2020-08-19

[MFDS]日本産輸入食品の放射能検査の結果 

輸入検査管理課

-2020-08-07

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43151

2020.7.31〜2020.8.6

 

-2020-07-31

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43149

2020.7.24〜2020.7.30

 

[MFDS]今年上半期、海外個人輸入の危害食品128個を遮断措置 

輸入流通安全課 2020-08-06

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44499

□ 食品医薬品安全処は、今年上半期の海外インターネットサイトでダイエット効果、性機能改善などを広告した544個の製品*を直接購入して検査した結果、12個(2.2%)製品で、食品に使うことができない不正物質が検出されたとして消費者へ注意を呼びかけた。

* ダイエット効果(323)、性機能改善(71)、筋肉強化(62)など標榜

□ 不正物質は、ダイエット効果を標榜した7製品及び性機能改善を標榜した4製品、筋肉強化を標榜した1製品で検出された。

○ (ダイエット効果)「Kiseki Tea Detox Fusion Drink」、「Dual biactived-tox」、「Tummy&Body Fat Reducing Tea」の3製品では、国内医薬品成分であるセンノシドとカスカロシドが検出され、「Bikini Me」と「Slim Me」、「Deep detox」、「Ripped freak hybridsupplement」の4製品では、ゴールデンシールの根*、5-ヒドロキシトリプトファン**などの食品に使用することができない原料が確認された。

* ゴールデンシールの根:IARC(国際がん研究所)がGroup2B(ヒトに対する発がん性あり)に分類

** 5-ヒドロキシトリプトファン(HTP):不眠症、うつ病の緩和などを助ける成分

○ (性機能改善)「Impactra Gold」では勃起不全治療剤であるシルデナフィルとタダラフィル、「Rise」と「Testosterone Rush」製品からは、医薬品成分であるイカリインが検出され、「大地力」製品では、食品に使用することができないL-シトルリン*が確認された。

* L-シトルリン:筋肉強化、血流改善などを助ける成分

○ (筋肉強化)「Nitricrete」では、食品に使用することができないL-シトルリンが確認された。

□ 一方、今年上半期の海外危害情報などを基に危害懸念製品を継続的に調査した結果、

○ 合計116 製品に、シルデナフィル、ヨヒンビンなど医薬品成分含有製品(105件)、ボツリヌス菌とクロノバクター属菌微生物汚染製品(5)、アレルゲンの「乳」「ピーナッツ」未表示製品(2)、子供窒息恐れがある「カップゼリー」製品などが確認された。

□ 不正物質含有製品及び危害懸念製品の合計128個は、これ以上国内で販売されないように関税庁に国内搬入遮断を要求し、消費者が確認できるように、食品安全国(foodsafetykorea.go.kr)と、輸入食品情報ホームページ(impfood.mfds.go.kr)「危害食品遮断リスト」に掲載した。

□ 食薬処は、今後もオンラインで自己消費用に購入するダイエット・性機能・筋肉強化機能標榜製品だけでなく、粉ミルク、ゼリーなど脆弱階層製品とコロナ19により関心が高い免疫食品なども安全管理をさらに強化すると発表した。

○ 併せて、海外個人輸入で購入する製品は、正式な輸入手続きを経ず安全性が確認されていないため、国内搬入遮断製品であるかどうかを事前に確認するなど注意が必要だと要請した。

 

[MFDS]コリアンダー、バジルなどハーブ類6件で残留農薬不適合 

農畜水産物安全課 2020-08-05

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44494

□ 食品医薬品安全処は、7月、全国のスーパー、オンラインなどで流通・販売されているハーブ類合計51件を回収して検査した結果、コリアンダー、バジル、アップルミント、タイムなど計4品目、6件が残留農薬基準に不適合で、該当の農産物を押収・廃棄措置して、生産者を把握して告発などの措置を実施する予定。

コリアンダー 1件

ダイアジノン (基準値0.01mg/kgのところ0.06mg/kg、以下同じ) とパクロブトラゾール (0.05のところ 1.97)

バジル 3件

パクロブトラゾール (0.05のところ 0.11)とピリダリル(0.01のところ0.09)

ペルメトリン(0.05のところ 10.62)

ピラクロストロビン(0.01のところ0.13)

アップルミント1件

イプロジオン(0.01のところ3.24)とフルフェノクスロン(0.01のところ2.21)

タイム1件

イプロジオン(0.01のところ5.94)とジノテフラン(0.01のところ0.52)とフルフェノクスロン(0.01のところ6.69)

 

[MFDS] [報道参考] 生産段階の残留農薬管理のために農薬30種の基準新設 

有害物質基準課/残留物質課 2020-08-04

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44490

□ 食品医薬品安全処は、安全な農産物のみ流通できるように、イチゴなどの農産物6種について、シフルメトフェンなどの農薬30種の残留基準を新設することを主な内容とする「生産段階農産物などの有害物質残留基準*」の告示改正案を8月4日に行政予告する。

* 収穫する10日以内の農産物に適用することで、基準超過時出荷延期、用途転換などの措置。現在149種の農薬について1,168個の生産段階残留許容基準設定運営中

○ 今回の改正案の主な内容は、▲いちご・かぼちゃなどの農産物6種にシフルメトフェンなど農薬30種の基準新設、▲リンゴ・ブドウなどの農産物19種に対するクロラントラニリプロールなどの農薬18種の基準改定など。

- また、生産段階に残留許容基準が設定されていない農薬について、農作物別の農薬残留特性を考慮して、▲該当農産物品目(追加)、▲小分類、▲大分類の最低減少定数*(半減期)を順次適用するように改善する。

* 農作物中農薬が分解される速度を数値で表したもの

- 該当農産物の農薬残留特性を優先考慮することに伴い、栽培地で農薬が検出された場合、出荷延期期間が合理的に調整される。

 

現在

改善(案)

基準がない場合(順次適用)

①小分類最低減少定数

②大分類最低減少定数

基準が存在しない場合(順次適用)

①該当農産物品目の最低減少定数(追加)

②小分類最低減少定数

③大分類最低減少定数

 

食薬処は、今後も安全な農産物が流通するように生産段階の農薬残留許容基準を継続的に用意して、合理的に改善していく

 

[MFDS]ABCジュースなど飲料類に体脂肪減少、解毒などを標榜した虚偽・誇大広告販売サイト175ヶ所摘発 

サイバー調査団 2020-08-04

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44489

□ 食品医薬品安全処は、ABCジュース*を含む果菜ジュース、果菜飲料、混合飲料製品など、体脂肪減少、解毒、腸活などを標榜した虚偽・誇大広告175件を摘発し、サイト遮断要請などとともに違反業者には行政処分などの措置する予定。

* ABCジュース:リンゴ(Apple)、ビート(Beet)、ニンジン(Carrot)を原料として製造した果・菜飲料などの食品で、健康情報番組で「ダイエット」、「解毒作用」など効能・効果を標榜して広告中

○ 今回の点検は、ダイエット製品の需要が急増する夏を迎えて、不当な広告から消費者被害を予防するために、オンラインショッピングモールで販売されている果・菜ジュース製品などを対象に7月から実施した。

□ 主な摘発については、▲疾病予防・治療効果標榜など(10件)、▲一般食品を健康機能食品として誤認・混同広告など(96件)、▲身体組織への効果・効能関連虚偽・誇大広告(53件)、▲材料の効能・効果を表現し消費者を欺くための広告(14件)、▲医薬品と誤認混同(2件)など。

○ (疾病予防・治療効果標榜)「抗がん」、「老化防止」、「心血管疾患」、「糖尿病に良い」、「非アルコール性脂肪肝」など、疾病名を言及し、病気の予防または治療に効果があるものと広告

○ (健康機能食品と誤認・混同)「普段、腹部肥満心配の方」、「腹肉、内臓脂肪に効果」、「ダイエット」、「体脂肪減少」、「中性脂肪数値減少」などの表現で、消費者が健康機能食品と誤認または混同しかねない広告

○ (身体組織への効能・効果標榜)「老廃物排出」、「血管掃除」など、デトックスジュース及び「デトックス」、「毒素排出」、「解毒」、「私の体を解毒する○○ジュース」など、身体の機能、作用、効果など虚偽誇大広告

○ (消費者を欺く広告)「ビート- 抗酸化成分」、「リンゴ- 脂肪分解酵素と毒素排出」、「△△は抗酸化物質」、「炎症治療に良いノニ」、「ダイエット効果の□□」、「□□成分は、優れた抗酸化活性作用」など原材料の効能・効果の広告

□ 食薬処は、特定の時期や季節に応じて、国民の関心が高い製品についてオンライン上の不当な広告行為などを継続的にチェックして、消費者の被害予防に最善を尽くす予定。

○ また、不当な広告行為根絶のために故意・常習違反業者に対しては、行政処分や告発など強硬対応する予定である

 

[MFDS]市中に流通している大麦若葉粉製品すべて調査する

食品安全管理課/顧客支援担当官 2020-08-03

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44486

□ 食品医薬品安全処は、「大麦若葉」製品を国民請願安全検査対象に選定し、市中に流通​​している製品を回収して鉄粉(金属異物)、大腸菌などを検査する。

○ 今回の検査対象は、4月1日から6月30日までに受理された請願29件中843件の推薦があった大麦若葉製品の検査要求に対して、「国民請願安全検査審議委員会」の審議(7.30)を経て採用した。

○ 検査対象製品は、国内流通中の大麦若葉粉製品全体で、国内製造業者94ヶ所で生産した130製品を直接回収して、➊金属異物(鉄粉)、➋大腸菌など2種類の項目を検査する。

○ 検査の進行過程とその結果は、SNSなどを通じて公開し、安全基準に適合していない場合は、回収・廃棄、行政処分など迅速に措置する予定。

□ 一方、食薬処は大麦若葉を含む粉末・粒形状製品を生産する国内製造業者に対して「鉄粉」除去装置の設置可否などを点検して回収・検査を実施する予定。

 

[MFDS]流通オキアミ油製品の検査結果、49製品不適合 

輸入流通安全課/食品安全管理課2020-07-31

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44479

□ 食品医薬品安全処は、国内流通中のオキアミ油製品全140製品を回収して検査した結果、49製品から抗酸化剤であるエトキシキンとヘキサンなど抽出溶媒が基準を超過して検出されたと発表した。

○ 今回の発表は、6月9日、国内流通オキアミ油製品検査発表以後、不適合履歴などがある海外メーカー製品全140製品を追加回収してエトキシキン*と、抽出溶媒** 5種(ヘキサン、アセトン、酢酸エチル、イソプロピルアルコール、メチルアルコール)を検査した結果である。

* 水産用飼料に抗酸化の目的で許可されており、飼料から移行する量を考慮して、食品中の甲殻類、魚類などの残留許容基準を設定している

** ヘキサン・アセトン(使用可能)、酢酸エチル・イソプロピルアルコール・メチルアルコール(使用禁止)

□ 検査の結果、全140製品のうち49製品で、抗酸化剤エトキシキンとヘキサンなどの抽出溶媒が基準を超過したことを確認した。

○ エトキシキンは、6製品が基準値(0.2 mg / kg)を超え、検出量は最小0.3 mg/kgで最大3.1 mg/kg確認された。

○ 抽出溶媒は、脂質抽出に使用できない酢酸エチルが19製品で最小7.3 mg/kgで最大28.8 mg/kg、イソプロピルアルコールは9製品で最小11.0 mg/kgで最大131.1 mg/kg、メチルアルコールは1製品で1.7 mg/kg検出され、

- 脂質抽出溶媒として使用されるヘキサンは、22製品が基準(5mg/kg)を超過して、最小11 mg/kgで最大441 mg/kg検出されました。

○ 参考に、49製品のうち2製品は、エトキシキンとヘキサンが同時に基準値を超えており、6製品は、脂質抽出に使用するできない溶媒2種同時に検出された。

- 一方、エトキシキンと抽出溶媒の検出量は、一日許容暴露量などを考慮したとき、人体に危害を与えるレベルではなかった。

不適合製品は、全量回収・廃棄措置し、該当製品を購入した消費者は、購入先に返品するように要請した。

<添付> 不適合製品情報

 

[MFDS] [報道参考] インターネット購入代行業者の無申告行為処分基準を新設 

輸入食品政策課 2020-07-31

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44475

□ 食品医薬品安全処は、インターネット購入代行業者が輸入申告せずに輸入食品の購入を代行する行為について、処分基準を新設する「輸入食品安全管理特別法施行規則」の一部改正案を7月31日に施行する。

○ 今回の改正は、インターネット購入代行を通じた輸入食品の購入が増加しており、営業者の責任と義務を強化するために設けた。

* (1次)是正命令、(2次)営業停止7日、(3次)営業停止15日

○ この他にも、輸入食品の基準・規格等に違反した場合、行政処分基準を「食品衛生法」などの関係法令と同等なレベルにする一方で、

- 酒類に対しては、製品名に含まれている製造年度、熟成年度またはアルコール度数が違っても、製造国・海外製造所・製造方法・原材料名が同じなら同じ製品と認めるなど、合理的に改善する内容も含まれる。

 

[MFDS]食薬処、畜産物営業者「不合理な規制」改善推進 

農畜水産物政策課 2020-07-30

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44471

□ 食品医薬品安全処は、畜産物に対する不合理な規制を改善する「畜産物衛生管理法施行令及び施行規則」の一部改正案を7月30日、立法予告する。

○ 今回の改正案の主な内容は、畜産物営業者が「食品衛生法」、「健康機能食品に関する法律」、「薬事法」、「化粧品法」に基づいて、自己の品質検査室を別途運営している場合、その実験室を畜産物検査にも共同で利用することができる。

○ また、「食肉販売業」営業者が食肉副産物を専門的に販売している「食肉副産物専門販売業」を共に運営する場合、密封した食肉副産物の保管や販売時食肉販売業施設と共に使用できまる。

○ 併せて、「集団給食所食品販売業者」が集団給食所に包装肉と食用卵を営業申告無しで納品しているが、ここに牛乳類も含むことができるように改訂した。

 

[MFDS]食薬処、食品輸出支援する

食品安全政策課/食品安全表示認証課 2020-07-29

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44468

□ 食品医薬品安全処は、食品輸出業者を支援するために、食薬処告示「食品及び畜産物安全管理認証基準」(以下「HACCP基準」)を英語で製作して配布する。

○ 今回のHACCP基準英語版は、業者が食品輸出時輸入国が要求する食品安全管理方法や輸入要件などを作成するのに活用するなどの輸出業務を支援するために用意した。

* HACCPは、食品の安全性確保と国家間の円滑な貿易のために国際食品規格委員会(CODEX)が導入と適用を勧告する制度で、韓国を含む米国、カナダ、EUなども食品安全管理のために導入

○ 主な内容は、▲HACCP適用システムと運用管理、▲HACCP適用店営業者等に対する教育訓練、▲先行要件*などで、輸入国が要求する安全管理法を含む。

* 営業所管理、衛生管理、製造・加工施設・設備管理、用水管理、保管・輸送管理、検査管理、回収プログラム管理

□ 一方、食薬処は、カナダへ食品を輸出する業界のために、カナダの「食品安全予防管理計画チェックリスト」を韓国語に翻訳して提供する。

□ 食薬処は、今回提供するHACCP 基準及び海外規定などが食品輸出業者に役立つものと期待して、今後も食品安全のために国際的信頼性を高める一方、国内企業の海外市場への進出を支援していく予定である

別添1. HACCP for Food and Livestock Products.pdf

別添2. 食品安全予防管理計画チェックリスト.pdf

 

[MFDS]子供嗜好食品、品質認証製品を選んでください! 

食生活栄養安全政策課 2020-07-29

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44467

□ 食品医薬品安全処は、子供たちが正しい食生活習慣を持つように、安全性と栄養を同等に備えた食品を提供するために、「子供嗜好食品品質認証」制度を運営している。

○ 品質認証制度は、食薬処が子供たちが好んでよく食べる食品のうち、食品安全管理認証基準と栄養基準に適合した場合、品質を認証しており、

- 今年6月30日時点で、9の食品種類、79業者、合計246の製品を認証している。

* 認証現況:果物と野菜ジュース151個、果物と野菜飲料35本、混合飲料18個の計246個('20。6月)

- また、安全性と栄養を備えた子供嗜好食品の製造・加工、流通、販売を奨励するために品質認証基準に適合した場合、品質認証マークを表示できるようにしている。

<子供嗜好食品品質認証>

✓ 子供嗜好食品のうち、安全性と栄養を兼ね備えた製品について品質認証基準*に適しているか審査を経て品質認証

* ①安全基準:HACCP製品、②栄養基準:糖類無添加(果物と野菜ジュースに限る)、栄養成分(タンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラル)のうち2種類以上満たす、③食品添加物基準:食用タール色素、保存料使用禁止

○ 子供嗜好食品品質認証製品は、食薬処(www.mfds.go.kr)、食品安全国(www.foodsafetykorea.go.kr)で確認できる

 

□ 一方、食薬処は、本格的な夏休暇シーズンに水分補給のために頻繁に摂取する飲料類の糖類含有量を調査‧公開し、糖類含有量が比較的低い品質認証製品の選択を推奨すると発表した。

○ 国内流通中の飲料類の中で果‧菜ジュース(433個)、果‧菜飲料(389個)、混合飲料(324件)の合計1,146個の製品の糖類含有量を調べた結果、

- 平均糖類含有量は、調査対象飲料類が1回摂取参考量(200mL)*あたり、糖23.1g(最大400g)であるのに対し、品質認定製品は平均19.6g(最大40g)で、品質認証製品が平均15%程度(最大10倍)低い。

* 1回摂取参考量:3歳以上の消費層が通常消費する1回摂取量と市場調査結果を設定した値(果・菜ジュース、果・菜飲料、混合飲料は200mL)

- 参考に、糖類含有量が高い飲料類をたくさん摂取すると、肥満などの栄養不均衡を引き起こす可能性があるので注意してください。

*(果・菜ジュース)1回摂取参考量あたり糖類平均含有量が23.1g(最大109g)で、品質認証製品は20.3g(最大40g)

*(果・菜飲料)1回摂取参考量あたり糖類平均含有量が23.5g(最大135g)で、品質認証製品は20.5g(最大40g)

*(混合飲料)1回摂取参考量あたり糖類平均含有量が22.6g(最大400g)で、品質認証製品は12.2g(最大22g)

添付1 子供嗜好食品品質認証の概要

 

[MFDS]ダイエット、むくみ除去に良いと故意·常習的に不当広告した影響力者(インフルエンサー)4人など摘発 

サイバー調査団 2020-07-28

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44464

□ 食品医薬品安全処は、インスタグラム、オンラインショッピングモールなどで故意・常習的にダイエット・むくみ除去などを標榜し、虚偽・誇大広告してきた影響力者(インフルエンーサ)4人と流通専門販売業者など3社を摘発し、行政処分及び告発措置する予定。

○ 今回の発表は、2019年下半期、ダイエット標榜など虚偽・誇大広告で摘発された製品を集中分析して、違反事項を改めずに故意・常習的に消費者を欺いた影響力者・業者などを摘発した結果。

□ 主な摘発内容は、▲インスタグラムでハッシュタグ*を利用して、病気予防・治療効果標榜など(1件)、▲体験記を活用した不当な広告(1件)、▲インスタグラムに不当広告後、自社ショッピングモールでの販売(2件)、▲一般食品を健康機能食品と誤認・混同広告など(2件)、▲健康機能食品審議結果違反広告(1件)などです。

■影響力者(インフルエンサー)不当広告の種類

○ (ハッシュタグ利用)10万人以上のフォロワーを持つインフルエンサーが、本人のインスタグラムにハッシュタグ(#)キーワード検索を利用して広告製品に接続されるように広告して摘発

- 特定のキーワードで、「#便秘」、「#快便」、「#ダイエット」、「#抗酸化」などを使って、便秘などの病気予防・治療効果を標榜したり、ダイエット効果など健康機能食品として誤認・混同する不当な広告

○ (体験記活用)インフルエンサーが、本人またはフォロワー体験記を本人インスタグラムに上げ、消費者を欺くための広告を摘発

- 「約2週間で 55→52に減量に成功!!」、「1ヶ月で体脂肪が3キロ程度に」、「2日目に効果を見たが、これが宿便なのかと思うように~」、「初日トイレ4回行きました」などの体験記と、「目のむくみが引く写真([手術の当日]、[2-3日目]、[一週間目])」などを利用した不当な広告

○ (自社モール運営)ショッピングモールを運営するインフルエンサーは、そのショッピングモールの代わりに、本人インスタグラムで製品を不当広告して摘発

- 主に、「むくみ除去」、「快便ダイエット」、「快便サプリメント」などの表現を使用し、または体験記などを乗せた後に共同購入日時などを掲示して、ショッピングモールで該当製品を販売

■流通専門販売業者など不当広告の種類

○ (健康機能食品として誤認・混同)一般食品であるキャンディ製品に「私もこのダイエットをしてみようか?」、「ダイエットおやつ、食事」、「体脂肪の減少」などの表現を使用して、消費者が健康機能食品と誤認・混同する不当な広告

* 流通専門販売業:食品または食品添加物を自ら製造・加工せず、食品製造・加工業者又は食品添加物製造業者に依頼して製造・加工した食品または食品添加物を、自分の商標で流通・販売する営業

○ (健康機能食品審議結果違反)健康機能食品の広告に、「自由喫茶店大韓民国No.1大賞」のように審議されていない内容をバナー広告に追加するなど、審議された内容と異なって広告

□ 食薬処は、消費者が安心して購入環境を造成するために、YouTube、Facebookなど、さまざまなソーシャルネットワーキングサービス(SNS)について継続的にモニタリングを実施して、故意常習違反者には行政処分及び告発措置するなど強く制裁する予定。

○ 製品を直接販売していなくても虚偽・誇大広告や体験記が含まれている写真、映像などを公開したり、これを活用して広告を掲載する場合、インフルエンサー・youTuber・ブロガー・広告代理店など、誰でも刑事処罰を受けると警告した。

- また、消費者は、SNSでインフルエンサーなどが広告・販売する製品を購入する場合、虚偽・誇大広告に惑わされないよう呼びかけた。

添付

1.不当な広告事例

2.不当な広告インフルエンサーと業者

 

[MFDS] [報道参考] お菓子・キャンディーなどに使う食用色素混合使用基準を作る 

添加物基準課/食品基準課/新素材食品課 2020-07-27

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44456

□ 食品医薬品安全処は、食用色素過多使用の懸念を改善しようと食用色素*を混合して使う場合、最大使用量の基準を新設することを主要内容とする「食品添加物の基準及び規格」告示改正案を7月27日に行政予告する。

○ 現行の食品添加物の使用基準では、食用色素16種それぞれについて、使用できる食品の種類と最大使用量を定めているが、

- 今回の改正案によると、該当食品に許可されているいくつかの食用色素を混合して使用する場合、混合した総量が個々の食用色素に設定された使用基準のうち、最大で使用できる量を超えて使用できないように混合使用基準を新設する。

* 例えば、キャンディー類に食用色素a、b、cを、それぞれ0.1g/kg、0.3g/kg、0.4g/kg以下で使用できるなら、a+b+cを混合して使用する場合、混合総量が0.4g/kg以下であること

○ また、今回の改正案では、▲粉末香料を製造するための香料の定義改正、▲器具などの殺菌消毒剤の使用対象範囲の拡大、▲ベータグルコシダーゼなど10品目の試験法の改善などの内容も含む。

□ 一方、食薬処は、「食品などの一時的な基準及び規格認定基準」告示改正案も一緒に行政予告する。

○ 改正案の主な内容は、▲バイオ食品添加物の審査手続き改善、▲一時的基準・規格申請時の提出書類の明確化、▲不正な方法で提出された資料の返還基準新設など。

<添付>

1.「食品添加物の基準及び規格」改正(案)の主な内容

2.「食品などの一時的な基準及び規格認定基準」改正(案)の主な内容

 

[FDA]FDAは乳児用コメシリアル中の無機ヒ素に関するアクションレベルについて企業向け最終ガイダンスを発表

FDA Issues Final Guidance for Industry on Action Level for Inorganic Arsenic in Infant Rice Cereals

August 5, 2020

https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-issues-final-guidance-industry-action-level-inorganic-arsenic-infant-rice-cereals

 FDAは、2016年に公表した乳児用コメシリアル中の無機ヒ素に関するガイダンス案を最終版にしたと発表した。このガイダンスでは、アクションレベル100 µg/kg(100 ppb)を特定している。FDAは、無機ヒ素への暴露が神経発達影響に関連があると判断し、今回の対応を行っている。

 直近10年間における乳児用コメシリアルの検査結果から、製造業者の適正な製造管理(優良適正規範:CGMP)によって、すでにこのアクションレベルが達成されていることが示されている。例えば、原料元の選定や検査などである。2018年サンプリングでは検体の76%がアクションレベル以下であり、それに対して2014年は47%、2011~2013年は36%であった。特に精米シリアルで改善が著しい。

鉄が強化された乳児用コメシリアルは乳児にとって良い栄養源であり、最初の又は唯一の穀類として利用される。しかしながら、オート麦、大麦、マルチグレインなど他の鉄強化乳児用シリアルも同様に利用できる。妊婦はバランスのとれた食事の一環として様々な穀類を食べるよう助言されている。

この無機ヒ素のアクションレベルは、乳児用コメシリアルが異物混入(adulterated)に該当するのかを示す重要な情報源となる。異物混入であるかはケースバイケースで検討し、執行措置についても異物混入に該当するかを考慮することになるだろう。

*連邦公報

Inorganic Arsenic in Rice Cereals for Infants: Action Level; Guidance for Industry; Availability

08/06/2020

https://www.federalregister.gov/documents/2020/08/06/2020-17169/inorganic-arsenic-in-rice-cereals-for-infants-action-level-guidance-for-industry-availability

*ガイダンス

Inorganic Arsenic in Rice Cereals for Infants: Action Level Guidance for Industry

August 2020

https://www.fda.gov/media/97234/download

*リスク評価

Arsenic in Rice and Rice Products Risk Assessment

https://www.fda.gov/food/cfsan-risk-safety-assessments/arsenic-rice-and-rice-products-risk-assessment

 

-乳児用コメシリアル中の無機ヒ素のアクションレベルに関する付属文書

Supporting Document for Action Level for Inorganic Arsenic in Rice Cereals for Infants

08/05/2020

https://www.fda.gov/food/chemical-metals-natural-toxins-pesticides-guidance-documents-regulations/supporting-document-action-level-inorganic-arsenic-rice-cereals-infants

<FDAのアクションレベルに関する背景と根拠を示す文書>

FDAはこれまで、2013年7月にリンゴジュース中の無機ヒ素への暴露による生涯発がんリスクの定量的評価を実施し、リンゴジュース中の無機ヒ素に関するアクションレベルとともに企業向けガイダンス案を発表した。その後、2013、2016、2018年にコメ及びコメ製品に着目した無機ヒ素の調査を実施し、2016年4月6日に乳児用コメシリアル中の無機ヒ素に関する企業向けガイダンス案(アクションレベル)とリスク評価の報告書を発表した。2018年にFDAは、米国会計検査院(GAO)から、ガイダンス案を最終版にするための予定を立てるよう勧告を受けていた。

 乳児用コメシリアルは、米国で最も一般的に消費されている乳児用シリアルである。乳幼児は成人よりもコメ及びコメ製品が無機ヒ素の暴露源となりやすい。これは、乳幼児の方が食事の多様性が低く、体重当たりの消費量が多くなるためである。加えて、乳幼児は無機ヒ素の暴露により有害な神経発達影響を受けやすい。無機ヒ素の濃度が低い原料を使うなどの企業によるCGMPへの準拠によって暴露量を低減させることができる。それゆえ、FDAは乳児用コメシリアル中の無機ヒ素に関するアクションレベルのガイダンスを公表する。

リスク評価と達成可能性の評価結果

a)リスク評価

 コメ及びコメ製品に含まれる無機ヒ素への乳児・小さい子供・妊娠中の暴露による非発がん影響に関する定性的評価と、生涯発がんリスクに関する定量的評価を行った。さらに、乳児用コメシリアル中の無機ヒ素の最大量の制限を含む可能な低減措置による、暴露量と発がんリスクの低下を推定した。

 定性的評価は特に乳児への影響を重視し、妊娠期・乳児期・幼少期における無機ヒ素暴露と有害影響との関連性について、2015年2月までに公表された科学文献についてシステマティックレビューを実施した。その結果、ヒトと動物の試験から、これらの生涯ステージにおける無機ヒ素への暴露は、妊娠期と幼児期の発達低下や乳児及び小さい子供における神経発達毒性を含む有害影響リスクを増大させ、その影響は後の生涯継続することを示唆する根拠が増えてきている。子供が特に神経毒性影響を受けやすいことも示唆されている。子供は体重当たりの食事摂取量が成人の2~3倍と多いため、無機ヒ素などの汚染物質への暴露量が成人に比べてはるかに多くなる。

 2011~2013、2014年の検査結果をもとにした、乳児用コメシリアルに無機ヒ素の最大基準を設定した場合の影響評価によると、無機ヒ素の濃度が100 ppbを超える製品を除いた場合のモデルでは、無機ヒ素の平均濃度が乳児用玄米シリアルでは119.0 ppbから79.0 ppb、精米シリアルでは103.9 ppbから83.5 ppbに低下した。暴露量の減少によって神経発達影響は低減されるだろうと予測されるが、定量的な評価はできなかった。台湾人の疫学調査データを利用した肺がんと膀胱がんへの影響に関する用量反応モデルによる定量的評価によると、100 ppb基準の設定により、乳児用玄米シリアルのみに起因する生涯発がんリスクは37%の低下、乳児用精米シリアルの場合は18.8%の低下となった。

b)達成可能性の評価

乳児用コメシリアル中の無機ヒ素について、企業が仮定の最大基準を達成できるのか(達成可能性)を評価した。評価では、2011~2013年の81製品、2014年の76製品、2018年の149製品の乳児用コメシリアルについて、仮定の最大基準(75、100、125、150 ppb)を満たす割合がそれぞれにどの程度になるかを調べた。その結果、100 ppbを満たす製品の割合は2011~2013年の36%から2018年の76%に増加した。全体的な濃度分布も濃度が低い方へシフトしており、製造業者による原料元の選定や検査などを含むCGMPへの準拠が製品中の無機ヒ素濃度の低下につながり、100 ppbのアクションレベルを達成することにもなる。

(2018年149製品中の無機ヒ素濃度は、平均値85 ppb、90パーセンタイル値107 ppb、範囲22~142 ppb)

結論

FDAは、コメ及びコメ製品に関するリスク評価と、乳児用コメシリアルの濃度データや企業の達成可能性を考慮した上で、乳児用コメシリアル中の無機ヒ素に関するアクションレベル100 ppbを設定した。このガイダンスは、全ての種類の乳児用コメシリアル(例:精米、玄米、オーガニック栽培、慣行栽培)に適用する。

FDAの調査によると、コメ及びコメ製品は他の食品に比べて無機ヒ素の濃度が高い。FDAのリスク評価によると、胎児、乳児、幼児の発達期における無機ヒ素暴露は神経発達影響と生涯発がんリスクの上昇に寄与し、アクションレベルの設定が無機ヒ素への暴露量とリスクを低減させる。さらに、最近の調査結果に基づき、設定した100 ppbのアクションレベルはCGMPのもとで達成可能なレベルであると結論した。

 

[FDA]FDAはタルク公聴会で提示された情報に関して更新

FDA Issues Update Regarding Information Presented at Talc Public Meeting

August 18, 2020

https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-issues-update-regarding-information-presented-talc-public-meeting

タルクを含む化粧品のアスベストの検査方法に関して、今年初めにウェブに投稿し公開会合で議論された情報に関して明確にするために更新を発表する。

会議で提示された資料はこの問題に関する科学的情報でありそれ以外の目的で使うべきではない

(この段階で規制や基準とみなすべきではない)

 

[MHRA]刺激性下剤(ビサコジル、センナとセンノシド、ピコスルファートナトリウム)が店頭で購入できる:安全な使用のための新しい対策

Stimulant laxatives (bisacodyl, senna and sennosides, sodium picosulfate) available over-the-counter: new measures to support safe use

18 August 2020

https://www.gov.uk/drug-safety-update/stimulant-laxatives-bisacodyl-senna-and-sennosides-sodium-picosulfate-available-over-the-counter-new-measures-to-support-safe-use

国の安全性レビューにより、市販の刺激性下剤に包装サイズの制限、使用年齢の改訂、新しい健康警告を導入。患者には短期間のたまの便秘の緩和には食事とライフスタイルによる対策を第一選択肢とすべきで、刺激性下剤は他の対策や他の(かさ増しや浸透圧性の)下剤で効果が無かった場合のみ使うことを助言する

何年も誤使用と濫用が問題となっている。これまでの対策では下剤は減量用ではなく長期使用は有害である可能性があると警告することなどが含まれる

 

-店頭販売の刺激性下剤:ベネフィット-リスクレビュー

Over-the-counter stimulant laxatives: benefit-risk review

Published 18 August 2020

https://www.gov.uk/government/publications/public-assessment-report-of-over-the-counter-stimulant-laxatives-benefit-risk-review/over-the-counter-stimulant-laxatives-benefit-risk-review

(濫用は主に摂食障害の患者で一日100錠というような事例。死亡もある。いわゆる健康食品に、センナ入ってるの結構ある)

 

[DHSC]公衆衛生の将来

The future of public health

18 August 2020

https://www.gov.uk/government/speeches/the-future-of-public-health

Matt Hancock大臣のスピーチ

アメリカの最も有名な公衆衛生局長官の一人Everett Koopがかつてこういった:

「医療は我々全てにとって、時に重要であるが、公衆衛生は我々全てにとっていつでも重要である」

もしこれまでの6ヶ月が我々に何かを教えたとすれば、それは関係のない人はいないということである。公衆衛生は狭いものではない、公衆衛生は全てに関係する。

我々の吸う空気、食べる食品、どうやって我々は自分と地域を脅威から守るか。コロナウイルスパンデミックは我々の現代生活同様公衆衛生システムに光をあてた。

我々はウイルスについて多くを学んだが、他の全ての感染症と闘い現在と将来の病気を予防するための最良のポジションにいるために何が必要かも学んだ

(略)

我々は新しい組織を作ることを発表する:国立健康保護研究所National Institute for Health Protection (NIHP)である。そのミッションはこの国の健康への脅威から人々を守ることである。生物兵器、パンデミック、あらゆる種類の感染症のような脅威から。

この組織の成功のために必要な三つの基準は、レスポンス、レジリエンス、カルチャーである。

 

SMC UK

「公衆衛生の将来」についてのMatt HancockのスピーチとNIHPの立ち上げについての専門家の反応

expert reaction to speech by Matt Hancock on ‘The Future of Public Health’ and the launch of the National Institute for Health Protection (NIHP)

AUGUST 18, 2020

https://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-speech-by-matt-hancock-on-the-future-of-public-health-and-the-launch-of-the-national-institute-for-health-protection-nihp/

University College London緊急時デジタル公衆衛生センター長デジタルヘルス教授Patty Kostkova教授

2013年にトーリー党が世界クラスの科学的に独立した健康保護局Health Protection Agencyをリストラして資金不足のPublic Health England(PHE)を作り公衆衛生のための作業を地域レベルに縮小した。COVID-19パンデミックの最中に議会との協議無しにPHEを破棄するのはスキャンダルである。公衆衛生の経験のないDido Hardingの指揮下に、機能不全のNHS Track and TraceとくっつけてNIHPを作るのは、COVID-19危機の扱いの政府の失敗への非難を逸らそうという政治的動機によるものだろう。

真に必要なのは十分な資金を提供した科学的に独立した国の公衆衛生機関の設立である

医学アカデミーで「2040年までに人々の健康を改善する」報告書の座長を務めたDame Anne Johnson教授

公衆衛生が重要であることを認めたことは歓迎する。新しい国の公衆衛生組織を作るのは膨大で複雑な仕事でありそのような大きな変化をパンデミックの間にすることは一時的に機能を毀損しリスクが高い。今日の発表だけでは情報が足りない

以下たくさん略。

(日本も公衆衛生部門削りすぎなのを見直してくれないだろうか)

 

[ASA]ASA裁定

ASA Ruling on Under Armour UK Ltd

19 August 2020

https://www.asa.org.uk/rulings/under-armour-uk-ltd-a20-1055646-under-armour-uk-ltd.html

「男性用UAラッシュ  コンプレッションロングスリーブ」の宣伝の「あなたの身体がエネルギーを出すと、ミネラルを含む繊維が吸収して反射して組織と筋肉に戻し耐久性と強さを改善する」等が証明されているという宣伝に対して苦情申し立てがあった。ASAの照会に対して企業から提出されたCelliantに関する根拠を評価し適切な根拠とはならないと判断した。従ってこの広告は基準違反

 

[USDA]遺伝子組換えによって開発されたアメリカグリの規制解除申請の公表

Availability of Petition for Deregulation of American Chestnut Developed Through Genetic Engineering

Aug 18, 2020

https://www.aphis.usda.gov/aphis/newsroom/stakeholder-info/sa_by_date/sa-2020/sa-08/ge-chestnut

ニューヨーク州立大学環境科学森林学部によるクリ胴枯病耐性のクリ

60日間意見募集

 

[USDA]USDAはユタ州のミンクにSARS-CoV-2を確認

USDA Confirms SARS-CoV-2 in Mink in Utah

Aug 17, 2020

https://www.aphis.usda.gov/aphis/newsroom/stakeholder-info/sa_by_date/sa-2020/sa-08/sare-cov-2-mink

毛皮用にミンクを育ててた農場2箇所で確認。ミンクと接触した人間も陽性

 

論文

-赤ちゃんの腸マイクロバイオームへのビタミンDサプリメントの影響

Influence of vitamin D supplementation on a baby's gut microbiome

18-AUG-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-08/uoaf-iov081820.php

Gut Microbesに発表されたアルバータ大学小児科によるCHILDコホート研究。生後三ヶ月の赤ちゃん1157人の便を集めて調べたところ、ビタミンDドロップを与えられている赤ちゃんは母乳かミルクかに関わらずMegamonasが少なかった

 

-秘伝医学の間違った考え

Fallacies of esoteric medicine

Edzard Ernst

Wiener klinische Wochenschrift volume 132, pages224–227(2020)

https://link.springer.com/article/10.1007/s00508-020-01637-6

代替医療、補完医療、ホリスティック医療、統合医療、ナチュラル医療等とも呼ばれる

ドイツ語圏で有名なものには鍼、人智学医療、応用運動学、アロマセラピー、自己血医療、アーユルベーダ、バッチフラワー、バイオレゾナンス、キレート療法、カイロプラクティック、大腸洗浄、デトックス療法、ダイエタリーサプリメント、エネルギーヒーリング、ハーブ医療、ホメオパシー、虹彩学、漢方(Kampo medicine)、マクロビオティック、磁石療法、マインドボディ療法、音楽療法、神経療法、オゾン療法、ピラティス、リフレクソロジー、レイキ、指圧(shiatsu)、太極拳、中国伝統薬、気功、ヨガなどがある。

それらがよく使う間違った考えとして7つ。

・たくさんの人が使っているあるいは権威を強調

・使った後に良くなったから効いたという

・たとえプラセボでも患者の役に立つ

・伝統を強調

・倫理的だと主張

・科学的な検証は不可能

・ナチュラルだから害はない

 

-COVID-19陽性アメリカ人は安全対策について嘘をついている可能性が高い、Brock研究が発見

COVID-19 positive Americans likley to lie about safety practices, Brock researchers find

https://www.thoroldnews.com/coronavirus-covid-19-local-news/covid-19-positive-americans-likley-to-lie-about-safety-practices-brock-researchers-find-2646800

研究によるとCOVID-19陽性者の34%は症状があったことを否定し、55%は何らかの隠し事をしている。Health Psychologyに発表されたオンライン調査の結果。

パンデミック中にCOVIDを正確に追跡するには人々が正直に情報を開示することを頼りにしている。しかし人々は烙印や非難などを避けるため、特に決まりに従わなかった場合に、健康に関連する嘘をつく可能性がある。

情報秘匿を非難するのではなく事実を語ることへの障害について理解することが重要

 

その他

-コロナウイルスパンデミックを終わらせるには「倫理錠剤」が米国の最良の弾丸かもしれない、ある倫理学者が言う

‘Morality pills’ may be the US’s best shot at ending the coronavirus pandemic, according to one ethicist

August 10, 2020  Parker Crutchfield(西ミシガン大学医学倫理・人道・法准教授)

https://theconversation.com/morality-pills-may-be-the-uss-best-shot-at-ending-the-coronavirus-pandemic-according-to-one-ethicist-142601

COVID-19は集合的リスクである。それは全ての人を脅かし、その害を減らすには我々全てが協力しなければならない。それは距離をとる、マスクをするなどを意味する。しかし多くの人がしないことを選び、感染は拡大している。それは共有地の悲劇である。民主的にそれらを強制可能な規則にすれば効果はあるかもしれないが全ての州でそのような法律が成立しているわけではない。

人々が協力しなければ全ての人が負ける。米国で勝つためには?倫理を向上させるために、例えばオキシトシンをこっそり水に入れることを主張する人がいる

(??)

 

-Covid 19コロナウイルス:最初の9日間のロックダウンは違法、最高裁判所が発見、しかし行動は正当化できる

Covid 19 coronavirus: Lockdown unlawful for first nine days, High Court finds, but says action was justified

19 Aug, 2020

https://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=12357931

ニュージーランド人は4月3日までは実際には法律により自宅にいることを求められてはいなかった

(法的根拠の問題。法律がなくても警察権力で強制する、のが正当らしい。)

 

-Covid-19:何故NZはスウェーデン方式にすべきではないのか

Covid-19: Why NZ shouldn’t go Sweden’s way

AUGUST 18, 2020 Marc Daalder

https://www.newsroom.co.nz/covid-19-should-nz-go-swedens-way

評論家がニュージーランドは根絶目標を捨ててスウェーデン式にしたいという。それはどんなものか?Marc Daalderが報告する

NZにCovid-19が戻ってオークランドがレベル3ロックダウンになったことで評論家たちが政府の排除戦略をやめるよう再び言い始めた。Damien GrantがStuffに書く「完璧を目指す希望のない戦略が無限に我々の経済とQOLを破壊する」。New Zealand HeraldにはMatthew Hootonが「Ardern と Collinsの戦略は持続できない」と意見を寄せる。月曜日には反ロックダウン疫学者Simon ThornleyのプランBグループが世界中のロックダウン懐疑派と一日のシンポジウムを開催した。

(以下長い記事。両方がお互いを藁人形論法で批判しているように見える。)

 

-COVID再増加警告の中スウェーデンのフェイスマスク議論が過熱

Sweden’s face mask debate heats up amid COVID resurgence warning

Niclas Rolander, Bloomberg News

https://www.bnnbloomberg.ca/sweden-s-face-mask-debate-heats-up-amid-covid-resurgence-warning-1.1481642

世論調査で公共輸送機関の中でマスクを望む人の数が増えている中、スウェーデン公衆衛生局長のJohan Carlsonはストックホルムでの火曜日の記者会見でマスクの問題は簡単ではないと語った。「負の影響のない使用方法を探すことが重要だ。我々は明確に集団での一般的マスク使用は続かないという見解である」。マスクはスウェーデンが例外的な事例の最新のものである。国の疫学者Anders Tegnellはマスクは偽りの安心感を与えるとして義務化に反対している。しかしCarlsonはマスクについてはまだ決定していないという。「スペイン、フランスなどではフェイスマスクが義務化されたのに症例が増えている。マスクのせいで距離をとる対策がおろそかにされたのでは?」

 

-メルボルンはCovidディストピアに陥る

Melbourne’s slide into Covid dystopia

18th August 2020 JAMES BOLT

https://www.spiked-online.com/2020/08/18/melbournes-slide-into-covid-dystopia/

不条理なロックダウンが民主主義と自由と経済を破壊した

カップルが公園で子どもが遊ぶのを見ていた。彼らは警察から罰金を科せられた。自宅から5km以上離れていたから。ある男性が午後9:30にたばこを買いに家を出た。彼の罰金は1652ドル。午後8時以降の夜間外出禁止令に違反した。あるフェイスブックで二人の男性がビクトリア州の規制に抗議する計画をたてた。警察が検索で見つけて彼らの携帯電話とパソコンを押収した。一人は扇動の罪で起訴された-なぜなら集会は最大2人までに制限され目的は運動のみ(身体的運動のことで基本的人権のことではない)。

これがメルボルンの状況である。

戦時中ですらこれほど厳しくなかった。通知からたった4時間でこの都市は停止した。全ては民主的監視無しに行われた。健康助言に従ってビクトリア議会下院はシャットダウンされていた。英国のように遠隔会議を採用したのではなく、単純にシャットダウンした。民主主義はいまや健康上のハザードなのである。上院は政府の閉鎖の試みに逆らってまだ開いている

 

-ロックダウンがオーストラリアの悪夢になった

Lockdown Becomes an Australian Nightmare

By James Morrow Aug. 17, 2020

https://www.wsj.com/articles/lockdown-becomes-an-australian-nightmare-11597705402

かつて世界が羨んだ我々のCovid対応は今や経済を損なう脅威である

オーストラリアのコロナウイルス対応はつい最近まで世界が羨むものだった。オーストラリアはCovidの拡大を抑え死亡数は少なくシドニーやメルボルンの生活は普通に戻ろうとしていた。経済学者やビジネスリーダーは政府の経済刺激策を期待してV字回復を予想した。

もうそうではない。オーストラリアは世界の多くが既に学んだことを発見しつつある。