2019-08-20

[BfR]消費者製品のPAH濃度は可能な限り減らすべきである

PAH levels in consumer products should be as low as possible

09.08.2019

https://www.bfr.bund.de/en/press_information/2019/29/pah_levels_in_consumer_products_should_be_as_low_as_possible-241757.html

ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、助言する立場で国家GS認証マークを与える基準の作成に関与している。現在BfRは、発がん性の多環芳香族炭化水素(PAHs)の既存最大量が、使用されている技術基準により合理的に達成可能な量に調整されていることの確認作業中である。発がん性の混合物質には安全な用量が導出できないため、PAHsへの消費者暴露をさらに減らす必要がある。 BfRの見解では、全ての一般的なゴム素材、エラストマー、プラスチックのPAH含有量を0.2mg/kg未満に最小化することは技術的に実現可能である。これは、比較的含有量の少ない多くの製品の様々な検査機関の測定データから示されている。「したがって私達の見解では、この数値は長期間あるいは繰り返し皮膚と接触するすべての製品にGSマークを適用してよい」とBfR長官Andreas Hensel医学博士は述べた。「消費者製品のPAH濃度を可能な限り減らせば、消費者の健康保護を維持できる」とHensel氏は強調した。

EUの規制は発がん性8 PAHについて全ての消費者製品に1 mg/kgであり、乳幼児用のおもちゃは 0.5 mg/kgである。GSマークは安全性を保証する認証であり製品のプラスチックやゴムの部分について最大0.2 mg/kg PAHを基準とする。

 

[FDA]シーフードの安全性更新

Seafood Safety Updates

https://www.fda.gov/seafood

 

Fish and Fishery Products Hazards and Controls Guidance

Fourth Edition, August 2019

https://www.fda.gov/food/seafood-guidance-documents-regulatory-information/fish-and-fishery-products-hazards-and-controls-guidance

 

魚および水産物のハザードと管理ガイド第四版に更新

たとえば

自然毒(ヒスタミンは単独で別の章)

CHAPTER 6: NATURAL TOXINS

https://www.fda.gov/media/80235/download

記載があるのは

シガトキシンによるシガテラ魚中毒

クルペオトキシンClupeotoxin

ゲンピロトキシンGempylotoxin

イクシオヘモトキシンIchthyohemotoxin

テトラミン

テトロドトキシン

シーフード関連横紋筋融解症(Haff病)

(毒魚は別)

記憶喪失性貝毒

アザスピロ酸貝中毒

下痢性貝毒(オカダ酸、ジノフィシストキシン)

神経毒性貝毒(ブレベトキシン)

麻痺性貝毒(サキシトキシン)

環状イミン類

ペクテノトキシン

エソトキシン

 

(何故抜き出したかというと米国のシーフードHACCPガイドではここまで説明しているのに日本の仲卸は「魚の入った箱を蹴らない」「タバコを吸わない」が守られないレベルだということ。これで日本の食品は安全だからどんどん輸出できるはず、というのだから)

 

論文

-現地の藻類から作ったペーパーフィルターがバングラデシュの数百万人の命を救う

Paper filter from local algae could save millions of lives in Bangladesh

18-Aug-2019

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-08/uu-pff081819.php

Pithophora 藻類から作ったペーパーフィルターを使って水処理ができる可能性

 

-研究が妊娠中のフッ素暴露と子どものIQスコアを検討する

Study examines maternal exposure to fluoride in pregnancy, kids' IQ scores

19-Aug-2019

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-08/jn-sem081519.php

JAMA Pediatricsからのプレスリリース

 

-小麦粉にビタミンDを添加することで1000万の新規ビタミンD欠乏が予防できる

10 million new cases of vitamin D deficiency will be prevented by adding vitamin D to wheat flour

19-Aug-2019

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-08/uob-1mn081919.php

イングランドとウェールズで今後90年間におこるビタミンD欠乏が強化小麦粉で予防できる、European Journal of Clinical Nutritionに発表。

(ビタミン錠剤のススメではなかなか効果がない、必要ない人が摂って必要な人が摂らない)

 

-米国の違法薬物への支出は年に約1500億ドル

Spending on illicit drugs in US nears $150 billion annually

20-Aug-2019

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-08/rc-soi081519.php

アルコールへの支出に匹敵

新しいRANDの報告書によると2016年にアメリカ人が大麻、コカイン、ヘロイン、メタンフェタミンに使ったお金は約1500億ドル。その多くが毎日あるいはほぼ毎日薬物を使う一部の人による。2017年のアルコールへの支出は1580億ドル。

 

Natureから

-ドラゴンを作る:空想科学の冒険

Nature書評

Making dragons: a speculative scientific adventure

16 August 2019

https://www.nature.com/articles/d41586-019-02468-w

Helen Pilcherがどうやってこの火を噴く恐ろしい生き物を生命工学で作るかについての父と娘の空想研究を楽しむ

Paul Knoepfler Julie Knoepflerによる「ドラゴンの作り方あるいは試みながら死ぬ:最新科学の風刺的研究How to Build a Dragon or Die Trying: A Satirical Look at Cutting-Edge Science」の書評

幹細胞研究者Paul Knoepfler8年生(中学2年生)の娘が父の助言を得てドラゴンを作る方法を考える

 

-恐ろしいバナナの真菌がアメリカに到達し警告

Natureニュース

Alarm as devastating banana fungus reaches the Americas

19 August 2019 Jonathan Lambert

https://www.nature.com/articles/d41586-019-02489-5

この地域は世界の輸出バナナの多くを作る-そして真菌はほとんどの人気のある商用品種に影響する

コロンビアが88日にTR4の存在を確認して国の緊急事態を宣言した

地図有り

 

-ブラジルの予算削減で8万人以上の科学奨学金を脅かす

Natureニュース

Brazil’s budget cuts threaten more than 80,000 science scholarships

19 August 2019 Rodrigo de Oliveira Andrade

https://www.nature.com/articles/d41586-019-02484-w

国の主要科学研究費出資機関がお金をすぐに出さないと若い研究者に賃金が払えない

ポスドク研究者等8万人以上が9月から停職に

(そうするとあちこちで実験できなくなるので全体に影響が)

 

-新しいデータベースで極端に自己引用の多い数百人が明らかになった

Natureニュース特集

Hundreds of extreme self-citing scientists revealed in new database

19 August 2019

https://www.nature.com/articles/d41586-019-02479-7

(おもしろい。インド人、ウクライナ、ロシア。日本はど真ん中)

 

Scienceニュース

-妊娠中にフッ素添加水を飲むと息子のIQが低くなるかもしれない、議論の多い研究が言う

By Michael PriceAug. 19, 2019 ,

Drinking fluoridated water during pregnancy may lower IQ in sons, controversial study says

https://www.sciencemag.org/news/2019/08/drinking-fluoridated-water-during-pregnancy-may-lower-iq-sons-controversial-study-says

ミシガン州Grand Rapids1945年に虫歯予防のために実験的に飲料水へのフッ素添加が行われて以降、米国では公衆衛生上の偉大な成功の一つとして称賛されてきた。現在米国の約2/3がフッ素添加水道水を供給されていて、オーストラリア、ブラジル、カナダ、ニュージーランド、スペイン、英国でも多くの人がそうである。今回新しい研究で妊娠中にフッ素添加水を飲んでいた母親の子ども、特に男の子のIQの低さとフッ素添加を関連づけた。

長い間フッ素添加を批判してきた人達がこの研究を称賛するが、他の研究者は信用性を低下させる無数の欠陥を指摘する。いずれにせよ「これは爆弾になるかもしれない」とこの研究には参加していないハーバード大学の環境健康研究者Philippe Grandjeanは言う。

フッ素添加は1940-50年代に始まり現在世界人口の約5%がフッ素添加水道水を受け取っている。これには始まった時から批判がある。一部の人達はがんを含む広範な病気に関連すると主張してきたが多くの批判者はそれを疑似科学だとして片づけてきた。しかし一部の少数の科学者はフッ素添加の虫歯予防への有効性に疑いを投げかけるメタ解析を発表した。そしてつい最近フッ素暴露とIQ低下の関連の可能性を示す小規模研究を発表し、歯科の研究グループが迅速にそれに疑問を提示した。そして今日、JAMA Pediatricsがおそらくこれまでで最も格の高い批判を提供した。この研究は心理学者と公衆衛生の研究者らがカナダの連邦政府が出資した、2008年からデータ収集を開始した6つのカナダの都市で妊娠女性とその子どもを追跡した長期研究である環境化学物質母子研究計画のデータを調べた。

600人のうち40%ほどがフッ素添加されている都市に住んでいて、尿中フッ素濃度は平均0.69 mg/Lで、フッ素添加されていない都市の女性の尿の平均は0.4 mg/Lだった。出産後3-4年で子どもにIQテストをしているが、親の教育レベルや飲酒、出生時の体重、家庭の収入、鉛・水銀・ヒ素などの環境中有害物質の変数を調整した後、尿中フッ素濃度が1mg/L増えるごとに息子の(娘ではそうではない)IQが約4.5ポイント下がることを発見した。これは子どものIQと低濃度鉛暴露を調べた他の研究の影響に近い。

フッ素の摂取量を母親の自己申告で推定する二番目の方法では男女両方でフッ素1 mg/L(?)あたり3.7ポイントのIQ低下と関連した。自己申告はあまり信頼できないので広く認められた方法ではない。研究者らは方法により差がある理由はわからないと認めていて作用メカニズムの想定も拒否している。

この知見は既に広範な吟味対象になっているが、もし検証に耐えたら、それは公共政策に重大な意味がある。現在米国保健福祉省は飲料水のフッ素濃度を0.7mg/Lにすべきとしているが、「もしこの水道水を1L飲んで、それからマグカップ2杯のお茶を飲んだら、フッ素の上限を超える」とGrandjeanは言う。

著者らはこの仕事が議論になることは十分承知していて、その一人のトロントにあるヨーク大学の神経心理学博士候補Rivka Greenは、この研究がさらなる研究のきっかけとなることを期待する、という。「我々は可能な限り注意深くやろうとした。フッ素が毒だと言いたいわけではない。ただデータの語ることを示そうとしただけである」

この研究の知見が波風をたてるだろうことを知っていたため、JAMA Pediatricsは論文に編集者注をつけるという普通でないやりかたをした。「この論文を出版するのを決めることは簡単ではなかった」と編集者のシアトル子ども病院小児科医で疫学者のDimitri Christakisは書く。彼はこの研究は「方法や知見の提示などについて追加の吟味が行われた」と加えた。

それでも何人かの研究者らはこの論文の方法の欠陥が重要性を低下させると主張する。ロンドンのSMCに発表されたコメントで英国ノッチンガムトレント大学の心理学者Thom Baguleyは、データに「極めて雑音が多い」、つまり簡単に偽陽性につながってしまう他の要因がたくさん含まれる、と注意している。King’s College Londonの心理学者Stuart Ritchieはこの知見は裸の統計学的有意に過ぎず、「境界領域で極めて弱い」と呼ぶ。「これだけでフッ素の安全性についての疑問に大きく針を動かすべきではない」と書く。

カナダのカルガリー大学公衆衛生研究者Lindsay McLarenは合意しない。彼女はScienceに対してこの研究は方法がしっかりしていて信頼できるように見えるという。しかしフッ素添加について変更するのは時期尚早であることには合意する。「公衆衛生政策はどんなものでもたった一つの研究ではなく入手できる根拠全体に基づくことが理想的である。フッ素とフッ素添加についての新しい研究をレビューし続けることが重要であろう」

(これが真ならお茶どうしようって話になるんだけど・・)

 

-「システムは要求が殺到してさばききれない」カナダは研究用大麻のリクエストにこたえられない

‘The system is swamped.’ Canada can’t keep up with requests to study cannabis

By Meredith WadmanAug. 19, 2019 ,

https://www.sciencemag.org/news/2019/08/system-swamped-canada-cant-keep-requests-study-cannabis

カナダは201810月の大麻合法化により誘発された大麻研究許可申請に対応するのに必死である。申請は7月後半までに251あり何ヶ月も待たなければならないことに科学者はいらいらしている。遅れることでヘルスカナダへの批判もおこっている。

「みんなが大麻を育て、摂取し、買っているのになぜ研究者だけまだなのか?」

ヘルスカナダは大麻許可申請対応者を140人に増やして対応している

皮肉なことに、研究用ではたとえ数マイクログラムでも認可されるまで何ヶ月も待つのに、19才の学生は30グラムを吸うことができるのである。

 

その他

-母親のフッ素暴露と子どものIQを調べた研究への専門家の反応

SMC UK

expert reaction to study looking at maternal exposure to fluoride and IQ in children

August 19, 2019

https://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-study-looking-at-maternal-exposure-to-fluoride-and-iq-in-children/

JAMA Pediatricsに発表された研究が、母親のフッ素暴露が子どものIQスコアの低下につながるかもしれないと報告

(一部のみ)

Nottingham Trent大学実験心理学教授Thom Baguley教授

最初に、母親のフッ素暴露とIQ低下に関連があるというのは嘘で、これは有意ではない(なのに要旨に記載されていない)。男の子で僅かな低下、女の子で有意でない僅かな増加を観察した。これはサブグループ解析の例であり、この種の研究では不適切とされるものである。なぜなら何らかのサブグループで何らかの差を観察するのはいつでも可能だから。もう一つはIQの減少がありそうになく大きいことでこのような大きな影響があるならこれまでの研究でみつかっているはずである。

RMIT大学分析化学准教授Oliver Jones博士

タイトルは恐ろしげだが注意点がある。フッ素の1mg/Lの違いはIQ4.49ポイントの違いだと著者らは述べているが実際の人々での最も大きな差でも1mg/mL以下である。たくさんの交絡があり結論は難しい

王立統計学会統計大使Joy Leahy博士

この研究は妊娠中の母親の暴露の影響だけを評価しているが、それは出産後の子どもの暴露と強い関連があるだろう。従って妊娠中のフッ素が要因というのは困難である

Leeds大学環境毒性学名誉教授Alastair Hay教授

この論文には多数の懸念がある。最初に、母親のフッ素暴露量は妥当性を検証されていない。これは重要だ。フッ素のような半減期の短い物質については尿の濃度は最後に飲んだものの反映でしかない。また男の子でしか低下しないのも奇妙である。

ロンドン大学Birkbeck認知科学教授Rick Cooper教授

著者のタイトルはデータによって支持されない。少女のIQが増加している。少年のIQ低下が有意になったのは極一部の極端にフッ素暴露の多い母親の少年のデータによるが、それでも正常範囲である。フッ素の分布は均一ではなく、高濃度の集団は極一部でほとんどが低濃度であり、従って統計検定のための想定が満たされていない。影響が直線反応でない可能性-例えば高濃度でのみ影響が出て低濃度では出ない-などが考慮されていない。

Open大学応用統計学名誉教授Kevin McConway教授

フッ素暴露量の推定の妥当性が検証されていない。観察研究であり交絡要因がコントロールされているかどうかわからない。母親のIQは調整されていない。

King’s College London精神医学心理学神経科学研究所(IoPPN)講師Stuart Ritchie博士

全体としてこの知見は極めて弱くボーダーラインである。

King’s College Londonトランスレーショナル神経発達のためのSacklerセンタートランスレーショナル神経科学教授Grainne McAlonan教授

例えばフッ素添加群と添加していない群の平均IQ 108.07 vs. 108.21で、同じである。これを見て、フッ素とIQの関連を研究しようと思うこと自体驚きである

(とても気合いの入ったコメント多数。)

 

-ノー、フッ素はIQを低くしない。それは因果関係のHill基準を満たさない

ACSH

No, Fluoride Doesn't Lower IQ. It Fails to Satisfy Hill's Criteria of Causality

By Alex Berezow — August 19, 2019

https://www.acsh.org/news/2019/08/19/no-fluoride-doesnt-lower-iq-it-fails-satisfy-hills-criteria-causality-14229

JAMA Pediatricsに発表された極めて議論の多い研究についてAustin Bradford Hillの相関関係と因果関係を区別するための9つの基準(関連の強さ、一貫性、特異性、一時性、用量反応関係、妥当性、統一性、実験、類似性)を検討。

関連の強さ

少年のIQとの関連の信頼区間は-8.38から -0.60ともう少しでゼロを含み関連が強いとは言えない

一貫性

他の研究データと一致しない

統一性

男の子でしかIQ低下が有意ではない。女の子では差がないどころかIQが増加することになっている。明らかに統一性がない。

 

2019-08-19

[EU]査察報告

-デンマーク―生きた動物及び動物製品の残留物と汚染物質

Denmark―Residues and contaminants in live animals and animal products

16/08/2019

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=4167

2019年2月26日~3月8日までデンマークで実施した、生きた動物及び動物製品の残留物と汚染物質の監視を評価するための査察。2010年の前回の欧州委員会の査察の助言に応えた修正行動にも注意が払われた。概して、残留物検査の計画と実行、違法結果のフォローアップ、研究所の実績は、主に効果的で動物用医薬品の販売と利用に関する包括的な管理に支えられている。この肯定的な評価にもかかわらず、残留物管理システムの効果を改善するために、サンプリング戦略、習慣、研究所の実績のマイナーな問題に関する欠点に対処する必要がある。

 

-ポルトガル―農薬の持続可能な利用

Portugal―Sustainable use of pesticides

14/08/2019

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=4165

2019年1月9日~2月7日までポルトガルで実施した、農薬の持続可能な利用の達成手段を評価するための査察。指導者の認可やモニタリングを含む農薬管理者の教育や認可に、農薬散布装置(PAE)検査所やその後の定期的な評価の認識に、公共エリアでの植物保護製品を免責とするのに、良く組織された効果的なシステムが整備されている。だが、改善が必要な分野が特定された。PAE検査の大幅な遅延、ある種の機器に国内法で規定されている免除がEUの条件に従っていない。統一害虫管理の一般原則の実行はPPP職業利用者の義務だが、農場レベルで施工されていない。保護区域でPPPの利用を限定する特定手段は、野生の対象外の生物の潜在的なリスクを排除または最小化することができない。

 

-アイルランド―農薬の持続可能な利用

Ireland―Sustainable use of pesticides

14/08/2019

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=4166

2019年1月29日~2月6日までアイルランドで実施した、農薬の持続可能な利用の実行手段を評価するための査察。アイルランドは2013年から2018年の間に初の国家活動計画を採用した。この計画の一部の分野で定量目標がなく、国が実行するすべての関連点や手段を含んでいないため、明確な指示が出されていない。査察時には、この計画のレビュープロセスや次の5年間への更新はほとんど完成していた。現在使用されている大部分の機種に農薬散布器調査システムが設定されている。統一した害虫管理を行うために一般と個人両方への助言サービスが重要な役割を果たしており、農業従事者に勧める適切な手段がある。管轄機関は、農業や農業以外の管理者両方を含む、職業利用者の遵守を確認する特定の公的管理を効果的に導入あるいは拡大しているが、統一した害虫管理の実行や空容器対策の実施手段など、関連する多くの問題を適切にカバーしていない。

 

[EU]RASFF Week33-2019

警報通知(Alert Notifications)

アイルランド産冷凍調理済茶色のカニのカドミウム(1.6 mg/kg)、イタリア産シリコーン製取っ手付きプラスチック製おたまからの一級芳香族アミンの溶出(最大 270 µg/kg)、中国産スロバキア経由グラスセットからのカドミウム(1.95 mg/item)及び鉛(39 mg/item)の溶出、スペイン産タジン鍋からの亜鉛(0.024 mg/l)及びアルミニウム(7.1 mg/l)の溶出、イタリア産オリーブオイル漬アンチョビフィレのカドミウム(0.452 mg/kg)、ベルギー産ボトル水の化学物質汚染リスク、中国産スロバキア経由竹製コーヒーマグからのホルムアルデヒドの溶出(60.5 mg/kg)、

注意喚起情報(information for attention)

ポーランド産CBDオイルの未承認物質テトラヒドロカンナビノール(THC) (748 mg/kg)、中国産大型カップからのホルムアルデヒドの溶出(35, 32, 73 mg/kg)、スペイン産チルド調理済クルマエビの亜硫酸塩高含有(270 mg/kg)、オランダ産チルドニシンフィレのヒスタミン(310 mg/kg)、ベトナム産冷凍赤マグロサクブロックの亜硝酸塩(1118 µg/kg)未承認、ベトナム産オランダ経由冷凍マグロサクの亜硝酸塩 (204 µg/kg) 未承認、

フォローアップ用情報(information for follow-up)

インド産マスタードオイルのエルカ酸(47 g/100g)高含有、産出国不明食品サプリメントの未承認新規食品成分イカリソウ、中国産子供用食器セットからのメラミンの溶出(2.9 mg/kg)、英国産シュガーペーストの着色料ポンソー4R/コチニールレッドA(E124)高含有(717 mg/kg)、ポルトガル産チルド牛肉のチルミコシン(>125 µg/kg)未承認、スロバキア産食品サプリメントの未承認物質ヨヒンビン及び未承認新規食品成分アグマチン硫酸、

通関拒否通知(Border Rejections)

グレナダ産ナツメグのアフラトキシン(B1 = 20; Tot. = 35 µg/kg)、米国産ピーナッツのアフラトキシン(B1 = 8.5; Tot. = 9 µg/kg)、フィリピン産塩味スナックの着色料サンセットイエローFCF(E110)の未承認使用、米国産殻付きピーナッツのアフラトキシン(B1 = 186; Tot. = 198 µg/kg)、トルコ産レーズンのオクラトキシンA (20.2 µg/kg)、インド産アラブ首長国連邦経由チリペッパーの未承認物質エチオン(0.13 mg/kg)、

 

[NHS]子供の食事のグルテンはセリアック病のリスクを上昇させるか?

Does gluten in children's diets raise the risk of coeliac disease?

Thursday 15 August 2019

https://www.nhs.uk/news/food-and-diet/does-gluten-childrens-diets-raise-risk-coeliac-disease/

「幼児期初期の小麦やグルテンの過剰摂取は、子供時代のセリアック病のリスクを上昇させる」とMail Onlineは報道する。

研究者はスウェーデン、フィンランド、ドイツ及び米国の子供6,605人の食事を調べた。子供はすべて、免疫システムが体内の自己組織を攻撃し始める、セリアック病のような自己免疫疾患を発症するリスクが高くなる遺伝的変異を持っていた。

グルテンは小麦、ライ麦及び大麦を含む穀物に見られるタンパク質である。主張と反対に、グルテンは多くの人にとって健康的な食事の不可欠な成分である。

セリアック病の人にとって、グルテンは腸壁の内膜を攻撃する抗体を生成する免疫システムの引き金となり、そうなると栄養素を吸収できない。セリアック病は食物不耐性ではなく、深刻なアレルギーである。唯一の治療は生涯にわたるグルテンフリーの食事である。

この高リスクの集団は5から10人中1人はセリアック病を発症し、平均の100人中1人よりも高い比率であった。セリアック病は子供時代の初期に発症することが多いので、研究者は生まれてから5歳までの子供を調べた。研究者は、平均以上の量のグルテンを摂取した子供はこの病気を発症する可能性が少し高いと発見した。しかしこれはグルテンが必ずしも疾患を引き起こすということではない。このタイプの研究ではそれはわからない。例えば、一部の子供は念のためグルテンの少ないあるいはない食事をしていた可能性があり、そうでなければセリアック病を発症していただろう。

この研究は、セリアック病に遺伝的になりやすい子供に対する最適な食事のさらなる研究への道を開く。

 

[TGA]広告に関する指示通知

Advertising directions notices

15 August 2019

https://www.tga.gov.au/advertising-directions-notices

処方薬及び違法製品、SARM、DMAA 及びCardarineを含む製品の広告を中止するよう違反する企業が指示された。

https://www.tga.gov.au/direction-about-advertisements-auzsupps-pty-ltd

https://www.tga.gov.au/direction-about-advertisements-esr-you-pty-ltd

https://www.tga.gov.au/direction-about-advertisements-evolution-supplements

https://www.tga.gov.au/direction-about-advertisement-gumby-gumby-capsules

 

[ヘルスカナダ] 助言:オンタリオ州ニューヨークにあるAphrodite Aesthetic Clinicから押収された健康製品は深刻な健康リスクを引き起こす可能性がある

Dozens of health products seized from Aphrodite Aesthetic Clinic in North York, Ontario, may pose serious health risks

August 15, 2019

http://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2019/70749a-eng.php

ヘルスカナダはAphrodite Aesthetic Clinicから押収された深刻な健康リスクを引き起こす可能性がある健康製品に関して市民に助言している。製品はクロトリマゾール、硫酸ゲンタマイシン、ニトログリセリン、オルリスタットを含む。

 

[DEFRA]将来のフードシステムに意見募集

Public to have their say on the food system of the future

17 August 2019

https://www.gov.uk/government/news/public-to-have-their-say-on-the-food-system-of-the-future

英国の購入者は、英国食品産業の過激な大変革計画で、環境に優しく健康的で買いやすい食品を買えるようになるだろう

最初のステップとして、本日政府は消費者、農家、食品生産者から科学者までに根拠を呼びかけた。その見解を、英国の約75年近くにわたるフードシステムの最初の大規模レビューに情報として使う。Henry Dimblebyによるレビューは食品産業が将来にフィットし、成長を支持し環境を強化し、気候変動による課題に対応できるものにすることを目的とする。どんなアイディアでも検討する。

 

-国の食料戦略を開発する:独立したレビュー2019

Developing a National Food Strategy: independent review 2019

17 August 2019

https://www.gov.uk/government/publications/developing-a-national-food-strategy-independent-review-2019

2020年夏に発表予定で現在2019年10月25日まで意見募集中

 

[COC]2019年7月16日の会議の議題とペーパー

16 July 2019: agenda and papers (ZIP, 2.5MB)

https://www.gov.uk/government/groups/committee-on-carcinogenicity-of-chemicals-in-food-consumer-products-and-the-environment-coc

・非遺伝毒性発がん物質の試験と評価のOECD統合アプローチについての更新

・初回改訂ガイダンス声明(G01):化学発がん物質のリスク評価戦略

1983年のNASのパラダイム-ハザード同定・ハザードキャラクタリゼーション・暴露評価・リスクキャラクタリゼーションの4ステップからなる-が推奨されるがハザードの同定にはin vitroやin silicoのデータの使用がますます増加している。これらは作用機序(MOA)とともにヒトや動物での妥当性を評価される。用量反応相関を同定したらリスク評価の開始点となる出発点(POD)を決める。リスクを評価するには暴露量を推定あるいはモデル化することが必要である。この結果リスク管理の必要性が同定されるだろう。リスク管理者には暴露マージンアプローチのような方法で意志決定を援助ができる。

・リスク評価における疫学と毒性学データの統合に関するスコーピングペーパー

 文献や資料各種紹介。多くの場合根拠の重み付け(WoE)アプローチ

・生涯より少ない時間の暴露によるリスクを検討する枠組みの開発について

・ホライゾンスキャニング

 

[DHSC]首相が予防接種率改善のための緊急対応を命令

Prime Minister orders urgent action to improve vaccination uptake

18 August 2019

https://www.gov.uk/government/news/prime-minister-orders-urgent-action-to-improve-vaccination-uptake

2019年第一四半期に英国ではしかが230例以上報告されたことを受けて、Boris Johnson首相が予防接種率改善のための緊急対応を命令

 

[DAFM]英国のEU離脱-あなたのビジネスの変更に準備を

Brexit - Prepare your Business for Change

https://www.agriculture.gov.ie/brexit/preparingforbrexit/

合意無しの(無秩序な)離脱に備える

(生きものは時間的余裕はないので大変)

 

[FSS]EU離脱準備のためにFSSがやっていること

What has Food Standards Scotland been doing to prepare for Brexit?

https://www.foodstandards.gov.scot/about-us/our-remit/brexit

 

[FDA]FDAは食用水棲種の動物用医薬品の残留キネティクスと代謝を評価するガイドラインを発表

FDA Announces Availability of Guidance to Evaluate Metabolism and Residue Kinetics of Veterinary Drugs in Food-Producing Aquatic Species

August 16, 2019

https://www.fda.gov/animal-veterinary/cvm-updates/fda-announces-availability-guidance-evaluate-metabolism-and-residue-kinetics-veterinary-drugs-food

休薬期間を設定するためのマーカー残留物枯渇試験

 

[FDA]FDAは喫煙の健康への悪影響について市民の理解をより促進するためにタバコの包装や広告の色つき健康警告を新たに提案する

FDA proposes new required health warnings with color images for cigarette packages and advertisements to promote greater public understanding of negative health consequences of smoking

August 15, 2019

https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/fda-proposes-new-required-health-warnings-color-images-cigarette-packages-and-advertisements-promote

あまり知られていないが深刻な喫煙の健康被害を描写するカラー写真を特徴として提案された警告は、ここ35年以上のなかで最も大きなタバコ表示の変更である。

(子どもへの害、血管を詰まらせて脳卒中と心疾患をおこす、膀胱がんと血尿)

 

[CDC]CDCは電子タバコを使用していた人達の重症肺疾患について調査している

CDC, states investigating severe pulmonary disease among people who use e-cigarettes

August 17, 2019

https://www.cdc.gov/media/releases/2019/s0817-pulmonary-disease-ecigarettes.html

CDCはウィスコンシン、イリノイ、カリフォルニア、インディアナ、ミネソタの保健省の、電子タバコ製品の使用に関連した肺疾患クラスター、主に青少年と若年成人での、について相談を受けている。さらに他の州も確認されてはいないが可能性のある症例があり調査中であることを報告している。感染症が原因だという決定的根拠はない。各州の一部症例は類似していて電子タバコ使用に関連しているようだが、原因究明にはさらなる情報が必要である。

最新情報

・可能性のある症例は94そのうち30がウィスコンシン

 

論文

-マサチューセッツの子どもの大麻に関連した中毒相談電話が医療用大麻合法化後2倍になった

Cannabis-related poison control calls for Massachusetts kids doubled after medical pot legalized

16-Aug-2019

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-08/uoma-cpc081319.php

マサチューセッツ大学Amherst校の公衆衛生研究者らはこの知見は強力な製品から若者をより良く守る必要性を強調する

JAMA Network Openに発表。全年齢層で食べられる大麻が原因のものが増えている

 

-Lancet

ワールドレポート:アフリカの色素欠乏症の人々:皮膚がんと戦う

People with albinism in Africa: contending with skin cancer

Esther Nakkazi

THE LANCET Volume 394, ISSUE 10198, P553-554, August 17, 2019

アフリカではアルビノの人を攻撃することは減ってきたが烙印への恐怖と皮膚がんへの知識の無さから皮膚がんがまだ大きな脅威である。

国連によると、色素欠乏症の人の98%は日光暴露により40才以上は生きない。そして死亡原因の少なくとも80%は皮膚がんである。アフリカではさらに差別により状況が悪化する。一部のアフリカ社会では、アルビノ人の人体の部分を持っていると金持ちになると信じられていて、腕や髪や爪をとるために殺されている。

 

コメント:タバコ流行対策の進展

Progress in beating the tobacco epidemic

Tedros Adhanom Ghebreyesus

THE LANCET Volume 394, ISSUE 10198, P548-549, August 17, 2019

WHOの報告について

 

暑さと健康:今後のLancetシリーズ

Heat and health: a forthcoming Lancet Series

Anthony Capon et al.,

THE LANCET Volume 394, ISSUE 10198, P551-552, August 17, 2019

2020年に熱波の健康影響等に関するシリーズを発表する

エアコンが有効なのは確かだがそのために温室効果ガスの排出が増加しますます温暖化が進む悪循環がおこっている。

(東京オリンピックが暑さ対策の教材として狙われているような・・)

 

-Natureニュース

帝王切開の赤ちゃんは母親の微生物が必要か?試験が議論の多いアイディアに取り組む

Do C-section babies need mum’s microbes? Trials tackle controversial idea

16 August 2019 Sara Reardon

https://www.nature.com/articles/d41586-019-02348-3

乳児に母親の膣の細菌を塗りつけることが子どもの健康に影響する可能性があるが、批判者はデータがほとんどないことと高いリスクを警告する

帝王切開で生まれた子どもは産道を通るときに浴びる細菌がいないが、それが肥満や喘息などの慢性健康問題リスクを上げるかどうかについては研究者の見解は分裂している。この疑問にこたえるためにいくつかの臨床試験が行われている。少なくとも米国、スウェーデン、中国の4つのグループが別々の実験を始めている。しかしそのような子どもをリスクに晒す可能性のある実験は行うべきではないと批判者は言う。

 

その他

-コンブチャを飲むことは健康に何か利益があるか?

Does Drinking Kombucha Have any Health Benefits?

Shira Cohen, OSS Intern | 15 Aug 2019

https://mcgill.ca/oss/article/health-nutrition-you-asked/does-drinking-kombucha-have-any-health-benefits

コンブチャは細菌を含むのでプロバイオティクスとして健康によいと宣伝されているが、その根拠は薄弱である

適量を飲むことにリスクはほとんど無いが健康効果についてはヒト臨床試験で確認されるまでは疑ったほうがいい。マウスは人間ではないことも覚えておく。

 

-グリホサート-インターネットの恐怖宣伝の寵児

Glyphosate — the Internet’s fearmongering darling

By Michelle Miller, Farm Babehttp://www.thefarmbabe.com Published: August 13, 2019

https://www.agdaily.com/crops/glyphosate-internets-fearmongering-darling/

EPAが再びグリホサートに発がん性の根拠はないことを示すプレスリリースをした。「再び」と言ったのは既に800以上の研究がありグリホサートとがんに関連はないことが示されている。専業農家に聞けば誰だってグリホサートはこれまで入手できたものの中で最も安全な部類だと答えるだろう。もっと毒性の高い合成及び有機農業用農薬はたくさんある。

農薬は農業にとって重要だが使いすぎは無駄である。農作物を守らなければ世界の食糧生産は最大80%失われるだろう。

そんな中でグリホサートはインターネットの恐怖宣伝の寵児になった。もしあなたがグリホサートについてフェイスブックを読んだり書いたりしたら、その後お金儲けを企む法律事務所からの「スポンサーつき」投稿の標的にされるだろう。それが私にはしょっちゅうだ。

(以下略)

 

-当局者:約100症例の謎の肺疾患が電子タバコと関連するかもしれない

Officials: Nearly 100 Cases of a Mysterious Lung Illness Could Be Linked to Vaping

19 AUG 2019

https://www.sciencealert.com/vaping-may-be-complicit-in-almost-100-mystery-lung-illnesses-currently-being-investigated

州及び連邦保健当局が約100症例の電子タバコと関連する謎の肺疾患を14州で調査している。この多くが入院していて一部はICUで人工呼吸を行っている

 

-大豆は女性の健康に悪いのか?

Is soya bad for women’s health?

By Jessica Brown 19 August 2019

http://www.bbc.com/future/story/20190816-is-soy-bad-for-womens-health

BBC future。長い、しっかりした記事。良いとも悪いとも結論は出せない。

(写真が不思議な料理。枝豆は大豆イソフラボンの話をするときには別物のような)

 

-食品はいつ敵になったのか?

When did food become the enemy?

https://www.journalpioneer.com/lifestyles/food-and-drink/when-did-food-become-the-enemy-342473/

ソーシャルメディアやダイエットの流行がデジタルで伝染する摂食障害を誘発している。クリーンな食生活がめちゃくちゃになると、それはオルトレキシアと呼ばれる。

無数のインフルエンサー、ブロガー、セレブがインスタグラムやその他のソーシャルメディアで極端に純粋な食事への強迫を煽る。脂肪、炭水化物、グルテン、加工食品、乳製品、肉、動物由来食品が悪者になっている。これら全てを制限すると健康的な食生活は全くの不健康になる。

危険な兆候

・ストレスの多いイベントによって食生活を変える

・食事を理由に社会参加を避ける

・あなたと同じような食事の人としかつきあわず、食べるものによって他人を判断する

・人生の多くの時間を食品のことで使う

・たとえ偶然であっても基準にあわない食品を食べると後悔する

 

-作物の問題:若い市民が動き始める

Crops Matter: Young Citizens take the Initiative

Posted by RiskMonger on August 18, 2019

https://risk-monger.com/2019/08/18/crops-matter-young-citizens-take-the-initiative/

農業技術を学ぶ学生のグループが、昨年の欧州司法裁判所の決定に反応してこの残念な常態を解決しようと欧州市民イニシアチブを開始した。彼らを支持しよう。

オランダのワーゲニンゲン大学などの修士の学生達

Grow scientific progress: crops matter!

https://ec.europa.eu/citizens-initiative/public/initiatives/ongoing/details/2019/000012

彼らのサイト

https://www.growscientificprogress.org/

 

-視点:何故Non-GMOプロジェクトは消費者を騙すマーケティングツールでしかないのか

Viewpoint: Why the Non-GMO Project label is little more than a marketing tool that deceives consumers

David Warmflash | August 16, 2019

https://geneticliteracyproject.org/2019/08/16/viewpoint-why-the-non-gmo-project-label-is-little-more-than-a-marketing-tool-that-deceives-consumers/

最近食品を買いに行くと「Non-GMOプロジェクト認証」と表示された製品が目に入る。特にWhole Foods Marketのような高所得者を対象にした店舗では。スターバックスのコーヒーショップでも見られる。皮肉なことにスターバックスは反GMO活動家の標的になってきたのに。それでもノンGMOシールを貼るのは何らかのメリットがあるのだろう-しかし事実は誰の得にもならない。

GMOシールが意味するものは、その食品会社が認証のためにお金を払ったこと、それにはPCR検査が行われたこと、である。検査の結果一定量以上の遺伝子配列が検出されなければ「認証」される。これはかなり緩い基準である。

(以下略)

2019-08-16

[EU]査察報告

-ドイツ加工動物タンパク質

Germany―Processed animal proteins

05/08/2019

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=4163

20192525日にドイツで実施した、加工動物タンパク質(PAP)の衛生状態、トレー

サビリティ、取引に関する条件の確認手段の評価をするための査察。公的管理システムの構造やPAP生産及び取引チェーンに沿った公的管理の計画は、公的管理実行の良い基盤を提供している。にもかかわらず、効果的な実行は、施設のリストの不正確さ、加工手段7の公式検証の問題、公的サンプリング、PAPと有機肥料/ 土壌改良剤のEU内貿易のTRACES通知の確証条件の実行に関する検査がなく弱められている。

 

-米国―EU輸出用木材

United States―Wood intended for export to the European Union

05/08/2019

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=4161

201931829日に米国で実施した、EU輸出用木材の植物検疫証明書を含む公的管理システムを評価するための査察。以前の査察の助言への対処行動も評価した。動植物検疫所(APHIS)EU輸出用木材の検査と認証の包括的なシステムを確立しているが、特定の弱点により害されている。業界が発行するトネリコやオークの輸出用認証プログラムのいくつかの要素が以前の査察以降強化されていることも分かった。このプログラムの公的監視は、めったに適用されない。監視が継続的に行われず、プログラムの信頼性を害している。APHISは以前の査察中に確認されたトネリコ用のシステムアプローチの欠点の多くを修正していない。

 

-ルーマニアオーガニック生産と表示

Romania―Organic production and labelling

05/08/2019

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=4158

2018101519日にルーマニアで実施した、オーガニック生産とオーガニック製品表示の管理を評価するための査察。管轄機関(CA)は、2013年の最初の委員会査察以降、公的管理実行でかなり進歩しているが、ルーマニアで管理団体(CBs)が管理する技術者の数と比べて証拠やレビューされた査察の件数が少なく、不正行為を行った経営者の管理頻度を翌年増やすわけではないなど、まだいくつか深刻な弱点がある。CBの執行手続きに従い、一年生作物の並行生産などの重大な違反に対応して管理者が制裁されたが、そのような制裁は管理者の習慣にあまり影響を与えていなかった。ルーマニアでは、多くのオーガニック経営者がオーガニック以外で生計を立てているためかもしれない。製品認証の経済的影響は低く、管理者が営業停止されることはめったにない。

 

[EFSA]リスクアナリシスの不確実性に関する国際会議

International Conference on Uncertainty in Risk Analysis

13 August 2019

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1689

欧州食品安全機関(EFSA)とドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、リスクアナリシスの不確実性についての国際会議を企画した。食品の安全性、環境、職業、動物、植物の健康における不確実性を分析する国際的に認められたリーダーを引き合わせ、不確実性の全体的な議論を開始することを目的とした。この会議はベルリンのBfR201922122日に開催された。210日に、予備会議のワークショップが合計4つの並行するワークショップで行われた。全部でおよそ300人がこの会議に参加し、そのうちの18%EU圏外からきていた。プレゼンテーションのほとんどはライブ配信された。科学的評価とそれに関連する意思決定に予想される結果への不確実性の分析の重要性、意思決定者と広く一般人に最も関連する不確実性を伝える必要性が強調された。3つの主な結論が出された。第一に、教育が不確実性の理解改善に役立つこと。第二に、科学者たちは不確実性を伝えるのに倫理的責任を負うこと。短期的には、これは必ずしも科学的研究の一般人の信頼を向上させるわけではないが、長期的には、より良い理解や信頼につながる、より多くの情報に基づいた会話のできる社会になる可能性がある。三番目に、リスク評価者はまだ検出されていない不確実性発生源を避けるために積極的な措置を講じる必要がある:モデル構築の選択から生じる不確実性や標準対策の使用、そして問題そのものの明白な定義からさえ生じる意外なことや不確実性を発見する。

 

[TGA]パフォーマンス向上及び見た目をよくするための医薬品

Performance and image enhancing drugs

31 July 2019

https://www.tga.gov.au/community-qa/performance-and-image-enhancing-drugs

パフォーマンス向上や見た目を良くする医薬品は、様々な種類があり、スポーツの成績の向上目的あるいは理想的な体形を求めて使用する人もいる:

・テストステロンのようなアナボリックステロイド

・エノボサームのような選択的アンドロゲン受容体モジュレーター(SARMs

・クレンブテロールのようなβ2作動薬

・アンフェタミンのような興奮薬

・ヒト成長ホルモンのようなペプチドホルモン、成長因子及びペプチド関連薬

・メラノタンI及びメラノタンのような日焼け剤

このような医薬品のいくつかは、パフォーマンスや見た目向上の目的のために認可されるものではなく、特定の健康障害のための処方薬としてTGAより認可されている。

既知及び未知のリスク

これらの医薬品には既に知られたリスクがあり、例えば、テストステロン及び関連物質使用による睾丸の萎縮、肝臓損傷、心発作及び脳卒中があり、ヒト用成長ホルモン使用による糖尿病及び顔、手足の骨の過度な成長(末端肥大症)がある。これらの医薬品の安全性や有効性の研究はほとんどなく、未知のリスクもある。注射器使用の場合、さらにリスクがあり、殺菌されない注射針から深刻で命に関わる感染症になる可能性がある。

製品は危険な成分や汚染物質を含む可能性がある

オンラインストアや地元の売人から購入すると、品質がよさそうに見える製品が、実際は品質管理がない、怪しい製造者であることがあり、偽物だったり、有害な化学物質で汚染されていたり、あるいは用量や成分もラベルの表示と違う可能性がある。

提供や所持は違法である

このような医薬品の多くは、処方箋のないオーストラリア市民へ提供すると違法になる。提供者が「研究目的使用のみ」のような文言をラベルに表示するが、違法に変わりはない。医薬品や居住州により、処方箋なく、このような医薬品の所持も違法である可能性がある。スポーツでの使用は禁じられている。

これらの医薬品は、多くのスポーツでアンチドーピング政策によって禁止されている。

医療従事者に助言を求めること

もし、これらの医薬品を使用している(使用しようと考えている)ならば、医師の助言をきくこと。医師は医薬品に関連するリスクの助言をし、パフォーマンスや見た目の目標をどう安全に達成できるか相談できる。これらの医薬品に関し、注射器を使用しているならば、注射針及び注射器プログラムが、殺菌済み注射器を提供し、使用方法の助言をくれるだろう。

また、医薬品は薬局で安全に廃棄してもらうことができる。

慎重に製品を選ぶこと

製品を選ぶ際に健康と安全を守るためにとるべきいくつか注意がある。

・海外のウェブサイトから購入しない。

TGAの規制品である確認ができるラベル上のAUST番号を確認する。

・新製品を使用する前に医療従事者の助言を聞く。

・体の調子や体形をよくする目標がある場合、他の選択肢を考えること

 

[TGA]TGAはバイオレゾナンスや類似の装置の法令を守らない広告を取り締まっている

TGA cracking down on non-compliant advertising of bioresonance and similar devices

16 August 2019

https://www.tga.gov.au/media-release/tga-cracking-down-non-compliant-advertising-bioresonance-and-similar-devices

20195月、TGAは「バイオレゾナンス」装置、それはしばしば「バイオフィードバック」装置と間違って宣伝されている、の広告に関する分野全体の法令遵守活動を開始した。この分野は広範な広告が行われているが法令を守らない率が高いことがわかっている。バイオレゾナンスの広告はこれまでも規制取り締まりの対象だった。

バイオレゾナンスは、人間が電磁波を出していて、それがバイオレゾナンス装置でのみ測定できるという信念に基づいている。宣伝業者はそれら装置がこの波を測定して病気を検出したり悪い波を修正して病気を治したりできると主張する。

TGAは現在これらの装置の診断や治療に関する科学的信頼性を調査している。またこれらの装置が多数のプラクティショナーによって宣伝されていることに関する他の懸念にも対応する作業をしている。

我々は法令を守らないことは深刻に受け止めている。特に治療法を探している消費者が虚偽又は誤解を招く広告に頼る可能性がある場合には。従ってTGAはこの部門の規制対応は優先課題だと考える。警告をし、2か月後には確認しさらなる高次の対応を執るだろう。

(日本も取り締まってくれないかな)

 

[Codex]コーデックスは精製油中の汚染物質への暴露を低減するための実施規範を採択

Codex adopts code of practice to reduce exposure to contaminants in refined oils

08/08/2019

http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/news-and-events/news-details/en/c/1204499/

COPは、国家機関、生産者、製造業者、その他関連機関が適用する適性製造基準を提供することで、精製油とこれらの油で作成した食品の3-MCPDE及びGEの形成を低減するための指針を与えることを目的としている。」

20197812日にスイスのジュネーブで第42回コーデックス委員会が開かれ、精製油及び精製油を使った食品の3-モノクロロプロパン-1,2- ジオール エステル(3-MCPDE) 及び グリシジルエステル (GE)の低減のための実施規範(COP)を採択した。

この化学物質3-モノクロロプロパン ジオール (3-MCPD)3-MCPDエステルと呼ばれる関連物質は加工食品や植物油に見られる食品加工汚染物質である。3-MCPDとそのエステルは、これらの食品に、特に油精製工程中に意図せず形成される。

国連食糧農業機関/世界保健機関合同食品添加物専門家委員会(JECFA)3-MCPDE GEに関連する潜在的な健康上の懸念を考慮して、特に乳児用粉ミルクの暴露を低減することが重要だと断定した。COPは精製油と精製油で作成された製品のこれらの汚染物質の量を少なくすることで3-MCPDE GEへの暴露を低減することを目的としている。

 

 農業従事者、油加工業者、食品生産者のための効果的な手段の定義

COPに関する作業はマレーシア、インドネシアと共に米国が主導した。米国食品医薬品局のEileen Abt氏は述べた、「このCOPを採択することで、植物油の農業生産、搾油、植物油及び魚油の精製、精製後の油の処理、精製油を使う製品への精製油の選択と使用を行う間の3-MCPDE GEの低減手段の助言を農業従事者と加工業者に提供できる」。これらの軽減手段は3-MCPDE GEへの消費者暴露を低減するのに役立つ。

コーデックス食品汚染物質部会での進展は一般的に順調であった。「このCOPを最終化する前に私達が対応すべきだった難題は、このCOP内の様々な種類の精製油(植物油及び魚油)に使用する軽減手段の違いに関するものである」とAbt氏は述べた。

コーデックスのテキストが、食品の安全性条件や、特定産業の取引への軽減策の影響に関する懸念に対応していることが重要である。このCOPの手段は農業従事者、油加工業者、食品生産者が使用するのに効果的である必要がある。

 

実施規範はマレーシアの供給チェーンに沿った食品の安全性や品質を保証する

マレーシアは2018年にパーム油を1950万トン生産し、マレーシアのパーム油産業はこの国の小自作農650 000人の生計を支えている。コーデックス基準や実施規範などの他のテキストの作成は、パーム油を含む油脂の世界規模の取引の促進に非常に重要である。

マレーシア保健省の食品安全品質管理部の代表者は述べた、「このCOPを供給チェーンに沿った食品の安全性と品質を保証するマレーシアのパーム油産業のガイドラインとして使用する」。ほとんどのパーム油が食品や化粧品の成分として使用されているため、世界第2のパーム油生産国として、マレーシアは食品の安全性と品質に高い優先順位をつけている。

「マレーシア政府は3-MCPDEGEの形成を低減するために技術評価に取り組んでいる。適切な技術を伴うCOPの実践は、パーム油製品の輸入国の条件への遵守を保証している」と彼らは述べた。

COPを制定することで、全ての加盟国に精製油の3-MCPDE GEの形成を妨げ、低減するための指針を示し、その結果ヒト摂取用の安全な高品質製品を提供することになる。このアプローチは、製品が同じ基準のものであることと、区別なく公平な取引慣行を通して全ての輸入国に受け入れられることを保証する。

「マレーシアはすでに国家レベルでこのCOPの実施を保証するのに必要な全ての対策を講じている。これは安全で質の高いパーム油の生産における農業や製造業のあらゆるレベルの実践をカバーしている。

 

インドネシアの活動計画は小規模農家が取り残されないように保証する

パーム油が重要な商品なので、インドネシアのような生産国ではこのCOPは大きな影響がある。「私達はこのCOPの実践方法を国家レベルで準備する必要がある」とインドネシアのコーデックス連絡先事務局のWahyu Purbowasito氏は述べた。「私達の潜在的な問題は、インドネシアのパーム油の41%は小規模農家が生産しているという事実に関連している。そのため、私達(インドネシア政府)は、省をまたいで国家活動計画を作成することが大変重要である」と彼は述べた。インドネシアは小規模農家が取り残されないよう保証することを特に重要視している。

 

コーデックス作業オンライン

委員会会期中のコーデックステキスト作成に関する貴重な作業の多くは、全ての加盟国とオブザーバーがその作業をフォローし貢献できる電子作業グループ(EWGs)で行われた。一年中いつでもそのような作業グループ50以上がコーデックス委員会の全範囲で活動でき、最大の課題はEWGの全メンバーの参加を奨励していることである。「EWGメンバー間の透明な方法での情報共有やこのCOPの作成に、EWGオンラインプラットフォームが大変役に立つツールであることが証明された」とEileen Abt氏は述べた。

 

リスク軽減のための異なるアプローチ

多くの場合、消費者の注目は食品の産地やそれが安全かどうかであるが、この精製油の生産から最終消費までの汚染物質を低減するコーデックスの実施規範は、食品チェーン全体に渡るリスクを軽減するための異なるアプローチを強調している。これは、コーデックスがどうやって食品を安全で期待される品質で公正に取引されることを保証するのかについてのタイムリーな例である。

 

追加情報

実施規範のダウンロード(付属書類 IV)

http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/sh-proxy/en/?lnk=1&url=https%253A%252F%252Fworkspace.fao.org%252Fsites%252Fcodex%252FMeetings%252FCX-735-13%252FREPORT%252FFinal%252520Report%252FREP19_CFe.pdf

・汚染物質の詳細

http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/thematic-areas/contaminants/en/#c452833

 

[BfR]BfRは世界の消費者の健康保護を強化する

The German Federal Institute for Risk Assessment strengthens consumer health protection worldwide

14.08.2019

https://www.bfr.bund.de/en/press_information/2019/30/the_german_federal_institute_for_risk_assessment_strengthens_consumer_health_protection_worldwide-241761.html

8回 BfR夏の学校に20ヶ国から参加

 

[BfR]殺虫剤クロルピリホスは認可更新基準を満たさない:BfREFSAの科学的評価を共有する

The insecticide Chlorpyrifos does not fulfil the criteria for renewal of approval: BfR shares the scientific assessment of EFSA

8 August 2019

https://www.bfr.bund.de/cm/349/the-insecticide-chlorpyrifos-does-not-fulfil-the-criteria-for-renewal-of-approval.pdf

 

[ProMED]ヒ素中毒-フランス:子ども、乳児

Arsenic poisoning - France: children, infants

2019-08-14

http://www.promedmail.org/post/6622832

Date: 13 Aug 2019 Source: RFI France [edited]

フランスの、欧州最大の金鉱近くに住む38人の子どもが、検査の結果砒素中毒陽性だった。

昨年10月の洪水で、近所のSalsigne鉱山の重金属やヒ素を含む水を心配した家族が検査をした。11才以下の103人が検査を受け、そのうち38人が平均濃度を超えるヒ素の結果だった。201810月の洪水では14人が死亡している。

 

[ProMED]テトロドトキシン中毒、フグ フィリピン(第2報):(ミサミスオクシデンタル州)

Tetrodotoxin poisoning, puffer fish - Philippines (02): (MD)

2019-08-11

http://www.promedmail.org/post/6617236

Date: 11 Aug 2019 Source: News Info Inquirer [edited]

フグを食べて入院した17人のうち15人は退院、2人はまだ入院中。

(編集者によるフグの解説あり。1988年の日本とFDAのフグの輸入に関する合意についても記述)

 

[ProMED]有毒藻類 米国(テキサス)イヌ、ヒト、警告

Toxic algae - USA (TX) dog, human, alert

2019-08-09

http://www.promedmail.org/post/6613397

Date: Wed 7 Aug 2019 Source: KVUE [edited]

オースチンの女性が、Lady Bird湖にカヤックで行った後彼女のイヌが突然死亡したことを他のオーナーに警告したことがソーシャルメディアで拡散されている。報道によると201984日に有害な藍藻が拡大し始め湖で泳いだ2匹のイヌが死亡した。市の広報はRed Bud Isleの閉鎖を発表している

(有毒藻類の解説)

 

[ProMED]パリトキシン 英国:珊瑚中毒

Palytoxin - UK: coral poisoning

2019-08-09

http://www.promedmail.org/post/6613396

Date: Wed 7 Aug 2019 Source: Daily Mail [abridged, edited]

34才の女性が水槽を掃除していてあやうく死ぬところだった。休暇に出かけて帰ってきたら水槽の魚が死んでいたので入れ替えようとした。10分ほどで異常を感じた

夫と3人の娘も軽症ではあったが隔離病棟に入れられた。自宅は48時間有害エリア対応チームによって封鎖された。

珊瑚を買ったとき何の警告もなかった

 

[CDC]新学期の成功のための9つのCDCの健康ハック

Nine CDC Health Hacks for Back-to-School Success

Thursday, August 8, 2019

https://www.cdc.gov/media/releases/2019/p0808-nine-health-hacks-for-school.html

研究は健康な生徒が成績も良いことを示す

9つは以下

手を洗う

良い食生活と運動

砂糖入り飲料は制限

電子タバコは吸わない

涼しく過ごす(まだ暑い)

安全に過ごす(運動時の脳震盪注意)

緊急事に備える

子どもが学校や家に所属していると感じられるように

予防接種

 

[CDC]フィールドからの報告:コカインを吸っていると思っている人のうちの意図しないフェンタニルの過剰使用-フレスノ、カリフォルニア、201917

Patil Armenian et al.,

MMWR / August 9, 2019 / 68(31);687–688

https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/68/wr/mm6831a2.htm?s_cid=mm6831a2_w

ABCDの症例。2人は死亡

 

[ヘルスカナダ] リコール

-クラトム製品回収(2019-08-09)

Kratom Source Kratom Product Recall (2019-08-09)

August 9, 2019

http://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2019/70693r-eng.php

製品がカナダでの販売許可なしに売られているため回収措置。

 

-Fade HQ (2019-07-30)

2019-08-07

https://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2019/70631r-eng.php

June 30, 2019より、ヒドロキノンを2%以上含む製品は、カナダで販売及び販売認可には医療従事者による処方箋が必要なため回収措置。

 

-顔首用マルチアクション日中クリームSPF 30 (2019-07-29)助言

Face & Neck Multi Action Day Cream SPF 30 (2019-07-29)

2019-08-13

https://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2019/70697r-eng.php

ヘルスカナダは製品の中のラベルにリスクの記載がないとして回収措置

 

[HSA] HSA警告:表示されない医薬品成分が検出された3製品;1件消費者に深刻な副反応がでた

HSA Alert: Three Products Found with Undeclared Potent Medicinal Ingredients; One Led to Serious Adverse Reaction in Consumer

13 AUGUST 2019

https://www.hsa.gov.sg/content/hsa/en/News_Events/Press_Releases/2019/skinnylolitaxtremecandy.html

製品にシブトラミン、N-デスメチルタダラフィル、アモキシシリン、クロルフェニラミン、ジクロフェナク、デキサメタゾン、プレドニゾロンを含む。製品写真あり。

https://www.hsa.gov.sg/content/dam/HSA/News_and_Events/Press_Releases/2019/PR_Unlabelled_Skinny_Xtreme_final.pdf

 

[MPI] リコール

Value ブランドのトマトソーススパゲッティ

Value brand Spaghetti in Tomato Sauce

14 August 2019

https://www.mpi.govt.nz/food-safety/food-recalls/recalled-food-products/value-brand-spaghetti-in-tomato-sauce/

Foodstuffs Own Brands社は錆のためValue ブランドの缶入りトマトソーススパゲッティすべてを回収措置。製品写真あり。

 

[CFIA] 消費者助言CFIAは製品入れ替えおよび/又は異物混入の可能性のため乳幼児用調製粉乳に気を付けるよう消費者に助言する

Consumer Advisory - CFIA advises consumers to use caution with infant formula products due to potential product substitution and/or tampering

August 14, 2019

https://www.inspection.gc.ca/about-the-cfia/newsroom/food-recall-warnings/complete-listing/2019-08-14/eng/1565827025024/1565827027015

乳幼児調製粉乳製品の不正加工防止封が破損し、製品の中身が入れ替わっている可能性があることが分かった。

 

[FDA]米国全国産業用ヘンプ会議2019ヘンプビジネスサミットにおけるスピーチ

Remarks at the National Industrial Hemp Council 2019 Hemp Business Summit

August 13, 2019

https://www.fda.gov/news-events/speeches-fda-officials/remarks-national-industrial-hemp-council-2019-hemp-business-summit-08132019

ヘンプに関連する問題に焦点を当てたサミットでのLowell Schiller, JDによるスピーチ。

一部抜粋

これまでほぼ全ての麻cannabis(カンナビス由来カンナビノイド含む)がSchedule Iの規制対象薬物であったが農業改善法2018Farm Bill)によりヘンプが規制対象薬物から外され、違法物質ではなくなった。農業法によるヘンプの定義はTHCが乾燥重量の0.3%以下と極めて少ないことで、これより高濃度のTHCを含むものは規制対象のままである

CBDについては製品による。治療効果を宣伝すれば違法医薬品である。食品やダイエタリーサプリメント、化粧品は事前認可を必要としないが異物混入や汚染してはならず、虚偽や誤解を招く表示は認められない。種類によってはGMPや予防的管理が要求される。ヘンプ製品についても同様である。

例えばFDAは最近麻の実由来成分をヒト食品成分として使うことについての3つのGRAS通知を評価し、異論はないと結論したがこれはヒトの食品に限定される。動物に使う場合には別に評価が必要である。

CBDについては医薬品として認可されているものがあるため、食品やダイエタリーサプリメント成分に使うことはできない。つまり現在の法律ではCBDを含む食品やダイエタリーサプリメントを州を超えて販売することは違法である。要望があるのは承知しているがまず安全性を確認するのが最初である。食品添加物が安全性データが無ければ使えないのと同じである。CBDを含む医薬品であるEpidiolexのラベルには、肝障害、眠気、鎮静、自殺行動、自殺念慮、他の医薬品との相互作用などのリスクが記載されている。また妊娠あるいは授乳中の女性、2才以下の子ども、55才以上の人については安全かどうかはわからないとも記述されている

 

[FDA]警告文書

-Brodt Zenatti Holdings LLC

Jul 30, 2019

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/brodt-zenatti-holdings-llc-583679-07302019

外国供給業者検証プログラム(FSVP)規則違反の問題。

 

-T&W LLC

Aug 06, 2019

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/tw-llc-579386-08062019

航空ケータリング設備、不純品、不正表示の問題。

 

-Min Jiang Food Store, Inc., dba Koi Koi Trading

Aug 02, 2019

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/min-jiang-food-store-inc-dba-koi-koi-trading-583758-08022019

水産食品HACCP、食品CGMP規則違反、不純品、衛生管理の問題。

 

[ASA]ASA裁定

-ASA Ruling onHairburst Ltd

14 August 2019

https://www.asa.org.uk/rulings/hairburst-ltd.html

各種ヘアケア用品と食品サプリメントの宣伝の、毛髪生長やボリュームアップ、強く長く、などの効果の宣伝の根拠不十分、食品の健康強調表示規制違反など各種違反

 

-ASA Ruling onMcDonald's Restaurants Ltd

14 August 2019

https://www.asa.org.uk/rulings/mcdonald-s-restaurants-ltd.html

マクドナルドのラジオ広告に対して、貧しい栄養習慣を促すという申し立てがあったが、グランドビッグマックベーコンが小さなチョコレートバーより大きいと宣伝すること自体は違反ではない

 

-ASA Ruling onNestlé UK Ltd

14 August 2019

https://www.asa.org.uk/rulings/nestl-uk-ltd.html

ボトル入りの水のテレビ広告で、女性のバレエダンサー、男性のドラマー、男性のボート選手が出てくるのが有害なジェンダーステレオタイプだという苦情申し立てが5件あったが基準違反ではないと判断

 

-ASA Ruling on Mondelez UK Ltd

14 August 2019

https://www.asa.org.uk/rulings/mondelez-uk-ltd-G19-1023670.html

赤ちゃんを預けられた新米パパが食べものに気をとられて赤ちゃんの世話に失敗するというチーズの宣伝が、男性は子どもの世話ができないという有害なジェンダーステレオタイプで広告基準違反

 

(有害なジェンダーステレオタイプの禁止は今年から

Ban on harmful gender stereotypes in ads comes into force

| CAP News  | 14 Jun 2019

https://www.asa.org.uk/news/ban-on-harmful-gender-stereotypes-in-ads-comes-into-force.html)

 

論文

-遺伝子解析は、肥満や過体重のがんリスクへの影響はこれまで考えられていたより少なくとも二倍であることを示唆

IARC

Genetic analyses indicate that the effect of overweight and obesity on cancer risk is at least double what was previously thought

9 August 2019

https://www.iarc.fr/news-events/genetic-analyses-indicate-that-the-effect-of-overweight-and-obesity-on-cancer-risk-is-at-least-double-what-was-previously-thought/

International Journal of Epidemiologyに発表されたメンデルランダム化解析

 

-デンマーク食事・がん・健康コホートにおいてフラボノイド摂取は死亡率の低さと関連する

IARC

Flavonoid intake is associated with lower mortality in the Danish Diet, Cancer, and Health Cohort

13 August 2019

https://www.iarc.fr/news-events/flavonoid-intake-is-associated-with-lower-mortality-in-the-danish-diet-cancer-and-health-cohort/

Nat Commun

 

-新しい肥満関連がん症例の年齢分布

Age distribution of new obesity-associated cancer cases

14-Aug-2019

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-08/jn-ado081319.php

JAMA Network Open

2000-2016年の間に、より若年層に分布がシフトしている

 

-コカと紛争:コロンビアの森林破壊を悪化させる要因

Coca and conflict: the factors fuelling Colombian deforestation

13-Aug-2019

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-08/uoq-cac081219.php

Biological Conservationに発表されたクイーンズランド大学の研究。

 

-再生医療の規制を緩和することは国際的に波及する影響がある

Relaxing of regulations for regenerative medicines has cascading effect internationally

15-Aug-2019

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-08/uos-ror081519.php

 

再生医療の規制格下げ

Downgrading of regulation in regenerative medicine

Douglas Sipp , Margaret Sleeboom-Faulkner

Science  16 Aug 2019:Vol. 365, Issue 6454, pp. 644-646

(日本の再生医療規制緩和に問題があるという話をNatureに続きScienceでも大きくとりあげられている)

 

-ラベンダー製品が早期乳房発育開始と思春期前女性化乳房に関連する:症例報告とEDC活性

Lavender products associated with premature thelarche and prepubertal gynecomastia: Case reports and EDC activities

J Tyler Ramsey et al.,

The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism, jc.2018-01880

https://academic.oup.com/jcem/advance-article-abstract/doi/10.1210/jc.2018-01880/5544509?redirectedFrom=fulltext

エッセンシャルオイルにエストロゲン活性がありそれが乳房発育に関係した可能性がある3人の少女と1人の少年

 

その他

-いちごの憂鬱

Berry blues

Emily Monosson

Science  16 Aug 2019:Vol. 365, Issue 6454, pp. 647

Julie Guthman著「しおれたWilted」( University of California Press, 2019. 322 pp.)の書評

1800年代半ばから現在までのイチゴ業界についての本。

病原菌Verticillium dahliaeとの戦い、その特効薬だった臭化メチルとクロロピクリン、モントリオール条約による臭化メチルの使用禁止などを含む。答えはそう単純ではないことの例。

 

-「倫理的」卵が産まれたばかりのひよこを殺さずにすませる

‘Ethical’ eggs could save day-old chicks from slaughter

Gretchen Vogel

Science  16 Aug 2019:Vol. 365, Issue 6454, pp. 627-628

Respeggtと表示された卵が今週から初めてベルリン以外で販売される。年末までにはドイツ中で買えるだろう。この卵は性ホルモンを測定して雄になる卵を選別したものである。

世界でいくつかのチームが生まれる前に雄の卵を選別する技術を開発している。オーストラリアのチームは遺伝子組換え技術を検討している。欧州では受け容れられないだろうが北米や豪州では可能性があるという。

6月にドイツの裁判所が生まれたばかりの雄のひよこを殺すのは正当な理由無く動物を殺すことで違法だと判断した。裁判所は代替法ができるまで例外を認めるとしているが法律家は殺すことを禁止する法律を作る検討をしている

(いろいろ略)

 

-ニュースを一目で

News at a glance

Science  16 Aug 2019:Vol. 365, Issue 6454, pp. 624-626

・コロンビアのバナナプランテーションで恐ろしい真菌TR4が確認され緊急事態宣言

治療法はなく植物を殺し土壌に何十年も残る

・米国の家禽の抗生物質使用減少

 

-あなたが環境に優しいと思っているけれど実際にはそうではない9つのこと

9 Things You Think Are Environmentally Friendly — But Aren’t

By Anna Groves | August 9, 2019

http://blogs.discovermagazine.com/crux/2019/08/09/things-environmentally-friendly-actually-not-tote-bags/#.XVZXGtN7laR

(ゴミのリサイクル関係はアメリカのゴミ処理のしかたが日本と違うので省略)

・再利用できるショッピングバック

何回使うかによるが最悪なのはオーガニックコットンのトートバッグで2万回使わないとリソースに見合わない

・オーガニックコットン

遺伝子組換え綿のほうが少ない資源を使う

・既にもっているものを「環境に優しい」製品に代える

・特別な車に代える

新車を作るほうが資源が必要

・ライドシェア

・ビーガン、オーガニック、地元産、ノンGMOと書いてあれば環境にいいとみなすこと

熱帯の作物をエネルギーを使って温室で育てて地元産とするのは良くない傾向

・生分解性、やコンポスト可能なものを買ってコンポストにしないで埋め立てる

 

-「欧州ではGMOは禁止されている」などよくあるバイテク作物に関する神話を否定

‘GMOs are banned in Europe’ and 3 other popular biotech crop myths busted

Michael Stebbins | August 12, 2019

https://geneticliteracyproject.org/2019/08/12/gmos-are-banned-in-europe-and-3-other-popular-biotech-crop-myths-busted/

6月にアメリカ栄養学会年次会合でGMO Answersは「GMOについて何でも聞いて」と掲げたブースを出して多くの対話を行った。良くある質問や神話についてはウェブに掲載している。

https://gmoanswers.com/sites/default/files/GMOanswersTop10_handout-8.5x11in-Jan2018.pdf

それとは別に、興味深い質問があった。「GMOについて、人々が知ったら驚くだろう、知って欲しいことは何?」これについて4つのことを挙げる。

・ゴールデンライスはまだ入手不可能

GMO小麦やトマトはない

・種なしスイカや種なしブドウはGMOではない

・欧州でGMOは禁止されていない