2022-05-30

[HK]植物性ミルク代替品について

https://www.cfs.gov.hk/english/multimedia/multimedia_pub/multimedia_pub_fsf_190_01.html

牛乳は一般的に世界中で消費されているが、消費者の中には、健康への配慮、環境、倫理などを考慮して乳製品など動物製品の摂取を減らしたいと思っている人もいる。この要求を満たすために、食品企業は、スーパーマーケット、カフェ、レストランで入手できることの多い、牛乳に代わる様々な植物性のミルク代替品(PBMAs)を生産している。この記事ではPBMAsの食品安全問題を考察する。

植物性ミルク代替品の生産

PBMAsの概念は新しいものではない。豆乳は漢王朝まで遡って中国で長い歴史があり、アーモンドミルクは13世紀の中東で最初に報告された。一方、乳糖不耐性の認知増加やその他の考慮、また味、価格、入手しやすさが改善されたことで牛乳の代替品として西洋の消費者の受け入れが進んだことで、PBMAsの需要はここ10年でめざましく成長した。

豆類(ダイズなど)、穀物(米、オート麦など)、ナッツ(アーモンドなど)や他の種子から作られたものなど、近頃は大変多くの種類のPBMAsが入手できる。PBMAsは一般に2つの方法で加工される可能性がある:湿式または乾式(図1)。湿式粉砕では、主な原料は粉砕される前に水に浸される。時には炭水化物やタンパク質などの特定の成分を分解するために酵素が添加される。乾式工程では、原料は最初に粉末に粉砕され、水で浸す前に望まれる成分を分離するための処理を行う。両工程による液体抽出物はその後、脂肪が分離しにくく、安定した製品に仕上げることができるよう、脂肪球のサイズを小さくするために調整される。その後、腐敗の可能性を減らすために加熱処理される。タンパク質と脂質含有量の違いにより、PBMAsは乳製品とは異なる味や口当たりがある。

図1  PBMAsの生産

食品安全、栄養、アレルギーの懸念

PBMAsは、牛乳のように栄養が豊富で、保管中に品質と安全性を損なう細菌の増殖を促進する可能性がある。加熱処理はPBMAsの保存期間を伸ばし、望ましい味を与えることもできる。牛乳と同様に、低温殺菌されたPBMAsは冷蔵する必要があるが、無菌製品は室温で保管できる。PBMA製品の日持ちや保管方法は、一度パッケージを開けたら影響を受けるので、開けた後はできるだけ早く摂取するか冷蔵保存し、必ず製造業者の保存方法に従うよう注意すること。

PBMAsは牛乳と比べてその組成にかなりのばらつきがある。例えば無調整豆乳では、カルシウム含有量は牛乳の1/10である。従って、牛乳の代用品や食事のカルシウムの主な供給源としてPBMAsを用いる場合、PBMA製品の栄養表示上のカルシウム量を読む必要がある。さらに、PBMAsの糖類や脂質の量は、天然や添加された量により様々である。よりよい味や口当たりのために、PBMAsには、サトウキビジュースやメープルシロップ由来の遊離糖や油脂がよく添加される。厳格なベジタリアン食を選ぶ人は、ビタミンB12の安全で信頼できる供給源であることが証明されている植物がないため、ビタミン12を強化したPBMAsや穀物を牛乳の代替品として使用する必要がある。最後に、植物由来タンパク質の品質は、一般的に肉や牛乳のものより最適性が低いと見なされているため、ベジタリアンはバランスのとれた栄養を取るために、様々なナッツ、種子、豆類、ダイズ製品を摂取するよう助言されている。注目すべきは、子供達は正常な発育や発達のために十分なタンパク質やエネルギーを必要としていることである。PBMAsが発育中の子供の食事に定期的に提供される場合、他のタンパク質やエネルギーの食品供給源を牛乳以外のタンパク質やエネルギーに置き換える必要がある。

人によっては乳糖不耐症や牛乳タンパク質へのアレルギーのためにPBMAsを選択する場合がある。特に、多くのPBMAsには牛乳には存在しないダイズ、穀物、ナッツなどのアレルゲンが含まれる可能性があり、感受性の高い集団で重大な反応を引き起こす可能性がある。購入の際は、望まない成分を避けるために食品表示上の食物アレルゲン情報を読む必要がある。

 

業界への助言

  • 食品製造業者は、PBMA製品の表示が正確で、食品栄養やアレルゲンの表示に関して、地域の規制要件を満たすことを確保する必要がある。
  • 取り扱い業者はPBMA製品を指示されているように適切に保管する必要がある。ケータリング店は開けたPBMAsを冷蔵し、できるだけ早く使う方がよい。

消費者への助言

  • PBMA製品の保管の指示に従い、一度開けたらできるだけ早くそれらを摂取すること。
  • 飲料の由来物質にアレルギー反応のある人にはPBMAsは適していないことに注意すること。常に食品表示上の成分表や食物アレルゲン情報を読むこと。
  • ニーズ (カルシウム源など)や、より健康的な選択(砂糖や脂質の摂取量を減らすなど)に合った様々な乳製品/ PBMA製品の栄養成分を比較するために栄養表示を読むこと。
  • 子供達の食事の牛乳をPBMAsに置き換えることを考えている場合は、専門家に助言を求めること。

 

[EFSA]意見等

新規食品としてのEscherichia coli BL21 (DE3)の派生株で生産した3‐フコシルラクトース(3‐FL)の安全性

Safety of 3‐fucosyllactose (3‐FL) produced by a derivative strain of Escherichia coli BL21 (DE3) as a Novel Food pursuant to Regulation (EU) 2015/2283

EFSA Journal 2022;20(5):7329  25 May 2022

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7329

(科学的意見)

欧州委員会からの要請を受けて、栄養・新規食品及び食物アレルゲンに関するEFSAのパネル(NDA)は、規則(EU) 2015/2283に従って、新規食品(NF)として3‐フコシルラクトース(3‐FL)に関する意見を出すよう求められた。このNFは主にヒトと同一のミルクオリゴ糖(HiMO) 3‐FLから成るが、d-ラクトース、l‐フルコース、d‐グルコース、d‐ガラクトース、他の関連する単糖類のごく一部も含む。このNFはEscherichia coli BL21 (DE3)の遺伝子組換え株で発酵により生産された。このNFの製造工程、組成、規格に関して提出された情報は安全上の懸念を生じない。申請者はこのNFを、乳児用ミルク、フォローアップミルク、乳児と幼児用食品、特定医療目的用食品、食品サプリメントなど、様々な食品に添加することを意図している。対象集団は一般人である。全ての集団で、それぞれの最大使用量で提案された使用や組み合わせ(認可と提案)使用のどちらも、予想される3’- SLの一日の摂取量は体重ベースで乳児の母乳による3‐FLの最大摂取量を超えない。母乳を与えられている乳児の体重ベースの3‐FLの摂取量は、他の集団にも安全だと予想される。3‐FLに構造的に関連する他の炭水化物種の化合物の摂取も安全上の懸念はないと考えられる。

同じ日に3‐FLを添加した他の食品や母乳を摂取する場合は、食品サプリメントは使用しない。パネルは、このNFは提案された使用条件で安全だと結論している。

 

-新規食品としてのEscherichia coli BL21 (DE3)の派生株で生産した3’-シアリルラクトース (3’-SL) ナトリウムの安全性

Safety of 3’‐sialyllactose (3’‐SL) sodium salt produced by derivative strains of Escherichia coli BL21 (DE3) as a Novel Food pursuant to Regulation (EU) 2015/2283

EFSA Journal 2022;20(5):7331  25 May 2022

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7331

(科学的意見)

欧州委員会からの要請を受けて、栄養・新規食品及び食物アレルゲンに関するEFSAのパネル(NDA)は、規則(EU) 2015/2283に従って、新規食品(NF)として3’-シアリルラクトース (3’-SL) ナトリウムに関する意見を出すよう求められた。このNFは主にヒトと同一のミルクオリゴ糖(HiMO) 3’-SLから成るが、D-ラクトース、3′‐シアリルラクトース、シアル酸、N-アセチルグルコサミン、他の関連するオリゴ糖のごく一部も含む。このNFはEscherichia coli BL21 (DE3)の2つの遺伝子組換え株、生産株、任意の分解株で発酵して生産された。このNFの製造工程、組成、規格に関して提出された情報は安全上の懸念を生じない。申請者はこのNFを、乳児用ミルク、フォローアップミルク、乳児と幼児用食品、特定医療目的用食品、食品サプリメントなど、様々な食品に添加することを意図している。対象集団は一般人である。全ての集団で、それぞれの最大使用量で提案された使用や組み合わせ使用 (認可及び提案)のどちらも、予想される3’- SLの一日の摂取量は体重ベースで乳児の母乳による3’- SLの最大摂取量を超えない。母乳を与えられている乳児の体重ベースの3’- SLの摂取量は、他の集団にも安全だと予想される。3’-SLに構造的に関連する他の炭水化物種の化合物の摂取も安全上の懸念はないと考えられる。食品サプリメントは、同じ日に3’-SLを添加した他の食品や母乳を摂取する場合は使用しない。パネルは、このNFは提案された使用条件で安全だと結論している。

 

[EU]RASFF 2022(0522-0528)

警報通知(Alert Notifications

南アメリカ産マテ茶のアントラキノン、オランダ産飼料用冷凍ネズミのイベルメクチン、エクアドル産スイス経由有機カカオ豆のクロルピリホス、ベルギー産セロリの葉のクロルピリホス、ガーナ産ゾミパーム油の3-モノクロロプロパン1,2-ジオール、米国産チャンカピエドラの鉛、米国産カカオのカドミウム、タイ産オランダ経由インスタント麺の2-クロロエタノール、

注意喚起情報(information for attention

セルビア産ラム肉のエンフロキサシン、トルコ産グレープフルーツのクロルピリホス及びクロルピリホスメチル、ベトナム産米のトリシクラゾール、トルコ産生鮮グレープフルーツのクロルピリホスメチル、トルコ産レーズンのアセタミプリド、スペイン産チルド調理済バナメイエビの亜硫酸塩高含有、エクアドル産バナナのクロルピリホス、フランス産イワシフィレのヒスタミン、インド産飼料用乾燥ホウレン草の亜硝酸塩、エクアドル産バナメイエビの亜硫酸塩、中国産ギリシャ経由ローフパンのBFDGEの溶出、

通関拒否通知(Border Rejections

アルバニア産ペッパーのホルメタネート、トルコ産生鮮ペッパーのクロルピリホス、インド産ボスウェリアセラータ抽出物のエチレンオキシド、ベトナム産インスタント麺の2-クロロエタノール、セルビア産ノンアルコール飲料のソルビン酸(E200)高含有、トルコ産ブドウの葉のジチオカルバメート・メタラキシル・トリアジメノール及びラムダ-シハロトリン、ブラジル産ピーナッツのハロキシホップ、イラン産マラヤールサルタナレーズンのクロルピリホス、トルコ産生鮮ペッパーのホルメタネート、

 

[MFDS]日本産輸入食品の放射能検査の結果

輸入検査管理課

2022.5.13〜2022.5.19

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43263

2022.5.6〜2022.5.12

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43262

 

[MFDS]消費者関心製品に対するオンライン不当広告の合同点検結果

サイバー調査チーム 2022-05-24

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46402

□ 食品医薬品安全処は食品などに対する不当広告など違法行為を予防するために、4月28日から5月3日まで地方自治体とともにオンライン合同点検を実施した結果、「食品などの表示・広告に関する法律」に違反して不当広告をした掲示物264件を摘発して、放送通信審議委員会などに接続停止と管轄機関に行政処分などを依頼した。

○今回の点検ではメディアでの広報が多い、消費者の関心度の高い食品など*を販売するオンライン掲示物合計577件を対象に、病気予防、治療効能・効果、健康機能食品と誤認・混同など不当広告の有無を集中点検した。

* 点検対象:「免疫機能、腸の健康、排便活動、肌の健康、疲労(血行)改善」などの広告

□ 主な違反事例は、▲一般食品を健康機能食品と誤認・混同させる広告222件(84.1%)、▲病気予防・治療に対する効能・効果広告16件(6.1%)、▲一般食品などを医薬品と誤認・混同させる広告10件(3.8%)、▲消費者を欺瞞する広告9件(3.4%)、▲健康機能食品であるのに事前に自律審議を受けた内容と違う広告4件(1.5%)、▲偽・誇大広告3件(1.1%)である。

○(消費者欺瞞)一般食品に「食物纎維は腸をきれいに」、「肌の健康のためにもっと必要な魚コラーゲン」、「スピルリナは疲労とアルコールで損傷した肝機能改善」、「セリは解毒」などと広告を出して、原材料の効能・効果を該当食品の効能・効果と誤認・混同するようにする広告

○(広告審議違反)事前に審議を受けた内容と違う* 広告

など

○ 特に今回の点検では一般食品を健康機能食品と誤認・混同させる不当な広告を出した事例が多かった。

<添付>

1.主な摘発事例

2.健康機能食品を賢く購入する方法

 

[MFDS] [報道参考] 食薬処、消費者団体とともにオンライン流通監視強化

疎通協力TF 2022-05-19

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46393

□ 食品医薬品安全処と韓国消費者団体協議会は、食品・医薬品オンライン安全死角地帯に対する流通監視強化のために、食医薬消費者監視団「コンシューマーアイズ(Consumer Eyes)」を構成して5月19日に発隊式を開催する。

○ 今回の発隊式では消費者監視員として自尊心を高め専門性を確保するために、委嘱式と食品・医薬品監視力量強化のための安全教育が行われる。

□ 主な活動は、▲消費者相談事例に基づいた食品・医薬品のオンラインモニタリング、▲モニタリング結果の共有および行政措置要請、▲消費者へ食品・医薬品の安全教育内容の伝播などである。

○ コンシューマーアイズは今後3ヶ月間のオンライン取引中に消費者の安全死角地帯を中心にモニタリングなどを行い、その結果を食薬処と論議して重要事例を集め教育資料としても活用していく。

<添付>

1.韓国消費者団体協議会の紹介及び会員団体

2.コンシューマーアイズシンボルマーク

3.第一期「コンシューマーアイズ(Consumer Eyes)」発隊式の行事計画

4.各部署別担当者、連絡先

 

[MFDS]消費量が増加する即席摂取畜産物の収去検査の結果発表

畜産物安全政策課 2022-05-18

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46391

□ 食品医薬品安全処は最近、調理せずそのまま摂取する即席摂取畜産物*の生産が増加**しており、醗酵乳類、チーズ類などを対象に収去検査を実施した結果、基準・規格に全て適合した。

* 処理・加工・混合・調理せずそのまま摂取する畜産物(食肉・乳・卵加工品)

** 主な即席摂取畜産物の生産実績(’18→’20, トン):醗酵乳類(56万3,000→58万3,000)、チーズ類(9万8,000→11万2,000)、乾燥保存肉(3,320→3,900)、醗酵ソーセージ(270→300)、生ハム(11→34)

○ ただし、回収製品の表示事項(アレルギー誘発物質など)を確認した結果、製品製造に使った食品添加物を表示していない業者1箇所が摘発され、管轄地方自治体に行政処分を依頼した。

<添付> 表示基準違反業者など詳細現況

 

[MFDS]食薬処、若菜(春期多消費農産物)の収去検査の結果発表

農水産物安全政策課 2022-05-18

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46390

□ 食品医薬品安全処は春期多消費農産物の安全管理強化のため、地方自治体と合同で3月21日から4月13日まで若菜512件を収去検査した結果、残留農薬許容基準を超過した農産物16件(3.1%)を廃棄して、生産者に対しては過料賦課など行政措置を要請した。

○ 今回の収去検査は最近3年間の多消費農産物の中で月別に不適合率が高い品目*を対象に選定した。対象はセリ、ボウフウ、ニラ、アザミ、ヒユ(ハゲイトウ)、ギョウジャニンニク、ヨモギなど合計80品目である。

* 月別特別管理対象農産物:最近3年間月別不適合率が高い上位10個の農産物

□ 収去検査の結果、一部地域で生産しているセリ、ボウフウ、ニラ、トウキ、フキ、サンチュ、オカヒジキ、セロリ、ヨモギ、ミツバグサで残留農薬が許容基準より超過して検出された。

○ 今年収去検査した若菜の残留農薬許容基準超過の違反率(3.1%)は2021年(1.0%)より少し高いが、検査件数と残留農薬の重点検査項目が大幅に拡大*した結果と分析さる。

* 検査件数:(’21)322件 →(’22)512件 / 重点検査項目:(’21)123種 →(’22) 338種

<添付> 不適合農産物の現況

 

[MFDS]「共にする食品安全、健康的な大韓民国」のための跳躍 

食品安全テクニカルサポートチーム 2022-05-13

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46382

□ 食品医薬品安全処は第21回食品安全の日を迎え、5月13日に食品安全の日記念式を開催する。

□ 行事の主な内容は、▲食品安全有功者褒賞、▲フードテック体験イベント、▲食品安全主要政策広報である。

○ また、食品産業に最先端の革新技術を融合した「Food tech」に対する消費者の認識を高め、新技術を受け入れられるよう、フードテック体験イベントを行う。参席者は体験イベントで昆虫クッキー、植物性たんぱく食品など未来食品を試食でき、ロボットによるサービスを体験できる。

<添付>

1.記念式詳細日程

2.食品安全有功褒賞者現況

3.第21回食品安全の日ポスター

 

[MFDS]子供の食品添加物摂取レベルは安全!

添加物包装課 2022-05-12

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46378

√ 2021年子供(1歳~18歳)の食品添加物摂取レベルを評価した結果、有害度がADI 対比1.4% 以下で安全なレベル

- 摂取群のみを対象に分析した結果2.6% 以下、高摂取群(95パーセンタイル)を対象に分析した結果も11.3% 以下で安全なレベル

√ 子供が好む食品類型*では発色剤である亜硝酸塩(36.5%)、甘味料であるスクラロース(14.1%)、保存料であるソルビン酸(7.5%)の順で食品添加物検出率が高い

* 子供が好む食品類型36種1,219件

√ 2022年には高齢者、2023年には一人世帯が好む加工食品に使われる食品添加物まで対象を拡大して摂取レベルと安全性を調査する計画

 

□ 評価院は子供が好む炭酸飲料、果物・野菜類飲料など食品類型36種*を調査対象に選定し、該当食品類型に多く使用されている甘味料、保存料など食品添加物26個**を調査項目に選定した。

* 国民健康栄養調査(2017~2019)による子供の摂取量と摂取頻度、子供嗜好食品対象などを考慮して炭酸飲料類、キムチ類、果物・野菜類飲料、インスタント摂取・コンビニ食品類、醗酵乳類、パン類など36種選定(添付1参照)

** 輸入申告書と生産実績などをベースに甘味料(ステビオール配糖体など5個)、保存料(ソルビン酸など3個)、発色剤(亜硝酸塩)、着色料(食用色素グリーン第3号など10個)、酸化防止剤(ジブチルヒドロキシトルエンなど5個)、漂白剤(亜硫酸塩), 乳化剤(プロピレングリコール)など26種選定(添付2 参照)

○ これを基に市中に流通中の合計1,219件に対する食品添加物含有量を分析してリスクを評価するために、子供の食品摂取量(国民健康栄養調査、2017~2019)と食品添加物検出量に伴う食品添加物別一日推定暴露量*を算出して、一日許容摂取量(ADI)**と比較した。

* 一日推定暴露量 = Σ〔個人別一日食品摂取量 × 該当食品のうち食品添加物含有量 ÷ 個人別体重〕/ 人数

** リスク(%)= 一日推定暴露量(mg/kg bw/day)/ 一日摂取許容量(ADI, mg/kg bw/day)× 100

□ 調査の結果、26個の食品添加物の一日推定暴露量は0.0~29.4 μg/kg bw/dayで、リスクは一日摂取許容量対比1.4% 以下で安全なレベルであった。(添付2 参照).

○ 調査対象食品を摂取した群のみを対象にリスクを分析した結果、リスクは2.6% 以下、摂取者中の高摂取群(95パーセンタイル)を対象に分析した結果も11.3% 以下で安全なレベルであった。(添付3 参照)

○ また、検査対象食品のうち検出率が高かった食品添加物は発色剤である亜硝酸塩(36.5%)、 砂糖代替品であるスクラロース(14.1%)、食品保存料であるソルビン酸(7.5%)順であった。

- 亜硝酸塩はハム類(79.4%)とソーセージ類(68.9%)、スクラロースは醗酵乳類(58.1%)、加工乳類(15.2%)、炭酸飲料(14.3%)、ソルビン酸は漬物類(36.7%)、 魚肉加工品(29.4%)、韓国みそ(20.0%)などで検出率が高かった。

<添付>

1.子供選好食品類型(36種)

2.食品添加物別検出率、一日推定暴露量、リスク

3.摂取対象者食品添加物別リスク

 

[MFDS]メタバース空間の「食品安全国」に遊びに来てください!

統合食品データ企画課 2022-05-11

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=46374

□ 食品医薬品安全処は食品安全情報院と共に、仮想空間メタバースで食品安全国ホームページの食品安全情報を確認できる空間である「食品安全国ZEPETOワールド」を5月11日オープンする。

○ 食品安全国ZEPETOワールドはデジタルに馴染みがある子供・青少年を対象に、食品安全情報をより簡単に楽しく配信するためのオンラインサービス空間で、▲食品安全国広報館、▲ゲームゾーン(迷路マップ、ジャンプマップ)、▲イベント広場で構成されている。

○ ゲームゾーンは迷路ゲームとジャンプゲームで構成され誰も簡単に楽しむことができ、各ゲームのミッションを完了すればイベント応募資格が与えられる。

○ イベント広場では、①食品安全国広報館を見学して撮る認証ショットイベントと、②ゲームゾーンで任務を果して撮る認証ショットイベントを案内している。

- イベントに対する詳しい内容は、「ZEPETOワールドイベント広場」と「食品安全国」 ホームページのイベントページで確認できる。

<添付>

1.食品安全国ZEPETOワールド構成イメージ

2.食品安全国SNS 広報イメージ

3.食品安全国ホームページ、イベントページイメージ

4.各部署別担当者、連絡先

 

[FSA]安全に祝おう - FSAは、ストリートパーティーで安全な食べ物を提供する方法を地域社会に呼びかける

Let’s celebrate safely together - Food Standards Agency reminds communities how to serve up safe food at street parties

24 May 2022

https://www.food.gov.uk/news-alerts/news/lets-celebrate-safely-together-food-standards-agency-reminds-communities-how-to-serve-up-safe-food-at-street-parties

 英国食品基準庁(FSA)は祝日の週末(2022年6月2日~5日)に行われる女王陛下の在位70周年祝賀イベントプラチナジュビリーを前に、食品衛生に関するヒントを紹介する。

 

[FSAI]次回のBreakfast Bite:検査に期待すること

Upcoming Breakfast Bite: What to Expect From Your Inspector

Tuesday, 24 May 2022

https://www.fsai.ie/Bb_Inspector_080622.aspx

オンラインウェビナー。環境衛生監査員(EHO:Environmental Health Officer)が食品事業の検査を実施した場合に何が期待できるか、EHOの評価について説明する。

 

[FSAI]Golden Lilyの乾燥アプリコット種子は高濃度のシアン化水素酸(シアン化物)のためリコール

Recall of a Batch of Golden Lily Dried Apricot Seeds Due to High Levels of Hydrocyanic Acid (Cyanide)

Wednesday, 25 May 2022

https://www.fsai.ie/news_centre/food_alerts/hydrocyanic_acid_golden_lily_apricot_seeds.html

香港産Golden Lilyの乾燥アプリコット種子は、高濃度のシアン化水素酸(シアン化物)のためリコール。製品写真有り。

 

[FDA] プレスリリース

-FDAは食料生産動物からの抗菌剤使用データの収集と分析のための官民パートナーシップの確立に関するReagan-Udall財団の新しい報告書を公表

FDA Shares New Report by Reagan-Udall Foundation on Establishing Public-Private Partnership to Collect and Analyze Antimicrobial Use Data from Food-Producing Animals

May 23, 2022

https://www.fda.gov/animal-veterinary/cvm-updates/fda-shares-new-report-reagan-udall-foundation-establishing-public-private-partnership-collect-and

 米国食品医薬品局(FDA)の動物用医薬品センターは、Reagan-Udall 財団が起草した報告書 「食料生産動物での抗菌剤使用の追跡と監視を支援する官民パートナーシップの可能性を探る」 を公表した。報告書の内容を発表する公開フォーラムへの登録受付中。

 

- FDAの柔軟な対応により、今後数ヶ月で数百万缶の乳児用調製乳を追加供給し、米国消費者の入手量を増加させる

FDA Flexibilities to Yield Millions of Cans of Additional Infant Formula in Coming Months to Increase Supply Available to U.S. Consumers

May 24, 2022

https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/fda-flexibilities-yield-millions-cans-additional-infant-formula-coming-months-increase-supply

 本日、FDAは米国の消費者が入手できる乳児用及び特殊調製乳を数百万缶追加することにつながる措置についての最新情報を提供する。

 

-乳児用調製乳の供給量増加のための製造業者への執行裁量について

Enforcement Discretion to Manufacturers to Increase Infant Formula Supplies

May 24, 2022

https://www.fda.gov/food/infant-formula-guidance-documents-regulatory-information/enforcement-discretion-manufacturers-increase-infant-formula-supplies

 FDAは、米国における乳児用調製乳の供給を拡大するため、特定の乳児用調製乳に関して執行裁量を行使することを発表し、施行裁量を受ける企業のリストを公表する。

 

-FDAはジュース中の鉛のアクションレベルに関する業界向けガイダンス案についてのウェビナーを開催する

FDA to Hold Webinar on the Draft Guidance for Industry on Action Levels for Lead in Juice

May 24, 2022

https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-hold-webinar-draft-guidance-industry-action-levels-lead-juice

 FDAは、濃縮していないジュース及びブレンドジュースに含まれる鉛のアクションレベルについて、業界向けのガイダンス案を発表した。2022年6月14日にウェビナーを開催する。

https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-issues-draft-guidance-industry-action-levels-lead-juice

 

[FDA]警告文書

-Santhigram Kerala Ayurvedic Co. of U.S., Inc.

MAY 19, 2022

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/santhigram-kerala-ayurvedic-co-us-inc-625892-05192022

未承認の医薬品の問題。アーユルべーダ製品を含む。

 

-Ayuryoga, Inc.

MAY 19, 2022

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/ayuryoga-inc-628168-05192022

未承認の医薬品の問題。アーユルべーダ製品を含む。

 

-Sunny Creek Farm, Inc.

FEBRUARY 02, 2022

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/sunny-creek-farm-inc-617664-02022022

スプラウト製品のCGMP違反、動物用食品、調理、包装、衛生管理、不純品の問題。

 

[ODS]ファクトシート更新

-ビタミンA

Vitamin A and Carotenoids

Fact Sheet for Consumers

May 11, 2022

https://ods.od.nih.gov/factsheets/VitaminA-Consumer/

このファクトシートは包括的にレビューされ、広範囲に改訂された。

https://ods.od.nih.gov/factsheets/VitaminA-Consumer/#change

 

-減量のためのダイエタリーサプリメント

Dietary Supplements for Weight Loss

Fact Sheet for Health Professionals

May 18, 2022

https://ods.od.nih.gov/factsheets/WeightLoss-HealthProfessional/

肥満が病気であるという現在の科学的コンセンサスを反映した表現に修正。

https://ods.od.nih.gov/factsheets/WeightLoss-HealthProfessional/#change

 

[MPI]酒類輸入業者が合法のボトルラベルのない製品を販売しようとしたため、15万ドル以上の罰金を科せられた

Liquor importers fined over $150,000 for trying to sell product wthout legitimate bottle labels

23 May 2022

https://www.mpi.govt.nz/news/media-releases/liquor-importers-fined-over-150000-for-trying-to-sell-product-without-legitimate-bottle-labels/

オークランドの酒類輸入会社と経営者2名は、数千本の違法な酒類を販売しようとし、本日151,200ドルの罰金を科された。

 

[HK]法令違反

-包装済み乾燥キノコのサンプル2つにおいて基準値超過の金属汚染

Metallic contaminant exceeds legal limit in two prepackaged dried mushroom samples

Tuesday, May 24, 2022

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20220524_9503.html

包装済み乾燥キノコのサンプル2つから、基準値0.1 ppmを超える0.172 ppm、0.163 ppmのカドミウムが検出された。

 

-包装されたオーガニックミルクパプバナナピーチ味のサンプルが栄養表示規則に違反

Prepackaged Organic Milk Pap Banana Peach sample not in compliance with nutrition label rules

May 24, 2022 (Tuesday)

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20220524_9505.html

クロアチア産オーガニックミルクパプバナナピーチ味のサンプルから、ビタミンDが7 µg/100 gという表示のところ4.9 µg/100 gの検出であった。

 

-菜心のサンプルに基準値超過の残留農薬

Pesticide residue exceeds legal limit in Choisum sample

Wednesday May 25, 2022

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20220525_9507.html

菜心のサンプルに基準値0.2 ppmを超える0.77 ppmのシハロトリンが検出された。

 

[HK]食品事故

メディアは、グアテマラで貝類を食べて30人以上が体調を崩し、4人が死亡したと報じた。

Media reported that more than 30 people have fallen sick and four have died in Guatemala after eating shellfish and the National Commission for the Surveillance and Control of Red Tide in Guatemala has issued an alert on the presence of saxitoxins above the limits on the coasts of Tiquisate, Escuintla, Retalhuleu and San Marcos.

25 May 2022

https://www.cfs.gov.hk/english/rc/subject/files/20220525_7.pdf

 グアテマラの赤潮監視管理国家委員会は、Tiquisate、Escuintla、Retalhuleu、San Marcosの海岸の貝類に基準値を超えるサキシトキシンが存在すると警告を発した。

 

[SFA]何かが燃えている - 加熱処理食品中のアクリルアミド

Something’s Burning - Acrylamide in Heat-Processed Food

Monday, May 23, 2022

https://www.sfa.gov.sg/food-information/risk-at-a-glance/acrylamide-in-heat-processed-food

アクリルアミドとその暴露を減らす方法、食品中のアクリルアミドを減らすことに関する情報について紹介。

(食パンの写真が)

 

[ProMED]一酸化炭素中毒-バハマ:(EXUMA)アメリカ人旅行者、リゾート、致死、CO検出

Carbon monoxide poisoning - Bahamas: (EM) Amer. tourists, resort, fatal, CO detec.

2022-05-28

https://promedmail.org/promed-post/?id=8703492

Date: Wed 25 May 2022  Source: WVLT 8 News [edited]

テネシー州Maryvilleから来たカップルを含む3人の死亡を受けて、バハマのSandals Emerald湾リゾート担当者は全ての客室に一酸化炭素検出器を設置した。

2022年5月にSandals Emerald湾リゾートの別荘で68才と65才の夫婦が一酸化炭素中毒で死亡した。また近くの、テネシーの夫婦とは別の別荘に滞在していたフロリダから来た夫婦の夫が死亡、妻は重体。調査を経てバハマ当局はこれらが孤発事故でリゾートの空調システムや食品、飲料とは関係ないと結論した。安全のため、カリブ諸国では義務となっていないCO検出器を全ての客室に設置する。

 

[FAO]FAOは農業国勢調査データに基づく新しい公共ツールを公表

FAO unveils new public tool based on agricultural census data

24/05/2022

https://www.fao.org/newsroom/detail/fao-unveils-new-public-tool-based-on-agricultural-census-data/en

新しいFAOSTATドメインは世界中の農業部門のトレンドをより容易に評価できるようにする

誰でも使える

 

[USDA]USDAは8月30日に抗菌剤耐性ワークショップを開催する

APHIS

USDA to Host Antimicrobial Resistance Workshop August 30

May 27, 2022

https://www.aphis.usda.gov/aphis/newsroom/stakeholder-info/sa_by_date/sa-2022/antimicrobial-resistance-workshop

Zoomにより一般も参加できる。要事前登録

 

[EPA]EPAは14回目の焼かない日を記念し、皮膚がんから守るため日光安全対策を強く求める

EPA Marks 14th Don’t Fry Day, Urges Sun Safety to Guard against Skin Cancer

May 27, 2022

https://www.epa.gov/newsreleases/epa-marks-14th-dont-fry-day-urges-sun-safety-guard-against-skin-cancer

EPAの紫外線指数をアプリでチェックして日焼け止めを使用すること

 

[NASEM]ワークショップ

ウクライナの紛争の持続可能性への影響と世界食料安全保障

Sustainability Implications of Ukraine Conflict and Global Food Security

https://www.eventbrite.com/e/sustainability-implications-of-ukraine-and-global-food-security-registration-347543240187

Jun 01

 

論文

-銃器が米国の若者の主要死因

Firearms are leading cause of death among U.S. youth

26-MAY-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/954064

Lancet Child and Adolescent Healthに発表された研究。銃器が0-19才の主要死因で、過去10年に若者の銃器による死亡は83%増加、死亡の2/3が殺人。特に2019年から2020年に黒人の若者の銃器による死亡が40%増加。

 

-科学者がブラジルで赤いプロポリス生産の引き金となる甲虫を同定

Scientists identify beetle that triggers production of red propolis in Brazil

27-MAY-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/954174

サンパウロ大学の研究者らがバイア州で玉虫の仲間の新種の甲虫を同定した。この甲虫がミツバチによる赤いプロポリス生産に寄与することを発見した。The Science of Natureに報告

マメ科のDalbergia ecastaphyllumという植物に甲虫が穴をあけ、そこから出た樹液をミツバチが集めて赤いプロポリスにする

 

-米国のがん治療の高いコストは死亡率を減らさない

High cost of cancer care in the U.S. doesn’t reduce mortality rates

27-MAY-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/954072

JAMA Health Forumに発表された結果によると、米国はがんのケアに平均的高所得国の2倍も使っているががんによる死亡率は平均よりほんの僅か良いだけである。

米国よりがん治療に使うお金は少ないのにがんによる死亡率が低いのはオーストラリア、フィンランド、アイスランド、日本、韓国、スイスの6カ国。

 

-飢餓のために行動すべき

A hunger for action

THE LANCET EDITORIAL| VOLUME 399, ISSUE 10340, P1991, MAY 28, 2022

5月4日に発表された世界食料危機報告2022は、2021年に世界の食料危機の状況が悪化したことを示す。そしてそれが2022年はさらに悪化すると予想する。

重症急性栄養不良への最も有効な治療であるすぐ食べられる栄養補助食品(RUTF)が1000万人以上の子どもたちに入手不可能で今後最大16%価格上昇すると予想されている

(RUTFは一部の人たちが嫌う「超加工食品」。糖と脂肪含量も多い。金持ちには必要ないだろうけれどだからといってタバコと同様に悪いものだと言う必要があるか?EUは有機農業推進のために世界に食料は足りていると主張している。賛同できる?)

 

その他

-思考の糧:あなたの食料小売店は安全?

FOOD FOR THOUGHT: ARE YOUR GROCERIES SAFE?

US PIRG

https://www.foodsafetynews.com/files/2022/05/A-USP-FOOD-RECALL-MON-7PM.pdf

重大な食品リコールがあまりにも多く、米国にはそれを我々に伝える良いシステムがない

 

-赤ちゃん、ボツリヌス症、蜂蜜

Babies, Botulism and Honey

Joe Schwarcz PhD | 25 May 2022

https://www.mcgill.ca/oss/article/general-science/babies-botulism-and-honey

何かが「ナチュラル」だとみなされても、それは有害でないことを意味しない

(小さいお姉ちゃんが赤ちゃんの弟に自分の食べている蜂蜜をあげてしまって赤ちゃんがボツリヌス症になった事例の紹介。こういう事故を避けたかったら赤ちゃんのいる家に蜂蜜は置かない、しかないような)

 

-蜂蜜に保存料としての価値はあるか?

Does honey have any value as a preservative?

Joe Schwarcz PhD | 26 May 2022

https://www.mcgill.ca/oss/article/health-and-nutrition-you-asked/does-honey-have-any-value-preservative

限定的にイエス。砂糖が浸透圧で微生物から水を取り除くため

 

-チョコレート中毒:真の依存か面白ワードか?

Chocoholics: A True Addiction or a Funny Word?

Haleh Cohn | 25 May 2022

https://www.mcgill.ca/oss/article/health-and-nutrition-did-you-know/chocoholics-true-addiction-or-funny-word

チョコレートは確かに甘いけれど依存は甘くない。チョコレート依存症という主張は正当か?

「チョコレート中毒」の人からチョコレートを取り上げても離脱症状はない(不幸だと思うだろうけれど)。依存というのは強い言葉で、「~中毒」は気楽に使われるが誤解を招く。「チョコ大好き」「チョコマニア」のように言い方を変えることを提案する。

(こういう疾患を弄ぶような言説はしないほうがいい:「痩せない原因は糖質中毒」ttps://bunshun.jp/articles/-/54600)