2021-09-08

[HK] 包装されたえび麺のサンプルが食品表示規則に違反

Prepackaged shrimp noodles sample in breach of food labelling regulation

Friday, September 3, 2021

https://www.cfs.gov.hk/english/press/20210903_8863.html

食品安全センター及び食物環境衛生署は、包装済みのエビ麺のサンプルから、特定の食品に使用が認められている保存料の二酸化硫黄が検出され、濃度は最大基準値以下であったが、食品ラベルに表示がなかった。

 

[FSAI] 未承認の農薬であるエチレンオキシドが混入したNew Nordic Blueberry Eyebright Plus食品サプリメントの一部をリコール

Recall of a Batch of New Nordic Blueberry Eyebright Plus Food Supplement due to Presence of the Unauthorised Pesticide Ethylene Oxide

Friday, 3 September 2021

https://www.fsai.ie/news_centre/food_alerts/eyebright_new_nordic_recall.html

 スウェーデン産New Nordic Blueberry Eyebright Plus 食品サプリメントは、原料の炭酸カルシウムに未承認の農薬であるエチレンオキシドが含まれていたため、リコール。製品写真有り。

 

[FDA] 消費者情報 COVID-19を治療、予防するためにイベルメクチンを使用すべきでない

Why You Should Not Use Ivermectin to Treat or Prevent COVID-19

09/03/2021

https://www.fda.gov/consumers/consumer-updates/why-you-should-not-use-ivermectin-treat-or-prevent-covid-19

 FDAはCOVID-19の治療、予防を目的とし、動物の寄生虫を治療または予防するための医薬品イベルメクチンをヒトに投与しないよう呼びかける。

 

[FDA] FDAはE-コマースにおけるよりスマートな食品安全の新時代を開催する

FDA Hosts New Era of Smarter Food Safety Summit on E-Commerce

September 3, 2021

https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-hosts-new-era-smarter-food-safety-summit-e-commerce

本日、米国食品医薬品局(FDA)は、オンラインで販売され、消費者に直接届けられる食品の安全性について議論する2021年10月19日から21日の公開ミーティングを正式に発表する官報を発行した。

 

[NTP]NTPニュースレター

NTP Update September 2021

https://ntp.niehs.nih.gov/update/index.html

・NTP科学助言委員会の8月のバーチャル会合

有害化合物が同じくらい有害なものに置き換えられることや毒性データの膨大な量の蓄積などが議題

・気候変動のヒト健康影響に関するセミナーシリーズ

あがるリスク、環境正義、データの氾濫

 

[RIVM]放射性物質の測定とサンプリング

Measuring and sampling methods for radioactive materials

07-09-2021

https://www.rivm.nl/publicaties/meet-en-bemonsteringsmethoden-voor-radioactieve-materialen

産業製造工程や病院での治療のような、各種プロセスで僅かに放射性のある残留物が生じる可能性がある。これらは評価して、再利用可能か放射性廃棄物として破棄すべきかを判断しなければならない。従って放射活性レベルを決めるための測定が行われる。全ての関与物質を測定することが必ずしも可能ではないので、そのような場合にはサンプリングが行われる。

RIVMは放射性物質のサンプリングと測定に使える方法のリストを作成し、それぞれの概要を記した。

本文オランダ語

 

[MFDS]体脂肪を減らす正しい方法!

健康機能食品政策課/栄養機能研究課 2021-08-18

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=45665

□ 食品医薬品安全処は最近、COVID-19で活動量が減少して体重が増加*することで、減量製品への関心の高まりに応じ、体脂肪減少に役立つ健康機能食品に対する情報を提供している。

* 全国満20歳以上の成人男女1000人対象「COVID-19と国民の体重および肥満認識度調査」の結果、COVID-19以後10人中4人(46%)の体重が3 kg増加(21.5月)

○ 体脂肪*は、私たちの体を構成してエネルギーを供給する重要な役割をするが、過度に蓄積すると血管や肝臓などに良くない影響を与えることがある。

* 体脂肪は皮膚の下にある皮下脂肪と、心臓・肝臓など腹部の主要臓器に蓄積する内臓脂肪(腹部脂肪)に区分される。

- 体脂肪を減らすには、余分なカロリー摂取を減らし身体活動を増やすことが望ましいが、体脂肪減少の機能性を持つ健康機能食品を摂取する場合もある。

○ 体脂肪減少の機能性が認められた健康機能食品原料は30種で、代表的なものはガルシニア抽出物、緑茶抽出物、シッサス抽出物などである。

- 流通中の様々な製品の中で自分に合う製品を正しく選択・摂取するには、▲機能性認否、▲摂取量など摂取方法、▲購入時の注意点などを正しく知ることが重要である。

* 体脂肪減少健康機能食品品目数:2,579(2020年健康機能食品生産実績)

<「体脂肪減少機能性」を確認して下さい >

□ 食品摂取で得るエネルギーより消費するエネルギーが少ない場合、残りのエネルギーは体脂肪として蓄積され体脂肪が過度になると肥満になる。

* BMI(肥満指数)=体重(kg)÷ { 身長(m)×身長(m)}

* 肥満指数に伴う肥満度:適正体重18.5〜22.9、過剰体重23.0〜24.9、肥満25.0以上

○ 健康機能食品の「体脂肪減少」機能性は、過剰体重の人に対する人体適用試験で機能性原料を摂取したグループが、そうでないグループに比べて体脂肪、内臓脂肪(腹部脂肪)、または腹囲などが減少した研究結果をもとに機能性が認められた。体脂肪減少機能性原料は、脂肪の消化・吸収と合成を抑制したり分解を促進させる作用などがある。

○ 体重は体脂肪の他にも骨、筋肉などの重量が含まれているので、「体重減少」が「体脂肪減少」を意味しない。単純に「ダイエット」、「体重減少」、「肥満度減少」という表現は健康機能食品の機能性ではなく、製品表示事項の栄養・機能情報で「体脂肪減少に役立つ」という機能内容を確認することを勧める。

<「体脂肪減少機能性」健康機能食品を重複摂取しないで下さい >

○ 同じ機能性を持つ健康機能食品を複数の種類たくさん摂取しても機能性が大きくなることはないので、製品に表示された一日摂取量を確認した後、用量に合わせて摂取しなければならない。特に体脂肪減少機能性健康機能食品を一度に複数の種類を摂取して異常事象が発生したことがあるので、摂取に注意する必要がある。また、ダイエット用健康機能食品とさまざまな種類の健康機能食品を摂取した場合、成分と機能性が重複していないことを確認する必要がある。

* <事例> Aさんは機能性が違う3製品の体脂肪減少に役立つガルシニア抽出物製品・緑茶抽出物製品と排便活動に役立つアロエの全葉製品を、それぞれ約1ヶ月間一度に摂取した結果、肝数値急騰、黄疸症状などで入院治療した。

< 虚偽・誇大広告に欺されないで下さい >

○ 体脂肪減少のための健康機能食品は、減量前・後の比較体験記などで消費者を惑わす不当な表示・広告をして多く摘発されている製品の一つである。

○ 体脂肪減少のための健康機能食品を「ダイエット薬」、「食欲抑制剤」などと表現して医薬品と認識する恐れがあったり、一般食品*を「体脂肪減少」、「腹部内臓脂肪に効果」などと表現して、健康機能食品と誤認または混同するような表示・広告は不当な広告なので注意する。

* ダイエットに効果があるという製品を販売するオンラインマーケット574件摘発(’21.3.8基準)

< 健康機能食品のオンライン中古取引に注意して下さい >

○ 健康機能食品は「健康機能食品に関する法律」に基づいて販売業を申告した営業者*のみオンラインで販売が可能であり、適切な購入のために食薬処で認めた健康機能食品であることを必ず確認**する必要がある。

* 健康機能食品販売業をしようとする者は、営業施設を備え所在地管轄自治体長に申告すること(「健康機能食品に関する法律」第6条)

** 確認方法:食品安全国ホームページ>専門情報>業者/製品検索

○ 従って、オンライン中古取引プラットフォームなどで健康機能食品販売業申告をしていない個人から健康機能食品の購入はできない。特に海外オンラインショッピングモールを通じて直接購入する体脂肪減少のための製品の中には、食品に使用できない原料が含まれる製品が多いので注意が必要である。

* 最近、センナの葉(シッサス成分)が含まれた違法ダイエット輸入食品約2億4,000万ウォン相当を販売した業者と関係者摘発

* 海外個人直輸入食品を購入した場合、食品安全国(foodsafetykorea.go.kr)と輸入食品情報床(impfood.mfds.go.kr)の「海外直輸入食品遮断リスト」から有害成分・製品確認が可能

□ 体重調節のためには健康機能食品のみに依存しないで、脂っぽい食べ物や糖類、塩分を少なく摂取して野菜や果物を十分に摂取するなど、適切な食習慣を持つことが必要で規則的な運動をすることを勧める。食薬処は、今後も国民の健康と安全な食生活のために、健康機能食品摂取に役立つ情報を継続的に提供するよう努力する。

<添付> 食薬処認定体脂肪減少機能性原料の現状

 

[MFDS]食薬処、ラーメンの2-クロロエタノール(2-CE)検査結果を発表

食品安全政策課など 2021-08-17

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=45663

□ 食品医薬品安全処は、欧州に輸出したラーメンから2クロロエタノール(2-Chloroethanol、以下2-CE)が検出されたという情報に基づいて、8月9日にから現場調査および関連製品を回収して検査した結果、エチレンオキシド(Ethylene oxide、以下EO)は検出されず、一部製品と原料**から2-CEが検出されたが人体に懸念はないレベルだと明らかにした。

** 検出製品および原料:①輸出用海鮮湯麺野菜ミックス原材料のうち乾燥ネギ0.11 mg/kg、②国内用海鮮湯麺野菜ミックス2.2 mg/kg、③輸出用ラーメン餅炒め(ラポッキ)粉末スープ12.1 mg/kg

*(参考)ラポッキ・・・ラーメントッポギ

※ EO:米国、カナダで農産物などの燻蒸剤、殺菌剤として使用、吸入毒性で人体発がん性物質と分類

2-CE:EOの中間体等として生成または、環境等を通じて非意図的汚染可能、人体発がん性物質としては分類されていない

○ 2-CEは非意図的に汚染されたり発生する可能性がある点を勘案して、食品衛生審議委員会の諮問を経て安全に管理できる暫定基準(農・畜・水産物や加工食品:30 mg/kg以下/幼児摂取対象食品:10 mg/kg以下)を用意した。食薬処は国内ラーメン製品に対する安全性確保のために、検出製品の原因調査と検査命令などの事後管理を行う予定である。

□ 食薬処は2-CE検出情報を入手した直後、国内関連製品の迅速な安全管理のために現場調査を実施して関連製品を回収し8月13日、2-CEとEOの試験法を確立して検査を実施した。また、食品衛生審議委員会の諮問(8月14〜16日)の結果をもとに暫定基準を設定し、今後も消費食品の暴露量レベルなどに対する研究を進行した後、正式な基準を設ける予定である。

 

< 検査結果 >

□ 農心製品は輸出用完成品が製造工場に残っておらず原材料である小麦粉、野菜ミックス(原材料6種類個別検査)、粉末スープを検査して、国内用は完成品(各種海鮮湯麺の麺、粉末スープ、野菜ミックスそれぞれ)を検査し、輸出用野菜ミックス原材料6種類中、輸入乾燥ネギから0.11 mg/kg、国内用完成品(各種海鮮麺)の野菜ミックスで2.2 mg/kgの2-CEが検出された。

 

□ 八道(Paldo)商品は、業者保管されている輸出用完成品(Paldo Rabokkiアメリカ、ラポッキ)と内需完成品(Paldo Rabokki)を検査した

○ 輸出用完成品(Paldo Rabokkiアメリカ)の粉末スープで12.1mg / kgの2-CEが検出され、内需完成品では検出されませんでした。

 

< リスク評価 >

□ 検出製品に対するリスク評価は3歳以上の全年齢で、該当製品摂取を通じた2-CEの暴露レベルは、全て「危害懸念なし」と評価された。

○ 今回の評価は、2-CEが検出された2製品をもとに推定した結果であり、今後追加モニタリングの結果が確保されれば総合的に評価する予定である。

* 一日推定暴露量は、2-CEの人体暴露安全基準**(一日体重kg当たり0.824 mg)対比全年齢0.3%、3〜6歳0.8%水準

** 人体暴露安全基準:有害物質が人体に暴露しても有害な影響が現れないと判断された暴露許容レベルで、危害度は人体暴露安全基準対比100%以上にしたものと判断

 

< 基準設定 >

□  2-CEはEOとは異なり、発がん性物質に分類されていない非意図的に汚染されたり発生する可能性があることを勘案して、人体露出安全基準を考慮して暫定基準を設けており、食品衛生審議委員会の専門家審議を経て、農・畜・水産物および加工食品は、30 mg/kg以下、幼児を摂取対象とする食品(離乳食など)は、10 mg/kg以下で暫定基準を設定した。

○ 食薬処は、今後、食品中の2-CE汚染度と汚染原因などに対する十分な調査資料が確保され次第、暫定基準を再検討する予定である。

 

< 事後管理 >

□ 食薬処は、2個の検出製品に対する個別原材料(約18種)検査などの原因調査を行う計画であり、該当営業者にも自主的に汚染経路と原因などを把握して改善するように措置する予定である。また、2-CEが検出された2業者に対しては「検査命令」*を実施し、検出された品目に対しては公認検査機関を通じてEOと2-CE検査を実施して、食薬処に検査成績書を提出する。

* 検査命令:国内外で危害発生の恐れが提起されたり、提起された食品等に対して、食薬処長が指定した検査機関で検査を受けるようにする制度

□ 食薬処は、今後も、国内多消費食品に対する安全情報を持続的に監視して、安全な食品のみ国内流通できるように最善を尽くす。

(FAQあとで)

 

[MFDS] [報道参考] 食薬処、欧州輸出ラーメンから2-クロロエタノールが検出され関連調査を進行

食品管理総括課/有害物質基準課 2021-08-13

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=45657

□ 食品医薬品安全処は欧州に輸出したラーメンで、2-クロロエタノール(2-Chloroethanol)が検出された情報に基づいて**、該当製造業者に対する現場調査を実施し関連製品の検査が進行中である。

 ** 欧州食品飼料迅速警報システム(RASFF):食品・飼料関連迅速な危機対応のために欧州連合(EU)で運営する加盟国間情報共有システム

 

□ 食薬処はラーメンが国民多消費食品であることを勘案し、速やかに該当製造所に対する現場点検を実施して関連製品を回収した。

○ 現場調査の結果、2個の製品は輸出用に生産された後、全量輸出されて国内には流通・販売されておらず、該当製造業所では工程過程でエチレンオキシドを使用していないことが確認された。

○ 農心製品の場合、輸出用原材料である小麦粉、輸出用野菜ミックス、輸出用粉末スープと、国内用完成品(各種海鮮麺)を現場で回収し、2-クロロエタノール検査を進めている。八道製品は業者保管中の輸出用完成品(ラーメン餅炒め(ラポッキ)アメリカ用)と国内用完成品(ラポッキ)を現場で回収して、2-クロロエタノールの検査を進行中である。

○ 該当製造業所の輸出用と国内用製造工程は同じで、麺と粉末スープ、野菜ミックス(液状スープ)の一部原材料の構成は輸出用と国内用では一部違いがあった。

 

□ 食薬処は、検査結果が出次第、速やかに公開する予定であり、今後も海外情報に対する継続的な監視を介した安全な食品が国内に流通できるように最善を尽くす。

 

Q&A

2-CE関連

1-1)エチレンオキシド(EO)と2-クロロエタノール(2-CE)は、どのような物質か?

☞EOは、一部の国では、香辛料・粉末穀類などの殺菌目的で使用し、2-CEは、EOが塩素(Cl - )と反応して生成されることもあり、様々な化学反応で生成されることがある物質で環境に存在する場合がある。

○(EO)一部の国では、農産物などの燻蒸剤、殺菌剤としても使用されており、病院機器や医療用品の滅菌用途で多く利用されている。

- 加えて、エチレングリコール、グリコールエーテル、界面活性剤など様々な化合物製造原料として使用されている。

○(2-CE)殺菌・消毒用に使用されたEOの反応産物

- 化学工業の様々な反応に使用されるEOの中間体、副産物などで生成されることがあるが、環境にも存在することがある。

 

1-2)EOと2-CEの毒性は?

☞国際的にEOは人体発がん物質、2-CEはEOとは異なり発がん性はないと分類している。

○ 国際がん研究所(IARC)ではEOを吸入時、人体発がん性物質(Group 1)で分類している。

- ただし、今回検出された2-CEはEOとは区別して管理することが必要だと判断しており、米国とカナダでも欧州連合(EU)とは異なり、2-CEとEOを別個の物質として管理している

 

1-3)国内EOと2-CEの許容基準値は?

☞EOは、国内未登録農薬なので、PLS一律基準0.01 ppmを適用して、環境由来および自然生成可能な2-CEは基準設定を検討中

○ EOは海外で農産物に使用する燻蒸剤(農薬)や、国内では使用不可なのでPLS *一律基準「0.01 ppm以下」適用

* 農薬許可物質リスト管理制度(Positive List System):使用が許可された農薬は該当残留基準を適用して、未登録農薬は一律基準「0.01ppm以下」で管理

- 2-CEは農薬としてのEO使用に関連せずに非意図的に製造工程中に汚染されたり発生する可能性があり、汚染物質としての基準設定を検討中です。

* 非意図的汚染可能物質は、「最小量の原則(ALARA)」に伴う適用予定

** 最小量の原則(As Low As Reasonably Achievable):公共政策的利益と損失を考慮して合理的に達成可能なレベルまで暴露量を低く維持

 

1-4)EOと2-CEの諸外国の基準はどうか?

☞米国・カナダでEOは7〜50 ppm、2-CEは940 ppmでそれぞれ基準を運営し、欧州連合はEOと2-CEの合計として0.02〜0.1 ppm、その他の国は基準なし

 

[FSA] FSA blog 戦略的サーベイランスと食品シグナル優先順位付け

Strategic surveillance and food signal prioritisation

Jesús Alvarez-Piñera, Head of Data, Posted on:6 September 2021

https://food.blog.gov.uk/2021/09/06/strategic-surveillance-and-food-signal-prioritisation/

データ部長のJesús Alvarez-Piñeraが、英国の公衆衛生にリスクとなる可能性のある世界の新興食品安全ハザードを先回りして見つけるホライゾンスキャンアプリケーションであるシグナル優先順位付けダッシュボードの開発についての知見を提供する

 

我々はFSAの戦略的サーベイランスチームが、食品飲料連盟(FDF)のデジタルトランスフォーメーション賞の最終選考に残ったことを発表するのを嬉しく思う。ノミネートされたのはシグナル優先順位付けダッシュボード(SPD)で、これは英国の公衆衛生にリスクとなる可能性のある新興食品安全ハザードを同定するために、世界の食品と飼料と食品摂食物質のシグナルを前向きに同定するホライゾンスキャニングアプリケーションである。

この機会にもう少しこのチームとその仕事を説明しよう。

戦略的サーベイランスサービス

戦略的サーベイランスサービスは2017年にFSAの食品サーベイランスの武器を強化し食品安全任務を支援するために作られたデータサイエンスチームである。

このチームは、機械学習と人工知能を使ってデータをインテリジェンスに変えるツールや技術を開発する。これにより我々や外部のユーザーがより早くより良い情報を得て消費者を守るための行動をする役に立つ。

そのように内部で開発されたツールの一つがSPDである。

フードシステムの中にあるリスク

FSAは以前、フードシステムのリスクを効果的に管理するためには、リスクを能動的に認識するメカニズムが必要であることを認識した。このメカニズムは多様な情報源に簡単にアクセスできて必要に応じた検索ができる単一の収納場所(レポジトリー)である必要がある。ツールを開発する前は、それはマニュアルで、資源を多く使う使うプロセスで、効果的行動をおこすために十分早期にシグナルや指標が同定できなかった

シグナル優先順位付けダッシュボード

SPDは食品安全情報システムとして機能するホライゾンスキャニングアプリケーションである。それは毎日50以上のオープンソースからの食品、試料、食品摂食物質関連シグナルを単一のアクセスポイントに集約する。

それぞれのシグナルはその国にとって食品ハザードとなる可能性があるあるいはハザードと認定されて情報源によって「アラート」としてフラグがつけられているものである。情報源は食品機関、警告システム、メディアを含む。SPDは自動的に抽出し、翻訳し(外国語の場合)、きれいにしてデータとして標準化する。シグナルはハザードの重症度に応じて分類され、それがユーザーフレンドリーなダッシュボードを介してエンドユーザーに提供される

 

食品シグナルのトレンドを同定する

ツールには、食品リスクをより良く理解するのに役立つ4つの重要なタブがある

1.トレンド 24時間以内に集めたシグナルをハイライトする

2.優先順位高/中/低 ハザードの重症度による分類

3.新興リスク 過去30/60/180/360日以内に見られなかった「国-作物-ハザード」の組み合わせ

4.アドバンス検索

 

SPD開発の課題

SPD構築にあたって直面した二つの課題は

・技術用語の翻訳

・異なるユーザーグループにとってのハザードの優先順位付け

 

フードシステムにとってのSPDのインパクト

SPDはユーザーにデータソースとシグナルの優先順位付けに使ったロジックに冠して完全なる透明性とコントロールを提供した。それは英国に影響する可能性のある食品安全問題への我々の概観を劇的に改善した。

SPDは我々の第三者システムへの依存を減らし、予算節減になった。また第三者システムより一週間早くシグナルを報告する。この通知が早いことが計り知れない価値がある

 

SPDの将来

公開性と透明性はFSAの重要な柱である。

我々は集めたデータの多くをオープンデータとして公表している。FSA以外の予想されるユーザーにもSPDへのアクセスを提供したい

 

[ASA]ASA裁定

ASA Ruling on Global EMF Solutions Ltd t/a energyDots

08 September 2021

https://www.asa.org.uk/rulings/global-emf-solutions-ltd-a20-1088360-global-emf-solutions-ltd.html

電磁波の悪影響から守る「デジタルデトックス」と称する製品smartDOT(電子機器に貼ると身体に悪い人工電磁波を変換すると称する薄い磁石)の宣伝について。

提出された根拠は顧客の感想のみで根拠とは言えない。またWiFiが有害であるといった主張にも根拠は無い

(電波に干渉したら携帯つながらないんじゃ?)

 

[FSANZ]食品基準通知

Notification Circular 170-21

​8 September 2021

https://www.foodstandards.gov.au/code/changes/circulars/Pages/Notification%20Circular%20170-21.aspx

意見募集

乳児用調整乳相談ペーパー3-規制枠組みと定義

2021年10月6日まで

 

論文

-農業生物多様性の未開発の可能性がフードシステムの持続可能性に貢献

Untapped potential for agrobiodiversity to contribute to food system sustainability

7-SEP-2021

https://www.eurekalert.org/news-releases/927633

農業生物多様性指標Agrobiodiversity Indexを用いて80カ国を評価した

Nature Food.

生産、消費、保全の3つの分野で最も多様性が大きかったのは消費、小さいのは生産。

https://www.nature.com/articles/s43016-021-00344-3

農業生物多様性指標

.状態

消費 

品種の多様性(例えば長粒米と野生米)、種の多様性(たとえばリンゴとオレンジ)、機能的多様性(穀物や野菜)、使用されていない種

生産

品種の多様性、種の多様性、機能の多様性、使用されていない種、受粉媒介者と天敵、土壌の多様性(土壌生物)、風景の複雑さ

保全

品種の多様性、種の多様性、機能の多様性、使用されていない種

.行動

消費 多様な食品を食べるよう勧めるツール(例えば食事ガイドライン)

生産 間作や輪作のような多様なものを育てる、不耕起や農薬を減らすなどの農法

保全 遺伝子バンクのような資源保護

.コミットメント

消費、生産、保全各分野の政策

(恣意的な指標)

 

-大麻合法化と米国の高校生での使用の関連、1993-2019

Association of Marijuana Legalization With Marijuana Use Among US High School Students, 1993-2019

JAMA Netw Open. 2021;4(9):e2124638

https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2783850

特に影響は見られない

 

-大麻合法化はきれいな屋内空気と公衆衛生を脅かす

Legalization of cannabis threatens clean indoor air and public health

7-SEP-2021

https://www.eurekalert.org/news-releases/927635

American Journal of Preventive Medicineに発表された研究が、大麻の屋内での喫煙を認めている50以上の地域で、顧客と従業員が受動大麻喫煙に暴露されていることを発見。

多くの州は屋内でのタバコや電子タバコの使用禁止を維持しているが、一部の州や地方では大麻の吸入を例外にして、これまでの公衆衛生の進歩を無にしている

 

-新しいオープンアクセスリソースが、ヒト行動のゲノム研究に関するデマに対抗する

New open-access resource counters misinformation on genomics studies of human behavior

7-SEP-2021

https://www.eurekalert.org/news-releases/927641

Nature Geneticsの特集。

知能や収入、性行動に与える遺伝子の影響についての新しい研究は人々に注目されるが、人種や社会的不平等への信念を正当化するためにも使われる。HastingsセンターはそれらについてのFAQをまとめた。

Genomic Findings on Human Behavior and Social Outcomes

https://www.thehastingscenter.org/genomics-research-index/

 

-より健康的なスーパーマーケットのレイアウトが顧客の食品選択を改善する、研究が示す

Healthier supermarket layout improves customers’ food choices, study shows

7-SEP-2021

https://www.eurekalert.org/news-releases/926204

Southampton大学の新しい研究は、レジと通路の端近くからお菓子やその他の不健康な食品を排除し店舗の入り口近くに野菜や果物をおくと顧客の購入が依り健康的になることを示した。全国スーパーマーケットチェーンIceland Foods社との協力でイングランドの何カ所かでモニタリングした。PLOS Medicineに発表。配置換えにより各店舗で週あたりの野菜果物の販売が約10000個増えお菓子の販売が約1500個減った。この結果は英国政府の政策が人々の食生活に良い影響を与えることを示唆する根拠となる

 

-社会ストレスの急増が人口減少に寄与するかもしれない

Boom in social stress may contribute to population decline

7-SEP-2021

https://www.eurekalert.org/news-releases/927697

マサチューセッツ大学Amherstの環境健康科学者が2064年から始まると予想される世界人口の減少を説明する役に立つ「見過ごされている仮説」、ソーシャルストレスを開発した。

Endocrinologyに発表されたレビュー。予想される人口減少は死亡率の増加ではなく生殖減少によってもたらされ、それが生物学的変化というよりは社会的変化による。

(人間のコンタクトインヒビション仮説。既に人口減少が始まっている日本ではさらに「感染症予防のため」減少が加速するだろう。内分泌学会がずっと主張してきた「ダイオキシン・環境ホルモン」よりそうした社会的状況の影響のほうがはるかに大きいだろうことは確か。)

 

-Natureワールドビュー

如何にして不正行為が心理学の前進に役立つか

How misconduct helped psychological science to thrive

07 September 2021  Jelte Wicherts

https://www.nature.com/articles/d41586-021-02421-w

良くない振る舞いへの草の根対応が改革を促した-そして続けるべきである

10年前の今日、私は元同僚のオランダの心理学者Diederik Stapelが何十もの論文でのデータのねつ造を認めたというツイートに驚いた。それからおこったことは不正対策を遙かに超えて、研究をどうやって改善するかについての議論だった。たくさんの若手研究者がソーシャルメディアを使ってバイアスに対策する方法について考えた。それは対話を変えた。2011年より以前は、私の心理学における統計エラーやバイアスを調べる研究費申請は優先順位が低いとして何度も却下されていたのに2012年には資金提供を受けて今の研究グループを立ち上げた。

今年8月には行動科学スーパースターDan Arielyの論文のデータねつ造が注目された。この事例は研究に期待されていることがどれだけ変わったか、さらにどれだけのことをすべきかを調べるチャンスである。

 

-Natureコメント

疾患リスクの個別プロファイルは健康に関する全ての側面を捉えなければならない

Personalized profiles for disease risk must capture all facets of health

06 September 2021  Mark McCarthy & Ewan Birney

https://www.nature.com/articles/d41586-021-02401-0

個別医療や病気予防法提供のためには、我々は遺伝的リスクスコアだけではなく個人の変化する環境と健康を反映した指標を含める必要がある

多くの科学者や臨床医が遺伝子プロファイリングを医療記録に組み入れることを求めている。一方そのような情報の臨床上の価値は誇大宣伝されていると言う人もいる。こうした議論はしばしば単に遺伝的リスクの理解を改善することだけが課題ではないことを忘れる。

ここに我々は臨床医学は個人の遺伝的及び非遺伝的両方のリスクのより全体的な測定法を開発し、それを臨床データと組み合わせてより良い医療を提供するために学ばなければならないと主張する

 

個別化への道のり

・環境要因

ライフスタイル、収入、医療へのアクセス、暴露、文化

・遺伝子データ

希な遺伝子変異、良くある遺伝子変異、多様な集団

これらをあわせて疾患リスクを予測する

経時的臨床的測定(がん検診、健康診断、血液検査など)

疾患リスクと状態についてのダイナミック個人プロフィール

パーソナライズドメディスン

検診や予防や治療に関する個人ごとの助言

(もっともなんだけどデータとるの大変。食事一つとっても個人の生涯における変動を調べたデータなんてほとんどない。そこまでする必要があるかどうかもわからないけれど)

 

その他

-シンガポールホームチーム科学技術庁(HTX)

HTX地上ロボットがTOA PAYOHセントラルで公衆衛生と安全性強化のために公務員のサポート試験中

[MEDIA RELEASE] HTX GROUND ROBOT ON TRIAL AT TOA PAYOH CENTRAL TO SUPPORT PUBLIC OFFICERS IN ENHANCING PUBLIC HEALTH AND SAFETY

5 September 2021

https://www.htx.gov.sg/news/media-release-htx-ground-robot-on-trial-at-toa-payoh-central-to-support-public-officers-in-enhancing-public-health-and-safety

人通りの多い公共空間のパトロールと調査のためのロボットXavierが9月5日から3週間試運転する。禁煙区域での喫煙、違法駐輪、5人以上で集まっているなどの望ましくない行動を見つけるとリアルタイムで警告を出しコントロールセンターに通報する

ロボットの写真あり

 

-Veniceのカイロプラクターがサラソータの学生に500以上のマスク免除署名をしたため学校区の新しい方針

New policy for school district after Venice chiropractor signs 500+ mask exemptions Sarasota students

Sep. 1, 2021

https://www.heraldtribune.com/story/news/2021/09/01/sarasota-tightens-mask-rule-after-venice-chiropractor-signs-exemptions/5655950001/

カイロプラクターのDan Buschがマスクをつけたくない人に「医学的理由での免除」書類を乱発したため、免除書類を書ける医療の専門家からカイロプラクターを除外。この学校区では学校ではマスクが義務となっており、全免除書類の約1/3がDan Buschによる。噂では署名済みの書類をばらまいている。

(写真ではマスク義務が発行した8月30日の週に学校の正面で反マスク団体「Moms For Liverty」の支持者が保護者や子どもたちにマスク反対を呼びかけた、とある。ほとんどの人は義務に従っている。)

 

-オハイオの判事は病院にCOVID患者にイベルメクチン投与を強制することはできないと判断

Ohio judge rules hospital cannot be forced to give ivermectin to COVID patient

Sep. 7, 2021

https://www.usatoday.com/story/news/nation/2021/09/07/judge-rules-hospital-cannot-forced-give-ivermectin-covid/5750384001/

8月20日にJulie SmithがCOVID-19になった夫にイベルメクチンを使うようButler郡の一般訴訟裁判所に訴え、Gregory Howard判事が8月23日に医師Fred Wagshul(FLCCCのメンバー)による処方、毎日30 mgのイベルメクチンを三週間、を夫に与えるよう指示した。しかしMichael Oster Jr.判事がそれを取り消し。

 

-「家のラボ」で作られているという苦情を受けて、ナチュロパスが糞便から作った錠剤と浣腸の販売を禁止される

Naturopath banned from selling pills, enemas made from feces after complaint they were made in 'household lab'

Bethany Lindsay · CBC News  Aug 31, 2021

https://www.cbc.ca/news/canada/british-columbia/bc-naturopath-fecal-transplants-college-naturopathic-physicians-1.6159260

Jason Klopは糞便移植が自閉症を治療できると主張

ブリティッシュコロンビアナチュロパスカレッジは、もと従業員からの告発を受けて「異例の対応」をとったという

CBC ニュースは約20ヶ月前からKlopのビジネスについて報道してきた

 

-ラスベガスの男性がニセのCOVID-19治療を販売した罪で告発された

Las Vegas man accused of making, selling fake COVID-19 treatment

August 31, 2021

https://www.reviewjournal.com/crime/las-vegas-man-accused-of-making-selling-fake-covid-19-treatment-2430660/

月曜日に、Elias Daniel Beltran Suarez、53才がミラクルミネラル溶液二酸化塩素を自閉症、COVID-19、がんの治療薬としてソーシャルメディアプラットホームで販売していたことで警察に逮捕された

 

-Trudeau首相への攻撃は驚きではない、専門家は言う、さらに政治家に対する暴力を警告

Attack on Trudeau unsurprising, experts say, warning of future violence against politicians

September 7, 2021

https://globalnews.ca/news/8172664/national-security-attack-trudeau-future/

選挙運動中石を投げられた

極右過激派が反ワクチン活動家と合流して区別がつかなくなっている。カナダでは極右過激派の成長にCOVID-19が相当影響している