2021-02-19

[HK]食品中の二酸化硫黄の詳細調査

A Closer Look at Sulphur Dioxide in Foods

17 Feb 2021

https://www.cfs.gov.hk/english/multimedia/multimedia_pub/multimedia_pub_fsf_175_01.html

最近食品安全センター(CFS)が実施した食品調査で、法的限度を超える量の二酸化硫黄を含み、その使用が食品表示上に表示されていない2つの調理済デーツサンプルが確認された。そのためCFSは食品警告を公表し、販売業者にリコールを開始するよう促した。この記事では食品生産における二酸化硫黄の使用を論じる。

食品に二酸化硫黄を添加する理由は?

二酸化硫黄は様々な特性のため食品生産での使用歴が長いので、新しいとは思えないかもしれないが、それがどのように作用するか知っていますか?

二酸化硫黄は乾燥した果物や野菜、酢漬けの野菜、フルーツジュース、ワインなど、様々な食品や飲料で保存料として機能できる。微生物の細胞壁を超えて微生物の正常な機能を破壊することで酵母、細菌、カビなどの微生物の増殖を抑制する。二酸化硫黄は微生物による腐敗を抑え、食品の保存可能期間を延ばすことが出来る。

特に、その抗菌特性のため、二酸化硫黄は食品、特に乾燥した果物や野菜の酸化に伴う褐変を防ぐ酸化防止剤でもある。これは製品の見た目や色を維持するのに役立つ。二酸化硫黄がないと、乾燥アプリコットなどの明るい色の果物は空気に触れるとすぐに黒ずむことがある。

二酸化硫黄はワインの腐敗や酸化を防ぎ、品質と鮮度を保つワイン造りにもよく使われる。

図1

ドライフルーツ、乾燥野菜、フルーツジュース飲料

二酸化硫黄は様々な食品や飲料に使われる。

二酸化硫黄は食品添加物として使用しても安全?

他の食品添加物と同様に、二酸化硫黄は食品の使用に安全だと確認される前に厳しい安全性評価を受けている。国際的な食品安全機関であるFAO/WHO合同食品添加物専門家会議(JECFA)が二酸化硫黄の安全性を評価している。二酸化硫黄が、望ましい技術的効果を達成するために最小量だけを添加するという適性製造規範(GMP)に従って商品に使用される場合、通常の摂取量で安全である必要がある。

だが、二酸化硫黄に敏感な感受性の高い人は、摂取後に呼吸困難、頭痛、吐き気などのアレルギー症状を起こすことがある。

二酸化硫黄は香港でどのように規制されている?

香港では、保存料や酸化防止剤としての二酸化硫黄の使用は、特定の量以内で特定の食品での使用を規定している食品中保存料規則(Cap. 132BD)で規制されている。

食品及び医薬品(成分組成及び表示)規則(Cap. 132W)の条件により、二酸化硫黄が調理済食品に使用される際には、名前(すなわち二酸化硫黄、亜硫酸塩、亜硫酸塩派生品)とともにその機能分類(すなわち保存料) あるいは国際番号付与体系(INS) (すなわち 220-228 および 539)の識別番号を成分表に示さなければならない。

更に、二酸化硫黄は感受性の高い人にとっては潜在的なアレルゲンであるため、食品及び医薬品(成分組成及び表示)規則は、同様に、10ppmまたはそれ以上の濃度の亜硫酸塩を含むすべての調理済食品に、機能分類や亜硫酸塩の名前を成分表に特定しなければならないとも定めている。

場合によっては、大量の食品を、より小さなパッケージに再梱包することがある。二酸化硫黄が少しでも存在するなら、大量とより小さなパッケージ両方の表示上に示さなければならない。疑わしい場合は、卸売業者に成分の詳細をチェックしてもらうこと。

注意すべきキーポイント:

二酸化硫黄は、保存期間を延ばし食品の褐変を防ぐために、ドライフルーツなど様々な食品の保存料や酸化防止剤として使用されている。

香港では二酸化硫黄の使用は食品中保存料規則で規制されている。

食品及び薬物(成分組成及び表示)規則により二酸化硫黄の適切な表示が必要である。

一般人への助言

・二酸化硫黄は厳しい安全性評価を受けており、食品添加物として多くの国々で長い使用歴がある。

・感受性の高い人は購入前に食品表示を確認し、二酸化硫黄を含む食品を避ける必要がある。

販売業者への助言

・食品中保存料規則に従い、GMPに準拠して二酸化硫黄を使用すること。

・食品及び薬物(成分組成及び表示)規則により、明確かつ適切に表示上に二酸化硫黄の存在を示すこと。

・二酸化硫黄の存在は常に大量及びより小さなパッケージ両方の表示上に示す必要がある。

 

 

[CFIA]食品安全検査報告

-包装済サラダ中の非表示のアレルゲンとグルテン2018年~2019年

Undeclared Allergens and Gluten in Prepackaged Salads 2018 to 2019

2021-02-10

https://www.inspection.gc.ca/food-safety-for-industry/food-chemistry-and-microbiology/food-safety-testing-bulletin-and-reports/april-1-2018-to-march-31-2019/eng/1610132728761/1610132728995

この調査の主な目的は、包装済サラダ製品中の非表示のアレルゲンとグルテンの存在と量に関する基本的情報を得ることだった。調べた60サンプルのうち2つに、非表示のアレルゲン、具体的には卵とゴマが含まれていることが分かった。

見つかった量がアレルギーのある人に健康上の懸念を引き起こすかどうか決めるために、陽性結果は両方ともCFIAの食品安全リコール室に送られた。CFIAがとったフォローアップ活動の範囲は、健康リスク評価が定めた汚染量や結果として生じる健康上の懸念に基づいている。陽性結果の製品はどれも健康リスクとして特定されず、リコールされなかった。

 

-メープル製品中の非表示のアレルゲンとグルテン2018年~2019年

Undeclared Allergens and Gluten in Maple Products 2018 to 2019

2021-02-10

https://www.inspection.gc.ca/food-safety-for-industry/food-chemistry-and-microbiology/food-safety-testing-bulletin-and-reports/april-1-2018-to-march-31-2019/eng/1610036529881/1610036530224

この調査の主な目的は、メープル製品中の非表示のアレルゲンとグルテンの存在と量に関する基本的情報を得ることだった。調べた319サンプルのうち、1サンプルに非表示のカゼインが含まれていることが分かった。

この要請結果は、見つかった量がアレルギーのあるヒトに健康上の懸念を引き起こすかどうか決めるためにCFIAの食品安全リコール室(OFSR)に送られた。CFIAの取ったフォローアップ活動の範囲は、健康リスク評価が定めた汚染物質の量や結果として生じる健康上の懸念に基づいている。メープル製品はどれも健康リスクがあるとは特定されず、リコールされなかった。

 

-穀物ベースのコーティングされた多成分の肉やシーフード製品中の非表示のアレルゲン

Undeclared Allergens in Multi-Ingredient Meat and Seafood Products with Grain-based Coatings 2017 to 2018

2021-02-10

https://www.inspection.gc.ca/food-safety-for-industry/food-chemistry-and-microbiology/food-safety-testing-bulletin-and-reports/april-1-2017-to-march-31-2018/eng/1609944311049/1609944311456

この調査の主な目的は、穀物ベースのコーティングされた多成分の肉や魚/甲殻類製品中の非表示のアレルゲンの存在や量に関する基本的情報を得ることだった。調べた360サンプルのうち11に、卵、大豆、乳タンパク質βラクトグロブリン(BLG)を含む非表示のアレルゲンが含まれていることが分かった。非表示のアレルゲンが存在した最多の陽性結果はシーフード製品中だった。

見つかった量がアレルギーのあるヒトに健康上の懸念を引き起こすかどうか決めるために、全ての陽性結果がCFIAの食品安全リコール室(OFSR)に送られた。非表示の卵に陽性と判定された5つの製品は健康リスクを示すとみなされ、リコールされた。

 

[BfR]ドイツとモロッコ:安全な食品のためにともに働く

Germany and Morocco: Working together for safe food

18.02.2021

https://www.bfr.bund.de/en/press_information/2021/07/germany_and_morocco__working_together_for_safe_food-267522.html

BfRはモロッコ食品安全局(ONSSA)と協力の覚え書きに署名した

 

[DHSC]予防接種の展開を支持する新しいキャンペーンがソーシャルメディア企業と英国組織の支援を受ける

New campaign to support vaccine roll-out backed by social media companies and British institutions

19 February 2021

https://www.gov.uk/government/news/new-campaign-to-support-vaccine-roll-out-backed-by-social-media-companies-and-british-institutions

プレミアリーグとBeano、イラストレーターCharlie Mackesy、フェイスブック、インスタグラムが賛同して「私は予防接種を受けた」という画像をユーザーに使ってもらうキャンペーン。

 

[CDC]CDCは冬の安全性のコツを提供する

CDC Offers Winter Safety Tips

Wednesday February 17, 2021

https://www.cdc.gov/media/releases/2021/p0217-winter-safety-tips.html

CDCは全国の極端な天候を緊密にフォローしていてあなたと家族の安全のためのtipsを提供する

・恐ろしい一酸化炭素中毒から守る方法を知ること

・天気予報に注意して備える

・この冬はCOVID-19対策も忘れずに

(Frigid temperatures devastate Texas power grid as death toll climbs

https://www.cbsnews.com/news/texas-power-winter-weather-death-toll-climbs/

テキサス停電 今週少なくとも24人死亡と書いてある

水は飲めなくなっている

一酸化炭素中毒で病院に行ったのは数百人)

 

[USDA]USDAは種子や植物をオンラインで外国から購入・販売する場合の規則を明確化する

USDA Clarifies Rules for Buying and Selling Seeds and Plants Online From Other Countries

February 18, 2021

https://www.aphis.usda.gov/aphis/newsroom/news/sa_by_date/sa-2021/buying-seeds-plants-online

昨年未承認の種を郵便で受け取った市民から数千件の報告を受け取った件への数ヶ月にわたる調査を経て、USDAのAPHISはオンラインでの種子や生きた植物の購入・販売が米国の法に従うのを援助する追加のガイドラインを提供する。

2020年7月に始まった報告の調査で、APHISは一部の種子が承認無しに米国に送られたものであることを確認したが、他は受け取った人が注文したもので、外国のものであることを知らなかった。いずれにしろ植物検疫証明のない種子の輸入は違法である。

Buying and Selling Plants and Seeds Online

https://www.aphis.usda.gov/aphis/ourfocus/planthealth/import-information/permits/plants-and-plant-products-permits/plants-for-planting/buying-selling-plants-seeds-online/buying-selling-plants-seeds-online

(自分で注文したのに不審物が届いたと通報する人がそんなにいる?)

 

[FDA]COVID-19更新:USDA、FDAは現在の疫学的科学的情報はCOVID-19が食品あるいは食品包装を介して伝染しないことを示している

COVID-19 Update: USDA, FDA Underscore Current Epidemiologic and Scientific Information Indicating No Transmission of COVID-19 Through Food or Food Packaging

February 18, 2021

FDA長官代理 Janet Woodcock M.D.とUSDA長官代理Kevin Sheaによる

https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/covid-19-update-usda-fda-underscore-current-epidemiologic-and-scientific-information-indicating-no

(中国のプロパガンダに負けるなというメッセージ?)

 

論文

-アフリカ系アメリカ人の皮膚の色の遺伝的変異とビタミンD欠乏が関連

Genetic variants for skin color in African Americans linked to vitamin D deficiency

18-FEB-2021

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-02/coh-gvf021121.php

PLOS Genetics

(遺伝子研究はともかく、肌の色が濃いからビタミンDを処方するのが人種差別になるかもと心配しなければならない社会がおかしいのでは)

 

-COVID-19: COVID-19によって2億500万生命年以上が失われた可能性がある

COVID-19: Over 20.5 million years of life may have been lost due to COVID-19

18-FEB-2021

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-02/sr-co2021521.php

Scientific Reportsに発表された研究によると世界全体で2億500万生命年(YLL)、一死亡あたり平均16年、が失われた可能性がある

(平均寿命と死亡年齢の差16年?)

 

-健康的加齢と長寿に関連する腸内マイクロバイオーム

Gut microbiome implicated in healthy aging and longevity

18-FEB-2021

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-02/ifsb-gmi021621.php

9000人以上のデータは健康的加齢と長寿に関連する独特の腸内マイクロバイオームシグネチャーを明らかにする

Nature Metabolism。

(「シグネチャー」は血中トリプトファン由来インドールやフェニルアセチルグルタミンのような代謝物。微生物の種類ではばらばらだが代謝物に共通性があるかもという話)

 

-既視(飲)感?コーヒー愛好者にもう一つのショット

Déjà brew? Another shot for lovers of coffee

18-FEB-2021

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-02/uosa-dba021621.php

Clinical Nutritionに発表された南オーストラリア大学の研究によると、一日6杯以上のコーヒーを長期に飲む人はCVDリスクが高くなる血中脂質濃度が高い

コーヒー中のコレステロール濃度を上げる作用がある化合物としてカフェストールがあるので、カフェストールの多い濾過しないコーヒー(フレンチプレス、トルコやギリシャ風コーヒー、エスプレッソ(バリスタが作るコーヒー))ではなく、カフェストールの少ないあるいは含まないフィルターコーヒーやインスタントコーヒーを選ぶのが良い

(エスプレッソ1日6杯?自宅にエスプレッソマシンがある?)

 

-英国の最初のCOVID-19ロックダウンはホスピタリティと大通りの産業に450億ポンドの売り上げ損失になった、研究が推定

First COVID-19 lockdown cost UK hospitality and high street £45 billion in turnover, researchers estimate

18-FEB-2021

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-02/uoc-fcl021721.php

2020年3月から8月の数字を2010-2019の同期間平均と比較。一方スーパーマーケットのような主に食品を販売する店舗は5-10%の売上増で約40億ポンド増加したと推定。オンライン販売も40億ポンド増加。

最も大きな減少はバー、パブ、レストランで90%減で250億ポンド損失。

Global Food Security

 

Science

-ニュースを一目で

News at a glance

Science  19 Feb 2021:Vol. 371, Issue 6531, pp. 760-761

有名な反ワクチン活動家Robert Kennedy Jrがワクチンに関する主張でインスタグラムのアカウント停止

 

-ドイツのトップ科学者が警察の自宅とオフィスへの強制捜査後解雇される

Top German scientist fired after police raid of homes and offices

Hinnerk Feldwisch-Drentrup

Science  19 Feb 2021:Vol. 371, Issue 6531, pp. 762-763

職員1200人以上予算9500万ユーロのドイツ地球科学研究センター長で主要学会の要職でメルケル首相にも助言する土壌科学者Reinhard Hüttlのお金にまつわる疑惑。中国も関係

 

-アフリカの医療従事者の死亡がワクチン不平等を強調する

Deaths of health workers in Africa highlight vaccine inequity

Kai Kupferschmidt

Science  19 Feb 2021:Vol. 371, Issue 6531, pp. 764-765

豊かな国がワクチンを買い占め、保護されていないアフリカの医療従事者が死亡する

 

-フランスがワクチン懐疑を減らすために市民委員会を始める

France turns to citizens' panel to reduce vaccine skepticism

Barbara Casassus

Science  19 Feb 2021:Vol. 371, Issue 6531, pp. 763-764

欧州全体でコロナウイルスワクチンの供給が不足しているがフランスでは同時に驚くほど嫌われている:最近の調査では予防接種を受けるつもりの人はたった57%で、英国89%に比べると少ない。フランスは常にワクチン懐疑で世界トップだったため、信頼向上のために新しい戦略を採用した。無作為に国民を代表するよう選んだ35人の市民予防接種委員会が先月初めて会合をもった。人々が欲しがっている情報を同定するのが目的。

実のところフランスのワクチン懐疑はCOVID-19によって既に変化していて、57%という数字ですら12月の調査より17ポイントも高い。ただしフランスのワクチン懐疑は根が深く、医療の専門家ですら25%は疑っている。

(フランスはずっと食品分野でも自然が一番で人工のものは全て悪というプロモーションをしているのでワクチンだけ変えようとしても簡単ではないのでは。)

 

その他

-Natureワールドビュー

50年を迎え、国連環境計画は再び先導しなければならない

At 50, the UN Environment Programme must lead again

Maria Ivanova 16 FEBRUARY 2021

https://www.nature.com/articles/d41586-021-00393-5

地球の健康を守るために、UNEPはその組織をつなげる能力を再発見しなければならない

1200人のスタッフをもつUNEP は50周年を迎える今年を生き返りの機会にしなければならない。

(まず「地球の健康planet’s health」というゆるふわな言葉を「科学的に」定義してもらえませんかね。あなたがたにとって火星や氷河期の地球は人間がいないから健康?「欧米人にとって都合の良い地球環境」のことなら明確にそう言えばいいのに。)

 

-SMC NZ

東オタゴ飲料水の鉛恐慌-専門家の反応

Lead scare in East Otago drinking water – Expert Reaction

18 February 2021

https://www.sciencemediacentre.co.nz/2021/02/18/lead-scare-in-east-otago-drinking-water-expert-reaction/

血液検査の結果、子どもを含む一部のWaikouaiti, Karitane, Hawksbury住人の鉛濃度が高かった。この検査は飲料水の鉛が許容量の39倍だったことから行われた。保健当局は鉛濃度の高い人の数を明らかにしていないが、さらなる調査を行っている。

(おそらく古い水道設備の鉛由来。またニュージーランドでは1965年までは鉛塗料が広く使われていて、1980年以前に建てられた家は鉛塗料が含まれる可能性が高い)

 

ポストCovid観光を持続可能にする-専門家の反応

Making tourism sustainable post-Covid – Expert Reaction

Published: 18 February 2021

https://www.sciencemediacentre.co.nz/2021/02/18/making-tourism-sustainable-post-covid-expert-reaction/

議会環境委員がNZ観光客に出国課税と自動車レンタル規則を厳しくすることで観光がより持続可能になると示唆

(上品な金持ち以外は来るな、だそう)

 

-ILSI

サッカリド(糖)の科学と感覚特性についてのウェビナー

Webinar on The Science and Sensory Attributes behind Saccharides

09/02/2021

https://ilsisea-region.org/event/saccharides/

February 9, 2021のウェビナーのプレゼン資料が掲載されている

(オランダFred Brouns名誉教授の資料が興味深い

ここしばらく砂糖を減らす対策をしてきて、特にアメリカでは確実に遊離の糖の摂取量が減っているのだけれど、肥満は相変わらず増加傾向のまま。それなのに添加される砂糖を減らすことで肥満が予防できるという活動は変わらない。)