2018-12-28

今年はこれが最後となります。

1月は4日からの予定です。

本年中は大変お世話になりました。

良いお年をお迎え下さい。

 

[FSAI] CBDオイルと大麻オイル-法的地位

CBD Oils and Hemp Oils - Legal Status

5/12/2018

https://www.fsai.ie/faq/cbd_oils_and_hemp_oils_legal_status.html

CBDオイルを販売しようと企画している?このオイルの中には、EUにおいて食品や食品サプリメントとして販売許可されない形態のものがあることを知っていたか?

CBDオイルが溶媒や超臨界二酸化炭素抽出使用のような特殊な抽出方法を使用して抽出される場合、EUでは販売することができない(例えばコールドプレス法のような単純な圧縮によって抽出されるCBDオイルとは違って)。そのCBDオイルがどのようにして抽出されたかを知っておくことはとても重要である。

これらのタイプのオイルはEUの認可が必要である。これらの製品を販売しようとする場合、新規食品として認可申請しなければならない。これは欧州委員会のウェブサイトから行うことができる。

これは処理が早いものではなく、認可が下りない可能性もあることを知っておくべきである。

ノベルフードとは何か?

ノベルフードは1997515日以前、EU市場にて相当量使用されてこなかった食品や食品成分である。

なぜいくつかのCBD/大麻オイルはノベルフードとみなされるのか?

一般的に言って、種や大麻植物の他の部分のコールドプレスによって得られる大麻オイルは認可を必要としない。これはEUにおいて1997年以前相当量消費されていたためである。(EUノベルフードカタログのカンナビス・サティバ・エル(大麻草)の項目を参照)

しかし、特定の抽出や精製技術で得られたCBD/大麻オイルには、好ましくない成分の増加があるかもしれないため、ノベルフード認可が必要とされる。典型的な例は超臨界二酸化炭素抽出される大麻オイルである。

しかしCBDオイル抽出物はどこでも販売されているのを見るし、販売者から簡単に手に入れることができるのではないか?なぜ違法なのか?

これらの製品は認可なしに販売されてきたもので、販売許可はされていない。FSAIがそのような製品に気付くと、販売の状態に対処する。

なぜ特殊な技術を使用し抽出されたCBDオイルを販売することが許可されないのか?

CBDのような、食品の特定成分を精製あるいは濃縮するため特殊な技術を使用する場合、消費者の健康にとって有害な可能性がある好ましくない物質もまた、濃縮される可能性がある。これらの技術を使用して採取する抽出物は、販売の認可がされる前に安全性を評価しなければならない。

どのように認可申請をするのか?

ノベルフードに関する情報と認可申請の提出の方法は欧州委員会ウェブサイトのノベルフードセクションで入手できる。

大麻オイルとCBDオイルとは何か?

最近、例えば大麻オイル、大麻種子オイル、カンナビジオールオイル、CBDオイルあるいはCBD大麻オイルなどの名前を持つたくさんの製品がアイルランドの市場に参入した。これらの製品は大麻植物(カンナビス・サティバ)に由来する。これらは典型的には液体あるいはカプセルの形態の食品サプリメント(あるいはダイエタリーサプリメント)として販売される。オイルは大麻植物の種子あるいはその他の部分のコールドプレスによって大麻植物から採取される。このオイルは天然に精神活性のない低濃度のカンナビジオール(CBD)を含む。CBDはまたCBD含有のより高い製品を作るために大麻から化学的に抽出することもできる。

大麻オイルあるいはCBDオイルに対する認可された健康強調表示はあるのか?

健康強調表示は特定の食品分類、特定の食品あるいは食品成分のひとつと健康の間の関係性を説明、示唆及び意味するあらゆる表示である。大麻あるいはCBDに関連する健康強調表示は、Regulation (EC) No 1924/2006の下、使用を許可されていることはない。(FSAIの栄養・健康強調表示に関する情報を参照)

大麻やCBDオイルについて医薬品表示はできるのか?

医薬品表示はヒトの疾患の予防、治療あるいは治癒を食品に起因するとするものである。食品に関して医薬品表示することは認められていない。それゆえ、「痙攣を治療する」、「がんを治す」、「不安を軽減する」あるいは「抗炎症の」といった表示を食品にの表示したり言葉で言ったり、あるいはウェブサイト、ソシャルメディア、リーフレットなどのような関連する販売資料に記載してはいけない。

薬物を含むあるいは医薬品表示をする製品は医薬品とみなされる。医薬品は医療製品規制庁 (HPRA)の権限範囲内にあり、アイルランドの市場に出る前に認可を得なければならない。(ヒト用医薬品の定義に関するHPRAガイドを参照)

アイルランドではどこが医薬用途としてCBDを認可するのか?

医療製品規制庁がアイルランドにおいて医薬品を認可する所轄機関である。医療製品規制庁の役割は、アイルランドにおいて、臨床的かつ科学的データに基づいて安全、効果がありかつ適切な品質である製品のみ医薬品として認められ販売されることを確実にすることである。(医療製品規制庁の報告書:医療用途としてのカンナビス-科学的レビューを参照のこと)現在、アイルランドでは唯一の有効成分としてCBDを含む認可された医薬品はない。結果的に、現在消費者使用目的で販売されているCBD製品は、医学的疾患またはそのような疾患に関連した症状の予防あるいは治療に対して認可されていない。

大麻を育てることは合法か?

はい、保健省の許可を得て、大麻植物(カンナビス・サティバ)の特定の種類は合法的に食品や飼料を含めた様々な使用目的で栽培されている。欧州で栽培が許可されている大麻の種類はEUの「Common Catalogue of Varieties of Agricultural Plant Species」のリストにあり、テトラヒドロカンナビノール含有は0.2%を超えないものである(Regulation (EU) No 1307/2013)

THCとは何か?

大麻植物は様々なカンナビノイドを含む。精神活性(精神に影響を与える)のものもあれば、そうでないものもある。テトラヒドロカンナビノール(THC)あるいは、より正確に言えば、デルタ-9-テトラヒドロカンナビノール(Δ9-THC)は、大麻植物の精神活性の成分である。THCは精神疾患に関連する症状を引き起こすことがあるので、THCを含む製品は1977年から2016年の薬物乱用法に従って厳しい規制を受ける。

EUにおいて、大麻由来の食品中及び大麻由来の飼料を与えられた動物食品中のΔ9-THC、その前駆体及び他のカンナビノイドの存在は、欧州委員会勧告(EU2016/2115に従って当局の規制の一環として監視されている。

 

[HK]乾燥えびサンプルと生の豚肉サンプルに二酸化硫黄を含むことがわかった

Dried shrimp sample and fresh pork sample found to contain sulphur dioxide

Thursday, December 27, 2018

https://www.cfs.gov.hk/english/press/20181227_7278.html

食品安全センター及び食物環境衛生署は、乾燥えびサンプルに基準値超過の二酸化硫黄保存料が、また生の豚肉には使用が禁止されている二酸化硫黄保存料が検出されたと発表した。検査において、それぞれ72ppm14ppmの二酸化硫黄を検出した。

 

[NIH]研究が赤肉を頻繁に食べることは心疾患に関連する化学物質の濃度が高いこととを関係づける

Study links frequent red meat consumption to high levels of chemical associated with heart disease

Monday, December 10, 2018

https://www.nih.gov/news-events/news-releases/study-links-frequent-red-meat-consumption-high-levels-chemical-associated-heart-disease

知見は赤肉食に由来するTMAOの血中濃度が3倍になることを明らかにしたが、食事の影響は可逆的である

 

[NIH] The Scoop 消費者向けニュースレター- 2018 冬

The Scoop - Winter 2018

New Supplement Facts Labels—What You Need To Know

新栄養表示ラベル、ダイエタリーサプリメントのサプリメント表示ラベルの改訂は、ビタミンD、ビタミンC、カリウム、及びビタミンB12を含む多くの栄養素の1日の摂取量について改訂がされた。

Study shows fish oil and vitamin D supplements do not prevent cardiovascular disease or cancer

研究により魚油とビタミンDのサプリメントは、心臓血管の疾患やがんを予防しないと示された。

Hidden drugs found in some products labeled as dietary supplements

ダイエタリーサプリメントと表示された製品の中には表示されない医薬品が入っているものがあった。

https://ods.od.nih.gov/News/The_Scoop_-_Winter_2018.aspx

 

[ANSES]スライムの作成と取り扱い:保健当局は監視継続を呼びかけ

Preparation and handling of slime: the health authorities call for continued vigilance

News of 14/12/2018

https://www.anses.fr/en/content/preparation-and-handling-slime-health-authorities-call-continued-vigilance

ANSES DGSDGCCRFはスライムの作成と取り扱いに関連するリスクを再確認する。これを繰り返し長時間取り扱うと時に重症の、皮膚の刺激やアレルギー反応がおこる場合がある。20181月から5月の間に報告された事例が2017年の1年間の数の二倍になった。5月にフランスの中毒管理センターに皮膚傷害の事例が報告されて最初の警告が出された。特に注目して欲しいのは「家庭で作る」スライムである。またスライムキットを使う場合には使用方法を守るように。

(髪の毛や服につくと悲惨)

 

[ANSES]ミツバチの健康:ANSESは最新科学をレビュー

Bee health: ANSES reviews the latest scientific developments

06/12/2018

https://www.anses.fr/en/content/bee-health-anses-reviews-latest-scientific-developments

ANSESはミツバチの健康に関する年次科学会合を開催する

20181212日のイベント。議題はフランス語)

 

[ANSES]ヤシオオオサゾウムシ:地中海沿岸のヤシの木の喪失と戦う

The red palm weevil: combating the loss of palm trees on the Mediterranean coast

19/12/2018

https://www.anses.fr/en/content/red-palm-weevil-combating-loss-palm-trees-mediterranean-coast

ヤシオオオサゾウムシはヤシの木の最も壊滅的な昆虫害虫の一つで過去10年で地中海沿岸に急速に拡大してきた。フランスでは規制対象検疫害虫とされ管理が義務となっている。2006年にフランスに入ってきたこの害虫の拡散を抑制するため、国内及び国際的に管理対策が実施されている。この文脈でANSESはより良い管理方法について専門家に同定を依頼した

最も適切な方法としてBeauveria(昆虫病原性糸状菌) Steinernema(昆虫病原性線虫)プラス大量捕獲、最も費用がかからない方法として安息香酸エマメクチンの注入が同定されている

 

[CFIA]カナダ人のための安全な食品規制

Safe Food for Canadians Regulations

http://www.inspection.gc.ca/food/sfcr/eng/1512149177555/1512149203296

2019115日発効

各種リソースへリンク

 

論文

-砂糖で甘くした飲料のパターンが腎疾患リスクの高さと関連

Sugar-sweetened beverage pattern linked to higher kidney disease risk

27-Dec-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-12/ason-sbp122018.php

Clinical Journal of the American Society of Nephrology (CJASN)に発表されたアフリカ系アメリカ人コホートでの研究結果。

(ビジュアルアブストラクト、が面白い)

 

-過剰な体重に関連するがんの割合は州により相当異なる

Proportion of cancers associated with excess body weight varies considerably by state

27-Dec-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-12/acs-poc122618.php

男性より女性の方が体重関連がんが二倍多い

米国がん学会によるJAMA Oncologyに発表された研究。

 

-AGEsを分析する:ライフスタイルがどうER陽性がんを誘発するかについての知見

Breaking down AGEs: Insight into how lifestyle drives ER-positive breast cancer

27-Dec-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-12/muos-bda122718.php

Breast Cancer Research and Treatmentに発表されたサウスカロライナ医科大学の研究者らによる報告で、終末糖化産物(AGEs)の多いエストロゲン受容体陽性乳がん患者はタモキシフェン療法への反応が悪いことが示唆された

(交絡がたくさんあるのでなんとも)

 

その他

-2018年インチキ健康ニュースワースト10

10 Worst Bogus Health Stories of 2018

By Alex Berezow — December 27, 2018

https://www.acsh.org/news/2018/12/27/10-worst-bogus-health-stories-2018-13688

10 こどもたちがゲーム疾患になっている

9 食品中の微量のホルムアルデヒドが危険

8 アメリカの日用品が密かにあなたを殺している(グリホサートやベビーパウダーやアスパラガスやコーヒーやアヒルのおもちゃなど)

7 最新流行の健康熱狂が生水(なまみず)

6 アラスカのナチュロパスが医薬品を処方する権利を要求

5 嘘が暴かれている最後の審判の預言者Paul Ehrlich再び

4 喫煙率が下がり今度は電子タバコが標的

3 反ワクチン活動家が活動継続しはしか復活

2 トランプ大統領がDr. Ozを大統領のスポーツ・フィットネス・栄養評議会に任命

1 連邦政府のオピオイド危機管理手探り

 

-狂犬病のイヌの唾液から'Dr. Lipjob'まで、2018年のブリティッシュコロンビアのトップ健康ニュース

From rabid dog saliva to 'Dr. Lipjob,' these are the top B.C. health stories of 2018

Dec 26, 2018

https://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/from-rabid-dog-saliva-to-dr-lipjob-these-are-the-top-b-c-health-stories-of-2018-1.4947534

公衆衛生上の最大の問題は薬物過剰使用危機のまま

オピオイド危機

代替医療の誤解を招く主張

死の医学的援助

無免許で車の中やホームパーティでボトックス注射をするDr. Lipjob

ホームレスの医療

 

-レストランとスーパーマーケットは食事のカロリー制限に直面する可能性

Restaurants and supermarkets could face calorie cap on meals

Tom Belger

Yahoo Finance UK December 26, 2018

https://ca.finance.yahoo.com/news/restaurants-supermarkets-face-calorie-cap-meals-113448326.html

PHEの主任栄養士が新しいガイドライン案について食品業界には対応する責任がある、という。Daily Telegraphが暴露したこの計画はレストランで提供されるチップスには416カロリー、すぐ食べられる食事には544カロリー、サンドイッチや主食サラダには550カロリー、レストランのメイン料理には951カロリーなどが上限となっている

 

-日本は世界捕鯨団体から脱退し商業捕鯨を再開する

Scienceニュース

Japan quits global whaling body, will resume commercial hunt

Dec. 26, 2018 ,

http://www.sciencemag.org/news/2018/12/japan-quits-global-whaling-body-will-resume-commercial-hunt

E&E Newsの記事

IWC脱退により日本は議論が多かった調査捕鯨を止める。日本の船団は現在ミンク鯨を狩っているが東京によるとこれが最後の南極での捕鯨だろう。IWCは世界でも最も古い国際機関で日本は1951年に参加した。日本政府は20197月で正式メンバーから離れるがオブザーバーは続ける。

ニュージーランドオーストラリア政府は南極海での捕鯨が終わることに安堵しているが日本にはIWCの正規会員を続けるよう強く求めている。保全団体は怒りを表明している。日本が離れると経済的打撃だからだ。IWCには米国に次いで日本が二番目の資金提供国である。

(日本国内の話略)

日本とIWCの分離は熱烈な反捕鯨国と合法的に限定的商業捕鯨を探る国との大きなイデオロギー的相違の蓄積である。近年IWCには捕鯨賛成の国が増えていたがそれでも反捕鯨勢力が優位だった。ブラジルでの会合で日本は商業捕鯨再開への道を探った。IWCは最初は捕鯨の規制を目的に設立されたが1980年代に一部の鯨の絶滅を防ぐために捕鯨を全面的に停止した。それから多くの鯨が回復したが一部はまだ絶滅危惧とみなされている。

日本の提案は易々と却下された。逆に永遠に商業捕鯨に反対することを決めた。さらに日本の調査捕鯨を非難した。また南極付近のアボリジニーコミュニティーによる必要最低限の捕鯨は認めた。ブラジルの会議で日本の代表は不満を隠さなかった。日本政府はアラスカやロシアの原住民には文化的例外を認めながらも日本とスカンジナビアの捕鯨文化は認めないというIWCの偽善を非難した。

(環境保護を訴えることの多いE&E Newsのほうが国内一部メディアより冷静に伝えている。イルカクジラやミツバチって「天使」なのだよな)

 

-牛乳は悪くない

There's Nothing Wrong with Dairy Milk

By Alex Berezow — December 26, 2018

https://www.acsh.org/news/2018/12/26/theres-nothing-wrong-dairy-milk-13684

サンタクロースを待つ全米の家庭は深夜のおやつにクッキーやミルクを準備していただろう。しかし牛乳の代わりに豆乳やアーモンドミルクやオートミルクを使う人が増えている。何故?

私が子どもの頃はミルクはスーパーフードとみなされた。しかし今や牛乳離れがおこっている。Financial Timesによると2012年から2017年の間に牛乳の販売は3.5%低下した。何がおこっている?

食品に関する熱狂だらけの世界では牛乳はもう古い

牛乳は健康的な食品だが、ミラクルフードの宣伝が溢れる世界ではいつものように振り子が反対方向に振れ一部の人たちの間では牛乳は悪者になっている。その代わりとして最初は豆乳が持て囃された。しかし食通は豆乳に警鐘を鳴らし(大豆がGMだという理由で)今はオートミルクが流行している。そのうちそれも飽きてゴキブリミルクになるかもしれない。

あるいはいつものように退屈な牛乳を飲み続けることもできる

 

-未殺菌ミルクに関連する感染、ニューヨーク州は人々に未殺菌乳製品の危険性について警告

Infection linked to raw milk, NYS warns people about the dangers of unpasteurized dairy

Posted: Dec. 26, 2018

https://www.wktv.com/content/news/Infection-linked-to-raw-milk-NYS-warns-people-about-the-dangers-of-unpasteurized-dairy-503505481.html

Lancaster郡の農場Miller’s Biodiversity Farm由来の未殺菌ミルクに関連するBrucella abortus感染症例

(未殺菌ミルクの販売は原則禁止なのだがこの農場は会員制で売ってるようだ

https://amishbiofarm.com/

A2ミルク、牧草のみ、本物の食品、あなたを(一般に流通している)悪徳な製品から守る、といったいかにもなキーワードが並ぶ。名称の「生物多様性」、というのは病原菌も多いという意味かな。保健当局が何度警告しても、「政府の言うことは嘘」と信じる人たちには届かない。)

 

-砂糖の病んだ秘密:如何にして業界が害を小さく見せようと科学を操作したか

Sugar’s Sick Secrets: How Industry Forces Have Manipulated Science to Downplay the Harm

By Anne Kavanaugh on December 26, 2018  UCSF(カリフォルニア大学サンフランシスコ校) ニュース

https://www.ucsf.edu/news/2018/12/412916/sugars-sick-secrets-how-industry-forces-have-manipulated-science-downplay-harm

糖尿病が増えたのは砂糖のせいで業界が悪いという危なっかしい(陰謀論に近い)主張

食べ過ぎる人が悪いのではなく、食べさせられているのだから企業が悪いので政府はタバコと同じように取り締まるべき、と。

(これはこれで流行に乗った言説。大学の公式がこれだから。)

 

-カロリー制限へのバックラッシュで保健当局は「ほっといて」と言われる

Health officials told to 'leave us alone' in backlash against calorie limits

26 December 2018

https://www.telegraph.co.uk/news/2018/12/26/health-officials-told-leave-us-alone-backlash-against-calorie/

レストランやスーパーマーケットの食事にカロリー制限をするという計画への反対にあって、大臣は保健当局に人々を放っておくように強く薦めた。

Daily Telegraphによるカロリー制限案の暴露で財務副大臣のLiz Trussはフラストレーションを表明した。財務大臣は既にレストランメニューのカロリー表示義務化も批判している

 

-2018年グーグル検索トップ10食品(米国)

Top 10 Food Searches On Google In 2018

By Kristen Aiken 12/26/2018

https://www.huffpost.com/entry/top-food-searches-google-2018_n_5c195982e4b02d2cae8e12a4

10 コチュジャン

9 ケトブラウニー

8 ケトチリ (低炭水化物ダイエットで唐辛子を合わせるのが流行していたらしい。辛くて炭水化物を含まない料理)

7 ケトクッキー

6 Neccoウエハース (製造会社が操業停止したため。別会社が譲渡されて製造再開予定)

5 ケトチーズケーキ

4 ケトパンケーキ

3 カンナビジオールグミ

2 ロメインレタス(食中毒)

1 ユニコーンケーキ(ユニコーンが流行していた)

(低炭水化物ダイエットが大流行、でも甘いもの食べたくてしかたがない様子。)