2020-04-08

[EU]RASFF Week14-2020

警報通知(Alert Notifications)

ドイツ産トウモロコシ粉のフモニシン(3048 µg/kg)、オーストリア産オーガニックCBDヘンプティーの禁止物質テトラヒドロカンナビノール(THC)(285 mg/kg)、スペイン産冷凍ヒレマコザメ(Isurus oxyrinchus)の水銀(1.4 mg/kg)、モロッコ産カクテルトマトのチオファネートメチル(11.724; 28.796 mg/kg)、スペイン産イチジクのアフラトキシン(B1 = 14.7; Tot. = 23.3 µg kg)、など。

注意喚起情報(information for attention)

インド産バスマティ米の未承認物質トリシクラゾール(0.11 mg/kg)、トルコ産スルタナのオクラトキシンA(16.7 µg/kg)、タイ産スウィートバジルのピリダベン(0.068 mg/kg)、未承認物質カルベンダジム(0.363 mg/kg)及びトリアゾホス(1.48 mg/kg)、など。

フォローアップ用情報(information for follow-up)

イタリア産グルテンフリーラップとピザのカビ、英国産飼料用魚油の未承認飼料添加物E 324(エトキシキン)、オランダ経由中国産コップ及び皿からのメラミン(2.1; 5 mg/l)の移行、トルコ産オレガノのピロリジジンアルカロイド(6620 µg/kg)、スウェーデン産チーズのカビ、など。

通関拒否通知(Border Rejections)

中国産緑茶の未承認物質トルフェンピラド(0.45 mg/kg)、フィリピン産砂糖菓子の着色料ポンソー4R/コチニールレッドAの高含有(205 mg/kg)、トルコ産卵の形のチョコレートの着色料エリスロシンの未承認使用、インド産冷凍エビの禁止物質ニトロフラン(代謝物)フラゾリドン(AOZ)(4.8 µg/kg)、アルゼンチン産鳥の餌用穀粒のアフラトキシン(B1 = 66 µg/kg)、アルゼンチン産湯がいたピーナッツ穀粒のアフラトキシン(B1 = 28.8 µg/kg)、トルコ産冷凍サバ切り身の温度管理不足(-15〜-5.4°C)、中国産キッチンセットからのメラミン(3.81 mg/kg)の移行、トルコ産ピーマンのアセタミプリド(0.762 mg/kg)及びエトキサゾール(0.050 mg/kg)、トルコ経由マダガスカル産乾燥黒目豆のクロルピリホス(0.026 mg/kg)、フェニトロチオン(1.1 mg/kg)及び未承認物質カルバリル(0.095 mg/kg)、ジクロルボス(0.094 mg/kg)及びトリクロルフォン(0.057 mg/kg)、イスラエル産オレンジのブロモプロピレート(0.33 mg/kg)、アルゼンチン産ピーナッツ穀粒のアフラトキシン(B1 = 30; Tot.= 34 µg/kg)、米国産殻剥きピーナッツのアフラトキシン(B1 = 10.9 µg/kg)、など。

 

[EFSA]食品中の残留農薬:閲覧可能なグラフで傾向を追跡する

Pesticide residues in food: track trends with our browsable charts

2 April 2020

http://www.efsa.europa.eu/en/news/pesticide-residues-food-track-trends-our-browsable-charts

EFSAは、EUにおける食品中残留農薬に関する年次報告書を公開した。この報告書は、EU加盟国、アイスランド、ノルウェーが実施した公式の各国管理活動のデータに基づいており、対象を絞った収集とランダム収集の両方が含まれる。2018年には、合計91,015検体が分析され、そのうち95.5%が法的に許可された濃度内であった。EU共通管理計画(EU-coordinated control programme)(ランダム収集)の一環として分析された11,679検体のサブセットでは、サンプルの98.6%が法的制限内であった。

この報告書は、EUにおける食品中残留農薬の存在と、消費者に起こり得る健康リスクの概要を示している。またリスク管理者に対し、将来の管理策に関する決定の礎となる重要な情報を提供している。EFSA事務局長Bernhard Url氏は、「この報告書は、EUの法律と目標に沿った農薬の適切な使用を担保するための欧州委員会と加盟国の取り組みをサポートしてきた。データの効率的な収集と厳密な分析は、今後もEUで販売される食品の安全性を確保する上で中心的な役割を持つだろう。」と述べている。

リスクベース(対象を絞った)収集とランダムな収集

ランダムに収集されたデータ区分は、3年間のローテーションで同じ製品バスケットを取り上げており、特定の商品の残留基準値超過率の上昇または下降傾向を特定できるため特に有効である。EFSAは今年、共通管理計画の結果を参照可能なチャートとグラフに変換し、専門家以外のユーザーがデータにアクセスできるようにした。各国管理計画はリスクベースであり、残留農薬が含まれている可能性が高い製品、又は過去に法律違反が特定されている製品を対象とする。そのため、EU共通管理計画のデータとは異なり、欧州全域で店舗の棚にある食品に残留すると思わる農薬の濃度について、統計的に代表的な数値を提供してはくれない。

リスク評価

EFSAによる食事リスク評価によると、2018年に分析された食料品が消費者の健康に懸念をもたらす可能性は低い。ただし高水準の消費者保護を確実に継続するため、EFSAは欧州における管理ステムの効率を向上するための推奨事項を多数提案している。

 

-2018年残留農薬に関するEU報告書-EU共通管理計画の結果

The 2018 European Union Report on pesticide residues - the EU-coordinated programme results

http://www.efsa.europa.eu/en/annual-pesticides-report-2018

 

-2018年食品中の残留農薬に関するEU報告書

The 2018 European Union report on pesticide residues in food

2 April 2020

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6057

概要

EUの法律(EC規則No 396/2005、第32条)に基づいて、EFSAはヨーロッパ市場における食品中残留農薬濃度を分析した年次報告書を出す。分析は、EU加盟国、アイスランド、ノルウェーが実施した公式の各国管理活動のデータに基づいており、ランダム化されたサンプリング戦略を使用するEU共通管理計画のデータサブセットが含まれる。2018年には、分析された91,015検体全体の95.5%が最大残留濃度(MRL)を下回り、4.5%がMRLを超過、そのうち2.7%は非準拠、つまり検体は測定の不確かさを考慮した上での基準値超過であった。

 

-2018年に実施された残留農薬分析に関する各国概要報告書

National summary reports on pesticide residue analysis performed in 2018

2 April 2020

http://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1814

概要

EC規則No. 396/2005の第31条に従って、EU加盟国は、食品中の残留農薬に関する公的管理の結果を欧州食品安全機関(EFSA)に通知しなければならない。この枠組みの中で、EU加盟国、アイスランド、ノルウェーは、参照年における管理活動の主な調査結果を概説する短い概要報告書を提出した。このテクニカルレポートは、報告を行った国々の活動をまとめたもの。

 

[EFSA]動物及び食品中の動物用医薬品残留物:安全レベルの順守は依然として高い

Veterinary drug residues in animals and food: compliance with safety levels still high

31 March 2020

http://www.efsa.europa.eu/en/news/veterinary-drug-residues-animals-and-food-compliance-safety-levels-still-high

EFSAの最新のレポートによると、動物及び動物由来の食品に含まれる動物用医薬品の残留物や汚染物質に関するデータは、EUの推奨安全濃度を高率で準拠していることを示している。このレポートは、2018年に収集されたモニタリングデータをまとめたものである。

データは、EFSAが監督する公開リポジトリ(保管庫)であるナレッジジャンクションで利用可能である。ナレッジジャンクションは食品および飼料の安全性リスク評価におけるエビデンスの透明性、再現性、再利用性を向上させるために設置された。

背景

食品を生産する動物は、病気を予防又は治療するために動物用医薬品で治療されることがある。これらの物質は、治療された動物に由来する食品中に残留する可能性がある。

食品には、動物が曝露した農薬や汚染物質の残留物も含まれている場合もあり、このためEU諸国は、食品生産動物における認証済み動物用医薬品の違法使用又は誤用を検出し、残留物違反の理由を調査する残留物監視計画を実施しなければならない。

生きた動物及び動物製品の動物用医薬品残留物及びその他の物質のモニタリング結果に関する2018年報告

Report for 2018 on the results from the monitoring of veterinary medicinal product residues and other substances in live animals and animal products

31 March 2020

https://efsa.onlinelibrary.wiley.com/doi/10.2903/sp.efsa.2020.EN-1775

概要

このレポートは、EUの生きた動物および動物製品に含まれる動物用医薬品及び特定物質の残留物について、2018年に収集されたモニタリングデータをまとめたもの。28のEU加盟国から合計657,818件のサンプルが欧州委員会に報告された。このデータ内訳は、理事会指令96/23/ECに従って報告されたターゲットサンプル354,517件、サスペクトサンプル5,095件、及び輸入時に収集された3,022件のサンプルと国内法の下で開発されたプログラムの枠組みで収集された295,184件のサンプルである。加盟国の大多数は、理事会指令96/23/EC及び委員会決定97/747/ECに規定されたサンプリング頻度の最小要件を満たしていた。全体として、2018年の非準拠サンプルの割合(0.30%)は、過去10年間(0.25%-0.37%)と同等であったが、2017年(0.35%)と比較するとわずかに低下した。2017年の結果と比較して、2018年には、抗甲状腺薬、ステロイド、及び「その他」の非準拠結果の頻度がわずかに増加した。抗菌薬、駆虫薬、非ステロイド系抗炎症薬、「その他の薬理活性物質」、有機塩素化合物、化学物質、マイコトキシン、及び染料では、わずかな減少が見られた。その他の物質群については顕著な変動はなかった。

 

[EFSA]意見等

-インターネットベースのソフトウェアによる規制対象製品申請の電子提出

E-submission of regulated product applications through internet-based software

1 April 2020

http://www.efsa.europa.eu/en/news/e-submission-regulated-product-applications-through-internet-based-software

EFSAは、COVID-19の拡散抑制のためにイタリア政府によって導入された制限に準拠するため、いくつかの暫定措置を実施した。たとえば、すべてのスタッフは通知があるまで自宅勤務となっている。非常事態ではあるが、当局は日常業務への混乱をできるだけ少なくするために最善を尽くしている。

緊急措置を講じた結果として、規制対象製品の申請サポートのため普通郵便で提出される文書の処理能力の低下がある。そこでEFSAは、申請者がインターネットベースのソフトウェアを介して文書を提出できるようにする。

進行中の申請について質問がある、又は進行中や将来における申請の手順を明確化する必要のある申請者又は機関パートナー(欧州委員会、EU加盟国)は、EFSAのアプリケーションデスク班(APDESK.applications@efsa.europa.eu)までご連絡ください

COVID-19発生時の規制対象製品申請の電子提出に関する事務局長の決定

Decision of the Executive Director concerning the electronic submission of applications for regulated products during COVID-19 outbreak

http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/documents/news/200330-ed-decision.pdf

 

-有効物質ベータシフルトリンの農薬リスク評価のピアレビュー

Peer review of the pesticide risk assessment of the active substance beta‐cyfluthrin

1 April 2020

http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6058

農薬有効物質ベータシフルトリンについて、報告国であるドイツと共同報告国であるハンガリーの所轄官庁が実施した初期リスク評価のピアレビュー受けて、EFSAの結論が報告されている。ピアレビューは、委員会実施規則(EU)No 844/2012によって要求されたもの。結論は、ビート、ジャガイモ、小麦、温室トマトの殺虫剤としてのベータシフルトリンの代表的な使用法の評価に基づいている。またこの結論は、標的としていない節足動物へのリスクに関するピアレビュー終了後の決議段階で、欧州委員会から受けた要請に対応するものでもある。規制機関によるリスク評価での使用に適した、信頼できるエンドポイントが提示されている。規制の枠組みで必要と特定された欠落情報が列挙され、懸念事項が特定される。

 

[FAO]COVID-19:最も空腹な、最も脆弱なコミュニティが「危機の中の危機」に瀕している

COVID-19: Our hungriest, most vulnerable communities face “a crisis within a crisis”

http://www.fao.org/news/story/en/item/1269721/icode/

医療資源が不足している国では、医療の危機が飢餓によりさらに悪化し直ちに助けないと生活が失われる

FAOの緊急事態と回復能力部門長Dominique Burgeonへのインタビュー

COVID-19が打撃を与える前から食糧不足や危機に苦しんでいた人々が、世界のCOVID-19対策としての移動や活動制限でさらに苦しんでいる

 

[FSA]イングランドの肉業界にコロナウイルスに対応した公開文書

Open letter to the meat industry in England in response to coronavirus

7 April 2020

https://www.food.gov.uk/news-alerts/news/open-letter-to-the-meat-industry-in-england-in-response-to-coronavirus

この異例な時期に、我々は肉業界で働く人達に協力感謝の公開文書を発表する

安全な食品の供給のための査察等の協力に感謝

 

論文

-抗がん薬の環境影響は何?

What are the environmental impacts of cancer drugs?

8-APR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-04/w-wat040720.php

Environmental Toxicology and Chemistryに発表されたレビューによると抗がん剤の水環境への影響についての研究は少ない

 

-反科学に対抗する:2020年代の準備はできているか?

Combating antiscience: Are we preparing for the 2020s?

Hotez PJ (2020) PLoS Biol 18(3): e3000683

https://journals.plos.org/plosbiology/article?id=10.1371/journal.pbio.3000683

2010年代の後半は反科学運動の急増と米国などの科学者への前例の無い攻撃を見た。この傾向はすぐには低下しないだろう、そして科学者が自分自身で反応し疑いを持っている人々と関係し科学を防衛しなければ負けるだろうことがますます明らかである。そのため我々は科学の公共への関与のために科学の博士課程と卒後課程の両方で教育訓練をみなおしシニア科学者にインセンティブを与えなければならない

 

-子どものビデオゲームの使用とBMIとその他のエネルギーバランス行動の関連

Association of Video Game Use With Body Mass Index and Other Energy-Balance Behaviors in Children

William Goodman et al., JAMA Pediatr. Published online April 6

https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/fullarticle/2763827

英国の2000年9月1日から2002年1月31日までに生まれた子どもを調べたミレニアムコホート研究の二次解析。5才の時のビデオゲームの使用時間が長いことと14才の時のBMIの高さに小さな関連があるが就寝時間が不定期であることと砂糖入り飲料の摂取が仲介している可能性がある

 

-リスクに基づいたアプローチが社会経済の回復を最大化するだろう

Risk based approach will optimize socioeconomic recovery

7-APR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-04/sfdm-rba040720.php

公衆衛生の危機はCOVID-19によるものより大きくなるか

Disaster Medicine and Public Health Preparednessのエディトリアル

米国には現在二つの公衆衛生の危機がある、一つはCOVID-19でみんなが知っていてそれを封じ込めようと努力している。そしてその極端な対策が二つ目の公衆衛生の危機となり死亡や病気をCOVID-19由来のものよりさらに増やすだろう。両方の危機を緩和するために国と州のレベルで戦略が必要である

 

-川―地下水ヒ素ホットスポット

River-groundwater hot spot for arsenic

7-APR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-04/fu-rhs040620.php

コンピューターモデルが複雑な境界を読み解く

Nature Geoscience

 

その他

-なぜはしかの死亡が急増しているのか-そしてコロナウイルスがそれを悪化させるのか

Natureニュース

Why measles deaths are surging — and coronavirus could make it worse

07 APRIL 2020  Leslie Roberts

https://www.nature.com/articles/d41586-020-01011-6

世界で最も感染力の強いウイルスがコンゴ共和国で数千人を殺した。そして23の国がSARS-CoV-2対策のために予防接種を中断している

コンゴでは既に6500人の子どもが死亡しさらに拡大中。

 

-ボスウェリア(乳香)で健康になる?

Will Boswellia Make You Well?

Published April 07, 2020

https://www.berkeleywellness.com/supplements/herbal-supplements/article/will-boswellia-make-you-well

ボスウェリアサプリメントは何でも治せると宣伝されている。本当?限られた研究からわかっていることを記す。

ボスウェリアはインド、北アフリカ、中東に自生するBoswellia serrataの木の皮から抽出されたものでインド乳香(フランキンセンス)とも呼ばれる。この木の樹脂は伝統インド医学(アーユルベーダ)で何世紀にもわたって喘息から関節炎まで各種病気の治療に用いられてきた。ボスウェリアの有効成分はボスウェル酸と呼ばれる。一部の試験管内実験や動物実験で抗炎症や鎮痛、抗がん作用などが報告されている。しかしヒト試験は少なく全てが小規模である。最も期待できる根拠は痛みで2019年の予備的研究では48人の変形性膝関節症のヒトで調べている

(略)

基本:独立した研究が無いことと、ダイエタリーサプリメントについてはいつものことだが瓶の中に入っているものの純度や強度が信用できないことから、我々はボスウェリアを勧めない

 

-ナチュロパシードクターはCOVID-19と戦えるか?

Skeptical Inquirer

Can Naturopathic Doctors Combat COVID-19?

William M. London April 2, 2020

https://skepticalinquirer.org/exclusive/can-naturopathic-doctors-combat-covid-19/

先週、アメリカナチュロパシードクター協会(AANP)が、政府に国のCOVID-19パンデミック対応にはアメリカナチュロパシードクター(ND)を含む全ての免許のあるヘルスケア専門職を活用するよう強く求めると発表した。

確かに我々は医療従事者不足に直面している。しかしNDやナチュロパシーが必要かどうかは疑わしい。それを説明しよう。

・ナチュロパシーとは何か?

・COVID-19と戦うためにNDの役割はあるか?

(略)

カナダブリティッシュコロンビアのND規制機関は最近以下のように発表した:

一部の登録NDがCOVID-19対策としてサプリメントやナチュロパシーを推進していることに気がついた。公衆衛生当局からの情報を超えたどんなNDによるCOVID-19予防や治療についての主張も不適切で有害で基準違反になる可能性がある

米国で当局から同様のメッセージが出ることは期待できない。

それでナチュロパシーが実際に提供するのは?「コロナウイルスを広げるだけだろう」

 

-コロナウイルスはレストランを永久に変える可能性がある、専門家は客の体温チェックと混雑への新たな恐れを予想

Coronavirus could irreversibly change restaurants, with experts predicting customer temperature checks and new fears of crowds

Kate Taylor Apr 6, 2020,

https://www.businessinsider.com/coronavirus-is-going-to-change-restaurants-for-years-2020-4

・人々はコロナウイルスのアウトブレイクが終わったらレストランやバーに戻ることを夢みているが、一部の専門家はこのパンデミックでこの業界が長期的に変わるという

・9.11が航空機業界を変えたように、顧客の恐怖と新しい予防が新たな普通になるだろう

・可能性の中には客の体温チェック、入店規制、人の多いバーや親密なデートの減少が含まれる

 

-コロナウイルス:「猫は屋内で飼って」獣医が助言

Coronavirus: 'Keep cats indoors', vets recommend

By Victoria Gill

https://www.bbc.com/news/science-environment-52204534

獣医科学者が猫のオーナーにペットは屋内に、と勧める

しかし英国獣医師会は「オーナーはペットから感染するリスクは心配しないで」という。

衛生状態を良く保ち、屋内で飼おう

 

-がん慈善団体がコロナウイルスによる不足で研究が後退するだろうという

Cancer charities say coronavirus shortfall will set back research

Patrick Butler and Steven Morris

Tue 7 Apr 2020

https://www.theguardian.com/science/2020/apr/07/cancer-research-uk-to-cut-funding-for-research-by-44m

英国で最も有名ながん慈善団体がコロナウイルスアウトブレイクによる集金危機の最新の犠牲者になった。Cancer Research UKは募金イベントのキャンセルやチャリティショップの閉鎖などで募金収入が減るため研究計画を大幅に縮小すると発表した。二番目に大きいMacmillan Cancer Supportも今年の収入は半減と予想している

Cancer Research UKはこの影響でがん研究は何年も遅れるだろうと認めた。

 

-WhatsApp と YouTubeはコロナウイルス陰謀論とデマを取り締まっている

WhatsApp and YouTube are cracking down on coronavirus conspiracies and misinformation

By Bridget Judd and wires

https://www.abc.net.au/news/2020-04-08/whatsapp-youtube-coronavirus-conspiracies-5g-network/12131842

保健当局はコロナウイルスの拡大を止めようと働いているが、ソーシャルメディアの巨人は自身の伝染に直面している:陰謀論

WHOがデマの「インフォデミック」と呼んだものを取り締まるために、あなたはデジタルワールドでも制限されるかもしれない。

WhatsAppはメッセージのシェアリングを一度に一つに制限した。YouTubeはコロナウイルスの症状と5Gを結びつける陰謀論動画を全て禁止した