[MFDS]日本産輸入食品の放射能検査の結果
輸入検査管理課
-2020-11-20
https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43169
2020.11.13〜2020.11.19
-2020-11-13
https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43167
2020.11.6〜2020.11.12
[MFDS]花茶を摂取する前に食べることができる花なのか確認してください。
食品安全現場調査TF 2020-11-23
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44770
□ 食品医薬品安全処は、ウェルネス食品の消費の増加とともに、乾燥した花をお湯に浸して飲む「花茶」の人気が高まることによって、安心して飲むことができるように花茶の安全情報を提供する。
○ 花茶は、安全性が認められた花のみ茶用途で使用することができ、アレルギー誘発成分などを持つ花については、使用量を制限*、または使用できないように**している。
* 花びらのみ使用可能な花:木蓮の花、バラの花、ヒマワリの花、ノイバラの花、鬼百合の花など
** 使用禁止の花(原料):ヒメジョオン、ミゾソバ、イワギボウシ、シジミバナ、ホタルブクロ、キキョウ、クサノオウの花など
花茶に使用できる花は、食薬処ホームページ(www .mfds.go.kr)、または、食品安全国(www.foodsafety .go.kr)で確認することができ、花茶製品を購入する前に食用可能な花*であることを確認して購入するようお願いする。
* 使用可能な花:菊の花、マリーゴールドの花、ラベンダー、ローズマリー、桃の花、ケイトウなど
□ 一方、食薬処は、食品原料として使用することができない花を、花茶製品としてインターネットを通じて販売している業者を対象に、先月14日から30日まで、全国食品製造業者(浸出茶)計46ヶ所に対して企画取り締まりを実施した結果、
○ 食品に使用することができない「花」と「花の部位」などを、飲む茶にして販売するなど、「食品衛生法」や「食品などの表示・広告に関する法律」を違反した業者20ヶ所を摘発し、行政処分や捜査依頼した。
〇 これらの業者は、食品に使うことが出来ない花*と花の部位、種実などを除去すれば使用可能な花**を開花期に採集して、花茶の原料として使用するなど計30種の花、52製品(時価約2,000万ウォン相当)を、インターネットショッピングモールなどで販売していた。
* (植物全体食用不可)ノウゼンカズラ、コスモス、レッドクローバー(ムラサキツメクサ)、フヨウ、センニチコウなど、(植物の葉だけ食用可能)ミゾソバ、イワボウシ、ホタルブクロ、シジミバナ、ヒメジョオン、トロロアオイ(金花葵)など
** (萼と種実除去後食用可能な花)木蓮の花、ノイバラ、ひまわりの花、鬼百合の花、牡丹など
〇 また、これらの企業が製造した花茶製品をインターネットショッピングモールとチラシなどまるで病気の治療などの医学的効能・効果があるかのように偽り表示・広告して時価約2億5千万ウォン相当を販売した事実が確認された。
<的発事例>
▶疾病予防・治療効果標榜:更年期症状の緩和に役立つ、手足の冷え、免疫力、解毒、生理痛、消化不良の助けなどの表現
○ 食薬処は、インターネットショッピングモールなどで販売中の製品を販売遮断措置し、現場に保管されている製品や原料については、全量差し押さえ及び現場廃棄措置した。
□ 食薬処は、今後も安全性が確保されない原料を利用して食品を製造する行為について、取り締まりを強化する一方、食品安全関連違法行為を目撃したり不良食品と疑われる製品に対しては、不良食品申告電話1399で申告するようにお願いする。
<添付> 1.花茶Q&A
<添付> 2.違反業者の現況
<添付> 3.食品に使用することができない花の種類(違反製品)
<添付> 4.不適合製品情報
[MFDS]食用不可農・林産物販売行為の点検結果
農水産物安全課/サイバー調査団 2020-11-20
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44767
□ 食品医薬品安全処は、10月19日から23日まで、全国薬令市場内の漢方医と食品販売業者117ヶ所とオンライン販売業者1,000ヶ所を対象に、食用不可農・林産物販売行為について集中点検した結果、計39件(9業者)の違反行為を摘発した。
〇 今回の点検で摘発された業者は、全てオンライン販売業者で、漢方医などに対する現場点検では違反はなかった。
〇 違反業者は、食品として販売することができない農・林産物である「イワヒバ」など5品目*を、茶形態で抽出したり、煮込むなどの方法を説明して食品用途で販売した。
* 違反品目:卷柏(イワヒバ)19件、澤瀉(オモダカ)12件、貫衆(オシダ)根茎6件、防風(ボウフウ)根1件、ニガキの樹皮1件
〇 これらはすべて毒性があり、漢方などで薬用として使われる農・林産物で、この農・林産物を茶形態で抽出したり、煮込んで常時飲用する場合、毒性により深刻な副作用をもたらすことがあり、専門家の指導を受けるなど注意を払う必要がある。
〇 食薬処は、今回摘発されたオンライン販売業者に対して、サイトを遮断して刑事告発などの措置をした。
<添付>
1.違反内容と販売業者
2.違反製品関連ホームページと製品写真
[MFDS]ナトリウム・糖類減らすマイナシュオンライン広報館運営
食生活栄養安全政策課 2020-11-20
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44765
□ 食品医薬品安全処は、全国民が参加するナトリウム・糖類削減行事の一環として、来る11月20日から12月11日まで「ナトリウム・糖類減らすマイナシュオンライン広報館(www.minasu.kr)」を運営する。
* マイナシュ:「マイナス+ナトリウム+シュガー」の合成語で「ナトリウム・糖を減らす」意味
〇 今回の広報館は、生活の中のナトリウム・糖類を減らすを実践し、健康食生活を誘導するために設けており、コロナ19環境で誰でも参加できるようにオンラインで運営する。
□ オンライン広報館は、「Lowダンチャン(甘しょっぱい)・健康Up」をテーマに、▲What!マイナシュ、▲Let's!マイナシュ、▲Fun!マイナシュ、▲Award!マイナシュ、▲Safe!食品の安全性などの5つの広報ブースを運営。
〇 What!マイナシュは、ナトリウム・糖類を減らすための有益な情報と実践方法などを紹介し、Let's!マイナシュはクッキングクラス、フードトークコンサートなど多様な国民参加型のプログラムを披露して、
〇 Fun!マイナシュとAward!マイナシュは健康的な食事の実践をテーマにマイナシュクイズ合わせ、実践誓い認証ショットを上げると、様々なコンペティション受賞展示等の参加イベントを実施。
○ Safe!食品安全は、子供嗜好食品品質認証、子供給食管理支援センターなど、子どもの食生活安全管理政策を紹介。
□ 食薬処は、今後も、ナトリウム・糖類を減らす広報チャンネル(YouTube、ブログ、フェイスブック、インスタグラムなど)を通じて、誰でも簡単に食生活情報に接することができ、国民自らが自発的に実践する健康的な食生活環境組成に、さらに努力すると明らかにしました。
<添付> ナトリウム・糖類を減らすマイナシュオンライン広報館ポスター
[MFDS]女性の健康食品及び生理用ナプキンなど医薬部外品オンライン虚偽・誇大広告620件摘発
サイバー調査団/医薬外品政策課 2020-11-19
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44760
□ 食品医薬品安全処は、女性膣健康食品と生理用ナプキン、生理用下着など、女性の日常生活と密接な食品と医薬部外品(または、これを標榜する工業製品)を対象に、オンライン広告計1,574件を点検した結果、虚偽・誇大広告サイト620件を接続遮断などの措置をした。
(食品のみ翻訳)
<<食品などの点検結果>>
□ 女性の健康(膣健康、生理不順、生理痛緩和、膣乳酸菌)を標榜する、食品及び健康機能食品の合計1,024件を点検した結果、虚偽・誇大広告583件(食品257件、健康機能食品326件)を摘発した。
〇 主な摘発については、▲疾病予防・治療標榜など(156件)、▲健康機能食品と誤認・混同広告など(140件)、▲虚偽・誇大広告(172件)、▲消費者記だけ広告(2件)、▲自律審議違反(113件)など。
<的発事例>
▶ 疾病予防・治療効果標榜:生理不順、生理痛緩和、膀胱炎予防、尿路感染症予防、膣炎・膀胱炎に役立つなどの表現
▶ 健康機能食品と誤認・混同:一般食品と海外個人輸入製品の健康機能食品の機能性内容である、「膣健康、膣乳酸菌、消化・免疫健康支援」などの表現
▶ 虚偽・誇張:健康機能食品として認められていない機能を使用したもので、健康機能性がない健康機能食品に「膣健康、膣乳酸菌」など表現
▶ 消費者詐欺:原材料の効能・効果を、製品の効能・効果と誤認・混同したもので「製品原材料である亜鉛が免疫力増強、抗炎作用に役立つなど」と表現
▶ 自律審議違反:審議結果と異なる内容で広告
<<外部諮問結果>>
□ 食薬処は、医療系、消費者団体、学界など、外部の専門家で構成された「民間広告検証団*」を運営しており、今回の女性健康製品の広告について諮問を依頼した結果、
○ 「健康機能食品であっても、膣炎治療などの医学的効能・効果を標榜するは望ましくない、生理不順、生理痛緩和に効果があると広告する製品は、購入に注意しなければならない」と発表した。
〇 また、「生理用ナプキン・生理用下着の使用だけで、「生理痛緩和」、「膣炎誘発細菌抑制」、「発疹・ただれ緩和」などの疾患予防・緩和などの効果に対しては、客観的に検証されていない」とした。
* 民間広告検証団:新たに流行したり、医学的効能などを標榜する表示・広告を検証するために、医師、教授などの専門家43人で構成
□ 食薬処は、女性の膣健康に役立つ食品や生理用ナプキン、生理用下着を購入する際、「健康機能食品」または「医薬部外品」表示を必ず確認して、虚偽・誇大広告に惑わされないよう要請する一方、
○ 今後も、日常生活と密接な製品について、オンライン点検を継続的に実施することを明らかにしました。
<添付> 1.主な違反事例
<添付> 2.生理用ナプキンに使用されている主な認証事例
[MFDS]キムチを漬ける季節!正しい食品調理器具の使い方などの情報提供
添加物基準課 2020-11-18
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44759
□ 食品医薬品安全処は、キムチを漬ける季節を迎え、健康で安全に食品を摂取することができるように、食品調理器具の正しい選択と使用方法に関する情報を提供する。
■ キムチ漬け込み用食品調理器具などの正しい選択
○ キムチ漬け込み用器具を購入するときは、製品の表示内容を確認した後、用途に適切な製品を購入して使用する。
- 食品用器具には、「食品用」という言葉や、以下のようなマーク、PE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレン)などの材質名と消費者の安全のための注意事項などが表示されています。
○ 特にキムチ漬け込み用マット、たらい、ザル、ひさご、ビニール、まな板、ゴム手袋などを購入するとき、必ず「食品用」か確認して選択しなければならない。
*ひさご・・・ひょうたんを二つに割った容器
- 最近では、キムチを混ぜ合わせるときに使う、食品用キムチ漬け込みマットが発売されているが、適当なマットやたらいがなければ、食品用ビニールを使っても良いです。
- キムチやカクテキを混ぜるときは、赤色ゴムたらいを使用している場合が多いが、たらいは、食品用に製造された合成樹脂(プラスチック)材料またはステンレス製のものを使用する。
- 食品用ではないゴムたらいをやむを得ず使用する場合、食品用ビニールを敷いてゴムたらいにキムチが直接触れないように注意する必要がある。
■ 食品調理器具などの安全使用要領
○ ネギの根、タマネギの皮などを利用して、キムチ漬け込み調味だしを絞り出すときも、「食品用」で製造されたステンレス材質のザルを使用する。
- タマネギネットは、高温で赤色素などが溶け出てくる可能性があるので、食品の調理には絶対に使用しないでください。
○ プラスチック製の器具は、高い温度でへこみなどの変形が発生することがあるので、使用には注意が必要であり、電子レンジを利用する時「電子レンジ用」であることを確認して使用する。
<添付>キムチの漬け込み用器具などの正しい選択と使用方法
[MFDS] [報道参考] 食品などの安全性審査に必要な毒性試験法情報提供
毒性研究課 2020-11-18
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44758
□ 食品医薬品安全処は、食品などに使用可能な添加物と機能性原料の安全性審査に必要な「毒性試験法ガイド」を発刊する。
○ 今回のガイドブックは、食品などの毒性試験に最も多く使用される、反復投与毒性試験について、経済協力開発機構(OECD)基準を詳細に案内して、食品製造・販売業者などが、食品を開発するのに役立つように設けた。
〇 主な内容は、▲食品など分野別毒性試験関連規制動向、▲反復投与毒性試験の原理・方法・評価及び結果報告など、▲経済協力開発機構基準翻訳(韓国語)などです。
* 適用分野:食品添加物、健康機能食品の機能性原料、食品中の残留農薬、遺伝子組み換え食品、基準・規格がない食品原料など
○ 食薬処は、今回のガイドを通じて、請願人の理解を向上させ安全な食品を生産して、国内食品産業の国際競争力を強化することに貢献すると期待している。
□ 食品医薬品安全処は、今後も反復投与毒性試験に加えて、単回投与毒性、遺伝毒性、慢性及び発癌性など、さまざまな毒性試験に対しても継続的にガイドブックを用意する予定。
○ 今回のガイドブックは、食薬処ホームページ(www.mfds.go.kr)>法令/資料>法令情報>公務員指針/申請者ガイド」で確認できる。
[MFDS]生活の中の有害物質安全情報をお知らせします
消費者危害予防政策課 2020-11-16
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44753
□ 食品医薬品安全処は、来る16日に、生活の中で暴露されやすいカドミウム、ポリ塩化ビフェニル(PCBs) 、フタル酸などの有害物質安全情報を容易に知ることができるよう、「有害物質簡便情報誌」を提供する。
○ 「有害物質簡便情報誌」は、日常生活で接する10種*有害物質に対する気がかりなことを解消する一方、有害物質暴露を減らす助けになるように用意した。
* 10種:カドミウム、ポリ塩化ビフェニル(PCBs)、ビスフェノールA、フタル酸エステル、鉛、水銀、カルバミン酸エチル、フラン、ベンゼン、クロロプロパノール(3-MCPD)
□ 主な内容は、▲主要暴露源・暴露経路、▲生活の中の暴露量、▲国内管理現況、▲暴露を減らす方法、▲知っておくと面白い話など。
○ カドミウム*は、食品、喫煙などを通じて暴露されることがありますが、魚の内蔵の過剰摂取に注意して、野菜・穀類などは流水でよく洗って摂取、禁煙などで暴露を減らすことができる。
* カドミウムは、主に腎臓に蓄積され影響を与えることがある物質
○ ポリ塩化ビフェニル(PCBs)*は、肉類・魚類など、主に脂肪分が高い食品に多いので、皮、内臓の摂取量を減らして、揚げるより煮て摂取することをお勧め。
* ポリ塩化ビフェニル(PCBs)は、人体の免疫系・神経系・内分泌系などに影響を与える物質
○ フタル酸エステル*は、プラスチックを柔らかくする可塑剤として使用されるので、可塑剤が使用された器具容器などは、100 ℃を超えないように使用し、熱い食べ物は、ガラス、セラミックス、ステンレス容器や耐熱温度が高いプラスチック容器に入れることをお勧め。
* フタル酸エステルは、人体のホルモン作用を妨害することがある物質
○ 詳細については、食薬処ホームページ(www.mfds.go.kr>法令/者料>広報物材料)と、食品安全国(www.foodsafetykorea.go.kr>専門情報>残留有害物質材料>有害物質情報)で確認できる。
[MFDS]輸入白菜キムチHACCP義務化で事前安全管理の強化
輸入食品政策課 2020-11-12
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44746
□ 食品医薬品安全処は、輸入白菜キムチに食品安全管理認証基準(HACCP)を義務適用する「輸入食品安全管理特別法施行令・施行規則」の一部改正案を、11月12日に立法予告する。
○ 今回の改正案は、'20年4月に公布(21.7月施行)された「輸入食品安全管理特別法」に、輸入食品HACCP適用根拠が用意されて詳細事項を規定するものである。
○ 改正案の主な内容は(施行令)、輸入食品HACCP関連認証、調査及び評価などを韓国食品安全管理院に委託して、
- (施行規則)▲輸入食品HACCP義務適用をキムチ類の白菜キムチと規定、▲認証及び変更認証、有効期間延長の要件・手続き、▲調査・評価の方法及び手続、▲違反事項に対する認証取り消しの基準を規定するもの。
○ 輸入白菜キムチは、輸入量に基づいて2022年から段階的にHACCPが義務適用される。
[MFDS] [報道参考] 性機能標榜海外個人輸入製品でバイアグラ成分検出
新種有害物質課 2020-11-12
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44744
□ 食品医薬品安全処、食品医薬品安全評価院は、海外オンラインサイトで、性機能に良いと広告した32個の製品を直接購入して検査した結果、30個(94%)の製品で、食品に使用できない不正物質が検出されたとして消費者に注意を呼びかける。
○ 今回の調査は、外国で流通している、性機能強化標榜製品に不正物質が検出されたため、情報に基づいて、海外個人輸入製品に対する集中実態調査の必要性が増し実行された。
□ 検査の結果、性機能標榜30製品にシルデナフィル、タダラフィルなどが含有されており、一部製品は過量の不正物質が含有されていた。
○ シルデナフィルとタダラフィルは、食品に使用できない医薬品成分で、最大服用量(各100 mg、20mg)を超える製品が、それぞれ7件と11件あり、2つ以上の薬物が重複して検出された製品も10件あった。
- このような医薬品成分が、過量または2つ以上重複して検出された製品は、人体への副作用の懸念が非常に大きいので、消費者は、製品の原料と成分を入念に見て購入することが望ましい。
□ 食薬処は、海外個人輸入不適合製品の場合、消費者が確認できるように、食品安全国ホームページ「海外個人輸入食品遮断リスト」に掲載する一方、
○ 危害懸念海外個人輸入製品については、継続的な回収・検査などを通じて安全管理を強化する計画である。
[Defra]フカヒレ:絶滅危惧サメ種保護の根拠要請開始
Shark fins: Call for evidence on protecting endangered shark species launches
6 December 2020
英国のフカヒレ取引の規模についてより良く理解するための根拠要請を通して、サメのより良い保護を検討する。
生きたサメからひれだけを切り取って身体は海に捨てる野蛮な行為は禁止されているが、フカヒレを輸入しているためそのような行為に寄与している可能性がある。
[DHSC]50万人以上の人が先駆的COVID-19 研究に参加
Over half a million people taking part in pioneering COVID-19 research
5 December 2020
たった8ヶ月ほどで、英国中の637,379人の人がCOVID-19の治療や影響などの公衆衛生研究に参加した。
(30万人ほどは感染状況調査だがワクチン治験への参加も)
[FSSAI]FSSAIはCSEがとりあげた蜂蜜の異物混入問題をレビューする
FSSAI reviews the issue raised by CSE regarding adulteration in honey samples
December 03, 2020
FSSAIはCSEのような市民団体の努力を評価する。この調査について指摘する点のひとつは蜂蜜中のコメシロップ検出のためのコメシロップ痕跡マーカー検査(TMR)についてである。より高感度のSMR検査が義務となっているためTMRは必須ではない。NMRが望ましいかどうかについては明確化が必要である。この技術を使うためにはデータベースが既にあることが必要で現時点ではそのようなものはない。
FSSAIはCSEの行った検査の詳細情報を要求中で、入手できたら検討して結論を出す。
[FSSAI]食品のマイコトキシン分析マニュアル
MANUAL OF METHODS OF ANALYSIS OF FOODS MYCOTOXINS
2020
(ほとんどがTLCでちょっとだけHPLCの説明がある
[NTP]ニュースレター
NTP Update December 2020
https://ntp.niehs.nih.gov/update/index.html
・退役軍人省が動物実験削減努力に参加
・遺伝学と毒性学におけるビッグデータについて議論
・NICETAMのバーチャル学会動画と出版物
論文
-新しい研究は血液型ダイエットの嘘を暴く
New study debunks blood type diet
4-DEC-2020
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-12/pcfr-nsd120420.php
Journal of the Academy of Nutrition and Dieteticsに発表された研究によると、植物ベースのダイエットでABO血液型は同様に利益がある。低脂肪植物ベースの食事介入の二次解析。
-市販乳製品の可塑剤と保存料:スペイン市場で使用されている包装の包括的調査
Plasticisers and preservatives in commercial milk products: A comprehensive study on packages used in the Spanish market.
Herrero L, et al.,
Food Chem. 2021 Feb
42の乳製品で4種のフタル酸、7つのパラベンおよびBPAを測定した。包装種類はアルミバッグ、カートン、高密度ポリエチレン、金属容器、PETの5種。検出された量はEU規制値より遙かに低く健康への有害影響は予想されない
-減量サプリメントが子どもの急性心ブロックを誘発
Weight loss supplement causing acute heart block in a child.
O'Brien DR, et al.
Cardiol Young. 2020 Jan;30(1):131-133.
キャンドルナッツ(Aleurites moluccana)種子サプリメントを使用した16才の男性の症例
-エネルギードリンク接種に関連する急性腎障害と肝炎:症例報告
Acute kidney injury and hepatitis associated with energy drink consumption: a case report.
Al Yacoub R, et al.,
J Med Case Rep. 2020 Jan 29;14(1):23.
米国の62才の白人女性
-Lancet健康と気候変動カウントダウン
The Lancet Countdown on health and climate change
https://www.thelancet.com/countdown-health-climate
最新報告発表
一年前に若者の運動が注目されていたのにCOVID-19が関心を逸らした。実際にはどちらの危機にも共通項目はあり集中して取り組むべきである
その他
-Natureニュース
インドでは蛇に噛まれて何百万もの人生の質が失われている
Snakebite steals millions of years of quality life in India
Carrie Arnold 04 DECEMBER 2020
https://www.nature.com/articles/d41586-020-03327-9
新しいデータは初めて蛇にかまれた生存者への負担を推定した
世界中の蛇による死亡の半分がインドでおこっていて、インド市民への負担は年に300万年分である。インドには約300種の蛇がいてそのうち60が毒性が高い
-消毒剤:スプレーすべきかすべきでないか、それが問題だ
Disinfectants: To Spray or Not To Spray, That Is The Question
Joe Schwarcz PhD | 3 Dec 2020
https://www.mcgill.ca/oss/article/covid-19-health/disinfectants-spray-or-not-spray-question
パラケルスス曰く、「毒かどうかは量が決める」。そしてそれは化学物質だけではなく、ウイルスにもあてはまる。ではそれはCOVID-19時代の表面とその拭き取りにとって何を意味するか?
「化学物質が存在することはリスクがあることとイコールではない」。私はしばしば環境中に存在する有害物質について話すときにこう主張してきた。ビスフェノールAやフタル酸や難燃剤、パーフルオロ化合物や農薬などは、暴露量が相当あれば有害であるが、5世紀前のパラケルススの有名なフレーズ「毒かどうかは量が決める」が毒性学にとって肝要である。これはウイルスにもあてはまる。我々はSARS-CoV-2感染者由来のドロップレットやエアロゾルを吸入すると感染することを知っているが、ウイルスがいる表面を触ることで感染するだろうか?
(現時点で表面由来感染は絶対無いわけではないがありそうにないことがわかっている部分略)
パンデミック初期に多くのアジアの都市でスプレーを積んだトラックが道路や労働者に過酸化水素水や次亜塩素酸水を噴霧していた。これに効果があったかどうかは不明であるが消毒剤は無害ではなく、環境影響もある。WHOは戸外でのスプレーは推奨しないと結論した。
屋内スプレーはグレーで、病院などの特別な区画では利用可能かもしれないが、人体に吹きかけるのは意味が無い。飛行機や教室を、人のいないときにスプレー処理することはあるがそれが感染予防に効果があるのかどうかは根拠がない。頻繁な消毒は家具や労働者に害がある可能性がある。
表面の殺菌を心配するより媒介物を触ったら顔をさわらないことと頻繁な手洗いに集中した方がいいかもしれない。