[FSA]安全な採集に関するガイダンス
Guidance for safe foraging
27 January 2023
https://www.food.gov.uk/safety-hygiene/guidance-for-safe-foraging
食べられる植物、果物、木の実、種子、菌類などの採集に関するヒントや注意事項を紹介する。
野生のキノコは完全にそれだと確信できない場合、決して食べないこと。
水辺のドクニンジンやhemlock water dropwort(エナントサフラン)はニンジンの仲間でセキショウモwild celeryやパースニップwild parsnipと間違えやすいが有毒で死亡することもある。
採集しているものが確実にそうであることを常に確かめること。少しでも疑わしい場合には採取しない。
たとえよく採集されている植物やハーブであっても、それが誰にとっても安全とは限らない。妊娠中や病気の時は食べないように助言される植物もある。
また植物の一部が食べられるからといって、他の部分も食べられるわけではない。植物によっては毒素を破壊するために調理が必要である。例えばエルダーベリーは生のベリー中の毒素を破壊するために調理が必要である、そしてエルダーベリーの葉や樹皮や根は決して食べてはならない。
[FDA]リコール
-Volt Candyはシルデナフィル及びタダラフィルのためPrimeZen Black 6000 Capsulesの全国的な自主的リコールを発表する
Volt Candy Issues Voluntary Nationwide Recall of PrimeZen Black 6000 Capsules Due to Presence of Sildenafil and Tadalafil
February 13, 2023
Volt Candyはシルデナフィル及びタダラフィルのためPrimeZen Black 6000 Capsules、2000 mgカプセルの1ロットを消費者レベルで自主的にリコールする。
[ODS]ファクトシート更新
-チアミン
Thiamin
Fact Sheet for Health Professionals
February 9, 2023
https://ods.od.nih.gov/factsheets/Thiamin-HealthProfessional/
Table2の玄米と強化白米の項目を修正。
https://ods.od.nih.gov/factsheets/Thiamin-HealthProfessional/#change
[NIH]ODS Seminar Series
ODSセミナー一覧
February 13, 2023
https://ods.od.nih.gov/research/seminarseries.aspx
Office of Dietary Supplements (ODS)の2022-2023年ウェビナー情報。
[ヘルスカナダ]未承認の製品は深刻な健康リスクを引き起こす可能性がある
Unauthorized products may pose serious health risks
2023-02-10
ヘルスカナダは精力剤、減量用、活力剤あるいは「ポッパーズ」として販売されている未承認の健康製品に関する情報を更新する。
[HK]法令違反
-包装された乾燥白菜サンプル中の金属汚染が基準値超過する
Metallic contaminant exceeds legal limit in prepackaged dried Chinese white cabbage sample
Monday, February 13, 2023
https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20230213_10152.html
中国産乾燥白菜のサンプルは乾燥食品の要因を考慮した結果、0.5 ppmの基準値を超過する0.56 ppmのクロムを含む。
[FTC]健康製品コンプライアンスガイダンス
Health Products Compliance Guidance
December 2022
https://www.ftc.gov/business-guidance/resources/health-products-compliance-guidance
1998年に発行した「ダイエタリーサプリメント:企業向け広告ガイダンス」を更新して置き換える。1998年以降、FTCはダイエタリーサプリメントや食品、OTC医薬品、ホメオパシー製品、健康器具、診断検査、健康関連アプリなどを含むその他健康関連製品の安全性や有効性についての虚偽または誤解を招く200例以上の裁定を行ってきた。今回の更新はこれらの事例を参照している。
(ちゃんと従うと機能性表示食品がほとんどダメ出しされる。例えば臨床試験で統計的有意であっても消費者の健康に現実的に意味がないといけないとか。)
[APVMA]APVMAの声明
Statement from the APVMA
13 February 2023
https://apvma.gov.au/node/109531
APVMAは2023年2月10日の農業漁業森林大臣及び緊急管理大臣Hon Murray Watt上院議員の声明を承知している。APVMAは深刻に受け止めている
-Hon Murray Watt上院議員
メディア声明:APVMAの調査についての声明
Media statement: Statement on APVMA investigation
10 February 2023
https://minister.agriculture.gov.au/watt/media-releases/statement-on-apvma-investigation
昨年11月に私はAPVMAの独立レビューを命令した。このレビューはAPVMAの職員の行動に関して深刻な申し立てがあったからである。今週水曜日に暫定報告を受け取り、その中には追加の深刻な不品行の申し立てがあった。私は直ちにさらなる調査を求めた。
(Murray Watt contacts police after misconduct allegations emerge at APVMA, including staff member urinating on colleagues
このニュースによると2021年のクリスマスパーティで男性上級職員が他の職員におしっこをかけたといった事件や職場のハラスメントや差別など)
[BfR]BfRコロナモニター
BfR-Corona-Monitor - as to 07 - 08 February 2023
13.02.2023
https://www.bfr.bund.de/cm/349/230207-bfr-corona-monitor-en.pdf
(徐々に関心が薄れている様子)
論文
-ゲノム編集食品の消費者受容の決定因子とその革新者や政策決定者にとっての意味
Determinants of consumer acceptance of gene-edited foods and its implications for innovators and policymakers
Bindu Paudel et al.,03 February 2023
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/agr.21799
米国の消費者を対象にした調査。ゲノム編集食品の認知度は遺伝子組換え食品の半分程度。調査対象者を食品技術と企業への不信によって三つのクラスターに分類した:技術が好き、中立、技術が嫌い。技術についての情報とその健康や環境上のベネフィットを伝えても、GMOやゲノム編集食品を食べたいという意欲に影響はなく、農業バイオテクノロジーへの先入観、安全性についての信念、等の方が重要な要因だった。
-健康的で飢餓のない子ども法2010の履行後の学齢期の若者のBMIの変化
Changes in Body Mass Index Among School-Aged Youths Following Implementation of the Healthy, Hunger-Free Kids Act of 2010
Aruna Chandran et al., JAMA Pediatr.
https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/fullarticle/2801450
-ケーキを食べさせる?研究が祖父母が孫に砂糖の多い食品や飲料を与えて甘やかしていることを明らかにする
Let them eat cake?: Study reveals grandparents spoil grandchildren with sugar-loaded foods and drinks
13-FEB-2023
https://www.eurekalert.org/news-releases/979442
The Journal of the American Dental Association (JADA)の2月号に発表された新しい研究によると、72%の母親が祖父母が小さい子どもに砂糖の多い食品や飲料を与えるという
(義理の親には注意しにくい等)
その他
-Natureニュース
AIチャットボットが検索エンジンに-あなたは結果を信頼できる?
AI chatbots are coming to search engines – can you trust the results?
13 February 2023 Chris Stokel-Walker
https://www.nature.com/articles/d41586-023-00423-4
Google、Microsoft および BaiduがChatGPTのようなツールを使ってインターネット検索を会話にする。これは人と機械の関係をどう変えるか?
(間違った答えを自信たっぷりに出すことの弊害等)
-USDAはオーガニック食品偽装を止められない
The USDA Can't Stop Organic Food Fraud
BAYLEN LINNEKIN | 2.4.2023
https://reason.com/2023/02/04/the-usda-cant-stop-organic-food-fraud/
USDAは先月有機食品部門の偽装取り締まり計画を発表し来月から発効する予定(執行は翌年)である。このUSDAの立場を賞賛する人達もいる。しかし慣行栽培と区別できないのに値段が高い有機食品は偽装が発見しにくい。USDAの監視が強化されてもこうした問題は解決できない。有機認証計画は1970年代初期から始まったが、当時でも偽装が問題だった。私はしばしばオーガニック食品を買うが事業者が消費者を騙すことは憎んでいる。USDAの監視の下でオーガニック食品業界の嘘は拡大してきた。33年も経ってUSDAが偽装問題を解決できるとは信じられない
-ベガスの医師、America’s Frontline Doctors、がWashoe郡の男性がヒドロキシクロロキンで死亡した後訴えられる
Vegas physician, America’s Frontline Doctors sued after Washoe County man died from hydroxychloroquine
By:Bob Conrad Date:February 6, 2023
Jeremy Parker氏がAmerica’s Frontline Doctorsの情報に基づきヒドロキシクロロキンがCOVID-19の有効な治療法と信じ込み、オステオパス医でインスタグラムのインフルエンサーであるMedina Culver医師からヒドロキシクロロキン及びイベルメクチンを予防薬として処方され、2022年1月末に風邪様症状が出たときヒドロキシクロロキンの使用により突然死した。