[EFSA]EFSA NEWS
リスク評価における透明性:新たな時代の始まり
Transparency in risk assessment: a new era begins
25 March 2021
https://www.efsa.europa.eu/en/news/transparency-risk-assessment-new-era-begins
EUの食品安全システムのリスク評価者としてのEFSAのが役割のを果たしす方法を転換す変えるために、透明性と持続可能性に関する新たなルールが設定された。
3月27日から適用される欧州議会及び理事会が立法した新たな規則は、最高の透明性基準に従ってリスク評価を行うEFSA当局の能力を強化する。
EFSAの利害関係者と欧州化学庁(ECHA)や加盟国などのパートナーが協力して実現プロセスが実行された。
新しい取り決めは新しい委任と申請に適用され、遡って適用され実行できない。これは、EFSAの進行中の作業の多くが以前の規則と法律で引き続き実行される間、調整期間があることを意味する。
透明性規則とは?
この規則は、農薬に関する欧州市民イニシアチブと、2018年1月に完成した一般食品法規制のレビュー結果に応えて作成された。
中でも、新しい規則は:
・リスク評価の工程の早い段階で企業がEFSAに提出した科学的試験や情報に市民がアクセスできるようになる。
・規制対象製品の承認申請を評価する工程にパブリックコメント募集を組み込む。
・認可申請を適用する企業がすべての関連情報を提出することを保証するために、特定分野のすべての委託研究の通知を確実に受け取る。
・EFSAにさらなる研究を入手するよう依頼する選択肢を欧州委員会に提供する。
-オープンでアクセス可能:食品安全の新しい窓
Open and accessible: a new window on food safety
25/03/2021
Youtube のEFSAchannel
[EFSA]意見等
-根セロリのフェンメディファムの既存MRL改定
Modification of the existing maximum residue level for phenmedipham in celeriac
EFSA Journal 2021;19(19):6482 22 March 2021
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6482
妥当性が確認された定量限界(LOQ) 0.01 mg/kgで、セルリアク根セロリのフェンメディファムの残留物を管理するのに適切な執行のための分析手段が得られた。このMRL申請はフェンメディファムの認可更新のEUの農薬ピアレビューの最終化前に提出されたため、指令91/414/EECの最初の認可のフェンメディファムの毒性に関する結論により消費者暴露評価が実施された。それによると、既存の意図した使用から生じるフェンメディファムの残留物の長期摂取は消費者の健康へのリスクを示さない。この評価は、テンサイ以外の根菜類のリスク評価の残留物定義を導出し、関連する代謝物質の毒性に関する結論を出すために専門家がフェンメディファムの毒性参照値(TRVs)を導出するのを妨げる、EC規則No 1107/2009でフェンメディファムの認可更新に関連して確認されたデータのギャップを考慮していない。
-すべての動物種用エチレンジアミンの亜鉛キレートからなる飼料添加物の安全性と有効性
Safety and efficacy of a feed additive consisting of zinc chelate of ethylenediamine for all animal species (Zinpro Animal Nutrition (Europe), Inc.)
EFSA Journal 2021;19(19):6467 22 March 2021
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6467
-動物用医薬品残留物:コンプライアンスは高い
Veterinary drug residues: compliance still high
24 March 2021
https://www.efsa.europa.eu/en/news/veterinary-drug-residues-compliance-still-high
動物と動物由来食品の動物用医薬品の残留物と汚染物質の存在に関するデータは、EFSAの最新の報告書によると、EUが設定した安全量に従う割合が高いことを示している。この報告書は2019年に収集したモニタリングデータをまとめている。
加盟国、アイスランド、ノルウェーにより、全部で671,642のサンプルが報告された。最大量を超えるサンプルの割合は0.32%だった。この数字は10年以上で報告された0.25%-0.37%の範囲内である。
過去2年間と比べると、抗甲状腺薬とステロイドの違反はわずかに増え、ゼラノール、禁止物質、抗菌薬、抗コクシジウム剤、染料ではわずかに減った。
化学元素(金属を含む)では、違反は2018年より多かったが、2017年より少なかった。
このデータは、食品及び飼料の安全性リスク評価における根拠の透明性、再現性、再利用性を改善するために設定された、EFSAが監修する公開保管所、Knowledge Junctionで得られる。
・生きた動物及び動物製品の動物用医薬品残留物と他の物質のモニタリングの結果に関する2019年の報告書
Report for 2019 on the results from the monitoring of veterinary medicinal product residues and other substances in live animals and animal products
24 March 2021
https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1997
[HSA]禁止物質シブトラミンを含む4製品が見つかった;1人が有害影響を被った
Four Products Found to Contain Banned Substance Sibutramine; One Consumer Had Adverse Effects
Published: 25 Mar 2021
https://www.hsa.gov.sg/announcements/press-release/four-products-sibutramine-25mar
保健科学庁(HSA)は減量製品としてオンラインで販売されている4製品の購入や摂取をしないよう警告している。これらには深刻な悪影響を起こす可能性のある禁止物質シブトラミンが含まれていることが明らかになった。
「Flash Slim」
「Leedee Botanical Beverage Mix Pineapple Juice Powder with African Mango」
「Quinn S Amyera」
「Schocolite Double Chocolate Cookies Drink with Hoodia Gordinii Extract and L-Carnitine」
これらの製品は国内の電子取引やソーシャルメディアプラットフォームで販売されていた。HSAはプラットフォーム管理者と影響を受けたリストをすぐに削除し、それぞれの販売業者に警告を発した。
有害影響と消費者からの報告
「Flash Slim」を摂取した1人の男性消費者が、摂取後に体重は減少したが、動悸、吐き気、不眠症、多汗などの深刻な悪影響も受けた。
大げさに強調表示されていたため、強力な成分が含まれている可能性があると疑った一般人から他の3製品に対する意見を受けた。これらの減量製品は「脂肪を素早く燃やす」「7~14日で結果を出す」「代謝を高める」ために販売されていた。
この4製品すべてにシブトラミンが検出された。シブトラミンはシンガポールでは処方箋が必要な減量薬だったが、心臓発作や脳卒中のリスクが増すため2010年以降禁止されている。シブトラミン入りの粗悪品に関する過去の重大な有害影響は不眠症や幻覚だった。2019年には1人の消費者が非常に速い心拍数になり意識不明になった。彼女は意識を取り戻し、心臓の機能を助ける除細動器(医療機器)の移植を必要とする状態になった。
消費者への助言
気分が悪くなる、あるいは健康に懸念がある場合は、すぐにこれらの製品の摂取をやめ、医師に相談すること。
運動や体重管理のいらないすばやい減量の大げさな主張や、予想外に速く効果を出す製品に注意すること。それらには健康に深刻な害を及ぼしかねない強力な成分が含まれる可能性がある。
オンラインや仲のいい友達からそのような製品を買う時は注意すること。どこでどのようにこれらの製品が作られたのか確信が持てない。
体重を減らすための迅速で簡単な方法はない。体重管理はバランスのとれた食事と適切な運動を組み合わせることで達成されるべきである。体重を管理するのに助けが必要なら、医師、栄養士、医療従事者に相談すること。
販売業者と供給業者への助言
販売業者と供給業者はこれらの製品の販売をすぐやめなければならない。HSAは禁止物質や強力な薬効成分入りの粗悪品だとわかった製品を販売、供給する人に対して厳しい執行措置を執ることを躊躇しない。販売者と供給者は起訴される責任があり、有罪判決を受けると、最大2年の懲役および/または最大1万ドルの罰金が科せられる。
[HSA]HSAは強制捜査で電子タバコと部品369,150ドル相当を押収:指定武器所持で事情徴収中の男性
HSA Seizes $369,150 Worth of Electronic Vaporisers and Components in Raid; Man Under Police Investigation for Possession of Scheduled Weapons
23 Mar 2021
2021年3月18日に保健科学庁(HSA)は、シンガポールで禁止されている電子タバコの行商を中断させ、電子タバコと関連グッズ総額369,150ドル相当を押収した。
トゥアスの保管施設に電子タバコ関連の積送品があるという内部情報を受けて、HSAの職員は禁止品の回収に来た疑いのある2人の男性被疑者を逮捕した。3人目の男性被疑者は指定武器所持の疑いに対して警察からも調査されている。全部で1,157の各種電子タバコと25,345の各種ポッド(電子タバコの部品)が保管施設と3番目の被疑者の住居から押収された。これはこれまでで最大の押収品である。
タバコ(広告と販売の管理)法は、有害または模倣タバコ製品の輸入、流通、販売または販売を禁止している。水タバコ、無煙タバコ、噛みタバコ、電子タバコとその付属品などが含まれる。犯罪で有罪判決を受けた人は、懲役および/または罰金あるいは両方が科せられる。禁止されているすべてのタバコ製品は押収され没収される。
禁止されているタバコ製品を購入したり、シンガポールに持ち込んだりしないよう消費者に強く勧める。電子タバコなど禁止されているタバコ製品に関する情報はHSAのウェブサイトで入手可。
[FSA] パンデミックにおける食品報告が公表された
Food in a Pandemic report published
17 March 2021
https://www.food.gov.uk/news-alerts/news/food-in-a-pandemic-report-published
パンデミックにおける食品報告は、「リニュー・ノーマル:パンデミック中に生まれた新しい食環境が人々の行動や好みにどう影響を与えたかを理解するためのCOVID後の生活に関する人民委員会」の一環としてFSAが委託され、Demoが作成した。方法は以下を使用した:
1.30名が参加した一連の4つの審議型オンラインワークショップ
2.国民を代表する10,069名の英国成人の調査
3.911名が参加したオープンアクセス調査
4.ポリスと呼ばれる国民を代表するオンラインの審議型研究方法で、1,006名の英国の成人回答者
パンデミック中の国民の経験に関する重要な知見
1.食料不足
報告書によると、他の人のために買い物をするといった支援が、自主隔離により引き起こされる新たな形態の食料不足不安の阻止に役立ったことを示す。また、政府が自分で食料を確保できない人を助ける対策をとることへの要望がある。同時に、人々は給料のよい仕事の保証などの食料不足への予防措置をより支持する傾向がある。Polisの3分の2(63%)ほどが「誰も飢えさせないことが政府の責任である」との意見に合意した。
2.英国の食品供給
パンデミック中は地元での食料購入や食糧栽培する人が多いと報告があり、自給自足への傾向を反映した。この傾向の人の多くはパンデミック後も続けたいと思っている。調査した78%の人は値段があがっても、世界市場で競争力が落ちても、英国の現在の食品品質の水準を維持することを支持した。82%程度の人が価格や競争力において同様のトレードオフならば、英国の現在の動物福祉の水準を維持することを支持した。
3.食事と食習慣
Covid-19中は家庭での調理が増えた。調査の回答者の3分の1(32%)の人の食事はより健康的になり、3分の1(33%)の人は不健康なスナック類を多く食べた。ステイホームのような制限や公衆衛生助言が健康的な食事を促進した可能性がある。より料理をし、健康的な食事になった人はこの変化を続けたいと思う傾向があるが、フレックスな働き方の継続のような他の変化次第のようである。
パンデミックにおける食品報告は、エビデンスベースの食品と消費者問題に基づくFSAの最新の研究である。新たなFood and You 2調査も公表される予定である。
[FSA] PepsiCoは窒息の危険性があるためとしてSmith’s Snaps Spicy Tomato Flavourを回収措置
PepsiCo recalls Smith’s Snaps Spicy Tomato Flavour because of potential choking hazard
26 March 2021
https://www.food.gov.uk/news-alerts/alert/fsa-prin-20-2021
Smith’s Snaps Spicy Tomato Flavour 8 x 13gは、いくつかの製品は十分調理されておらず、通常より明らかに硬く、窒息の危険性があり、安全でない可能性がある。
[NIH] ファクトシート更新
ゴールデンシール(ヒドラスチス)
Goldenseal
March 2021
https://www.nccih.nih.gov/health/goldenseal
ヒドラスチス情報更新。
最近の研究でメトホルミンとの相互作用が明らかになったため、メトホルミンを使用している2型糖尿病患者は使わないように、を太字で更新
(もともと健康効果に根拠は無い)
[ODS] ファクトシート更新
Fact Sheet for Health Professionals
March 29, 2021
https://ods.od.nih.gov/factsheets/list-all/
アメリカ人のための食事ガイドラインの最新版へのリンク付け及び関連文書の更新
減量のためのダイエタリーサプリメント、ホウ素、カルニチン、コリン、運動のためのダイエタリーサプリメント、フッ化物、ヨウ素
以下、1日摂取量の更新も追加。
ビオチン、カルシウム、クロム、銅、葉酸、ビタミンK、マグネシウム、マンガン、
[FDA]公示
-Yin-Yang Essence Men Powerは表示されない医薬品成分を含む
Public Notification: Yin-Yang Essence Men Power contains hidden drug ingredients
3-29-2021
FDAは精力剤として販売されているYin-Yang Essence Men Powerはシルデナフィル、タダラフィルを含むため製品を購入、使用しないよう消費者に助言している。製品写真あり。
-Furious X 1350は表示されない医薬品成分を含む
Public Notification: Furious X 1350 contains hidden drug ingredients
3-29-2021
FDAは精力剤として販売されているFurious X 1350はシルデナフィル、タダラフィルを含むため製品を購入、使用しないよう消費者に助言している。製品写真あり。
-Zing Plusは表示されない医薬品成分を含む
Public Notification: Zing Plus contain hidden drug ingredient
3-29-2021
FDAは精力剤として販売されているZing Plusはシルデナフィル、タダラフィルを含むため製品を購入、使用しないよう消費者に助言している。製品写真あり。
[FDA]リコール
Antoto-Kは表示されない成分シルデナフィル及びタダラフィルのためThumbs Up 7 Red 70Kの全国的な自主回収を発表する
Antoto-K Issues Voluntary Nationwide Recall of Thumbs Up 7 Red 70K Due to the Presence of Undeclared Sildenafil and Tadalafil
March 26, 2021
Antoto-Kはは表示されない成分シルデナフィル及びタダラフィルのため、すべてのThumbs Up 7 Red 70Kを自主回収している。製品写真あり。
[CPSC]パンデミック中に一部の製品に関連する怪我での救急治療が増加した、全体としては救急外来は低下したものの
Hospital Emergency Room Treatment for Some Product-Related Injuries Rose During the Pandemic, Even as Overall ER Visits Dropped
March 4, 2021
2020年3月から9月の病院救急室データを検討
・製品による怪我での救急治療全体は24%低下、ただし重傷は1%しか低下していない
・全年齢で最も増加したのは花火や炎(56%)、スケートボード、スクーター、ホバーボード(39%)等
・5-9才でボタン電池に関する障害が93%増加
・学校でよくおこるスポーツ関連傷害が81%低下
・洗剤、石けん、界面活性剤に関連する傷害が急増
[IARC]エクスポソーム-エクスプローラーデータベース3.0は新たに監修された腸内微生物代謝物を含む
Exposome-Explorer database 3.0 includes newly curated gut microbial metabolites
29 March 2021
一次論文160から手動で集めた462代謝物を更新
Exposome-Explorer
http://exposome-explorer.iarc.fr/
論文
-炭素表示は我々の二酸化炭素排出量を減らす-知らないままでいようとする人でも
Carbon labeling reduces our CO2 footprint -- even for those who try to remain uninformed
29-MAR-2021
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-03/uoc--clr032921.php
コペンハーゲン大学の、食品に炭素排出量ラベルをつけた場合の消費者の選択に関する実験。Food Policy
-肉と乳製品の会社は総排出量ゼロへの参加が遅い、新しい解析が発見
Meat and dairy companies slow to commit to net-zero emissions, new analysis finds
29-MAR-2021
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-03/nyu-mad032921.php
Climatic Changeに発表されたニューヨーク大学の研究者らによる世界の35の肉と乳製品の会社の気候影響解析
(気候正義の御旗の下では肉とミルクは絶対悪なので)
-COVID-19と将来の公衆衛生上の脅威へのデマと誤情報に対応するための国の優先項目:国の戦略を要請
National Priorities to Combat Misinformation and Disinformation for COVID-19 and Future Public Health Threats: A Call for a National Strategy
March 23, 2021
COVID-19パンデミックは健康に関するデマや間違った情報が公衆衛生危機対応を危険なほどに毀損することを示した。矛盾したメッセージと活発な反政府運動が公衆衛生対策を行っている人への信頼を失わせ、偽りの治療法への信仰を増やし、病気の伝染を抑制しようとする公衆衛生対策を政治的なものにした。COVID-19対応の後退は健康関連デマや誤情報が感染、死亡、混乱、分裂をもたらすことを強調する
残念ながら健康に関するデマや間違った情報の問題の簡単な解決方法は無い。米国はこの問題に国家戦略として取り組むべきだ
第一の柱:偽りの、危害をもたらすコンテンツとそれを拡散しているもとに介入する
第二の柱:事実の情報を豊富に拡散する
第三の柱:一般の人々にデマへの抵抗力を強化する
第四の柱:多部門多機関の協力による国全体での対応
-新しいPRISMAを介して医学的根拠を見る
Viewing medical evidence through a new PRISMA
29-MAR-2021
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-03/p-vme032321.php
系統的レビューとメタ解析のための好ましい報告のしかたチェックリスト更新版であるPRISMA 2020がPLOS Medicineに発表された。
PRISMAは2009年に初めて発表され、研究者が記述すべき項目のチェックリストを提供してきた。今回更新されて27項目。
The PRISMA 2020 statement: An updated guideline for reporting systematic reviews
https://journals.plos.org/plosmedicine/article?id=10.1371/journal.pmed.1003583
-運動不足は世界中の非伝染性疾患の最大8%に寄与
Physical inactivity is responsible for up to 8% of non-communicable diseases and deaths worldwide
29-MAR-2021
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-03/b-pii032521.php
一人あたりの影響は高所得国で大きいが、中所得国でも影響される人が多くなっている
British Journal of Sports Medicineに発表された2016年の168カ国の運動レベルを用いた推定
-よくある医薬品に動物副産物が含まれる可能性がある
Common medications contain animal byproducts, study finds
29-MAR-2021
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-03/aoa-cmc032921.php
アメリカオステオパス協会がJournal of Osteopathic Medicineに発表した「研究」。宗教的理由で動物由来製品を避けなければならない患者に原材料が豚や牛由来の医薬品が事前の説明と同意なしに処方されていると主張。例えばヘパリン類似物質の原料は主に豚。
(宗教団体のほうが医薬品は対象外とかにすればいいのに。)
その他
-グリホサートが禁止されてから、環境に優しい除草剤は仕事をしていない
Since glyphosate ban, eco-friendly weed killers aren’t getting the job done
Thursday, 25 March 2021
あなたの歩道の隙間のタンポポはもうラウンドアップを怖がらない
事実、グリホサートが禁止されてから、ベルギーは除草剤製造会社に「環境に優しい」製品に変更することを強制し、あなたの運転する道路の石の隙間には気ままな花が何も恐れず顔を出している。ベルギーの消費者検査会社Test Aankoopの調べた結果によると、市販されている除草剤の多くは「弱い」あるいは「きかない」。グリホサートが使えなくなって、製品の成分はペラルゴン酸、酢酸、あるいは脂肪酸混合物になった。これらの製品は雑草の葉や花にしか効果はない。庭を管理するには草を燃やす、金属ブラシでこする、マルチ、被覆植物などを使うしかない。古いやり方で。
-幹細胞フェイスクリームのファクトチェック:額面より価値は低い
Fact-checking stem cell face cream: less than face value
By Professor Paul Knoepfler, March 25, 2021
https://ipscell.com/2021/03/fact-checking-stem-cell-face-cream-less-than-face-value/
(「ステムセル」とか「セラム」という単語をくっつけた化粧品たくさんある)
-Natureニュース
ペルーの大学でのCOVIDワクチン試験を巡るスキャンダルが激しい怒りを引き起こす
Scandal over COVID vaccine trial at Peruvian universities prompts outrage
Luke Taylor 26 MARCH 2021
https://www.nature.com/articles/d41586-021-00576-0
研究者らは治験規制に違反して政治家や家族に予防接種していた-そして人々の信頼を損なった
ペルーでのCOVIDワクチン臨床試験が激しい怒りを引き起こし大学や政府の高官の辞任連鎖を誘発した。政治家、研究者、その家族が、治験に参加していないのに標準プロトコールに違反してワクチンを接種していた。ペルーはワクチンが足りなくて一般人への接種に苦労している中で、調査が行われている。
スキャンダルの発端は2月10日で、地元メディアが当時の大統領Martín Vizcarraが中国Sinopharm製ワクチンを2回接種したと暴露したこと。当時第III相試験の最中で大統領は参加していない。その後、約470人が-うち100人がペルーの保健大臣や大統領夫人のような有名人-ワクチンを打っていたことがわかった。これはペルー政府がSinopharmに、医療スタッフを守るためにと交渉して入手した約2000回分のバッチを使ったと報道されている。臨床試験を行っていた大学の総長も治験非参加でワクチン接種した人物に含まれていて、一つの大学の総長は辞任、辞任しない総長には学生が抗議を行っている。Vizcarra大統領は弾劾され政治情勢は不安定になっている。臨床試験を主導していたのはGermán Málagaで、医療の世界では有名人である。彼が政治家へのワクチン投与を監督していて大学は彼の役割を全て停止した。Málagaはプロトコール違反はしていないと主張している。
-Covid:秘密の撮影で検査ラボのコンタミリスクを暴露
Covid: Secret filming exposes contamination risk at test results lab
By reporting team BBC Panorama
https://www.bbc.com/news/uk-56556806
英国最大のCovid検査ラボの一つにBBCのレポーターがテクニシャンとして働き、スタッフの手抜きやコンタミの可能性のあるサンプル処理のやりかたをこっそり撮影した。
これはつまりNHSの検査結果に間違いがある可能性があるということである。
検査室でのやりかたがずさんだという主張は2020年10月にBBCにもたらされた。当時UK Biocentreは問題は既に対処されていると言っていたが数ヶ月後、まだひどいやり方が続いているという情報がBBCの番組Panoramaに伝えられた。レポーターのJacqui Wakefieldが1月と2月に調査のために18シフト働いた。彼女が参加したのは検体の処理を行う4チームのうちの一つ
(以下詳しい説明略。BBCっぽい。簡単に潜入できるんだ。大量の検査ってそういうことなんだろう)
-84才の曾祖母がCovid予防接種を受けようとしてゴムのマットに躓いて転んで死亡
Great-grandmother, 84, died after falling over rubber mat on her way into vaccination clinic for first dose of her Covid jab, inquest hears
29 March 2021
事故死。
(予防接種後だと有害事象報告になる。)
-新聞の社説がCOVID制限とホロコーストを比較して謝罪
Apology issued after newspaper editorial compares COVID restrictions to Holocaust
By: Canadian Press
サスカチュワンの新聞Moose Jaw Todayの3月24日の編集主任Joan Ritchieの書いた社説が、編集基準を満たさないとしてオーナーのGlacier Mediaが謝罪した。
RitchieはCOVID-19が原因とされる死者の数に疑問を提示して制限をホロコーストを思い出すと書き、オンラインで厳しいバックラッシュにあった。Moose Jawでは感染者増加により月曜から学校がリモートになっている
(カナダ)
-Marketplace のジャーナリストがCOVID-19陰謀論短期集中トレーニングに参加して指導者がどうやってワクチンを疑っている人を標的にしているかを見る
Marketplace attended a COVID-19 conspiracy boot camp to see how instructors are targeting vaccine skeptics
Katie Pedersen, Eric Szeto, Asha Tomlinson · CBC News ·March 26
https://www.cbc.ca/news/marketplace/marketplace-covid-conspiracy-boot-camp-1.5963503
自称反ワクチン運動の祖母である米国オハイオ州のオステオパス(整骨医)Sherri Tenpennyが6週間のオンラインコースを提供している。(カナダ)CBCのジャーナリストが623ドル払ってワクチン情報マスターコースに参加した。Tenpennyはこのクラスで400人に教え、次にその修了者一人一人が1000人に教えることを促した。主な内容は彼女の科学の合意とは矛盾する独自理論と他人を説得する方法。
反ワクチンは講演とサプリメントの販売で儲かるビジネスである
(長い記事)
正確な情報はFDAを参照
Learn More About COVID-19 Vaccines From the FDA
https://www.fda.gov/consumers/consumer-updates/learn-more-about-covid-19-vaccines-fda