2020-10-15

[HK] 法令違反

-包装牛肉のサンプルに二酸化硫黄が検出され、表示規則に違反している

Sulphur dioxide found in a prepackaged beef sample and not in compliance with label rules

Wednesday, October 14, 2020

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20201014_8185.html

食品安全センター及び食物環境衛生省は、包装牛肉のサンプルに81.9ppmの二酸化硫黄を検出したと発表した。

 

-赤唐辛子から基準値超過のカドミウムが検出された

Red chilli detected with cadmium exceeding legal limit

Wednesday, October 14, 2020

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20201014_8183.html

中国産赤唐辛子から0.15ppmのカドミウムが検出された。

 

-包装シャコ類のサンプルから基準値超過のカドミウムが検出された

Excessive cadmium found in prepackaged mantis shrimp sample

Wednesday, October 14, 2020

https://www.cfs.gov.hk/english/press/20201014_8186.html

包装シャコ類のサンプルから2.82ppmのカドミウムが検出された。

 

[FSS]FSS理事会‐10月21日

FSS Board Meeting - 21 October

https://www.foodstandards.gov.scot/news-and-alerts/fss-board-meeting-21-october

FSS理事会が2020年10月21日、ビデオ会議で開催される。

議題は COVID-19へのFSSの対応、英国のリスクアナリシス最新情報、スコットランドにおけるアルコールの害など

 

[FSA] 食品犯罪情報報告:障壁と対応策

Food crime intelligence reporting: barriers and enablers

12 October 2020 

https://www.food.gov.uk/research/research-projects/food-crime-intelligence-reporting-barriers-and-enablers

このプロジェクトはNFCUに報告される食品犯罪情報の量を増やし、質を向上させるため、今後の介入や規定準備を作成するために、文献レビュー、関係者のインタビュー及び行動介入計画を提供する。

https://www.food.gov.uk/sites/default/files/media/document/food-crime-intelligence-reporting-barriers-and-enablers.pdf

 

[FSAI]使用中に破損の恐れがあり、Herobilityエコランチョンマット食事セットを回収措置

Recall of Herobility Eco Place Mat Feeding Set Utensils due to Potential for Breakage During Use

Wednesday, 14 October 2020

https://www.fsai.ie/news_centre/food_alerts/Herobility_Eco_Place_Mat_Utensils.html

(子どもが一人で食べられるようにデザインされた食器とマットとエプロンのセット)

製品写真あり。

 

[FDA] FDA警告:様々なブランドのペットフードがアフラトキシンによる回収を行う

FDA Alert: Certain Lots of Pet Food from Multiple Brands Recalled for Aflatoxin

10/09/2020

https://www.fda.gov/animal-veterinary/outbreaks-and-advisories/fda-alert-certain-lots-pet-food-multiple-brands-recalled-aflatoxin

FDAはルイジアナ州の農務省部門と協力し、高濃度のアフラトキシンを含む可能性があるSunshine Millsにより製造されたペットフードの一部を調査している。

 

[FDA] FDAは最初の100日に関するウェビナーを開催する:よりスマートな食品安全の新時代

FDA to Hold Webinar on The First 100 Days: New Era of Smarter Food Safety

10/14/2020

https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-hold-webinar-first-100-days-new-era-smarter-food-safety

2020年10月26日に、FDAはよりスマートな食品安全の新時代の計画を発表して以降の100日間のハイライトをウェビナーにて説明する。

https://www.fda.gov/food/new-era-smarter-food-safety

 

[FDA]警告文書

- American Nutriceuticals LLC

October 09, 2020

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/american-nutriceuticals-llc-608998-10092020

ダイエタリーサプリメントの不純品、塩化セシウム含有の問題。

 

- The Mineral Store, Inc./Elemental Research, Inc.

October 09, 2020

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/mineral-store-incelemental-research-inc-609178-10092020

ダイエタリーサプリメントの不純品、塩化セシウム含有の問題。

 

- Complete H2O Minerals Corporation

October 09, 2020

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/complete-h2o-minerals-corporation-608999-10092020

ダイエタリーサプリメントの不純品、塩化セシウム含有の問題。

 

- Daily Manufacturing Company

October 09, 2020

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/daily-manufacturing-company-609000-10092020

ダイエタリーサプリメントの不純品、塩化セシウム含有の問題。

 

- Essense Of Life, LLC

October 09, 2020

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/essense-life-llc-609001-10092020

ダイエタリーサプリメントの不純品、塩化セシウム含有の問題。

 

-USARxMedicine

October 01, 2020

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/usarxmedicine-610865-10012020

インターネット上で米国消費者への未承認かつ不正なオピオイドの違法販売の問題。

 

- Saratoga Potato Chips LLC

September 24, 2020

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/saratoga-potato-chips-llc-608017-09242020

食品のCGMP、製造、包装、保管、衛生管理、不純品の問題。

 

[FDA]リコール。Hadson Toko Trading Co., Inc. は窒息の危険性があるとしてEISHINDO MINI CUP JELLY (50pcs入り)を回収する

Hadson Toko Trading Co., Inc. Recalls Eishindo Mini Cup Jelly (50pcs) Because of Potential Choking Hazard

October 14, 2020

https://www.fda.gov/safety/recalls-market-withdrawals-safety-alerts/hadson-toko-trading-co-inc-recalls-eishindo-mini-cup-jelly-50pcs-because-potential-choking-hazard

Hadson Toko Trading Co., Inc. は製品の大きさや稠度から窒息の危険性があるとして EISHINDO MINI CUP JELLY (50pcs入り)を回収している。

(「EISHINDOクィーンゼリー お徳用」と日本語で書いてある。でも重量がオンス表示)

 

[ODS] ファクトシート更新

フッ化物

Fluoride

Fact Sheet for Consumers

October 9, 2020

https://ods.od.nih.gov/factsheets/Fluoride-Consumer/

この消費者向けファクトシートは、新規追加された。

 

[MFDS]日本産輸入食品の放射能検査の結果

輸入検査管理課 

-2020-09-8

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43160

2020.9.25〜2020.10.7

 

-2020-09-25

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43158

2020.9.18〜2020.9.24

 

[MFDS]アフラトキシンの基準を超過した「テンジャン」回収措置 

食品管理総括課 2020-10-08

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44659

□ 食品医薬品安全処は、「テンジャン(韓国味噌)」からアフラトキシンが基準値を超過検出*され、該当製品を販売中断し回収措置する。

* 総アフラトキシン(B1、B2、G1、G2の合計):(検出量)17.4㎍/㎏、(基準)15.0㎍/㎏以下

 

[MFDS] [報道参考] ナトリウム・糖類を減らすコンテンツ公募展の結果発表 

食生活栄養安全政策課2020-10-08

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44657

□ 食品医薬品安全処は、全国民を対象に「あまり甘くなく・あまり塩辛くなく食べる健康的な食生活」誘導のために、5月15日から9月11日まで「ナトリウム・糖類を減らすUCC *公募展」を進めて12件の受賞を選定した。

* UCC(User Created Contents):手作り制作物(ユーザーが直接製作したコンテンツ)

○ 今回の公募展には、「ナトリウム・糖類を減らす」実践メッセージを込めたさまざまな手作り制作物(UCC)183件が受付され、専門家の審査(2回)とオンライン対国民審査を通じて選定した。

* UCC公募展受付状況:('18年)60件→('19年)98件→('20年)183件

部門別に最優秀賞(1チーム)、優秀賞(2チーム)、奨励賞(3チーム)には、食薬処長賞と賞金を授与する。

* 受賞内訳:最優秀2(チーム当たり200万ウォン)、優秀賞4(チーム当たり50万ウォン)、奨励賞6(チームあたり30万ウォン)

○ 受賞作は、YouTubeチャンネル「マイナシュTV」とフェイスブック・コンペティションホームページなど紹介して、全国の学校・保育園や自治体などにナトリウム・糖類を減らす広報コンテンツとして活用できるように普及する計画。

*マイナシュは、「マイナス」と「ナトリウム」、「シュガー」を合わせた言葉で、ナトリウムと糖を減らす」という意味

<添付>

1.ナトリウム・糖類を減らすコンテンツ公募展の結果

2.ナトリウム・糖類を減らすコンテンツ公募展の受賞作

 

[MFDS] [報道参考] キムチ類など食中毒菌の統計的検査基準適用 

食品基準課/有害物質基準課 2020-09-28

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44643

□ 食品医薬品安全処は、キムチ類など6種の食品に対する食中毒菌基準を改善する内容の「食品の基準及び規格」告示改正案を9月28日の行政予告する。

○ 今回の改正案は、その危害食中毒菌に対して統計的検査基準*を導入して検査の信頼性を向上させるための措置の一環であり、

* 統計的検査基準:試料1個のみ検査する従来の方式とは異なり、5個の試料を検査し、検出された試料数と検出菌数を計算して適合性を判定する方式

- キムチ類、漬物類、煮物類、複合調味食品、酢、カレー粉及びカレーなど食品6種の食中毒菌(Clostridium perfringens・・・ウェルシュ菌)を対象にする。

*Clostridium perfringens・・・ウェルシュ菌

*(現行)g当たり100以下→(改正)n=5、c=2、m=100、M=1,000

○ その他の主な改正内容は、▲半加工コーヒー製品の微生物規格の改善、▲Sageretia theezansの実などの食品原料8種の新規認定、▲魚油中の重金属の基準改正、▲農薬及び動物用医薬品残留許容基準の新設・改正など。

- 食品製造業者間で取引されるものとして微生物制御工程を経て製品化されている半加工コーヒーは、細菌数と大腸菌群規格を緩和して適用するように改善した。

- 食用根拠が確認されたSageretia theezansの実や水産物7種*を食品に使用することができる原料リストに追加した。

* Zearaja chilensis (Yellownose ガンギエイ )、ヒメ甲イカ、アカイカ、ヤリイカ、Chaceon biocolor(カニ類)、Idiot rockfish(メバル類)、Northern shrimp(エビ類)

- 魚油の「ヒ素」の基準が人体危害性が高いことが確認された「無機ヒ素」を中心に管理するように合理的に改訂した。

*(現行)ヒ素0.1 mg/kg以下→(改正)無機ヒ素0.1 mg/kg以下

- 国内‧外で申請されたカスガマイシンなどの農薬27種、トルトラズリルなどの動物用医薬品4種の残留許容基準を新設または改訂した。

 

○ 詳細については、食薬処ホームページ(www.mfds.go.kr>法令資料>立法/行政予告)で確認することができ、改訂(案)に対する意見は、2020年11月27日まで提出できる。

 

<参考>

統計的概念の微生物検査

Q1. 統計的概念の微生物検査基準の導入が必要な理由?

A1. 試料中の微生物汚染は均一でない特性を持っており、1個の試料を検査するよりも、多数の試料を検査する方法が検査の信頼性を向上させられる。

例示)全体試料中10%が汚染されている試料の場合、1個の試料検査時の検出確率は10%であるが、5個の試料を検査すると41%に検査精度が向上する

Q2. 今回改正される、n=5、c=2、m=100、M=1000の意味は?

A2. 従来1個の試料で判定していた方式が、5個の試料を検査して、以下のように適合性を判定する方式に変更される。

*(現行)g当たり100以下→(改正)n=5、c=2、m=100、M=1,000

n=検査試料数

c=最大許容試料数、許容基準値(m)を超過して最大許容限界値(M)以下の試料の数として決定。mを超過してM以下の試料の数がc以下の場合には適合と判定

m=微生物許容基準値として結果がすべてm以下である場合に適合と判定

M=微生物の最大許容限界値として結果が一つでもM超過する場合は不適合と判定

 

[FAO]世界食糧デー

World Food Day

http://www.fao.org/world-food-day/en/

10月16日は世界食糧デー

FAOは75周年

 

[ASA]ASA裁定

ASA Ruling on XMedical Ltd t/a Corona Test Centre

14 October 2020

https://www.asa.org.uk/rulings/xmedical-ltd-g20-1065535-xmedical-ltd.html

 

ASA Ruling on Solihull Health Check Clinic

14 October 2020

https://www.asa.org.uk/rulings/solihull-health-check-clinic-a20-1069902-solihull-health-check-clinic.html

どちらもコロナウイルスの抗体検査の宣伝で、検査陽性がCOVID-19への免疫があることを意味しないことを明示しておらず、消費者が抗体があるから免疫があると間違って考えるので違反

 

論文

-更新されたコクランレビューは電子タバコが禁煙に役立つことを示す

Updated Cochrane Review shows electronic cigarettes can help people quit smoking

14-OCT-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-10/w-ucr101420.php

根拠が増えたため。さらに現在進行中の試験があるので結果を期待している

(WHOの立場とは違う結果。WHOは変えないと思う)

 

-COVID-19コントロールの集団免疫アプローチは「危険な間違った考え」である、公開文書の著者等が言う

The Lancet: Herd immunity approaches to COVID-19 control are a 'dangerous fallacy', say authors of open letter

14-OCT-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-10/tl-pss101420.php

脆弱集団を守りつつ低リスク集団に免疫をつけさせるアプローチは「科学的根拠によって支持されない危険な間違った考え」であると警告する80人の国際的研究者が署名したJohn Snow覚え書きという公開文書がThe Lancetに発表された。また第16回世界公衆衛生学会でも発表される。

「数ヶ月以内に安全で効果的なワクチンと治療薬ができるまでCOVID-19の拡散をコントロールするのが最良の方法である」と文書は結論

(いろいろ略。公開の場で専門家とされる人たちが主張の違う相手を非難しあう様子、一般の人から見てどうなのか。)

 

その他

-Natureエディトリアル

何故Natureは米国大統領にJoe Bidenを支持するのか

Why Nature supports Joe Biden for US president

14 OCTOBER 2020

https://www.nature.com/articles/d41586-020-02852-x

科学が毀損されるのを看過できない

(Scienceでもそこまで言わないことをNatureがいう)

 

-Scienceニュース

Trumpの COVID-19コーディネーターがどうやって世界トップの保健機関を毀損したかについての内幕

The inside story of how Trump’s COVID-19 coordinator undermined the world’s top health agency

By Charles PillerOct. 14, 2020

https://www.sciencemag.org/news/2020/10/inside-story-how-trumps-covid-19-coordinator-undermined-cdc

Deborah BirxによるCDCからの病院データの収集能力剥奪がTrump政権の象徴として描かれている長い記事

彼女はアフリカの小さな国でのHIV/AIDSの教訓を米国のCOVID-19に当てはめようとして失敗したように見える。大統領の機嫌をとるためにCDCを殊更悪者にしていたとも。

(論文たくさんあっても糾弾が得意な人は「コーディネーター」には向かないんじゃ)

 

-何百万もの動物が科学研究から失われているかもしれない

Millions of animals may be missing from scientific studies

By Dalmeet Singh ChawlaOct. 14, 2020

https://www.sciencemag.org/news/2020/10/millions-animals-may-be-missing-scientific-studies

生命医学実験で使われた動物の多くが、発表された論文で説明されていない可能性がある、この種のものでは初めての研究が示唆する。オランダの一つの大学で2年間に使われた5500以上の実験動物のうちわずか1/4のみがその後の科学論文で言及されている。研究者らはこのようなパターンは世界中で同様であろうと考えている。その結果何百万もの動物が科学研究から失われている。

科学者は長い間相当な割合の動物実験が発表されていないと疑ってきた。理由は結果が十分興味深くないと見なされたから、あるいは価値のある知見がなかったから、だろう。しかし多くの科学者はそのようなネガティブな結果は重要であり出版に値すると考えている。そしてそれが出版バイアスの一因である。

この問題の把握は困難である。研究者は通常倫理的承認のために実験の詳細を記しているがそれは多くの場合秘密のままである。今回の研究では研究者が科学者に動物倫理委員会に提出した研究プロトコールのレビューを求めた。それからその仕事の結果としての科学文献を検索した。承認された研究のうち46%がフル論文になっていて学会要旨を含めると60%が公表されていた。しかし使われた動物5590のうち論文や要旨で言及されていたのは1471だけだった。マウス、ラット、ウサギのような小動物が失われている率が高く23%しか発表されていない。羊、犬、豚は52%だった。BMJ Open Scienceに発表。

研究者らは科学者に何故公表しなかったのか理由を聞いている。最も良くある理由は統計学的有意差がなかったから、予備試験の一環、技術的問題、など。しかしこれらのどれ一つとして知見を科学的記録に残さない正当な理由にはならない

解決法の一つとして動物実験の事前登録データベース

 

-グレートバリントン宣言:COVID-19否定論者は創造論者、HIV/AIDS否定論者、気候科学否定論者の敷いた道を行く

The Great Barrington Declaration: COVID-19 deniers follow the path laid down by creationists, HIV/AIDS denialists, and climate science deniers

David Gorski on October 12, 2020

https://sciencebasedmedicine.org/great-barrington-declaration/

数千人の科学者が署名したグレートバリントン宣言はコロナウイルスパンデミックに対応したロックダウンは害の方が大きい、社会は高齢者やハイリスクの人に「焦点を絞った保護」をし、若い人にはいつもの仕事をさせよと主張する。よく見るとこのCOVID-19否定論者は古くからある否定論者のプロパガンダ教科書に従っている

(グレートバリントン宣言をCOVID-19否定論者、陰謀論者、ペテン師と非難。これが言い過ぎなのではと感じるのはおそらく日本だから。欧米、アフリカ、アジアの死亡率等比べるとまるで違う病気のよう)

 

-CDCはコロナウイルスワクチンが年末までに発表されると楽観的

CDC optimistic coronavirus vaccines will be released by end of the year

October 15, 2020

https://edition.cnn.com/2020/10/14/health/us-coronavirus-wednesday/index.html

(小見出し部分)

・家庭での集まりが感染数増加を駆動している、とCDC所長が言う

Robert Redfield博士が「公共の場所では監視レベルが高く多くの対応が行われている。しかし現在の増加する脅威は小規模な家庭の集まりでの感染である。特に感謝祭が近づいているため、家庭での対策が重要である」

・ビバリーヒルズでは今年はトリックオアトリートは禁止すると市議会が投票で決めた

 

-パンデミックデータ便器からの警告?オタワの下水がCOVID-19ウイルスの警戒すべき急上昇を示す

Warning from a pandemic data dump? Ottawa sewage shows ‘alarming’ spike in COVID-19 virus

Thu., Oct. 15, 2020

https://www.thestar.com/news/gta/2020/10/14/ottawa-sewage-shows-alarming-spike-in-covid-19-transmission.html

 

オタワcovid-19下水サーベイランス

Ottawa covid-19 wastewater surveillance

https://613covid.ca/wastewater/#

オタワ大学による下水疫学プロジェクト

 

-何回もCOVID-19検査を予約するのは止めて、オタワ公衆衛生が強く求める

Stop booking multiple COVID-19 tests, Ottawa Public Health urges

By: Jason White

https://www.ottawamatters.com/local-news/stop-booking-multiple-covid-19-tests-ottawa-public-health-urges-2790000

早く検査を受けたい人が検査センターや病院に問題をおこしている。一部の人たちが複数の場所に予約を入れて一番早くとれたところで検査しようとしている。また予約無しで検査を受けようとする人たちも問題である

(カナダここにきて増加中。カナダの週間疫学報告書Detailed weekly epidemiological report (PDF) https://www.canada.ca/en/public-health/services/diseases/coronavirus-disease-covid-19/epidemiological-economic-research-data.htmlは日本と韓国が入っているので便利

 

-GM昆虫耐性Bt綿はインドの作物収量を増やしたのか?活動家はノーというが作物バイオテクノロジーの専門家はイエスという

GM insect-resistant Bt cotton boosted India’s crop yields? Activist study says no, but crop biotech experts say yes

Matin Qaim | October 15, 2020

https://geneticliteracyproject.org/2020/10/15/gm-insect-resistant-bt-cotton-boosted-indias-crop-yields-activist-study-says-no-but-crop-biotech-experts-say-yes/

2002年にインドにGMO綿が導入されて数年後、インドは世界最大のGMO綿の生産国になった。しかし農業バイオテクノロジー批判者は認めず、Bt綿は成功していないと批判を続けた。このBt綿の議論が今年再び活発になった。3月にNature PlantsにK. R. KranthiらがBt綿の成功は誇大宣伝だと主張する解析を発表し世界中のメディアで広く報道された。それがこの分野で長く研究をしてきた人たちに批判された。6月にはDeepak PentalがGLPに、5月にはニューデリーの東南アジアバイオテクノロジーセンターの4人の科学者がCold Spring Harbor Laboratory Publication bioRxiv、そしてMatin QaimがNature Plantsに。

 

Bt綿、収量、農家の利益

Bt cotton, yields and farmers’ benefits

Qaim, M. 12 October 2020

Nat. Plants (2020). https://doi.org/10.1038/s41477-020-00788-8

https://www.nature.com/articles/s41477-020-00788-8