2022-06-16

[WHO]ワークショップ 持続可能な食料システムからの健康的な食事の指標

Workshop: Indicators for healthy diets from sustainable food systems

16 June 2022

https://www.who.int/news-room/events/detail/2022/06/16/default-calendar/workshop-indicators-for-healthy-diets-from-sustainable-food-systems

持続可能なフードシステムからの健康的食事についての行動連合(HDSFS)のワークショップ

 

[FSANZ]食品基準通知

Notification Circular 205-22

16 June 2022

https://www.foodstandards.gov.au/code/changes/circulars/Pages/Notification%20Circular%20205-22.aspx

意見募集

加工助剤としてのGM Bacillus licheniformis由来アルファアミラーゼ

2022年6月28日まで

 

Call for submissions on a new processing aid from a GM source

16/06/2022

https://www.foodstandards.gov.au/media/Pages/Call-for-submissions-on-a-new-processing-aid-from-a-GM-source.aspx

 

[EU]新着情報

-AGRIFISH 評議会でのKyriakidesコミッショナーの発言-輸入農産物・食品に健康環境基準を適用することについての報告書

Remarks by Commissioner Kyriakides during the AGRIFISH Council - Report on the Application of Health and Environmental Standards to imported Agri-Food Products

13 June 2022

https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/SPEECH_22_3696

6月3日に発表した、EU健康環境基準を輸入農産物と食品に適用することの理論的根拠と法的実現可能性について評価した報告書についてのスピーチ。

この報告書では三つの分野での行動を同定した。

一つは多国間フォーラム。二つ目は二国間協力と貿易協定。三つ目は自主的EU基準。

 

報告書は以下に掲載

農業水産業評議会

Agriculture and Fisheries Council, 13 June 2022

https://www.consilium.europa.eu/en/meetings/agrifish/2022/06/13/

 

-化学農薬の使用とリスクとより有害な農薬の使用トレンド

Trends in the use and risk of chemical pesticides and the use of more hazardous pesticides

15 June 2022

https://ec.europa.eu/food/plants/pesticides/sustainable-use-pesticides/farm-fork-targets-progress/eu-trends_en

更新

 

-食品接触物質評価

Evaluation of Food Contact Materials (FCM)

https://ec.europa.eu/info/law/better-regulation/have-your-say/initiatives/1212-Evaluation-of-Food-Contact-Materials-FCM-_en

スタッフ作業文書掲載

FCM規制が目的に適っていて効果的かどうか、等の評価

プラスチック以外については特別な規則がないことが欠点。近年包装の脱プラスチックが進んでいることと適合しない

(天然物が原因なら健康被害があってもいいけれど人工物は許さないという思想で一貫しているようだけれど)

 

[RIVM]ライム病の新しい検査は信頼できない

New test for Lyme disease is not reliable

06/15/2022

https://www.rivm.nl/en/news/new-test-for-lyme-disease-is-not-reliable

オランダの医師はライム病を疑ったときにしばしば抗体検査をする。ここしばらく、細胞検査とよばれるものが市販されている。しかし最近のRIVMの参加したVICTORY研究で、これらの検査が信頼できないことを発見した。これらの新しい検査では、あまりにも多くの人が偽陽性あるいは偽陰性の結果となっている。The Lancet Infectious Diseasesに発表

 

論文

-COVID-19予防接種率の低さを引き起こした要因がインフルエンザの予防接種率の低さに波及した

Factors causing low COVID-19 vaccination have spilled over to lower flu vaccination rates

15-JUN-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/955975

UCLAの研究は、COVID-19予防接種率が低かった州では成人のインフルエンザ予防接種率が低下したことを発見し、何十年にもわたる公衆衛生予防接種の努力がCOVID-19ワクチン展開で綻んだ可能性を示唆する。NEJM

(アメリカ、素晴らしいワクチン開発能力とワクチンの効果を見せつけたのに、それが国民に理解されないなんて。)

 

-閉経の医療化は一部の女性には役に立たないだろう

Medicalizing menopause may be unhelpful for some women

15-JUN-2022

https://www.eurekalert.org/news-releases/955929

専門家が、女性の経験を開戦するためにより現実的でバランスのとれたナラティブを求める

The BMJで専門家が、閉経を「治療が必要なホルモン欠乏」として扱うのは不正確で女性にとって有害なネガティブな予測を悪化させる、と主張する。閉経は自然現象であるがその経験は人によって、時間経過によって相当異なる。激しいホットフラッシュや寝汗のある女性はホルモン補充に利益があるだろうが多くの場合自然に任せて医薬品を使わないことが好まれる。女性の閉経期症状には社会や文化要因が大きく、若さと妊娠可能性が女性の価値であると見なされる社会では閉経期は価値の低下と同義である。ホルモンで加齢を遅らせたり逆転できるという主張はしばしば何かを売るために行われている

加齢を普通のこととし高齢女性の強さと美しさと功績を賞賛することが閉経関連の物語を変え得る。

 

その他

-SMC NZ

入国者の出発前のCovid検査廃止-専門家の反応

Pre-departure Covid test dropped for incoming travellers – Expert Reaction

16 June 2022

https://www.sciencemediacentre.co.nz/2022/06/16/pre-departure-covid-test-dropped-for-incoming-travellers-expert-reaction/

月曜日から、ニュージーランドに来る旅行者には出発前の検査はもう要求しない

到着した0/1日と5/6日の自己検査はまだ求められる

(歓迎している人が多い。いつの間にかwithコロナ)

 

-Sense about science

「根拠を尋ねよう」 洞察報告

Ask for Evidence  INSIGHT REPORT

https://senseaboutscience.org/ask-for-evidence/

「根拠を尋ねよう」キャンペーンのプロジェクト「健康と研究に関する主張を精査する、アンバサダー主導のキャンペーンを構築する」の報告書。「根拠を尋ねよう」は人々に、広告やメディアやオンラインでの疑わしい健康や研究に関する主張を調べる力を与える。

アンバサダー(大使)計画では予想を超える4000人がコミュニティーでの根拠を尋ねる話に参加し、その結果として80%がさらに根拠を尋ねやすくなった。もちろん課題もある

https://senseaboutscience.org/wp-content/uploads/2021/12/Insight-report-FINAL_updated.pdf

「根拠を尋ねよう」キャンペーンは2011年から行っている。2018年にWellcome Trustの資金提供によりアンバサダー計画を構築し始めた。大使には訓練と支援を提供した。