[ProMED]神経剤中毒-英国:(イングランド)ノビチョク、除染
Nerve agent poisoning - UK: (England) Novichok, decontaminated
2019-03-09
http://www.promedmail.org/post/6357979
Date: Fri 1 Mar 2019 Source: BBC [edited]
SalisburyはSergei Skripalの中毒後約1年経って神経剤ノビチョクが無くなったと宣言した。2019年3月1日に、元ロシアスパイの家とその他の汚染可能性のある11ヶ所が安全だとされた。化学、生物学、放射線を含む特別に訓練された軍の600-800人が合計13000時間を費やしてクリーンアップを行った
[ASA]ASA裁定
ASA Ruling on Kellogg Marketing and Sales Company (UK) Ltd
06 March 2019
https://www.asa.org.uk/rulings/kellogg-marketing-and-sales-company--uk--ltd-a18-450747.html
ケロッグのスペシャルKシリアルのテレビCMについての苦情。「スペシャルKシリアル一食分は妊娠中の母親組織の成長に寄与する葉酸を含む」という主張は栄養健康強調表示の認可リストと条件に合致しない
[USDA]FSISは消費者の苦情に対応するための企業向けガイドを発行
FSIS Issues Guidance to Industry for Responding to Customer Complaints
WASHINGTON, March 8, 2019
USDAのFSISは本日、肉や家禽製品の異物混入や不正商標表示などに関連する消費者苦情への対応に役立つガイドラインを発表した。FSISのCarmen Rottenberg行政官は「企業には肉や家禽に異物が入っていたという消費者の苦情には、求められているとおりに異物混入と判断したら24時間以内にFSISに通知するよう再確認する」
ガイドライン
FSIS Guideline for Industry Response to Customer Complaints
2019
[USDA]栄養と味をバランス良く:USDAの柔軟性は学校給食を改善する
Balancing Nutrition and Taste: USDA Flexibilities Improve School Meal Service
Mar 08, 2019
12月に学校給食柔軟性についての最終規則を発表し、USDAは学校の管理権限をより大きくした。先月の第95回農業展望フォーラムで学校食品産業の専門家が経験をシェアした。
柔軟性のおかげで全粒穀物でないトルティーヤやパスタ、ピザ、白米などを提供することが可能になり生徒達が喜んで食べている
(オバマ夫人主導で厳しい基準を導入していた結果美味しくなくなったとして#ThanksMichelleObamaのタグで給食の写真をアップするのが流行した。全粒穀物・低脂肪乳・塩の基準が特に厳しくそれを緩和するという話。それでも全脂肪乳は使えないし日本の給食よりナトリウム制限は厳しい)
[FDA]安全なバイオテクノロジーの進歩への継続した努力と、遺伝子組換えサーモンの輸入警告失活についてのScott Gottlieb FDA長官の声明
Statement from FDA Commissioner Scott Gottlieb, M.D., on continued efforts to advance safe biotechnology innovations, and the deactivation of an import alert on genetically engineered salmon
March 8, 2019
https://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm632952.htm
本日GEサーモンが米国に入ることを阻止していた2016年の輸入警告を無効にした。
FDAはAquAdvantageサーモンを包括的科学的解析の結果認可していたが、2016年に議会がFDAに表示に関する最終ガイドラインを発表するまでGEサーモンを含む食品が販売されることを認めないよう指示した。そこでFDAは輸入警告を出していた。USDAが管轄する生命工学食品開示基準が発表され2018年後半に発効したことから輸入警告は失活する。今やAquAdvantageサーモンの卵を輸入して食用に育てることができる。
[NASEM]はしかのアウトブレイクをふまえ、科学アカデミー、工学アカデミー、医学アカデミーの会長がワクチンの安全性について事実を強調する
NAS, NAE, and NAM Presidents Highlight Facts on Vaccine Safety in Light of Measles Outbreaks
現在の米国やその他の国でのはしかのアウトブレイクはワクチンの安全性に関する間違った情報によって悪化している。そのような間違った情報へのカウンターとして、我々はGoogleとの協力で同定したワクチンの安全性やその他の良く聞かれる健康・科学上の質問について明確で簡潔で根拠に基づいた答えを提供するウェブサイトを作った。
-ワクチンは安全
Vaccines are safe
http://sites.nationalacademies.org/BasedOnScience/vaccines-are-safe/
(ソーシャルメディアでシェアされることを強く意識したつくり
英語でvaccine safetyでgoogle検索するとCDCやWHOのサイトがずらっと並ぶ。日本語だと公的機関のその手のサイトがあまりない。というか安全性関連情報を検索すると副作用の事例がたくさんひっかかるのは一般の人にとってあまり親切ではない)
[EU]食品廃棄
Food Waste
https://ec.europa.eu/food/safety/food_waste_en
食品廃棄を測定する方法論の確立について意見募集
Establishment of a methodology of measurement of food waste
https://ec.europa.eu/info/law/better-regulation/initiatives/ares-2018-705329_en
意見募集期間07 March 2019 - 04 April 2019
論文
-内分泌学会はパーソナルケア製品中化学物質規制の再活性化努力を称賛する
Endocrine Society commends reinvigorated effort to regulate chemicals in personal care products
8-Mar-2019
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-03/tes-es030819.php
Dianne Feinstein とSusan Collins米国上院議員が共同でパーソナルケア製品安全法案を再提案したことを内分泌学会は称賛する。この法案は化粧品やその他のパーソナルケア用品からの有害な内分泌撹乱物質暴露から消費者を守るためのものである。
(フタル酸、パラベン、トリクロサンを挙げているけれどプラセンタとかのほうが遥かに活性強くないか?)
-何才で65才だと感じる?
At what age do you feel 65?
8-Mar-2019
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-03/ifhm-awa030819.php
新しい研究が人々の加齢の大きな違いを明らかにした;米国はイラン(53位)とアンチグアバーブーダ(55位)の間の54番目
The Lancet Public Healthに発表された新しい研究は、世界の平均的65才を参照にして、同じような疾病負担が生じる各国の年齢を推定した。日本の76才(1位)とパプアニューギニア(195位)の46才は同じレベルの健康問題を抱えている。2位はスイス、3位はフランス、4位シンガポールでここまで76才以上。
-前立腺がん過剰診断の問題
The problem with prostate cancer overdiagnosis
By Lucy Stone March 11, 2019
オーストラリアでは基本的検診で検出された前立腺がんの40%以上が過剰診断で、必要のない治療につながる可能性がある。New Bond大学による研究がBMJ Openに発表された
(以下ちゃんと説明してある。メディアが過剰診断を頻繁にとりあげるようになっている)
その他
-Edmonton Domtarサイトでの土壌検査でヒト健康ハザード確認
Soil tests confirm hazards to human health at former Edmonton Domtar site: province
March 7, 2019 By Emily Mertz
https://globalnews.ca/news/5032074/soil-tests-health-hazards-edmonton-wood-domtar-site/
エドモントン北西部のDomtar木材処理工場があった土壌でガイドライン値を超えるダイオキシンとフラン類が検出された。
アルバータ州公式サイト
Contaminant management – Domtar
https://www.alberta.ca/contaminant-management-domtar.aspx?utm_source=redirector
健康リスク評価あり
(かつて木材の腐敗防止処理などに複数の化合物が使われた)
-科学者が英国の肥満の流行を「働く母親」のせいにしたことで怒り
Outrage as scientists blame ‘working mums’ for UK obesity epidemic
Lucy MiddletonSunday 10 Mar 2019
科学者が、母親が雇用されていると家にいる場合より子どもの体重が重いことを発見した。いっぽう父親の雇用は子どもの体重に意味のある影響はなかった。このUniversity College London の研究はフルタイムでシングルマザーだと食生活が貧しい傾向があるという。この研究がオンラインで「馬鹿馬鹿しい」「母親をはずかしめるものだ」と手厳しく批判されている
メモ
-ベビーフード協議会自主規格第Ⅴ版(一部抜粋)
平成29年1月日本ベビーフード協議会
http://www.baby-food.jp/standard/pdf/foodkaku5.pdf
遺伝子組換えと放射線照射と添加物ははちみつ並らしい
-山田正彦元農林水産相の
ttps://ameblo.jp/yamada-masahiko/entry-12445229619.html
https://iwj.co.jp/wj/open/archives/443942
「デトックス・プロジェクト・ジャパン」の件
デトックス・プロジェクトというのがあって
創設者Henry Rowlands
この人かな
Henry Rowlands: Edits Sustainable Pulse, GMO Seralini and slew of anti-GMO propaganda sites
https://geneticliteracyproject.org/glp-facts/henry-rowlands/
Brett Hawes ホリスティック栄養だの虹彩学だのアーユルベーダだのの「専門家」。
自分のサイトで各種検査キットとサプリメントを売っている
デトックスプロジェクトは「不安を煽る→検査を売る→商品を売る」という商売
検査 数百ドル
謎の検査紙
https://detoxproject.org/testing/glyphosate-test-home-food/
毛髪検査
https://detoxproject.org/wp-content/uploads/2017/10/2017_ME-KIT-CHEVEUX-DETOX-PROJECT_EN-1.pdf
企業向けに
製品のグリホサートフリーを認証するから1472ドル払え
https://detoxproject.org/certification/glyphosate-residue-free/
デトックス製品を認証するから数万ドル払え
消費者にはデトックスプログラムを売る予定らしい(まだ)
以前ワクチンにグリホサートが検出された(ELISAで)と騒いだ時にも関係していたらしい
https://geneticliteracyproject.org/2016/09/20/glyphosate-herbicide-vaccines-frightened-parents-know/