[EFSA]意見等
-使用後のPETを食品と接触する物質にリサイクルするために使用されるStarlinger iV+テクノロジーに基づくCircular Plasticsプロセスの安全性評価
Safety assessment of the process Circular Plastics, based on the Starlinger iV+ technology, used to recycle postconsumer PET into food contact materials
EFSA Journal 2022;20(1):7019 17 January 2022
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7019
(科学的意見)
-使用後のPETを食品と接触する物質にリサイクルするために使用されるStarlinger iV+テクノロジーに基づくSrichakra Polyplastプロセスの安全性評価
Safety assessment of the process Srichakra Polyplast, based on the Starlinger iV+ technology, used to recycle post-consumer PET into food contact materials
EFSA Journal 2022;20(1):7020 17 January 2022
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7020
(科学的意見)
-使用後のPETを食品と接触する物質にリサイクルするために使用されるStarlinger iV+テクノロジーに基づくOMT Recycling Projectプロセスの安全性評価
Safety assessment of the process OMT Recycling Project, based on the Starlinger iV+ technology, used to recycle post-consumer PET into food contact materials
EFSA Journal 2022;20(1):7018 17 January 2022
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7018
(科学的意見)
3件とも同じ結論
このプロセスから得られるリサイクルPETを室温で長期保存される全ての種類の食品と接触する物質の製造に100%使用しても、安全上の懸念とはならない。このリサイクルされた PETで作られた最終製品は電子レンジとオーブンで使用することを意図しておらず、そのような使用はこの評価の対象外である。
-イソキサベンの既存MRLsのレビュー
Review of the existing maximum residue levels for isoxaben according to Article 12 of Regulation (EC) No 396/2005
EFSA Journal 2022;20(1):7062 17 January 2022
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7062
(理由付き意見)
更なる検討が必要。
-使用後のHDPEクロージャーを食品と接触する物質にリサイクルするために使用されるStarlinger recoSTAR HDPE FC 1 – PET2PETプロセスの安全性評価
Safety assessment of the process Starlinger recoSTAR HDPE FC 1 – PET2PET used to recycle post‐consumer HDPE closures into food contact closures
EFSA Journal 2022;20(1):7001 17 January 2022
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7001
(科学的意見)
データが不足している
-既存のMRLsレビューを必要としない農薬有効成分
Pesticide active substances that do not require a review of the existing maximum residue levels under Article 12 of Regulation (EC) No 396/2005
EFSA Journal 2022;20(1):7061 17 January 2022
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7061
(声明)
EC規則No 396/2005は、欧州レベルでの農薬の最大残留基準(MRLs)の設定とレビューを規定する規則を制定している。EC規則No 396/2005の12(1)条により、EFSAは指令91/414/EEC付属文書Ⅰの有効成分に含むかどうかの日付から12ヶ月以内にその有効成分の既存のMRLsのレビューに関する理由付き意見を提出する必要がある。この規則の12(2)条では、EFSAは2008年9月2日以前に指令91/414/EECの付属文書Ⅰに含まれる全ての有効成分の既存のMRLsのレビューに関する理由付き意見を2009年9月1日までに提出する必要があると定めている。EC規則No 396/2005の12(1)条または12(2)条でレビューする必要のある有効成分の中で、EFSAはもはやMRLsのレビューは必要ないと考えられる6の有効成分を特定した。EFSAはこれらの物質のMRLsのレビューがいらなくなった理由を説明する声明を作成した。関連する質問はこの声明で対処されたと考えられる。
塩素酸塩(塩素酸マグネシウム、塩素酸ナトリウム、塩素酸カリウムを含む)、塩化ジデシルジメチルアンモニウム(DDAC)、ジメトエート、エトプロホス、メチオカルブ、ニコチン
[EFSA]ONE会議2022年―動画コンテスト近日公開
ONE Conference 2022 - Video contest coming soon
17 January 2022
https://www.efsa.europa.eu/en/news/one-conference-2022-video-contest-coming-soon
One-Health, Environment, Society会議2022年のための概要を受理された著者が、YouTubeで開催される動画コンテストの中で作品/研究を提示する。優勝賞品は今年6月の会議で生で発表するためのブリュッセルへの旅行である。
投票方法
この動画コンテストは2月1~28日にEFSAのYouTubeチャンネルで実施される。視聴者はGoogleアカウントでログインして動画を見て、気に入った動画にいいねボタンを押すことで投票できる。Googleアカウントを持たない視聴者は投票できない。最も多くのいいねをもらった3つの動画が優勝する。
全ての動画は、One Planet、One Society、One Life、Many Waysのテーマに沿った作品プレイリストごとに動画を閲覧できる、One会議のウェブサイト上の専用ページで公開される。
2月1日以降EFSAのYouTubeチャンネルを見逃さずに気に入った動画に投票しよう!
[HSE]Cruiser SB緊急登録報告書
Cruiser SB emergency registration report
Published 14 January 2022
https://www.gov.uk/government/publications/cruiser-sb-emergency-registration-report
2022年の英国のテンサイへのCruiser SBの使用に関するHSEの助言を含む
(ネオニコチノイド(チアメトキサム)の種子処理)
-Defraの主任科学アドバイザーのテンサイへのCruise SBの使用についての助言
Defra’s Chief Scientific Adviser’s advice on the use of Cruise SB for sugar beet
Updated 14 January 2022
2022年のテンサイへのCruiser SBの使用について
[DEFRA]政府は英国の第三回気候変動リスク評価を発表
Government publishes UK’s Third Climate Change Risk Assessment
Published 17 January 2022
https://www.gov.uk/government/news/government-publishes-uks-third-climate-change-risk-assessment
新しい報告書は気候変動に英国がレジリエントあるために前例のない課題があることを認識し、その課題を達成するために既に行われている一連の作業を設定
[DEFRA]REACH化学物質規制に従う方法
How to comply with REACH chemical regulations
Last updated 17 January 2022
https://www.gov.uk/guidance/how-to-comply-with-reach-chemical-regulations
UK REACHはEU REACHの目的と基本原則を維持している。それは以下を含む:
・データが無ければ市販できない‘no data, no market’基本原則
・動物実験は最後の手段
・労働者に情報提供
・予防原則
[IARC]WHO腫瘍分類第5版第6巻:中枢神経系腫瘍
Publication of the WHO Classification of Tumours, 5th Edition, Volume 6: Central Nervous System Tumours
17 January 2022
印刷物入手可能
[CCDC]予め計画されていた研究:中高生の乳と乳製品摂取-中国、2016-2017
Preplanned Studies: Consumption of Milk and Dairy Products Among Junior High and Senior High School Students — China, 2016–2017
Xiaoli Xu et al.,
http://weekly.chinacdc.cn/en/article/doi/10.46234/ccdcw2021.271
82.5%が摂取しているが毎日摂取しているのは44.1%。中国食事ガイドライン(2016)を満たすのは20.4%
全ての乳製品を液状ミルクに換算すると1日平均216.0g摂取、男子生徒のほうが女子生徒より多く、都市部の方が地方より多い
その他
-チャールズ、代替のプリンス:正式でない伝記
Charles, The Alternative Prince: An Unauthorised Biography
by Edzard Ernst (Author)
https://www.amazon.co.uk/Charles-Alternative-Prince-Unauthorised-Biography/dp/1788360702/ref=sr_1_7
Ernst先生新刊、2022年2月1日発売
チャールズ皇太子の、根拠のない代替療法推進の様子を記述
目次等以下
CHARLES, THE ALTERNATIVE PRINCE
Monday 17 January 2022
https://edzardernst.com/2022/01/charles-the-alternative-prince/
-パンデミックは何百万人もを肥満に押しやったかもしれない
Pandemic may have pushed millions more into obesity in 'perfect storm'
By Jennifer Rigby, 17 January 2022
世界中で肥満増加を示唆する初期データが報告されている。特に子どもと若者。
現時点ではパンデミックの肥満への影響を断定することはできないが注意する必要がある
(貧しい国で飢餓が増えた一方でこれ)
-明らかになった:多くの良くあるオメガ3魚油サプリメントは「酸敗」している
Revealed: many common omega-3 fish oil supplements are ‘rancid’
Richa Syal Mon 17 Jan 2022
独立したテストで、市販の多数の製品が酸化した油を使っていて、しばしば悪臭を香料で誤魔化している
Labdoorが数年にわたって行った分析で、60の大規模小売りブランドの魚油サプリメントで10検体あたり1検体以上が酸敗していて、約半分は最大値と同程度。
(魚油は酸化しやすいので品質管理が重要なのだがサプリはいいかげんなものが普通にある)
-消費者が培養肉を受容したり拒否したりする理由は?
Why do consumers accept or reject cultivated meat?
05-Jan-2022 By Flora Southey
https://www.foodnavigator.com/Article/2022/01/05/Why-do-consumers-accept-or-reject-cultivated-meat
培養肉が成功するかどうかは消費者受容による。その要因は?
消費者受容についての深い知識を得る
倫理と環境の懸念
これらの知見が培養肉生産者に役立つか?
Appetiteの論文「Review of factors affecting consumer acceptance of cultured meat」紹介
(圧倒的に味と値段だと思うのだけれどそれは除外)
-COVIDを巡るコミュニケーションが如何にして科学不信を悪化させたか
How Communication around COVID Fuels a Mistrust of Science
By: Joseph V. Sakran, Kavita K. Patel January 6, 2022
scientific americanに掲載されたCDCへの批判
(隔離期間の短縮が事業継続を考慮したものであるから科学無視だと主張、等。これはこれで一面的)