[TGA]安全性警告:Black Storm tablets
10 December 2019
https://www.tga.gov.au/alert/black-storm-tablets-0
製品は表示されない成分シルデナフィルを含む。製品写真あり。
[ヘルスカナダ] 助言:未承認の製品は深刻な健康リスクを引き起こす可能性がある
Unauthorized products may pose serious health risks
December 9, 2019
https://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2019/71843a-eng.php
ヘルスカナダは精力剤、減量用、活力剤あるいは「ポッパーズ」として販売されている未承認の健康製品には危険な成分が含まれている可能性があり、深刻な健康リスクを引き起こす可能性がある健康製品に関して市民に助言し、情報を更新している。掲載の製品はカフェイン、ラウオルフィア、SARMs、ヨヒンビンを含む。製品写真あり。
[ODS] ファクトシート更新
-ビタミンA
Vitamin A
Fact Sheet for Consumers
December 10, 2019
https://ods.od.nih.gov/factsheets/VitaminA-Consumer/
一日摂取上限に関する変更。
https://ods.od.nih.gov/factsheets/VitaminA-Consumer/#change
以下同様
-ビタミンC
Vitamin C
Fact Sheet for Consumers
December 10, 2019
https://ods.od.nih.gov/factsheets/VitaminC-Consumer/
-鉄
Iron
Fact Sheet for Consumers
December 10, 2019
https://ods.od.nih.gov/factsheets/Iron-Consumer/
-マグネシウム
Magnesium
Fact Sheet for Consumers
December 10, 2019
https://ods.od.nih.gov/factsheets/Magnesium-Consumer/
-セレン
Selenium
Fact Sheet for Consumers
December 10, 2019
https://ods.od.nih.gov/factsheets/Selenium-Consumer/
-亜鉛
Zinc
Fact Sheet for Consumers
December 10, 2019
https://ods.od.nih.gov/factsheets/Zinc-Consumer/80/history/
[FSAI] FSAIは未承認の企業から牛肉を購入しないよう注意を呼び掛ける
FSAI Cautions on Purchasing Beef From Unapproved Sources
Tuesday, 10 December 2019
https://www.fsai.ie/news_centre/press_releases/stolen_beef_carcases_10122019.html
FSAIは本日地方動物局、HSE、アイルランド治安防衛団及び北アイルランド食品基準庁とともに、北アイルランド食品事業者から牛の枝肉が盗まれた件に関して緊密に取り組んでいることを発表した。FSAIは消費者に登録のないアウトレットやオンライン販売の肉を購入しないよう警告する。
[FDA]FDAは連邦法違反の差止同意判決により、Basic Reset and Biogenyxが回収している医薬品、ダイエタリーサプリメント及び医療機器を使用しないよう消費者に強調する
FDA underscores that consumers should not use drugs, dietary supplements and devices recalled from Basic Reset and Biogenyx following consent decree for federal violations
December 10, 2019
FDAはBasic Reset and Biogenyxにより販売された25品の医薬品、ダイエタリーサプリメント及び医療機器製品を使用しないよう消費者に警告する。終局的差止命令に同意されている。
(飲料やダイエタリーサプリメント錠剤、エネルギードリンク等30弱)
[FDA]警告文書
- Hill's Pet Nutrition Inc.
November 20, 2019
缶詰ドッグフードに有害な量のビタミンDが含まれていてリコールされた件を受けた査察
いくつかの違反が指摘されている。ビタミンプレミックスの品質確認がされていない
(ヒルズのレベルでもそうなのか。ところでネットのペットフード関係の記事、嘘ばかりの上にアフィリエイト汚染がひどい。報酬1万円ってすごいなぁ)
- Prolifix Nutrition, LLC
November 20, 2019
ダイエタリーサプリメントのCGMP規則違反、製造、包装または衛生管理、不良品の問題。
- Friendly's Manufacturing and Retail LLC
November 22, 2019
CGMP規則違反、製造、包装または衛生管理、不良品の問題。
- SIG ASIA
October 28, 2019
シーフードHACCP、食品CGMP規則違反、不純品の問題。
マグロのヒスタミン管理について多数指摘
[RIVM]電子たばこだけを使用している人とタバコと両方使っている人の見分け方
How to distinguish a dual user from an exclusive e-cigarette user
12/10/2019
https://www.rivm.nl/en/news/how-to-distinguish-dual-user-from-exclusive-e-cigarette-user
RIVMとMaastricht大学の研究がInternational Journal Environmental Research Public Healthに発表された。この二つのグループを区別することはタバコ製品使用を止めることに向けた個別の援助に役立つ
[RIVM]全ての人のための持続可能で健康的な未来に向けて:EUプロジェクトINHERITが政策的解決法を提供する
Towards a sustainable, healthy future for everyone: EU project INHERIT offers policy solutions
12/10/2019
(RIVMの貢献について説明)
INHERIT Policy Toolkit
https://inherit.eu/policy-toolkit/
3つのツール、10の助言、付属書類からなる
10の助言
1.アクセス可能な質の高い緑の空間
2.エネルギー効率の良い住宅
3.活動的な輸送
4.持続可能で健康的な食品
5.統合された行動
6.民間部門ガイド
7.インクルーシブな地域の参加
8.ボトムアップを支援
9.行動変容を可能にする
10.教育・訓練
(食品のところ。対策として野菜や果物には補助金を出し肉や加工食品には課税する、とか長期失業者に農業をさせるとか。低所得の人に地域の菜園でオーガニック食品を提供とか農業体験は教室での勉強が困難な学習障害/自閉症の子どもに特に有用とかを成功事例として紹介しているの、いかにもEUという感じ。家庭菜園で「農業」がわかった気になるのってあんまりよろしくないと思うんだが)
[FSSAI]メディアコーナー
FSSAIは8月までに魚のホルムアルデヒドの許容量を設定する
Food Safety and Standards Authority of India to set permissible limits for formaldehyde in fish by August
Dec 10, 2019
https://fssai.gov.in/upload/media/FSSAI_News_Fish_TOI_10_12_2019.pdf
昨年魚介類の天然ホルムアルデヒドの測定研究を行うことが決まり今年7月から検体収拾が行われている。72種について各30検体を2シーズン調査する。
[Codex]将来世代のために抗生物質を保存するために無駄にする時間はない
No time to waste to conserve antibiotics for future generations
09/12/2019
http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/news-and-events/news-details/en/c/1254770/
韓国で開催されているTFAMRの報告
[NASEM]フードシステムの革新:食品の将来を探る:ワークショップの概要
Innovations in the Food System: Exploring the Future of Food: Proceedings of a Workshop—in Brief
Released: December 10, 2019
http://www.nationalacademies.org/hmd/Reports/2019/innovations-in-the-food-system-pib.aspx
2019年8月7-8日に開催したフォーラムの記録
・フードシステム全体への影響を認識するためにシステム思考を使う
・フードシステムの将来を考える三つの方法として、未来は過去が進化したもの、前例のない革新、両者の混合、がある
・食品生産と加工の革新
・代用肉
・食品配布の革新、包装の課題やドローンの利用
・マーケティングとバリューチェーン
・食品データと解析の革新
・食品の入手可能性の革新
[FSIS]請願
Petitions
https://www.fsis.usda.gov/wps/portal/fsis/topics/regulations/petitions
CFSから提出された請願
Petition Submitted by Center for Food Safety (Dec 4, 2019)
FSISの全国残留計画(NRP)に関して、
食用動物に認可されている全ての医薬品を検査すること、年次報告のやりかたを改善すること、最良の技術を使って各化合物について可能な最低の検出限界(LOD)で検出できるようにして、各組織で最低のLODを設定しそのLODを超えたら不検出としてはならない、等を要求。
(pptレベルで検出する技術があるのだからppbでは許容できない、とのこと。技術が進歩しても使い方が進歩しないと誰も幸せにならない)
論文
-コロイド銀静注後の貧血と白血球減少-臨床および血液学的特徴、特有の末梢血の様子と銅経口補給とアフェレーシスによる治療
Anemia and leukopenia following intravenous colloidal silver infusions—Clinical and hematological features, unique peripheral blood film appearance and effective therapy with supplemental oral copper and apheresis
Ethan A. Natelson et al.,
Clin Case Rep. 2019 Sep; 7(9): 1757–1762.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6745401/
代替療法でコロイド銀を複数回静注して銅欠乏、貧血、肝毒性の患者3人の症例報告
米国。ライム病の治療などと称して行われていた。
-食品にそのカロリーを消費するのに必要な運動量を表示するとより健康的な選択になる
Labelling foods with physical activity needed to burn calories linked to healthier choices
10-DEC-2019
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-12/b-lfw120619.php
Journal of Epidemiology & Community Healthに発表された英国の研究
カロリー相当運動量Physical activity calorie equivalent or expenditure (PACE)表示
-LCDs由来の誘導な可能性のある化合物が調べた約半分の家庭の埃検体にある
Potentially toxic chemicals from LCDs in nearly half of household dust samples tested
10-DEC-2019
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-12/uos-ptc121019.php
PNASに発表された、カナダの研究者による中国の建物での液晶モノマーの調査結果。液晶パネルを作っているのはほぼ中国、韓国、日本のみで、これらの製造量が増えれば環境にも増える
その他
Chipotleがフェイク食品反対キャンペーンを開始
Chipotle Launches Campaign Against Fake Food
Greg Henderson
December 10, 201
https://www.porkbusiness.com/article/chipotle-launches-campaign-against-fake-food
何年もの間誤解を招く広告キャンペーンで農家を中傷してきたChipotleメキシカングリル社が農業を救うキャンペーンを始めた。実際のところこの新しいキャンペーンは、自社基準を満たす40才以下の農家と3年契約をするというものでそれ自体は賞賛されるべきかもしれない。しかしこれまでChipotleがやってきたことは自社のものだけが本物の食品でそれ以外は「フェイクフード」だという宣伝である。(実例多数)だから今回のキャンペーンについても判断保留で成り行きを見守りたい。