[MFDS]日本産輸入食品の放射能検査の結果
輸入検査管理課
-2021-5-7
https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43204
2021.4.30〜2021.5.6
-2021-4-30
https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43203
2021.4.23〜2021.4.29
[MFDS]家庭の月に備え多消費健康機能食品などの点検結果
健康機能食品政策課 2021-05-06
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=45315
□ 食品医薬品安全処は5月の家庭の月に備えて、子供嗜好食品および両親へ親孝行プレゼント用などで需要が多い健康機能食品製造・販売業者を点検して製品の安全性検査を行い、その結果を発表した。
○(製造・販売業者衛生点検)4月12日から23日まで、食薬処と地方自治体が健康機能食品製造・販売業者1,448ヶ所を合同点検して保存基準違反など6ヶ所を摘発した。
○(基準規格検査)家庭の月である5月に消費が増加する紅参など国内製造60件の複合栄養製品とプロバイオティクスなどの輸入製品100件を回収・検査した結果、輸入プロバイオティクス3件*を不適合で回収措置した。
* プロバイオティクス(プロバイオティクス数基準未達、カナダ産2件、オーストラリア1件)[添付2参照]
○(輸入通関段階精密検査強化)プレゼント用輸入食品の安全性確保のために4月12日から20日まで実施した輸入通関段階精密検査(501件)結果から、輸入菓子1件*が不適合で返送・廃棄される予定であり、今後同一製品については精密検査が強化される。
* 菓子(細菌数基準超過、タイ産)[添付2参照]
[MFDS]輸入食品HACCP認証制度施行のための第一歩
輸入食品政策課 2021-05-04
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=45311
□ 食品医薬品安全処は、海外製造業者に対する食品安全管理認証基準(HACCP)認証などの業務を韓国食品安全管理認証院(以下「認証院」)に委託する「輸入食品安全管理特別法時施行令」を5月4日改正・公布する
○ 今回の改正は、4月15日に発表された輸入キムチ安全・安心対策の一環である輸入食品HACCP認証制度を支障なく実施するためのもので、認証院は、▲工程・品目別危害要因分析、▲HACCP遵守有無調査・評価、▲海外製造業所HACCP認証関連業務などを委託遂行する。
[MFDS]家飲み-一人酒増COVID-19時代、輸入酒類減少傾向
輸入食品政策課 2021-05-04
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=45310
□ 食品医薬品安全処は、2020年酒類輸入状況を分析した結果、全酒類輸入量は前年比13.7%減少で、、ビールと清酒は各22.8%、45.4%ずつ減少し、ワインと果実酒輸入量は30.4%増加した。
* 最近3年間('18〜'20)ビールと清酒は各15.5%、38.9%減少、果実酒は17.8%増加
♣ 全酒類輸入減少傾向 * 20年輸入食品統合システム申告状況は暫定値である
○ 酒類輸入量は、'16から18年まで平均28.5%ずつ増加傾向であったが、'19年から徐々に減少し始め、’20年には前年比13.7%減少して40万4,229トンが輸入された。
* '19年国内酒類生産量は4,063トン / 輸入は469千トンで約9倍差
○ 特に酒類輸入量1位であるビールが'18年39万5,021トン輸入された後、'19年36万2,027トン、’20年27万9,654トンと、輸入量が持続的に減少した。
- これは、輸入ビール市場1位を占めていた日本産ビールに対する不買運動(日本製品)とワイン、自家製ビールなど他の酒類消費増加に伴う影響と分析される。
♣ 日本産ビール・清酒輸入減り、果実酒輸入増加
□ ビール輸入量は、ずっと1位だった日本産ビール('18、8万6,711トン)が、'19年2位(5万902トン)、’20年は85.9 %減少し9位(7,174トン)にとどまり、一方、オランダ産ビールが前年比31.8%増加して5万4,072トン輸入され、'19年5位から1位浮上など日本産ビールの空席を他の輸入ビールが満たした。
* ビール輸入上位10ヶ国(‘20):オランダ、ドイツ、中国、アメリカ、ポーランド、英国、ベルギー、デンマーク、日本、香港順
○ 清酒の輸入量も'19年4,266トンから‘20年に2,330トンで前年比45.4%減少し、ほとんどの日本産清酒(日本酒)で輸入減少(3,365トン→ 1,515トン、45.0%減少)し、日本製品不買運動がCOVID-19とともにビールだけでなく清酒の輸入にも影響を及ぼした。
○ 反対に果実酒は、'20年に6万9,413トンが輸入され前年比30.4%増加したが、休暇シーズン、クリスマスシーズンのように特定時期増加傾向を示したのとは異なり、最近では特定時期に関係なく安定した増加傾向を見せている。特に、1万ウォン以下製品の増加が目立つ。
- これは、「家飲み」と「一人酒」がトレンドになって、果実酒の用途が特別な日に楽しむ酒から、一人で、または家族と一緒に日常で楽しむ酒に変化しているため。
- また、輸入量上位20の果実酒のほとんどが1万ウォン以下のコストパフォーマンスの良いワインで、家で日常的に楽しむのに負担のない製品の輸入が増加している。
- '20年果実酒の主な輸入国は、チリ、スペイン、デンマーク、イタリア、フランス、米国、オーストラリアの順で、最近3年間順位変動は一部あったが、主な輸入国に変動はなかった。
* '19年ワイン生産国:イタリア、フランス、スペイン、アメリカ、アルゼンチン、オーストラリア、チリ、南アフリカの順で、全ワイン生産量の47%を占める(出典:国際ワイン機構)
♣ COVID-19前後飲酒実態および健全な飲酒習慣必要
□ 「'20年の酒類消費・摂取実態調査」によると、全体的に1回平均飲酒量は減少した反面、'17年と比較するとすべての年齢層で高リスク飲酒経験割合が上昇し(57.3%→ 63.5%)、男性(67.2%)が女性(59.7%)より高リスク飲酒割合が高い。
○ COVID-19影響で「一人酒」と「家飲み」*を楽しむケースが増える状況で、酒で健康を損なわないためには適正飲酒量を守って過度な飲酒をしないように細心の注意が必要で、健全な飲酒習慣を持つことが望ましい。
* 飲酒頻度は減り、飲酒場所は主に家で、飲酒相手は一人または家族で、飲酒状況は一人でいる時やTVなどを見る時には変わった。
[MFDS]オンライン注文製作ケーキ回収・検査結果発表
食品管理総括課 2021-04-29
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=45288
□ 食品医薬品安全処は最近、インターネットSNSなどで人気の注文製作ケーキとケーキ作りパッケージ製品の合計147製品を回収・検査して基準・規格に違反した21製品について販売中止および廃棄措置した。
○ 合計147製品のケーキを回収・検査した結果、パン類に使用できない保存料(ソルビン酸)検出5件、食中毒菌(黄色ブドウ球菌)検出5件、タール色素の基準超過6件、タール色素未表示5件が摘発された。
添付
1.不適合製品情報
2.黄色ブドウ球菌から安全なクリームパン製造方法
[MFDS] [報道参考]「あまり甘くなく、あまり塩辛くなく」実践映像コンテンツ公募
食生活栄養安全政策課 2021-04-29
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=45283
□ 食品医薬品安全処は「ナトリウム・糖類を減らした健康食生活実践」をテーマに、5月1日から7月31日まで「甘い塩辛いを減らすUCC公募展」を開催する。
* UCC(User Created Contents):ユーザーが直接制作したコンテンツ
- 広報映像基準は、▲甘く塩辛く食べる食習慣の危険性、▲ナトリウム・糖類減らす食生活改善、▲健康的な食生活実践方法をテーマにした純粋創作物で広告・アニメーション・モーショングラフィックなど自由形式で製作した60秒の映像です。
- 受賞作は、食薬処が運営する「マイナシュTV」、YouTube、Facebook、ホームページなどのSNSを通じて導入し、斬新なアイディアが引き立つ作品は追加映像を制作して全国の学校・保育園や地方自治体などで、ナトリウム・糖類減らす広報コンテンツとして活用する計画である
[MFDS] [報道参考] 食薬処、業界と協力して食品中有害物質生成減らす
有害物質基準課 2021-04-28
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=45279
□ 食品医薬品安全処は、食品製造過程で生じることがある有害物質を減らすために、食品業界と共同で「有害汚染物質*低減化協議体」を構成して4月28日から活動を開始する。
* 有害汚染物質:食品製造過程で自然に生成される3-MCPD、アクリルアミドなどの有害物質をいい生成後は除去が困難
○ 食薬処と27業者で構成される協議会は、グリシドールなど新興有害物質生成を食品製造段階から低減させ、国民の有害物質暴露が最小化されるようにするために推進され、
- 製造工程中低減化技術開発、工程改善が必要な有害物質別に実務協議体を構成して運営する計画である。
○ 主な役割は、▲有害物質生成低減技術開発、▲食品製造工程改善支援、▲有害物質別低減化実行規範用意など。
□ 今年は国内・外で関心が高まっているグリシジルエステル(GE)/ 3-MCPDエステル(3-MCPDE)*、アクリルアミド**に焦点をおいて低減化方案を議論する予定。
* GE / 3-MCPDE:油脂を高温で加工する過程で生成され、体内に吸収されると発がん性があるグリシドールと3-MCPDに分解される
** アクリルアミド:炭水化物が多い食品(ジャガイモなど)を高温(120 ℃以上)で加熱調理するときに発生する発がん性がある物質
○ GE / 3-MCPDEは14業者(食用油脂等)、アクリルアミドは16社(菓子類など)が参加する実務協議体をそれぞれ設けて現場オーダーメード型技術などを開発する。
[EU]新規食品として初めて昆虫認可
Approval of first insect as Novel Food
https://ec.europa.eu/food/safety/novel_food/authorisations/approval-first-insect-novel-food_en
Q & A
[EU]新しいゲノム技術:EUは前に進む道を開く
New Genomic Techniques: the EU paving the way ahead
https://ec.europa.eu/newsroom/sante/items/710964/en
欧州委員会の新しいゲノム技術についての研究を4月29日に発表したのに続き、Claire Bury次長がこの研究の知見とこの分野に期待されることを議論する
NGTとは?
NGTが何故重要なのか?
農場から食卓まで戦略にとって有用
欧州委員会は何故今この研究を発表するのか?
2019年11月に欧州理事会が、GMO規制に関する欧州裁判所の判断を受けてEU法の下でのNGTの状態を調べるよう欧州委員会に依頼した。この研究は法的状態や研究、将来の可能性、安全性、利益や懸念、倫理、人々の認識等を含む広範なトピックスを含む。GMO規制に関しては,一部のNGTとその応用について対応するのは適切でないことを示す。
NGTについて欧州委員会はどうするつもりか?
この研究の結果に基づき、NGTが持続可能で回復力のある農業食料システムと高い食品安全水準維持に寄与できるようにする、目的に見合う法的枠組みを提案したい。それはある種のNGTを使って作出した植物に関するものである。それが慣行の交配で作出した植物と比べて新たなリスクとならないために特に注目されている。欧州委員会は政策の選択肢を検討するためにパブリックコメント募集を含めて規制影響評価を行うだろう。この研究は重要な議論の始まりとなる。
EC study on new genomic techniques
https://ec.europa.eu/food/plant/gmo/modern_biotech/new-genomic-techniques_en
本文、プレスリリース、Q & A等
(消費者にも環境にも明確なメリットがあるがオーガニック/GMフリー業界のビジネスにとって都合が悪いと書いてある。F2Fがオーガニック推進を書いてしまった以上、消費者や環境にとってのメリットよりも有機ビジネスのほうが大事だと、オーガニック団体が主張していることを消費者は知っておいた方がいい。)
[MHRA]ガイダンス ホメオパシー医薬品の登録
Register a homeopathic medicine
Last updated 18 May 2021
https://www.gov.uk/guidance/register-a-homeopathic-medicine-or-remedy
更新
[RIVM]論争中の健康リスクの増幅におけるメディアの役割:運動場のゴムチップ
The role of the media in the amplification of a contested health risk: Rubber granulate on sport fields.
Marion de Vries et al.,
Risk Anal 2021; advance online publication
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/risa.13731
2016年9月から2017年2月までの(人工芝の)ゴムチップの健康リスクに関する全国紙の記事153を解析。その結果、無視できるnegligible健康リスクを確実なリスクとして提示し、当局と専門家で議論があるところに焦点をあて、懸念や騒動,人々が行ったリスク対策などの反応を記述し、ゴムチップに含まれる有害物質の健康への脅威について文脈を無視して伝えることで新聞報道が人々のリスク認知を高くするのに寄与したことが示唆された。ゴムチップのリスクは過熱した議論になったたくさんの現代のリスクのうちのひとつである。我々の結果は、そのような議論の際のメディア報道の重要性と人々の認識に与える影響について知見を提供する。公衆衛生機関やその他当局は、メディア報道によるリスクの増幅を、適切な準備と対応で緩和できるかもしれない。
(発端はテレビ番組でそれを各メディアが競って悪い方悪い方に報道。日本ではこれはほぼ話題にならなかったと思う。日本の場合HPVワクチンでおこった。デンマークではスチレン。なにが対象になるかはわからないがしばしばそういう局地的メディアストーム現象がみられる。)
[RIVM]低下傾向続く
Downward trend continues
05/18/2021
https://www.rivm.nl/en/news/downward-trend-continues
5月12-18日の週はその前の週よりCOVID-19入院が21%減った
陽性報告数は25%減り、全年齢で減った。予防接種は速やかに拡大していて既に750万回接種した。今は1965年生まれの人が予約できる
[ヘルスカナダ]Q & A:ある種の紫外線放出装置とオゾン産生装置を病害虫コントロール製品法で規制する暫定命令意思通知について
Questions and Answers: Notice of Intent to Develop an Interim Order to Regulate Certain Ultraviolet Radiation-Emitting Devices and Ozone-Generating Devices under the Pest Control Products Act
Date modified: 2021-05-18
37問
37) 紫外線放出装置とオゾン産生装置を現在推奨されている健康対策の代わりに使えるか?
紫外線放出装置やオゾン産生装置は、頻繁に手を洗う、身体的距離をとる,マスクを着ける、洗浄や殺菌のような予防対策の代わりにつかうべきではない。カナダ政府はヘルスカナダの要求事項を満たすハンドサニタイザーと消毒剤のリストを公表している
[ヘルスカナダ]ヘルスカナダの担当者はネオニコチノイドイミダクロプリドの決定に関して技術的解説をする
Health Canada officials to hold a technical briefing regarding a decision for the neonicotinoid imidacloprid
5月19日、テレビ会議のみ
[ASA]ASA裁定
-ASA Ruling on JST Nutrition Ltd
19 May 2021
https://www.asa.org.uk/rulings/jst-nutrition-ltd-a21-1092793-jst-nutrition-ltd.html
インスタグラムでのJodie Marsh(英国メディアパーソナリティ、モデル)の食品サプリメントの宣伝「脂肪を燃やす」「コラーゲンが皮膚や爪や髪に良い」「IBSの人に」等が認可されていない健康強調表示、広告であることを明示しないこと、が基準違反。またJodie MarshがASAの照会に反応しないことが懸念である
-ASA Ruling on Homeopathy UK
19 May 2021
https://www.asa.org.uk/rulings/homeopathy-uk-a20-1078950-homeopathy-uk.html
鬱、糖尿病、不妊、乾癬、喘息等にホメオパシーを勧めるHPが基準違反。ホメオパシープラクティショナーはこれらの病気を治療できず、消費者が必要な治療を受けるのを妨げる可能性がある
-ASA Ruling on Red Light Therapy Ltd
19 May 2021
https://www.asa.org.uk/rulings/red-light-therapy-ltd-a21-1094015-red-light-therapy-ltd.html
赤い光で関節炎などの痛みを緩和するという(レッドライト・セラピー)機器の宣伝が基準違反
[DWI]水業界グリーン回復計画
Water Industry Green Recovery Schemes
17 May 2021
https://www.dwi.gov.uk/water-industry-green-recovery-schemes/
DWIはOFWATやその他の規制機関と協力して水業界のグリーン経済回復を支援している。グリーン回復には多くの革新試験を行う。Severn Trent Water とSouth West Waterは給水管の漏れや水の使用量を減らしつつ鉛を除去する試験を行う。そのほかにも化学物質とエネルギー使用の削減をしつつ水処理を改善する計画を行う。詳細はOFWATのウェブサイトで
論文
-健康的なレシピをピンするPinterestユーザーは,不健康なレシピで作る可能性が高いことを研究が示した
Study shows Pinterest users pin healthy recipes, are more likely to make unhealthy ones
18-MAY-2021
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-05/gmu-ssp051721.php
Journal of Medical Internet Research (JMIR)に発表されたGeorge Mason大学の研究。
Pinterestユーザーとインフルエンサー数百人を解析し、健康的なレシピにいいねやピンをするユーザーはオフラインでは脂肪や砂糖やカロリーの高いものに関係している可能性が高い
-発見が食料を干ばつでも育てられる可能性を増やす
Discovery increases likelihood of growing food despite drought
18-MAY-2021
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-05/uoc--dil051321.php
カリフォルニア大学の科学者がトマトや稲のような食用作物を干ばつ条件でより長く生き残るのに役立つ遺伝子データを発見した。Cell
-世界食糧安全保障:気候変動への適応には新しい栽培品種が必要
Global food security: Climate change adaptation requires new cultivars
18-MAY-2021
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-05/lm-gfs051821.php
気候変動による収量低下は栽培品種の適応で補え、世界の生産量は増やすことすらできる
Global Change Biology
(でも適応したくないと最も声高に言っているのが欧州なわけで。PDOとかPGIが多いほど変えたくないよね。変わる世界の中で積極的に適応を探る道だってある。農水はEUと心中したいらしいけど。https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kankyo/210512.html)
-Natureニュース
COVIDはヒト行動研究をどう変えているか
How COVID is changing the study of human behaviour
18 MAY 2021 Christie Aschwanden
https://www.nature.com/articles/d41586-021-01317-z
パンデミックは我々に危機、コミュニケーション、デマについての重要な教訓を教え、科学者が公衆衛生の疑問を研究する方法の変更を迫る
-Scienceニュース
中国が公衆衛生官僚組織を見直す
China overhauls its public health bureaucracy
By Dennis Normile May. 18, 2021
https://www.sciencemag.org/news/2021/05/china-overhauls-its-public-health-bureaucracy
COVID-19パンデミックの初期対応で国内外から批判されている中国が,この危機から教訓を得たようだ。5月13日に新しい国立機関を作って公衆衛生官僚組織を全面的に見直すと発表した。
新しく作られる国家疾病予防管理局(NADPC)は公衆衛生の保護と促進を任務とし、疫学モニタリングと早期警告システムを作り、疾病コントロール研究を導く。既存の中国CDCを吸収してWang Heshangが局長となる
その他
-昨年USDAのオーガニックラベルを守るための執行が強化された
Enforcement stepped up in past year to protect USDA’s organic label
By Dan Flynn on May 19, 2021
USDAのオーガニックラベルはこの種のものでは最も信頼されている。1990年に議会が有機食品生産法(OFPA)を成立させてから、オーガニック表示は一貫して増加してきた。
世界に45578の有機ビジネス、そのうち62%あるいは28454が米国内にあり、USDAの国家オーガニック計画(NOP)は、2019年の売り上げ5520万ドルの米国のオーガニック市場を支えている。職員は63人でその半分以上が認証あるいはコンプライアンスと執行に割り当てられている。
1年前からNOPはオンライン苦情受け付けを開始し、今は苦情の75%がここからである。2020年の苦情は390件で63%が承認されていない事業者がオーガニックと称していたものである。残りは禁止されている行為、農薬、表示間違い、偽装である。
USDAのオーガニック監視と執行 2021年更新
USDA’s Organic Oversight and Enforcement update for 2021
https://www.ams.usda.gov/sites/default/files/media/NOPEnforcementUpdateFebruary2021.pdf
(これまでほとんど調査していなかったのが2020年は急増、そして違反がたくさんみつかっていて認証取り消しも多数。大規模なオーガニック偽装があったため。)
-動物を使わない乳製品がここにある。でもそれはビーガン?
Animal-Free Dairy Is Here. But Is It Vegan?
Last updated May 5, 2021 By Green Queen Team
https://www.greenqueen.com.hk/animal-free-dairy-is-here-but-is-it-vegan-irina-gerry-change-foods/
新興企業Change Foods社は発酵によって動物を使わない乳製品を作る。乳タンパク質DNAを酵母や真菌のような微生物に導入して植物を餌に発酵させ、微生物が牛乳に含まれるのと同じミルクプロテインを作る。それを精製してアイスクリームやヨーグルトのような食品を作ることで、動物を使わない。
もしもビーガンが動物製品を使わないことを意味するならそれはビーガンかもしれない。しかしアレルギーが原因でビーガンになった人は食べられないし、丸ごとの植物を食べる主義の人には受け入れられないだろう。
ビーガン認証とは何を意味するのだろうか?
-遺伝子の占星学?ニュートリゲノミクスDNA検査:あなたはあなたの生物学に従って食事と運動を調整することで健康を準備できるか?
Genetic astrology? Nutrigenomic DNA tests: Can you prime your health by tailoring diet and exercise to your biology?
Mariam Sajid | May 18, 2021
遺伝子検査会社FitnessGenesの宣伝する遺伝子検査に基づくパーソナライズドダイエットの信奉者の紹介から始まる解説
・約束の背景にある科学は?
・うまれか育ちか
・病気への感受性は複数の遺伝子と複雑な環境要因に関連する
・遺伝子占い:新興企業の宣伝文句は小さな字で釈明する
・主流科学者のほとんどはニュートリゲノミクスを疑っている
将来役に立つ可能性はあるが,今現在それは金儲けのためのマーケティングギミックである