2020-04-03

[MFDS]日本産輸入食品の放射能検査の結果

輸入検査管理課 

-2020-03-20

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43122

2020.3.13〜2020.3.19

 

-2020-03-13

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43118

2020.3.6〜2020.3.12

 

[MFDS]残留農薬基準を超える国産農産物(シレギ)の回収措置 

農畜水産物安全課 2020-03-19

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44028

食品医薬品安全処は、国内産「パンチボウルシレギ」から残留農薬(ビフェントリン)が基準値(0.52mg/kg)を超過(1.31mg/kg)して検出され、該当製品を販売中断および回収措置する

注:シレギ・・・大根の葉を乾燥させたもの

 

[MFDS]えのき茸生産業者に対する衛生管理を強化 

農畜水産物安全課 2020-03-18

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44025

□政府は、アメリカ*にえのき茸を輸出する4業者を調査した結果、2業者のえのき茸からリステリア菌が検出され生産・流通過程で衛生管理を一層強化することにした。

* 韓国は、えのき茸を加熱調理して摂取するが、アメリカはそのままサラダ形態で食べるなど食文化が異なり、アメリカでリステリア食中毒が発生した(‘16.11~’19.12)と推定

** リステリア菌が検出されたえのき茸を70℃ 3分、5分、10分、100℃ 15秒、1分加熱した結果、リステリア菌が死滅する(国立農産物品質管理院実験結果)

○えのき茸は加熱・調理して摂取すれば食中毒を予防*することができるので、えのき茸の包装に消費者にわかりやすいように「加熱調理用」である点を表示するように改善**し、これを制度化していく計画である。

<加熱調理用の表示例>

「そのまま摂取せずに、十分に加熱調理して摂取してください。」

○併せて、えのき茸を含むきのこ生産業者に対しては、定期的衛生点検、マニュアル配布および衛生管理教育・広報を強化していく計画である。

 

[MFDS]成人は一日コーヒー4杯、青少年のエネルギードリンクは2缶以内で摂取してください 

添加物包装課 2020-03-18

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44023

食品医薬品安全処食品医薬品安全評価院は、成人の場合は一日にコーヒー4杯、青少年はエネルギードリンク2缶以上を摂取する場合、カフェインの最大一日摂取勧告量*を超すことがあるので注意が必要だと発表した。

* 最大一日摂取勧告量:一般的に健康な人が摂取した時に副作用がないものと予想する一日摂取量

○食薬処はカフェインの過剰摂取によって睡眠障害、不安感などの副作用を起こすことがあり、カフェイン最大一日摂取勧告量を成人の場合400mg以下、妊婦は300mg以下、子供・青少年は体重1kg当り2.5mg以下に設定して管理している。

□評価院は昨年、食品中のカフェイン摂取量を調べるために国内流通食品21品目883件を対象にカフェイン含有量を調査・分析した結果、

○カフェイン含有量(1回提供量当たり)が最も多い食品は、焙煎コーヒー(源豆)、液状コーヒー、調製コーヒー(コーヒーミックス)、インスタントコーヒー、炭酸飲料、混合飲料の順で、

- 焙煎コーヒー、液状コーヒー、調製コーヒー(コーヒーミックス)およびインスタントコーヒーの1回提供量当たり平均カフェイン含有量はそれぞれ91.5mg(粉末7g基準)、88.2mg(250mL基準)、55.8mg(粉末12g基準)、54.5mg(粉末2g基準)であり、

- 液状コーヒーのうちコーヒー専門店コーヒーの1回提供量当たり平均カフェイン含有量は132.0mg(400mL基準)であり、

- エネルギードリンク*と呼ばれる飲み物の1回提供量当たり平均カフェイン含有量は80.2mg(250mL基準)だった。

* エネルギードリンクは炭酸が入った場合炭酸飲料、炭酸が入っていない場合混合飲料に分類される

□併せて、最近3年間(‘15~’17年)我が国民1人当たり一日平均カフェイン摂取量は65.7mgで最大一日摂取勧告量に比べて17.6%水準だった。

○年齢別一日平均カフェイン摂取量は成人(満19才以上) 78.0mg、青少年(満13~18才) 16.2mg、子供(満7~12才) 5.4mg、未就学子供(満1~6才) 1.6mgで、カフェイン最大一日摂取勧告量対比それぞれ19.8%、11.3%、6.2%、3.7%だった。

○カフェイン摂取の主な寄与食品は成人の場合、液状コーヒー(コーヒー専門店含む)、青少年・小学生・未就学子供は炭酸飲料だった。

* 成人の場合、液状コーヒーからのカフェイン摂取が44%、青少年は炭酸飲料50%、小学生は炭酸飲料60%、未就学子供は炭酸飲料41%である

食薬処は、最近、韓国民のカフェイン摂取量が増えて* いて、カフェイン過剰摂取を減らすための広報とともにカフェイン摂取量の評価を持続的に実施する計画である。

* 3年間(‘15~‘17年)カフェイン摂取量(mg/day):(‘15) 61.1 → (’16) 64.0 → (’17) 71.8

○消費者の正しい理解のために製作された「カフェイン過剰摂取に注意してください!」(カードニュース)は、食薬処ホームページで確認できる。

<添付> 1.国内流通食品中カフェイン含有量

<添付> 2.我が国民のカフェイン平均摂取量(‘15~’17年平均)

<添付> 3.年齢別主なカフェイン摂取食品

<添付> 4.年度別(2015~2017年)カフェイン摂取量推移

<添付> 5.国内外カフェイン管理現況

<添付> 6.カフェイン カードニュース

 

[ProMED]珪肺症 バングラデシュ:(ランプル)石労働者、致死

Silicosis - Bangladesh: (RP) stone workers, fatal

2020-04-02

https://promedmail.org/promed-post/?id=7173337

Date: Tue 31 Mar 2020 Source: The Daily Star [edited]

Patgram upazilaの砕石労働者が苦しみの中に放置されている。ほとんどは貧しく珪肺症の治療が受けられない。過去6-7年の間に少なくとも67人の砕石労働者が死んだ

(以下状況を伝える長い記事、珪肺についての解説)

 

論文

-コールドおよびホットでいれたコーヒーの違いを化学で解き明かす(動画)

Using chemistry to unlock the difference between cold- and hot-brew coffee (video)

2-APR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-04/acs-uct021820.php

ACS動画シリーズ

違いが大きいのは深煎り

 

-危機の時の消費者の買いだめを止めたい?

Want to stop consumer hoarding in times of crisis?

2-APR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-04/ifor-wts040220.php

新しい研究は答えを提供するかもしれない

・我々は自宅の備蓄条件による購入行動に基づき消費者がどれだけ将来を考えているのかを測定する新しい方法を提案する

・我々の方法を洗剤や殺菌スプレー、殺菌ワイプ、トイレットペーパーのような保管可能なグッズにあてはめた

・我々の推定によると消費者の考える将来は概ね8週間

・消費者の購入行動は将来の値段がどれだけ上がると予想するかに大きく依存する

・近い将来不足して値段が高くなると予想するので、パニック買いは合理的買いだめ行動として説明できる

人々を落ち着かせるには将来の値段と近い将来の製品の入手可能性に関する人々の予測を変える方法を見つける必要がある。

Marketing Science

 

-考古学:鉛汚染は中世の王の盛衰を追跡する

Lead pollution tracks the rise and fall of medieval kings

Ann Gibbons

Science  03 Apr 2020:Vol. 368, Issue 6486, pp. 19-20

イングランドCastletonの風光明媚な村は800年前は銀の採鉱のため有毒な鉛の汚染が多かった。鉛の量は銀の生産量の目安になるため鉛汚染の追跡が中世イングランドの経済の目安になる。今週Antiquityに発表された研究によると王の力が強く銀貨や城や寺院を建築した時代はスイスアルプスの氷床コアの鉛汚染が急増し、疫病の流行や戦争などの危機時に採鉱が低下し空気がきれいになる

 

その他

-反ワクチン運動がコロナウイルスとの戦いの妨げになる可能性がある、専門家が警告

Anti-vaccination movement could derail fight against coronavirus, experts warn

Richard Hall  25 March 2020

https://www.independent.co.uk/news/world/americas/coronavirus-vaccine-anti-vaxxer-donald-trump-a9426151.html

アメリカ人の10%以上がコロナウイルスワクチンがあっても使わないだろうという

世界中の研究室がCovid-19ウイルスの拡散阻止のためにワクチンを作ろうとしているが公衆衛生担当者がいわゆる「反ワクチン」運動がその有用性を損ねるだろう、という。

予防接種と公衆衛生対策についての国際ワーキンググループ(IWG)の創設者Dr Scott Ratzanが、「我々はワクチンを必要としている。しかしワクチンは適切に接種された時のみ有効である。もし人々が拒否して集団免疫に必要なレベルに至らなければ、再び病気は増えるだろう」Dr Ratzanが独自に行った、3月18-19日に1100人以上のアメリカ人での調査によると、コロナウイルスのワクチンができたら歓迎して接種すると回答したのはたった66%で、23%はよくわからない、11%は接種しないと回答した

 

最大の反ワクチン団体の一つがやがてできるであろうコロナウイルスワクチンへの反対活動に備える

One of the largest anti-vaxxer groups in the nation is gearing up to resist the eventual coronavirus vaccine

March 18, 2020

https://www.rawstory.com/2020/03/one-of-the-largest-anti-vaxxer-groups-in-the-nation-is-gearing-up-to-resist-the-eventual-coronavirus-vaccine/

(コロナウイルスは存在しない、ワクチン推進のための陰謀だ、とか言ってる。日本の反ワクチンはおとなしいようだが)