2023-08-21

[EFSA]意見等

-ホルペットの農薬リスク評価ピアレビュー

Peer review of the pesticide risk assessment of the active substance folpet

EFSA Journal 2023;21(8):8139 18 August 2023

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8139

(農薬の結論)

情報不足と懸念が確認された。

 

-飼料添加物

Assessment of the application for modification of the terms of the authorisation of the feed additive consisting of Bacillus subtilis DSM 32324, Bacillus subtilis DSM 32325 and Bacillus amyloliquefaciens DSM 25840 (GalliPro® Fit) for all poultry species for fattening and reared for laying/breeding (Chr. Hansen A/S)

EFSA Journal 2023;21(8):8179 14 August 2023

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8179

(科学的意見)

 

[EU]RASFF 2023(0813-0819)

警報通知(Alert Notifications)

韓国産オランダ経由乾燥海藻のヨウ素高含有、中国産オランダ経由乾燥海藻のヨウ素高含有、英国産ホタテ貝の記憶喪失性貝毒ドウモイ酸、トルコ産コーヒー・茶製品のシブトラミン、ガーナ産パイナップルのエテホン、フランス産飼料用小麦のクロルピリホスメチル、ポーランド産乾燥ホウレン草のカドミウム、イタリア産デザート用米のカドミウム、原産国不明ドイツ経由ヒマワリ種子のオクラトキシンA、ギリシャ産ブルガリア経由アプリコットカーネルのシアン化物高含有、フランス産飼料用ヒマワリ種子のシペルメトリン、サバフィレのヒスタミン、

注意喚起情報(information for attention)

スペイン産チルドキハダマグロのヒスタミン、イタリア産ベビーキャロットのクロルピリホス、ウクライナ産オートミールクッキーのアクリルアミド高含有、南アフリカ産フードサプリメントのシネフリン高含有、タイ産ロンコンのオメトエート、サンマリノ産事前の認可なく食品に使用できないサプリメント成分としての新規食品「1-αグリセリルホスホリルコリン」、トルコ産サクランボのジメトエート・オメトエート及びクロルピリホス、チリ産イガイのカドミウム、タイ産パッションフルーツのシペルメトリン、中国産冷凍ササゲのクロルフェナピル及びイソカルボホス、

通関拒否通知(Border Rejections)

ウクライナ産ブドウワインのカプタン、セルビア産紙ストローのイソチアゾリノン、英国産未承認新規食品フェヌグリークの葉 (Trigonella foenum graecum)、エジプト産グリーンオリーブのクロルピリホス及びイマザリル、トルコ産ブドウの葉のジチオカルバメート、米国産菓子類とペストリーの二酸化チタン、インド産食品調製品の未承認新規食品テパリービーン (Phaseolus aconitifolius)、インドネシア産ナツメグのアフラトキシン、パキスタン産バスマティ米のアセタミプリド及びイミダクロプリド、トルコ産乾燥イチジクのアフラトキシン、

 

[HK]ニュースレター

Food Safety Focus

-アスパルテーム:安全か?

Aspartame: Safe or Not?

16 Aug 2023

https://www.cfs.gov.hk/english/multimedia/multimedia_pub/multimedia_pub_fsf_205_02.html

アスパルテームは40年以上広範な調査の対象となっており、その安全性は、FAO/WHO合同食品添加物専門家委員会(JECFA)、欧州食品安全機関(EFSA)、米国食品医薬品局(FDA)、オーストラリア・ニュージーランド食品基準局(FSANZ)などの国際機関が包括的にレビューしている。これらの機関は、甘味料として使用するアスパルテームの安全性は科学的根拠により裏付けられていると、満場一致で結論している。にもかかわらず、新たな研究結果の入手の可能性を考慮して、国際がん研究機関(IARC)やJECFAは、近年、アスパルテームの摂取に関連する潜在的な発がん性のハザードや他の健康リスクを評価するために、独立した補完的なレビューを実施した。

アスパルテームとは何か?

アスパルテームは、ソーダ、チューインガム、アイスクリームなど様々な食品に1980年代以降広く使用されている、強力な低カロリー人工甘味料である。テーブルシュガーよりも約200倍甘いため、少量で食品中の砂糖と同じレベルに到達できる。

アスパルテームは、アスパラギン酸、フェニルアラニンという2つのアミノ酸部分からなる。

フェニルアラニンの部分は、アスパルテームに甘味を与えるためにわずかに修飾されている。

経口摂取後、アスパルテームは、消化管で完全に加水分解されアスパラギン酸、フェニルアラニン、メタノールを生じるが、これらはすべて、体内や広く様々な食品に天然に存在するものである。その後これらの代謝物質は血液に吸収され、さらに代謝される。

食品中のタンパク質由来の、あるいはアスパルテーム由来のこの2つのアミノ酸(すなわちアスパラギン酸とフェニルアラニン)は化学的に区別できず、我々の体内で同じように代謝される。

 

アスパラギン酸

アミノ酸

牛肉、家禽肉、乳製品、種子製品に存在する

体内でも生産される

ホルモン生成や正常な神経系機能の役割を果たす

 

フェニルアラニン

アミノ酸

牛乳、卵、チーズ、豆類などほとんどのタンパク質を多く含む食品に存在する

脳の神経伝達物質(ドーパミンやノルエピネフリンなど)の合成用

 

メタノール

果物や野菜に天然に存在する

代謝の結果として体内でも生産される

体内又は食品中に天然に生じる量を遙かに超える用量で毒性

 

図 アスパルテームの加水分解により、アスパラギン酸、フェニルアラニン、メタノールが生成される

 

IARCとJECFAによるアスパルテームの評価

IARCはアスパルテームの潜在的な発がん性の影響を評価し、一方JECFAは、アスパルテームの食事暴露を考慮してリスク評価の中で起こりうる全ての健康影響を考慮した。

2023年7月14日、IARCとJECFAによる共同声明の知見は次のように要約された:

a) IARCは、実験動物とヒトにおける発がん性の「限られた証拠」を基にして、アスパルテームをヒトに対して発がん性がある可能性がある(グループ2B)と分類した。

b) アスパルテームとがんの評価を可能にした3つの観察研究の中で、IARCは、人工甘味料入り飲料の摂取と肝臓がんのリスクとの間に正の関連性が観察されたことを指摘した、しかしながら、肯定的な知見の説明として、偶然、バイアス、交絡を除外できなかった。

c) JECFAは実験動物やヒトのデータから、アスパルテームは摂取後に有害影響があるという説得力のある根拠はなく、動物のアスパルテーム暴露とがんの発現との関連性を立証できないと結論した。この結論は、アスパルテームが消化管で完全に加水分解され、一般的な食品の摂取後に吸収されるものと同じ代謝物質になるという情報に裏付けられている。

d) JECFAも、アスパルテームの食事暴露は健康上の懸念をもたらさないと結論し、以前に設定したアスパルテームの許容一日摂取量(ADI) 0–40 mg/kg体重を変える理由はないと示した。

世界保健機関(WHO)は新たな根拠の監視を継続し、アスパルテーム暴露と消費者の健康影響との潜在的な関連性について、独立した研究グループに更なる研究を進展させるよう奨励している。

 

アスパルテームはどのように規制されている?

香港では、アスパルテームなどの食品への使用が承認されている甘味料は、JECFAなどの国際機関による安全性評価を受け、食品中甘味料規則(Cap. 132U)に従って規制されている。甘味料は優良製造規範(GMP)の条件に従って使用されなければならず、つまり、食品に添加される量は、望ましい効果を達成するのに必要な最低レベルまで制限される必要がある。

消費者はどうするべきか?

一部の消費者は体重管理の手段として甘味料を使用している。体重維持のカギは消費するカロリーより多くのカロリーを摂取しないことである。低カロリー甘味料は、テーブルシュガーの代わりにカロリーを減らす代替品として使用されることがある。とはいえ、それらは、その日の後半にもっと多くの食品を食べたり、食事全体で炭水化物、タンパク質、脂質などの他のカロリーを生み出す栄養素をより多く摂取したりすることで、控えたカロリーを取り戻さない場合にのみ、効果がある。長期的な体重維持は、賢明でバランスのとれた食事や定期的な運動など、健康的で活動的なライフスタイルにかかっており、これには長期的な取り組みが必要である。

 

[CPSC]CPSCは消費者に、飲み込みハザードがあるためIraza強力磁石ボールの使用を直ちに止めるよう警告

CPSC Warns Consumers to Immediately Stop Using Iraza High-Powered Magnetic Ball Sets Due to Ingestion Hazard

August 17, 2023

https://www.cpsc.gov/Newsroom/News-Releases/2023/CPSC-Warns-Consumers-to-Immediately-Stop-Using-Iraza-High-Powered-Magnetic-Ball-Sets-Due-to-Ingestion-Hazard

販売業者は中国の会社でCPSCの違法警告文書に回答しない

 

[NASEM]REALITYポッドキャスト

人々に再び科学を信じてもらう方法

HOW TO GET PEOPLE TO BELIEVE IN SCIENCE AGAIN

https://www.in-reality.fm/why-does-truth-trust-and-hope-in-science-need-to-be-saved/

ゲスト

NASEM会長MARCIA MCNUTTとノーベル財団事務局長 VIDAR HELGESEN

 

論文

-食中毒アウトブレイクから調査へ:植物毒素の罠、ブルターニュ、フランス、2018

From Foodborne Disease Outbreak (FBDO) to Investigation: The Plant Toxin Trap, Brittany, France, 2018

Stéphanie Watier-Grillot et al., Toxins 2023, 15(7), 457;

https://www.mdpi.com/2072-6651/15/7/457

2018年7月6日にフランスブルターニュの軍の施設で1700人中200人が急性胃腸炎になった事件。原因食品は昼食のチリコンカンの生のインゲン豆。

 

-食品:我々が既にもっている結核ワクチン

Food: the tuberculosis vaccine we already have

Pranay Sinha & Saurabh Mehta

THE LANCET COMMENT| VOLUME 402, ISSUE 10402, P588-590, AUGUST 19, 2023

Published:August 08, 2023

20世紀の米国で驚くべきことがおこった。1900年から1944年の間に結核の死亡率が10万人あたり約200人から約50人に急減した。当時治療もワクチンもなく、その原因は社会経済の転換-住環境、公衆衛生、栄養の改善によると信じられている。

特に大きな影響があったのは栄養改善で、1944年から45年のオランダの冬の飢饉での結核死亡率の急増が栄養不良の影響の強力な注意喚起である。米国の前向きコホート解析からBMI 18.5以下だと結核リスクの12倍増加と関連することが示されている。しかし医薬品による治療の成功が示されて以降、栄養への優先度が下がっている。現在でも栄養不良は世界中で結核の主要リスク要因のままである。

(日本にもBMI 18.5以下の若い女性たくさんいるような)

 

その他

-SMC UK

女性の健康的な食事パターンに従うことと不妊治療アウトカムについての研究への専門家の反応

expert reaction to study on women’s adherence to healthy dietary patterns and outcomes of infertility treatment

AUGUST 18, 2023

https://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-study-on-womens-adherence-to-healthy-dietary-patterns-and-outcomes-of-infertility-treatment/

JAMA Network Openに発表された研究が女性の健康的な食事パターンに従うことと不妊治療アウトカムについて調べた

University College London生殖科学と女性の健康計画部長Helen O’Neill博士

検討されたどの食事も生きて生まれることに関連はないが、不妊治療で妊娠した女性の胎児のロスとは逆相関した。残念ながら個人の病歴や再発する妊娠ロスを経験したかどうかといったデータは十分ではない。最近の系統的レビューとメタ解析でも食事パターンと流産リスクに関連は見つけられなかった

他の多くの食事研究同様、観察試験であるため因果関係は言えない

Southampton大学生殖医療と手術名誉コンサルタントで生殖医療教授Ying Cheong教授

我々は不妊の患者にとっての完璧な食生活を見つけていない

一般論として医師は妊娠しようとする女性に健康的食事を勧めるべきである

興味深い知見は植物ベースの食事以外は流産が少ない。植物ベースの食事を選ぶ人が増えているため、その生殖影響を調べる研究が必要だろう。

Aston大学医学部登録栄養士で上級講師Duane Mellor博士

この論文は8つの異なる食事と不妊治療後の妊娠成功との関連を調べた。従って因果関係は示せず、不妊治療中の人が対象であるため一般人に適用できるかどうか不明である。

女性は自分の食事について、特につわりなどで健康的食事が困難なことがあるため、罪悪感を感じるべきではないことが重要である。

 

-Natureニュース

WHOの最初の伝統医療サミットは意見が分かれる

WHO’s first traditional medicine summit splits opinions

18 August 2023 Gayathri Vaidyanathan

https://www.nature.com/articles/d41586-023-02636-z

WHOは世界初のサミットは根拠に基づいたアプローチをとると言うが、大きく前進するとは思えないと懐疑的な人もいる

インド政府と共催したWHOの伝統医療サミットが8月17日からインドのガンディナガルで始まった。これは昨年WHOがジャームナガルにインドの2億5000万ドルの出資による世界伝統医療センターを設立し、2019年にISD-11に伝統医療用語を含めたことに続く。

何十億人もの人々が既に伝統医療を使っているため、WHOはそれを通常医療にどう組み入れてよりしっかりと理解するための科学的に協力する必要があるとWHOのサミット担当Shyama Kuruvillaはいう。伝統医療の研究者の多くは同意駿河、サミットの成果については確信がもてない人もいる。

伝統医療の安全性や有効性について決定的何かを言う前に、伝統医療の研究には質と量が必要である。

このサミットはWHOとインド独立75周年と同時に開催され、そのことは伝統医療の批判無しでの宣伝につながる可能性があると心配する科学者もいる

 

-Edzart Ernst

いわゆる代替医療(SCAM)についての「WHO伝統医療世界サミット」

The ‘WHO Traditional Medicine Global Summit’ on so-called alternative medicine (SCAM)

15 August 2023

https://edzardernst.com/2023/08/the-who-traditional-medicine-global-summit-on-so-called-alternative-medicine-scam/

私はNatureから、インドで開催されるWHO伝統医療世界サミットについてコメントを求められた。

私のコメント?私はNatureがコメントの全文を掲載しないでのはないかと疑っている。なので以下に省略されていないコメントを示す:

WHOは批判なしに代替医療を推進してきた長い歴史がある。インド政府は最近COVID感染の予防や治療にホメオパシーを使うなど、無責任に危険なナンセンスを推進している。この二つが一緒になって代替医療を薦めるのは不吉な予感である。

もちろんこの問題について建設的な対話をするのは何も悪くない。しかし間違っているように見えるのは、この会議のスピーカーが代替医療の推進者のみであることだ。代替医療は結局のところ極めて議論が多いままである。一方的な、バイアスのある意見からは進歩はうまれない。私はこの会議がこれまでしばしばそうであったように、真の科学者が真面目に受け取ることができない願望と夢想だけに終わるのではないかと恐れる。

(Natureは最後の一文だけ紹介)

 

-超加工食品にパニックになることはあるか?

Is There Anything to the Panic Over Ultraprocessed Foods?

BY TIM REQUARTH JULY 18, 2023

https://slate.com/technology/2023/07/ultraprocessed-foods-parenting-health.html

それらについて何を知っていて何を知らないか-そしてそうこうしているうちに朝食についてどう考えるか

ある日私は保育士が親に子どものお弁当にクラッカーやフルーツパウチやクマのグミのような加工食品が多いと嘆いているのを立ち聞きした。非難された親の一人として自分の子どものコメのパフケーキとパルメザンチーズのイメージが浮かんだ。私はひどい偏食の4歳児をもつ働く親で、いつもお弁当はこれだ。

私たちのランチボックスはMichael Pollanが認めるようなものではない。でも加工食品のおかげで一週間がやっていける。Michael Pollanは朝の私の台所を手伝ってはくれない。

私や私の子どもは一部の研究者らが「超加工食品」と呼ぶものをしばしば食べる。アメリカ人の食事の半分以上は超加工食品で、それは悪いらしい。

でも本当に悪いのか?

(以下長い記事)

 

-私は歯科医である。私は人々にアスパルテームを諦めないでとお願いしたい

I’m a dentist. I’m begging people not to give up on aspartame

By Melissa WeintraubAug. 14, 2023

https://www.statnews.com/2023/08/14/aspartame-who-cancer-sugar-free-gum-oral-health/

IARCの評価を誰かが報道機関にリークしてから、過熱した議論がおこっている。私は歯科医で3人の子どもの母である。私はどんなに責任ある親でも子どもたちに一切甘いものを食べさせないのは不可能であることを知っている。より健康的な選択肢を与えることはできる。私の専門性から、砂糖より甘味料の方がましなのは明確である。アスパルテームの報道があっても変わらない。FDAはIARCの分類に強く反対する声明を出している。FDAがこのような強い対応をした理由の一つは消費者の多くがIARCの発表をアスパルテームががんの原因になると解釈する懸念があるからである。消費者にとって保健担当機関から出てくる異なる情報を扱うのは難しい。FDAがIARCの結論は正確でもなければ役にも立たないと考えているのは明らかである。IARCの信頼性はこれまでしばしば疑問を提示されてきた。2018年には議会がグリホサートモノグラフを巡って資金提供を取り下げてすらいる(後に復活)。

私は子どもたちにハロウィーンキャンディを食べた後は砂糖フリーのガムを噛むよう薦めてきた。それは歯の健康と暴食予防のためである。研究は効果を証明している。

砂糖フリーのガムのような安価な口腔健康サポート製品は入手可能なままであるべきである。

 

-黒いプラスチックの暗黒面

The Dark Side of Black Plastics

Joe Schwarcz PhD | 17 Aug 2023

https://www.mcgill.ca/oss/article/environment-did-you-know/dark-side-black-plastics

プラスチックはとても便利だが暗黒面があることを今や我々は知っている。特に黒いプラスチックは。

私はプラスチックにはずっと興味があったが最近黒いプラスチックの欠点についての興味深い論文を読んだ。プラスチックの「黒」はカーボンブラックを添加して強化したものである。カーボンブラックは石炭や石油、植物の不完全燃焼で生じる煤の一種で、紫外線を吸収してプラスチックを分解しにくくする作用もある。問題は多環芳香族炭化水素のような不純物を含むこと、リサイクルが困難であること。黒いプラスチックは分析が困難でどんなポリマーをつかっているかわからないため埋め立てや燃やすしかない。

 

-動画

全てのプラスチックはどこに行く?

Where does all the plastic go? | The Right Chemistry

https://www.youtube.com/watch?v=-2OWUErTqFg

 

大豆中の豚遺伝子

Cup o'Joe-Pig Genes in Soybeans

https://www.youtube.com/watch?v=BYDL_MFKyoY

豚のタンパク質を作る大豆“Piggy Sooy”

イスラエルの会社PoLoPoはジャガイモに鶏のタンパク質遺伝子を導入して卵の代用品を作ろうとしている。警鐘を鳴らす者たちは注目を集めるために存在しない生き物のヘンな漫画を作るだろう

(培養肉より遙かに環境負荷が低く安全管理も簡単だろう)

 

Cup o'Joe-MSGの物語

Cup o'Joe-The MSG Story

https://www.youtube.com/watch?v=u-Vmy_ut__I

1908年池田菊苗博士うまみのもととしてのグルタミン酸の発見、1909年味の素がMSGを製造。1930年代には大豆から抽出、1960年代は発酵。米国では“Accent”という商品名で市販された。1968年に中華料理店症候群がNEJMに発表されたことをきっかけに、反MSG運動がおこった。2016年にAnthony Bourdainがこの現象を上手く説明している。「中華料理店症候群の原因は人種差別」。