[IARC]IARCモノグラフ前文更新を助言する委員会の会合

Meeting of Advisory Group to Recommend an Update to the Preamble to the IARC Monographs

13/11/2018

http://www.iarc.fr/

20181112-14日に会合。前回の改訂は2006

 

[BfR]鉛の銃弾あるいは鉛以外の銃弾で狩った赤鹿の可食部の鉛濃度の比較

Comparison of lead levels in edible parts of red deer hunted with lead or non-lead ammunition

https://www.bfr.bund.de/en/comparison_of_lead_levels_in_edible_parts_of_red_deer_hunted_with_lead_or_non_lead_ammunition-207797.html

Science of The Total Environment

Published: online 5 November 2018, print: 25 February 2019

Volume 653,

Pages 315-326

DOI: 10.1016/j.scitotenv.2018.10.393

 

-耐性菌:生野菜やサラダは健康リスクとなるか?

Resistant bacteria: can raw vegetables and salad pose a health risk?

https://www.bfr.bund.de/en/press_information/2018/40/resistant_bacteria__can_raw_vegetables_and_salad_pose_a_health_risk_-207788.html

Blau K,et al.,  2018: The transferable resistome of produce. mBio 9:e01300-18

 

[FSSAI]メディアコーナー

インドのミルクのうちヒト消費用に安全でないのはたった10%、とFSSAIがいう

Only 10% of milk in India unsafe for human consumption, says FSSAI

https://fssai.gov.in/dam/jcr:9a6f1e7d-df0b-43e0-996f-b954c0c00d96/FSSAI_News_Milk_DownEarth_14_11_2018.pdf

火曜日にFSSAIは全国ミルクの質調査National Milk Quality Survey, 2018を発表し、インドで販売されているミルクは概ね安全だと言う。6432検体を採取し系統的に調査を行い、9.9%にあたる638検体が異物混入であった。48.9%の検体は基準を守っていないがヒトが食べられないのは9.9%だけだった。

 

[CFIA]CFIAクロニクル-2018年秋

The CFIA Chronicle – Fall 2018

2018-11-13

http://www.inspection.gc.ca/about-the-cfia/the-cfia-chronicle/fall-2018/message-from-the-president-and-executive-vice-pres/eng/1541518941979/1541518942302

米国メキシコカナダ協定(USMCA)に関してPaul Glover長官とFrance Pégeot執行副長官からのメッセージ

 

[WHO]ヒトの全ての病気のうち、60%は動物が起源-「ワンヘルス」が抗生物質の効果を維持する唯一の方法

Of all human diseases, 60% originate in animals – “One Health” is the only way to keep antibiotics working

12-11-2018

http://www.euro.who.int/en/health-topics/disease-prevention/antimicrobial-resistance/news/news/2018/11/of-all-human-diseases,-60-originate-in-animals-one-health-is-the-only-way-to-keep-antibiotics-working

2018年世界抗生物質啓発週間によせて

 

その他

-恐ろしい木の病気が拡大しイタリアのオリーブの危機が深まる

Natureニュース

Italy’s olive crisis intensifies as deadly tree disease spreads

13 November 2018  Alison Abbott

https://www.nature.com/articles/d41586-018-07389-8

蔓延した細菌を止めるための封じ込め対策はしばしば遅い

病気の発生が確認されてから何年も経っているが、病原体の封じ込め対策への反対のためイタリア南部の価値あるオリーブの森への恐ろしい細菌の拡大は止まらない。

Puglia地域当局は何ヶ月も何もしなかったがようやくXylella fastidiosaの拡散を止める努力を再開した。しかし科学者は遅いという。イタリアは2015年に緊急事態宣言をしているが、検疫の努力は環境保護主義者や農家の反対で止められていた。5月には欧州委員会が事態を更新し感染地域を20km北側にうつした。イタリアの無策は訴えられる可能性もある。

細菌が2013年に初めてPugliaで同定されたとき、EUは厳しい規制をしイタリア政府もそれに合意した。しかし当所の封じ込め計画は感染した木を破棄することを要求したため環境保護主義者と一部の農家が反対し、科学者を攻撃した。政治家は機嫌をとろうと右往左往し裁判によって封じ込め対策はしばしば阻止された。感染がわかっている木は今でも立ったままである。

この長期にわたる問題はいまやイタリア議会でも盛んに議論されている。6月には一部の議員がXylella対策の科学的根拠を疑問だと主張して科学者が大衆を間違った方向に導いたと言う。この提案は支持されていないがそのような反科学活動家が国会レベルで活躍していることに植物遺伝学者のMichele Morganteは不安を感じる

 

-「副腎サポート」サプリメントは使用しないように

Wellness Tip  Don't Take 'Adrenal Support' Supplements

by Wellness Letter 

Published November 14, 2018

http://www.berkeleywellness.com/supplements/other-supplements/article/dont-take-adrenal-support-supplements

気分、精気、身体的パフォーマンス、集中力をあげ、体重管理に役立つと宣伝されている「副腎サポート」サプリメントを使用しないように。これらはしばしば表示されていない副腎皮質ステロイドや甲状腺ホルモンを含む。

これらのサプリメント中ホルモンは人体に予想できない影響を与えるだけではなく、ホルモン検査の結果に影響しホルモン関連疾患の診断を誤らせる

Over-the-Counter “Adrenal Support” Supplements Contain Thyroid and Steroid-Based Adrenal Hormones

Halis Kaan Akturk et al.,

Mayo clinic proceedings March 2018Volume 93, Issue3, Pages 284–290

https://www.mayoclinicproceedings.org/article/S0025-6196(17)30835-2/abstract

 

-どうかもっと!がんインチキRobert O. Youngの犠牲者が1500万ドルの和解金を勝ち取った

More, please! A victim of cancer quack Robert O. Young wins a $105 million settlement

David Gorski  on November 5, 2018

https://sciencebasedmedicine.org/more-please-a-victim-of-cancer-quack-robert-o-young-wins-a-105-million-settlement/

がんは酸の過剰によるので「血液をアルカリ性に」すれば予防や治療できると主張するナチュロパスRobert O. Youngに対して、先週乳がんをYoungに治療されている間に治療不可能なものに進行した女性が裁判で1500万ドルを勝ち取った

(もう何年も前から犠牲者が出ていたのに訴えてはいなかった)

 

-低炭水化物ダイエットと体重維持を調べた研究への専門家の反応

SMC UK

expert reaction to study looking at low carbohydrate diets and weight maintenance

November 14, 2018

http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-study-looking-at-low-carbohydrate-diets-and-weight-maintenance/

BMJに発表された研究が食事中炭水化物を減らすことがエネルギーの支出を増やし肥満治療の成功を向上させるかもしれない

King’s College London栄養と食事名誉教授Tom Sanders教授

この研究は肥満又は過体重のヒトを、炭水化物45%のエネルギー制限食で体重を12%減らしたあとに3種類の炭水化物量の異なる食事に割り付けた。炭水化物量は204060%20週間フォローし、体重は一定で変化は1kg未満で試験食間に差はなかった。

従ってプレスリリースの主張-低炭水化物食で3年で10kg痩せる、は研究結果からは言えない放射性同位元素を使って測定した総エネルギー支出は、低炭水化物食のほうが高炭水化物食より一日あたり209 kcal高いというもので、もしこの差が20週続いたら体重は3-4kg減るはずだがそうはなっていない。また二次アウトカムである休息時エネルギー支出にも差はなかった。従って低炭水化物食のエネルギー支出が高い理由は不明でアーチファクトである可能性がある

グラスゴー大学代謝医学教授Naveed Sattar教授

一見重要な知見のようだが結果の解釈が極めて不正確なようなので要注意である。著者らは研究の食事をコントロールしたと示唆しているが体重変化に差がないことを考えると摂取した量と同じくらい燃やしたことを意味する。真の問題は体重変化であって、我々は既により大規模でより長期の試験で、低炭水化物だろうが低脂肪だろうが、減量法を続けられるのであれば広い意味での体重減少は同程度であることを知っている。この研究は代用指標を報告していて、真の目標は体重である。従って簡単に言うとこの研究では何も変わらない。低炭水化物の方が良いという根拠にはならない。

Exeter大学糖尿病と肥満上級講師Katarina Kos博士

三つの食事で基礎代謝は変わらないことに注目。食事のカロリーを変えずに体重が減ることを期待するのは現実的ではない

Open大学応用統計学名誉教授Kevin McConway教授

各食事のタンパク質由来カロリーは同様であるが低炭水化物では脂肪が多い。そうした違いが観察された違いの一部を説明するかもしれない。従ってさらなる研究が必要であるとプレスリリースで言っている

 

 

[BfR]注意、味はない!食品中のウイルスと抗菌耐性菌

Caution, tasteless! Viruses and antimicrobially resistant bacteria in foods

06.11.2018

https://www.bfr.bund.de/en/press_information/2018/38/caution__tasteless__viruses_and_antimicrobially_resistant_bacteria_in_foods-207701.html

卵のサルモネラ菌、冷凍ベリーのノロウイルス、飼育豚やイノシシのE型肝炎ウイルス、肉の耐性菌など、病原微生物は食品由来疾病の最も一般的な原因の一つである。毎年ドイツでは100,000事例以上の病気の原因となり、命に係わる場合もある。これを背景として、ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、201811月に食品の微生物リスクを扱う2つのシンポジウム、117日の「食品関連の細菌」、1189日の「フードチェーンの抗菌剤耐性」を開催する。「微生物のリスクは国民の意識するところとなった」とBfR長官Dr. Andreas Hensel医学博士は述べた。私達の最新の代表的な住民調査であるBfR消費者モニターでは、解答者の97%が食品中のサルモネラ菌について、89%が抗菌剤耐性について聞いたことがあると示しており、大半はこれらの話題に関心があると述べている。だが、適切な台所の衛生レベルを保証すれば、誰もが個人的な健康リスクを最小化できる立場にある。近年では畜産の抗菌剤の使用は明らかに減少している。程度は異なり、全ての地域においてではないが、耐性割合は畜産農業の多くの地域で同時に減少している。

 

[EU]査察報告

-スペイン―輸入管理システム

SpainImport control system

07/11/2018

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=4054

201841625日にスペインで実施された、生きた動物と動物製品及び非動物由来製品の積送品の輸入の公的管理を評価するための査察。輸入国境検査ポスト(BIPs)の施設、設備、衛生状態の法令順守や、関連するEU規則に対する入国地点と輸入を評価した。適切な枠組みがあり、公的管理の効果的な計画と実行に寄与している。非動物由来製品にTRACESを使用し、EU域のトレーサビリティに貢献している。

 

-ブラジル―生きた動物と動物製品の残留物と汚染物質

BrazilResidues and contaminants in live animals and animal product

05/11/2018

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=4053

2018528日~68日にブラジルで実施された、EU輸出用に適した生きた動物と動物製品の残留物と汚染物質の公的管理の有効性を評価するための査察。残留物監視計画の実行や動物用医薬品の認可、流通、使用を評価し、以前の査察報告書の助言への修正行動にも着目した。残留物監視計画の保証の信頼性は、コーデックスアプローチに合っていない水産物とハチミツのサンプル数によって一部弱められている。残留物監視計画は大部分が計画された協定に従って実行されており、再発の予防の一因となる法令違反の事例では、すぐにフォローアップ手段が実行されている。

 

[EFSA]欧州抗生物質啓発デー2018

European Antibiotic Awareness Day 2018

12 November 2018

https://www.efsa.europa.eu/en/press/news/181112

カレンダーに今年の欧州抗生物質啓発デー(EAAD)の印をつけよう。

欧州抗生物質啓発デーは、抗生物質耐性による公衆衛生への脅威や抗生物質の賢明な利用の重要性についての意識を高めるために、毎年1118日に開催されている。

最新のデータから、EU域で耐性菌に感染した患者数は増えており、その耐性は公衆衛生への大きな脅威であることが確認された。

抗生物質を賢明に利用すれば、耐性菌の発達を防ぐ可能性があり、次世代に抗生物質の効果を維持できる。

抗生物質の機能を保つためにEFSAは何をしているか?

抗菌剤耐性との闘いはEFSAの最優先課題である。EFSAの科学者は、ヒト、食品、動物に見つかった耐性レベルの最新の年次報告書に関して、欧州疾病予防管理センター(ECDC)と共に作業している。

EFSA2019年に、動物と食品のAMRの現在の監視手段のレビューや助言した改善についての発表も行う予定である。EFSAのバイオロジカルハザードに関するパネルは、フードチェーンを通したAMRの発生と蔓延における環境の役割を評価する作業を開始する予定である。

 

[EFSA]意見等

-有効成分ナプロパミド-Mの農薬リスク評価ピアレビュー

Peer review of the pesticide risk assessment of the active substance napropamideM

EFSA Journal 2018;16(11):5465 12 November 2018

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5465

冬菜種とアブラナ科の野菜類の除草剤としてのナプロパミド-Mの代表的な用途の評価。情報不足と懸念が確認された。

 

-グレープフルーツ、マンダリン、ブロッコリーのテフルベンズロンの輸入トレランス設定

Setting of import tolerances for teflubenzuron in grapefruits, mandarins and broccoli

EFSA Journal 2018;16(11):5474 12 November 2018

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5474

報告された農業規範でテフルベンズロンを使用して生じる残留物の長期摂取は、消費者の健康へのリスクになりそうもない。

 

[EU]ファクトシート:化粧品成分の試験とその安全性評価のためのガイダンスノート

SCCS Notes of Guidance for the testing of cosmetic ingredients and their safety evaluation

- 10th revision -

https://ec.europa.eu/health/sites/health/files/scientific_committees/docs/citizens_nog2018_en.pdf

10改訂では動物を使わない方法を優先している。これまでの動物実験はその次に。

根拠の重み付けや遺伝毒性試験のための「ツールボックス」戦略の使用が含まれる。

安全性評価には暴露が重要なため、暴露についての記述が増加した

 

-ガイダンスノート本文

https://ec.europa.eu/health/sites/health/files/scientific_committees/consumer_safety/docs/sccs_o_224.pdf

(化粧品は動物実験できなくなっているので代替法のアップデート情報は一番熱心)

ADVERSE OUTCOME PATHWAY (AOP)

MoS(安全性マージン)とTTC

動物実験禁止の条件下では内分泌撹乱物質の同定の定義を満たすのは困難

(でもプラセンタだのホルモンそのものを喜んで使っている?)

 

[EU]NGOのためのEU健康賞2018

EU Health Award for NGOs 2018

https://ec.europa.eu/health/ngo_award/home_en

喫煙予防のために働いたNGOを表彰する

1位:アイルランドがん学会 10-24才の若者に禁煙教育

2位:タバコを吸わない教育 14ヶ国の医師や医学生医大による活動

3位:言い訳はしないスロベニア若者ネットワーク

 

[HK]ハヤトウリのサンプルの残留農薬が基準値超過

Pesticide residue exceeds legal limit in Chayote sample

Friday Nov 9, 2018

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20181109_7202.html

食品安全センターが検査したところ、ハヤトウリのサンプルにおいて、メタミドホスが最大残留基準0.05ppmのところ、0.182ppm検出であった。

 

[HSA] HSAは他国で発見された不正な健康製品に関する情報を更新(9-102018

HSA Updates on Adulterated Products Found Overseas (Sep-Oct 2018)

8 NOVEMBER 2018

https://www.hsa.gov.sg/content/hsa/en/News_Events/HSA_Updates/2018/foreignalertssepoct.html

アセトアミノフェン/パラセタモール、ベンプロペリン、ビサコジル、カフェイン、クロラムフェニコール、クレンブテロール、ジアゼパム、ジフェンヒドラミン、エフェドラ(麻黄)、ヒドロキノン、L-ドパ、水銀、フェノールフタレイン、PDE5阻害物質、ラウオルフィア、シブトラミン、シネフリン、チモール、ヨヒンべ/ヨヒンビンを含む製品を掲載。製品写真あり。

https://www.hsa.gov.sg/content/dam/HSA/News_and_Events/HSA_Updates/2018/HSAUpdates_Foreign%20Alert%20_2018_Sept_Oct_.pdf

 

[MPI] 麻種子が食品として販売可能

Hemp seed can be sold as food

12 Nov 2018

https://www.mpi.govt.nz/news-and-resources/media-releases/hemp-seed-can-be-sold-as-food/

規則改正により、本日より大麻種子の食品としての販売が可能になる。

 

[MPI] リコール Raizada ブランド製品

Raizada brand products

8 November 2018

https://www.mpi.govt.nz/food-safety/food-recalls/recalled-food-products/raizada-brand-products/

Raizada Foods LtdRaizada ブランド製品すべての日付を回収措置。製品はグルテンフリーと表記してあるが、実証されなかった。製品写真あり。

 

[FDA]FDAはアーカンソー州の食料品倉庫の衛生管理の問題のため食品と医療品を押収する

FDA seizes food and medical products held under insanitary conditions at an Arkansas grocery warehouse

November 9, 2018

https://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm625643.htm

FDAは、代理としてU.S. Marshals Serviceが齧歯動物、昆虫類、生きた動物の蔓延にさらされ、不衛生な環境にあったFDA規制品の大量押収を実施したことを報告した。

 

[FSANZ]食品基準通知

Notification Circular 63–18                 

http://www.foodstandards.gov.au/code/changes/circulars/Pages/NotificationCircular6318.aspx

・意見募集

加工助剤としてのTrichoderma reesei由来トリアシルグリセロールリパーゼとリゾホスホリパーゼ

・認可とフォーラム通知

食品添加物としての羅漢果抽出物・ローズマリー抽出物、スーパーハイオレイン酸紅花系統26および40由来食品、レバウジオシドMの酵素による生産

など

 

[FSSAI]ガイダンスノート:使用済み調理油の取り扱いと廃棄

Guidance Note No.: 06/2018

HANDLING AND DISPOSAL OF USED COOKING OIL

Uploaded on: 12.11.2018

https://fssai.gov.in/dam/jcr:65b8b328-484d-41cb-a540-a83d02d0d2e5/Guidance_Note_Used_Oil_12_11_2018.pdf

揚げ油の再加熱あるいは再使用はよくある。新しい油を足して何度もつかうこともある。一般的に揚げ物を製造する大規模食品事業者は使用済み油を工業用(石けん製造など)に廃棄するが、しばしばそれが安値で食品事業者にまわされている。家族経営あるいは道ばたで売っている食品事業者は使用済み調理油を環境に悪影響のあるやり方で廃棄し下水や排水系を詰まらせる。従ってFSSAIは公衆衛生を守るためにヒトの食用の油脂の総極性化合物は25%以下としている。このガイダンスノートは使用済み食用油の安全な取り扱いと廃棄のための標準作業手順(SOP)の概要を示す

(インドのニュースは昭和の香りがする。)

 

SMC UK

がんと心血管系疾患予防とサプリメントを調べた二つの論文への専門家の反応

expert reaction to two papers looking at supplements and prevention of cancer and cardiovascular disease

November 12, 2018

http://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-two-papers-looking-at-supplements-and-prevention-of-cancer-and-cardiovascular-disease/

NEJMに発表された二つの研究が、n-3脂肪酸とビタミンDサプリメントは、プラセボと比較して浸襲性のがんあるいは心血管系イベントの頻度を下げることはなかった

両方の論文に対して

Queen Mary University of London呼吸器感染と免疫臨床教授Adrian Martineau教授

この研究はビタミンDサプリメント及び/又は魚油ががんと心血管系疾患リスクを下げるかどうかを知るためにデザインされた米国の50才以上の25000人ほどの参加した非常に大規模で待ち望まれていた研究の結果を報告したものである。魚油は心筋梗塞リスクを下げるのに有効だががんには良い効果はなかった。ビタミンDには全体としては何の有用性もなかった、一部集団(ビタミンD不足気味のアフリカ系アメリカ人とBMIが低い人たち)には利益が見られたが。

この試験にはいくつかの注目すべき強みがある:非常に大規模で質が高く、ビタミンDの用量はPHEの推奨量の5倍である12000ユニット。しかしこの集団はビタミンDの状態は英国より高い77 nmol/Lがベースラインで、これは米国の乳製品にはビタミンDが強化されていることと、既に43%が実験開始時にサプリメントを使用していたことによる。従ってビタミンDの結果は英国人にはあてはまらないかもしれない。我々独自の研究でもビタミンDの健康上のメリットはビタミンD濃度が低い人に限られる、あるいは最も強い。

オックスフォード大学Nuffield集団の健康学部臨床試験と疫学教授Jane Armitage教授

VITAL試験は25000人以上の健康なアメリカ人をビタミンD 2000IUあるいは魚油1g/日で心臓の問題やがんについて5年以上フォローした。魚油の結果はこれまでの報告と類似する。しかし解釈には注意が必要である。ビタミンDについてはこれまでのところ最良の試験で重要な知見である。明確な利益は見られなかった。

ビタミンD論文について

グラスゴー大学代謝医学教授Naveed Sattar教授

VITAL試験はビタミンDサプリメントの魔法の効果を確認できなかった。少なくとも5年にわたって。これはこれまでで最大規模の研究で、その結果はビタミンDサプリメントががんや心疾患から人々を守ることはありそうにないことを確認する。健康コミュニティは禁煙や運動や食生活などのいつものリスク対策に再び集中する必要がある。

英国心臓財団上級栄養士Victoria Taylor,

我々は心疾患や循環器疾患の予防のためにビタミンやミネラルサプリメントを薦めない。この研究はこの助言を支持する。もしあなたが健康的でバランスのとれた食生活をしているなら必要なものは摂れる。ただビタミンDを捨てないで、英国のガイドラインでは特に秋と冬、ビタミンDを推奨している

オメガ3論文について

もと生物科学Quadram研究所研究リーダーの独立栄養コンサルタントElizabeth Lund博士

この質の高い研究は、魚油は心疾患、脳卒中、あるいはがんリスクを減らすのにほとんど役にたたないだろうというこれまでの研究を確認する、特にあなたが現在推奨されている週に2回魚を食べているならば。魚が嫌いなら意味はあるかもしれないがこの研究の目的ではないのでわからない。魚を食べる人は健康な傾向があり、それはn-3脂肪酸のせいではない可能性についても覚えておくべきだろう

英国心臓財団上級栄養士Victoria Taylor

英国では我々は心臓や循環器疾患予防のためのオメガ3サプリメントを薦めていないが、この研究はそれを支持する。かつて心臓発作の既往症のある人にサプリメントが薦められたことがあったが、そのガイダンスは2014年に変更されている。オメガ3サプリメントが役にたたないとしても、魚を食べる利益はまだある。

 

-その論文

Marine n−3 Fatty Acids and Prevention of Cardiovascular Disease and Cancer

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1811403

結論部分

Supplementation with n−3 fatty acids did not result in a lower incidence of major cardiovascular events or cancer than placebo.

 

Vitamin D Supplements and Prevention of Cancer and Cardiovascular Disease

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa1809944?query=recirc_curatedRelated_article

Supplementation with vitamin D did not result in a lower incidence of invasive cancer or cardiovascular events than placebo

 

-エディトリアル

VITAL Signs for Dietary Supplementation to Prevent Cancer and Heart Disease

https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMe1814933

一次エンドポイントに関してはネガティブな知見だったが、二次エンドポイントについては間違いなく注目されるだろう。n-3脂肪酸群で心筋梗塞による死亡がプラセボより少なくビタミンD群でがんによる死亡がプラセボより少なかったという知見を引用してサプリメントに効果がある根拠だと言われるだろう。しかしこれらの「ポジティブな」結果は解釈に注意が必要である。最初に多重比較について補正されていない。二つ目にこれらの影響らしきものは他のRCTで一貫して観察されていない。最後に、二次エンドポイントで期待できる結果だったものがその後一次エンドポイントとして正式に調べた場合には期待はずれだった文献は山ほどある。

 

-そしてメディア報道 

ビタミンDはがん死亡リスクを下げ魚油は心臓発作の確率を減らす、研究が示唆

Vitamin D lowers risk of cancer death, fish oil reduces odds of heart attack, study suggests

Thomson Reuters · Posted: Nov 12, 2018

https://www.cbc.ca/news/health/large-u-s-study-vitamin-d-fish-oil-supplements-1.4901933

 

(研究の「結果」がメディア報道されるときに逆になるらしい)

 

その他

-人工ブルーライトへの暴露-専門家の反応

SMC NZ

Exposure to artificial blue light – Expert Reaction

Published: 13 November 2018

https://www.sciencemediacentre.co.nz/2018/11/13/exposure-to-artificial-blue-light-expert-reaction/

Te Apārangi王立学会が人工ブルーライトへの暴露増加が我々と環境に与える影響についてについて知っていることをまとめた新しい報告を発表した

SMCはニュージーランドの専門家にこの報告書についてのコメントを求めた

Scion森林保護科学リーダーLindsay Bulman

最近の研究は人工照明が環境に与える影響を強調している。たとえ多くの人が庭に設置しているような小さな太陽光LEDでも昆虫の行動を変える。夜間照明の環境影響を最小限にしたかったら使い方を考える必要がある

オークランド大学医学部麻酔科時間生物学グループGuy Warman准教授

科学者として、夜のブルーライト暴露は体内時計をより遅い時間にシフトさせ朝の光にあたらないとさらに悪化することは明白である。ブルーライトの影響についての理解は比較的新しくまだたくさんのことを知る必要がある

,Aoraki-Mackenzie国際闇夜保存マネージャー、カンタベリーー大学Mt John観測所退職監督者Alan Gilmore

カンタベリー大学電気工学センターBill Heffernan博士

(略)

Blue light Aotearoa

https://www.royalsociety.org.nz/major-issues-and-projects/blue-light-aotearoa/

(青に限らないのでは・・という影響)

 

-米国心臓協会科学助言

食事の多様性:成人の肥満予防における意味

AHA SCIENCE ADVISORY

Dietary Diversity: Implications for Obesity Prevention in Adult Populations

https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/CIR.0000000000000595

「多様な食品を食べよう」あるいは多様性のある食生活、は慢性疾患リスクを減らし健康的で適切な栄養のための食事として広く受け容れられている助言である。しかし最近の観察研究の根拠からは食事の多様性が増すこととあまり好ましくない食事のパターン、つまり加工食品や精製穀物砂糖入り飲料を多く摂取し野菜や果物を摂取量が少ない、と関連し、体重増加と肥満に関連しているかもしれないことが示唆されている。米国心臓協会科学助言は食事の多様性の定義をまとめその肥満や食行動、食品に基づく食事の質の測定との関連についての現状の根拠をレビューした。現在のデータは食事の多様性が健康的な食生活と健康体重を推進する有効な戦略であることを支持しない。食事の多様性に関する現在の科学と、健康体重にとって食事の多様性の特定の側面が有用なのか有害なのかについてのデータが不十分であることから、植物食品とタンパク源と低脂肪乳製品と植物油とナッツを適量摂取し甘いものや砂糖入り飲料や赤肉を制限することを強調する健康的食生活パターンを推進するのが適切である。

(いろいろなものを食べなさいって言われるとたくさん食べて太るからダメ、ってのはさすがアメリカ人、という感想しかない。で、これ日本人にあてはまると思う?)

 

-食生活を多様にという助言は時代遅れ

Advice to Vary Your Diet Is Out of Date

by Wellness Letter 

November 12, 2018

http://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/nutrition/article/advice-vary-your-diet-out-date

「いろいろなものを食べよう」は長い間世界中で基本的な主流食事助言であった。この助言はいろいろな食品を食べないと健康に必要な栄養が摂れないかもしれないという考えに基づく。もしあなたの食事が毎日同じ4-5種類の食品だけだったら、それがどんなに健康的食品であろうと、不足するだろう。選べる食品が少なくて栄養欠乏がよくある場合ならさらに問題だろう。今はそうではない。

今の時代に人々に多様な食品を食べようと薦めることは不健康なものをたくさん食べて体重が増えることにつながる、とAHACirculationに発表した助言が言う。2000年以降に発表された研究をレビューして、食事の多様性が多きほど健康的体重あるいは最適な食生活になるという一貫した根拠はないと結論した。

AHAは多様な食生活を薦める代わりにAHAの心臓に健康的食事やDASH食に沿ったものを薦める。多様性の増加が赤に苦や精製穀物や甘いものや砂糖入り飲料やその他の高度に加工された食品を足すことを意味するならそれはいらないという。

「バイキング料理効果」

食事の時に選択肢が多すぎると食べすぎる。一方選択肢が少ないと食べる量は少なくなるだろう。

選択肢の過剰を避けるには?買い物をする前に買い物リストを作ってジャンクフードの並んでいる通りはスキップする。特にブッフェやパーティーでは注意。自宅では食事の特にたくさん提供しないこと。皿を小さくするのも役にたつ。

 

 

[EU]RASFF Week45-2018

警報通知(Alert Notifications

ドイツ産はちみつ漬けナッツのアフラトキシン(B1 = 12.7; Tot. = 17.7 µg/kg)、ベルギー産魚用プロテインミックスのダイオキシン(2.43 ng/kg)、オーストリア産有機チアシードのアフラトキシン(B1 = 70.4; Tot. = 79.3 µg/kg)、ベルギー産フランスで包装された精製微粒子状プロポリスカプセルのベンゾ(a)ピレン(45.8 µg/kg)及び多環芳香族炭化水素(PAH4の合計:195 µg/kg)、ポーランド産原料インド産藍の水銀(14.2 mg/kg)、トルコ産クワのオクラトキシンA (47 µg/kg)、米国産食品サプリメントの未承認物質ヨヒンビン及び未承認新規食品成分イカリソウ、オランダ及び英国産食品サプリメントの鉛(10.2 mg/kg)及び成分として使用されたクエン酸亜鉛、エクアドル産黄色いドラゴンフルーツのクロロタロニル(0052 mg/kg)・アゾキシストロビン(0.030 mg/kg)および未承認物質カルボフラン(0.026 mg/kg)・イプロジオン(0.099 mg/kg)・フィプロニル(0.020 mg/kg)、

注意喚起情報(information for attention

米国産食品サプリメントのカフェインとシネフリン高含有(300 mg)及び未承認新規食品成分ヨヒンビン皮抽出物、コソボ産乾燥きのこのデルタメトリン(4.1 mg/kg)、シリア産アラブ首長国連邦経由酢漬けのカブの未承認着色料ローダミンB (存在mg/kg)、2,4-ジニトロフェノール(DNP)のオンライン販売、スペイン産真空パックメカジキロインの水銀(1.3 mg/kg)、

フォローアップ用情報(information for follow-up

中国産英国経由装飾したメラミン皿からのホルムアルデヒドの溶出(33.76; 34.43 mg/kg)、

通関拒否通知(Border Rejections

ロシア産食品サプリメントの未承認照射、ベトナム産冷凍ナマズの未承認物質ロイコマカライトグリーン(40.44 µg/kg)、アルゼンチン産ピーナッツ穀粒のアフラトキシン(B1 = 7.7; Tot. = 17 µg/kg;B1 = 56 µg/kg;B1 = 15; Tot. = 20 µg/kg;B1 = 26; Tot. = 31 µg/kg;B1 = 16; Tot. = 31 µg/kg)、トルコ産乾燥アプリコットの亜硫酸塩高含有(2377 mg/kg)、トルコ産乾燥イチジクのオクラトキシンA (10.7 µg/kg)、ジョージア産ヘーゼルナッツのアフラトキシン(Tot. = 13.4 µg/kg)、中国産ピーナッツのアフラトキシン(B1 = 120; Tot. = 140 µg/kg)、南アフリカ産生鮮グレープフルーツの未承認物質ジスルホトン(0.32 mg/kg)、オーストラリア産ベトナム経由アーモンドミールのアフラトキシン(B1 = 16; Tot. = 21 µg/kg)、トルコ産レーズンのオクラトキシンA (22 µg/kg)、チリ産乾燥レーズンの亜硫酸塩高含有(2926 mg/kg)、ドミニカ共和国産ササゲのクロルピリホス(0.1 mg/kg)及び未承認物質カルボフラン(0.04 mg/kg)、インド産殻をとったピーナッツのアフラトキシン(B1 = 68 µg/kg)、中国産シリコーン製ヘラからの着色料の溶出、

 

[EU]査察報告

スペイン―動物以外に由来する一次生産の食品

Spain―Food of non-animal origin-primary production

30/10/2018

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=4051

2018年5月22日~6月1日までスペインで実施された査察。この査察では、特に微生物学的なリスクの同定に関する公的管理システムや、非動物由来食品の一次生産、とりわけ発芽用のスプラウトや種子の微生物学的汚染を防ぐための手段に関連した、EU法やスペインの複数年次国家管理計画に従って実施される公的管理を確認することを目的としている。2016年以降、非動物由来食品の一次生産やスプラウト生産施設の認可のための登録システムがある。公的管理やサンプリングのリスクに基づいた管理システムも適切である。だが、法令違反や施行手段のフォローアップに関して欠点が確認された。

 

[EFSA]意見

-防カビ剤や殺菌剤として植物保護製品に使用されるプロポリス抽出物(プロポリスの水溶性抽出物と名付けて容認された)の基本物質申請についての加盟国とEFSAの意見募集結果

Outcome of the consultation with Member States and EFSA on the basic substance application for propolis extract (admissibility accepted when named water‐soluble extract of propolis) for use in plant protection as fungicide and bactericide

9 November 2018

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1494

皮が食べられない果物の防カビ剤や殺菌剤としての植物保護製品の、収穫後処理用基本物質としてのプロポリス抽出物の認可申請の提出を受けて、欧州委員会が評価を求めた。EFSAがまとめた協議結果の概要と個別に受け取ったコメントについてのEFSAの科学的見解を提示している。

(基本的な物性情報不十分で有効性も提示されず安全性データも不足。皮膚感作性があり遺伝毒性の懸念と内分泌活性がある)

 

-アクティブな食品と接触する材料に使用される、アクティブ成分架橋ポリアクリル酸ナトリウムの安全性評価

Safety assessment of the active substance polyacrylic acid, sodium salt, cross‐linked, for use in active food contact materials

EFSA Journal 2018;16(11):5448 8 November 2018

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5448

食品と接触する物質、酵素、加工助剤に関するEFSAのパネル(CEP)は、肉、家禽、シーフード、生鮮果物と野菜などの生鮮食品や冷凍食品の包装に液体吸収体として使用されるFCM物質No 1015、架橋ポリアクリル酸ナトリウムの安全性を評価した。架橋ポリアクリル酸ナトリウムが食品と直接接触せず、吸収能力を超えない状態でパッドに入れて使用し、その後移行が予期されなければ、包装された食品の摂取による暴露は予期されない。非架橋ポリマーや架橋ポリマーは遺伝毒性の懸念を生じない。パネルはこの架橋ポリアクリル酸ナトリウムの使用は生鮮食品や冷凍食品の包装に吸収パッドで使用しても安全上の懸念を生じないと結論した。この吸収パッドはこの有効成分の吸収能力を超えず、食品と直接接触しない状況でのみ使用すべきである。

 

[FDA]機関間食品安全解析協力からの2016食品由来疾患源についての新しい報告書の発表

Release of a New Report on the Sources of Foodborne Illnesses for 2016 from the Interagency Food Safety Analytics Collaboration

November 9, 2018

https://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm625291.htm

サルモネラ、大腸菌、リステリア、カンピロバクターの感染源になった食品についての報告

(微生物だけど、野菜果物は結構感染源になっていることに注意。普通に売られていない未殺菌ミルクが感染源として大きく出ていることにも注目。健康のためにとか消費者の選ぶ権利とかいって宣伝されているものが公衆衛生を脅かす例。)

 

[PHE]健康保護報告書

HPR volume 12 issue 40: news (9 November)

https://www.gov.uk/government/publications/health-protection-report-volume-12-2018/hpr-volume-12-issue-40-news-9-november

・欧州におけるAMRの公衆衛生負担

Lancet Infectious Diseasesに発表されたDALYによる評価。欧州ではイタリアとギリシャが最も影響が大きく英国は10万人あたり約80DALYが抗生物質耐性感染によるものと推定され30ヶ国中13番目

・年次健康安全統計

労働環境での事故や病気、自己申告による健康状態の悪さに関する年次統制。過去のアスベスト暴露が職業由来呼吸器疾患による12000の死亡のうちの約40%を占める。HSEの推定では、1980年以前のアスベスト暴露による中皮腫が原因の死亡は2017-2018の2500がピークで2018-2019からは減少し始めるだろう。

 

[CDC]米国成人の喫煙は過去最低:2017年は14%

Cigarette Smoking Among U.S. Adults Lowest Ever Recorded: 14% in 2017

Thursday, November 8

https://www.cdc.gov/media/releases/2018/p1108-cigarette-smoking-adults.html

しかし成人の5人に1人はまだ何らかの形のタバコ製品を使っている

MMWR.

11月15日は禁煙の日(Great American Smokeout)

 

[FAO]抗菌剤耐性-あなたが知っておくべきこと

Antimicrobial resistance – What you need to know

http://www.fao.org/fao-stories/article/en/c/1056781/

食糧農業分野におけるAMR対策の課題について

 

[論文]論文

-GBD 2017:脆弱な世界

GBD 2017: a fragile world

THE LANCET Editorial|Volume 392,ISSUE 10159, P1683, November 10, 2018

https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(18)32858-7/fulltext

Lancetが10年以上前に最初の世界疾病負担研究を発表してから、データの質や量の改良を繰り返してきた。こうした推定をますます研ぎ澄ますことによって、メッセージは再確認された:年ごとに世界はより健康的になった。しかしGBD 2017の結果を注意深くみると、この心地よい徐々に改善する傾向は打ち砕かれる。

紛争とテロが死因として最も早く増加している二つの要因で、オピオイド依存が前代未聞のスケールに流行している

(今週号オープンアクセスの関連文献多数

Nov 10, 2018   Volume 392 |  Number10159 |  p1683-2138

e14-e18

https://www.thelancet.com/journals/lancet/issue/vol392no10159/PIIS0140-6736(18)X0048-8

 

-主導的研究者達が広く使われている殺虫剤の禁止を要請

Leading researchers call for a ban on widely used insecticides

9-Nov-2018

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-11/uoc--lrc110218.php

有機リンの使用は減ったが初期の脳の発達へのリスクは高すぎる

PLOS Medicineに発表されたカリフォルニア大学環境健康科学センターとDavis MIND研究所の研究者らによる主張。「妊婦が極微量の有機リン農薬に暴露されると子どものIQ低下、学習記憶注意の困難に関連する。クロルピリホスのみが注目されているがこの化合物群丸ごと全部が関連する」とIrva Hertz-Picciotto教授は言う。

(雑な主張だと思うけれど神経系に作用するというキーワードがそうさせるんだろう。ナス科アルカロイドとかニコチンはどうしようか)

 

その他

-無知の傲慢さ:何故活動家のマニフェストは明らかに間違っているのか

The Arrogance of Ignorance: Why the Activist Manifesto is Manifestly Wrong

Posted by RiskMonger on November 4, 2018

https://risk-monger.com/2018/11/04/why-the-activist-manifesto-is-manifestly-wrong/

EUの農薬リスク評価を完全に変えるべきとする「市民」団体のマニフェストが発表されている。100以上のNGOと活動家大学人一ダースほどが署名して自分たちを「科学のための市民」と自称し企業を排除に彼らに力を与えよと要求している。

Citizens for Science in Pesticide Regulation

A European Coalition

https://citizens4pesticidereform.eu/

そのマニフェストの内容についての長い批判

(企業のお金が少しでも使われた研究は全て排除せよという。企業と関係のある個人も排除性よと。オーガニック企業も企業なんだがそれはいいらしい。とにかく合成農薬は全て排除したいらしい。あらゆる生き物に安全でなければ使えないと言っているのでそれでは農薬にならないだろう)

 

-銅をベースにした天然農薬の健康と環境への危険性がフランスのオーガニックワイン生産者を分断する

Health and environmental dangers of copper-based natural pesticides spark division among French organic winemakers

Mickaël Bosredon | 20 Minutes | November 8, 2018

https://geneticliteracyproject.org/2018/11/08/health-and-environmental-dangers-of-copper-based-natural-pesticides-sparks-division-among-french-organic-winemakers/

(フランス語の記事をGLPが英語にして掲載したもの)

ボルドーのワイン専門家評議会CIVB副会長Bernard Fargesが10月15日に「2019年にオーガニック農法から転向する」だろうと発表した。理由は?2018年には嵐と病気に見舞われてワイン生産者は非常に大変だった。2017年は低温に苦しんだ。

有機は最早持続可能な解決法ではない

彼は20 Minutesに対して語った「私は決めなければならなかった。そして中間はない。オーガニックかそうでないかしかない。オーガニックの問題?究極的にはたった一つの単語に煮詰まる:銅である。オーガニックで使用できる唯一の農薬である。オーガニックの管理法の多くが銅を使う。」

銅は今でもたくさんの問題があるが、土壌に蓄積していく、とBasil Tesseronはいう。銅は重金属なので蒸発することはなく土のなかに溜まっていく。

銅の使用削減にむけて

欧州は銅製品の使用規制を決め、禁止する可能性もある。いわゆるナチュラル製品が必ずしもベストではない。天然由来の農薬である銅は議論対象である。過剰量の銅はほとんどの植物や微生物に有害である

一方オーガニック農業地域連盟会長のSylvie Dulongは有機部門が永遠に攻撃されているという。彼女は使用する量の銅は全く問題ではないと確信していて、確かに土壌に残存するが合成化学物質の有害影響に比べたら無いに等しいという。

(ものすごい認知の歪み。)

 

-慢性的大麻の使用は脳に重大な影響を与える可能性がある、専門家が言う

Chronic pot use may have serious effects on the brain, experts say

Nov. 12, 2018

https://www.nbcnews.com/health/mental-health/chronic-pot-use-may-have-serious-effects-brain-experts-say-n924441

写真はカナダで娯楽用大麻が合法化された10月17日に合同大麻喫煙を楽しむ女性

(あるかなきかの農薬のリスクを相当なコストをかけて減らしてきた一方でこんな明確なリスクの増加を見ると馬鹿馬鹿しくなるよ)

 

-オメガ3とビタミンDは大規模試験で心臓発作やがんの予防に失敗、そのことはサプリメントが「時間の無駄」であることを示す

Omega 3 and vitamin D fail to protect against heart attacks or cancer in major trial which show supplements a 'waste of time'

https://www.independent.co.uk/news/health/vitamin-d-omega-3-fish-oil-cancer-heart-attack-stroke-death-harvard-a8627136.html

専門家はサプリメントの最大の効果は使用者に「非常に高価な尿」を与えることだろうと警告

 

-子どもを狂犬病の犬の唾液で治療したビクトリアのナチュロパスが免許を返却

Victoria naturopath who treated child with rabies-infected saliva surrenders licence

November 11, 2018

https://vancouversun.com/news/local-news/victoria-naturopath-who-treated-child-with-rabies-infected-saliva-surrenders-licence

Dr. Anke Zimmermannは免許を自主返却し少なくとも5年は再申請しないことに合意

しかし規制されていないナチュロパスとして継続する

(それでビジネスが成り立ってしまうあたりが社会の問題なわけで。日本だとインチキ整体とか。公的資格もないヒトたちに健康を任せるのは怖くないのか?)

 

-製品レビュー 魚油とオメガ3および7サプリメントレビュー(オキアミ、藻、イカ、シーバックソーン(サジー))

コンシューマーラボ

Fish Oil and Omega-3 and -7 Supplements Review (Including Krill, Algae, Calamari, and Sea Buckthorn)

11/10/18   

https://www.consumerlab.com/reviews/fish_oil_supplements_review/omega3/

28製品を表示と内容があっているかどうか、汚染物質が含まれるかどうかを調べた

(ドコサペンタエン酸(DPA)とオメガ7脂肪酸(パルミトレイン酸)が差別化?で流行の兆しがあるらしい)