2019-02-26

[FDA]FDAは輸入食品が安全であることを確保するための複数階層アプローチの概要を示す
FDA Outlines Multi-Layer Approach to Making Sure that Food Imports Are Safe
February 25, 2019
https://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm631767.htm
あとで

[FDA]消費者向け情報  日焼け止め:あなたの肌を日光から守る方法
Sunscreen: How to Help Protect Your Skin from the Sun
02/21/2019
https://www.fda.gov/Drugs/ResourcesForYou/Consumers/BuyingUsingMedicineSafely/UnderstandingOver-the-CounterMedicines/ucm239463.htm
2019年2月21日付で日焼け止めの基準更新を提案した
ここでは消費者向けの日焼け止め関連情報をまとめている

[FDA]FDAは未承認サーモグラフィー装置を違法に宣伝している病院に警告文書を発し、消費者にサーモグラフィーによる乳がん検査を避けるよう警告
FDA issues warning letter to clinic illegally marketing unapproved thermography device, warns consumers to avoid using thermography devices to detect breast cancer
February 25, 2019
https://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm631957.htm

[MFDS]日本産輸入食品の放射能検査の結果
輸入検査課 
-2019-02-08
http://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43022
2019.2.1〜2019.2.7

-2019-02-01
http://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43020
2019.1.25〜2019.1.31

-2019-01-25
http://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43018
2019.1.18〜2019.1.24

[MFDS] [説明資料]農家 –業者の手に任せた「セルフチェック」現実離れの卵安全(東亜日報2019.1.28報道の説明
食品安全表示認証課/農畜水産物政策課 2019-01-28
http://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43019
〇2019年1月28日、東亜日報の報道について、次のように説明する。
1. 記事内容
〇産卵鶏農場、流通業者も検卵器と破殻検出器、洗浄機、乾燥機、殺菌などを取り揃えれば許可を受けることができ、農場主や商人が安全性を「自主検査」するようにした
〇大多数の小規模流通業者は農家とは異なり、小規模倉庫しかないので設備投資のみに数億ウォンをかけなければならない
〇卵の殻に表示された産卵日付を確認するには包装紙をはがして卵を回してみなければならない
〇産卵日が表示されたら新しい卵を選んで買うため、産卵日が何日か過ぎた卵は流通自体が停滞する
2. 報道内容に対する食薬処の立場
〇政府は「食用卵選別包装業」を新設して、すべての家庭用卵について最小限の衛生的な選別‧洗浄‧検卵‧殺菌などの処理後包装して流通‧販売できるようにしている。
参考に、過去‘17.8月の卵殺虫剤検出事件以後、卵安全管理のために産卵鶏農家はもちろん伝統市場、小売店など流通卵に対しても殺虫剤の安全性検査を持続的に推進している。
この他にも、食用卵を収集‧販売する営業者は、収集する農場別に年2回の検査を実施
〇「食用卵選別包装業」が困難な小規模流通業者は許可された他の食用卵選別包装業者に選別‧包装を依頼して販売することができる。
〇卵は購入後、包装をはがして冷蔵庫に保管するため、消費者は卵の殻に産卵日付表示を求めていて、卵を購入するとき包装紙の一部に覗き穴を作るなど卵殻の産卵日付を見ることができる方法に対しても検討中。
〇販売業所に納品された卵の販売消尽*までの所要時間が短く、産卵日から数日過ぎた卵の流通自体が停滞する可能性は低いが、キャンペーン期間(6ヶ月)を置いて施行による問題点を分析して補う予定。
    * 大型店: 4~5日、中型店: 5~7日、小型店10日(卵流通協会提供資料)

[MFDS] [報道参考資料]健康機能食品の好転反応という言葉にだまされないでください 
健康機能食品政策課 2019-02-08
http://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=43247
食品医薬品安全処は、健康機能食品を食べて現れる消化不良、かゆみ、便秘‧下痢などの異常を「瞑眩(めんげん)現象」または「好転反応」という言葉に騙されて摂取を継続してはならないと呼びかけた。
*瞑眩は、治療の過程で一時的に予期しない他の症状が現れるのを指す言葉で、現代医学では認められていない概念。
○ 異常症状を好転反応と偽って販売する業者は、消費者に「一時的に体が悪くなってもまた良くなる現象」という偽りの説明で払い戻しや交換を拒否し、さらに▲同じ製品をずっと取るように▲摂取量を2~3倍増やす▲他の製品を追加購入するように誘導していることが確認された。
食薬処は、今後も偽りの説明で消費者を欺く健康機能食品の製造‧販売営業者に対する指導‧点検を強化する一方、消費者被害の予防のために積極的に広報する計画である。
○ 同時に、サイバー調査団は、オンライン集中モニタリングを持続的に実施して、問題が発見された場合、サイトをブロック及び管轄自治体に行政処分などの措置を要請する予定。
添付 販売業者の瞑眩現象虚偽宣伝資料

[MFDS] [報道参考資料]畜産物の異物発見義務化関連の下位法令設置及び不合理な畜産物規制の改善 
農畜水産物政策課 2019-02-01
http://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=43244
食品医薬品安全処は、畜産物の異物発見報告義務対象営業者と報告対象異物などの内容を含む「畜産物衛生管理法施行令及び施行規則」の改正案を2月1日、立法予告する。
○ 今回の改正案は、最近、「畜産物衛生管理法」が改訂*されたため、法律で委任した事項を規定し畜産物の安全管理制度を運営し、畜産物の安全と関連はないが営業活動に負担をかけたり不便をもたらす規制は改善して、営業活動を奨励するため用意された。
   *「畜産物衛生管理法」の改訂・公布(法律第15946号、‘18.12.11.、施行’19.6.12.)
□ 改正案の主要内容は、▲畜産物の異物発見報告義務化に関連する詳細規定用意▲HACCP教育機関の指定及び指定取消しなど詳細規定用意▲畜産物販売業の営業報告の例外規定拡大▲行政処分の公表掲載期間の明確化など。
○ 畜産物異物発見報告義務対象営業者、報告対象異物、異物報告手続きなどを新設した。
消費者から異物を発見した事実の申告を受けた畜産物加工業、食肉包装処理業、畜産物流通専門販売業及び輸入食品など輸入・販売業の営業者は、該当異物が報告対象異物*に該当するのか確認して食薬処など行政官庁に異物発見を報告するようにした。
      *金属、硝子、寄生虫及びその卵、動物死体など
○ 食品安全管理の認証基準(HACCP)教育訓練機関及び衛生教育機関の指定及び指定取消基準に、指定手続き、遵守事項などを新設した。
(以下略)
<添付>畜産物衛生管理法施行令及び施行規則の一部改正案の主要内容

[MFDS] [報道参考資料]2018年輸入食品の動向発表 
輸入検査課 2019-01-31
http://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=43242
食品医薬品安全処長類栄進)は、‘18年に輸入食品が暫定的に166ヶ国から約274億ドル*、1,855万トンが輸入されたと発表した。
※約30兆2千億ウォン(年平均為替レート$=1,101.47ウォン)
○ ‘17年比輸入金額は、9.7%p(’17年249億ドル)、重量は1.4%(’17年1,829万トン)増加した、
○ 農‧林産物及び加工食品の輸入増加傾向が停滞した一方、畜産物と健康機能食品、そして高価な食品調理用器具(家電)の輸入増加傾向が高く‘17年に比べて輸入金額が大きく増加した。
□ ‘18年度は166ヶ国から輸入され、国別の輸入金額と重量を分析してみると、すべてアメリカが一番多かった。
○ 輸入金額は、アメリカが64億3、239万ドルで最も高く、中国(47億7、342万ドル)、オーストラリア(24億142万ドル)、ベトナム(13億4、119万ドル)、ロシア(9億8、054万ドル)の順で、これら5ヶ国の輸入金額が全体の輸入金額の58.1%を占めた。
○ 輸入重量では、アメリカが467万トンで最も多く、オーストラリア(311万トン)、中国(305万トン)、ロシア(106万トン)、タイ(77万トン)の順で、これら5ヶ国の輸入量が全体輸入量の68.3%を占めた。
参照でアメリカからは小麦、トウモロコシ、大豆が、オーストラリアからは精製加工用原料*、小麦、牛肉が、中国からは白菜キムチ、精製塩、唐辛子が多く輸入された。
    ※ 酒精や油(食用油脂)など精製、加工を経れて食品に使うことができる原料
□ ‘18年度には約1,871品目が輸入され、輸入金額では牛肉、豚肉、精製加工用原料が、輸入重量では精製加工用原料、小麦、トウモロコシが一番多く輸入された。
○ 重量順に多く輸入された品目は以下のとおり。
(農‧林産物)401品目が輸入されて、小麦、トウモロコシ、大豆、バナナ、米
  (畜産物)83品目が輸入されて、豚肉、牛肉、鶏肉、ナチュラルチーズ、混合粉ミルク
   (水産物)305品目が輸入されて、冷凍明太、冷凍イカ、冷凍海老、冷凍サバ
   (加工食品)232品目が輸入されて、精製加工用原料、ビール、白菜キムチ、果菜加工品、精製塩順
  (健康機能食品)230品目が輸入されて、ビタミン/ミネラル、EPA及びDHA含有油脂、タンパク質、個別認定型製品、カルシウム
  (食品添加物)518品目が輸入されて、酢酸澱粉、L-グルタミン酸ナトリウム、混合製剤、クエン酸、リン酸
(器具容器包装)102品目が輸入されて、紙、ステンレス、陶磁器、無着色ガラス、ポリプロピレン

□ ’18年度輸入食品不適合割合は0.2%(728,119件中1,483で不適合)で、‘17年(不適合率0.19%)比べ0.01%p増加した。
    ※ ‘17年輸入申告672,273件、不適合1,279件
○ 全体輸入国166ヶ国のうち66ヶ国、1,871品目のうち285品目が不適合判定され、国別では、中国が382件(不適合率0.20%)で最も多く、アメリカ(174件、0.17%)、ベトナム(151件、0.50%)、タイ(111件、0.33%)、イタリア(75件、0.25%)の順だった。
品目別では、その他の加工品が72件で最も多く、果菜加工品(69件)、ソース類(56件)、ステンレス器具(52件)、お菓子(45件)の順。
○ 不適合の理由では、基準及び規格(含量、酸価など)違反が最も多く、食品添加物の使用基準(保存料、色素など)違反、微生物(細菌数、大腸菌群など)の基準の違反順だった。
   ※検査の結果不適合判定された製品は、輸出国に返送されたり、他の国への搬出または廃棄措置
□ 食薬処は‘19年度に不適合実績がある海外の製造業所に対する現地実態調査の拡大のため、懸念食品の輸入申告保留、危害情報などによる安全性を証明するようにする検査命令制の拡大などを通じてリスクベースの輸入食品管理に転換し、
○輸入前(全)過程の情報を連携するインテリジェントな輸入食品統合システムの構築を通じて、効果的な輸入食品の安全管理を実施して、国民の食卓に責任を持つ信頼できる輸入食品安全管理のために最善を尽くす。
<添付> 1. 2018年度輸入食品検査の現況
<添付> 2. 輸入食品など検査手順

[MFDS]健康なお正月のための食品・医薬品安全情報提供(食品編)

食品安全管理課 2019-01-31
http://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=43240
①食品編: 正しい食品購入・調理・保管・摂取方法など
食品医薬品安全処長は、正月を迎えて、国民が安全で健康に過ごすことができるように、食品の正しい購入・摂取・使用要領など安全情報を提供する。
○ 健康な正月のための食品安全情報主要内容は、▲法事用品購入要領▲食材保管及び準備要領▲祝日の食品料理・摂取・保管要領▲祝日の食品を健康に楽しむ方法▲帰省‧帰京の途食中毒予防要領▲プレゼント用健康機能食品の購買要領及び摂取注意事項など。
<法事用品購入要領>
○ 正月祝祭日料理の準備のための買い物は、小麦粉、食用油のような冷蔵が必要ない食品を最初に、果物・野菜、ハム・かまぼこなど冷蔵‧冷凍食品、肉類、魚介類の順にすることをおすすめする。
大型ディスカウント店やデパートなどで買い物する時間は平均80分程度(1回の平均)でカートに入れた食品が常温で長時間放置された場合、細菌増殖の恐れがあるので、腐りやすい魚介類と冷蔵・冷凍食品は最後に購入するように。
○ 農産物は無傷で新鮮なのを選択して、洗浄・切断など前処理がされた果物・野菜は冷蔵製品で購入することを勧める。
   水産物は身に弾力があって、目が鮮やかで鱗がついた新鮮なものを購入。
○ 加工食品を購入する時は、流通期限・表示事項をよく確認して、必要な量だけ購入。
   酒類は賞味期限がないが、濁酒と薬酒は賞味期限を表示するようにしており、法事用‧プレゼント用で購入する時は賞味期限を確認する必要がある。
○ 買い物が終わったら加工食品、果物・野菜類と肉類・水産物は、それぞれ区分して入れて、冷凍食品は溶けないように運び冷凍庫に保管。
<食材の保管及び準備要領>
○ 購入した祝日の食品材料はすぐ冷蔵庫や冷凍庫に入れて保管し、卵は調理せずに摂取する野菜と直接触れないように保管に注意。
   冷凍保管肉類・魚介類など長期間保存する食品は、冷凍庫内側の奥深く入れて、冷蔵室扉側の方は温度変化が大きいので、すぐに食べるものだけ保管する。
冷蔵庫適正温度を維持するためには、▲全体容量の70%以下に▲しばしば扉を開けない▲熱いものは冷やしてから保管するなど。
○ 冷凍状態で活動を止めた細菌は、誤った解凍過程で再び増殖するので、冷凍肉類、魚などを解凍するのに注意が必要。
○ 鶏などの家禽類、水産物、肉類などを洗浄する時には、周辺に生でそのまま摂取する野菜、果物などに水が飛ばないように注意する必要がある。
   包丁・まな板による交差汚染を防止するために、調理していない食品と調理した食品を区分して使う。
<祝祭日の食べ物料理・摂取・保管要領>
○ 祝日の食べ物を作る前、石鹸など手洗浄剤を使って、30秒以上手を洗うようにします。
   特に、卵や生肉を触った手で、生で食べる野菜などを触ると、食中毒菌が付着することが(交差汚染)あるので、必ず石鹸などで手を洗う。
○ 食品を調理するときは衛生手袋を着用し、加熱料理するときには、食品の内部まで十分に。
   ミートボールなど粉砕肉を調理する時は、必ず中まで完全に加熱しなければならず、ハム・ソーセージなど肉加工品も中心温度75℃で1分以上加熱調理する必要がある。
○ 調理済みの食品を保管する時には、温かい食品は60℃以上に、冷たく食べる食品は急速に冷やして5℃以下で保管。
   祝日の食品は、多くの量をあらかじめ調理して保管する場合が多いので、2時間以内に冷やしてカバーをして冷蔵庫に保管。
   ベランダに調理済の食品を保管すると、日中は日光によって温度が上がって細菌が増殖する可能性があるため注意が必要です。
○ 調理された食品は、常温に放置せず、できるだけ2時間以内に食べ、常温で2時間以上放置された食べ物は、必ず再加熱した後摂取。
<祝日の食品を健康に楽しむ方法>
○ 餅、揚げ物、祝日の食品は、普段食べる食べ物に比べてカロリーも高く、ナトリウム、糖度も多く、カロリーとナトリウム、糖を減らした健康な調理法をお勧めします。
○ ナムル類は油で炒めるより茹でた後、食べる直前に薬味で和える。
   油で炒める前、暖めるときに電子レンジを使えば、油を少なくすることができる。
○ 調味料を使う煮込みより焼き中心に調理し、スープ料理は昆布、煮干しなどでとった濃厚なスープを基本的に使用して、沸騰している調理途中ではなく、上げる直前に味見することが、薄味で調理する方法。
   プルコギなどに使う調味料は、砂糖の代わりにパイナップル、梨、キウイのような果物を使えば、糖度を減らして増量効果を得られる。
○ 食品を食べる時には、個人の皿を利用して少なめに食べるのが食べ過ぎを減らす方法であり、スープより具を中心に、食べる前は醤油を使わず食べることがナトリウムの摂取を減らすのに役に立つ。
    喉が渇いた時は、飲み物よりは水を飲む。
○ 祝日の食品は、油で揚げ炒めるなどの高熱量、高脂肪食が多く、普段の食事量を考えてカロリーを少なくするように、カロリーを計算して食事量を調節することが必要。
  祝日の食品栄養情報は食品安全情報ポータル食品安全国(www.foodsafetykorea.go.kr)栄養成分データベースで確認できる。
<帰省中・帰京中の食中毒予防要領>
○ 帰省中‧帰京中には▲調理された食品は、車のトランクなどに冷たい温度が維持されるように保管・運搬▲日差しがある空間に2時間以上放置しない▲食事前に手をきれいに洗うかウェットティッシュで拭く▲なるべく調理後2時間以内に摂取するなどの安全上の注意を守る。
○ 特にコンビニ、休憩所などで購入した食品や飲み物はできるだけ早く食べて、残った食べ物や飲み物は、変質される恐れがあるので、車中にそのまま置かないように注意。
<健康機能食品購買要領及び摂取注意事項>
○ お正月にプレゼント用でたくさん購入する健康機能食品を、性機能改善、高血圧、糖尿、関節炎を治療する「薬」と偽って広告する場合があるので被害を受けないように注意。
健康機能食品は、栄養成分を補ったり、人体の機能の改善に役立つ食品で、医薬品のような疾病治療及び予防に効能‧効果があるという内容は虚偽・誇大広告。
○ 健康機能食品を購入する時は、健康機能食品の認証図案(マーク)とハングル表示事項を必ず確認。
  インターネット、新聞、健康プログラムなどを通じて、健康に良いと言われて販売されている「健康食品」は、機能性が立証されない一般的な食品であり「健康機能食品」というフレーズと図案(マーク)がない。
  また、健康機能食品は、安全性と機能性が確保される一日摂取量、摂取方法及び摂取時の注意事項が決まっているので、必要以上にさまざまな健康機能食品を一度に取らないように注意。
○ 病気で治療を受けたり、薬を服用する場合には、医者と相談するのが望ましいが、食品安全国ホームページで医薬品と一緒に摂取する時、注意が必要な原料に対する情報を確認することができる。
○ 健康機能食品を取って異常事例が発生する場合1577-2488または食品安全国(www.foodsafetykorea.go.kr)‘健康機能食品異常事例申告センター’を利用して申告してください。
<添付> 1. 食品安全買い物60分
      2. 冷蔵庫の位置別の食品保管要領
      3. 祝祭日の食品栄養情報
      4. 衛生点検結果
      5. 回収・検査の現況

[FAO]我々の食品と農業に必須の生物多様性が日に日に消失している
The biodiversity that is crucial for our food and agriculture is disappearing by the day
22 February 2019
http://www.fao.org/news/story/en/item/1180463/icode/
この種のものとしては初めて、FAOが「食と農業のための世界の生物多様性の状況」報告書を発表した
主な原因は土地と水の使用と管理の変化
(でも収量の良い育てやすい農畜産物を使うな、とは言えないよね?途上国にいつまでもそのままでいろと要求するのはエゴでしかない)

[ProMED]アルコール中毒-インド(第2報):(アッサム)致死
Alcohol poisoning - India (02): (AS) fatal
2019-02-24
http://www.promedmail.org/post/6334353
[1]Date: Sat 23 Feb 2019 Source: RTHK [edited]
2019年2月23日土曜日に、有毒リキュールを飲んで北東インドで69人が死亡、少なくとも他に200人が入院したと当局が言う。このアッサム州での死亡はウッタラプラデシでの約100人の死亡から2週間以内でおこった。
インドでは毎年主に貧しい人々数百人が汚染酒で死亡していて約40%が密造酒。
[2]Date: Sun 24 Feb 2019 Source: Reuters [edited]
インドの北東部の州で有毒酒を飲んで少なくとも150人が死亡した、今月2件目である。

[ProMED]原因不明の中毒-フランス:チューインガム疑い、RFI
Undiagnosed poisoning - France: chewing gum susp., RFI
2019-02-23
http://www.promedmail.org/post/6331709
Date: Wed 20 Feb 2019 Source: Mosaiquefm.net [in French, trans. Corr SB, edited]
スーサのEzzahra市の学校で食中毒11例が報告されている。学生が大学の売店でチューインガムを購入しそれが中毒原因と疑われている。13-14才の学生が嘔吐と腹痛。血液とガムを検査中

-原因不明の中毒-フランス:チューインガム疑い、RFI、訂正、チュニジア
Undiagnosed poisoning - France: chewing gum susp., RFI, correction, Tunisia
2019-02-23
http://www.promedmail.org/post/6333026
フランスではなくチュニジア

[ProMED]大麻中毒-米国:(コネチカット)犬
Marijuana poisoning - USA: (CT) dog
2019-02-22
http://www.promedmail.org/post/6331711
Date: Tue 19 Feb 2019 Source: NBC Connecticut [edited]
大麻を飲み込んだ疑いで動物病院に来た犬を2頭見た獣医師が警告
コネチカットで医療用大麻が合法化されてから大麻が身近になり問題が増えた
(飼い主が知らないうちに何か食べて、気がつかれないまま重症になる例もあるだろうし飼い主が獣医師に大麻の使用を話したくない場合もあるだろう、獣医師は大麻中毒の症状を周知すべしとのこと)

[IARC]IARCモノグラフ119巻:齧歯類の尿路に腫瘍をつくる化合物
IARC Monographs Volume 119: Some Chemicals That Cause Tumours of the Urinary Tract in Rodents
21 February 2019
https://www.iarc.fr/news-events/iarc-monographs-volume-119-some-chemicals-that-cause-tumours-of-the-urinary-tract-in-rodents/
オンライン発刊
メラミンmelamine
1-tertブトキシプロパン-2-オール 1-tertbutoxypropan-2-ol,
β-ミルセンβ-myrcene,
フルフリルアルコールfurfuryl alcohol,
ピリジンpyridine,
テトラヒドロフランtetrahydrofuran
塩化ビニリデンvinylidene chloride

[IARC]IARC科学評議会次期座長のChristine FriedenreichとのQ&A
Q&A with Dr Christine Friedenreich, incoming chairperson of the IARC Scientific Council
22 February 2019
https://www.iarc.fr/news-events/qa-with-dr-christine-friedenreich-incoming-chairperson-of-the-iarc-scientific-council/

[Defra]イギリスのEU離脱後の食品表示の変更
Food labelling changes after Brexit
Last updated 25 February 2019
https://www.gov.uk/guidance/food-labelling-changes-after-brexit
企業向けガイダンス
英国が合意無しにEUを離脱した場合の事業者向けの助言
(英国政府機関ここしばらくこれ関係の発表がたくさん。間違った情報をもとに投票した人たちがたくさんいただろうけれど、ダメージは大きい)

[RIVM]化学物質によるヒト健康への新興リスクについてのWHO化学物質リスク評価ワークショップ
WHO Chemical Risk Assessment Workshop on new and emerging risks to human health from chemicals
02/21/2019
https://www.rivm.nl/en/news/who-chemical-risk-assessment-workshop-on-new-and-emerging-risks-to-human-health-from-chemicals
RIVMは2019年2月20-21日、化学物質による新興リスクについての国際ワークショップを主催した。このWHOワークショップにはWHO化学物質リスク評価ネットワークの60人が参加した

[CDC]CDC/ATSDRは米軍基地近傍地域のPFAS暴露を評価する
CDC/ATSDR to Assess PFAS Exposure in Communities Near U.S. Military Bases
Thursday, February 21, 2019
https://www.cdc.gov/media/releases/2019/p0221-cdc-atsdr-pfas-exposure.html
CDC/ATSDRはPFASのヒト暴露評価を行う地域を同定したと発表した。これら地域は現在又は過去に米軍施設近傍だった場所で2019年から始め2020年中続き、将来の複数箇所でのPFAS暴露と健康アウトカムの関係についての健康研究の基盤となる
(地域リストあり、大体空軍)

-弾道ミサイルの脅威に関する間違った警告への公衆衛生緊急時リスクコミュニケーションとソーシャルメディアの反応-2018年1月、ハワイ
Public Health Emergency Risk Communication and Social Media Reactions to an Errant Warning of a Ballistic Missile Threat — Hawaii, January 2018
MMWR February 22, 2019 / 68(7);174–176
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/68/wr/mm6807a2.htm?s_cid=mm6807a2_w
2018年1月13日午前8:07ハワイ標準時、ハワイ緊急事態管理局(EMA)の職員が弾道ミサイル訓練で緊急警報システムで間違った警告を送った。38分後に間違いだったと警告を取り消したが、この間のソーシャルメディアの反応を解析した。

-フィールドからの報告:電子機器リサイクルにおける鉛とカドミウム暴露-2つの州、2015と2017年
Notes from the Field: Lead and Cadmium Exposure in Electronic Recyclers — Two States, 2015 and 2017
MMWR February 22, 2019 / 68(7);181–182
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/68/wr/mm6807a4.htm?s_cid=mm6807a4_w
リサイクル工場の従業員の血液や空気、工場内拭き取りなどで暴露評価を行った。血中鉛濃度がCDCの参照レベル以上だったのは一工場の従業員のみでカドミウムはどちらも5 μg/L以下だった

[FTC]FTCはピッツバーグ地域でNutriMost究極脂肪消失システムを購入した消費者に195万ドルを返金
FTC Returns $1.95 Million to Consumers Who Bought NutriMost Ultimate Fat Loss System in the Pittsburgh Area
February 25, 2019
https://www.ftc.gov/news-events/press-releases/2019/02/ftc-returns-195-million-consumers-who-bought-nutrimost-ultimate
FTCは総額195万ドルの3483の小切手を郵送中

[FTC]FTCは静注療法製品の根拠のない健康強調表示をした企業とオーナーに最終同意命令を認可
FTC Approves Final Consent Order against Company and Owner Who Allegedly Made Unsupported Health Claims for Intravenously Injected Therapy Products
February 21, 2019
https://www.ftc.gov/news-events/press-releases/2019/02/ftc-approves-final-consent-order-against-company-owner-who
iVカクテルの販売業者A & O Enterprises社に対して科学的根拠のない宣伝を禁止する命令

[Codex]専門家がマレーシアで油脂について議論するために会合
Experts meet to discuss fats and oils in Malaysia
25/02/2019
http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/news-and-events/news-details/en/c/1181737/
パーム油をコーデックス植物油基準に含めるかどうか、オリーブ油とオリーブかす油の基準案、クルミ油、アーモンド油、ヘーゼルナッツ油、ピスタチオ油、亜麻仁油、アボカド油、一部の油脂基準における食品添加物の調整、などが議題になる。
またコーデックス油脂部会の活動を記述した「一滴の油、一トンの価値A drop of oil, a tonne of value」も発行http://www.fao.org/3/ca3361en/CA3361EN.pdf

論文
-食物アレルギーが疑われる赤ちゃんは有意に長く母乳を与えられている
Newborns with suspected food allergies breastfed significantly longer
25-Feb-2019
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-02/cnhs-nws021519.php
American Academy of Allergy, Asthma & Immunology 2019の学会発表。食物アレルギーの兆候のない子どもの母乳を与えた期間は32週なのに対して食品に反応する乳児の母乳を与えた期間は平均40.2週あるいは45.8週
母親が子どものアレルギーを心配すると食品の導入が遅れる傾向がありそれがアレルギーにとって逆効果になる可能性
(メディアに取り上げられている。)

-子どものマルチビタミン製品で推奨されるビタミンD量を供給するものはほとんどない
Few kids' multivitamin products supply recommended daily vitamin D dose
25-Feb-2019
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-02/b-fkm022119.php
Archives of Disease in Childhoodに発表された英国で市販されている91製品を調べた結果。英国では冬の間にビタミンD不足が多いため一日400IU(10 microg)が推奨されている。そこで12才以下向けのマルチビタミン製品67とビタミンDあるいは骨の健康用製品24について調査した。その結果多くは推奨量を提供しなかった。もしマルチビタミン製品でビタミンDを推奨量摂ろうとすると他の成分の過剰摂取による毒性のリスクが高くなる可能性もある
(適当な製品設計してるもの)

-母親の化学物質のカクテルにより胎児の成長が阻害された
Fetal growth inhibited by cocktail of chemicals in the mother
25-Feb-2019
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-02/au-fgi022519.php
初めて、研究者らが母親の過フッ素化物質の組み合わせで子どもの成長が有意に阻害されることを示した
Environmental Health Perspectivesに発表された702人のデンマークの妊娠女性の横断研究
(タイトルは言い過ぎだし研究の中身書いてない、煽り文句だらけのプレスリリース。もちろん論文のタイトルでは関連があったとしか言っていない。
Associations of Fetal Growth Outcomes with Measures of the Combined Xenoestrogenic Activity of Maternal Serum Perfluorinated Alkyl Acids in Danish Pregnant Women
https://ehp.niehs.nih.gov/doi/full/10.1289/EHP1884?url_ver=Z39.88-2003&rfr_id=ori:rid:crossref.org&rfr_dat=cr_pub%3dpubmed
混合物の培養細胞でのエストロゲン受容体活性化試験などをやっていて何がどう混合されているからどうだと言っているのかわからない、やたらたくさん検定している。数十グラムの体重差を観察したと言っている。欧州人の赤ちゃんって大きいよね、平均で3460g。)

-ダイエタリーサプリメント規制:FDAの苦い薬
Dietary supplement regulation: FDA's bitter pill
The Lancet Editorial|Volume 393, ISSUE 10173, P718, February 23, 2019
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(19)30406-4/fulltext
過去10年でダイエタリーサプリメントの使用は劇的に増加した、最も迅速に拡大したのはアジア太平洋であるが欧州や北米でも相当増加した。アメリカ人の少なくとも3/4は定期的にダイエタリーサプリメントを使用していて最もよく使われているのはマルチビタミンであると報告されている。そのことは甚だしく儲かる産業を意味し、米国だけでも400億ドル市場と推定されている。
劇的な市場の成長と市販商品の対象拡大を指摘してFDA長官Scott Gottliebは2019年2月11日に文書で声明を発表しダイエタリーサプリメント規制を近代化すると発表した。特に25年前に発効したDSHEAの規制監視強化である。DSHEAはダイエタリーサプリメントの定義や表示などを定めている。しかしGottliebの提案した更新は見直しというより既存の規制の執行強化である。FDAは警告文書を増やし官民協力を行う。
サプリメントの増殖は監視強化の必要性を強調する。しかしDHSEA規制を劇的に変えるためには超党派の議会の支持が必要である。そしてそれはできそうにない、なぜならDSHEAは何の利益もなくリスク評価もされていない製品を業者が売るための手段であるから。FDAの発表はFDAがさらに企業に親和的な立場になったと懐疑的に解釈することもできる

その他
-ビールとワインにグリホサート
Glyphosate pesticide in beer and wine
CALPIRG(カリフォルニアのNPO)
https://calpirg.org/feature/cap/glyphosate-pesticide-beer-and-wine
20検体中19検体からグリホサートを検出した。最も高濃度だったのはワインの51ppb
(分析法も怪しいけれどエタノールのほうが遥かに有害なのに、本気で言っているのだろうか?)

-あなたがGoopで何を読もうと、セロリジュースが魔法のように効くことはないだろう
Celery juice will not work miracles, no matter what you read on Goop
By Carrie Dennett February 25
https://www.washingtonpost.com/lifestyle/wellness/celery-juice-will-not-work-miracles-no-matter-what-you-read-on-goop/2019/02/22/a4ddac18-348f-11e9-af5b-b51b7ff322e9_story.html?utm_term=.988581008e8d
セロリが食のセレブの地位を得た。その誇大宣伝の背景は?
Gwyneth PaltrowのウェブサイトであるGoopにAnthony Williamが書いていることはほとんど根拠がない

-はしかの症例が急増し反ワクチン派がバックラッシュに直面
Anti-vaxxers face backlash as measles cases surge
By  Lena H. Sun  February 25
https://www.washingtonpost.com/national/health-science/anti-vaxxers-face-backlash-as-measles-cases-surge/2019/02/25/e2e986c6-391c-11e9-a06c-3ec8ed509d15_story.html?utm_term=.32defcaafeff

-ヨーグルト国際化
Yogurts Go International
by Erica Ilton, RDN, CDN 
http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/food/article/yogurts-go-international
かつてスーパーマーケットでヨーグルトを買うことはとてもつまらないものだったことを想像するのは難しいかもしれない:この発酵乳製品を1940年代に米国に導入したのはダノンで、製品はそれしかなく主な「風味」は「プレーン」だった。1977年に有名な「100才以上のグルジア人」CMのおかげで-それは根拠がないにも関わらずソビエトグルジア人の長寿はヨーグルトのおかげと言い、それがアメリカでのヨーグルトの人気を高めた。
ギリシャスタイルのヨーグルトが溢れるにはさらに20年ほどかかったが近年売り上げは急増している。実際2015年時点で、米国で新しく導入されるヨーグルトの半分以上はギリシャスタイルで、2010年の12%から増加した。そして今やギリシャヨーグルトはアイスランドやオーストラリア、フランスなどからの興味深いフレーバー-イチゴルバーブ、コケモモ、ブラックベリー青唐辛子、洋梨カルダモンなどの製品との国際競争に直面している。
(各種ヨーグルトの説明略)
基本:産地がどこだろうと全てのヨーグルトには重要な栄養がある。しかし保存料を使っていない、香料やGMOやrBST不使用、あるいはオーガニックなどと宣伝している高価な製品だからという理由で、安価なヨーグルトより健康的だということはない。添加された砂糖が少ないと宣伝しているものですらまだ砂糖は多い。表示をチェックして砂糖の少ないものを選ぼう。製品同士を比較する場合には一回分の量に注意-3.5オンスから8オンスまでいろいろある。

-法とワクチンへの抵抗
The law and vaccine resistance
Dorit Rubinstein Reiss
Science  22 Feb 2019:Vol. 363, Issue 6429, pp. 795
先週CDCがはしかの症例が100を超えたと発表した。米国では2000年にはしかはワクチンの成功で「排除eliminated」とみなされていた。しかしワクチンへの抵抗に伴って再興した。それでも米国でのアウトブレイクは欧州より小さい。米国の政策が高い予防接種カバー率を維持している。しかし一部接種率の低いホットスポットがある。州は公衆衛生のため法を使うことを躊躇うべきではない
(エディトリアル)

-遺伝子編集動物作成者は米国市場以外を探る
Natureニュース
Gene-edited animal creators look beyond US market
Heidi Ledford
20 February 2019 Update 21 February 2019
https://www.nature.com/articles/d41586-019-00600-4
規制の混乱と資金の欠乏に疲れ、米国の研究者らは遺伝子編集家畜を外国に持ち出している
生殖生物学者Charles Longはテキサスからブラジルサンパウロに旅する予定である、遺伝子編集ウシの協力研究者を求めて。彼はテキサスを離れるのは気が引けるが、20年も米国政府からの研究費獲得に苦闘してきてもうやるべきことはやったという。もう諦めた。
2017年にFDAが遺伝子編集動物を動物用医薬品として規制する案を発表し、FDAが認可したたった一つの動物である遺伝子組換えサーモンは決定に何十年もかかった。2015年についに認可されたがその2か月後には議会が表示基準を要求して販売を阻止した。そしてFDAはいまだに基準を発表せず、遺伝子編集家畜の規制ガイドラインの最終化もされていない。研究者はもう待てない。
(いろいろ略)