2020-01-07

[FSANZ]食品基準通知

Notification Circular 107–20

7 January 2020

https://www.foodstandards.gov.au/code/changes/circulars/Pages/NotificationCircular107%E2%80%9320.aspx

新規申請と提案

・食品の植物検疫対策としての照射の適用拡大

申請取り下げ

・加工助剤としてのジベレリン酸

 

[FDA]イベント予定:タルクとタルクを含む化粧品中アスベストの検査法についての公聴会

Public Meeting on Testing Methods for Asbestos in Talc and Cosmetic Products Containing Talc

https://www.fda.gov/cosmetics/cosmetics-news-events/public-meeting-testing-methods-asbestos-talc-and-cosmetic-products-containing-talc-02042020-02042020

2020年2月4日

 

[FDA]FDAは一般的な食品供給で得られる食品中のPFASに関する第2次調査の結果を利用可能にする

FDA Makes Available Results from Second Round of Testing for PFAS in Foods from the General Food Supply

December 20, 2019

https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-makes-available-results-second-round-testing-pfas-foods-general-food-supply

 本日FDAは、トータルダイエット調査(TDS)用に集めた食品中の16 種のパー及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)に関する第2次調査の結果を公表する。これは2019年10月に公表した第1次調査に沿った継続的なものである。

 今回の調査では、88食品のうち1サンプル(ティラピア)でPFASの1種であるパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)が検出可能なレベルであった。これは第1次調査で検出可能なレベルが報告された2サンプル(七面鳥の挽肉、ティラピア)で検出されたPFASと同じものである。サンプルサイズが限られており、決定的な結論を出せない。検出されたPFOSの濃度は非常に低く、ヒトの健康への懸念はありそうにない。そのため、ティラピアやその他の水産物を含む特定の食品を避けることを消費者に推奨することを支持する科学的根拠はない。健康的な食事パターンの一部として、魚とその他のタンパク質が豊富な食品には子供や成人にとって健康上の利益をもたらす栄養がある。

 

[USDA]USDAは2018年次農薬データ計画要約を発表

USDA Releases 2018 Annual Pesticide Data Program Summary

December 10, 2019

https://www.ams.usda.gov/press-release/usda-releases-2018-annual-pesticide-data-program-summary

USDAは2018年PDP(Pesticide Data Program)年次要約を公表した。要約によると、残留農薬を検査した検体の99%以上がEPAが設定した基準値を下回った。

2018 PDP Annual Summary

https://www.ams.usda.gov/sites/default/files/media/2018PDPAnnualSummary.pdf

第28回目となる2018年PDPでは、次の10州からサンプルを入手した:カリフォルニア州、コロラド州、フロリダ州、メリーランド州、ミシガン州、ニューヨーク州、ノースカロライナ州、オハイオ州、テキサス州、ワシントン州。検査する農薬と品目は、乳幼児が摂取する食品の種類及び量とEPAが必要とするデータを考慮して選択した。

検体の総数は10,545で、うち生鮮及び加工品の果実・野菜が87.8%、コメ1.8%、小麦粉7.2%、ヘビークリーム3.2%であり、国産品が66.2%、輸入品が32.1%、複数国品が1.3%、原産国不明が0.4%であった。

全検体のうち99%以上でEPAが設定したトレランスを下回り、47.8%は不検出であった。トレランスが設定されていない農薬が検出されたのは、検査した10,545検体のうち6.1%(642検体)であった。トレランス超過が確認されたのは、アスパラガスのアバメクチン、クロルフェナピル、シハロトリン、シペルメトリン、メタミドホス、キャベツのメタミドホス、コリアンダーのクロルピリホス、シハロトリン、チアメトキサム、ヘビークリームのクロピラリド、ケールのラムダシハロトリン、デルタメトリン、エマメクチン・ベンゾエート、キウイのシハロトリン、マンゴーのアセフェート、レーズンのクロルピリホス、テトラコナゾール、コメのチアメトキサム、スナップエンドウのアバメクチン、クロルフェナピル、デルタメトリン、ジメソエート、フェンプロパトリン、フルジオキソニル、ノバルロン、テトラヒドロフタルイミド(THPI)、チアメトキサム、ホウレンソウ(冷凍)のシハロトリン、イチゴ(冷凍)のピリプロキシフェン、トリフルミゾール、サツマイモのピペロニルブトキシド。

 

論文

-加齢に伴う低テストステロン男性のテストステロン治療:米国内科学会臨床ガイドライン

Testosterone Treatment in Adult Men With Age-Related Low Testosterone: A Clinical Guideline From the American College of Physicians

Ann Intern Med. 2020.

https://annals.org/aim/fullarticle/2758507/testosterone-treatment-adult-men-age-related-low-testosterone-clinical-guideline

オープンアクセス

性機能障害があって性機能を改善したいと望む加齢に伴う低テストステロン男性にはテストステロン治療開始を検討。

エネルギーや活力や身体機能、認知機能などを改善したい男性にはテストステロン治療を始めない

メディア報道

サプリメント企業が宣伝しているテストステロンの健康上の利益は専門家には疑問を提示される

HEALTH BENEFITS OF TESTOSTERONE TOUTED BY SUPPLEMENT COMPANIES QUESTIONED BY EXPERTS

BY KASHMIRA GANDER ON 1/6/20

https://www.newsweek.com/testosterone-supplements-health-benefits-experts-1480573

 

-ハザード同定の基本としての内分泌攪乱物質の重要な特徴についてのコンセンサス

Consensus on the key characteristics of endocrine-disrupting chemicals as a basis for hazard identification.

La Merrill, et al.

Nat Rev Endocrinol 16, 45–57 (2020)

https://www.nature.com/articles/s41574-019-0273-8

オープンアクセス

図1で10の特徴をまとめ、表1でその試験法を例示している、標準的試験法がないものもある

 

-食用大麻は新規健康リスクとなる

Cannabis edibles present novel health risks

6-JAN-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-01/cmaj-cep123019.php

カナダでは最近食用大麻が合法化されたため、医師と一般の人々はその新規リスクを承知すべきである。CMAJ

吸入に比べて影響が出るまで時間がかかるため、過剰摂取のリスクが増加する。さらに持続時間も長い。特にリスクとなるのは食品と間違える可能性の高い子どもやペット。

 

-大気の質を害しないように遺伝子組換えされたポプラは非組換えの木と同様に育つ

Poplar genetically modified not to harm air quality grow as well as non-modified trees

6-JAN-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-01/uoa-pgm010320.php

Proceedings of the National Academy of Sciences

ポプラを遺伝子組換えでイソプレンを排出しないようにしてオレゴンとアリゾナで野外試験を行い、成長速度に影響が無いことを確認した。

(植物が有害ガスを出すことがあるのがあまり知られていないような)

 

その他

-EPAの科学アドバイザーはEPAが科学を無視していると厳しく非難した。彼らが言ったこと

Scienceニュース

EPA science advisers slammed the agency for ignoring science. Here is what they said

By Sean Reilly, E&E News, Kelsey Brugger, E&E News, Maxine Joselow, E&E News, Ariel Wittenberg, E&E NewsJan. 2, 2020

https://www.sciencemag.org/news/2020/01/epa-science-advisers-slammed-agency-ignoring-science-here-what-they-said

E&E Newsの記事

トランプ政権の科学の扱いへの辛らつな批判として、EPAの科学助言委員会はEPAによる重要な規制の後退追求における大きな欠点を見つけた。この4つの主要な規制後退努力についての報告書の厳しい批判は、科学助言委員会(SAB)の主要メンバーを選んだのがトランプ政権であることを考えると特に注目すべきものである。

今週発表された報告書案では、例えば公開性の名目でEPAの科学研究の使用を制限する提案は、「透明性を高めることは無く、ある種の研究をさらに困難にする可能性がある」と結論している。さらに委員会はEPAに石炭と油の火力発電所の大気中毒性物質規制の最終見直しを進める前に新しくリスク評価をすることを強く勧めている。三つ目の「強い推奨」はEPAは、オバマ時代の車の燃費基準を元に戻す計画の影響評価における一連の分析上の弱点に対応することである。そして委員会は何らかの政策を提供してはいないが水質汚染防止法の保護水準を元に戻す提案は「EPAの認める科学」からは離れていると「コメント」で暫定的に結論している。

この結論は特筆すべきもので、なぜならSABのメンバーのほとんどが現在のEPA長官Andrew Wheelerかその前任のScott Pruittが指名したからである。既にSABとの関係が緊張しているWheelerがこの助言をどう受け止めるかは不明である。

SABは現在44人のメンバーからなり、EPAに科学や技術について外部から助言するために存在する。報告書とコメントの案はより少人数のワーキンググループが作ったもので、フルの委員会は今月後半に一連の遠隔会議でそれを議論する予定である。

本日の電子メールでEPAの広報Corry Schiermeyerは、EPAはSABの仕事を「常に賞賛し尊敬する」が委員会は合意に向けて努力するので案は変わる可能性があるという。

少なくとも委員会の助言を受け入れるとEPAが乱暴に推し進めている規則作りは遅れるだろう。EPAは発電所規則案の最終バージョンを出したがっていたが、新たなリスク評価をすると数ヶ月はかかる

(以下個別項目の解説等略)

 

-このイタリアの科学者はワクチン懐疑と戦って有名人になった

This Italian scientist has become a celebrity by fighting vaccine skeptics

By Douglas StarrJan. 2, 2020

https://www.sciencemag.org/news/2020/01/italian-scientist-has-become-celebrity-fighting-vaccine-skeptics

イタリアのミラノのVita-Salute San Raffaele大学のウイルス学者Roberto Burioniは、2016年の5月に人気のテレビ番組で二人のワクチン反対者、もとDJのRed Ronnieと女優でテレビパーソナリティのEleonora Brigliadori、への反対陣営として出演するよう依頼された。司会者はほとんどの時間をイタリアのセレブの言い分に費やし、Burioniにはほんの数分しか与えなかった。Burioniは彼には通常の統計や科学的不確実性について説明する時間はないことを理解し、メッセージをシンプルにした。「地球は丸い、ガソリンは燃えやすい、そしてワクチンは安全で有効である」と彼は言った。「それ以外は全て危険な嘘である」

「それはまるで爆弾のようだった」、とBurioniは回想する。視聴者からの公的資金を提供されたテレビネットワークがどうしてこのような医学についての間違った情報をパーソナリティに反させることを許すのかという疑問を含む電子メールがその番組に殺到した。Burioniはこのテーマを彼のフェイスブックで取り上げ、政府の保健担当部門が予防接種を推進している一方で、政府の一部門がワクチンについての嘘を放送できるのか、と問うた。500万人以上が彼のコメントに反応した。ラジオジャーナリストAlessandro MilanはBurioniのRed Ronnieへの反論を「昨年のテレビでの最も美しい13の言葉」と呼んだ。

それがRoberto Burioniの普通でないメディアでの経歴の始まりだった。ほんの2-3年で、彼は尊敬されてはいるが比較的無名の教授からメジャーなメディアパーソナリティーでインターネット上の情報通の科学の提唱者になった。根拠のない幹細胞療法などの、政府がしばしば疑わしい医薬品を推進するイタリアで、Burioniはワクチンやその他の医学のトピックの科学的根拠についての積極的な提唱者で疑似科学への厳しい批判者になった。彼のフェイスブックのフォローワーは約48万人で、イタリアの人口が6000万人であることを考えると印象的な数である。彼と同僚が作った一般的健康情報を提供するウェブページには一ヶ月あたり10万以上の訪問がある。

(以下長い記事。国のワクチン摂取率が上がってるのすごい。そして反ワクチン活動家の、家族を殺すなどという脅迫も相変わらずひどい)

 

-農薬の使用に反対するのは不道徳か?

Is It Immoral To Oppose The Use Of Pesticides?

By Henry I. Miller | January 6th 2020

https://www.science20.com/henry_i_miller/is_it_moral_to_oppose_the_use_of_pesticides-244283

もしあなたが医療の専門家に過去の最も大きな公衆衛生上の成果を上げてくれと尋ねたら、抗生物質や予防接種などがトップに入るだろう、CDCのリストには自動車の安全性や飲料水のフッ素添加、禁煙なども入っている。もし農薬もそのリストに入るべきだと言ったら、不信あるいは懐疑が与えられるだろう。このトピックについては、教育レベルの高い専門家も一般消費者と変わらない。農薬は健康への脅威あるいは敵だというメディア報道が圧倒的である。最良でも農薬は必要悪だと言うだろう。

しかし公衆衛生にとって農薬が果たした役割は大きい。ヒトの健康にとって適切な食糧供給は絶対的な基本である

食糧供給にとって農薬は必須である。農業生産性向上に貢献したとして最もよく言及されるのはハーバー・ボッシュ法とHenry Wallaceが作ったハイブリッド作物の二つだが、しばしば無視される合成化学農薬も劇的に寄与した。それまでは毒性が高く残留性の高い硫黄や重金属などを含むものしかなかった-これらは有機農業ではまだ使われているが。

しかし農薬については事実より恐怖の方が圧倒的に多い。農薬禁止運動の広がりは欧州では農業の存続への疑問に至っているし米国では農薬への無数の訴訟が同様の脅威になっている。一方かつて緑の革命で世界で最も貧しい農家を励ましたFAOなどの国連機関は現代的農薬を禁止して生産性が50%も低い「アグロエコロジカル」アプローチを貧しい農家に勧めている。これは政治家や活動家やメディアが科学より消費者の認識を重視しているためで反ワクチン運動になぞらえることができる。決定的に違うのは反農薬運動は支持者が多いこと。

(長い記事。いろいろ略)

 

-2019年:セレブ科学の年

2019: The Year of Celebrity Science

Posted by RISKMONGER on DECEMBER 31, 2019

https://risk-monger.com/2019/12/31/2019-the-year-of-celebrity-science/

2019年はセレブ科学の年だった-カメラはスターが神秘的教義を恭しく奉る様に焦点を絞り、何十年にもわたる研究は思慮の無いセレブのツイートに敵わない。反ワクチンのスターがレッドカーペットの上を歩き、教祖がナチュロパスのレメディを賞賛し有名人がキャンペーン活動で人道の危機や生態系全体の崩壊を止めるためにデモを行い通常のビジネスを止める。

HollyLuddites(ハリウッドとラッダイトの合成造語)は日和見主義者を利用する術を知っていて、最新の環境運動に便乗して人々の注目を集める。そしてサプリメントやデトックス商品でお金を儲けて誰もがハッピーである。彼らのプライベートジェット機を写さなければ。

彼らは複雑な科学的議論に忠実なファン層を持ち込み、困難な問題に単純な解決法を持ち込む。科学者よりもLeonardo DiCaprioのほうが地球についてよく知っているように見える。全ての嵐や干ばつ、全ての戦争や難民は今や母なる地球の苦しみを無視した人間の邪悪な消費によるとされる

キャッチフレーズとしての解決法

食べる肉を少なく、ノー化学物質、飛行機に乗らないあるいは車を運転しない、世界平和、紙のストロー..セレブがステージに立つとき、解決法はシンプルであり善と悪の二項対立になる。1990年代のマスメディアによる情報操作の時代には恐怖の宣伝をする専門家を問題にした。今はソーシャルメディアの時代で恐怖をあおる宣伝はコントロールできない。現代の解決法は単純で「それは彼らの責任であり彼らが償うべきである」-「それ」と「彼ら」は何でも誰でもいい。

(長い記事。いろいろ略)

 

-23才の女性が肝不全-そして医師は彼女のダイエタリーサプリメントのせいだという

A 23-Year-Old Woman Suffered Liver Failure—and Doctors Blame Her Dietary Supplement

By Leah Groth January 03, 2020

https://www.health.com/mind-body/acute-liver-failure-dietary-supplement

テキサスの女性が現在クリスマスの日に行った肝移植から回復しつつある。医師はダイエタリーサプリメントを非難している。

テキサスのニュースNBC 5によるとアマリロのEmily Gossが急性肝不全でクリスマス直前にダラスのMethodist病院に駆け込んだ。原因と疑われているのは彼女が毎日4錠数ヶ月にわたって使用していたAlani Nu 社のBalance というサプリメントである。同社のウェブサイトによるとこれは推奨量である。Emily Gossは11月の第4木曜日の後に、疲労、腹痛、白目が黄色くなるなどの症状を感じてサプリメントを中止していた

 

-ダイエットドリンクは減量には役立たないかも;カリフォルニアの裁判所が言う

Diet Drinks May Not Help With Weight Loss; Says California Court

Edited by Neha Grover (with inputs from ANI)  |  Updated: January 06, 2020

https://food.ndtv.com/news/diet-drinks-may-not-help-with-weight-loss-says-california-court-2159414

カリフォルニアの女性がダイエット炭酸飲料会社を訴えたが裁判所が却下した、その診療は購入者の体重が減るのに役立つと約束していない。

減量には近道はない。それなのに多くの人は運動と健康的食事の代わりに「ダイエット食品」を試そうとする。カリフォルニアのある女性が体重を減らそうとして10年以上ダイエットドリンクを飲んでいたが減らなかったので会社を訴えた。しかし判事はダイエットドリンクは減量を約束していないと言った。判事は「炭酸飲料の「ダイエット」バージョンは「レギュラー」のものよりカロリーが少ないと理解されている」と明言した。

(記事のタイトルも意図的に誤解を誘うようになっていると思うんだが。毒でもないのに飲むだけで体重が減るわけない)

 

-2020年ベストダイエット

Best Diets 2020

https://health.usnews.com/best-diet

U.S. News恒例のランキング

上位はあまり変わらない、最低ランクにケトダイエット(糖質制限、34位)

マクロビは24位タイ

 

専門家はケトダイエットは持続可能ではないという、なのに何故こんなに人気?

Experts say the keto diet isn't sustainable, so why is it so popular?

January 5, 2020  Sandee LaMotte

https://www.ctvnews.ca/lifestyle/experts-say-the-keto-diet-isn-t-sustainable-so-why-is-it-so-popular-1.4753781

現在アメリカはケトダイエットの熱狂の最中にある。この食事法は脂肪を燃やすために炭水化物を禁止する。Yale大学予防研究センター長David Katz博士は何らかの食品群を制限するような食事法は不健康で持続可能でないという。他の多くの専門家もケトダイエットは評価しない。しかし専門家からのネガティブな意見にも関わらずどうして人気なのか?専門家は一部は短期的に早く体重が減るからだろうという。

(以下長い記事略。アメリカ人がほぼ肉しか食べないとか、食事由来の環境負荷を減らそうとする他の努力を吹き飛ばす破壊力がある)

 

-連邦裁判所はネオニコの段階的廃止を加速する要請を却下

Federal Court rejects bid to speed up neonic phaseout

By Alex Binkley — National Newswatch — Jan 2 2020

https://www.nationalnewswatch.com/2020/01/02/federal-court-rejects-bid-to-speed-up-neonic-phaseout/#.XhPtO0f7RaR

環境団体は農家に手錠をかけたい、とCropLifeは言う

オタワの連邦上訴裁判所裁判官Richard Southcottは環境団体のチアメトキサム即時廃止の訴えを退けてPMRAの猶予期間設定は合理的だと判断した。訴えていたEco-Justiceが代表する環境団体にはDavid Suzuki Foundation, Friends of the Earth Canada, Equiterre, Wilderness Committeeが含まれる。CropLifeカナダはこの裁判は環境団体が科学的規制プロセスを理解せずカナダの農業や食料システムを無視していることを示した、という。