2020-03-05

[FSA]ほうれん草とレタスの硝酸モニタリング-サーベイランス計画

Nitrate monitoring in spinach and lettuce - surveillance programme

Last updated 20 January 2020

https://www.food.gov.uk/research/research-projects/nitrate-monitoring-in-spinach-and-lettuce-surveillance-programme

背景

欧州委員会は食用レタスとホウレンソウの硝酸塩の最大量を設定している。気候条件や光の量がレタスやホウレンソウなど特定の野菜の硝酸塩濃度に大きく影響し、一般に硝酸塩濃度は冬に多くなる。植物が硝酸塩を自然に取り込む際に気候条件が直接影響することを認めて、硝酸最大濃度を逸脱(derogation)として高く設定している加盟国もある(2008年12月まで、その後継続)。この規定で加盟国は、硝酸塩モニタリングの結果を毎年委員会に提出するよう求められている。

このモニタリング調査では逸脱延長のための適切なデータを提供する。国産及び輸入レタス、ホウレンソウ、ルッコラ、他の葉物野菜のサンプルは、2014年4月に終了するこの調査期間で2009年から2013年まで暦年ごとに収集された。

委員会は欧州食品安全機関(EFSA)の評価に従ってより高いMLsを永続的に設定し、新しい委員会規則No 1258/2011が2011年12月に施行された。この規則で新しい永続的な葉物野菜の硝酸塩の限度やルッコラのMLsを設定した。加盟国はまだEFSAにモニタリングデータを提出するよう求められている。

2014年4月のモニタリング期間終了時に、2014年5月から2019年4月までモニタリングを続ける新しい調査が委託された。

目的

このプロジェクトは、食品の慢性暴露による硝酸塩由来リスクが公衆衛生上のリスクとならないようにするために、管理に必要な、詳細で堅固な情報を提供することを目的としている。

この作業の主な目的は英国で栽培された作物や輸入生鮮品の最大250のサンプリングを実施することである(2011~2013年には115、2014年には200に削減された)。主にレタスとホウレンソウだが、必要に応じルッコラ、ベビーリーフ、チャード、アブラナなど他の種も含まれる可能性がある。国内及び輸入品における英国の発生データが欧州食品安全機関に提出される。

結果

この調査は、レタス、ルッコラ、ホウレンソウ、他の葉物野菜の、2009~2014年4月までと2014年から2019年4月までのモニタリング期間中の、毎年の硝酸塩のモニタリングデータ収集である。

英国で栽培されたレタスとホウレンソウの硝酸塩濃度は、冬に栽培されたものより夏に栽培された作物の濃度が低く、季節による影響を受けていた。施設栽培の英国のレタスは露地栽培の英国で栽培されたレタスより平均硝酸塩濃度が高い。結球レタスは結球しない種類のレタスよりも平均硝酸塩濃度がかなり低い。輸入レタスのサンプルは国内レタスサンプルよりも平均硝酸塩濃度が低く、英国で栽培されたホウレンソウの平均硝酸塩濃度は国内レタスに相当する。

モニタリングプログラムの結果は前年得た結果とほぼ同等で、EFSAに毎年提出されている。

2014年5月~2019年4月の調査

英国で栽培された作物では、ルッコラが最大平均硝酸塩濃度(4131 mg/kg)、最も高い最大硝酸塩濃度(8052 mg/kg-)、最大レンジ(7990 mg/kg)であった。

全種類では、冬のサンプルは夏のサンプルよりも平均濃度が高かった(2830 mg/kgと比較して3519 mg/kg)。だが、その範囲は夏のサンプルでより大きく、限度を超えたサンプルの割合も夏の数か月のほうが高かった。

露地栽培の結球レタスは全種類の中で平均硝酸塩濃度が最も低く、幅も最小だった。

2018年の平均年間硝酸塩濃度は、露地栽培の結球しない種類のレタスの夏冬両方のサンプルでそれぞれの長期平均(LTA)より高かった。

入手可能なデータから、許容硝酸塩濃度を超えるサンプル(ルッコラを除く)の割合は5年ごとにおよそ3%下がっている。

 

[EFSA]意見等

-香料グループ評価72改訂2(FGE.72Rev2)に関する科学的意見:JECFAが第61回、68回及び69回会合で評価し、FGE.05Rev3の香料物質に構造的に関連する、脂肪族、分岐鎖飽和及び不飽和アルコール類、アルデヒド類、酸類及び関連するエステル類

Scientific Opinion on Flavouring Group Evaluation 72, Revision 2 (FGE.72Rev2): consideration of aliphatic, branched‐chain saturated and unsaturated alcohols, aldehydes, acids and related esters evaluated by JECFA (61st, 68th and 69th meetings) and structurally related to flavouring substances in FGE.05Rev3

EFSA Journal 2020;18(3):6029  4 March 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6029

EFSAの食品添加物及び香料に関するパネルはEC規則No 1565/2000に概説されている手順を用いて香料グループ評価72 (FGE.72)に割り当てられた31の香料物質を評価するよう求められた。23物質はすでにFGE.72と FGE.72Rev1で検討されている。残りの8香料物質はFGE.200Rev1とFGE.201Rev2で遺伝毒性が明らかになっており、このFGE.72Rev2で検討される。これらの物質は、構造-活性相関、現在の使用による摂取量、毒性学的懸念の閾値(TTC)、代謝と毒性に関する入手可能なデータについての情報をまとめた段階的アプローチで評価された。パネルは31物質どれも、MSDI(Maximised Survey‐derived Daily Intake)アプローチに基づいて推定された食事摂取量で安全上の懸念が生じることはないと結論した。香料物質の安全性評価に加えて商材としての仕様書も検討され、31香料物質全てが適切だと分かった。以前の改訂(FGE.72Rev1)での手順を通して評価された21物質では、通常及び最大使用量は入手できなかった。4物質では、改変型理論的添加最大一日摂取量(mTAMDI)は、その構造クラスのTTCと等しいあるいはそれ以上である。それゆえ、暴露評価を精細化し安全性評価を最終化するために、これらの25物質の使用と使用量に関するより詳細なデータを提出する必要がある。

 

-FoodEx2維持管理2019

FoodEx2 maintenance 2019

4 March 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1810

FoodEx2はEFSAが開発した包括的な食品分類及び記述システムである。この技術報告書は、新たな用語の追加、用語の廃止、潜在的な側面の強化を含む従来の用語の修正に伴い、2019年中に行われた第3回維持管理工程結果を説明している。

 

-動物由来特定製品のクロルデコンの暫定最大残留基準の食事暴露評価に関する声明

Statement on the dietary exposure assessment for the temporary maximum residue levels for chlordecone in certain products of animal origin

EFSA Journal 2020;18(3):6052  3 March 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6052

評価中のこのMRL提案はEC規則396/2005で設定されている現在のEU MRLsより低い。EFSAが行った食事暴露の計算は、評価中の動物製品に提案されているMRLs濃度で、クロルデコン残留物の短期及び長期摂取がフランス当局の導出する毒性学的参照値を超過するとは予想されないことを示した。

 

[BfR]アルロース(プシコース)、砂糖代用品:食品としての健康評価にはさらなるデータが必要

Allulose, sugar substitute: More data is required for a health assessment as a food ingredient

BfR opinion No. 001/2020 of 8 January 2020

https://www.bfr.bund.de/cm/349/allulose-sugar-substitute-more-data-is-required-for-a-health-assessment-as-a-food-ingredient.pdf

D-アルロースは単糖類に属する希少糖である。D-アルロースの甘さは身近な砂糖(サッカロース)の甘さのおよそ70%に相当する。だが、D-アルロースの摂取に関しては、摂取カロリーは大幅に低い。そのためD-アルロースは、ドイツ連邦食糧農業省(BMEL)が調理済食品の糖類・脂肪類・塩類の国家削減及び革新戦略のリストに挙げる砂糖代用品の1つである。

新規食品としてのD-アルロースの安全性に関する意見は、欧州食品安全機関(EFSA)で今のところ採択されていない。

ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、食品成分としてのD-アルロースの使用が健康リスクを引き起こす可能性があるかどうか評価している。米国で、希少糖トレハロースが非常に病原性の高い細菌クロストリジウム・ディフィシル腸炎で院内感染を増加させたことを受けて、BfRは、匹敵するリスクがD-アルロースの摂取に関連する可能性を評価した。しかしながら、現在入手可能なデータに基づいても、この問題に関する決定的な結論を引き出すことはまだできない。

BfRはリスク評価で次のように結論している。

・食品成分としてD-アルロースを使用すると、ヒトの体内でK. pneumoniaなどの肺炎桿菌Klebsiella種の細菌の増殖を促進する可能性がある。健康的な人は、院内感染(特に敗血症と肺の炎症)の最多原因5つのうちの1つであるKlebsiellaが定着しても病気の症状を示さない。D-アルロースを添加した食品を定期的に摂取することで起こる健康リスクは、そのため、最初は病院で最も関連性が高いだろう。

・食品にD-アルロースを添加する場合、微生物学的食品モニタリングの一部としてKlebsiella種を監視する必要があるだろう。

・リスク評価の視点から、これまで新規食品として普通でない量のD-アルロースを定期的に摂取したことが、どの程度、体内の特定領域でこの糖の濃度を増やし、人の腸内フローラのKlebsiella種の発生と特性に望ましくない影響を与え、および/または伝染力の強いKlebsiella種(特に K. pneumoniae種)の感染力を変えるのか、科学的解明がまだ必要である。

トレハロースのように、食品成分がヒトの体内のヒト病原性細菌に好ましい状態を起こすという特定のリスクは、おそらく「新興リスク」と考えられる。これは、特に、食品成分としてD-アルロースの使用を認可しているアジア各国や米国で、実施された以前の安全性評価では考慮されていない。

 

[NHS] 果物、野菜、食物繊維及び乳製品の豊富な食事と脳卒中のリスク低下の関連を研究が発見する

A diet high in fruit, veg, fibre and dairy is linked to lower stroke risk, study finds

Tuesday 25 February 2020

https://www.nhs.uk/news/food-and-diet/diet-high-fruit-veg-fibre-and-dairy-linked-lower-stroke-risk-study-finds/

様々なメディアが、果物、野菜、食物繊維及び乳製品が脳卒中のリスク低下と関連があると報道した。

これは、欧州9ヶ国から40万人以上(平均年齢50歳)を対象に、異なる食品グループ群と脳卒中のリスクの関連を調べた、大規模な欧州におけるコホート研究によるものである。約12年間の追跡の中、この研究グループの100人に1から2人が脳卒中になった。

研究者は果物、野菜、食物繊維及び乳製品をたくさん食べることは血栓により引き起こされる最も一般的なタイプの脳卒中(虚血性脳卒中)のリスクの減少と関連があることを発見した。

絶対的には、毎日果物や野菜を約200g多く食べることが、10年間で1,000人あたり1件の脳卒中の減少と関連した。食物繊維の摂取を増やすと、2件の脳卒中の減少と関連があり、乳製品の摂取を増やすと10年間で1,000人あたり0.4から0.9件の脳卒中の減少と関連した。

しかし、研究はまだ、直接的な因果関係を証明できていない。他の多くの健康及びライフスタイルの要因が個人の総合的な脳卒中のリスクに起因する可能性がある。これは、これらの食事要因の関連がかなり小さい理由の説明になるだろう。

また、消費した食品の種類についても詳しくわかっていない。例えば、乳製品が低脂肪だったのか全脂肪だったのかについてである。チーズには飽和脂肪が多いので脳卒中のリスクを低下させるが、これは循環器の健康には有害になるかもしれないので、チーズを食べたいだけ食べていいと言うことは賢明ではないだろう。

それでもやはり研究は、果物、野菜及び食物繊維の豊富な健康的な食事の有益性についてすでに分かっていることを裏付ける。

 

[NHS] 全脂肪乳や乳製品が子供の過体重に繋がる証拠はない

No evidence that full-fat milk and dairy products lead to overweight children

Wednesday 4 March 2020

https://www.nhs.uk/news/food-and-diet/no-evidence-full-fat-milk-and-dairy-products-lead-overweight-children/

NHSの食事ガイドラインでは、子供は牛乳からカロリーや不可欠なビタミンの恩恵を受けると述べる。しかし、付け加えて:「成長した子供や成人にとっては、食事で脂肪を摂り過ぎると過体重になる恐れがあるので、低脂肪乳を選ぶことはよい考えである」としている。

最新のレビューにおいて、研究者は2歳から18歳の若者について全脂肪乳または減脂肪乳あるいは乳製品が、いかに子供の体重に影響するかを調べる29の研究からの結果をまとめた。彼らはまた、コレステロール、血圧及び血糖値のような心疾患や糖尿病リスクのマーカーに関する影響も考慮した。

研究者は全脂肪牛乳を飲むことが体重増加に関連した、あるいは低脂肪牛乳(スキムミルクあるいは半脱脂のもの)に変えることで体重が減少することを示した研究はないと発見した。全体像はコレステロールにとってはより複雑だったが、総合的な影響は小さいようだった。

研究者は減脂肪牛乳を飲んだ子供は牛乳の低カロリーを補うために他の種類の食品を多く食べる可能性を示唆する。代わりに食べたものあるいは飲んだものにより、これが体重に関する知見のいくつかの説明になるかもしれない。

研究の観察の特性により、乳製品が体重に与える直接的な影響を評価することが難しくなる。結果はおおきな子供のなかには多様でバランスのとれた食事の一環として、飽和脂肪の摂りすぎにならない範囲で全脂肪乳製品を続けることができる子もいるかもしれないことを示す。

牛乳や乳製品は健康的でバランスのとれた食事の一環である。

子供に与える食事についての詳細は以下。

https://www.nhs.uk/conditions/pregnancy-and-baby/understanding-food-groups/

 

[NHS] 砂糖の入った炭酸飲料はコレステロール値に影響する可能性がある

Sugary fizzy drinks could affect your cholesterol level

Thursday 27 February 2020

https://www.nhs.uk/news/food-and-diet/sugary-fizzy-drinks-could-worsen-cholesterol-levels-regular-users/

「1日1本の炭酸飲料は心発作を引き起こす可能性がある」とMetroは警告し、Mail Onlineは「1日1本の高脂肪(注:元記事がfull-fat、しかし話題にしているのは脂肪ではなく砂糖)の炭酸飲料により、40代に『心発作や脳卒中のリスクを増加させる』可能性がある」と述べる。

しかし、これらの見出しを引き出したその最新の研究は心発作や脳卒中を調べなかった。

代わりに、研究は毎日1日1本以上の砂糖で甘くした飲料を飲んだ人が血液中の脂質値が悪化する可能性が高かったと発見した。それは心発作や脳卒中のリスクを引き上げる可能性があるが、炭酸飲料が直接心発作を引き起こすわけではない。

研究者は米国の中年成人6,370人の食事を調べた。研究者は最低4年間、最大で23年間かけて対象者を追跡した。対象者はコレステロールとトリグリセリド(動脈を詰まらせる可能性のある脂質)を測定するために4年ごとに血液検査をした。

砂糖で甘くした飲料を毎日1日1本以上飲んだ人は、毎月1本以下飲んだ人と比較して、4年後に約10%、「善玉」HDLコレステロール値が低下することが確認された。また、トリグリセリド値は約10%上昇した。

砂糖で甘くした飲料は多くの糖分を含み、高カロリーである。身体はエネルギー貯蔵のために砂糖を脂肪に変化させるので、砂糖をたくさん取るとコレステロール値や血中脂質値に影響を与える可能性がある。定期的に砂糖の入った飲料を飲むことは、一般的に健康によくないので、可能な限り水を選択し、避けるべきである。

水と健康にいい飲料に関しては以下。

 

[MFDS]日本産輸入食品の放射能検査の結果

輸入検査管理課 2020-02-21

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43111

2020.2.14〜2020.2.20

 

[MFDS]国産サムゲタン(参鶏湯)簡便食、カナダに初の輸出開始 

現地実態調査課 2020-02-19

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=43968

食品医薬品安全処と農林畜産食品部は昨年12月、カナダ政府とサムゲタン輸出協議が完了し2月20日、カナダに初輸出する。

○ 今回のカナダへのサムゲタン輸出は食薬処と農食品部共同で、カナダ食品検査庁(CFIA)と過去23年の間継続的な協議により成し遂げられた成果である。

○ 今年の輸出予想量は、合計80トン(7万4000個分)で、2月20日の13トンを始め、3月頃に46トン、年末までに残りの21トンを順次輸出する予定。

□ 政府は、1996年にカナダ政府にサムゲタンの輸入を要求されて以来、世界貿易機関(WTO)牛肉紛争などで6年間協議が中断されたものの、2018年にカナダ政府の国内輸出作業場現地調査が行われてからは輸出手続きが迅速に進行した。

○ 両国は昨年12月にサムゲタンの「輸出衛生条件及び輸出衛生証明書」に最終合意し、カナダ食品検査庁(CFIA)がマニカー F&Gとハリム工場を「輸出作業場」に承認し輸出が可能になった。

○ サムゲタンレトルト食品は、米国、日本、台湾、香港など12ヶ国に輸出*が行われており、現在EU 27ヶ国とサムゲタン輸出協議を進めていて、サムゲタン輸出がさらに拡大すると期待している。

* 輸出額:('17)120億、('18)131億、('19)116億、('20予定)122億

政府は、今回のカナダ輸出をきっかけに、韓国伝統食品であるサムゲタンが国際的な食品安全基準を満たしている事例」として、今後もより多くのさまざまな品目を輸出することができるよう、輸出支援事業を拡大していく予定だと述べた。

 

[MFDS]家庭用簡便食品は栄養成分表示を確認して選択してください! 

食生活栄養安全政策課 2020-02-18

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=43964

□ 食品医薬品安全処は、1人世帯と共働き世帯の増加で最近消費が急増しているチャーハン・カップご飯・粥など家庭用簡便食品に対する栄養成分の含有量情報を調査して公開する。

* 家庭用簡便食品の生産実績:('15)1.9兆ウォン→('17)2.6兆ウォン→('18)3兆ウォン

○ 今回の調査は、昨年、「ナトリウム・糖類の消費者意識調査」で、国民の食品消費指向を分析した結果、家庭用簡便食品の摂取頻度が高く、これに対する栄養成分情報を提供することで栄養を兼ね備えた製品を選択できるように支援するために実施した。

<ナトリウム・糖類の消費者認識調査>

✓家庭用簡便食品の摂取頻度

・週1回以上:('17)73.9%→('19)75.5%

・週3回以上:('17)23.5%→('19)23.6%

・週6回以上:('17)4.9%→('19)5.6%

✓学生・生産職労働者・1人世帯で家庭用簡便食品の摂取頻度が高い

✓全回答者(2002人、満19歳〜60歳未満)の65.7%が普段の家庭用簡便食品が塩辛いと感じる

○ 調査対象は大型マート、オンラインなどで販売しているチャーハン106個、カップご飯60個、粥88個など計254個と家庭用簡便食品など食事類の製品。

<家庭用簡便食品の栄養成分含有量調査>

✓調査期間:2019. 10. 21.〜2020. 1. 30.

✓調査方法:製品に表記した栄養成分含有量の調査とメーカー確認

✓調査機関:清州書院大学(食薬処委託調査機関)

□ 市中に流通中の家庭用簡便食品の食事類(チャーハン、カップご飯、粥)は、1回の提供量当たり平均カロリー、炭水化物、タンパク質などが1日の栄養成分の基準値に比べて全て低く一食の食事の代用には不十分。

○ 調査対象製品の1回提供量当たりの平均カロリー(324kcal)は、主要摂取年齢(19〜29歳)の男性の1日エネルギー必要量(2,600kcal)の12.4%レベルで、コンビニ弁当(750kcal、28.8%)、ラーメン(526kcal、26.3%)など類似した食事類より低い。

○ また、平均タンパク質、脂肪含有量は1日の栄養成分基準値に比べて低く、平均ナトリウム含有量は世界保健機関(WHO) の1日のナトリウム摂取量(2,000 ㎎)に比べやや高いレベルで、継続的に摂取すると栄養不均衡の恐れがある。

< 調査製品群別栄養成分平均含量>

  ✓チャーハン: 熱量403kcal、炭水化物67g、タンパク質10g、脂肪10g、ナトリウム876㎎

  ✓カップご飯: 熱量342kcal、炭水化物61g、タンパク質9g、脂肪7g、ナトリウム867㎎

  ✓粥: 熱量227kcal、炭水化物42g、タンパク質7g、脂肪4g、ナトリウム619㎎

□ナトリウム含有量は、家庭用簡便食品の食事類(チャーハン、カップご飯、粥)メーカー別に大きく差があり、製品を選択するとき栄養成分表示を必ず確認して購入することを勧める。

○ 一部のナトリウム含有量が高い家庭用簡便食品は、ラーメン製品の平均ナトリウム含有量(1,586㎎)と同様のレベルです。

- (チャーハン)ナトリウムの含有量が最も高い製品は、CJ第一製糖(株)の「シェフソリューションハムと野菜のチャーハン(1,540㎎)」、最も低い製品はウェントク村営農組合の「蓮の葉ご飯(269㎎)」。

- (カップご飯)ナトリウムの含有量が最も高い製品は、CJ第一製糖(株)の「プチチゲクッパ(1,530㎎)」、最も低い製品は、ライスジョンの「私たちの米カップおこげ(30㎎)」です。

- (粥)ナトリウムの含有量が最も高い製品は、ソウル料理院の「牛骨牛肉野菜粥(1,310㎎)」、最も低い製品は、だるまの「コシヒカリ粥(0㎎)」です。

□ 手軽で一食の食事の代わりによく食べる家庭用簡便食品は、味と栄養、そして健康も気に掛けてカロリー、ナトリウムなどの栄養成分表示を必ず確認して購入することが重要。

○ また、家庭用簡便食品を食べるときは、不足しているカロリーを補いながら、ナトリウムの排出に役立つカリウムの含有量が多いサツマイモ(100gあたり989㎎)、バナナ(100gあたり346㎎)、アーモンド(100gあたり759㎎)、牛乳(100gあたり143㎎)などと一緒にに摂取することが望ましく、糖類の含有量が多い飲料類より水や茶類(緑茶など)を一緒に摂取することが望ましい。

食薬処は、今後も消費者が安全と栄養を兼ね備えた製品を選択できるように流通製品の栄養成分含有量の比較分析、糖・ナトリウム低減状況などの情報を引き続き提供する予定である。

<添付>

1.ナトリウム・糖類の消費者認識調査の結果

2.家庭用簡便食品(チャーハン・カップご飯・粥)栄養成分含有量の調査結果の概要

3.家庭用簡便食品の賢明な消費ガイド

<別添>家庭用簡便食品(食事類)製品別栄養成分の含有量

 

[MFDS] [報道参考] 輸入段階で農薬など精密検査の強化で安全性は向上し規制は引き下げ 

輸入検査管理課 2020-02-18

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=43962

□ 食品医薬品安全処は、輸入食品で最初に精密検査の対象となる農薬の品目数を調整するなどの内容を盛り込んだ、輸入食品等の検査に関する規定の改正案を2月18日に行政予告する。

○ 今回の改正案は、危害の懸念がある輸入食品の検査は強化し、安全性が確保された輸入食品の規制は合理的に改善するなど、輸入(通関)段階の安全管理を強化するために設けた。

□ 主な内容は、▲不適合発生頻度が高い農薬の集中検査、▲不適合履歴はなく書類検査のみで通関される食品等の調整、▲輸入食品等検体の運搬方法の改善など。

○ 初めて輸入する食品に適用する農薬検査項目は58種で、最近5年間不適合がなく検出履歴が5回未満のキントゼンなど3種の農薬は除き、不適合発生と検出頻度が高いカルベンダジム、トルフェンピラドなど10種類の農薬を追加して合計65種の農薬を輸入(通関)の段階で集中検査する。

○ また、不適合の履歴がないなど安全性が確保されて書類検査のみで通関する食品等*で不適合が発生した中国産にんじん・ネギと米国産アボカド・ビールなど4品目は輸入(通関)の段階で検査を強化し、

- 米国産ウイスキー、スペイン産焙煎コーヒーなど8品目は、最近5年間不適合がないなど安全性が確保されたと認められ書類検査対象に新たに指定された。

* 安全性が確保されたと食薬処長が認める食品など

- (既存)26ヶ国の51品目→(変更)29ヶ国の51品目(重複を含む)

○ 併せて、精密検査対象輸入食品等の検体運搬は、「食品衛生法」に応じて食品運搬業で営業申告された「食品運搬専門業者」に委託できるように根拠を用意し業務の効率を高めた。

 

[MFDS][報道参考] 紅参・高麗人参など健康機能食品原料12種の再評価 

食品基準課 2020-02-18

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=43961

□ 食品医薬品安全処は、消費者選好度が高い紅参を含めクロレラ・マリアザミエキスなどの機能性原料計12種を対象に「2020年健康機能食品の再評価」を実施する予定である。

○ 今年は紅参、高麗人参、クロレラなど告示型原料8種とルテインとゼアキサンチン複合エキスなど個別の認定型原料4種について安全性と機能性を再評価し、2020年12月に評価結果を発表する予定。

* 告示型原料(8種):紅参、高麗人参、クロレラ、難消化性マルトデキストリン、アロエゲル、MSM(メチルスルホニルメタン)、マリアザミエキス、マリーゴールドの花抽出物

* 個別の認定型原料(4種):APIC大豆胚芽熱水抽出物などの複合体、リプリノール、ミドリイガイ抽出物オイル、フィブロインペプチドBF-7、ルテインとゼアキサンチン複合エキスなどマリーゴールドの花抽出物関連原料

○ 参考に、健康機能食品の再評価は、▲健康機能食品の機能性原料として認められた後10年が経過した原料、▲新しい安全性機能性関連情報などがある機能性原料を中心に実施し、再評価対象は健康機能食品審議委員会の審議を経て選定する。

- 選ばれた機能性原料に対しては安全性と機能性を再評価して、再評価の結果の根拠と認定事項の維持変更または取り消しなどの措置がとられる。

 

[MFDS]鉛の基準が超過した輸入冷凍キャッサバの回収措置 

輸入流通安全課 2020-02-14

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=43960

ベトナム産「冷凍キャッサバ」で鉛が基準値(0.1mg/kg)を超過して検出(3.3mg/kg)され、該当の製品を販売中止及び回収措置

 

[MFDS][報道参考] 「食品安全国」公共データ129→164種の開放拡大 

統合食品情報サービス課2020-02-12

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=43953

□ 食品医薬品安全処は、「食品安全性国」で開放している行政処分など129種の食品安全情報に加えて、国民の関心が高い35種*のデータを追加で開放する。

* 行政処分、営業許認可、子供が好む食品優秀販売店指定状況、健康機能食品の機能性原料認定状況、飲食店の食中毒発生状況、学校の食中毒発生状況、子供の給食支援状況など35種

○ 昨年、食品安全公共データの活用件数* が'18年と比べ2倍増以上増加するなど、使用需要が増加しているため、子供の食生活安全管理分野などの公共データを追加で開放する。

* 食品安全国公共データの使用件数:「16年135,556件→「17年457,926件→「18年948,124件→「19年1,856,193件

- また、民間分野で「食品安全国」の公共データを活用してアプリやWEB、プログラムを開発できるように食品安全情報を使用、再利用、再配布することができる形態で公開する予定。

- また、公共データの使いやすさを高めるために、▲「オンライン・及び有線相談窓口(1899-5590)」開設・運営、▲アプリやWEB開発者の相談掲示板を開設、▲食品情報産業官民協議体の運営などを推進する計画である。

 

[FSA] FSAは国際食品規制分析協議会を開催

Food Standards Agency to hold first International Food Regulatory Analysis Conference

4 March 2020

https://www.food.gov.uk/news-alerts/news/food-standards-agency-to-hold-first-international-food-regulatory-analysis-conference

FSAは2020年3月ロンドンにて、規制分析に関する初めての大規模な会議を開催すると発表する。

 

[FTC]痛み緩和装置の販売業者がFTCと虚偽の宣伝苦情について和解

Marketers of Pain Relief Device Settle FTC False Advertising Complaint

March 4, 2020

https://www.ftc.gov/news-events/press-releases/2020/03/marketers-pain-relief-device-settle-ftc-false-advertising

Quellという装置で全身の慢性痛が治療できると詐欺的宣伝をしていたNeuroMetrix社が最低400万ドルの支払いと詐欺的宣伝の中止で合意

効果も嘘だがFDAが認めたという虚偽宣伝

(こんな記事があった

装備すると足の痛みがラクになる 驚異のウェアラブルデバイスQuell

2015年03月24日 文●盛田 諒(Ryo Morita) 週刊アスキー

https://weekly.ascii.jp/elem/000/000/318/318372/

 

[NTP]ニュースレター

NTP Update March 2020

https://ntp.niehs.nih.gov/update/index.html

・NTP理事会は毒性試験をよりヒトにとって妥当性のあるものにするために重要な問題について議論

・マイクロプラスチックの研究には革新が必要(ワークショップ)

・環境が脳の発達に影響する(シンポジウム)

・FDAが化粧品やパウダーのアスベストの試験をレビュー(公聴会)

(DNA傷害性ではなく形態によるリスクなので生物学的な影響は鉱物の定義とは関係ない。「イライラfrustratedマクロファージ」を作るかどうかは長さに依存する)

 

[EU]2020年EU健康賞

2020 EU Health Award

https://ec.europa.eu/health/award/home_en

2020年EU健康賞は6-18才の子どもたちの健康的なライフスタイル推進により地域にポジティブな影響を与えた市や学校と、0-18才の子どもの予防接種を推進したNGO、学校、幼稚園を賞賛する。

昨年は子どもの肥満対策が対象だった。

該当団体は2020年4月29日までに登録する

 

[Defra]プラスチックストロー、スターラー、綿棒禁止規制が議会に

Legislation to ban plastic straws, stirrers and cotton buds enters Parliament

3 March 2020

https://www.gov.uk/government/news/legislation-to-ban-plastic-straws-stirrers-and-cotton-buds-enters-parliament

議会で審議される。ストロー、スターラー、綿棒禁止は全ての避けられるプラスチック廃棄物を排除するための一連の対策のひとつに過ぎない

(何故欧米人はいろんなゴミをトイレに流すのだろう?)

 

[FSS]若い人に食物アレルギーについて話すよう勧める新しいキャンペーン

New campaign to encourage young people to talk about food allergies

27 FEBRUARY 2020

https://www.foodstandards.gov.scot/news-and-alerts/new-campaign-to-encourage-young-people-to-talk-about-food-allergies

食物アレルギーは恥ずべきことではない

FOOD ALLERGIES ARE NOTHING TO CRINGE ABOUT

https://www.foodstandards.gov.scot/consumers/food-safety/food-allergies/food-allergies-are-nothing-to-cringe-about

私達はみんな恥ずかしくなるときがある、靴にトイレットペーパーがくっついたまま歩き回っていたときのように。でも友人に食物アレルギーのことを話すのはそういうことではない。

 

[NYC]ニューヨーク市のコロナウイルスのサイト

Coronavirus

https://www1.nyc.gov/site/doh/health/health-topics/coronavirus.page

いくつか日本語になっているものがある

 

[WHO]ポルトガルが砂糖入り飲料課税で肥満を減らす

WHO欧州地域事務所

Portugal brings down obesity by taxing sugary drinks

04-03-2020

http://www.euro.who.int/en/health-topics/noncommunicable-diseases/obesity/news/news/2020/3/portugal-brings-down-obesity-by-taxing-sugary-drinks

3月4日の世界肥満デーに、我々はポルトガルの砂糖入り飲料税による子どもの肥満対策成功を強調する。

ポルトガルでは2008年から2016年の間に過体重の子どもが37.9%から30.7%に、肥満の子どもは15.3%から11.7%に減った。ただし肥満率は欧州の中でも高いままである。

 

[Codex]COVID-19 /コーデックス会議スケジュールについて更新

COVID-19 / Update on Codex meeting schedule

04/03/2020

http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/news-and-events/news-details/en/c/1264803/

(どうなるかまだわからない感じ)

 

論文

-新しい研究がバングラデシュのヒ素検査キットが不正確であることを発見

New study finds inaccuracies in arsenic test kits in Bangladesh

4-MAR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-03/uom-nsf030320.php

市販の8つのヒ素キットを調べ、性能が悪いものがあることをWater Researchに報告

 

-肥満の労働能力への影響は50才以上の女性で最も高い

Impact of obesity on ability to work highest amongst women over 50

4-MAR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-03/uos-ioo030420.php

Southampton大学の科学者が50-64才の2299人の男性と2425人の女性のBMIと長い病気休暇・仕事の短縮・健康関連失業の関連を調べた。International Journal of Environmental Research and Public Healthに発表された知見によると肥満あるいは重度肥満の女性は正常体重の女性に比べて長い病気休暇が多かった。

 

-サードハンド喫煙は冗談ではない、有害化合物を運べる

Third-hand smoke is no joke, can convey hazardous chemicals

4-MAR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-03/yu-tsi030420.php

Science Advancesに発表された研究。映画館に超高感度分析装置を持ち込んで1週間にわたり数千の化合物を監視した。タバコの煙に含まれる多様な揮発性有機化合物が、特定の映画で増加した。一般向けのGランクではあまり増えず、R指定の映画で劇的に増加した。化合物の組成からそれは少し古いタバコの煙であることが確認された。

(映画館自体は禁煙。服についた匂いはわかるので当然と言えば当然。ただ著者らはそれが有害であると言っている)

 

その他

-インド テランガーナ州のAYUSH(アーユルベーダ、ヨガとナチュロパシー、ウナニ、シッダ、ソワリガ、ホメオパシー)省はホメオパシー錠剤を配っている

Coronavirus: Telangana AYUSH Dept distributes homeopathic pills

March 04, 2020

https://www.thehindubusinessline.com/news/national/coronavirus-telangana-ayush-dept-distributes-homeopathic-pills/article30981022.ece

The News Minuteの報道によると新型コロナウイルスの「予防医薬品」としてMCRHRDIがホメオパシー錠剤を配布している。その前には'Arsenic Alb 30 P'(慢性ヒ素中毒に有効とされるホメオパシー)がこの恐ろしいウイルスの病気を治せる可能性があると主張していた。錠剤を配っているボランティアによると、人々には毎日6錠、各食事の前30分と後30分に錠剤を飲むように、赤ちゃんには母乳と一緒に毎日3錠を与えるように助言しているという。火曜日だけで3500人以上に11500ドーズを配った。空港でも入手できる。

このことは各種ソーシャルメディアで厳しく批判されている。錠剤が役に立つという根拠は無い。

 

-他のサイトがより厳しいスタンスをとる中フェイクコロナウイルスツイートが広がっている

Fake coronavirus tweets spread as other sites take harder stance

Alex Hern Wed 4 Mar 2020

https://www.theguardian.com/world/2020/mar/04/fake-coronavirus-tweets-spread-as-other-sites-take-harder-stance

コロナウイルスデマに対するテックプラットフォームの方針が明確に異なり、Twitterが不正確で危険なアドバイスの温床になっている一方でPinterestと WeChatはアウトブレイクについてのコミュニケーションを制限している。

(以下各プラットフォームの事例や対応等)

 

-山火事危機後のCOVID-19アウトブレイクで、コロナウイルスはパニックにならないようにと警告を促す

Coronavirus prompts warnings not to panic as COVID-19 outbreak comes after bushfire crisis

By James Carmody  Updated yesterday

https://www.abc.net.au/news/2020-03-04/coronavirus-covid-19-outbreak-prompts-warnings-not-to-panic/12024432

コロナウイルスパンデミックが切迫し、オーストラリア人がかつて無いレベルで災害への準備をしている。

国中のスーパーマーケットのトイレットペーパー、缶詰食品、ハンドサニタイザー、ボトル入り水が空っぽになっている。これまでオーストラリアではこのような恐怖に煽られたパニックによる購入行動はあまりみられなかった。山火事で過敏になった注意がウイルスに向けられているようだ。山火事危機は収束に向かったが多くの人が家を失い絶え間ない警報に晒され続けた。COVID-19は警戒はすべきだが警報レベルにはなっていない。明確な情報が重要だ。コロナウイルスについての情報を与えるためにはソーシャルメディアに氾濫しているデマ対策も必要である。恐怖への解毒剤は行動で、適切な行動をとることで何かに準備できていると感じることが役に立つ。

(いろいろ略。結局余分に買うことを勧めているんだが・・)