2021-02-01

[EFSA]無機ヒ素への慢性食事暴露

Chronic dietary exposure to inorganic arsenic

EFSA Journal 2021;19(1):6380 29 January 2021

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6380

欧州委員会からEFSAへの公的要請を受けて、EFSAは欧州人の無機ヒ素(iAs)への慢性暴露を評価した。iAsに関する全部で13,608の分析結果がこの評価で検討された(飲料水に7,623件、ほかの種類の食品に5,985件)。2013年2018年の間に欧州中からサンプルが集められた。下限値(LB)で最大の平均食事暴露推定量は幼児(0.30 μg/kg 体重 (bw) /日)で、上限値(UB)では乳児と幼児両方で(0.61 μg/kg bw/日)だった。95パーセンタイルでは、最大の暴露推定量(LB–UB)は、幼児と乳児でそれぞれ0.58と 1.20 μg/kg bw /日だった。概して、UB推定量はLB推定量の2~3倍だった。平均食事暴露推定量(LB)は、2009年にフードチェーンの汚染物質に関するEFSAのパネルが設定したベンチマーク用量の信頼下限値(BMDL01) 0.3–8 μg/kg bw /日の範囲を全体的に下回っていた。だが、95パーセンタイル食事暴露(LB)では、乳児、幼児、他の子供の最大推定量はこのBMDL01値の範囲内だった。全年齢層にわたってiAsへの食事暴露の主な要因(LB)は、「米」、「米製品」「穀物および穀物製品(米以外)」、「飲料水」だった。様々な特別の暴露シナリオ(ライスミルクの摂取など)は、平均的な食事暴露の推定量を示し、多量摂取者はBMDL01値に近い、あるいはその範囲内だった。食事暴露推定量に関する主な不確実性は、左側打ち切りデータを扱うための置換法(LB–UB の差)を用いる影響、特定の食品グループのiAsを含む成分に関する情報(摂取と発生)がないこと、iAs量の食品加工の影響に帰する。今後のiAsの食事暴露を改善する助言が取り上げられた。

(暴露量が多いことが予想される、セリアック病患者などコメを多く食べる人の摂取量データ収集が助言されている)

 

[EFSA]意見等

-遺伝子組換えトウモロコシMON 88017 × MON 810の認可更新の評価(申請EFSA‐GMO‐RX‐017)

Assessment of genetically modified maize MON 88017 × MON 810 for renewal authorisation under Regulation (EC) No 1829/2003 (application EFSA‐GMO‐RX‐017)

EFSA Journal 2021;19(1):6375  29 January 2021

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6375

GMOパネルは、更新申請EFSA‐GMO‐RX‐017に、トウモロコシMON 88017 × MON 810の元のリスク評価の結果を変えるような新しいハザード、変更された暴露、科学的不確実性の証拠はないと結論した。

 

-アプリコットと桃のテブフェノジドの既存MRLsの改訂

Modification of the existing maximum residue levels for tebufenozide in apricots and peaches

EFSA Journal 2021;19(1):6400 29 January 2021

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6400

妥当性が確認された定量限界(LOQ) 0.01 mg/kgで検討中の作物のテブフェノジドの残留物を管理するのに利用可能な執行のための分析手段が得られた。リスク評価結果に基づき、EFSAは、報告された農業規範によるテブフェノジドの使用から生じる残留物の短期および長期摂取は消費者の健康リスクになりそうもないと結論した。

 

-16週間未満の乳児用食品の食品添加物としてのペクチン(E 440i)およびアミド化ペクチン(E 440ii)の再評価と、すべての集団グループの食品に使用する食品添加物としてのその再評価のフォローアップに関する意見

Opinion on the re‐evaluation of pectin (E 440i) and amidated pectin (E 440ii) as food additives in foods for infants below 16 weeks of age and follow‐up of their re‐evaluation as food additives for uses in foods for all population groups

EFSA Journal 2021;19(1):6387 29 January 2021

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6387

ペクチン(E 440i)とアミド化ペクチン(E 440ii)は、以前の、食品添加物および食品に添加される栄養源に関するEFSAのパネル(ANS)に2017年に再評価された。この評価のフォローアップとして、食品添加物および香料に関するパネル(FAF)は、生後16週間未満の乳児用食品の食品添加物として使用するペクチン類(E 440i,ii)の安全性を評価するよう要請された。さらに、FAFパネルは同じ食品添加物の再評価中にすでに確認されている問題に対処するよう要請された。この工程には、リスク評価を完了するために、関心のある事業者が必要な情報を提供できるようにするためのデータ要請の発表も含まれている。データ要請に応えて提出された情報に基づき、FAFパネルは、現在の規格、特に、有毒元素であるヒ素、鉛、カドミウム、水銀、二酸化硫黄の修正や、アルミニウムや微生物学的基準の新しい規格を導入することは可能だと考えた。データ要請中に、新生子豚の試験、臨床試験、市販後データが入手可能になった。臨床試験の内部妥当性が低いため、パネルは、それらから基準点を導出できなかったが、適切な子豚の研究結果は基準点を導出するのに役立つ可能性がある。ペクチン類暴露の安全性マージンを算出すると、いくつかのシナリオで1未満だった。最大許容量(MPLs)で、生後16週間未満の乳児の有害健康影響になる可能性がある体内メタノール量が生成された。FAFパネルは、添加物自体とメタノール両方への暴露を削減するために、食品分類13.1.5.1 および 13.1.5.2でペクチン(E 440i)とアミド化ペクチン(E440ii)のMPLの削減を助言した。

 

-チラムの既存MRLsのレビュー

Review of the existing maximum residue levels for thiram according to Article 12 of Regulation (EC) No 396/2005

EFSA Journal 2021;19(1):6391  29 January 2021

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6391

さらなる検討が必要。

 

-フッ化スルフリルの既存MRLsのレビュー

Review of the existing maximum residue levels for sulfuryl fluoride according to Article 12 of Regulation (EC) No 396/2005

EFSA Journal 2021;19(1):6390 28 January 2021

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6390

EC規則No 396/2005条項12に従って、EFSAは現在欧州レベルで農薬フッ化スルフリルに設定されている最大残留基準(MRLs)をレビューした。植物・加工商品・家畜のフッ化スルフリルとフッ化イオン残留物の発生を評価するために、EFSAは指令91/414/EEC、コーデックス委員会で設定したMRLs、加盟国が報告した欧州認可(裏付け残留物データを含む)の枠組みで導出された結論を検討した。入手可能なデータの評価に基づいてMRLsが算出されたが、フッ化スルフリルにのみ消費者リスク評価を実行することができた。フッ化スルフリルに消費者への明らかなリスクは確認されなかったが、フッ化物の毒性学的参照値の情報がなく、フッ化イオンの標準的な消費者リスク評価は行えなかった。そのため、「全体的な」消費者リスク評価は行えず、暫定的なMRLs提案が導出され、消費者暴露の削減対策も検討する必要がある。にもかかわらず、フッ化イオンが植物や動物由来食品に天然に生じることを考慮して、EFSAは現在認可されている使用がフッ化物の全体的な消費者暴露に明らかに寄与しているかどうか推定するために消費者暴露の指標計算を行った。

 

[EU]RASFF Week 04-2021

警報通知(Alert Notifications)

ウクライナ産あめ玉の亜硫酸塩非表示(14.8 mg/kg)、スロバキア産食品サプリメントのシアン化物高含有(87.8 /100g)、パキスタン産有機バスマティ米のオクラトキシンA (11.2 µg/kg )、オーストリア産食品サプリメントのテトラヒドロカンナビノール(THC) (231 mg/kg)および未承認新規食品成分カンナビジオール(CBD) (132000 mg/kg)、

注意喚起情報(information for attention)

イタリア産梨のクロルメコート(1.1 mg/kg)、モルジブ産チルドキハダマグロロインのヒスタミン(425 mg/kg)、ジョージア産tkemaliソースの安息香酸ナトリウム(E211)高含有(1078 mg/kg)、ウクライナ産冷凍ケーキのトランス脂肪酸高含有(5.72 /100g)、トルコ産カプサ米スパイスミックスの未承認着色料スーダン1 (14.4 mg/kg)およびスーダン4 (1.2 mg/kg)、トルコ酸オランダ経由グレープフルーツの未承認物質クロルピリホス(0.043 mg/kg)およびクロルピリホス-メチル(0.023 mg/kg)、

フォローアップ用情報(information for follow-up)

シリア産オランダ経由甘草飲料のグリチルリチン高含有(23293 mg/kg)、オンライン販売されている各種製品の未承認新規食品成分カンナビジオール(CBD)、ラトビア産牛用配合飼料の未承認飼料添加物没食子酸ドデシル(E312)、オランダ産飼料用CBD製品の未承認飼料添加物カンナビジオール(CBD)、米国産オランダ経由食品サプリメントの未承認物質テアニン・L-ノルバリンおよびヒューペルジンA、ラトビア産鶏用配合飼料の硫酸コバルト(II)未承認および未承認飼料添加物没食子酸ドデシル(E312)、ベルギー産オランダで製造された乳飲料からのcyclo-di-BADGEの溶出(0.53 mg/kg)、

通関拒否通知(Border Rejections)

ベトナム産冷凍ヒメジフィレの未承認照射、ベトナム産冷凍モザンビークティラピアの未承認照射、トルコ産レモンのピリメタニル(24.799 mg/kg;19 mg/kg;16.38 mg/kg)、ベトナム産冷凍ナマズの未承認照射、ベトナム産冷凍黒ティラピアと赤ティラピアの未承認照射、トルコ産オレンジの未承認物質クロルピリホス(0.153 mg/kg;0.314 mg/kg)、ウガンダ産生鮮チリペッパーの未承認物質クロルピリホス( 0.1 mg/kg)、ガーナ産パーム油の未承認着色料スーダン4 (952 µg/kg)、トルコ産ペッパーのアセタミプリド(0.651 mg/kg)、トルコ産マンダリンのエスフェンバレレート(0.244 mg/kg;0.174 mg/kg)および未承認物質クロルピリホス-メチル(0.093 mg/kg;0.034 mg/kg)、米国産ピーナッツバターのアフラトキシン(B1 = 5.1 µg/kg)、イラン産ピスタチオ穀粒のアフラトキシン(B1 = 68; Tot. = 76.1 / B1 = 90.8; Tot. = 112.3 µg/kg)、トルコ産ペッパーの未承認物質クロルピリホス-メチル(0.080 mg/kg;0.107 mg/kg;0.116 mg/kg)、中国産紅茶のピリダベン(0.39 mg/kg)・プロピコナゾール(0.17 mg/kg)・ジフェノコナゾール(0.36 mg/kg)および未承認物質トルフェンピラド(0.43 mg/kg)・ジノテフラン(0.18 mg/kg)、トルコ産マンダリンのプロクロラズ(2.583 mg/kg)および未承認物質クロルピリホス-メチル(0.079 mg/kg)、トルコ産ネーブルオレンジの未承認物質クロルピリホス-メチル( 0.062 mg/kg)、トルコ産マンダリンの未承認物質クロルピリホス-メチル(0.119 mg/kg)、トルコ産マンダリンのプロクロラズ(1.245 mg/kg)、トルコ産ペッパーのフロニカミド(0.960 mg/kg)、

 エチレンオキシドの検出:警報通知 11件

 

[EU]農薬の持続可能な使用-最初のリモート関係者イベント

Sustainable use of pesticides - first remote stakeholder event

https://ec.europa.eu/info/events/sustainable-use-pesticides-first-remote-stakeholder-event-2021-jan-19_en

2021年1月19日のイベント

プレゼン資料がアップされている

農家からゲノム編集を認めるよう要望が出ている

 

[MFDS]日本産輸入食品の放射能検査の結果

輸入検査管理課 

-2021-1-22

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43181

2021.1.15〜2021.1.21

 

-2021-1-15

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43180

2021.1.8〜2021.1.14

 

[MFDS]輸入畜産物回収情報、より容易に早く確認してください! 

輸入流通安全課 2021-01-20

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44962

□ 食品医薬品安全処は、今年1月20日から食品安全情報ポータルサイト「食品安全国」が提供してきた輸入畜産物回収情報を農林畜産検疫本部の「輸入畜産物履歴管理システム」(meatwatch.go.kr)にも連係して同時提供する。

 

[MFDS]唐辛子の茎茶、COVID-19予防・治療広告に惑わされないでください 

食品安全現場調査TF 2021-01-19

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44959

□ 食品医薬品安全処は、食品原料として使用できない唐辛子の茎*を沸かし茶として飲むと、COVID-19予防・治療になると広告した韓方医1名、14業者を摘発し、「食品衛生法」や「食品などの表示・広告に関する法律」に違反した疑いで行政処分や捜査依頼しました。

* 唐辛子は、葉と実だけ食用が可能で、「唐辛子の茎」は食用不可(食品公典)

○ 唐辛子の茎は、COVID-19の予防・治療効果の科学的検証や治療剤として許可された事実がないので、COVID-19、インフルエンザ、喘息、気管支を助けるという内容などの虚偽・偽広告に惑わされないように注意をお願いする。

□ 食薬処は、6つの地方庁、麗水市保健所とともに、去る6日から14日までインターネットを通じて、唐辛子の茎茶を販売する業者、合計39カ所を企画取締した結果、

○ 麗水市A韓方医は、昨年12月に自宅で、唐辛子の茎茶の煎れ方(唐辛子の茎100g、ナツメ3個、天日塩7粒、水2リットル)を、個人YouTubeに紹介して、COVID-19の治療に効果があると広報し、

- 亀尾市B教会に37L (140mL × 270本)、周辺知人などに4.2L(140mL × 30袋)を提供して、COVID-19予防・治療効果があるように広告し、「食品衛生法」、「食品などの表示広告に関する法律」、「医療法」違反で告発した。

○ また、食品製造業者など14カ所は、「唐辛子の茎液状茶」471L(100mL × 4,710本)「唐辛子の茎丸」6.2kg、「唐辛子の茎」835kgを製造して、時価3,700万ウォン相当をインターネットショッピングモールなどで販売した。

○ 食薬処は、インターネットショッピングモールなどで販売されている唐辛子の茎茶などを直ちに販売遮断措置し、現場に保管されている唐辛子の茎茶製品と唐辛子の茎100kg(270万ウォン相当)については、全量差し押さえ廃棄措置した。

□ 食薬処は、今後も安全性が確保されていない原料を用いて食品として製造する行為に対して取り締まりを強化する一方、食品安全に関する違法行為を目撃したり、不良食品の疑いのある製品については、不良食品申告電話1399に報告するように要請した。

<添付>

1.唐辛子の茎茶Q&A

2.違反業者現況

3.違反製品など関連写真

(ほんとうにただの枯れて残った部分)

 

[MFDS]食品表示、今は「食品表示ボット」で確認してください 

食品表示広告政策課/統合食品データ企画課 2021-01-19

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44958

□ 食品医薬品安全処は、食品関連営業者が食品表示方法を容易に便利に確認して製作できるように「食品表示ボット」プログラムを開発して、1月19日から食品安全国ホームページで提供する。

○「食品表示ボット」は、食品関連営業者が食品表示規定を、実際の製品表示事項にどのように適用するのかに対する困難を解決するために導入することになった。

* 食品表示関連嘆願質問('20年国民直訴告示):1万2千件余り

□ 食品表示ボットは、130個の食品類型別義務表示項目、表示方法などを提供して、項目別必須情報入力時に表示図案イメージ(シミュレーション)で確認できるオンラインプラットフォームである。

○ 表示ボットから食品類型を選択すると、義務表示項目が自動的に提示され、▲製品名、▲内容量、▲原材料名、▲営業所名・所在地、▲賞味期限、▲品目報告番号などを、項目別に入力するようになっている。

- 表示項目入力時、項目別詳細表示基準も確認できる。

○ 情報入力後、製品形態(箱・袋・びん)を選択すると、入力された情報が主表示面*と情報表示面**に区分されて表出され、使用者は、最終的にハングル表示事項図案画像を出力または、保存できる。

*(主表示面)容器・包装の表示面ならば、商標、ロゴなどが印刷されており、消費者が食品または食品添加物を購入するとき通常的に消費者に見られる面

**(情報表示面)容器・包装の表示面のうち、消費者が簡単に調べられるように、表示事項を集めて表示する面

○ 食品安全国で提供している製品情報も連携して、同じ食品類型の製品表示事項も参考にできる。

○ 食品表示ボットを使用すると、望む時間に分かりやすく便利に該当規定と図案画像を一緒に確認することができ、食品表示方法の理解に役立つと期待される。

<添付> 食品表示ボットプログラムの画像資料

 

[MFDS]食品などに「不眠症治療・緩和など」不法広告行為摘発 

サイバー調査団 2021-01-19

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44957

□ 食品医薬品安全処は、睡眠関連製品を販売するオンラインショッピングモールなど1,018件を点検した結果、不当に表示・広告するホームページ(サイト)605件を摘発して遮断し、業者150カ所は、管轄自治体に行政処分を要請した。

○ 今回の点検は、COVID-19による不安・ストレスが睡眠不足、睡眠の質低下や不眠症などにつながり、睡眠関連製品の消費が増加して不当な表示・広告も増えたため、消費者被害を予防するために実施した。

□ 摘発された事例は、▲健康機能食品誤認・混同492件(81.3%)、▲病気予防・治療効果標榜53件(8.8%)、▲医薬品誤認・混同30件(5.0%)、▲自律審議違反28件(4.6%)、▲偽・誇張2件(0.3%)などでした。

○(健康機能食品誤認・混同)一般食品(海外直輸入、購入代行を含む)に、睡眠・眠り、疲労回復、ストレス減少などの機能性があることが表示・広告

(摘発事例)△睡眠健康、安眠、睡眠補助剤、睡眠栄養剤、快適な睡眠、睡眠誘導、緊張緩和、△記憶力、疲労回復、免疫増進、△睡眠の質をサポートします、△睡眠を助ける〜、睡眠を奨励、免疫機能サポートなど

○(疾病予防・治療効果)不眠症など病名を使用して、病気を予防したり、治療に効果があるかのように表示・広告

(摘発事例)△不眠症、睡眠不足障害、更年期不眠症、睡眠障害、△伝統的に不眠症を治療するために使用、△不眠症を緩和して、△中枢神経系を落ち着かせ〜不眠症と不安症を治療するために使用〜など、

○(医薬品誤認・混同)睡眠薬、睡眠誘導剤などの医薬品の名前を使用して、食品などを、まるで医薬品のように認識する恐れがある表示・広告

(摘発事例)△睡眠薬、睡眠誘導剤、錠剤、睡眠、天然睡眠誘導剤など

○(自律審議違反)健康機能食品広告は自律審議結果のとおり広告する必要があるが、審議結果に従わない表示・広告

(摘発事例)△審議結果とは異なり、個別認定原料人体適用試験結果関連内容追加、△広告上部にレビュー部分審議受けた内容なし、△審議結果にない画像使用など

○(偽・誇張)認められていない機能性内容を表示・広告

(摘発事例)△疲労改善に役立つ機能性が認められた製品広告に「睡眠不足」効果があると広告

○ 一般食品なのに睡眠に関連した製品名を使用して、睡眠を助けることができるように表示・広告

□ 食薬処は、機能性を標榜する製品を購入する場合、食薬処が認めた健康機能食品かどうかを必ず確認して、検証されていない医学的効能・効果などの広告に惑わされないようお願いする。

 

[MFDS]「食品安全と健康」高等学校正規科目として学ぶ 

食生活栄養安全政策課 2021-01-14

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44947

□ 食品医薬品安全処は、青少年の正しい食生活実践のために開発した教材「食品安全と健康」が、教育部から高等学校教科用図書として承認を受けるのに従って(21 .1.4)、今年2学期から、学校長裁量で科目を開設して正規授業が可能になったと発表した。

○ 今回の「食品安全と健康」教科の主な内容は、▲安全な食品選択(食品表示、添加物確認など)、▲食品管理および保管(冷蔵庫食品管理など)、▲食品の調理、▲健康で安全な食事(糖・ナトリウム摂取を減らすなど)。

□ 食薬処は、子供・青少年の健康的な食習慣形成のために、'11年から、全国小・中・高等学校に、食品安全および栄養教育教材と教具を支援してきた。

○ 今回、教科用図書に承認された「食品安全と健康」とは、'19年に中・高等学校教育課程の食生活教育正規化のために開発した。

○ 昨年には、開発された教材を活用して、全国30の高等学校を対象に、「食品安全と健康」教科運営モデル事業を推進し、学生と教師を対象にアンケート調査を実施した。

- アンケート調査の結果、学生の授業満足度は5点満点で4.24点、役立つ程度は4.20点であり、

- 教師の教科書満足度は4.77点、実生活に必要な学習テーマと内容で4.92点を受けて、該当教科目が単純な知識がない学生の実生活に役立つことがわかった。

□ 食薬処は、市・道教育庁、高等学校長を対象に教科目を促進して、多くの学校で「食品安全と健康」を正規科目として教育できるように推進し、オンライン教育コンテンツと副教材を開発・支援するなど、青少年の健康で安全な食生活能力を育てるために最善を尽くす計画である。

<添付>

  1. 「食品安全と健康」の教科書
  2. 「食品安全と健康」の図書構成

 

[MFDS] [報道参考] スピルリナなど健康機能食品原料9種再評価実施 

食品基準課 2021-01-14

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44946

□ 食品医薬品安全処は、スピルリナなどの健康機能食品器機能性原料9種の安全性と機能性を中心に、「2021年健康機能食品原料再評価」を実施する計画だと発表した。

○ 再評価対象原料は、スピルリナ、プロポリス抽出物など告示型原料7種*と、コレウス・フォルスコリーエキスなど個別認定原料2種**で、再評価結果は、12月に発表される予定。

* 告示型原料(機能性が広く知られており、別途の認定手続きなしで健康機能食品を製造することができるように、食薬処長が告示した原料):スピルリナ、プロポリスエキス、ガンマリノレン酸含有油脂、サイリウムハスク(オオバコ種皮)食物繊維、ポリデキストロース、紅麹、クロロフィル含有植物

** 個別認定型原料(個々の審査を経て、機能性が認められた原料):コレウス・フォルスコリーエキス(3種)、紅麹

○ 今回の再評価対象は、昨年8月と12月、「健康機能食品審議委員会」審議を経て選定された、機能性原料認定当時の審査資料と認定以後発表された研究論文、危害情報などを総合的に分析し、安全性と機能性を再評価する予定です。

○ 参考に、健康機能食品再評価は、▲健康機能食品機能性原料認定後10年が経過したか、▲新しい安全性・機能性関連情報などがある機能性原料に対して実施し、

- その結果に応じて、機能性原料に対して、認定を取り消したり、摂取時注意事項表示内容および一日摂取量変更など、消費者保護措置がとられる。

□ 食薬処は、今後も、消費者が安心して健康機能食品を購入できるように、最新科学基準に合った再評価を継続的に実施すると発表した。

 

[MFDS] [報道参考] 「輸入食品流通安全管理ガイド」発刊 

輸入流通安全課 2021-01-14

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44945

□ 食品医薬品安全処は、輸入食品関連業者が安全で衛生的に輸入食品流通管理できるように、来る14日に、業種別*細分化されたガイドを制作・配布する。

* 関連業種:輸入食品保管業者、卸小売業など流通業、食品接客業、集団給食所

添付 輸入食品流通安全管理ガイド主な内容

 

世界がんデー

World Cancer Day

https://www.worldcancerday.org/about/2019-2021-world-cancer-day-campaign

2月4日

 

[HK] CFSは市民にエチレンオキシドの可能性のためイタリア産ごま油を食べないよう呼びかける

CFS urges public not to consume sesame oil from Italy with possible presence of ethylene oxide

Friday, January 29, 2021

https://www.cfs.gov.hk/english/press/20210129_8483.html

食品安全センター及び食物環境衛生署は、本日エチレンオキシドの農薬の可能性のため特定のイタリア産ごま油を食べないよう助言した。

 

[SFA]マレーシア産菜心の輸入制限

IMPORT RESTRICTOIN OF CAIXIN FROM MALAYSIA

28 January 2021

https://www.sfa.gov.sg/docs/default-source/circulars/2020/circular-on-import-of-caixin-from-malaysia_28-jan-2021.pdf

マレーシア産菜心に急性中毒リスクを示す濃度のフィプロニルを検出した。

(濃度記載なし)

 

[FSA]食品過敏性と生きる消費者研究

Consumer research on living with a food hypersensitivity

29 January 2021

https://www.food.gov.uk/about-us/consumer-research-on-living-with-a-food-hypersensitivity

FSAは食品過敏性をもつ人がどのように生活するかを調査する研究を実施している。

アレルギー、不耐、セリアック病などで研究参加に関心がある人に以下の情報を提供する。

 

[FSA]CBD新規食品申請の締め切り

Deadline for CBD novel food applications approaching

29 January 2021

https://www.food.gov.uk/news-alerts/news/deadline-for-cbd-novel-food-applications-approaching

CBD事業者は、イングランド及びウェールズで引き続き製品を販売するためには2021年3月までに新規食品申請を提出しなければならない。

 

[CFIA] 食品安全警告。

様々なインターネット上で販売されているIsagenix ブランドの製品は過剰なビタミン強化のため安全でない可能性があり回収措置

Food Safety Warning - Certain recalled Isagenix brand products being sold through various internet sites may be unsafe due to over-fortification of vitamins

January 29, 2021

https://www.inspection.gc.ca/food-recall-warnings-and-allergy-alerts/2021-01-29/eng/1611979385715/1611979390681

昨年2020年10月31日、11月7日、11月14日に警告し回収となったIsagenix ブランドの製品で未だにインターネット上で販売されているものがある。製品写真あり。

 

[ヘルスカナダ] カナダ政府は最初のリスクの高い飲酒とアルコール使用障害に関する国のガイドラインを支援する

Government of Canada supports first national guideline on high-risk drinking and alcohol use disorder

January 29, 2021

https://www.canada.ca/en/health-canada/news/2021/01/government-of-canada-supports-first-national-guideline-on-high-risk-drinking-and-alcohol-use-disorder.html

保健省はリスクの高い飲酒とアルコール使用障害の臨床管理のための国のガイドライン(AUD)作成用の資金を発表した。ガイドラインはカナダの医療従事者が即座に有害な飲酒を発見対処でき、生涯にわたって患者を治療、支援できるだろう。

 

 

[FDA]警告文書

-Allimax Us

January 12, 2021

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/allimax-us-609328-01122021

コロナウィルス疾患2019(COVID-19)に関連する未承認かつ不正製品の問題。アリシン成分製品を含む。

 

- AusarHerbs

January 12, 2021

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/ausarherbs-610976-01122021

コロナウィルス疾患2019(COVID-19)に関連する未承認かつ不正製品の問題。茶製品を含む。

 

[FDA]コロナウイルス(COVID-19)更新

Coronavirus (COVID-19) Update: January 29, 2021

https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/coronavirus-covid-19-update-january-29-2021

(一部)

・未承認かつCOVID-19関連の不正表示の販売のためAllimax Us 及びAusarHerbs

に警告文書を発する。

・メキシコから輸入されたすべての手指用消毒液製品にたいし全国的な輸入警告を出し、安全性が確認できるまで輸入を阻止する。

 

[FSAI] 塩分風味が強すぎるためNestle Milkybar Little Treats 330g (6x55g)を回収措置

Recall of Nestle Milkybar Little Treats 330g (6x55g) due to a strong unpleasant salty taste

Saturday, 30 January 2021

https://www.fsai.ie/news_centre/food_alerts/nestle_milky_treats.aspx

Lactalis Nestlé Chilled Dairy UKは、通常の組成ではあるが当該製品中の過量成分により、塩味が強すぎ、予防措置としてNestle Milky Bar Little Treats 330g (6x55g)を回収措置。製品写真あり。

 

[FSAI] 未承認の農薬エチレンオキシドのためIceland 2 Atlantic Salmon Fillets with Hoisin Sauceを回収措置

Recall of Iceland 2 Atlantic Salmon Fillets with Hoisin Sauce due to the Presence of the Unauthorised Pesticide Ethylene Oxide

Friday, 29 January 2021

https://www.fsai.ie/news_centre/food_alerts/Iceland_hoisin.html

製品に使用されているごま種子に未承認の農薬エチレンオキシドが検出され、アイルランド産Iceland 2 Atlantic Salmon Fillets with Hoisin Sauceを回収措置。製品写真あり。

 

[APVMA]オーストラリア連邦裁判所-決定の停止:ある種のスイミングプールとスパの殺菌製品への最終規制決定

Federal Court of Australia – Stay of decision: Final regulatory decisions for certain swimming pool and spa sanitiser products

29 January 2021

https://apvma.gov.au/node/79436

2021年1月25日にオーストラリア連邦裁判所がAPVMAに、2020年7月28日に官報で発行したある種のスイミングプールとスパの殺菌製品の認可を取り消す失効通知を停止する命令を出した。裁判所の結論が出るまで停止。

(殺菌効果が不十分という理由で取り消すとされていた)

 

[CDC]CDCは公共輸送機関乗車中と輸送拠点ではフェイスマスクをつけることを要求

CDC requires wearing of face masks while on public transportation and at transportation hubs

SATURDAY, JANUARY 30, 2021

https://www.cdc.gov/media/releases/2021/p0130-requires-face-masks.html

Biden大統領令の条項として2021年2月2日発効

FAQ

https://www.cdc.gov/quarantine/masks/mask-travel-guidance.html

(手作り布マスクは要件を満たせばOKだがバンダナやスカーフはダメとか)

 

その他

-SMC UK

Oxford/AstraZeneca COVID-19ワクチンについてのフランスのマクロン大統領のコメントのメディア報道への専門家の反応

expert reaction to media reports of comments made by President Macron about the Oxford/AstraZeneca COVID-19 vaccine

JANUARY 29, 2021

https://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-media-reports-of-comments-made-by-president-macron-about-the-oxford-astrazeneca-covid-19-vaccine/

マクロン大統領が「EMAの結果を待っているが、今日は全てが65才以上、一部は60才以上の人には見かけ上無効だと示唆している」と言ったと報道されている

ICON臨床研究科学業務幹部Andrew Garrett博士

EMAは18才以上の人に条件付き市販認可を与えることを勧めていて、同時に55才以上の人でのワクチンの有効性を推定できる臨床試験が現時点ではないとも言っている。しかし十分なデータが無いということと無効だということはイコールではない

伝染病コントロールコンサルタントでもとVaccines in Practiceマガジン編集者、BMA公衆衛生医学委員会前会長Peter English博士

人々が状況を誤解しているのを見るのは悲しい。彼らは根拠がないabsence of evidenceということと(効果が)無いという根拠があるevidence of absenceことをごっちゃにしている。

(一部のみ)

 

-COVID-19は表面を介して拡大することは滅多にない。なのに何故我々は徹底的クリーニングをしているのか?

Natureニュース特集

COVID-19 rarely spreads through surfaces. So why are we still deep cleaning?

29 JANUARY 2021  Dyani Lewis

https://www.nature.com/articles/d41586-021-00251-4

パンデミックの背景にあるウイルスはドアノブや他の表面に留まる可能性はある、しかしそれらは主要な感染源ではない

(写真は昨年1月の中国での道路の消毒風景)

昨年3月末にコロナウイルスSARS-CoV-2がプラスチックとステンレスの上で数日間留まることができるという実験室での研究が発表されたことが恐ろしげなニュースの見出しになりドアノブから食料品まであらゆるものをどうやって汚染除去するかの膨大な助言が出された。5月まではWHOや世界中の保健機関が家やバスや協会や学校や店舗で表面を、特にしょっちゅう触る場合、消毒することを勧めるようになっていた。しかし根拠はSARS-CoV-2が汚染表面を介して他人に広がるという考えを支持していなかった。CDCも5月には表面を経由した感染については「COVID-19拡大の普通の方法ではない」と明確にした。その後も根拠は蓄積し、表面を介した感染は、可能性はあるが意味のあるリスクとは考えられていない。

しかし表面をきれいにするのは換気を良くするより簡単で、消費者がそれを期待する。その結果政府や企業や個人が膨大な時間とお金を費やして念入りにクリーニングを続けることになった。2020年末までに世界の表面消毒剤の販売は前年から30%以上増加して45億米ドルになった。

問題の一部は、専門家が感染の可能性を排除できないことと多くの保健当局のガイダンスが科学が変わって表面をどう扱うかが明確でないことである。

専門家は、手洗いの助言は意味があるというが、一部の研究者は表面にばかり注目しないよう薦める。表面に過剰に注目するより限られた時間と資源を換気に使った方が良い。

ウイルスRNAの検出が誤解を招く。RNAがあったからといって必ずしも感染性があるわけではない。実験室での実験は現実とはかけ離れている。実際に研究者らは環境中から生きたウイルスを検出するのに苦労している

(いろいろ略。無駄なことはしない、って結構難しいんだよ)

 

-我々は「プレスリリースによる科学」から開放される必要がある

We Need Release from "Science By Press Release"

Joe Schwarcz PhD | 28 Jan 2021

https://www.mcgill.ca/oss/article/covid-19-critical-thinking-health/colchicine-another-example-science-press-release

あなたが痛風でないならコルヒチンのことはよく知らなかっただろう。モントリオール健康研究所がつい最近COVID-19の治療薬になる可能性が高いと宣伝するまで。

コルヒチンはイヌサフランの天然成分で3000年以上も痛風の治療に使われてきた。紀元前1500年頃のエジプトのパピルス文書に記載がある。もちろん当時はコルヒチンのことはわからなかっただろう、記述されている薬はイヌサフランの抽出物である。コルヒチンが白い結晶として取り出されたのは1820年である。

(イヌサフランの薬としての歴史略)

イヌサフランをアメリカに持ち込んだのはベンジャミン・フランクリンで、彼は痛風を煩っていてフランス大使の時に慣れ親しんだ。興味深いことにコルヒチンは植物の交配分野でも使われるようになった。ある種の植物にコルヒチンを与えると染色体が余分にできる。小麦とライ麦のミックスであるライ小麦triticaleはコルヒチン処理で開発されたものである。

今回コルヒチンはモントリオール健康研究所のプレスリリースによりメディアの注目を集めた。そのような「プレスリリース科学」には問題がある。適切な科学の場合、広く一般に宣伝される前に研究の結果や詳細は雑誌に発表されてその分野の専門家によるレビューを受ける。そのようなピアレビュープロセスを迂回すると時期尚早な楽観に塗れた情報をばらまくことになる。今回のコルヒチン研究はその一例だろう。

この試験では4488人のCOVID症状があるあるいはSARS-CoV-2ウイルスのPCR検査陽性者を参加させてコルヒチンを30日与えることが入院や死亡をプラセボより減らすかどうかを調べた。プレスリリースによると「統計学的有意に近づいている」。この単語は警戒信号である。結果は統計学的に有意かそうでないかであり、含みを持たせることはできない。従って死亡や入院を21%減らしたという主張は、結果が統計的有意ではないので正当化できない。

また入院25%削減、人工呼吸50%削減、死亡44%削減のような、パーセンテージでの差の発表は誤解を招く。プレスリリースの数日後に、ピアレビューされていないプレプリントが公表され、それによるとコルヒチン投与群は2235人でそのうち101人(4.5%)が入院、プラセボは128 (5.7%)だった。だから25%削減だという。しかし現実的には100人にコルヒチンを与えると1人が入院を免れるというもので、何らかの意味はあるかもしれないがプレスリリースの言うような「画期的breakthrough」なものではない。そしてコルヒチンは無害ではなく、むしろ治療薬としての用量範囲は狭い

モントリオール健康研究所の「大きな科学的ブレイクスルー」というプレスリリースは過剰に熱烈で、実際には「コルヒチンはCOVID-19と診断された患者の一部に何らかの役に立つ可能性があるがさらなる研究が必要である」だろう。

 

-Covid-19の休校は「子どもたちに生涯収入4万ポンドのコストになる可能性がある」

Covid-19 school closures 'could cost pupils £40,000 in lifetime earnings'

By Oliver Barnes BBC News

https://www.bbc.com/news/education-55859597

Institute for Fiscal Studiesが報告。特に不利なバックグラウンドの子どもたちを集中的に救うべき。

 

-コロナウイルス陰謀論とワクチンへの見解

Coronavirus conspiracies and views of vaccination

Sunday 31 January 2021

https://www.kcl.ac.uk/policy-institute/assets/coronavirus-conspiracies-and-views-of-vaccination.pdf

University of Bristol と King’s College Londonが2020年11月21日から12月22日の間に英国の18-75才の4860人を調査した結果の報告書

科学者や政府がコロナウイルスに関して重要な情報を隠していると考える人が15%

当局はコロナウイルスを実際以上に危険だと思って欲しがっている、が20%、一方政府は意図的に脆弱な人を死亡させている、が19%

若い、エスニックマイノリティのほうが陰謀論を信じている

こうした疑いはワクチンの接種にも影響する。

陰謀論を信じる人の情報源はソーシャルメディアを含むオンラインがメイン

DuckDuckGo利用者が陰謀論に親和性が高い

 

-Koyraの農家はBtナスの栽培で豊かな収穫

Koyra farmers reap rich dividends with BT Brinjal cultivation

January 28 2021

https://unb.com.bd/category/Special/koyra-farmers-reap-rich-dividends-with-bt-brinjal-cultivation/64023

バングラデシュのニュース

クルナのKoyraで人気になっている期待できる収益性の高い事業の一つが遺伝子組換えナスBT Brinjalの栽培である。収量の多さと農薬を使う量が少ないための生産コストの低さで、ますます多くの農家がBtナスの栽培を始めている

農業拡大省(DAE)によると、一般的なナスの栽培には害虫から守るために毎年17-20トンの殺虫剤を使い、それが生産コスト増加の原因だった。DAEはBT-1,2,3&4品種を導入し、農家は殺虫剤の散布が必要なくなった。ある農家は今年から畑の全てをBtナスにするという。科学者は「最初は農家にBTナスを栽培してもらうのに苦労したが、結果が良かったために今や多くの農家がBTにしようとしている」という。当局は農家向けにBT栽培のトレーニング計画を予定している