2020-11-18

[FSSAI]淡水および海水魚の天然ホルムアルデヒドに関する食品安全基準改定

Direction under Section 16 (5) of Food Safety and Standards Act, 2006 dated 16th November 2020 regarding operationalisation of Food Safety and Standards (Licensing and Registration of Food Businesses) Amendment Regulations, 2020 and Food Safety and Standards (Food Products and Food Additives) Amendment Regulations, 2020 relating to limit of naturally occurring formaldehyde in fresh water and marine fish [Updated on:17-11-2020]

https://www.fssai.gov.in/upload/advisories/2020/11/5fb3568e1f1cbDirection_Fresh_Water_Marine_Fish_25_08_2020.pdf

各種魚のホルムアルデヒドの規制値

4.0あるいは8.0 mg/kg

 

[Codex]自主的第三者認証が国の食品コントロールシステムに価値を加える

Voluntary third-party assurance adding value to National Food Control Systems

16/11/2020

http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/news-and-events/news-details/en/c/1330660/

 

[USDA]感謝祭の食品廃棄をへらすコツ

Tips to Reduce Food Waste at Thanksgiving

Nov 17, 2020

https://www.usda.gov/media/blog/2020/11/17/tips-reduce-food-waste-thanksgiving

今年の感謝祭はいつもと違うかもしれないがそれでも特別なお祝いができるだろう。そして同時に廃棄も減らせる。例えば6人の食卓に12人分の七面鳥はいらないだろう。

以下食品を無駄にしないコツ

 

[NTP]イオン性液体の毒性データ表

TOX-103: Toxicity Report Tables & Curves

https://tools.niehs.nih.gov/cebs3/views/?action=main.dataReview&bin_id=15072

・1-Butyl-3-methylimidazolium Chloride

・1-Butyl-1-methylpyrrolidinium Chloride

・1-Ethyl-3-methylimidazolium Chloride

・N-butylpyridinium Chloride

 

[RIVM]欧州の抗菌剤耐性についての新しいデータ

New data on antimicrobial resistance in Europe

11/18/2020

https://www.rivm.nl/en/news/new-data-on-antimicrobial-resistance-in-europe

中央アジア欧州抗菌剤耐性サーベイランス(CAESAR)ネットワーク第6年次報告書発表

 

[RIVM]第二波は第一波よりはるかに低下が遅い

Second wave is subsiding far slower than the first wave

11/17/2020

https://www.rivm.nl/en/news/second-wave-is-subsiding-far-slower-than-first-wave

 

[WHO]子宮頸がんのない未来:史上初のがん根絶世界的誓約

A cervical cancer-free future: First-ever global commitment to eliminate a cancer

17 November 2020

https://www.who.int/news/item/17-11-2020-a-cervical-cancer-free-future-first-ever-global-commitment-to-eliminate-a-cancer

本日WHOの子宮頸がん根絶加速のための世界戦略が発表され。予防接種、検診、治療の三つの重要段階の概要を示した。この三つの全てを採用することで新しい患者が40%以上減らせて2050年までに500万人の関連死を減らせる。

がん根絶に194カ国がコミットするのは初めて。

目標

・15才までに90%の少女の予防接種

・35才と45才に70%の女性に高性能の検診

・子宮頸部の病気になった女性の90%が治療を受ける

(この件に関しては日本のメディアがやったことは忘れない。)

 

[IARC]子宮頸がん根絶加速のための世界戦略発表

Launch of the Global Strategy to Accelerate the Elimination of Cervical Cancer

https://www.iarc.fr/featured-news/launch-of-the-global-strategy-to-accelerate-the-elimination-of-cervical-cancer/

各種資料掲載

 

-世界がん報告更新ウェビナーシリーズ:HPV予防接種

World Cancer Report Updates webinar series: Human papillomavirus vaccination

18 November 2020

https://www.iarc.fr/news-events/world-cancer-report-updates-webinar-series-human-papillomavirus-vaccination/

世界がん報告更新ウェビナーシリーズの第一回は11月19日にHPVワクチンについて。

 

論文

-子どもの鉛暴露は中年期の脳の構造変化につながる

Childhood lead exposure leads to structural changes in middle-aged brains

17-NOV-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-11/du-cle111320.php

JAMA. 11才の時に鉛暴露量が多かった人の45才時点でのMRIスキャン

 

-アジアの補完代替医療関連薬物誘発性肝障害

Complementary and alternative medicine-related drug-induced liver injury in Asia

Philips CA. et al.,

Journal of Clinical and Translational Hepatology 7:263-274, 2019

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6783675/

レビュー。シンガポール、日本、韓国、中国、インド

 

-ヒューペルジンAを含む脳の健康用ダイエタリーサプリメント製品についてのスクープ

The scoop on brain health dietary supplement products containing huperzine A.

Journal of Clinical Toxicology 58:991-996, 2020

https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/15563650.2020.1713337

製品ラベルにヒューペルジンAを含む22のダイエタリーサプリメントを分析した。

16のサプリメント(73%)は表示されている成分の少なくとも一つは検出されない。また16のサプリメント(73%)は表示されていない化合物を含む。9つのサプリメント(41%)はFDAによる規制を満たさない成分を表示している。検出された最も懸念となる成分は、覚醒剤:デメルベリン、1-5-ジメチルヘキシルアミン、1,3-ジメチルヘキシルアミン、N-フェネチルジメチルアミン、ハロスタキン、ヒゲナミン、ヌーペプト、β-PEA、ビンポセチン、シブトラミン、ホルデニン。定量解析ではヒューペルジンAは一回提供量あたり定量限界以下から267.1マイクログラム。表示されている量の10%以内のヒューペルジンAを含むものはわずか2つだけだった。

 

その他

-コラーゲンの本当

The real deal on collagen.

Wadyka S. Consumer Reports, Oct 13, 2020

https://www.consumerreports.org/supplements/the-real-deal-on-collagen/

コラーゲンを含む錠剤や食品を食べるとあなたの皮膚や髪や爪や関節が良くなるのか?

コラーゲンの粉末や錠剤や食品が、皮膚をなめらかに、髪を輝かせる、爪を強く、関節をより健康に、筋量を増やす等々と宣伝されている。多くの人がこの考えに乗り、コラーゲンはアンチエイジング化合物、ビューティーあるいはパフォーマンスエンハンサーと宣伝されている。Nutrition Business Journalの予想によると今年の米国のコラーゲンサプリメントの売り上げは2億9800万ドルに達し、2015年の7300万ドルから増加している。

コラーゲンサプリメントはもう長く販売されているがここ数年は食品成分として取り上げられコラーゲンを添加した機能性食品や飲料が爆発的に増加している。しかしコラーゲンを多く食べることが若返りの早道なのか?ここにわかっていることを示す。

コラーゲンの人体での役割は?

人体はどうやってコラーゲンを作る?

コラーゲンを食べるとあなたのコラーゲン備蓄ができる?

コラーゲンは本当に宣伝通りの効果がある?-直接的根拠は無い

コラーゲンサプリメントは安全?

 

-SMC NZ

表面からCOVID-19に感染-専門家のQ & A

Catching COVID-19 from surfaces – Expert Q&A

Expert Q&A  |  Published: 18 November 2020

https://www.sciencemediacentre.co.nz/2020/11/18/catching-covid-19-from-surfaces-expert-qa/

今週Reutersが中国東部でニュージーランド、アルゼンチン、ブラジルから輸入した肉からウイルスが検出されたと報道した。

Rydgesホテルのエレベーターのボタン、オークランドのバス、クライストチャーチのゴミ箱もコロナウイルス感染源の可能性があるとされてきた。SMCは表面を介したコロナウイルス感染について専門家に尋ねた。

Qはウイルスの表面での生存についてわかっていることは何か、食品製造における表面からの拡散リスクを最小化するために行われていることは何か、食品サプライチェーンに沿ったウイルスの追跡は、等。

 

-Natureワールドビュー

もし熱帯病がCOVID同様に注目されていたら?

What if tropical diseases had as much attention as COVID?

17 NOVEMBER 2020  Francine Ntoumi

https://www.nature.com/articles/d41586-020-03220-5

COVID-19パンデミックがより恐ろしい感染症への対策の進歩を毀損しようとしている時、私は希望の兆しを探す

COVID-19が世界の注目を集め、まるで他により重要な、感染性の強い、あるいは致死的な病気は存在しないかのようだ。

私は2008年にNPO研究所を創設した。コンゴに一つしかない公立大学に、初の分子生物学ラボである。そこで結核やマラリアやチクングニヤなどの病原体を監視してきた-それらは毎年世界で2億5000万人以上に感染し250万人を殺している。治療の効果を維持するために、我々は抗マラリア剤や抗ウイルス剤への耐性を評価している。3月以降、我々の時間の3/4はCOVID-19に費やされてきた。それはつまり、まだ無くなったわけではない他の病気への仕事を無視している、ということである。それは私のラボだけではない。10月にWHOは結核への対応が停滞していると報告した。多くの国がロックダウンしたため病院で治療できる人が減りウガンダでは1-3月の母親の死亡率が82%増加しHIVの診断と治療が75%減った。9月にはマラリアを予防する蚊帳や抗マラリア薬の配布が75%減る可能性があると研究者らがモデル計算した。もしそうなれば20年の成果が消し去られる可能性がある。

私のメッセージはCOVID-19対策が間違っているということではないが、他の感染症への対策が続いていないことに落胆している

私は自分の国のCOVID-19診断検査をしながら、私が25年も取り組んできた病気について考える。世界がCOVID-19と同じくらいの情熱でマラリア対策にエネルギーを投じていたらマラリアを克服できたのでは?

(以下略。)

 

-ワシントンの新しいCOVID-19制限は3月の自宅待機命令とどう違うか

How Washington's new COVID-19 restrictions are different from March stay-home order

November 16, 2020

https://www.king5.com/article/news/health/coronavirus/how-new-restrictions-differ-from-phase-1-washington/293-60c2d5e6-92b9-4f88-b159-3c00e18a80ba

州内のCOVID-19感染者が過去最高になったことに反応して、Jay Inslee州知事が3月以降で最も厳しい活動制限を日曜日に発表した。ほとんどの規則の発効は月曜日の午後11:59で12月14日まで。レストランへの制限改定は11月18日午前12:01から。患者数は3月より多いが制限は3月ほど厳しくはない。

結婚式や葬儀は30人まで、ヘアサロンは25%以下で、教会は25%以下で集会できるが合唱は禁止、等

(屋内で同居人以外と集まることを禁止した、集まりたければ14日前から隔離等の条件があってほぼ実質的にサンクスギビングデーのパーティはできない。でもそれを誰が執行するのだろう?)