[FDA]FDAと連邦協力機関が子どもの成長と発育へのシーフード摂取の役割についての研究を発表
FDA and Federal Partners Launch Study on the Role of Seafood Consumption in Child Growth and Development
March 21, 2024
NASEMの公開ウェビナー紹介
The Role of Seafood Consumption in Child Growth and Development (Meeting 22 - Public Webinar)
MARCH 26-26, 2024
https://www.nationalacademies.org/our-work/the-role-of-seafood-in-child-growth-and-development
[NASEM]子どもの成長と発育へのシーフード摂取の役割
The Role of Seafood Consumption in Child Growth and Development
(2024)
一般的アメリカ人女性と子どものシーフード摂取量は少なく、推奨量(週に2食分)を満たす人は僅かだが一部これ以上食べる集団がある。基本的には摂取量を増やすよう対策が必要
(水銀とかPCBとかの汚染物質の影響より多価不飽和脂肪酸摂取を増やすほうがいい。
ダイオキシンやPFASの主な摂取源はシーフードであってもそうなので、これらの毒性影響がそれほど大きいはずはない)
[EU]欧州委員会はある種の医療機器にフタル酸が存在することのベネフィット-リスク評価についてのSCHEERガイドラインの予備的更新にパブリックコメント募集
Commission launches a public consultation on the preliminary update of SCHEER guidelines on the benefit-risk assessment of the presence of phthalates in certain medical devices
https://ec.europa.eu/newsroom/sante/newsletter-archives/51827
2024年4月28日まで
2019年のガイドラインの更新。規制によりガイドラインは最低でも5年ごとに最新の科学的根拠に基づき更新する必要がある
[EPA]新しい有害物質放出目録によると、有害化合物の排出は10年で21%減った
Toxic chemical releases have declined 21% in 10 years according to new Toxics Release Inventory data
March 21, 2024
EPAは2022年有害化学物質排出目録(TRI)全国解析を発表した。この計画でカバーされている施設からのTRI化合物の排出は2013年に比べて2022年は21%少なかった。
今回の解析にはPFASの報告も含まれる。2022年に4物質が追加されて180のPFASがTRI計画で追跡されている。2022年は50の施設がこれら化合物をゴミとして120万ポンド管理し、それは2021年に比較して8%減っている。2024年からはPFASの使用については低濃度の例外はなくなる
[FSIS]FSISは中国から輸入された不適格冷凍ナマズ製品の公衆衛生警告を発表
FSIS Issues Public Health Alert for Ineligible Frozen Siluriformes Products Imported from the People’s Republic of China
March. 21, 2024
認証されたものではない
[IARC]プレスリリース
-IARCは2025-2029の間のIARCモノグラフの優先物質を薦める助言委員会を開催
IARC hosts the Advisory Group to Recommend Priorities for the IARC Monographs during 2025–2029
19 March 2024
2024年319-22日
助言グループは22カ国28人からなり、その助言は2024年4月にThe Lancet Oncologyに発表される
-WHO腫瘍分類第5版9巻:頭部と頸部の腫瘍 出版
Publication of the WHO Classification of Tumours, 5th Edition, Volume 9: Head and Neck Tumours
21 March 2024
その他
SMC UK
甘味料と減量/体重維持についての学会要旨への専門家の反応
expert reaction to conference abstracts about sweeteners and weight loss control / weight maintenance
MARCH 21, 2024
甘味料と減量管理についての肥満学会の要旨に科学者が反応
Open大学応用統計学名誉教授Kevin McConway教授
大きな学会があるとジャーナリストや私のような科学コメンテーターが適切に評価できないプレスリリースに直面する。まだ発表もされていないのに要旨とプレスリリースがある。しかし詳細は不明である。この種の研究のほとんどで、悪魔は細部に宿る。だから正確な中身がわからないこの研究について想像して時間を無駄にしたくはない。
この研究についてはプレスリリースと要旨は比較的詳細で、少しだけ言うことができる。ただし全部を見た方がよい。一部について、例えば脱落率が大きいことは懸念かもしれないしそうでないかもしれない。
プレスリリースはこの試験の動機について興味深いことを言っている。2023年のWHOのノンシュガー甘味料のレビューに言及していて、その欠陥に対応したものであることを示唆している。しかしこの試験の結果をもとにWHOの知見を再検討すべきかどうかは完全報告がないとわからない
(わからないと言いつつ長いコメント。学会発表はSWEET試験の結果)