2019-05-28

[FDA]抗菌石鹸?必要ない、普通の石鹸と水を使用しよう

Antibacterial Soap? You Can Skip It, Use Plain Soap and Water

05/16/2019

https://www.fda.gov/consumers/consumer-updates/antibacterial-soap-you-can-skip-it-use-plain-soap-and-water

 FDAによると、市販(OTC)の抗菌石鹸は、普通の石鹸と水で洗うよりも病気の予防に優れていることを示す十分な科学的根拠はない。さらに、長期間にわたってこれらの製品を幅広く使用すると、健康に悪影響を及ぼすかもしれないとの疑問が生まれている。

 2013年にFDAは製業者、消費者、およびその他の関係者に対し、抗菌成分を含む抗菌製品の販売を継続したい場合、安全性と有効性のデータ提出を義務付ける規則案を発表した。しかし、製造業者はこうした成分が長期間にわたって毎日使用しても安全であることも、またこれらの成分が普通の石鹸と水よりも病気や特定の感染の拡大を防ぐのに有効であることも示していない。そこでFDAは、トリクロサンやトリクロカルバンを含む抗菌有効成分の大部分を対象に、それらを含む市販の消費者向け消毒用洗剤(液体・泡・ジェルハンドソープ、固形石鹸、ボディウォッシュなど)の販売を禁止する最終規則を発行する。

FDAの非処方薬品部門のTheresa M. Michele, MDは、次のように述べている。「簡単な手洗いの習慣を守ることは、家庭や学校でさまざまな種類の感染症や病気の拡大を防ぐ最も効果的な方法の一つである。それは簡単で、しかも効果がある。」

最終規則は、水とともに使用される消費者用抗菌石鹸とボディウォッシュのみを対象としており、ハンドサニタイザーやハンドワイプ、また病院や老人ホームなどの医療現場で使用される抗菌石鹸には適用されない。

石鹸を「抗菌(antibacterial)」にするもの

抗菌石鹸(時には抗菌(antimicrobial)石鹸または消毒(antiseptic)石鹸と呼ばれる)には、普通の石鹸には見られない特定の化学物質が含まれている。抗菌と表示された多くの液体石鹸には、環境保護団体、学術団体および規制団体が懸念材料と捉えているトリクロサンが含まれる。動物実験では、トリクロサンが体内で一部のホルモン作用を変えることを示している。トリクロサンがどのようにヒトに影響を与えるのかまだ不明で、さらなる研究が必要である。

「こうした製品を、石鹸と水より自分を守ってくれると思って使うのなら、それは間違っている。またその感触を好んで使っているのなら、似たような組成でかつ不必要な化学物質を含まない製品が他にたくさんある」、とMicheleは言う。

トリクロサンと健康懸念

トリクロサンは、細菌汚染を防ぐために、衣類、台所用品、家具、おもちゃなど、多くの消費者製品に加えられてきた。そのため、人々のトリクロサンへの長期曝露は以前に考えられていたよりも高く、生涯にわたり当該成分を使用することの潜在的なリスクについて懸念を提起している。さらに、研究によってトリクロサンが細菌の抗生物質耐性の増強に寄与する可能性が高まった。いくつかのデータは、この耐性が抗生物質などによる治療の有効性に重大な影響を及ぼす可能性があることを示している。

FDAと環境保護庁(EPA)は、トリクロサンに関連する科学的および規制上の問題について密接に協力している。EPAは、農薬としてのトリクロサンの使用を規制しており、農薬に使用された場合のトリクロサンの影響の評価を更新中である。FDAは、トリクロサンがハンドソープやボディウォッシュで定期的に消費者に使用されている場合の効果に注目している。

FDAの規則について

FDAの規則は3つの化学物質(塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、およびクロロキシレノール)にはまだ適用されていない。製造業者は、これらの成分に関する新しい安全性と有効性のデータの提出を準備中である。これらの3つの成分以外の、他の19の有効成分を使用するすべての製品は製法を変える必要があり、製造業者には法令遵守までに1年の猶予期間が設定されている。

この規則はハンドサニタイザーには適用されない。FDAは最近、市販のハンドサニタイザーに関する最終規則を発表し、ハンドサニタイザーに一般的に使用されるこの3つの有効成分の見直しを継続する予定である。消費者用ハンドサニタイザーと消費者用抗菌石鹸の違いについては、消費者情報ページを参照のこと。

*Topical Antiseptic Products: Hand Sanitizers and Antibacterial Soaps

https://www.fda.gov/drugs/information-drug-class/topical-antiseptic-products-hand-sanitizers-and-antibacterial-soaps

消費者よ、普通の石鹸と水で洗おう

それでは消費者はどうするべきか?普通の石鹸と水で手を洗おう。それは今でも、病気になるのを防ぎ、細菌の拡散を防ぐための最も重要な手段の一つである。

 

[BfR]乾燥及び急速冷凍のスパイスとハーブのピロリジジンアルカロイド濃度は高過ぎる

Pyrrolizidine alkaloid levels in dried and deep-frozen spices and herbs too high

13 May 2019

https://www.bfr.bund.de/cm/349/pyrrolizidine-alkaloid-levels-in-dried-and-deep-frozen-spices-and-herbs-too-high.pdf

 ピロリジジンアルカロイド(PA)は、世界中で350種以上の植物に検出される天然成分で、その数は6,000以上に及ぶと考えられている。植物は捕食者から自らを保護するためにPAを産生している。PA及び類似化合物として知られる660以上のうち、1,2-不飽和PAが特に健康への有害性があり、食品や飼料中には望まれないものである。

 BfRは、食品の1,2-不飽和PA汚染を定期的に扱っている。すでにハーブティー、茶、ハチミツ、サワギク(ragwort)混入のミックスサラダ、フードサプリメントの汚染について意見を公表している。今回、新たに、乾燥及び急速冷凍のハーブとスパイスのモニタリング結果に基づく健康評価を行った。

市販の乾燥及び急速冷凍のラベージ(lovage)、オレガノ及びマジョラム、そしてルリジサ(borage)で高濃度の1,2-不飽和PAが検出された。食事でのハーブの摂取量は少ないが、短期暴露だけでなく長期暴露に寄与する可能性がある。

 BfRは、これらの品目から検出された1,2-不飽和PAの濃度に基づき、短期及び長期の摂取による健康リスクの初期評価を実施した。決定的評価はデータ不足により現時点では実行が不可能であった。そのため、本意見でのハーブ中の1,2-不飽和PA濃度による初期推定は様々なシナリオに基づき実施した。

 ヒト及び動物におけるPA誘発有害影響の第一次標的臓器は肝臓であるが、肺などの他の臓器も影響を受ける可能性がある。不飽和PAを、短期間に高用量を摂取したり、長期的に低用量を摂取すると影響が生じ得る。特に高用量を摂取した場合の典型的な症状は肝臓の中心小葉下静脈の閉塞と肝障害である。また、動物実験では遺伝毒性発がん影響も観察されている。

 非発がん影響のリスク推定には、0.1 μg PA/kg体重/日がその場しのぎとして使用された。この健康影響に基づくガイダンス値(HBGV)は動物の慢性試験から導出された。1,2-不飽和PAの一日摂取量がこの値よりも低ければ、非発がんの肝臓影響は短期・長期暴露ともに予測されない。レシピに従った、あるハーブを使った通常の食事モデルに基づく暴露シナリオでは、高濃度に汚染されたハーブを含む個人の食事の摂取によりHBGVを超過する可能性を示す。用量反応関係について利用可能な信頼できる情報がなく、深刻な(非発がんの)健康影響の発生と安全な摂取量との間の安全マージンを定義することは現在まで不可能であった。

 しかし1,2-不飽和PAの摂取に関する健康リスク評価にとって、まず注目してきたのは遺伝毒性発がん影響である。遺伝毒性発がん物質については安全な摂取量を定義することができないため、食品に含まれる1,2-不飽和PAはALARA原則に従って可能な限り少なくすべきである。特に定期的に摂取するような場合には。EUでは、遺伝毒性発がん物質へのリスク管理措置の決定に暴露マージン(MOE)の考え方を利用しており、MOEが10,000より大きい場合には公衆衛生上の懸念がほとんどないと見なされる。

 National Nutrition Study IIの摂取量データに基づき、高濃度に汚染されたハーブの摂取をもとにハーブのみを介した長期暴露を計算すると、MOEは10,000未満になる。ハーブの多量摂取者の場合、濃度が中程度(1,000 μg/kg)でも、MOEはハーブの摂取のみで明らかに10,000未満となる。

 モニタリング機関からBfRに提供されたデータによると、ルリジサで1,2-不飽和PAの平均濃度が特に高く、ラベージやオレガノ、マジョラムのサンプルでも高濃度に検出された。パセリなどの生鮮ハーブでは非常に低濃度か全く検出されなかった。

 BfRは次のことも指摘する。消費者への起こりうる健康リスクを評価するには、1,2-不飽和PAの全ての暴露源を考慮しなければならない。特に、ハーブティー、茶、ハチミツである。従って、ハーブの摂取は1,2-不飽和PAを追加で摂取することになる。さらにBfRは、全ての食品に由来するPAへの総暴露を可能な限り低くし、MOEが10,000より低くならないようにすることを推奨する。最後に、栽培、収穫、精製法などの改善を通じて、PA濃度をさらに低減する努力も継続すべきである。BfRは、PAの分析法に関する情報もホームページで説明する。

BfRリスクプロファイル

ハーブ及びスパイス中のピロリジジンアルカロイド(Opinion No. 017/2019)

  1. 影響を受ける集団:一般集団
  2. ハーブ及びスパイス中のピロリジジンアルカロイドを介した健康障害の可能性:可能性がある(possible:5段階の3番目)
  3. 重篤度:重篤度は多様
  4. 既存データの信頼性:低い(多くの重要なデータが不足又は一貫性がない)
  5. 消費者が自分でコントロール可能か:予防措置や避けることでコントロール可能

 

*分析法(ドイツ語)

Bestimmung von Pyrrolizidinalkaloiden (PA) in Pflanzenmaterial mittels SPE-LC-MS/MS

Methodenbeschreibung

BfR-PA-Tee-2.0/2014

https://www.bfr.bund.de/cm/343/bestimmung-von-pyrrolizidinalkaloiden.pdf

[ANSES]結晶シリカ暴露は労働者の健康に高いリスクとなる

Exposure to crystalline silica poses high risks for worker health

22/05/2019

https://www.anses.fr/en/content/exposure-crystalline-silica-poses-high-risks-worker-health

 

[ANSES]LEDs:ANSESはブルーライト暴露を制限するよう助言

LEDs: ANSES’s recommendations for limiting exposure to blue light

14/05/2019

https://www.anses.fr/en/content/leds-anses%E2%80%99s-recommendations-limiting-exposure-blue-light

2010年の評価を更新し、ブルーライトの網膜への毒性を確認し夜、特に子どもがスクリーンを介してブルーライトに暴露されることに関連する生物学的リズムと睡眠障害を協調した。従ってブルーライトの含量が多いLED装置の使用を特に子どもで制限し、環境を保存するため可能な限り光害を減らすよう助言する。

 

[ProMED]牛結核 英国(第2報):(スコットランド)猫、ペットフード由来

Mycobacterium bovis - UK (02): (Scotland) cat, pet food origin

2019-05-25

http://www.promedmail.org/post/6487459

Date: Fri 24 May 2019 Source: Daily Record [edited]

飼い猫にNatural Instinct社の野生鹿ペットフードを与えて病気になったので、スコットランドの家族が結核の検査を受けなければならなくなった。彼女の愛猫のぶち猫Jaxは牛結核と診断されるまで9か月具合が悪く、残念なことに3月に死亡した。Jaxより高齢の猫Charlieも感染していて現在抗生物質治療を受けている。Natural Instinct社のペットフードと結核の関連を調べているエジンバラ大学の研究者がJaxの死後解剖を行った。彼らは牛結核はヒトにも感染する可能性があるので家族にも検査すべきと助言した。全員が陰性だった。飼い主の女性は、自分が知らずに愛猫を恐ろしい感染症リスクに晒したことから他の人に警告したい。Jaxより先に死亡した別の猫Dexterも肺に水が溜まっていた。診断はされていないがこの猫もまた結核だったのではと疑っている

Natural Instinctは生肉ペットフードの高級ブランドで、野生鹿フレーバーは自主回収されている。

(嘘情報が殺したんだよ。無責任なマーケティング、根拠のない自然礼賛、反科学が。)

 

[RIVM]報告書

-ブチルパラベンのレビュー:暴露、毒性、リスク評価:特に内分泌撹乱性と累積リスク評価について

Review on butylparaben: exposure, toxicity and risk assessment : With a focus on endocrine disrupting properties and cumulative risk assessment

2019-05-24

https://www.rivm.nl/publicaties/review-on-butylparaben-exposure-toxicity-and-risk-assessment-with-focus-on-endocrine

内分泌撹乱物質とみなすべきかどうかまだ決められない

 

-屋内環境で木を燃やすことの影響

Impact of wood burning on the indoor environment

2019-05-23

https://www.rivm.nl/publicaties/gevolgen-van-houtstook-voor-binnenmilieu-verkenning-van-literatuur

住人がどのくらい煙に晒されるのか、暖炉やストーブからどのくらい屋内に煙が放出されるのかなど研究が不足していて結論がだせない

 

-電磁場の労働者の健康への長期影響の可能性についての研究-2019更新

Research into possible long term effects of electromagnetic fields on the health of workers - update 2019

2019-05-27

https://www.rivm.nl/publicaties/onderzoek-naar-mogelijke-langetermijneffecten-van-elektromagnetische-velden-op-0

要約のみ英語、2015年のレビューと結論は変わらず、電磁場が長期的に労働者の健康に悪影響するかどうかに明確な答えを出すことはできない。

関連が証明された病気はないが示唆されるものはたくさんある

 

[Codex]「確実性がなければ安全は幻想」-分析・サンプリング法部会議長Attila Nagy

"Safety is an illusion without certainty" - Attila Nagy chairs CCMAS

27/05/2019

http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/news-and-events/news-details/en/c/1195668/

ブダペストでCCMASが始まるにあたって、議長のAttila Nagyにインタビューした

過去45年の分析法の大きな変化は?

もちろん最も重要なのは技術の発展である。技術開発により食品の安全性や質をより良く理解できるようになった。測定に関しては、信頼性、品質保証そしてその監視:認証がますます重要になってきている。

測定の他には?

測定の開発に加えて、安価で迅速で簡単に答えの出る信頼できる迅速スクリーニング検査の需要が増加している

CCMASの仕事はどう消費者の健康を守る?最も重要なのは?

全ての検査室での作業は消費者の関心を守ることである。最も重要な関心はもちろん健康である。重金属やアレルゲンやビタミンなどのような食品の安全性に関する方法はたくさんある。CCMASは目的に適ったサンプリングと分析の方法を保証し、それらを使えば真の結果を得る正しい方法で正確にサンプルを測定できる

今年の議題の重要課題は?

(略)

CCMASにおけるオブザーバー団体の特別な役割は?

(略)

初めての参加者には何と?

(略)

今年初めての世界食品安全デーのスローガンは「食品安全、みんなの責任」である。CCMASからのメッセージは?

「安全は確実性がなければ幻想である。あなたは確実に測定する必要がある」

 

論文

-より多くの漁船が、より少ない魚をおいかけている、研究が発見

More fishing vessels chasing fewer fish, new study finds

27-May-2019

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-05/uot-mfv052419.php

PNASに発表された世界の漁業のデータの新しい解析によると、1950年から2015年の間に世界の漁船は170万から370万と2倍になったが、最新技術やモーターにもかかわらずエフォートに対する漁獲は1950年代の1/5。

 

-甘草茶は患者に高血圧緊急事態をおこす

Licorice tea causes hypertensive emergency in patient

27-May-2019

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-05/ji-ltc052219.php

CMAJに報告された84才男性の症例。自家製リコリスティーを飲み、血圧があがって頭痛、光過敏、胸痛、疲労、水分貯留などの症状で救急外来に。患者は高血圧の既往症がありその前の二週間自家製のリコリスティーを毎日1-2杯飲んでいた。

 

-インドの技術のある医療労働者はWHOの助言閾値に到達していない

Skilled health workforce in India does not meet WHO recommended threshold

27-May-2019

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-05/b-shw052419.php

BMJ Open。WHOの勧める1万人あたり29ではなく16しかいない

一方質の保証のない訓練や教育を受けていない伝統的助産師、信仰ヒーラー、ヘビの咬傷ヒーラー、骨接ぎなどがたくさんいることも示した。医療の専門家として働いている人の約25%は必要な資格がなく、資格のある医師の20%は現在の労働力になっていない。医師の80%以上、看護師や助産師の70%以上が民間部門で働いている

 

その他

-Impossible Foodsがグリホサートに関する主張に反応

Impossible Foods Responds to glyphosate allegation

May 27, 2019

https://www.care2.com/causes/impossible-foods-responds-to-glyphosate-allegation.html

肉を使わない選択肢としてインポッシブル・バーガーが流行しつつあるが、成分についていつも否定的な人達からの批判に直面している。

Moms Across AmericaがImpossible Foodsを標的にし、インポッシブル・バーガーから「危険な量の」グリホサートが検出されたと主張する。Impossible FoodsはMoms Across Americaの主張に対して一行一行反論する。

グリホサートが存在することを否定してはいない。オーガニックでも極微量ならどこにでも検出することは可能である。EPAの豆の残留トレランスの1000分の1以下で、USDAのオーガニック認証豆タンパク質の基準値に対しても100分の1以下である。

またインポッシブル・バーガーはアメリカで栽培されたGM大豆が健康と安全性と持続可能性の最高水準を満たすとしてこれまでの非GMO成分から変更した。Moms Across Americaはそのため標的にした。グリホサートの結果がどうであってもMoms Across AmericaはGMOを使うインポッシブル・バーガーを嫌いだろう。Impossible Foodsの反論を読めばMoms Across Americaの主張が全く正しくないことはわかる。

ではなぜMoms Across Americaは憎しみを振りまくのか?Impossible Foodsはこの団体を「反GMO、反ワクチン、反科学の原主義団体で有害な情報を振りまき、水素水や石炭抽出物などのインチキサプリメントを販売している」という。Moms Across Americaのウェブサイトを見ると確かに反ワクチンだった。

 

Impossible Foodsの反論

https://assets.ctfassets.net/hhv516v5f7sj/77NQsg1qDb6d9Hi4PBQA6y/93b2af7c3f12ce2e4050e03a6e0345e7/Unofficial_Correction_Moms_Across_America_05202019.pdf

(こういう反論の出し方ってあるんだ、という・・。

菜食 vs 反GMO の本気バトル。一枚目からインチキサプリを販売しているウェブサイトで強烈なパンチ、みたいな)

 

-食品安全センターが裁判に勝ってEPAに12のネオニコチノイドを禁止させる

Center for Food Safety wins in case to force EPA to ban 12 neonicotinoids

By Dan Flynn on May 22, 2019

https://www.foodsafetynews.com/2019/05/center-for-food-safety-wins-in-case-to-force-epa-to-ban-12-neonicotinoids/

2013年のCFSの訴えに対して2018年12月に法的に決着してEPAが12のネオニコチノイド農薬の登録キャンセルについての最終告知を官報に発表した。

Product Cancellation Order for Certain Pesticide Registrations

https://www.govinfo.gov/content/pkg/FR-2019-05-20/pdf/2019-10447.pdf

(12というのは製品の数)

 

-製品レビュー 減量サプリメントレビュー(7-ケト DHEA, ホルスコリンおよび興奮剤ブレンドサプリメント)

コンシューマーラボ

Product Reviews

Weight Loss Supplements Review (7-Keto DHEA, Forskolin and Stimulant Blend Supplements)

Initial Posting: 5/24/19

https://www.consumerlab.com/reviews/weight_loss_supplements_7-keto-dhea/WeightLoss/

減量サプリメントには注意-品質検査に合格したものはほとんどない

クロムやガルシニア、緑茶などのサプリメントは別にレビューしている。どんな減量サプリメントでも意味のある、長期的減量ができるという根拠はない。

コンシューマーラボの検査では危険な量のカフェインやシネフリンを検出している。またホルスコリンサプリメントは期待される量の5%以下のものがあった