[HK] 法令違反
蜂蜜が食品医薬品規則に違反
Honey in breach of Food and Drugs (Composition and Labelling) Regulations
Tuesday, December 1, 2020
https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20201201_8314.html
インドネシア産蜂蜜にサッカロース含有が10％検出された。
[FSA]FSA理事会： 2020年12月2日
FSA Board meeting: 2 December 2020
2 December 2020
https://www.food.gov.uk/news-alerts/news/fsa-board-meeting-2-december-2020
FSA理事会が行われる。FSAの欧州移行計画、食品過敏性プログラムに関して。
[FSAI]保管期間内に葉酸濃度が低下するため、BetterYou Folic Acid Daily Oral Sprayの一部回収措置
Recall of a Batch of BetterYou Folic Acid Daily Oral Spray Due to Diminishing Levels of Folic Acid within the Shelf Life
Tuesday, 1 December 2020
https://www.fsai.ie/news_centre/food_alerts/betteryou_folic_acid.html
BetterYou 社は葉酸濃度の低下のためFolic Acid Daily Oral Spray を回収措置。製品写真あり。
[FSAI] Brexit Bite 12月15日：Brexit –食品事業者は準備できてますか？
Brexit Bite 15 December: Brexit – food businesses are you ready?
Tuesday, 1 December 2020
https://www.fsai.ie/details.aspx?id=18204
2020年12月15日のウェビナー。食品事業者が2021年1月1日以降のBrexitで知っておくべき実用的な情報提供をする予定。登録制。
[FDA]コロナウイルス(COVID-19)更新
Coronavirus (COVID-19) Update: December 1, 2020
https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/coronavirus-covid-19-update-december-1-2020
（一部）
・FDAはFTCと合同でAvazo-Healthcare, LLC社に違法な検査キットと詐欺的主張をする未承認医薬品（CBD製品）を販売したことで警告文書を発した
・またFDAはコロナウイルス関連未承認製品を販売したChromaDex社、Innovative Medicine 社、 Red Moon Herbs社、; Sage Woman Herbs, Ltd. dba Sage Consulting & Apothecaryに警告文書を発する。
・2020年12月1日現在、EDAが緊急認可している検査は295。
（正規の承認があるかかどうか見分けられなくてもしかたがないかと）
[FDA]警告文書
- Red Moon Herbs
November 18, 2020
コロナウィルス疾患2019（COVID-19）に関連する未承認かつ不正製品の問題。様々なハーブ製品を含む。
- Innovative Medicine LLC
November 18, 2020
コロナウィルス疾患2019（COVID-19）に関連する未承認かつ不正製品の問題。サプリメントを含む。
- ChromaDex
November 17, 2020
コロナウィルス疾患2019（COVID-19）に関連する未承認かつ不正製品の問題。サプリメントを含む。
- Sage Woman Herbs, Ltd. dba Sage Consulting & Apothecary
November 10, 2020
コロナウィルス疾患2019（COVID-19）に関連する未承認かつ不正製品の問題。ハーブ製品、サプリメントを含む。
- Frito-Lay, Inc.
November 24, 2020
食品のCGMP、製造、包装、保管、衛生管理、不純品、不正表示、クラスⅠ回収の問題。
- ForYou, Inc.
October 20, 2020
ダイエタリーサプリメントのCGMP、不純品、不正表示の問題。
[FDA]事業者向けガイダンス：2020年度食品施設登録の2年ごとのリニューアル期間のために固有の施設識別番号 (UFI)を提供する政策
Guidance for Industry: Enforcement Policy for Providing an Acceptable Unique Facility Identifier (UFI) for the 2020 Food Facility Registration Biennial Renewal Period
12/01/2020
FDAに許可を受けたとして認識される固有の施設識別番号（UFI）を与えるFDAの要件の遵守の仕方に関する情報を提供するガイダンス。
[FDA]FDAはヒト及び動物用食品施設に今年の二年ごとの登録リニューアル期間について再度伝え、DUNS番号の取得と提出に関するガイダンスを更新する
FDA Reminds Human and Animal Food Facilities About This Year’s Biennial Registration Renewal Period and Provides Updated Guidance on How to Obtain and Submit a DUNS Number
12/01/2020
米国内と海外のFDAに登録の必要があるヒト及び動物用食品施設は今年の12月31日までに再登録をしなければならない。
[FAO]2020食糧農業状況
The State of Food and Agriculture 2020
http://www.fao.org/state-of-food-agriculture/en/
農業における水の課題を克服する
フィンランド食品局は英国のEU離脱に備える
Finnish Food Authority prepares for Brexit
December 2/2020
https://www.ruokavirasto.fi/en/about-us/uutiset/finnish-food-authority-prepares-for-brexit/
輸出入管理は1月から直ちに始まる
[CDC]COVID-19アウトブレイクについてのCDC記者会見の議事録
Transcript for CDC Telebriefing on the COVID-19 Outbreak
Wednesday, December 2, 2020
https://www.cdc.gov/media/releases/2020/t1202-covid-19-telebriefing.html
隔離ガイダンスの変更とホリデーシーズンの旅行前後の検査について
感染者と濃厚接触した人の隔離期間を、症状がない人は検査無しで10日、症状がなくて検査陰性なら7日で終えられる
[MPI]ニュージーランドを守るための24000の病害虫の新しいデータベース
New database of 24,000 pests to protect New Zealand
03 Dec 2020
https://www.mpi.govt.nz/news/media-releases/new-database-of-24000-pests-to-protect-new-zealand/
Official New Zealand Pest Register
https://pierpestregister.mpi.govt.nz/Home/
[FSANZ]食品基準通知
Notification circular 143-20
3 December 2020
https://www.foodstandards.gov.au/code/changes/circulars/Pages/143-20.aspx
新規申請と提案
・除草剤耐性キャノーラ系統MON94100由来食品
意見募集
・加工助剤としてのGM Bacillus licheniformis由来スブチリシン
食品基準改定No.196
除草剤耐性トウモロコシ系統MON87429 由来食品、加工助剤としてのGM Trichoderma reesei 由来グルコアミラーゼおよびアルファアミラーゼ、線虫保護除草剤耐性大豆系統GMB151由来食品、Innateジャガイモ系統 V11とZ6
[Codex]アラブ地域をコーデックスのより近くに
Bringing the Arab region closer together in Codex
02/12/2020
http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/news-and-events/news-details/en/c/1334881/
[NASEM]国立アカデミーは2021春期を前に大学管理者向けに学生の行動とCOVID-19検査についてのガイダンスを提供
National Academies Offer Guidance on Student Behavior and COVID-19 Testing for College Administrators Ahead of 2021 Spring Semester
December 1, 2020
2020秋学期から学んだことを含む二つの迅速専門家評価を発表。
一つは大学生にどうやってCOVID-19保護行動を促すか、もう一つは大学での検査戦略
（若者が未知のものを探りリスクをとるのは正常な発達の一部である、とか検査はより大きな対応の一部でしかないとか）
論文
-先天異常は後の人生でのがんリスクの大きいことと関連する
Birth defects linked to greater risk of cancer in later life
2-DEC-2020
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-12/b-bdl120120.php
The BMJ 。ダウン症のような染色体異常のある人でオッズが高い（5.53倍）
-赤肉を植物食品に代えると心疾患リスクが減るだろう
Replacing red meat with plant foods may reduce the risk of heart disease
2-DEC-2020
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-12/b-rrm120120.php
The BMJに発表された米国人男性のデータを使った研究
-BMJ意見
Margaret McCartney:学生のクリスマスcovid-19検査には独立した監視が必要
Margaret McCartney: Christmas covid-19 testing for students needs independent oversight
December 1, 2020
英国はお金を無駄にして市民を誤解させることを続けないために、緊急に独立したCovid集団検査委員会が必要
政府か計画しているのはスクリーニングである－健康な、症状のない学生に検査をする。私は20年以上にわたってスクリーニング検査について書いてきた。そして以下が明白である：政治家はスクリーニング検査が好きでとにかくたくさん検査しようとする、彼らはその限界や害を理解しない、効果の無いスクリーニングを止めるための独立した吟味を必要とする、人々にはスクリーニングに倫理的に合意するためには正確な情報が必須である。
（偽陰性率が高そう）
教育省、DHSC
全ての学生に大学に戻る時に検査を提供
All students offered testing on return to university
2 December 2020
https://www.gov.uk/government/news/all-students-offered-testing-on-return-to-university
クリスマス後に学生に対して大学はずらして戻ることを要請し、検査が提供される
・1月4-18日の間に医学生や実技のある学生などから計画された開始時に大学に戻る
・1月25日から2月7日の間に他の学生が徐々に戻る
戻る時にCovid検査をする
教育を継続するために、困難に直面している学生向けの資金2000万ポンドを提供する
-Covid-19:米国は「急増の上に急増」
Covid-19: US faces “surge upon a surge”
Janice Hopkins Tanne Published 01 December 2020
BMJ 2020;371:m4693
https://www.bmj.com/content/371/bmj.m4693
11月26-29日の感謝祭の週末の旅行により米国のCovid-19感染は「急増の上に急増」する可能性が高い、と米国の専門家が予想している。
CDCが人々に休日は家にいるように頼んだものの運輸保安局は11月20日から28日の間に800万人のアメリカ人が飛行機で旅行したことを観測している。もし家族の集まりでウイルスが拡散したら感染者数は1-2週間で増加し始めるだろう、とAnthony Fauciはいう
-Covid-19:リバプールの迅速検査について目的、倫理、効果への懸念は続く
Covid-19: Concerns persist about purpose, ethics, and effect of rapid testing in Liverpool
Jacqui Wise Published 02 December 2020
BMJ 2020; 371
https://www.bmj.com/content/371/bmj.m4690
政府はリバプールでの予備的検査は大いなる成功であると賞賛し他の地域にも迅速ラテラルフロー検査を計画しているが、この計画は答えより疑問が多い
リバプールは11月6日から全ての労働者や住人を対象に、症状がなくても、繰り返しCovid-19検査を提供している。これで感染が抑制されるかどうかは不確実であるが、使われた検査の正確性や害を与える可能性についての透明性の欠如が批判されている
（以下たくさんの批判。軍人2000人動員とのこと）
その他
-SMC UK
赤肉、植物食品と心疾患を調べた研究への専門家の反応
expert reaction to study looking at red meat, plant foods and heart disease
DECEMBER 2, 2020
BMJに発表された研究
Imperial College London栄養食品研究トランスレーショナルセンター研究者で登録栄養士Aygul Dagbasi
この論文は4万人以上の参加者を30年までフォローした強力な仕事の一部で、参加者の数が多いので統計的検出力が高い。参加者の食事は4年ごとの食品頻度質問表で集めている。この方法は妥当性が評価されているものではあるが、参加者の記憶と正直さに依存し不正確である。著者等はそれを30年にわたる総摂取量累積平均を使うことで誤差を最小限にしようとしている。他に総エネルギー摂取量、体重、喫煙、運動などが全てCHDに影響することがわかっているので著者らは調整を行っている。ナトリウム摂取量は調整されていない。調整後でも総赤肉、加工および未加工赤肉摂取がCHDと関連した。タンパク源を赤肉から植物に代えるとCHDリスクの減少が見られたが魚ではリスクは変わらなかった。著者等はこれを揚げた魚やフィッシュケーキのような加工品のせいである可能性があるとコメントしている。これらの結果はこれまでの他の研究と一貫している。しかし観察研究であるため因果関係は決定できない。またこの研究の対象者は医療従事者白人男性であり女性や他の集団にはあてはまらないかもしれない
Quadram生命科学研究所名誉フェローで栄養研究者Ian Johnson博士
他の多くの栄養研究同様これは観察研究である。ただし非常によく行われている。
基本的に観察されたのは植物タンパク質と全粒穀物が多く赤肉と加工肉の少ない食生活は冠動脈心疾患リスクの低さと関連する、ということで近年の食事助言と一致する。他に興味深い観察は肉より卵と乳製品を食べる方が心疾患リスクの低さと関連することである
Sheffield大学名誉心臓相談医心血管医学教授Tim Chico教授
King’s College London栄養と食事名誉教授Tom Sanders教授
（略）
-Scienceニュース
「悪意があって見当違い」。インドのワクチン生産者は試験のボランティアの苦情に反撃
‘Malicious and misconceived.’ Indian vaccine producer hits back at complaint from trial volunteer
By Sanjay KumarDec. 2, 2020
一人のインド人男性がOxford 大学と AstraZenecaが開発したCOVID-19ワクチンの試験中に重大な病気になったと世界最大のワクチン製造業者を訴えている。患者は先月ワクチン摂取された後で神経症状を発症したとしてインドでワクチンを製造しているSerum Institute of India (SII)に損害賠償5000万ルピー（68万ドル）を要求している。しかしSIIは激しく反論している。11月29日の声明でその主張を「悪意があって見当違い」として逆に風評被害の損害賠償として最大10億ルピーを要求する反訴を検討しているという
-有名な霊長類学者がチンパンジーの住処用資金の不正管理で解雇される
Famed primatologist fired for mismanagement of funds for chimp habitat
By Ann Gibbons, Dennis Normile Dec. 1, 2020
https://www.sciencemag.org/news/2020/12/famed-primatologist-fired-mismanagement-funds-chimp-habitat
京都大学の件
