でニュースの見出しになる方法を知っている。4月には我が国の農産物の70%が「残留農薬に汚染されている」と警告し、8月には朝食シリアルに「草を殺す毒」が入っているという。そしてこの反GMO団体は休暇中も休まない。1113日に「ストレスフリー感謝祭のメニュー」と称する発表を行い、古典的感謝祭の料理の代わりにオーガニックあるいはビーガンの製品を選べと主張する。

そのメニューにはシチメンチョウに「抗生物質耐性菌に汚染されている」と警告し野菜には「たくさんの農薬で汚い」という表示が伴う。しかしこれを見て確認する必要がある:我々の食事は現代の農業のおかげでオーガニックだろうとそうでなかろうと安全で栄養がある

(以下EWGの言い分がいかに一部だけを切り取っているか解説。それはそうとこの時期シチメンチョウの話題だらけ)

 

-保健主任が塩の摂取量を減らすため過激な介入を要求

Health chief calls for drastic intervention to cut salt intake

Sun 25 Nov 2018

https://www.theguardian.com/politics/2018/nov/25/salt-kills-manufacturers-traffic-light-system-reduce

イングランドの公衆衛生のトップが心臓発作と脳卒中を減らすため、食品製造業者に塩の含量を目立つように表示することを強制するよう大臣に強く求めた

Observerの独占インタビューにPHEDuncan Selbieが語った。塩は既に信号表示の構成要素であるが健康への影響が特に重大であるため塩だけ別に強調する必要があるという

Action on SaltSelbieを支持。

 

-GM蚊の予備試験は公式が効果がないと認めたため中止

GM mosquito pilot abandoned as officials admit it did not work

By Sarah Knapton   25 November 2018

https://www.telegraph.co.uk/science/2018/11/25/gm-mosquito-pilot-abandoned-officials-admit-did-not-work/

OxitecGrand Caymanで過去2年間何百万匹もの蚊を放出した。

 

大臣:遺伝子組換え蚊計画にはもう資金は提供しない

Minister: No more funds for genetically modified mosquito program

By James Whittaker -

November 25, 2018

https://www.caymancompass.com/2018/11/25/minister-no-more-funds-for-genetically-modified-mosquito-program/

木曜日にDwayne Seymour保健大臣が、Caymanの遺伝子組換え蚊計画は期待通りの効果が無かったため中止するだろうと発表した

 

-Blood Tribe(カナダの先住民居住地域)はオピオイド過剰使用急増後警告を発する

Blood Tribe issues warning after spike in opioid overdoses

Zach Laing           Updated: November 25, 2018

https://calgaryherald.com/news/provincial/troubling-spike-in-carfentanil-overdoses-sparks-warning-from-blood-tribe/wcm/c6de8baa-c0a8-46e5-915e-6216c8df78bc

カルフェンタニルによると考えられる過剰使用が先週の火曜日と木曜日の間に22件、そのうち1件死亡

 

-中国の研究者が世界初の遺伝子編集赤ちゃんを作るのを手伝ったと主張する

Chinese researcher claims he helped make world's first genetically edited babies

November 25, 2018

https://www.ctvnews.ca/health/chinese-researcher-claims-he-helped-make-world-s-first-genetically-edited-babies-1.4192122

香港の国際会議で暴露。双子の女の子を中国で。確認する材料はない

(?)

 

-火事、干ばつ、洪水:気候上の課題が米国政府の報告書で顕わに

Natureニュース

Fire, drought, flood: Climate challenges laid bare in US government report

23 November 2018  Jeff Tollefson

https://www.nature.com/articles/d41586-018-07483-x

最新の国の気候評価はDonald Trump大統領の地球温暖化に対する立場とは矛盾する

カリフォルニアの恐ろしい山火事のすぐ後に出された米国政府の最新気候評価は、世界が温暖化するに連れて全国の地域がますますこの手の危険に遭いやすくなっていることを明確にした

科学者は大統領が発表を阻止するのではないかと恐れていたが公表されただけで安堵した。しかし政権はこの知見をもとに対応することはないだろう。