2021-11-11

[EFSA]意見等

-東欧近隣政策諸国の食品安全分野のリスク評価活動の概要

Overview of risk assessment activities for the food safety area in East European Neighbourhood Policy countries

EFSA Journal 2021;18(11):e191101 5 November 2021

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/e191101

(技術的報告書)

2020年11月4日にオンラインで開催した、東欧6カ国(アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ジョージア、モルドバ、ウクライナ)と、世界保健機関(WHO)、欧州委員会(DG SANTE 及びDG‐NEAR)、ドイツ連邦リスク評価研究所のワークショップの報告書。

 

-全ての動物種用アミノ酸水和物のマンガンキレートからなる飼料添加物の安全性と有効性(Zinpro Animal Nutrition (Europe) Inc.)

Safety and efficacy of a feed additive consisting of manganese chelate of amino acids hydrate for all animal species (Zinpro Animal Nutrition (Europe) Inc.)

EFSA Journal 2021;19(10):6895 29 October 2021

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6895

(科学的意見)

 

-全ての動物種用アミノ酸水和物の亜鉛キレートからなる飼料添加物の安全性と有効性(Zinpro Animal Nutrition (Europe) Inc.)

Safety and efficacy of a feed additive consisting of zinc chelate of amino acids hydrate for all animal species (Zinpro Animal Nutrition (Europe) Inc.)

EFSA Journal 2021;19(10):6897 29 October 2021

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6897

(科学的意見)

 

-全ての動物種用カシューナッツの殻の液体からなる飼料添加物の安全性と有効性(Oligobasic Europe)

Safety and efficacy of a feed additive consisting of cashew nutshell liquid for all animal species (Oligobasic Europe)

EFSA Journal 2021;19(10):6892 29 October 2021

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6892

(科学的意見)

 

-全ての動物種用アミノ酸水和物の銅(II)キレートからなる飼料添加物の安全性と有効性(Zinpro Animal Nutrition (Europe) Inc.)

Safety and efficacy of a feed additive consisting of copper (II) chelate of amino acids hydrate for all animal species (Zinpro Animal Nutrition (Europe) Inc.)

EFSA Journal 2021;19(10):6896 29 October 2021

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6896

(科学的意見)

 

-全ての動物種用Melissa officinalis L.の葉由来乾燥水性エタノール抽出物から成る飼料添加物の安全性(Nor‐Feed SAS)

Safety of a feed additive consisting of a dried aqueous ethanol extract from the leaves of Melissa officinalis L. for all animal species (Nor‐Feed SAS)

EFSA Journal 2021;19(10):6904  29 October 2021

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6904

(科学的意見)

 

-ゼラチン中のニトロフランとその代謝物の存在

Presence of nitrofurans and their metabolites in gelatine

EFSA Journal 2021;19(10):6881 29 October 2021

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6881

(科学的報告書)

EU委員会規則2019/1871がニトロフランとその代謝物に設定した介入参照値(RPA) 1 μg/kgの3倍を超える量で、イタリアの機関がゼラチン中にセミカルバジド(SEM)を検出したことを受けて、欧州委員会はEFSAに入手可能なゼラチン中のニトロフランとその代謝物の由来を調べるようEFSAに委任した。欧州委員会はEFSAに、食品加工中に生じるSEMとニトロフラゾンでの違法処理により生じたSEMを区別するアプローチの提出も求めた。文献からは、遊離及び高分子と結合したSEMどちらも、食品加工中に消毒剤などの使用および/または様々な食品成分の反応から生じて、ゼラチンなどの食品に検出される可能性があり、そのため、SEMは動物製品のニトロフラゾン乱用の明白なマーカーと見なすことはできないことが示されている。 どの加工条件が生産中にゼラチンにSEMを形成することになるのか、どのくらいの量が見つかるのか、より詳細を調査するよう助言した。ニトロフラゾン由来SEMとゼラチンなど食品生産中の他の供給源由来SEMとを区別する1つの可能性のあるアプローチが、ゼラチンサンプル中のSEMの結合:遊離の比率の決定に基づく方法である。だが、SEMの結合:遊離の割合がニトロフラゾン乱用から生じるSEMと他の供給源由来SEMとを明確に区別できるかどうかは、まだ証明する必要がある。

 

-EFSAニュース速報:植物保護製品とその残留物に関するパネル-2021年11月10日

EFSA Breaking news: Panel on Plant Protection Products and their Residues - 10 November 2021

2021/11/10

https://www.youtube.com/watch?v=BFGQuB93XaI

Breaking news

 

-ウェビナー:農薬の有効成分の申請手順と最大残留基準(MRLs)

Webinar: Application procedure for active substances in pesticides and maximum residue levels (MRLs)

2021/11/09

https://www.youtube.com/watch?v=F9FwCco-fso

YouTube動画

 

[FSA]健康で持続可能な食生活: 消費者調査

Healthy and Sustainable Diets: Consumer Poll

8 November 2021

https://www.food.gov.uk/research/research-projects/healthy-and-sustainable-diets-consumer-poll

英国食品基準庁(FSA)はIpsos MORIと共同で、健康的で持続可能な食生活に関する消費者の行動や態度を理解するために、イングランド、ウェールズ、北アイルランドで消費者調査を実施した。

主な調査結果

健康的な食生活に関する消費者の見解

健康的な食生活がどういうものか知っている(75%)

食事が健康に与える影響を理解している(78%)

自分の食べ物が「健康的」だと思う(65%)

健康的な食生活は重要だと考えている(87%)

自分の食生活をより健康的なものに変えたい(5分の3以上)

より多くの果物や野菜を食べたい(68%)

カロリー摂取量を減らしたい(61%)

 

健康的な食生活への妨げがある(77%)。理由:健康的な食品のコスト(33%)

 

持続可能な食生活に関する消費者の見解

持続可能な食事とは何かを知っている(48%)

自分の食事が環境に影響を与えることを理解している(51%)

環境への影響が少ない食品を購入することは重要だと考えている(約4分の3)

自分の食事が環境的に持続可能だと考えている(49%)

自分の食事をより持続可能なものに改善したい (54%)

 

肉や乳製品の摂取に関する見解は意見がより大きく分かれた。

肉を食べる量を減らしたい(41%)、減らしたくない(34%)

乳製品を食べる量を減らしたい(33%)、減らしたくない(34%)

 

持続可能な食生活への妨げがある(71%)。

理由:持続可能な食品のコスト(29%)、持続可能なものとそうでないものについての理解不足(16%)

 

[FDA]食うべきか食わざるべきか: 食品の装飾製品は安全ではない

To Eat or Not to Eat: Decorative Products on Foods Can Be Unsafe

11/05/2021

https://www.fda.gov/consumers/consumer-updates/eat-or-not-eat-decorative-products-foods-can-be-unsafe

あなたのもうすぐ6歳になる子どもは、パーティーのためにおとぎ話のお城の形をした、虹とユニコーンとプリンセスの載った精巧なバースデーケーキを焼いてほしいと思っている。あなたはオンラインでケーキの装飾ビデオを見つけたが、それは安全に食べられるかわからない成分を使用している。

FDAは、食品への使用を促す装飾のグリッターやダストには、実際、食べてはいけない素材を含むものもあることを認識してほしいと思っている。

多くの装飾用のグリッターやダストは、インターネットを通して、また工芸品やベーカリー用品店で、luster dust、disco dust、twinkle dust、sparkle dust、highlighter、shimmer powder、pearl dust、petal dustなどの名前で販売されている。さらに、様々なオンライン指導動画、ブログ、記事では、ケーキ、カップケーキ、ケーキポップなどの食品を装飾するのに、これらのグリッターやダストの使用を促している。

食品に使用するために特別に生産された、食べられるグリッターやダストもある。これらの製品は安全に食べられる成分から作られている。だが、そうではないものもある。

食べられるものと食べられないものの見分け方

食べられるものと食べられないものを見極めるためにできる簡単なことがある:

 

・食品への使用を検討している装飾製品の表示を注意深く確認しよう。食べられるグリッターやダストを作る企業は、表示上に成分表を含むよう法律で義務づけられている。

・食べられるグリッターやダストの一般的な成分は、砂糖、アカシア(アラビアガム)、マルトデキストリン、コーンスターチ、マイカ(雲母)ベースのパール光沢顔料やFD&C Blue No. 1などのFD&C着色料など、特別に食品への使用が認可されている着色料などである。

・多くの食べられるグリッターやダストは表示上に「食用」と明記されている。単に表示に「無毒」や「装飾目的のみ」と記載されていて、成分表が含まれていなかったら、その製品を食品に直接使用してはならない。

・食べられない装飾品で食品を装飾することを選んだ場合は、その食品を取り分けて食べる前に、必ず装飾品を取り除くこと。

 

パン屋さんと話そう

焼かないで買う場合は?

焼き菓子に使用する装飾製品の種類についてパン屋さんと話そう。全て食べられる成分でできていますか?

疑わしい場合は、食べられることを確認するために装飾品の表示を見せてもらうよう頼むこと。インターネット上で販売されているグリッターやダスト製品についても情報を得ること。購入前に製造者から成分情報を提供してもらうよう販売者に依頼しよう。

 

パン屋さんへの注意

FDAは、連邦食品・医薬品・化粧品法や適用可能なFDAの規則に従う食品を生産することは食品製造者としての責任である、と全てのパン屋さんに注意喚起している。安全ではない成分を含む食品の製造業者は、安全ではない製品を市場から閉め出すためにFDAの強制措置の対象となる可能性がある。

食品の装飾に使用するグリッターやダストの成分の規制の現状について特定の質問があれば、premarkt@fda.hhs.govで食品添加物局に連絡すること。

 

[FAO]農業食料システムで食品安全と栄養を統合する

INTEGRATING FOOD SAFETY AND NUTRITION IN AGRI-FOOD SYSTEMS

https://www.fao.org/3/cb6679en/cb6679en.pdf

栄養感受性のある農業食料システムについての近東と北アフリカ地域ネットワーク

この地域向けの助言

 

[ASA]アルコール啓発週間2021-アルコールと人間関係

Alcohol Awareness Week 2021 – Alcohol and relationships

11 Nov 2021

https://www.asa.org.uk/news/alcohol-awareness-week-2021-alcohol-and-relationships.html

今年のアルコール啓発週間のテーマは「アルコールと人間関係」で、人々にアルコールが我々のつながりや相互作用に与える影響について反省する機会を提供する。広告はアルコール規則に従って責任をもって。

正しい事例を設定する

代わりのものでリフレッシュ?

(新しい)日常に戻ろう

さらなる助言

 

[USDA]季節のスナック:リンゴ、スパイス、そして‘NatureSeal’は素晴らしい

Snacks of the Season: Apples, Spice & ‘NatureSeal’ Nice

Ashley Murdie,  Nov 10, 2021

https://www.usda.gov/media/blog/2021/11/10/snacks-season-apples-spice-natureseal-nice

秋も深まり新鮮で歯ごたえの良いリンゴは最高だろう。USDAの開発したNatureSeal®という特許を取得したコーティングによって、生鮮カットリンゴは褐変を心配しないで簡単に持ち運べる。USDAのARSとMantrose-Haeuser, Co., Inc,社がビタミン塩とミネラルの混合物を使ってスライスしたフルーツを最大冷蔵庫で28日まで色や風味やテクスチャーを変えること無く長持ちさせるコーティングを開発した。その結果として毎年利用できるリンゴが何百万トンも増え、農家と消費者に利益をもたらした。ERSによると、リンゴは2019年の損失分を調整した消費できる果物のトップで、概ね一人あたり10ポンド(4.5kgくらい)の生鮮リンゴ、缶詰・冷凍・乾燥リンゴで一人あたり3.3ポンド(1.5kgくらい)である

リンゴの美味しい食べ方には

・シナモン&スパイス:砂糖とシナモンを同量にナツメグをほんの少し混ぜてスライスしたリンゴに振りかけて簡単アップルパイ。お手伝いさんがいない?全部をジップロックの袋に入れて混ぜよう。

・カラメル、リンゴ&チーズの串刺し:印象的アペタイザーに最適。角切りリンゴと好みのチーズを交互に串に刺す。熱いカラメルソースをかけて好みのトッピングを加えよう。乾燥クランベリー、マカダミアナッツ、クルミ、砕いたプレッツェル、ハバーティなどが美味しい

リンゴの素晴らしいレシピはたくさんあって迷う!あなたが好きなリンゴ料理は?

(アメリカ人一人あたりの果物の入手可能量グラフがある。生鮮で最も多いのはバナナ、オレンジは圧倒的にジュースで消費されている。NatureSealのおかげで学校給食にカットリンゴが出せるようになったとのこと。

食品添加物や加工があって多くの人たちが果物が食べられることを認識していない「公衆衛生」研究者が多いので紹介しておく。)

 

[EPA]EPAは立証されていないCOVIDに関する主張をしている未登録製品を販売した99 Ranchに罰金を科す

EPA fines 99 Ranch for selling unregistered product with unsubstantiated COVID claims

November 10, 2021

https://www.epa.gov/newsreleases/epa-fines-99-ranch-selling-unregistered-product-unsubstantiated-covid-claims

EPAは99 Ranch マーケットを運営しているWelcome Market社が、未登録消毒製品G-Sol抗菌スプレー販売に関して206,805ドルの罰金を払うことで合意したと発表した。

適切な試験を行わず登録されていない消毒剤は消費者にとって深刻なリスクとなる。

EPAに登録されている製品の最新リストは以下から

About List N: Disinfectants for Coronavirus (COVID-19)

https://www.epa.gov/coronavirus/about-list-n-disinfectants-coronavirus-covid-19-0

 

[DAFM]農業、食品、海洋2021年次レビューと展望

Annual Review and Outlook for Agriculture, Food and the Marine 2021

10 November 2021

https://www.gov.ie/en/publication/91e7e-annual-review-and-outlook-for-agriculture-food-and-the-marine-2020/

アイルランドの農業食料部門の詳細な全体像と将来展望を提供する

 

SMC UK

砂糖の多い餌を与えられたマウスと精神疾患についての専門家の反応

expert reaction to mice fed on high-sugar diets and psychiatric disorders

NOVEMBER 10, 2021

https://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-mice-fed-on-high-sugar-diets-and-psychiatric-disorders/

Science Advancesに発表された研究がマウスの青年期の砂糖の多い餌と精神疾患を調べた

Reading大学神経科学・精神薬理学・精神衛生教授Ciara McCabe教授

これは齧歯類の脳と行動に与える精神病的行動のリスク要因と砂糖の相互作用についての興味深い研究であるがヒトに当てはめるには注意が必要である。

Open大学応用統計学名誉教授Kevin McConway教授

これはマウスでの詳細な実験と死亡したヒトの脳の幾分かの測定に基づく研究で、ヒトでの砂糖摂取をまったく調べていないのでどうやってヒトでの影響を語ることができるだろうか?そして私のような統計学者が何故この研究にコメントしている?マウスでの実験がヒトについては何も語れないことについてもう少し詳しく説明する必要があると思ったからだ。(以下長い説明)

UCL遺伝学研究所名誉教授David Curtis教授

この研究は砂糖の多い食事が精神疾患リスクを増やすことの根拠を何も提供していない。これは砂糖を多く食べさせたマウスが他のマウスと少しだけ違う行動をするかもしれないことを示した。

我々は砂糖が多いことが精神疾患を起こさないことを完全によく知っている、なぜならもしそうだったら管理の悪い糖尿病患者の精神疾患の率がもっと高いだろうから。砂糖の多い食事はいろいろな点で健康に悪いが、それには精神疾患の原因となることは含まれない。

 

High-sucrose diets contribute to brain angiopathy with impaired glucose uptake and psychosis-related higher brain dysfunctions in mice

https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.abl6077

(これは共著者の多い日本の研究で東京都医学総合研究所からのプレスリリースが出ている

精神疾患の新たなリスク要因(砂糖の過剰摂取)と表現型(脳毛細血管障害)を発見

https://www.igakuken.or.jp/topics/2021/1111.html

新聞報道もされている。

砂糖の取りすぎ、精神疾患のリスクに 脳の毛細血管に炎症 都医総研

11/11(木)

https://news.yahoo.co.jp/articles/a24e3c7bc406c56bab18df9d1264184ce5916430

報道によると「「砂糖の過剰摂取に気を付けてスイーツを楽しんで」と呼びかけている」とのことなので、薄弱な根拠で人々の行動に介入しようとする良くない例になっている。

なおプレスリリースでは砂糖の投与量に一切言及していないが、オリエンタル酵母の特注品で、餌の炭水化物を全てショ糖にしたものと全てデンプンのものとを比べている。スイーツを楽しむ、などというレベルではない。日本の新聞社はプレスリリース丸写しを報道と考えているらしく、他の専門家に聞くといった取材はしないようだ)

 

論文

-COVID-19は小さい子どもの親に健康的食生活からの変更を強いた

COVID-19 forced a shift from healthy feeding practices by parents of young children

10-NOV-2021

https://www.eurekalert.org/news-releases/934487

ミネソタ大学医学部の調査は、COVID-19パンデミック中に小さい子どもたちの親は食事の与え方を変え、規則正しさや自律性支援レベルが下がったことを示す。Appetiteに発表。

より健康的な食生活に関連する行為が減りそれには親のネガティブな気分が関連する。過去18ヶ月に彼らが直面した困難を考えるとそれは理解できるもので、親が再び健康的食週間を確立するためには支援が必要。

 

-新しい検査が都市の土壌中の鉛汚染源を追跡しそのリスクを評価する

New tests track sources of lead contamination in urban soils and assess its risks

10-NOV-2021

https://www.eurekalert.org/news-releases/934509

新しい検査法は、1970年代以前の排気ガスや鉛塗料由来の鉛と現代の発生源由来の鉛とを区別することで、過去の汚染の隠されたリスクを評価するのに特に有用な可能性がある

Science of The Total Environmentに発表されたDuke大学の研究

 

-研究が健康デマの嘘を暴く方法を示す

Study shows how to debunk health misinformation

10-NOV-2021

https://www.eurekalert.org/news-releases/934099

BMJ Global Healthに発表された、スウェーデンのカロリンスカ研究所による、シエラ・レオネでの腸チフスに関する誤解への介入研究。腸チフスは汚染食品や飲料水が媒介する細菌感染であるが、蚊が媒介してマラリアと同時に発症すると間違って信じられている。WhatsAppのメッセージで、736人の成人に無作為化して、デマの間違いを指摘するものと、デマには言及せずに正しい情報を提供するもの、及び対照群として母乳に関するメッセージを伝えた。どちらもデマを信じることを減らすのに有効だったが、最初にデマに言及してそれを否定するほうがより効果的なようだった。

(どんなコミュニケーションが良いのかは状況によって変わるだろう。一部の人たちが震災後欠如モデル無効を錦の御旗に情報提供を妨害しようとしたことは忘れない)

 

-COPの計画立案者はこの極めて重要なサミットに気候正義が欠けていることに憤慨

COP architects furious at lack of climate justice at pivotal summit

10 November 2021

https://www.nature.com/articles/d41586-021-03088-z

オリジナルの国連気候会議のために働いた科学者たちはCOP26が低所得国にもたらすものに疑問

約30年前に最初の国連環境合意案の一部に協力した研究者が、現在のCOP26気候会話では低所得国が見捨てられている、という。

1992年ブラジルでの国連アースサミットでは豊かな国は貧しい国の関心を守ると約束したが資金は提供されずやがて貧しい国も脱炭素の負担をすべきと変化しCOP26ではさらに悪化した。

(途上国の発電所建設資金提供を悪と主張する人たちが正義を名乗る)