2020-03-31

[EU]査察報告

-セルビア-EU輸出用の赤身肉、肉製品、牛乳、乳製品の生産

Serbia 2019-6684-Production of red meat and meat products, milk and dairy products intended for export to the European Union

27/02/2020

https://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=4243

2019年10月22日~11月1日までセルビアで実施した、EU輸出用赤身肉、肉製品、肉調理品、牛乳、乳製品の生産の管理に関する以前の査察の助言に応えた是正措置を評価するための査察。管轄機関は委員会に提出された行動計画に含まれるすべての行動を実行している。この公的管理システムは、原則として、この査察の対象製品がEU条件に従って生産されているという適切な保証を提供している。牛肉のトレーサビリティは2010年の査察以降かなり改善され、EU条件に従っていることが保証できている。だが、登録された施設、屠殺時の動物の保護、旋毛虫検出所への対処は効果がなく、牛乳の低温殺菌に関する食品企業管理者への欠点が注意された。

 

-台湾-EU輸出用の卵、乳製品、肉製品の生産

Taiwan 2019-6685-Production of egg, dairy and meat products intended for export to the European Union

27/02/2020

https://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=4242

2019年10月22日~11月1日まで台湾で実施した、EU輸出用の加熱処理した肉製品、乳製品、卵製品の生産を含む公的管理システムを評価するための査察。この公的管理システムは、国家法や包括的文書手順、チェックリストや適性規範ガイドに基づき、生産チェーン全体をカバーしている。公務員は有能だが、輸入した原料のEU適格性をEU輸出用製品の製造に使用するための管理方法について、EU特有の規則に関する指示とガイダンスが不足している。重金属の限度やパラメーターの検査 (例えば、すぐに喫食可能な食品のリステリア菌)はEU基準に合わせて調整が必要で、添加物や香料に関するものを含み施行できるようにする。

 

-ベルギー-すぐに喫食可能な食品

Belgium 2019-6676-Ready-to-eat food

20/02/2020

https://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=4239

2019年6月11~21日にベルギーで実施した、すぐに喫食可能な食品に適用されるEUの食品衛生条件への順守を確認するための査察。すぐに喫食可能な食品の生産は、文書手順に基づいて適切な公的管理が体系化され実行されている。公的サンプル件数は比較的多く、良好な順守水準を示し、導入・実施されている管理は、衛生条件違反を効果的に確認している。だが、違反は迅速な是正措置を保証する方法でフォローアップされていない。管理手段や検査官の誤った理解により、主にHACCPの原則やEC規則に基づいた食品企業管理者の手順に関する不適合の検出に影響している。

 

[EFSA]提出された確証データを踏まえたスルホキサフロルの農薬リスク評価ピアレビュー

Peer review of the pesticide risk assessment for the active substance sulfoxaflor in light of confirmatory data submitted

EFSA Journal 2020;18(3):6056 30 March 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6056

共同報告担当加盟国、チェコ共和国の管轄機関が実施した農薬スルホキサフロルの最初のリスク評価のピアレビューを受けたEFSAの結論が報告された。ピアレビューの背景は提出後に欧州委員会が要請したものと確証的な生態毒性データの評価だった。果菜類(屋外及び温室散布)、キュウリ(屋外及び温室散布)、春及び冬穀物(屋外散布)、綿(屋外散布)の殺虫剤としてスルホキサフロルの代表的な使用評価に基づいて結論に達した。信頼できるエンドポイントは、ピアレビューされた書類の入手可能な研究や文献から導出され、規制のリスク評価での使用に適していると結論された。屋外や仮設の温室では、いくつかの関連するシナリオ(開花期後を除く処理された作物シナリオ、雑草シナリオ、フィールドマージン(農耕地周辺)シナリオ)に関して、ミツバチやマルハナバチへの高いリスクが確認された。そのようなシナリオで低暴露ならば、永久構造物の温室の場合、ミツバチ、マルハナバチ、単独性のハチ類のリスクは低いと結論された。欧州委員会は、スルホキサフロルへの暴露からフィールドマージンのマルハナバチと単独性のハチ類を保護するために必要な散布ドリフト削減手段の評価を完成するよう、また、水たまりによるミツバチへのリスク評価を完成するようEFSAに委任した。

 

[WHO]2019コロナウイルスアウトブレイク中のストレスへの対処

Coping with stress during the 2019-nCoV outbreak

https://www.who.int/docs/default-source/coronaviruse/coping-with-stress.pdf?sfvrsn=9845bc3a_2

危機の際、悲しくなったり、ストレスを感じたり、混乱したり、怖がったり、怒ったりするのは当たり前のことである。

信頼する人と話すことが役に立つ。友達や家族に連絡しよう。

家にいなければならないのなら、家で、eメールや電話で、他の家族や友達と、適切な食事、睡眠、運動、愛する人との社会的接触など、健康的な生活を維持しよう。

感情を抑えようとして、タバコ、アルコール、その他のドラッグを使用しないように。

どうすればいいかわからないなら、医療従事者やカウンセラーに話してみよう。

必要なら、心身の健康に必要な助けを求めるために、どこへ行きどうすればいいか計画を立てよう。

事実を把握しよう。合理的な予防策を講じることができるように、リスクを正確に定めるのに役立つ情報を集めよう。

WHOのウェブサイトや地方または州の公衆衛生機関など、信頼できる情報源を見つけよう。

あなたやあなたの家族が不安を覚えるメディア報道を見たり聞いたりして過ごす時間を減らして心配と動揺を制限しよう。

以前、人生の逆境に対処するのに役立った過去に使用したスキルを活用し、このアウトブレイクの困難な時期に感情をコントロールするのに役立つスキルを使おう。

 

[Defra]コロナウイルス (COVID-19):動物のいる人への助言

Coronavirus (COVID-19): advice for people with animals

27 March 2020

https://www.gov.uk/guidance/coronavirus-covid-19-advice-for-people-with-animals

犬 

・あなたに症状がある場合

犬が家で運動できない場合、家族以外の人に散歩を頼む

・あなたに症状が無い場合

犬の散歩と運動を兼ねて一日一回外出できるだろう

・誰かの犬の散歩を頼まれた場合

犬を扱う前後に手を洗う

手を洗う

馬、家畜その他動物

(犬と同様)

 

[FAO]飛蝗コントロールのための生物農薬

Biopesticides for locust control

30/03/2020

http://www.fao.org/fao-stories/article/en/c/1267098/

環境に害を与えずバッタを攻撃する

(初期の、小さい集団のうちに使う必要がある)

 

[RIVM]泳ぐ水と魚のPFOA, PFOSおよび GenXのリスク限度値についての助言

Advice on risk limit values for PFOA, PFOS and GenX in swimming water and fish

30-03-2020

https://www.rivm.nl/publicaties/advies-risicogrenswaarden-voor-pfoa-pfos-en-genx-in-zwemwater-en-vis

各地でPFOA, PFOSおよび GenXが測定され、報告されている。一部の結果はリスク限度を超過している。このことは直ちに人々が病気になることを意味しないがさらなる研究を行う理由になる。従って実際にその水で泳ぐまたはその魚を食べる頻度などを調べるように助言する

 

[NTP]ブチルパラベンとレスベラトロールの毒性試験のデータ表公表

Reproductive and Developmental Toxicity Assessment of Butyl Paraben in Hsd: Sprague Dawley SD rats following Feed Exposure

https://manticore.niehs.nih.gov/cebssearch/paper/14506

 

TOX-102: Resveratrol

https://tools.niehs.nih.gov/cebs3/views/?action=main.dataReview&bin_id=14563

 

論文

-専門家がガソリン給油ポンプに健康と気候変動警告表示をもとめる

Experts call for health and climate change warning labels on petrol pumps

30-MAR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-03/b-ecf033020.php

The BMJの地球の健康特集号。消費者が使用するところで化石燃料を燃やすことへの警告を求める

 

-新しい研究が大麻の負の影響の可能性を探る

New research sheds light on potentially negative effects of cannabis

30-MAR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-03/wsu-nrs033020.php

ournal of Cannabis Researchに発表された1500人以上の大学生の調査の結果、よくある有害影響は咳発作、不安、パラノイアであった。

 

-妊娠前の父親の飲酒が子どもの発達に負の影響を与える可能性がある

Alcohol consumption by fathers before conception could negatively impact child development

30-MAR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-03/uoc--acb033020.php

Alcoholism: Clinical and Experimental Research とNeuropharmacology,に発表された2報のマウスでの研究の論文

 

-幻覚剤のプラセボ効果:トリップしているのか何でも無いのか?

The placebo effect and psychedelic drugs: tripping on nothing?

30-MAR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-03/mu-tpe033020.php

幻覚薬研究のプラセボ効果はこれまで考えられていたより大きいかもしれない

Psychopharmacologyに発表された研究。61%の参加者がプラセボ投与後に何らかの影響を報告した。幻覚剤に関する文献を知っている人が最もプラセボ効果が強かった

 

-大学の医療センターの代替療法が根拠に基づいた患者のケアを損なっている

Alternative therapies in academic medical centers compromise evidence-based patient care.

Marcus DM. Journal of Clinical Investigation. March 20, 2020

https://www.jci.org/articles/view/137561

過去20年で代替療法の使用を促す統合医療センターが70以上の医学校や看護学校にできた。病院ウェブサイトの調査や医師や病院長、職員とのインタビューから、15の研究活動の高い医学部で代替療法を行っていることが明らかになっている。その治療により利益があると宣伝されている病気はがん、心疾患、消化器疾患、痛み、自閉症、自己免疫疾患など広範にわたる。病院長は消費者の関心に応じて病院の市場シェアのため代替療法を提供していると述べている。

最近の論文ではオルタナティブファクトの時代と情報入手手段としてのSNSの利用増加により医学教育に課題があることを扱っている。残念ながら代替療法の安全性と有効性に関する誤解を招く情報が統合医療センターの医学教育者から発せられている

 

その他

-コロナウイルスリソースセンター

The Center for Inquiry (CFI)

CORONAVIRUS RESOURCE CENTER

https://centerforinquiry.org/coronavirus/

コロナウイルスにまつわる疑似科学とデマに関するリソース

(この中で「完全な詐欺」として取り上げられているのが日本の首かけタイプの空間除菌製品であることが残念。しかも「安心の日本製」とか書いてある。外国に迷惑かけている)

 

-菜種保証―間作作物の限界?

OSR assurance – The break crop at breaking point?

By Charlotte Cunningham and Tom Allen-Stevens

http://www.cpm-magazine.co.uk/2020/03/25/oilseed-rape-assurance-the-break-crop-at-breaking-point/

ネオニコチノイドの禁止以降、英国の油糧菜種の栽培面積は年々減り続けてきた。さらに昨年のキャベツノミハムシの流行で多くの栽培者が今年は栽培を止め、一部の人はこの作物の将来は今や危機的であるという

(以下損失補填や産業の未来の話略、一部のみ紹介)

我々はdefraに、英国では違法になる菜種を輸入することが何故できるのか聞いた。Defraの広報によると、WTOの規則では輸入された作物がヒトや動物や植物にリスクとなる場合には制限を認めている。しかし農薬禁止が健康のためではなく環境が理由でヒト健康にリスクとならないのであれば貿易制限は正当化されない。もしEUでない国がここでは禁止されている農薬を使った製品を英国やEUに売りたければ、輸入トレランスという残留基準を申請して成功すれば売れる

 

-コロナウイルス:英国政府によるフェイクニュース取り締まり

Coronavirus: Fake news crackdown by UK government

30 March 2020

https://www.bbc.com/news/technology-52086284

内閣府の迅速対応ユニットがソーシャルメディア企業と協力してフェイクニュースや有害コンテンツを排除している

 

-検疫下の薬物とアルコール使用-専門家の反応

SMC NZ

Drug and alcohol use under quarantine – Expert Reaction

Published: 31 March 2020

https://www.sciencemediacentre.co.nz/2020/03/31/drug-and-alcohol-use-under-quarantine-expert-reaction/

国のロックダウンで、少なくともあと3週間のアラート4レベルの制限がある期間にニュージーランド人の合法および違法薬物の使用はどうなるかに疑問が提示された。

NZ薬物財団はアルコールやその他の薬物を定期的に使用している人は中断することを助言している。睡眠不足から錯乱のような離脱症状に注意。

専門家の反応略。

(アルコールは英国では生活に必要なもの(essential)と見なされて買えるがニュージーランドでは不必要なもの、らしい。違法薬物が手に入らないから困ったと主張できるのがすごいというか)

 

-4年遅れて、DEAは数十の研究目的での大麻栽培申請をレビューする

Science Insider

After 4-year delay, DEA will review dozens of requests to grow marijuana for research

By Greg MillerMar. 30, 2020

https://www.sciencemag.org/news/2020/03/after-4-year-delay-dea-will-review-dozens-requests-grow-marijuana-research

DEAは医学研究目的での大麻栽培申請37の評価をすると発表した

 

-COVID-19やその他の健康に関する恐ろしい話の初期情報を抑制することがデマを促進する可能性がある

Natureワールドビュー

Suppressing early information on COVID-19 and other health scares can aid misinformation

30 MARCH 2020 Heidi J. Larson

https://www.nature.com/articles/d41586-020-00920-w

2年前、ソーシャルメディアでのデマに対応して言論の自由を守る国連特別報告が政府が公共の秩序のために自由な言論を認めないことを非難した。この報告は例として「社会あるいは経済秩序、国の統一や安全保障を毀損する虚偽情報の禁止」を強化する中国の2016年サイバーセキュリティ法をとりあげている。COVID-19のパンデミックに直面して、我々はこの問題を見ている。政府が社会秩序を脅かすとみなした情報がもし「虚偽」でなかったら?

イランは、かつてはその強力な医療システムが有名だったが、COVID-19に大きな打撃を受けている。イランの人達は1月に通過した飛行機を間違って撃墜したことにひどく怒って政府への不信が高かった。そして政府がアウトブレイクについて十分な対応をしていないと感じ、新たに怒っている。Mohammad Javad Zarif外務大臣はその怒りをアメリカに向けさせようとした。確かに米国の制裁はイランの日常生活に負荷をかけていて、おそらくCOVID-19対応も弱められていたが、政府は意図的にアウトブレイク情報を抑制した。イランの医療従事者は当局から感染患者のことやリソースが足りないことを公言しないよう警告されていた。

(ロシアでも米国でも初期情報の抑制はあったという話略)

公的な情報が信頼できないと見なされたとき、根拠の無い想像が拡大する素地ができる。COVID-19は膨大なうわさをよびあらゆる情報が溢れた。その中で大事な情報が埋もれてしまっている。これは単なる個々のデマを否定するという問題ではない。人々と政治家の関係、統治の真意への信頼の欠如、指導者の間にある事実が公衆を混乱させ反対に遭うのでは無いかという恐怖の関係性の問題である。致死的で進化する新しいウイルスの文脈では「落ち着いて続けて」という助言が反対の効果を持つ可能性がある。

2020-03-30

[EU]査察報告

リトアニア―飼料添加物、その成分とトレーサビリティ

Lithuania 2019-6631-Feed additives, their ingredients and traceability

19/02/2020

https://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=4237

2019年10月22~30日にリトアニアで実施した、飼料添加物とその成分の公的管理を確認するための査察。リトアニアには、飼料に関して適切なリスクに基づいた公的管理システムがある。関連するEU条件の実行は適切な国の法律、ガイダンス、チェックリストに支えられている。衛生、施設、設備維持、トレーサビリティに関する検査は計画された頻度で行われており、要件を満たしていることを適切に検証しているが、危害分析重要管理点(HACCP)の評価、表示に関する公的管理、公式サンプリングが不十分で、管理システムの結果や効果の信頼性が弱められている。

 

[EFSA]コーヒーC21とDNA鎖切断からの保護:健康強調表示の評価

Coffee C21 and protection of DNA from strand breaks: evaluation of a health claim pursuant to Article 13(5) of Regulation (EC) No 1924/2006

EFSA Journal 2020;18(3):6055 27 March 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6055

因果関係は立証されていない。

 

[EU]RASFF Week13-2020

警報通知(Alert Notifications)

フランス産オランダ経由飼料用米粉のアフラトキシン(B1 = 36.4 µg/kg)、トルコ産ザクロのプロクロラズ(3.4 mg/kg)及びチアベンダゾール(1.9 mg/kg)、産出国不明ドイツ経由メラミンボウルからのメラミンの溶出(3.02 mg/kg)、米国産ドイツ経由食品サプリメントの未承認新規食品成分(コンフリー(Symphytum spp.)・ (Calea zacatechichi)・カバ(Piper methysticum)・ヤコウボク(Cestrum nocturnum)・ヨヒンベ(Pausinystalia johimbe)・ハッショウマメ(Ptychopetalum olacoides Mucuna pruriens)・パウダルコ(Tabebuia impetiginosa))及び禁止物質ヨヒンベ樹皮抽出物、スペイン産アーモンドのアフラトキシン(B1 = 37.5; Tot. = 62.2 µg/kg)、中国産蓋つきキッチンポットからのニッケルの溶出(0.137 mg/kg)、

注意喚起情報(information for attention)

チェコ共和国産デンマーク経由及び英国経由粉末ショウガのベンゾ(a)ピレン(14.8 µg/kg)及び多環芳香族炭化水素(66 µg/kg)、トルコ産イタリア経由マンダリンのフェンバレレート(0.208 mg/kg)及び未承認物質酸化フェンブタスズ(0.084 mg/kg)、トルコ産煎ったピーナッツのアフラトキシン(B1 = 5.8; Tot. = 7.7 µg/kg)、ベルギー産原料米国産アーモンドパウダーのアフラトキシン(B1 = 158; Tot. = 251 µg/kg)、パキスタン産塩味ピスタチオのアフラトキシン(B1 = 13.4; Tot. = 13.7 µg/kg)、パキスタン産調味料ミックスのアフラトキシン(B1 = 14.6; Tot. = 15.1 µg/kg)、トルコ産飼料添加物の水銀(0.49 mg/kg)、

フォローアップ用情報(information for follow-up)

中国産チェコ共和国経由シロップ漬けイチゴの着色料ポンソー4R/コチニールレッドA の未承認使用(58.6 mg/kg)、トルコ産ミックスハーブティーの未承認新規食品成分セイヨウイソノキ(alder buckthorn)、産出国不明オランダ経由スパイスミックスの未承認新規食品成分トウキ(Angelica sinensis)、動物の栄養に適さないロシア産カメリナ種子(Camelina sativa)(有毒雑草の存在)、オランダ産チューインガムの不十分な表示及び未承認新規食品成分カンナビジオール(CBD)、イタリア産ハーブ浸出液の未承認成分アサ(Cannabis sativa)、オランダ産有機ヘンプオイルCBD及びCBDカプセルの未承認新規食品成分カンナビジオール(CBD)、

通関拒否通知(Border Rejections)

中国産緑茶のホルペット(0.4 mg/kg)、エジプト産有機ピーナッツのアフラトキシン(B1 = 16; Tot. = 17 µg/kg;B1 = 9; Tot. = 12 µg/kg)、パキスタン産スパイスミックスのアフラトキシン(B1 = 20.1; Tot. = 20.8 µg/kg)、イスラエル産オレンジのブロモプロピレート(0.3 mg/kg)、アルゼンチン産鳥餌用ピーナッツのアフラトキシン(B1 = 46 µg/kg)、ジョージア産ヘーゼルナッツ穀粒のアフラトキシン(Tot. = 29.5 µg/kg)、ベトナム産ペッパーの未承認物質トリシクラゾール(0.099 mg/kg)、トルコ産ザクロのプロクロラズ(0.571 mg/kg)、

 

[EU]COVID-19 検査戦略へのEU助言

COVID-19 EU recommendations for testing strategies

18 March 2020

https://ec.europa.eu/info/sites/info/files/covid19_-_eu_recommendations_on_testing_strategies_v2.pdf

検査に優先順位をつけること

1.重症呼吸器感染で入院している患者

2.入院中あるいは長期介護施設にいる急性呼吸器感染者、症状のある医療スタッフ

3.歩哨外来病院の急性呼吸器感染あるいはインフルエンザ様疾患患者

4.慢性疾患のある高齢者

検査すべきでない場合として

・症状の軽い患者やリスク集団で無い患者の検査は優先順位が低い

・患者の退院は症状により、退院のための検査はしない

・既に陽性が確認された患者は再検査すべきではない

・医師や病院からの要請がなければ検査しない

 

[HK]違反

-アーモンドミールサンプルが栄養表示規則に違反

Dried figs sample not in compliance with nutrition label rules

Thursday, March 26, 2020

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20200326_7877.html

台湾産アーモンドミールサンプルが、エネルギー120 kilocalorie/100gという申告のところ、367 kilocalorie/100g検出された。

 

-白菜のサンプルに基準値超過のカドミウムが検出された

Chinese cabbage sample detected with cadmium exceeding legal limit

Friday, March 27, 2020

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20200327_7880.html

食品安全センター及び食物環境衛生署は、白菜のサンプルから0.12ppmのカドミウムが検出されたと発表した。

 

[TGA] コロナウィルス(COVID-19)管理において、高用量のビタミンC点滴を裏付ける証拠はない

No evidence to support intravenous high-dose vitamin C in the management of COVID-19

27 March 2020

https://www.tga.gov.au/alert/no-evidence-support-intravenous-high-dose-vitamin-c-management-covid-19

情報更新。コロナウィルス(COVID-19)管理において、高用量のビタミンC点滴が効果的である可能性については、さらなる研究が必要である。

 

[FSS]質問と回答:コロナウィルス(COVID-19)

Questions and answers: COVID-19

26 March 2020

https://www.foodstandards.gov.scot/consumers/food-safety/coronavirus/questions-and-answers-covid-19

コロナウィルス(COVID-19)と食品に関連するよくある質問と回答。

 

[SFA]食品小売業

Food Retail

Friday, March 27,2020

https://www.sfa.gov.sg/food-retail/overview

シンガポールの食品小売業向け食品衛生基準の概要

格付けがある

 

[ヘルスカナダ] 助言:ヘルスカナダはCOVID-19を予防、治療あるいは治癒すると誤ったあるいは誤解を招く表示をする健康製品は健康リスクになる可能性がある

Health products that make false or misleading claims to prevent, treat or cure COVID-19 may put your health at risk

March 27, 2020

https://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2020/72659a-eng.php

ヘルスカナダは、市民に対し、COVID-19を予防、治療あるいは治癒すると誤ったあるいは誤解を招く表示をする、医薬品、自然健康製品、ホメオパシー製品及び医療機器購入に関するリスクについて警告している。

 

[MPI]コロナウィルスと食品安全

Coronavirus and food safety

27 Mar 2020

https://www.mpi.govt.nz/protection-and-response/responding/alerts/coronavirus/coronavirus-and-food-safety/

食品安全とコロナウィルス及び食品取扱業者と食品事業者向けのガイダンスについて更新。

 

[FSAI]コロナウィルスに関して

COVID-19 (Coronavirus)

27/3/2020

https://www.fsai.ie/faq/coronavirus.html

コロナウィルスに関する情報更新。

 

[FSA]FSAはコロナウィルス (COVID-19)に関する食品事業者向けガイダンスを発表する

FSA publishes guidance for food businesses on coronavirus

26 March 2020

https://www.food.gov.uk/news-alerts/news/fsa-publishes-guidance-for-food-businesses-on-coronavirus-covid-19

英国でのコロナウィルス (COVID-19)アウトブレイクを受け、食品事業者に対する助言

 

[ODS] ファクトシート更新

-カルシウム

Calcium

Fact Sheet for Health Professionals

March 26, 2020

https://ods.od.nih.gov/factsheets/Calcium-HealthProfessional/

カルシウム摂取源としてチアシードをTable 2に追加。

https://ods.od.nih.gov/factsheets/Calcium-HealthProfessional/#change

 

[FDA]FDAはCOVID-19パンデミックに対応してある種の包装済み食品の栄養表示に関して一時的柔軟性を提供する

FDA Provides Temporary Flexibility Regarding Nutrition Labeling of Certain Packaged Food in Response to the COVID-19 Pandemic

March 26, 2020

https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-provides-temporary-flexibility-regarding-nutrition-labeling-certain-packaged-food-response-covid

COVID-19パンデミックを受けて、レストランや食品製造業者には、小売での販売を希望する小売販売表示のない食品を抱えている可能性がある。例えば、レストランは調理に使えなくなった材料を仕入れている可能性があり、代わりに消費者への販売を望んでいる。アメリカ食品医薬品局は本日、COVID-19パンデミックの間の食品の流通を促進するために、ある種の包装済み食品に関してレストランや食品製造業者に柔軟性を与えるための企業向けガイダンス「COVID-19公衆衛生緊急事態の間の特定の包装食品の栄養表示に関する暫定的方針」案を発表した。

消費者に直接あるいは消費者に販売する他の企業に対して包装済み食品の販売を希望するレストランや、レストランで使用するための表示が付いた在庫を抱える食品製造業者に対して、包装済み食品に、必要に応じて次のことを含む栄養成分表示がなくてもFDAは異議を唱えない。

・識別の説明

・成分の説明

・食品製造業者、包装業者、販売業者の企業名と事業所

・正味含有量

・食品アレルゲン表示・消費者保護法に定められているアレルゲン情報

最後に、FDAは、ある種の食品に小売包装が入手できない場合、小売包装が入手できるまでは、レストラン以外への販売を目的としたレストラン使用が表示されている食品の追加生産に異議を唱えるつもりはない。このガイダンスは直ちに履行されているが、FDAのガイダンス作成基準によりコメントの対象である。

このガイダンスとは別に、FDAは改訂栄養及びサプリメント成分表示の使用に関して、今年の終わりまで食品製造業者と協力するつもりである。この期間中の執行措置を重視しない。FDAは、順守日2020年1月1日以降6カ月間はそのようにすると先に発表した。

 

[FDA] COVID-19中の未使用ヒト用食品の動物用食品への安全な流通に関するファクトシート

FDA Fact Sheet on Safety Distributing Unused Human Food for Animal Food Use During COVID-19

03/26/2020

http://s2027422842.t.en25.com/e/es?s=2027422842&e=316749&elqTrackId=376c7bc788024cd5a73d955f2e3dcbdc&elq=3c371ea4c3fa4f7c9df136c7f532331c&elqaid

COVID-19パンデミックによる店舗内での食事制限で、レストランやレストランへの供給業者が余剰になった食品の別目的での使用を探っているかもしれない。FDAは人食品としての再利用に柔軟性を提供しているが、動物飼料の選択肢もある。そのためのファクトシート

https://www.fda.gov/media/136521/download?utm_campaign=3-27-2020-FactSheet

 

[FDA]消費者情報。コロナウィルスパンデミック中の食品安全と入手

Food Safety and Availability During the Coronavirus Pandemic

03/26/2020

https://www.fda.gov/consumers/consumer-updates/food-safety-and-availability-during-coronavirus-pandemic

国のパンデミック対処としての食品入手と安全性に関して知っておくべき、食品供給の安全、食品不足、パンデミック中の食品由来の疾病対策の3点について。

 

[FDA]食品安全とコロナウィルス疾患2019(COVID-19)

Food Safety and the Coronavirus Disease 2019 (COVID-19)

03/27/2020

https://www.fda.gov/food/food-safety-during-emergencies/food-safety-and-coronavirus-disease-2019-covid-19

コロナウィルスによる食品と食品包装等に関するFAQ更新。

 

[FDA]警告文書

- Carahealth

March 26, 2020

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/carahealth-605826-03262020

コロナウィルス疾患(COVID-19)に関連する未承認の製品の問題。コロナ感染防止を謳う鼻腔用スプレー製品を含む。

 

- Corona-cure.com

March 26, 2020

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/corona-curecom-605875-03262020

コロナウィルス疾患(COVID-19)に関連する未承認の製品の問題。ハーブ製品を含む。

 

[FDA]コロナウィルス(COVID-19)情報:FDAは食品及び医薬品の供給妨害の軽減に役立つ対策を追加する

Coronavirus (COVID-19) Update: FDA takes further steps to help mitigate supply interruptions of food and medical products

March 28, 2020

https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/coronavirus-covid-19-update-fda-takes-further-steps-help-mitigate-supply-interruptions-food-and

FDAは医薬品、医療機器、生物製剤、動物用医薬品、ヒト及び動物用食品に関する最新の対策に関する状況更新とその詳細情報を発表した。

 

[DEFRA]環境大臣から食品と飲料業界への文書

Letter from the Environment Secretary to the food and drink industry

26 March 2020

https://www.gov.uk/government/news/letter-from-the-environment-secretary-to-the-food-and-drink-industry

この国を食べさせるために一生懸命働いている人達へ

我々の生涯でこの国が経験したおそらく最大の健康上の課題に直面して、私はこの国を食べさせるために一生懸命働いている全ての人達、畑で、加工工場で、工場で、卸売で、小売店で、持ち帰り店舗で、そして国中から自宅までものを運んでいる全ての人に、敬意を表したい。

ここ三週間は必需品を提供して食べさせるために働く人達にとってストレスフルで困難だった。小売店は前例の無い需要増に直面し製造や流通業者はいつになくハードに働かなければならなかった。

政府は最近人々を自宅にいるよう指導するために映画館や娯楽センターやその他公共施設を閉鎖する前例の無い措置をとった。しかし国を維持するために必須のたくさんの労働者がいる。我々NHSの職員は今後もさらに一生懸命働くだろう。あなた方食料やその他必需品を供給する人達も必須のサービスを続けるだろう。

私は食品や飲料業界と対話を続けあなたが仕事をするときに安全にできるように従業員向けガイドを提供する。PHEの助言は、食品包装がウイルスを拡散するリスクは極めて少ない、というものである。

食品飲料業界で働く全ての人が前例の無い課題への対応に尋常で無い努力をしている。私自身食品業界で働いてきて、個人的にここ数週間の仕事をしている全ての人達を誇りに思い感謝している。あなたがたは隠れた英雄である。

 

[ProMED]メタノール中毒-イラン:COVID-19のニセ治療法

Methanol poisoning - Iran: counterfeit treatment for COVID-19

2020-03-28

https://promedmail.org/promed-post/?id=7155084

Date: Fri 27 Mar 2020 Source: AP News [edited]

おむつしかつけていない挿管された5才の少年の動かない身体のそばに立った防護服とマスクをつけたイランの医療従事者が、人々に懇願する:新型コロナウイルスへの恐怖からアルコールを飲まないで。

この少年は両親がウイルスから守ると間違って信じた有毒メタノールを与えられて失明した、イランでのパンデミックの中で生じた流行の数百の犠牲者のうちの一例に過ぎない。

イランメディアによるとこれまで国内でメタノールを飲んで300人以上が死亡し1000人以上が病気になっている。イランでは飲酒は禁止されていて密造酒しかない。保健省の手伝いをしている医師によると問題はさらに大きく2020年3月27日にAssociated Pressに語ったところでは死者は480人、病者は2850人である。

この中毒はイランのソーシャルメディアで広がったニセ薬として、である。イランでは人々が政府を深く疑っている

「他の国では問題は一つしか無い、新型コロナウイルスのパンデミックである。しかしイランでは二つの戦線がある」とイラン保健省アドバイザーHossein Hassanian博士はいう。「我々はメタノール中毒とも闘わなければならない」

イランのソーシャルメディアで何度も流れているのは2月のタブロイド紙に基づく英国の教師がウイスキーと蜂蜜でコロナウイルスが治ったと主張しているという話で、それにアルコールベースのハンドサニタイザーを使用するというメッセージが混ざって高濃度アルコールを飲めば体内でウイルスが殺せると信じられている。ウイルスへの恐怖と教育の貧弱さとインターネットの噂により多くの人がメタノールを含む密造酒を飲んで病気になった。

イランではメタノールの製造者はエタノールと区別できるように色素を加えることが義務づけられている。しかし一部の密造業者は色を漂白剤で漂白してアルコールと混ぜて飲用として売っている。メタノールは匂いや味ではわからない

残念ながら一部の地域ではメタノールによる死亡が新型コロナウルスによる死亡より多い

 

[ProMED]リシン-ドイツ:攻撃の試み

Ricin - Germany: attempted attack

2020-03-29

https://promedmail.org/promed-post/?id=7158820

Date: 27 Mar 2020 Source: Japan Times [edited]

ドイツの裁判所2020年3月26日に31才のチュニジア人をリシン生物兵器での攻撃計画で10年の禁固刑とした。ISの賛同者がインターネットでヒマ種子と爆発物を注文して有毒爆弾を作ろうとした。43才のドイツ人妻も別の裁判にかけられている

二人は2018年にCologneのアパートで84mgの毒素が発見されて逮捕されている

(編集者からリシンの説明記事)

 

 

[Codex]COVID-19 /コーデックスの活動を維持

COVID-19 / Maintaining the momentum of Codex work

28/03/2020

http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/news-and-events/news-details/en/c/1268610/

COVID-19と世界中の政府によるそれへの対応が2020年に開催予定だった無数のCodex部会会合の延期や中止につながっている。しかし食品安全は重要なままで、コーデックス事務局は各部会/電子作業委員会座長/副座長と、今年会合ができなくとも基準の作成を続けられるように協力している。電子作業部会は必要な作業を継続し各議題への意見締め切りは必要に応じ延期されるだろう。

アプローチは柔軟であり続ける必要がある。

 

[FTC]FTCは9つのインターネット音声通話プロバイダーとその他企業に違法なコロナウイルス関連勧誘電話を「補助し促進した」ことを警告

FTC Warns Nine VoIP Service Providers and Other Companies against ‘Assisting and Facilitating’ Illegal Coronavirus-related Telemarketing Calls

March 27, 2020

https://www.ftc.gov/news-events/press-releases/2020/03/ftc-warns-nine-voip-service-providers-other-companies-against

消費者のウイルスへの恐怖につけ込んでデマや詐欺を行うのを援助した

消費者向けブログ COVID-19ロボコール詐欺には社会的距離をとろう

Socially distancing from COVID-19 robocall scams

March 27, 2020 by Karen Hobbs

https://www.consumer.ftc.gov/blog/2020/03/socially-distancing-covid-19-robocall-scams

詐欺師や詐欺会社はコロナウイルス関連恐怖を利用して儲けるために違法ロボコールを使っている。最近の詐欺的ロボコールを知って対応できるようにしよう(ヒントは電話を切ること)

違法ロボコールはたいてい嫌われているのに、何故詐欺師は使い続ける?それは手間がかからないから。

コロナウイルス詐欺師たちは社会保障庁を装ったりニセのコロナウルス検査を提供したりインチキ投資を勧めたりしている。

ロボコールを受け取ったら、どんな数字も教えずに電話を切ること。ブロックアプリや機器を使うことも検討しよう。そしてFTCに通報。

 

[FSIS]請願

Petitions

https://www.fsis.usda.gov/wps/portal/fsis/topics/regulations/petitions

Petition Submitted by U.S. Cattlemen’s Association (Oct 23, 2019)とPetition Submitted by Organization for Competitive Markets and the American Grassfed Association (June 12, 2018)からの表示に関する請願に回答している

FSIS Final Response to Petition (Mar 26, 2020)

https://www.fsis.usda.gov/wps/wcm/connect/dba58453-e931-4c1d-9b4e-fb36417049ce/19-05-fsis-final-response-032620.pdf?MOD=AJPERES

“米国製Product of USA,” “米国産Made in USA,”  “米国ビーフUSA Beef”の表示について、現在米国で生まれ育っていないが米国で加工された肉製品に“米国製Product of USA”と表示することができる。これが混乱を招いているためルール作りを開始する

 

[ASA]悪い卵になるな、イースターのプロモーション活発

Don’t be a bad egg, make sure your Easter promotions are cracking

CAP News 27 Mar 2020

https://www.asa.org.uk/news/don-t-be-a-bad-egg-make-sure-your-easter-promotions-are-cracking.html

春が来てイースターのセールスの宣伝をしたいと思っているかもしれない。でも卵を顔に投げつけられるようなことはしないで。規則を守り消費者に誤解を与えるようなことはしないように。

(卵の諧謔)

 

論文

-重大な精神疾患のある患者の不健康なライフスタイルに対応することで寿命が延ばせる

Addressing unhealthy lifestyles could increase life expectancy of those with severe mental illness

27-MAR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-03/kcl-aul032620.php

PLOS ONE。特に期待できる介入は、統合失調症の人に禁煙、双極性障害の人にじっとしている時間を減らすようすること

 

-銅が豚の成長を促す、今やその理由がわかった

Copper boosts pig growth, and now we know why

27-MAR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-03/uoic-cbp032720.php

Journal of Animal Science。これまで同派餌からの脂肪やエネルギーの吸収を変えないことが示されていたが今回吸収された後の脂肪の利用能力を亢進し餌からのエネルギー利用を増やすことを示した。

 

-COVID-19警告:心臓と腎臓の患者は薬をとり続けること

COVID-19 alert: Heart and kidney patients should keep taking their medicines

27-MAR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-03/uomm-cah032720.php

COVID-19パンデミックが広がる中、不正確な医学情報がソーシャルメディアやその他のチャンネルに溢れている。致死的な例が、レニンアンギオテンシン系ブロッカー、特にアンギオテンシンIIの1型受容体ブロッカー(ARBs)を使用している人がウイルスにかかりやすいというものである。しかしHypertensionに出版された論文によるとそれには信頼できる根拠はほとんどない。一方患者が使用中の薬を止めることには明確な危険性がある。

 

-科学者が動物が食べられるプラスチックのサイズを予測

Scientists predict the size of plastics animals can eat

27-MAR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-03/cu-spt032720.php

Nature Communicationsに発表された2000以上の動物の腸内容物を調べて導き出した、動物の体長に基づくシンプルな方程式。

 

-クロルピリホスの一部の疫学データへのコメント

A commentary on some epidemiology data for chlorpyrifos

Michael Dourson et al.,

Regulatory Toxicology and Pharmacology Volume 113, June 2020, 104616

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0273230020300428

・疫学データの知見はクロルピリホスのクリティカルエフェクトはコリンエステラーゼ阻害作用ではなく神経学的なものであることを示唆している

・疫学データの知見は確認が必要

 

-THE LANCETエディトリアル

チェルノブイリの教訓:残り時間は少ない

Learning the lessons of Chernobyl: time is running out

VOLUME 395, ISSUE 10229, P1012, MARCH 28, 2020

1986年4月26日のチェルノブイリ原子力発電所事故は二週間のうちに数百人の放射線傷害を引き起こした。しかしこの世界最大の核災害の健康影響はまだよくわかっていない。

今週のLancetにごく一部しか合意されていない健康影響―子どもの甲状腺がん-の長期合併症を示した。IARCはチェルノブイリ健康研究共同体Cooperation on Chernobyl Health Researchにより合意された明確な研究課題があるにもかかわらず、影響のあった集団の包括的て協調的な研究の欠如を嘆く。1991年のソ連の崩壊後、各国は独自のコホートや監視システムや組織バンクを作りデータの収集や方法の質、公開についてバラバラの断片的研究を行った。核エネルギーについての極端に分裂した意見と地政学的緊張と資金不足がさらに実際の健康影響を理解する妨げになった。

2011年の福島第一原子力発電所事故は現代の核惨事のリスクを示した。2018年の時点でEUの電力の26%は原子力であり英国等はさらにその割合を増やそうとしている。2021年はチェルノブイリ事故から35年でありサンプルの長期有効性に懸念もあり健康影響についての教訓を学ぶ時間は少ない。協調した対応が必要でロシアは

 

チェルノブイリ原子力発電所事故後の甲状腺がん治療:困難なバランス

Treatment of thyroid carcinoma after the Chernobyl power plant accident: a difficult balancing act

THE LANCET VOLUME 395, ISSUE 10229, PE61, MARCH 28, 2020

https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(20)30306-8/fulltext

 

その他

-ケルセチン-とるべきかとらざるべきか

Quercetin - To Take or Not to Take?

Joe Schwarcz PhD | 25 Mar 2020

https://mcgill.ca/oss/article/health/quercetin-take-or-not-take

私は一般的にダイエタリーサプリメントの宣伝には極めて懐疑的だがCOVID-19との関連については新しい情報を注視し続けている

SARS流行後にin vitroでケルセチンのACE2受容体を介した特定ウイルスの細胞への侵入阻害作用が報告されたため臨床試験が計画中である

 

-SMC NZ

COVID-19と免疫-専門家の反応

COVID-19 and immunity – Expert Reaction

Expert Reactions  |  Published: 27 March 2020

https://www.sciencemediacentre.co.nz/2020/03/27/covid-19-and-immunity-expert-reaction/

COVID-19に感染した患者は自分自身の免疫でこの病気と闘わなければならない

しかし一旦ウイルスに勝つと、人々は免疫を獲得することが期待されている。抗体検査は免疫を持っている人を調べるためで英国は350万件検査するとしている。

SMCは免疫に関して以下のことを専門家に尋ねた

・免疫系と抗体検査

・睡眠(と睡眠不足)

・健康的食生活の維持方法

・英国の検査

(食事に関しては通常時と同じ助言)

 

-フランスの農業大臣:グリホサートは保全のための必須のツール

French ag minister: Glyphosate vital tool for conservation

27 March 2020

https://www.fwi.co.uk/arable/french-ag-minister-glyphosate-vital-tool-for-conservation

フランスの農業大臣がグリホサートを農業生態学的移行のための必須のツールと宣言、この国の政治方針変更の期待を高める。

フランスのニュース番組に出演してDidier Guillaumeがカバー作物を植えることが農業生態学的移行のための認められた方法で、それにはグリホサートが必要だと言った。「1ヘクタールあたり1Lで、もしグリホサートが無ければ保全的農業はできない。ここ数ヶ月で代用品が見つからなければ、私のグリホサートについての立場は明確だ:我々はグリホサートを使った保全農業を続ける」

フランスの農業大臣は食品と環境のための国の機関にグリホサートの代用品を調査し同定することを依頼してきた。それは長期目標である。」

(略)

フランスの栽培者は大臣のコメントを歓迎している

 

-英国の反フェイクニュースユニットが1日最大10の嘘のコロナウイルス記事に対応している

UK anti-fake news unit dealing with up to 10 false coronavirus articles a day

Kate Proctor Mon 30 Mar 2020

https://www.theguardian.com/world/2020/mar/30/uk-anti-fake-news-unit-coronavirus

Downing街の反フェイクニュースユニットは1日最大10の嘘のコロナウイルス記事に対応しているが一部の記事はNHSの全ての記事を合わせたものより閲覧が多い。文化とデジタル部門担当のOliver Dowdenは、政府の迅速対応ユニットは病気に関する「嘘や噂」を排除しようとしているという。

ウェブサイトWND.comの米国の一人の医師がコロナウイルス患者数百人を治したという記事が英国のユーザーから24時間で16万以上のフェイスブック閲覧があった。この抗マラリア薬と亜鉛で治療すると主張する記事は先週英国で閲覧されたCOVID-19の記事のトップ5に入る。Dowdenは「我々は人々に専門家の助言に従って欲しい。それを妨げるデマや誤情報は速やかにやっつけなければならない。我々はソーシャルメディア企業と協力して、今週はさらに対応を強化する」

2020-03-27

[FDA]FDAはある種のチーズに限外濾過ミルクを使うことについての意見募集期間を再開

FDA Reopens Comment Period on Use of Ultrafiltered Milk in Certain Cheeses

March 26, 2020

https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/fda-reopens-comment-period-use-ultrafiltered-milk-certain-cheeses

追加で120日間の意見募集を行う。現在の募集は2020年3月30日に終了し、その後120日間の意見募集を再開する。

 

[FAO]FAO事務局長はG20にCOVID-19パンデミック中に食品バリューチェーンを破壊しないよう確実にすることを強く求める

FAO Director-General urges G20 to ensure that food value chains are not disrupted during COVID-19 pandemic

26 March 26 2020,

http://www.fao.org/news/story/en/item/1268254/icode/

ロックダウンや移動制限は国内および国際的に食品の生産、加工、分配、販売に影響する可能性があり、それは直ちの重大な影響を与える可能性がある。特に脆弱な人々が最も激しい影響を受ける可能性があり、政府は食品へのアクセスを維持する社会的安全保障メカニズムを強化すべきである。

COVID-19パンデミックによる経済活動の低下は食品の入手に悪影響を与える可能性がある。

 

-COVID-19危機時の世界の食糧供給を確保するための戦略

A battle plan for ensuring global food supplies during the COVID-19 crisis

http://www.fao.org/news/story/en/item/1268059/icode/

FAOの主任経済学者が世界が農業や食料システムへのショックを緩和する方法を案内

最もリスクが高いのはアフリカの地方の貧しい農家

例えばイタリアで小麦粉の需要が80%増加し缶詰食品が売れている。移動制限のため生鮮食品の販売が困難になり加工設備のない小規模農家は農産物が売れず現金が入手できない。政府の介入が必要になる

 

[RIVM]オランダの母乳中難分解性有機汚染物質

Persistent organic pollutants in human milk in the Netherlands

26-03-2020

https://www.rivm.nl/publicaties/persistent-organic-pollutants-in-human-milk-in-netherlands

過去数十年で母乳中POPsは減少している

今回は初めて2014年の母乳でPFOSを調べた

 

(RIVMのコロナサイト

https://www.rivm.nl/en/news/current-information-about-novel-coronavirus-covid-19

26-03-2020 | 14:35 hrで

確認症例7431 (+1019)

1日で1019増えた、前日は852増加だった。日本だったらまた増えたって言いそうだけど

RIVMは入院患者と死亡者の数は対策が無い場合で予想されていた増加より遅い、だから対策には効果があることを示す、と記述

 

英国もFTの図は死亡者の増加「率」を重視している

https://www.ft.com/coronavirus-latest

(Financial Timesの解析力が高い))

 

[CDC]CDCに監視されている地域で自閉症有病率増加

Autism Prevalence Rises in Communities Monitored by CDC

March 26, 2020

https://www.cdc.gov/media/releases/2020/p0326-autism-prevalence-rises.html

はじめて黒人と白人の子どもで同じ有病率だった

MMWRに発表された2016年のデータの解析によると8才の子ども54人に1人は自閉症。これは2014年データを用いたの先の推定(59人に1人)より高い

 

[Codex]COVID-19 / Codex Secretary discusses options for meeting schedule

26/03/2020

http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/news-and-events/news-details/en/c/1268197/

2020年7月のイタリアでのCACに疑問が生じているため検討中

 

論文

-子どもの過体重や肥満は全体としては僅かに減少したが、恵まれない家庭では増加

Childhood overweight and obesity rates fall slightly overall but rise among disadvantaged families

26-MAR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-03/bifg-coa032020.php

スペインのカタロニアの2-17才の110万人の2006年と2016年のデータを使った研究

Jama Network Open。経済格差が拡大したのは2008年以降の経済危機が関係する

(感染症による死亡者が多いのは経済危機で緊縮していた国。)

 

-消費者保護のためのフレーバー研究

Flavor research for consumer protection

26-MAR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-03/tuom-frf032620.php

2013年、ドイツの消費者組織Stiftung Warentesがチェリーフレーバー飲料からベンゼンを検出した。それはどこから来たのか?ミュンヘン工科大学の食品システム生物学ライプニッツ研究所の新しい研究が答える。

BfRによるとベンゼンは我々が主に呼気から吸収していて非喫煙者は1日平均200マイクログラム、喫煙者はその十倍ほどとっている。食品にも痕跡程度含まれる

Stiftung Warentesが2013年に検出したのは4.6マイクログラム/Lで飲料水基準は1マイクログラム/Lである。当時Stiftung Warentesの専門家はそのベンゼンはベンズアルデヒド由来だろうと考えた。これをミュンヘン工科大学の研究者らが再検討した。その結果この想定が正しく、ベンズアルデヒドから光によってベンゼンができることが確認された。

しかし実験室のチェリージュース中ではベンゼンはできず、暗赤色のせいで光から保護されると考えられた。市販商品のチェリーフレーバー飲料中ベンゼンは既にベンゼンができていたチェリーフレーバーを加えたためであろう。

Eur Food Res and Technol,

 

その他

-コロナウイルスについての新しく出てくる科学への政治的反応についてのコメント

Sense about Science

Comment on political reaction to emerging science on coronavirus

Tracey Brown Published 25 March 2020

https://senseaboutscience.org/activities/comment-on-political-reaction-to-emerging-science-on-coronavirus/

昨日オックスフォード大学の感染症進化生態学グループがインペリアルカレッジの研究者らとは違うモデルを使った研究を事前発表した。その初期の知見は、最初に考えられていたより広くコロナウイルスが拡散する可能性を示唆する。世界中で新たに発表される他の研究も軽い病気が広く拡散するという同様の図を示している。

新しく出てくる絵は政府が医療崩壊を防ぐためにとっている対策をやめる時期をより良く推定するのに役立つだろう。また政府が人々の検査にどれだけリソースを割り当てるか、どんな種類の検査をすべきかの指標になるだろう。そして他の研究者らが新しい情報をもとにモデルを更新し疑問を提示するのを可能にするだろう。科学のアプローチとはそういうものである:新しい情報と昨日までの想定の批判的吟味を通して一つの図が新たにできる。

これは相対する政治的立場ではない。生活の大部分を閉鎖された時に科学が政治化するのは驚くべきことではない。しかし政治家、コメンテーター、一般の人々は、単一の研究を声高に主張したり特定の断片を深掘りしたくなる衝動に耐えるべきである。そうではなく、政府には新しく出てきた科学に従って計画がどう変更されたか定期的に理由を更新し透明性と明確さを求めるべきである。またこの新しい病気にそのような膨大な研究資源が割り当てられ毎時間ごとに知識が増加することを賞賛すべきである。

(英国の公衆衛生政策の人的資源が豊富だからできること・・コントロールした集団免疫獲得って。)

 

-野生生物の摂取を永遠に禁止すべき

Permanently ban wildlife consumption

Nian Yang, Peng Liu, Wenwen Li, Li Zhang,

Science  27 Mar 2020:Vol. 367, Issue 6485, pp. 1434

中国と香港の研究者からのレター

SARSCoV-2の起源はまだ同定されていないが、中国の野生生物市場が初期の病気の拡散に役割を果たしたことは明確である。中国は2月24日に野生生物の摂取を禁止する規制を採択した。我々はこの機会に野生生物を摂取することは永久に禁止する必要があると主張する。2003年のSARSのアウトブレイク以降、中国はいくつかの野生生物市場規制方策を打ち出してきたが野生生物の定義の曖昧さや規制の抜け穴、罰則が厳しくないなどから効果が限定されていた。中国は将来の公衆衛生リスクを予防するために野生生物の摂取の永久禁止に動かなければならない。

 

野生生物の摂取禁止は不十分

Wildlife consumption ban is insufficient

Hongxin Wang, Junlin Shao, Xi Luo, Ziang Chuai, Shengyue Xu, Mingxia Geng, Zhouyi Gao

Science  27 Mar 2020:Vol. 367, Issue 6485, pp. 1435

こちらも同様。特に中国伝統医薬、漢方薬に言及

(アジアも含めて、伝統薬として珍しい生き物を有り難がる文化を見直そう。)