2022-05-17

[MFDS] [報道参考] 不良・腐敗原料使用防止のために規定の明確性確保

食品基準課 2022-05-03

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46356

□ 食品医薬品安全処は、「腐敗・変質」定義新設、「品質と鮮度良好」定義補完など、食品原料の具備要件を明確化することを主な内容とする「食品の基準及び規格」告示改正案を5月3日行政予告する。

□ 主な内容は、▲食品原料具備要件の明確化、▲カプセル類のpH規格削除、▲氷類のpH規格改訂などである。

○ 食品原料の安全性と健全性を確保するために、食品原料の具備要件*中「腐敗・変質」の定義を新設して、「品質と鮮度が良好」の定義を補完して改正する。

* 原料などの具備要件:原料は品質と鮮度が良好で、腐敗・変質したり、有毒・有害物質などに汚染させないことで安全性を有していなければならない。(第2.食品一般に対する共通基準及び規格)

< 「品質と鮮度が良好」および「腐敗・変質」の定義>

区 分

定 義

「腐敗・変質」

定義新設

原料の「腐敗・変質」とは微生物などによってタンパク質、脂肪などが分解されて悪臭と有害物質が生じたり、食品固有の臭い、色、外観または組織が変わることをいう。*

「品質と鮮度が良好」

定義改正

原料の「品質と鮮度が良好」ということは、農・林・畜・水産物及び加工食品の場合、この告示で規定している基準と規格に適合したことをいう。また、農・林産物の場合、固有の形態と色彩を持ち、既に異臭があってはいけないが、その栽培、採取などの過程で一部キズや損傷した該当部位を除去して食用に適合するようにしたものを含む**ので、海藻類の場合、外観はその種類が分かるほどに形状と色が損なわれていないことをいう。

 

* 定義新設 / ** 定義改正

- 今回の改正で品質が落ちて非衛生的な食品原料の使用を防止でき信頼できる流通環境が醸成されると期待する。

○ カプセル類にpH規格(3.0~7.5)を設定*して管理していたが、pH規格管理の実効性が低く、諸外国でもpH規格がカプセル類に設定されない点** などを考慮して、カプセル類のpH規格を削除する。

* ゼラチンで製造されるカプセル類にはゼラチンと同じレベルのpH規格(3.0~7.5)が品質指標と設定される

** カプセル類のpH基準は韓国・日本だけ設定していて、アメリカ・EUを含めたほとんどの国は未設定

- これまでpH規格によりカプセル類の製造時内容物保護のための遮光目的の食品添加物使用に制限が多かったが、今回の改正で多様な製品の開発・生産基盤が用意されると期待する。

※ 最近、カプセルに遮光目的で使用が検討されている炭酸カルシウムは塩基性で、炭酸カルシウム使用製品はカプセルのpH規格を満たすことができない

○ 食用水の水質基準(pH 4.5~9.5)と食用水で製造される食用氷のpH規格(pH 5.8~8.5)が異なる問題点を改善するために、氷類のpH項目を食用水の水質基準と一致するように改正する。

* (現行)氷類のpH 5.8~8.5 →(改正)pH 4.5~9.5

 

[MFDS] [部署合同] 食品として適さない輸入糖蜜400トン、飼料として再利用される 

輸入食品政策課 2022-05-02

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46353

□ 食品医薬品安全処と農林畜産食品部は、輸入食品通関検査で不適合と判定された植物性原料などを飼料として再利用できるよう5月2日に初めて用途転換を承認して、糖度含有量未達で破棄処分危機にあった糖蜜* 400トン(8,900万ウォン相当)を再利用できるようにした。

* 糖蜜(Molasses):ビートやサトウキビから糖を取り出して残った汁液。食品では調味料の原料として、飼料では嗜好性改善などの目的で使用

○ 食薬処と農食品部はこれまで通関検査で不適合輸入食品を穀類・豆類に限り飼料用途に転換できるようにしていたが、3月21日からは積極行政制度*を活用して全ての植物性原料とこれを加工した食品**まで対象を拡大し、今回の制度改善後の初適用事例である。

* 公務員が不合理な規制の改善など、公共の利益のために積極行政委員会の審議を通じて業務を積極的に推進できるようにする制度

**「食品の基準及び規格」に従う植物性原料を使用して製造・加工したもので、動物性原料が混合されない加工食品(例:糖蜜、澱粉、小麦粉など)

< 不適合輸入食品処理規定(現行)>

√(原則)①輸出国へ返送または第3国に搬出、②廃棄(焼却など)

√(例外) 穀類・豆類:農食品部長官承認*を経て飼料用への用途転換許可

* ①用途変更申請理由、②変更申請する物量を確認できる書類、③輸入申告による輸入飼料検定結果の確認 →「飼料輸入申告済み証」発行

□ 今回の措置は既存の飼料用用途転換対象であった穀類、豆類以外にも、輸入食品の飼料用用途転換可能品目の範囲を拡大していくという輸入業界の提案に従って推進された。

○ 昨年10月から食薬処と農食品部は飼料協会・農協・飼料成分協会など利害関係者と懇談会を開き、飼料転換許容品目拡大と事後管理強化方案に対する意見収斂過程を経て、今回の方案を用意した。

□ 食薬処と農食品部は今回の措置で、▲資源廃棄による環境負担を減らすだけでなく、▲輸入食品業者の損失を最小限に抑え、▲主な国際穀物の価格上昇が長期化され需給が不安な状況で、飼料資源の確保に寄与するなど一石三鳥の効果があると期待する。

○ 輸入食品業界は年平均約31億ウォンの損失を節減*でき、飼料製造業界は資源の再利用で年平均約3,477トン**の飼料原料を確保できるようになる。

* 最近3年間返送・廃棄された植物性原料(輸入申告重量/金額):1万431トン、93億ウォン**

**(’19年)1,147トン、28億ウォン、(’20年)8,251トン、47億ウォン、(’21年)1,033トン、18億ウォン

<添付>

1.輸入糖蜜関連写真

2.各部署担当者、連絡先

 

[MFDS]「家庭の月」のプレゼント購入、「もし」ではなく「もしかして?」と思ってください!

サイバー調査チーム 2022-05-02

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46352

□ 食品医薬品安全処は「5月家庭の月」を迎えて、購入が増加すると予想される食品・医療機器・化粧品のオンライン広告の適正可否を集中点検した。

○ 点検の結果、不当な広告をしたホームページ212件(食品103件、医療機器60件、化粧品49件)を摘発して、放送通信審議委員会などに該当ホームページの接続停止を要請し、自治体など管轄行政機関に行政処分を依頼した。

○ 主な摘発例は次の通り。

- (食品)一般食品を健康機能食品機能性効果があると広告(43件)、病気予防・治療に対する効果があると広告(24件)、医薬品名称を使用して医薬品と誤認・混同する恐れがある広告(12件)など。

□ オンラインで健康機能食品、医療機器、機能性化粧品などを購入するときは、偽・誇大広告に注意する必要がある。

○ 健康機能食品は人体の機能や生理学的作用などに「有用な効果」を得るために摂取するもので、病気の予防・治療のための医薬品とは異なることを留意しなければならない。また、食薬処が認めた健康機能食品は、製品に表示された認証マークで確認することができる。

 

[MFDS]家庭の月に備えて多消費健康機能食品製造業者の点検結果

健康機能食品政策課 2022-05-03

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46359

□ 食品医薬品安全処は5月家庭の月を迎え、プレゼント用として多量に消費する健康機能食品の先制的安全管理のために、4月11日から22日まで全国健康機能食品製造業者101箇所*を集中点検した結果、「健康機能食品に関する法律」を違反した1業者を摘発して行政処分する。

* 業者選定基準:’19年以後、行政処分履歴業者、’21年指導・点検未実施業者、’21年収去検査不適合履歴業者を中心に選定

○ 点検とともに国内流通中の健康機能食品合計160件に対する収去検査と通関段階健康機能食品など合計377件に対する精密検査を実施し、国内流通中である健康機能食品合計3件が不適合判定され回収・廃棄などの措置をする。

□ 点検の結果、食薬処は全国健康機能食品製造業者101箇所中、指示記録内容を未遵守で優秀健康機能食品製造基準*を違反した1箇所を摘発して営業停止など行政処分して、6ヶ月以内に再点検し違反事項改善の有無を確認する予定である。

* 優秀健康機能食品製造基準(Good Manufacturing Practices):原料の購入から完製品出荷まで全ての工程管理を標準化する基準として、安全で品質が優秀な健康機能食品生産のために全ての健康機能食品製造業者に義務適用

○ また、市中にプレゼント用として多量に流通・販売される紅参、プロバイオティクス、複合栄養素製品など、国内で製造された健康機能食品60件と輸入健康機能食品100件など合計160件を回収して基準・規格項目に対して検査した。

- その結果、160件中157件は全て基準・規格に適合したが、3件(輸入製品)が「崩壊*」項目で不適合判定され回収・廃棄などの措置をする。

* 胃と腸環境でカプセルと同じ固体の溶ける程度を測定する項目

○ 併せて、輸入通関段階で、▲プロバイオティクス、複合栄養素製品など健康機能食品、▲菓子、浸出茶、蜂蜜など加工食品合計377件に対する精密検査(基準・規格項目)を実施した結果、全て適合した。

<添付>

1.詳細違反内容

2.各部署別担当者、連絡先

 

[MFDS]「あまり甘くなく・あまり塩辛くなく」実践キャラクター活用映像コンテンツ公募 

食生活栄養安全政策課 2022-05-02

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46350

□ 食品医薬品安全処は健康的な食生活のために「生活の中のナトリウム・糖類減らす」映像公募展を5月2日から7月31日まで開催する。

○ 今回の映像公募展は誰でも参加でき、ナトリウム・糖類を減らすキャラクターである「Care-Roo」と「Na-Su-Low」(カンガルーのキャラクター?)を活用して、2D、3D基盤の多様な技法で制作した60秒分のアニメーション作品を対象とする。個人のyoutube に掲載後、公募展サイトから申請できる。

<添付> 公募展ポスター

 

[MFDS]ナトリウム・糖類低減製品活性化のために表示基準を改正

食生活栄養安全政策課2022-05-04

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46362

□ 食品医薬品安全処は最近「あまり甘くない」、「あまり塩辛くない」食品を探す消費者需要*に合うように、低塩・低糖表示対象を拡大する「ナトリウム・糖類低減表示基準」一部改正案を5月4日行政予告する。

* ‘21年消費者(2,147人) 認識調査結果、回答者の85.7%はナトリウム・糖類が多い食品摂取や購入回数を減らす意向があり、回答者89.9%はナトリウム・糖類が低減された製品購入の意向がある(’21年食薬処)

□ 主な内容は、▲ナトリウム・糖類低減表示対象品目をラーメン(湯沸麺)から、おにぎり(即席摂取食品)、スープ・汁、チゲ・鍋料理(即席調理食品)まで拡大 、▲ナトリウム・糖類低減表示ができる営業者を、食品製造加工業者から流通専門販売業者まで拡大する。

○(対象品目拡大)現在、湯沸麺に限定されていたナトリウム・糖類低減表示対象品目を、消費者がよく食べる即席摂取食品(おにぎり)、即席料理食品(スープ、汁、チゲと鍋料理)まで適用して、今後は冷凍ご飯など徐々に拡大する。

*▲スープ・汁:牛肉ワカメスープ、大根汁、ユッケジャン、カルビタンなど、▲チゲ・鍋料理:テンジャンチゲ、キムチチゲ、 餃子の寄せ鍋、牛モツ鍋など

○(表示可能営業者拡大)ナトリウム・糖類低減表示基準*を満たした食品製造業者だけでなく、流通専門販売業者も自社が流通する製品がナトリウム・糖類低減表示基準を満たせば表示できる。

* ▲市中流通中の製品のナトリウム・糖類平均値より10%以上減らす、▲自社類似製品対比25%以上減らせば「あまり甘くない」、「あまり塩辛くない」など、「ナトリウム減らした」などの表示が可能

<添付> ナトリウム・糖類低減製品表示基準関連Q&A

 

[MFDS] [報道参考] 食品中の有害汚染物質検出量情報、アプリ開発に活用してください

有害物質基準課 2022-04-27

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46338

□ 食品医薬品安全処は国民が多量摂取する食品に対する有害汚染物質19種*の検出量情報を、公共データ**(Open-API)形態で食品安全国ホームページに4月27日から開放する。

* 重金属7種、かび毒8種、ダイオキシン、PCBs、3-MCPD、ベンゾピレン

** 公共データ(Open-API):使用者が直接アプリケーションとサービス開発に活用できるように情報を提供するサービス

○ 食薬処は国民の知る権利の保障レベルで食品安全情報を積極的に提供する一方、食品関連の学界・業界でも研究・開発用に活用できるように2018年から国民多消費食品の有害汚染物質検出量情報を検索サービスとExcel形態で公開してきた。

□ 今回公開される情報は食品に設定された有害汚染物質基準・規格の妥当性を再評価*するために、2012年~2019年の国民多消費食品1,076品目**に対して有害汚染物質19種を分析した情報(25万件)である。

* 再評価:気候、食生活環境変化により摂取する有害汚染物質の暴露量が変化し、定期的に基準・規格を再評価して暴露量で管理

** 国民健康栄養調査の国民食品摂取量上位95品目など選定 / 穀類29品目、果物類27品目、菓子類11品目、豆腐類4品目など合計1,076品目を選定して、有害汚染物質19種分析

○ 提供された情報は、▲食品の類型、▲有害汚染物質の種類、▲調査年度、▲調査・検出件数、▲平均検出量で構成されている。

<添付>

1.食品安全国公共データ開放サービス

2.各部署別担当者、連絡先

 

[MFDS]食薬処、集団給食所に納品される農産物の収去検査の結果発表

農水産物安全政策課 2022-05-04

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46363

□ 食品医薬品安全処は地方自治体とともに2月28日から4月1日まで集団給食所に納品される農産物417件を収去検査した結果、農産物9件(2.2%)が残留農薬許容基準を超過して管轄官庁に回収・廃棄と過怠金賦課など行政措置を要請した。

○ 今回の収去検査は集団給食所に供給される農産物の安全管理を強化するために、多消費農産物のうち最近3年間不適合率が高い品目を選定し、対象はホウレンソウ、サンチュ、ニラなど合計66品目である。

○ 収去検査の結果、一部地域で生産されるホウレンソウ、もやし、ニラ(3件)、 フユアオイ、アブラナ、ウシオツメクサ、フキで残留農薬が許容基準値より超過検出され、該当農産物は廃棄し生産者に対しては過怠金を賦課するよう措置した。

□ 最近、集団給食所に納品される農産物の不適合率増加*は国内残留農薬許容基準**強化のためと分析され、収去検査の結果を勘案して今後、農産物に対する安全管理を強化していく。

* 最近の集団給食所供給農産物検査結果(不適合/収去検査):’20年:4件/438件(0.9%)、’21年:6件/332件(1.8%)、’22年:9件/417件(2.2%)

** 農薬不正乱用防止および農産物の安全管理強化のために国内残留許容基準に用意された農薬以外には0.01 mg/kg 以下で一括管理するように2019年から全面施行する制度(農薬許容物質リスト管理制度)

○ 参考に、集団給食所に納品される農産物は年2回定期的に収去検査し、不適合率が高い特別管理対象農産物*を30%以上含んでいる。

* 月別特別管理対象農産物:最近3年間月別に不適合率が高い上位10個の農産物

<添付> 不適合農産物の現況

 

[Defra]外来ブラジルチドメグサ対策に「素晴らしいゾウムシ」が放出される

‘Wonder Weevil’ released in fight against invasive floating pennywort

17 May 2022

https://www.gov.uk/government/news/wonder-weevil-released-in-fight-against-invasive-floating-pennywort

英国の水系を外来植物から守るために生物防除が放出された。

世界で初めて、南米のゾウムシListronotus elongatusが生物防除として放出された

 

[DHSC]薬剤耐性(AMR)

Antimicrobial resistance (AMR)

Last updated 16 May 2022

https://www.gov.uk/government/collections/antimicrobial-resistance-amr-information-and-resources

英国の薬剤耐性抑制及びコントロール計画に関する情報とリソース集

 

[FTC]FTCはAdvoCareマルチ商法で害を被った消費者に1億4900万ドル以上を返金

Federal Trade Commission Returns More Than $149 Million To Consumers Harmed by AdvoCare Pyramid Scheme

May 5, 2022

https://www.ftc.gov/news-events/news/press-releases/2022/05/federal-trade-commission-returns-more-149-million-consumers-harmed-advocare-pyramid-scheme

FTCは2019年に消費者を欺く違法なマルチ商法を行っていたAdvoCareを訴えていた。健康やウェルネス製品を売る「ディストリビューター」になるとお金が儲かると勧誘していたがほとんどのディストリビューターは稼げないあるいは損失を被った。

FTCは224000人以上に返金中。

(金額と人数が大きい。マルチのディストリビューターって加害者にもなるのに)

 

[EPA]EPAは子どもの環境健康保護25周年を祝う

EPA Celebrates 25 Years of Children’s Environmental Health Protection

May 16, 2022

https://www.epa.gov/newsreleases/epa-celebrates-25-years-childrens-environmental-health-protection

1997年の「環境健康ロス区と安全性リスクから子どもたちを守る」大統領行政命令署名から25年を記念して、EPAは低所得及び/又はマイノリティ地域の子どもの健康的な学習環境コンペの受賞プロジェクトを発表する

 

[EU]#EU安全な食品を選ぼう第二期-EU加盟国とEFSAの合同キャンペーン2年目キックオフ

#EUChooseSafeFood Take Two – second year of joint EU Member States and EFSA campaign kicks off

16 May 2022

https://www.efsa.europa.eu/en/news/euchoosesafefood-take-two-second-year-joint-eu-member-states-and-efsa-campaign-kicks

食品表示の「消費期限」と「賞味期限」の違いは何?家族の安全のために仮定で守るべき食品衛生規則は?食品添加物は心配すべき?これらが欧州消費者から#EUChooseSafeFoodキャンペーンに尋ねられて食品安全科学者から回答された質問の一部である。第一段階の成功の上に、二年目のキャンペーンが新たなトピックをカバーして始まった。

#EUChooseSafeFoodは消費者が毎日の食品の選択について情報を与えられた上での決定を支援するためのものである

詳細は以下

Welcome to #EUChooseSafeFood

Eating food with peace of mind

https://campaigns.efsa.europa.eu/EUChooseSafeFood/#/index

 

[EU]欧州議会COVID-19パンデミック特別委員会との意見交換でのKyriakidesコミッショナーの開会の辞:教訓と将来への提言

Opening Remarks by Commissioner Kyriakides during an exchange of views with the European Parliament Special Committee on the COVID-19 pandemic: lessons learned and recommendations for the future

SPEECH

12 May 2022

https://ec.europa.eu/commission/commissioners/2019-2024/kyriakides/announcements/opening-remarks-commissioner-kyriakides-during-exchange-views-0_en

最初に言うべきは、我々は今2020年初期と大きく異なることだ。欧州の患者数は多いままだが、病院は過剰負担になっていない。死亡率は低く、少なくとも現在は状況は管理可能manageableである。

(欧米からはパンデミックはもう次のフェーズに入ったというメッセージが相次いでいる。日本だけ国際会議オンラインとかやってると不利になりそう)

 

論文

-パンデミックで子どもたちの身体活動レベルが国のガイドライン以下になったことを研究が示す

Study shows children’s physical activity levels fell below national guidelines in wake of pandemic

15-MAY-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/952501

International Journal of Behavioral Nutrition and Physical Activityに発表された英国の研究。

 

-肥満との戦いに体重は武器になりうる

Weights can be weapons in battle against obesity

15-MAY-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/952659

エアロビックエクササイズができない体重の重い人は代わりにジムに行ってポジティブな結果を得られる。

減量には有酸素運動が必要だというよくある信念とは違って、筋トレでも良い結果は得られる。Obesity Reviewsに発表されたメタ解析。

 

-ハーブサプリメントは注意して

Take herbal supplements with a dose of caution

16-MAY-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/952409

Heart Rhythm Case Reportsに発表された新しい研究は、ハーブサプリメントの軽率な使用による深刻な影響を強調する

CBDとCBGとベルベリンを含むヘンプオイルを使用して危険な不整脈になった患者の症例報告。スイスの56才女性

 

-希な遺伝的変異はよくある病気の主要寄与要因ではない

Rare genetic variants not the major contributing factors to common diseases

16-MAY-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/952812

Nature Communications

(遺伝子検査するより肉親の病歴の方が役に立つ)

 

-研究:アルコール使用疾患による死亡がパンデミック中急増した

Study: Deaths from alcohol use disorder surged during pandemic

16-MAY-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/952814

JAMA Network Openに発表された米国の研究。2020年は予想より25%、2021年は22%多かった。男女は同程度だったが増加率が高かったのは25-44才の若い年齢層

 

-世界を食べるのを避ける方法

How to avoid eating the world

16-MAY-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/952673

脱成長から持続可能なフードシステムへの転換へ

Nature Foodに発表されたPOTSDAM気候影響研究所のシミュレーション。

現在のフードシステムのサイズを小さくする(食品廃棄を減らし植物を多く食べるといった)だけではそれほど多くの排出削減にならない。そうではなくフードシステムそのものの転換(汚染の少ない生産方法、収量の高い作物を育て肥料は賢く投与、カーボンプライシングで農家を誘導)が必要。食料価格が上がるのでよく考えられた政策が必要。

 

-CCDC

NCDsの行動リスク要因の集団ベースの予防とコントロールのための推奨と将来の方向性

Recommendations and Future Direction for Population-Based Prevention and Control of Behavioral Risk Factors for NCDs

Zhuoqun Wang et al.,

https://weekly.chinacdc.cn/en/article/doi/10.46234/ccdcw2022.092

我々の大規模研究に基づき、過去2-30年で中国の非伝染性疾患(NCDs)の予防とコントロール政策は急速に発展したことがわかった。素晴らしい成果と経験が得られた。しかし中国人の不健康なライフスタイルはいまだによく見られ、行動リスク要因のコントロールは大きな課題に直面している。従ってヘルシーチャイナ戦略の実行には、早期予防とハイリスク集団の健康管理強化が必須である

(普通のことでも中国が言うと不穏。IT技術で職場で管理とか言っているので健康的ライフスタイルを「強制」するのかなぁ)