2020-12-04

[EFSA] EFSA Journal特集号

-序文

Foreword

EFSA Journal 2020;18():e181114  26 November 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/e181114

Barbara Gallaniは第三回EU‐FORAフェローシップ計画の成果集を紹介できることを嬉しく思う

 

-序説

Introduction

EFSA Journal 2020;18():e181115  26 November 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/e181115

EFSAのフェローシッププログラム(EU‐FORA)の第3回EFSA journal特別号を提示する。

 

-食品安全性リスク評価にツールと社会科学の統合

Integration of tools and social science into food safety risk assessments

EFSA Journal 2020;18():e181104  26 November 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/e181104

欧州食品リスク評価(EU‐FORA)のフェローシップ作業プログラム「食品安全性リスク評価にツールと社会科学の統合」が英国食品基準庁(FSA)により提案され、実施された。食品基準庁は英国の非内閣構成省庁で、イングランド、ウエールズ、北アイルランドの食品に関する公衆衛生保護を担当している。このプログラムは、リスク評価と社会科学の相互作用も考慮した、食品安全リスク評価に使用できる異なるツールの概要を提供する様々な活動に合わせて調整された。提案された作業を構築するために、このプログラムは「実践による学習」を12カ月にわたって実行する4つのモジュールに分割された。フェローは最初のモジュールで微生物学的リスク評価(MRA)、2番目に化学物質リスク評価(CRA)、3番目に社会科学、最後4番目に英国のリスク優先順位付けツールとネットワーク―全国食事データ(NDNS)、収集方法、符号化、分析を紹介された。フェローは、食物アレルギー及び放射線リスク評価の分野の追加職員と一緒に1つの部門で、微生物学、化学物質リスク評価、分析ユニットからの専門知識を結集した、科学、根拠及び研究部門内のリスク評価ユニットに割り当てられた。その目的は、直接の経験を積む組織の仕事に完全に統合され、食品安全性リスク評価に関連する科学的側面の知見を増やし、さらに重要な、EUの食品リスク評価環境で人脈形成を強化することだった。

 

-植物ベース食品中の潜在的に毒性のあるレアアース元素、タリウム、テルルのレビュー

Review of Potentially Toxic Rare Earth Elements, Thallium and Tellurium in Plant‐based Foods

EFSA Journal 2020;18():e181101  26 November 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/e181101

過去10年で、合金の組成や生産に、農業や医療用途に、ハイテク製品の製造において、タリウム、テルル、レアアース元素(REEs;ランタニド、スカンジウム、イットリウム)などの様々な微量金属や半金属が含まれるものが増えている。これらすべての活動は、鉱業及び鉱物加工、液体産業廃棄物、都市や工業製品の処分からの排出により、土壌と水域両方に、その結果フードチェーンに前述の元素の蓄積をもたらした。これらの元素のいくつかへの慢性暴露は、少量でも、人生の早い段階からでも、神経毒性、神経発達毒性、肝臓の変化など健康に幅広い有害影響をもたらす可能性があると示されている。特に子供では、これらの元素のいくつかが子供の空間学習や記憶能力に間接的に悪影響を与える可能性があることを示唆する研究がある。そのような影響は、活性酸素種(ROS)の生成、脂質過酸化反応、抗酸化作用の調節などのプロセスで引き起こされる。にもかかわらず、毒性学的研究のデータが限られていることや、環境内での発生量がこれまでのところ必然的に低いことが、食品中の金属の日常的な分析中にそれらの濃度を測定する際の抑止力として機能した。そのため、成人と子供両方の日常の食事の発生データに関する情報を集めることが重要である。このレビューは、潜在的な健康リスクが生じるかどうか特定するために、植物ベースの食品中のこれらの元素の濃度に関する現在の知見をまとめている。サイドプロジェクトとして、フェローシップは、新しい殺生物剤の申請評価に関する実地研修を実施し、デンマーク獣医食糧衛生局、デンマーク環境保護庁、デンマーク医薬品庁、欧州化学品長に与えられた助言への参加を提供した。

 

-食品からの経口暴露後のマイクロ-及びナノプラスチックに関するリスク評価と毒性学的研究

Risk assessment and toxicological research on micro‐ and nanoplastics after oral exposure via food products

EFSA Journal 2020;18():e181102  26 November 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/e181102

プラスチックは至る所で使用され、私達の生活の一部になっている。プラスチックの世界的な生産は増加しており、結果として環境中に放出されているプラスチックの量の増加につながっている。最近、マイクロ-及びナノプラスチック粒子にヒトが暴露する問題や、その結果生じる可能性のある、食品中のマイクロプラスチックの発見によって引き起こされる毒性学的影響の重大性が浮上している。汚染された食品や飲料からの食事暴露に加えて、空気や化粧品などを介した他の暴露経路を検討しなければならない。現在食品中の汚染物質としてのマイクロプラスチックやナノプラスチックの規制はない。そのような粒子の暴露や毒性についての相当なデータ不足がリスク評価を妨げる。このEU‐FORAフェローシッププロジェクトでは、リスク評価の基礎を提供し、重要な研究のギャップを特定するために、発生に関する最新の知見や、特に食品や飲料からの経口暴露後のマイクロ-及びナノプラスチックに関連して生じる可能性のある毒性影響に焦点を当て、包括的なデータマイニングを行った。このフェローシッププロジェクトはマイクロ-サイズのポリ乳酸粒子のin vitro毒性の決定を目的とした実践作業でさらに補完される。

 

-食品及びパーソナルケア製品からの総暴露に基づくフタル酸エステル類のリスク評価とバイオモニタリングデータとの比較

Risk assessment of phthalates based on aggregated exposure from foods and personal care products and comparison with biomonitoring data

EFSA Journal 2020;18():e181105  26 November 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/e181105

フタル酸エステル類はフタル酸のジエステル類のグループで、ポリ塩化ビニル(PVC)プラスチックに柔軟性と耐久性を与える可塑剤として企業に幅広く利用されている。通常、その利用は食品と接触する物質やおもちゃの可塑剤からパーソナルケア製品の乳化剤まで多様である。フタル酸エステル類はPVCと共有結合していないため、空気、皮膚、水、食品、環境に移行する可能性がある。フタル酸エステル類は偏在するため、長期間の皮膚、経口、吸入など複数の経路を通してヒトが暴露することになる。フタル酸エステル類は、実験動物や潜在的にヒトでも、エストロゲン活性の混乱、生殖・発達・肝臓毒性を引き起こす可能性があるという証拠がある。この技術的報告書の目的は、ノルウェー国立公衆衛生研究所(NIPH)で行われたフェローの活動をまとめることである。この作業プログラムの目標は、科学的文献から5つの特定のフタル酸エステル類の濃度レベルを集め、それらをHorizon 2020プロジェクト (EuroMix)のバイオモニタリング研究パートで報告された摂取/使用データと組み合わせ、最終的に、食品やパーソナルケア製品からの総フタル酸暴露量を推定し、バイオモニタリング研究で集めた尿サンプルで測定されたフタル酸量と比較することである。

 

-食品サプリメントのサワーソップ(Annona muricata)の利用に関するリスク評価

Risk assessment regarding the use of Annona muricata in food supplements

EFSA Journal 2020;18():e181112 26 November 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/e181112

このリスク評価は、EFSAが支援する欧州食品リスク評価フェローシッププログラム(EU‐FORA)に関連して実施され、サワーソップ(バンレイシ科)と由来する食品サプリメントの摂取に関連して起こりうる健康リスクを評価することを意図した。サワーソップは木として成長し、カリブ海及び中央アメリカ原産である。サワーソップの様々な植物部位(果実、葉、樹皮、根など)から作られた製剤は漢方薬として使用されており、一般的な健康をサポートする、あるいは幅広い健康状態、特にがんや寄生虫感染症を治療することを目的とした市販の栄養補助食品として世界中で市販もされている。だが、バンレイシ科はアセトゲニンなど潜在的に神経毒性のある化合物を含むことが報告されているため、サワーソップベースの食品サプリメントの安全性に関して未解決の問題が残っている。このフェローシッププログラム内で実施された評価から、サワーソップベースのサプリメントの安全な使用についてかなりの不確実性が存在することが示されている。入手可能なデータから、特定のサワーソップ製剤の神経毒性の可能性の兆候が提出された。特にサワーソップサプリメントの長期使用に関する適切な研究が不足しているため、現在安全摂取量の設定はできない。このプロジェクトのワークフローはこの技術的報告書内に提示されている。

 

-ポルトガル国民の食品添加物と食品加工に由来する化学汚染物質暴露に関するリスク評価

Risk assessment related to food additives and food processing‐derived chemical contaminants exposure for the Portuguese population

EFSA Journal 2020;18():e181110  26 November 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/e181110

欧州食品リスク評価フェローシッププログラム(EU‐FORA)は、EUの食品安全性リスク評価の科学的能力の構築を目的としたEFSAによる新たな取り組みである。この論文は、ポルトガルのポルト大学栄養食品科学部でのEU‐FORA プログラムの2019–2020年間の第3回の参加に企画されたこのフェローの活動を報告している。開催側から提示されたこの作業プログラムは、食品添加物と汚染物質のリスク評価に関連した。フェローの実践的な作業は、EUで認可された10種類の強力な甘味料、加工汚染物質、アクリルアミドの、ポルトガルの一般人への暴露を評価することを目的とした2つの実習から成る。

 

-農薬リスク評価プロセスの様々な評価分野の研究

Study of the different evaluation areas in the pesticide risk assessment process

EFSA Journal 2020;18():e181113  26 November 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/e181113

EUの有効成分の承認と植物保護製品の認可は、植物保護製品の農学的使用の厳格なリスク評価に基づいて行われている。規則1107/2009は多くの当事者が関わる複雑な手順でEUの手続きを規制している。「農場から食卓まで戦略」や「2030年に向けた生物多様性戦略」、これらは食品システムを公正で、健康的で、環境にやさしいものにすることを目的とした「欧州グリーンデール」の核心であり、人々、気候、地球の利益のために、2030年までに欧州の生物多様性を回復の軌道に乗せる。そのため、「農場から食卓まで戦略」と「2030年に向けた生物多様性戦略」は、リスク管理者が有効成分の承認や植物保護製品の認可に関する重要な要素となる、植物保護製品の評価や認可の課題を示している。この作業の目的は、分野ごとの農薬評価の最も重要なポイントを確認し、様々な分野間の複雑さと相互作用を分析して、EU規則の大きな知識体系や植物保護製品のガイドラインを得ることだった。この研究により、矛盾を強調し、スピードアップした代替案を提案する、グローバルでより明確な手続きのビジョンを持てるようになった。最終的に、この作業はリスク評価だけでなく、有効成分の承認や植物保護製品の認可に関する意思決定も容易にするだろう。

 

[FSANZ] 新規食品‐問い合わせへの回答の記録

Novel food - Record of views formed in response to inquiries

19 November 2020

https://www.foodstandards.gov.au/industry/novel/novelrecs/Pages/default.aspx

この資料は基準1.5.1-新規食品規約(https://www.legislation.gov.au/Series/F2015L00403)に関連する考え方と対応の記録を示す。

記録は、伝統的でない/新規の食品の状態に関する考え方を伴う食品と食品成分のリストを掲載する。2008年3月以前は現在新規食品リファレンスグループ(NFRG)にとって代わられた組織が単体であるいはオーストラリア 検疫検査局やオーストラリア政府、州、準州及びニュージーランド政府の食品担当高官と協議して結論していた。

2008年3月以降、記録された考え方は、新規食品諮問委員会(ANCF)(以下の表の青字部分)の推奨である。FSANZ NFRGは今では存在しないが、このグループにより作成された考え方はいまだに、FSANZによる独立した研究同様、問い合わせで提供された情報に基づき、製品の判断とみなされる。

表にない他の食品や食品成分も、問い合わせへの回答で検討されてきた。しかし、これらの項目に関する考え方は、問い合わせ者からの必要な追加情報の受領をまっており、まだ形成されていない。規準の執行はオーストラリア州政府と準州政府、国境では農業水資源環境省、ニュージーランド政府の責任である。それに応じ、食品あるいは食品成分の新規のものについての判断を含めた基準1.5.1の解釈と適用は最終的には政府権限の責任である。

 

見解の記録

https://www.foodstandards.gov.au/industry/novel/novelrecs/Documents/record-of-views-19nov20.pdf 

(例えば納豆は伝統食品ではないが新規食品でもないと判断されている。理由は日本で安全な使用歴があるから)

 

[EU]健康と食品監査と解析計画2021

Health and food audits and analysis programme 2021

https://ec.europa.eu/food/sites/food/files/hfaa_prog_en_2021.pdf

2021-2025年の計画と、2021年については詳細計画

 

[IARC]世界がん報告更新ウェビナーシリーズ:肥満とがん

World Cancer Report Updates webinar series: Obesity and cancer

3 December 2020

https://www.iarc.fr/news-events/world-cancer-report-updates-webinar-series-obesity-and-cancer/

2回目のウェビナーは12月14日で、トピックスは肥満とがん

 

論文

-飲酒はゆりかごから墓場までの脳の健康低下と関連する

Drinking linked to a decline in brain health from cradle to grave

3-DEC-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-12/b-dlt120320.php

The BMJ。アルコールが脳の健康に有害であるという根拠は圧倒的であるが、専門家は重要な3つの時期があるという。妊娠から出生までの期間、15-19才の青少年期、65才以上の高齢期。アルコールの害を予防する対策はこれらの時期に特に。

 

-64%以上の人が「自宅から働く」期間に新たな健康問題を報告することを調査が発見

Study finds over 64% of people reported new health issues during 'work from home'

3-DEC-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-12/uosc-sfo120320.php

健康リスクが大きいのは女性と乳幼児の保護者

南カリフォルニア大学の研究者らによるCOVID-19パンデミックの結果自宅から働くことになった影響の調査。身体と精神の健康に負の影響があることを発見した。仕事への期待水準が上がり気が散ることが増え、同僚とのコミュニケーションが減って結果的には生産性が減った。ワークステーションでの作業時間は1.5時間増えたが仕事の満足度は下がり肩こりが増えた。Journal of Occupational and Environmental Medicine

全体的運動量が減って全体的食事量が増えた。

仕事専用の場所があると負の影響が緩和されるようだ。

 

-よく使われている水道管の合金が飲料水中発がん物質を生じる可能性がある

Common pipe alloy can form cancer-causing chemical in drinking water

3-DEC-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-12/uoc--cpa120320.php

水の殺菌剤が鉄パイプのクロムと反応して六価クロムを生じる

さびた鉄パイプの錆を剥がして粉末にして次亜塩素酸に入れた実験

Environmental Science and Technology

 

-多くの国がCOVID-19パンデミック中に国際法に違反している:法の専門家

Most countries are violating international law during the COVID-19 pandemic: Legal experts

3-DEC-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-12/yu-mca120320.php

主導的国際保健法学者共同体が各国の対応を解析し、ほとんどの国が義務を果たしていないことを明らかにした。そして国際保健規則第43、44条に定める公衆衛生上のリスクに対応して合法的に各国がとれる措置と他国との協力義務についてのコンセンサス声明をInternational Organizations Law Reviewに発表した。

(国際法どころか国内法にも従っていない対応を多くの国で行い、それを国民や国際社会が称賛あるいは支持した、ことは記憶に留める。緊急時だから違法でもいいという考え方を最も嫌っていたはずの人たちが法を超えた対策を要求するという風景を見た。)

 

-Scienceニュース

よくあるタイヤの化合物がリスクに瀕したサーモンの謎の死に関連

Common tire chemical implicated in mysterious deaths of at-risk salmon

By Erik StokstadDec. 3, 2020 ,

https://www.sciencemag.org/news/2020/12/common-tire-chemical-implicated-mysterious-deaths-risk-salmon

何十年にもわたって米国の太平洋北西部の都市部の川は銀鮭を殺してきた。シアトルが1990年代にサーモンの住処の回復を始めてからもある川を遡上してきた鮭の最大90%が豪雨の後に突然死する。研究者らは犯人は近くの道路から流出したものだと疑っていたが同定できなかった。本日Scienceにオンライン発表された論文で、主犯はタイヤをオゾンから守るのに使われている6PPD-キノンであると報告された。

 

-日本のHPVワクチンの積極的推奨を再開する時

Time to resume active recommendation of the HPV vaccine in Japan

The Lancet Oncology: COMMENT| VOLUME 21, ISSUE 12, P1552-1553, DECEMBER 01, 2020

Yusuke Tanaka (大阪労災病院産婦人科)

 

[NASEM]食品フォーラム より持続可能で回復力のある、栄養豊富なフードシステムを構築する:ワークショップの概要

Building a More Sustainable, Resilient, Equitable, and Nourishing Food System: Proceedings of a Workshop—in Brief (2020)

https://www.nationalacademies.org/our-work/food-forum

2020年7月22-23日に開催されたNASEMフードフォーラムのバーチャルワークショップの概要

脆弱性、回復可能性(レジリエンス)、転換(トランスフォーメーション)の3つのセクションで開催された。

事例としてはCOVID-19による攪乱と気候変動が取り上げられている

(フードシステム全体としてベネフィットよりコストのほうが大きい、主に健康と環境部門で、とマッキンゼーの人が計算しているのだが。食糧を作らない方が良いというのは人間がいないほうがいいという価値観?)

 

その他

-フェイスブックはCovidワクチンについての虚偽の主張を削除する

Facebook to remove false claims about Covid vaccines

Thu 3 Dec 2020

https://www.theguardian.com/technology/2020/dec/03/facebook-to-remove-false-claims-about-covid-vaccines

これまでの対応で最も強いもの

 

-シドニーのホテル従業員のCOVID 検査陽性の「馬鹿げた」理由

‘Ludicrous’ reason for Sydney hotel worker’s positive COVID test

DECEMBER 3, 2020  Angela Mollard

https://www.news.com.au/lifestyle/health/health-problems/ludicrous-reason-for-sydney-hotel-workers-positive-covid-test/news-story/0c6dfa34f30e794c65cfbb828d23a360

我々はオーストラリアが安全になるのにどのくらいメルボルンとその他の地域が疲れ果てたか見てきた。今やNSWでの1例のCOVID陽性結果が全てをふいにする可能性がある

国境が再開され経済が息を吹き返しワクチンが見えてきた-ポストパンデミックの回復に全てがバラ色に見えた。しかし今や一人の隔離施設の労働者がCOVID陽性だったため「深刻な事態」に混乱している。NSWの25日のウイルスフリー期間は終わり明るい気持ちは吹き飛んだ。他の多くの事例同様、死亡の可能性と経済ダメージに並べると、原因はあまりに馬鹿げてあまりに短絡的なように見える。

一人の女性が隔離用と普通のホテルの二つで働いていて両方を二つの鉄道を使って通っていた。

(それでその人が乗った可能性のある電車を公開して、それを使った可能性のある数千人に自主隔離せよと要請している)

 

-12のシドニー郊外の7万人にコロナウイルス警告

Coronavirus alert for 70,000 people in 12 Sydney suburbs

Thu, 3 December 2020

https://au.news.yahoo.com/coronavirus-alert-70000-people-12-sydney-suburbs-201308109.html

日曜日に下水処理施設の検体からウイルスの断片が検出されたため住人に警告。症状が出たら検査を受けるように

 

(大変そう。感染したら(社会的に)死ぬウイルスになってる模様)