2019-11-11

[EFSA]意見等

-食品と飼料中のグリコアルカロイドとキノリジジンアルカロイドの化学的性質と毒性に関する研究の広範な文献検索と妥当性での選択最終報告

Extensive literature search and selection for relevance of studies related to the chemistry and toxicity of glycoalkaloids and quinolizidine alkaloids in food and feed – Final Report

5 November 2019

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1348

この報告書は食品と飼料のグリコアルカロイドとキノリジジンアルカロイドの化学的性質と毒性に関する研究の広範な文献検索の結果を示している。この体系的な文献検索には1950年以降発表された入手可能な科学的情報が記録されている。食品と飼料のグリコアルカロイドの化学的性質と毒性に関連する可能性のある3,147件と、食品と飼料のキノリジジンアルカロイドの化学的性質と毒性に関連する可能性のある8,287件が確認された。グリコアルカロイドに関する候補のタイトルと要約を審査すると、1,645件が関連するとされ、キノリジジンアルカロイドに関連する可能性のある研究を含む数は1,783件だった。含まれる全ての研究はさらなる調査のために、EFSA10の様々な関心領域に特徴付けされた。

 

-全ての動物種用飼料添加物としてのLactococcus lactis NCIMB 30160の安全性

Safety of Lactococcus lactis NCIMB 30160 as a feed additive for all animal species

EFSA Journal 2019;17(11):5890  4 November 2019

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5890

 

-遺伝子組換えトウモロコシ3272を含み、を成分とし、で生産された、食品及び飼料の認可申請(EFSAGMOUK200634)に関するEFSAの科学的意見を補完する声明

Statement complementing the EFSA Scientific Opinion on application (EFSAGMOUK200634) for authorisation of food and feed containing, consisting of and produced from genetically modified maize 3272

EFSA Journal 2019;17(11):5844  4 November 2019

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5844

欧州委員会の要請を受けて、GMOパネルは遺伝子組換えトウモロコシ3272を含み、を成分とし、で生産された、食品及び飼料の認可申請(EFSAGMOUK200634) に関する追加情報を評価した。申請者は、トウモロコシ3272についての農学、表現型及び組成の分析試験で、2013年に発表された以前のEFSAの意見で決定的ではなかった要素を扱う、AMY797Eタンパク質のアレルギーの可能性を評価した。GMOパネルは、トウモロコシ3272の農学的及び表現型の特徴並びに飼料と穀物の組成は、非GMトウモロコシと比較しても、食品と飼料の安全上の懸念とはならないという意見である。この申請の範囲とこのGMトウモロコシに導入された特性の特徴を考慮すると、特定の食品や飼料製品の加工の効果や潜在的な安全性への影響はさらなる調査が必要である。AMY797Eプロテインのアレルギーの可能性に関して、またトウモロコシ3272の食品及び飼料の利用の全ての可能性を考慮すると、パネルは提供された情報は2013年にパネルが以前に挙げた懸念を完全に扱っていないと結論した。このタンパク質ファミリーについて入手できた性質と知見によると、特定の状況でα-アミラーゼAMY797Eが特定の個人を感作したり有害影響の原因になったりする性質があるかどうかは、まだ不明である。トウモロコシ3272の特定の製品の安全性をさらに支援するために、申請者は、EUへの輸入対象の主な製品である、乾燥した蒸留穀物残渣(DDGS)のアレルギー性評価に関連する詳細な情報を提出した。この製品に提出された情報を考慮して、パネルは申請者が説明した特定の使用条件下で、トウモロコシ3272から生産したDDGSは非GMトウモロコシとDDGSを比較して懸念を生じないという意見である。

 

-EC規則No 396/2005条項12によるグリホサートの既存MRLsのレビュー省略されたデータを考慮するための改訂版

Review of the existing maximum residue levels for glyphosate according to Article 12 of Regulation (EC) No 396/2005 – revised version to take into account omitted data

EFSA Journal 2019;17(10):5862  31 October 2019

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5862

さらなる検討が必要。

 

-食品添加物としての硫酸とそのナトリウム・カリウム・カルシウム及びアンモニウム塩(E 513, 514 (i), 514 (ii), 515 (i), 515 (ii), 516 ,517)の再評価

Reevaluation of sulphuric acid and its sodium, potassium, calcium and ammonium salts (E 513, 514 (i), 514 (ii), 515 (i), 515 (ii), 516 and 517) as food additive

EFSA Journal 2019;17(10):5868 30 October 2019

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5868

食品添加物及び香料に関するパネル(FAF)は食品添加物として使用する際の硫酸(E 513)及びそのナトリウム(E 513)・カリウム(E 514)・カルシウム(E 515)及びアンモニウム(E 517)塩の安全性を再評価する科学的意見を出した。パネルは適切な暴露及び毒性データが入手できたと考えた。硫酸とそのナトリウム・カリウム・カルシウム及びアンモニウム塩(E 513, E 514, E 515, E 516, E 517)EC規則No 1333/2008の付属文書II及び IIIに従ってEUで食品添加物として承認されている。詳細推定暴露非ブランドロイヤルシナリオでは、平均暴露は、乳児の0.4 mg硫酸塩/kg 体重 (bw) /日から幼児の35 mg硫酸塩/kg bw/日までの範囲だった。暴露の高パーセンタイルは、青年の3 mg硫酸塩/kg bw/日から幼児の68 mg硫酸塩/kg bw/日までの範囲だった。パネルは、硫酸塩は急性毒性が低く、遺伝毒性と発がん性に関する懸念はないと考えた。パネルは他のシナリオと同様に非ブランドロイヤルシナリオで、平均及び95パーセンタイルでの硫酸塩への暴露は、ヒトに下剤効果を誘発する用量である300 mg/kgをはるかに下回ると指摘した。入手できた毒性学的データベースに基づき、パネルは、硫酸(E 513)、硫酸ナトリウム(E 513)、硫酸カリウム(E 514)、硫酸カルシウム(E 515)及び硫酸アンモニウム(E 517)は、報告された用途と使用量で安全上の懸念を生じず、許容一日摂取量の数値は必要ないと結論した。

 

[EU]RASFF Week45-2019

警報通知(Alert Notifications

エジプト産ブラックシードオイルの多環芳香族炭化水素(PAH4の合計:25.28 µg/kg)、スペイン産チルドシマガツオのヒスタミン、英国産食品サプリメントのモナコリンKの高摂取量(推奨用量: 10 mg/日;10 mg/日;30 mg/日;10 /mg)、スペイン産食品サプリメントのモナコリンKの高摂取量(推奨用量: 12 mg/日;11.2 mg/日;10 mg/)、フランス産キルシュ50%のカルバミン酸エチル(3.849 mg/l)、スペイン産紅麹食品サプリメントのモナコリンKの高摂取量(推奨用量: 10 mg/)、オーストリア産食品サプリメントのモナコリンKの高摂取量(推奨用量: 3,39; 10; 4 mg/)、米国産食品サプリメントのモナコリンKの高摂取量(推奨用量: 10.2 mg/日;10.2 mg/)

注意喚起情報(information for attention

ウズベキスタン産レーズンのオクラトキシンA (30 µg/kg)2,4-ジニトロフェノール (DNP)のオンライン販売、トルコ産アルミニウムトレーからのアルミニウムの溶出(9.35 mg/kg)、ウクライナ産表示されていない遺伝子組換え(GTS 40-3-2 > 5%)チップス、ウズベキスタン産ザクロ甘口赤ワインのソルビン酸(E200)非表示(540 mg/l)、ヨルダン産オクラのジメトエート(0.4 mg/kg)及び未承認物質オメトエート(0.5 mg/kg)、ブラジル産冷凍骨なし牛肉のイベルメクチン未承認(250 µg/kg)

フォローアップ用情報(information for follow-up

ドイツ産アヒル用魚肉に反芻動物のDNAの存在、中国産ラトビア経由バーベキューグリルからのニッケルの溶出(1.2 mg/l)、ウクライナ産ラトビア経由エナメル容器の蓋からのアルミニウムの溶出(0.63 mg/l)、スイス産CBDオイルの未承認新規食品成分カンナビジオール(CBD)

通関拒否通知(Border Rejections

アルゼンチン産鳥餌用ピーナッツ穀粒のアフラトキシン(B1 = 312 µg/kg)、アルゼンチン産ピーナッツ穀粒のアフラトキシン(B1 = 4.7 µg/kgB1 = 3.91; Tot. = 4.37 mg/kg)、米国産ピーナッツのアフラトキシン(B1 = 8.4; Tot. = 9.6 µg/kg)、トルコ産乾燥イチジクのアフラトキシン(B1 = 13.3; Tot. = 27.3 µg/kgB1 = 10.8; Tot. = 36.41 µg/kgB1 = 16.5; Tot. = 21.3 µg/kgB1 = 26.34; Tot. = 29.56 µg/kgB1 = 13.77; Tot. = 14.80 / B1 = 15.54; Tot. = 32.14 µg/kgB1 = 20.46; Tot. = 19.30 µg/kgB1 = 11.7; Tot. = 17.5 µg/kg)、バングラディシュ産トマトケチャップの亜硫酸塩高含有(502 mg/kg 乾物)、バングラディシュ産マサラ風味ビスケットの着色料サンセットイエローFCF(E110)の未承認使用、トルコ産乾燥イチジクのオクラトキシンA (139 µg/kg)、英国産茹でピーナッツのアフラトキシン(B1 = 14.1; Tot. = 17.5 µg/kg)、中国産殻付きピーナッツのアフラトキシン(B1 = 8.41; Tot. = 9.06 µg/kg)、トルコ産パプリカのブプロフェジン(0.210 mg/kg)・ラムダ-シハロトリン(0.244 mg/kg)及びタウフルバリネート(0.335 mg/kg)、トルコ産ペッパーのピリダベン(0.917 mg/kg)、トルコ産イチジクのアフラトキシン(B1 = 21.49; Tot. = 29.19 µg/kg)、ジョージア産ヘーゼルナッツのアフラトキシン(B1 = 37.6; Tot. = 299.1 µg/kg)、トルコ産ペッパーのホルメタネート(0.102 mg/kg)

 

[EU]ジヒドロキシアセトン- DHA (1,3-ジヒドロキシ-2-プロパノン)についての予備的意見に意見募集

SCCS

Preliminary Opinion open for comments on Dihydroxyacetone - DHA (1,3-Dihydroxy-2-propanone)

https://ec.europa.eu/health/sites/health/files/scientific_committees/consumer_safety/docs/sccs_o_234.pdf

ヘアカラー成分として最大6.25%までの使用は安全かどうかについて

120日まで意見募集

 

[RIVM] オランダの環境放射能:2017年の結果

Environmental radioactivity in the Netherlands Results in 2017

Publication date 11/06/2019

https://www.rivm.nl/en/news/environmental-radioactivity-in-netherlands-results-in-2017

RIVMは通常の状況下での環境及び食品に発生する放射能の濃度に関して毎年報告する。

2017年の数値は通常の全体像を示し、前年の値から逸脱しなかった。我々は通常値を毎年報告するので、災害あるいは災難時、通常の状況と測定値が異なるかあるいはそれがどの程度異なるか判断することができる。

空気、食品、牛乳、草及び飼料中の放射能

空気中の放射能濃度は通常であり、前年と同様であった。食品及び牛乳の放射能濃度は約2600のサンプル中1つを除いては、欧州の輸出や消費制限値を下回った。これは放射能濃度が限界値より約10%高い野生イノシシのサンプルであった。このイノシシを一回食べることのリスクアセスメントは、健康への脅威は小さいことを示す。これは天然にごく少量の放射能を含むおおよそ27本のバナナを食べることに相当する。牧草及び飼料中の放射能濃度も前年のように通常であった。

地表水、海水及び飲料水中の放射能

地表水及び海水中の放射能濃度は前年と同様であった。処理されていない飲料水サンプルの5%において、スクリーニング値に関し、わずかに上昇した濃度が発見された。これらの場合において、追加の研究が行われた。研究は浄化された飲料水の値はスクリーニング値よりずっと低いことを示した。

なぜRIVMはこの研究は実施するのか?

欧州連合のすべての国は1957年ユーラトム条約の条項で、毎年これらの測定を実施することが求められている。オランダは2000年に発表されたガイダンスに従い、これらの測定を実施する。これらの測定は通常の状況下に存在する放射能のバックグラウンド値が含まれる。例えば、原子力の緊急事態時は参考値として使用されるだろう。RIVMはオランダを代表し、環境放射能について欧州委員会に報告する。

注:野生のイノシシ137Cs 680 Bq/kg(基準 600 Bq/kg

一回300gを食べると2.7 μSvの被ばくで公衆衛生上の脅威とはならない、と評価

 

[RIVM] 水道水を介した鉛暴露は時折高すぎる

Lead exposure via tap water at times too high

Publication date 11/06/2019

https://www.rivm.nl/en/news/lead-exposure-via-tap-water-at-times-too-high

古い鉛製の水道管からの水道水は1日の総鉛暴露量の重要な部分を占める。

これは新しい管や蛇口で新しく設置された設備でさえ、最初の数か月は当てはまるかもしれない。これらの状況において、住民は安全と考えられる量よりずっと高く鉛暴露する。

助言によると鉛製の水道管を取り替えることで、また新しい蛇口や水道管は勢いよく水を流すことで鉛摂取を抑えることができる。

大部分の1日の総鉛暴露量の45-68%は鉛製水道管からの水道水によるものである。これは使用開始数か月中の新しい水道管や蛇口にも当てはまる可能性がある。これらの水道管からの水道水で作られた乳幼児用ミルクを哺乳される乳幼児にとって、水道水は総暴露の80%の量に寄与する可能性がある。鉛暴露は子供のIQに悪影響を与える可能性がある。成人では、腎臓疾患あるいは高血圧の可能性が上昇するだろう。

この研究のために、RIVM4つの年齢グループに対するシナリオを予測した。:胎児、哺乳瓶でミルクを与えられる乳幼児、7歳までの子供及び成人である。人は食べた食事を介しても鉛に暴露する。この供給源も予測に含まれた。予測された総摂取量は有害な影響が発生する限界値と比較された。

 

[FDA]栄養評議会11/7/2019でのLowell Schiller, JDの発言

Remarks by Lowell Schiller, JD at the Council for Responsible Nutrition Conference - 11/7/2019

November 07, 2019

https://www.fda.gov/news-events/speeches-fda-officials/remarks-lowell-schiller-jd-council-responsible-nutrition-conference-1172019-11072019

市場にあるダイエタリーサプリメント製品リストの義務化を提案し、違反製品や業者に対しFDAは措置をとることができるようになるだろう。

 

[FDA]リコール:Med ManUP2が表示されないシルデナフィルを含むため全国的自主回収

Med Man Issues Voluntary Nationwide Recall of Up2 Due to Presence of Undeclared Sildenafil

November 08, 2019

https://www.fda.gov/safety/recalls-market-withdrawals-safety-alerts/med-man-issues-voluntary-nationwide-recall-up2-due-presence-undeclared-sildenafil

Med Man DistributionはダイエタリーサプリメントのUP2がシルデナフィルを含むため、自主回収措置。

 

[FAO]FAOは穀物のブームとタンパク質のピンチとバナナのリスクを観察

FAO sees cereal boom, protein pinch and banana risks

7 November 2019

http://www.fao.org/news/story/en/item/1247138/icode/

Food Outlook報告は世界中の市場の傾向を評価する

2019年は世界の肉の生産量が20年来で初めて減少するだろう、中国のアフリカ豚コレラ流行で。小麦とトウモロコシの生産は拡大。

今号の特集はバナナのTR4

 

[FAO]eLocust3:昔からの問題を新しい技術で解決する

eLocust3: solving an age-old problem with new technology

08/11/2019

http://www.fao.org/fao-stories/article/en/c/1244192/

彼らは小さいけれど強い。飛蝗は世界でも最も古い移動性の害虫で農業生産性と食糧安全保障に重大な脅威である。40年以上にわたってFAOは飛蝗対策を援助してきた。それにはデータが重要である。FAOは現場チームが世界中の蝗の動きを把握して被害が大きくなる前に対策できる画期的ツールを開発した。eLocust3は手で持てるタブレットとカスタムアプリで、英語、フランス語、アラビア語が使用でき、リアルタイムで国の蝗センターやFAOに記録したデータを送信できる。2015年以降24ヶ国に450台が配布された。次の飛躍はドローン技術である。

 

[ProMED]電子タバコ関連疾患北米(第4報):米国、ビタミンETHC

Vaping-related illness - North America (04): USA, vitamin E & THC

2019-11-10 17

http://www.promedmail.org/post/6771539

Date: Fri 8 Nov 2019 Source: The Hill [edited]

連邦政府は2000人以上に影響があった謎の肺疾患の主因の一つとしてビタミンE酢酸に照準を定めた。CDCの担当者は1029人の患者の肺にこの化合物を見つけたという。CDCの主任副長官Anne Schuchat博士は「これらの知見は肺の主要傷害部位にビタミンE酢酸があることの直接的証拠を提供する」という。この知見は原因探索における「ブレイクスルー」である。

患者の23人からは大麻の向精神化合物THCが検出されている。公衆衛生担当者は患者の多くが病気になる前にビタミンE酢酸とTHCを含む製品を吸っていることを既に知っていた。しかし化合物が患者の肺の液体から検出されたのは初めてである。

ビタミンE酢酸はダイエタリーサプリメントやスキンケア用品によく使われているが、吸入すると有害である。「ビタミンEの錠剤を口から飲み込むことと、ビタミンEリキッドを吸入することの間には大きな違いがある」とSchuchatはいう。「たくさんの成分が食用に認可されているが、それは吸入用ではない。暴露経路が違う」

CDCは一般向けに数ヶ月間ストリートで購入したTHC製品を吸入しないように警告してきた。しかしブラックマーケットの製品にはたくさんの物質がみつかるため、病気の原因がTHCなのかどうかはわからなかった。

この知見はCDCの助言を再確認する。違法マーケットや友人や家族などの非公式なルートで入手した製品は何が入っているのかわからないので使うべきではない。

しかしSchuchatは病気の原因は一つではない可能性があると警告する。「新しい情報は非常に重要だが、異なる地域の多くの患者にビタミンE酢酸が何をしたのかについてさらなる研究が必要である」と言う

 

(たとえばこのサイトで

電子タバコに日本製ってある?安全に使用できる人気モデル3選

https://customlife-media.jp/japanese-electronic-cigarette

「食品にも使われている原材料のみ使用」だから安全だと言っているけれど嘘だからね)

 

Codex

-近東会合、食品安全を巡るオープンな議論に適した場所

Near East meeting, a precious space for open discussions around food safety

10/11/2019

http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/news-and-events/news-details/en/c/1250527/

20191111-15日近東地域調整部会(CCNE

 

-ジャマイカの「きらめく心」でのウェブセミナーはコーデックスの言葉を話すことの重要性を明らかにする

Webinar with Jamaica’s ‘brilliant minds’ reveals importance of speaking Codex language

08/11/2019

http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/news-and-events/news-details/en/c/1250162/

オンラインツールの紹介

 

その他

-恐ろしいフグ毒は、恐ろしいフグのストレスを緩和する

Scienceニュース

Deadly pufferfish poison relieves stress in deadly pufferfish

By Jake BuehlerNov. 8, 2019

https://www.sciencemag.org/news/2019/11/deadly-pufferfish-poison-relieves-stress-deadly-pufferfish

テトロドトキシンはフグの化学兵器で、フグ一匹に含まれる量で何ダースもの捕食者、あるいは成人ですら、殺すことができる。しかし新しい研究はこの毒素の全く別の目的を示唆する:ストレスの緩和である。

トラフグは自分でテトロドトキシンを作るのではなく、食事中細菌由来の毒素を臓器や皮膚に蓄積する。餌が違う囚われの魚は毒性が失われる。この毒素の発生への影響を調べるために、研究者は若いフグの餌に一ヶ月間精製TTXを強化して与えた。

毒素を強化したフグは毒のない餌で育てたフグより中央値で6%長く24%重くなった。また攻撃性が少なくお互いを咬まない。そして毒のない魚は血中コルチゾールと脳中コルチコトロピン放出ホルモン濃度が4倍であることをToxiconに発表した。他の研究ではTTXのないフグはよりリスクの高い、死ぬ可能性の高い決定をすることが示されている。

(日本の研究)

 

-肉の未来

The Future of Meat

November 07, 2019  by Brian Rinker

https://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/food/article/future-meat

血の滴るような野菜バーガーから培養肉パテまで、動物を使わない選択肢が文字通り日々増えている。実際代用肉についてのニュースを見ずに一週間が過ぎることはほとんどない。しかしこれらの食品は同時にますます厳しい監視対象になり、必ずしも全ての点で健康的というわけでもない。

Impossible Burger(不可能なバーガー)は実際のところ可能

皮肉なことに動物活動家はこれを批判している。PETAは成分の安全性試験(食品添加物)のために動物を使ったとして会社を批判している

Beyond Meatの競争を超えて

豆タンパク質などを使った肉代用品が各企業から販売されている

これらの「バーガー」への批判は超加工食品だというものである。

実験室で培養した肉は「フランケン肉」?

どう規制するのか検討中。

基本

この種の新しい「肉」はタンパク源で動物を殺す数を減らせる可能性がある。技術の進歩が進み規制が行われれば将来のニューウェーブになる可能性はある。

 

-将来のための3つの持続可能な食品

3 Sustainable Foods for the Future

by Brian Rinker 

https://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/food/article/3-sustainable-foods-future

・藻類

・昆虫

3Dプリント食品(廃棄された食品をペーストにして3Dプリントして焼けば安全で食べられる、だって)

PETAのは難癖だけど、berkeleywellnessだって加工食品を目の敵にしてたくせに、と思わないでもない)

 

-Buffalo Wild Wingsのマネージャーの死因は事故による酸と漂白剤の恐ろしい混合

Deadly, accidental mix of acid and bleach blamed for Buffalo Wild Wings manager's death

Nov. 9, 2019

https://www.nbcnews.com/news/us-news/deadly-accidental-mix-acid-bleach-blamed-buffalo-wild-wings-manager-n1078866

当局によると、金曜日にマサチューセッツのBuffalo Wild Wingsのマネージャーを殺したのは酸と漂白剤の混合で生じた有毒なヒューム。飲食店の32才のマネージャーRyan Balderaが死亡し13人が病院に運ばれた事故は、ディナーのラッシュが始まる直前の木曜日の午後5:30にキッチンの床を従業員が掃除し始めた時におこった。従業員は酸性洗浄剤Scale Kleenが床に撒いてあることを知らずに塩素系漂白剤Super8を床に使った。混合物は緑色に偏食して泡を出し始めた。従業員が目が痛くて呼吸困難になったために台所から逃げた後、マネージャーがワイパーを持って泡立つ緑の混合物をレストランからかきだそうとしたが続けられなかった。Scale KleenSuper8にはどちらにも明確に混ぜないよう警告表示がある。犠牲者は病院で死亡した。

 

-AlgaeCalは海のミネラルの奇跡か単なるいつもの誇大広告された健康製品か

Is AlgaeCal a marine mineral miracle or just another overhyped health product?

Ada McVean B.Sc. | 7 Nov 2019

https://mcgill.ca/oss/article/health-you-asked/algaecal-marine-mineral-miracle-or-just-another-overhyped-health-product-2

全てのサプリメントは華やかな宣伝をしているがAlgaeCalの宣伝は「骨密度を増やす唯一のカルシウムサプリメント」と特に大胆である

AlgaeCalは普通のカルシウムサプリメントより100倍以上の値段で、高いから効果があるに違いない?宣伝が多いことは製品に根拠があることを意味しない

(とても長い解説記事)

 

-ガムと7年の神話

Gum and the 7 Year Myth

Christopher Labos MD, MSc | 7 Nov 2019

https://mcgill.ca/oss/article/health/gum-and-7-year-myth

ガムを飲み込むと体内に7年残るという話を聞いたことがあるかもしれない。こんな考えがどこからきたのかはわからない。しかし全く事実ではない。