2022-08-22

[MFDS]日本産輸入食品の放射能検査の結果

輸入検査管理課

2023.8.4〜2023.8.10

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43336

2023.7.28〜2023.8.3

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43335

 

[MFDS] [報道参考] アレルギー誘発物質未表示輸入食品の摘発・措置

輸入流通安全課2023-08-10

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47549

食品医薬品安全処は、アレルギー誘発物質表示対象卵を表示していない輸入・販売業者4カ所を「食品等の表示・広告に関する法律」違反で摘発して行政処分し、当該製品に対して販売中止および回収措置を行う。

*アレルギー誘発物質表示対象:卵(家禽類)、牛乳、蕎麦、ピーナッツ、大豆、小麦、サバ、カニ、エビ、豚肉、桃、トマト、亜流酸類、クルミ、鶏肉、牛肉、イカ、貝類、松の実を原材料として使用した場合

<添付> アレルギー誘発物質(卵)未表示製品の状況

 

[MFDS] [報道参考] 食薬処、給食安全管理のデジタル転換本格推進、2025年9月から私たちの子供の給食はより健康的で安全になる

情報化担当官 2023-08-09

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47541

食品医薬品安全処は、健康的で安全な子供の食環境を作るため、保育園・幼稚園などの子供給食施設の衛生・栄養管理*を人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)など、最新情報通信技術を活用してデジタルに転換する「スマート子供給食管理システム事業」を本格推進する。

*食薬処は全国236カ所の子供給食管理支援センター(’23.6月基準)を通じて100人未満の小規模給食所(全国36,000カ所、’23.6月基準)の衛生・栄養管理を支援

事業推進期間は2023年から2030年までで、総事業予算は446億ウォン規模で、食薬処は民間の創造的なアイデアと最新情報通信技術を政府政策に反映してサービスの質を高め、システムを迅速に構築するために、今回の事業を「民間投資型ソフトウェア事業*」として推進している。

*2023.2.3.付 科学技術情報通信部-食薬処合同報道資料である「第1号民間投資型公共ソフトウェア事業誕生」参照

食薬処は今回の事業を本格推進するため、8月9日から9月18日まで提案者公告を行い、事業を遂行する民間主体を募集する。 公告期間終了後に提出された事業提案書に対してシステム構築・運営計画の適正性、民間資本・技術力などを総合的に評価し協約を締結する計画である。

*(手続き)第三者提案公告(’23.8月)→ 事業者選定評価(’23.9月)→ 優先交渉対象者と交渉および協約締結(’23.10月)→ 事業完了(’30年、1年10ヶ月間構築)後5年間運営)

主な課題は、❶栄養、アレルギー、季節、地域などを考慮した人工知能オーダーメード型献立サービス、❷食材の保管・調理温度などのモノのインターネット基盤衛生管理サービス、❸子供給食管理支援センター – 子供給食所間のデジタル行政サービスおよび保護者などに給食栄養・安全情報を提供するデジタルポータルの構築など。

<添付> スマート子供給食管理システムの事業概要

 

[MFDS]機能性表示食品と健康機能食品は異なります

サイバー調査チーム 2023-08-03

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47528

食品医薬品安全処は、オープンマーケットなどで消費者が多く購入する機能性表示食品*のオンライン掲示物240件に対し、5月から6月まで不当広告違反の有無などを集中点検した結果、「食品等の表示・広告に関する法律」に違反した27件(11.3%)を摘発し、放送通信審議委員会などにアクセス停止と管轄官庁に行政処分などを要請した。

*機能性表示食品とは、健康機能食品ではなく、一般食品で機能性を示すと知られている原料を含有する食品

今回の点検は2020年に機能性表示食品制度が導入*された後、関連製品の販売が着実に増加**したことにより、一般食品を健康機能食品と誤認・混同させる不当広告など不法行為から消費者被害を予防するために実施された。

*「不当な表示または広告で食品等の機能性表示または広告に関する規定」(食薬処告示)、2020.12.29.制定・施行

**現在116社で294品目(’23.5月基準)の機能性表示製品を販売

主な違反内容は、▲機能性表示食品であるにも関わらず、事前に自律審議を受けていない広告(22件、81.5%)、▲一般食品を健康機能食品と誤認・混同させる広告(5件、18.5%)など。

摘発事例

√(事前自律審議違反)機能性表示食品を広告するには、事前に自律審議機構(韓国食品産業協会)の審議を受け、審議された内容どおりに広告しなければならないが、機能性表示食品を販売しながら審議を受けずに「排便活動の円滑に役立つ」、「腸の健康まで考えた」などと広告

√(健康機能食品誤認・混同)機能性表示食品を体脂肪減少に効果のある健康機能食品と誤認・混同してしまう「ダイエット、ダイエット補助食品、アメリカンダイエット」などと広告

今回の点検で審議を受けていない機能性表示食品の広告が多数摘発されただけに、食薬処は営業者に機能性表示食品に表示・広告をしようとする場合、自律審議機構である韓国食品産業協会で必ずその内容について事前審議を受けた後、表示・広告するよう要請した。また、不当広告などから被害を予防するために、消費者は機能性表示食品と健康機能食品の違いをよく理解し、目的に合わせて商品を購入することが必要である。

 

健康機能食品は、日常の食事で不足しがちな栄養素や人体に有用な機能を持つ原料から製造し健康の維持に役立つ食品で、「~に役立つ」と機能性が表示され、健康機能食品マークが付けられている。

これに対し機能性表示食品は、液状茶、加工油など機能性原料を使用して機能性表示を許容した一般食品で、「ある機能性に役立つと知られている~が食品に入っている」と「本製品は健康機能食品ではない」という文言が表示されている。

購入前に製品リストを確認する方法

√(健康機能食品)食品安全国ホームページ(https://www.foodsafetykorea.go.kr)>食・安全>健康機能食品>健康機能食品検索

√(機能性表示食品)韓国食品産業協会ホームページ(www.kfia.or.kr)>資料公開>食品などの機能性表示・広告関連資料公開

食品医薬品安全処は、今後も健全なオンライン流通環境の造成と消費者被害予防のために国民の関心が高い製品を対象に不法・不当広告行為に対して取り締まりを持続的に強化すると同時に、オンライン販売業者とプラットフォーム業者が自律管理力量を強化できるよう積極的に支援する。

*食・健康機能食品虚偽・誇大広告などの情報は、食品安全国(https://www.foodsafetykorea.go.kr)>専門情報>「食医薬虚偽・誇大広告」で確認

<添付>

1.機能性表示食品制度概要

2.主な摘発事例

3.機能性表示食品と健康機能食品の見分け方(カードニュース)

 

[MFDS]このような「58個の海外直輸入食品」の購入に注意してください!

輸入流通安全課 2023-08-03

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47527

食品医薬品安全処は、国内・外のオンラインショッピングモールなどで販売する海外直輸入食品のうち、有害成分含有が疑われる製品100個を対象に、4月5日から7月13日まで企画検査を実施した結果、58製品で国内搬入停止対象原料・成分*が確認され、国内搬入を停止するよう措置した。

* 「輸入食品安全管理特別法」第25条の3により麻薬類、医薬成分・漢方薬、不定物質など国民健康に有害影響を及ぼす懸念があり、国内搬入を停止する必要がある原料‧成分

今回の企画検査は、夏季の消費者関心品目の中で国民健康に懸念がある海外直輸入食品の国内搬入を事前に停止し、消費者被害を防止するために実施された。

  検査対象は、▲減量効果標榜製品(30個)、▲筋肉強化効果標榜製品(30個)、▲豊胸効果標榜製品(40個)の合計100製品で、有害成分含有が疑われる製品を選別して選定した。

  検査項目は、減量などを標榜した効能・効果を示すのに主に使用される国内搬入停止対象原料・成分*のうち、▲麻薬類(アンフェタミン、エフェドリンなど)、▲不定物質(シブトラミン、センノシドなど)などを選別して適用した。また、国内搬入停止対象原料・成分が現品に表示されているかどうかも確認した。

*「輸入食品安全管理特別法」により、国内搬入停止対象の原料‧成分282種指定(’23.7.3.)

検査の結果、国内搬入停止対象原料・成分が確認された製品は、▲減量効果標榜製品(15個)、 ▲筋肉強化効果標榜製品(18個)、 ▲豊胸効果標榜製品(25個)である。

<添付> 国内搬入停止対象原料‧成分確認の製品(58件)

 

[FSA]食料生産動物における殺生物剤及び特定の重金属の使用の結果として生じるAMRリスクのクリティカルレビュー

Critical review of AMR risks arising as a consequence of using biocides and certain heavy metals in food animal production

21 August 2023

https://www.food.gov.uk/research/critical-review-of-amr-risks-arising-as-a-consequence-of-using-biocides-and-certain-heavy-metals-in-food-animal-production-lay

本レビューでは「食料生産動物に使用される殺生物剤及び/または重金属は、フードチェーンにおける薬剤耐性(AMR)の発生に影響を与えるか」を問う。

 

[FDA]安全でないレベルの紫外線を出すUVワンドを使用しないこと:FDA安全性コミュニケーション

Do Not Use Ultraviolet (UV) Wands That Give Off Unsafe Levels of Radiation: FDA Safety Communication

August 17, 2023

https://www.fda.gov/medical-devices/safety-communications/do-not-use-ultraviolet-uv-wands-give-unsafe-levels-radiation-fda-safety-communication

米国食品医薬品局(FDA)は、傷害のリスクを引き起こす可能性のある紫外線(UV)ワンド製品のリストを更新する。

(消毒器具として販売されている)

 

[ODS]ファクトシート更新

-鉄

Iron

Fact Sheet for Consumers

August 17, 2023

https://ods.od.nih.gov/factsheets/Iron-Consumer/

 妊娠中の鉄補給の推奨事項を明確にするために「What are some effects of iron on health(鉄が健康に与える影響)」を改訂した。https://ods.od.nih.gov/factsheets/Iron-Consumer/#change

 

[ヘルスカナダ]助言

-カフェイン入り飲料:知っておくべきこと

Caffeinated energy drinks: what you should know

2023-08-21

https://recalls-rappels.canada.ca/en/alert-recall/caffeinated-energy-drinks-what-you-should-know

ヘルスカナダはカフェイン入り飲料を摂取する場合の摂取量に関し、注意を呼び掛ける。以下、関連リコール情報。

https://recalls-rappels.canada.ca/en/alert-recall/various-brands-caffeinated-energy-drinks-may-be-unsafe-due-caffeine-content-and

 

[CFIA]リコール

-Mindblowブランドのエナジー飲料は重大な健康リスクを引き起こす可能性のある許可されない成分によりリコール

Mindblow brand Energy drinks recalled due to non-permitted ingredients that may pose a serious health risk

2023-08-17

https://recalls-rappels.canada.ca/en/alert-recall/mindblow-brand-energy-drinks-recalled-due-non-permitted-ingredients-may-pose-serious

対象製品は、深刻な健康リスクを引き起こす可能性のあるムクナ豆エキス(98%L-ドパ)などの許可されていない成分が含まれているため、市場からリコール。

 

[SFA]「未来に食料を与える:すべての人のためのアグリフードハブの構築」を訪れる3つの理由

Three (3) reasons to visit ‘Feeding our Future: Building an Agri-Food Hub for All’

18 Aug 2023

https://www.sfa.gov.sg/food-for-thought/article/detail/three-(3)-reasons-to-visit-feeding-our-future-building-an-agri-food-hub-for-all

Lim Chu Kangに計画しているアグリフードハブについて紹介する。また、2023年9月2-6日の展示会開催の情報提供。

 

[EPA]EPAは最新科学を反映するため国の大気中オゾン基準の新たな見直しを開始

EPA Initiates New Review of the Ozone National Ambient Air Quality Standards to Reflect the Latest Science

August 21, 2023

https://www.epa.gov/newsreleases/epa-initiates-new-review-ozone-national-ambient-air-quality-standards-reflect-latest

今後数日以内に官報で情報提供を求め、2024年春にワークショップを開催し、2024年夏にワークショップの概要をまとめ、秋にレビュー計画を発表する。

現在の基準70 ppbは2015年に設定し2020年に維持すると判断されたものである

 

論文

-娯楽目的での笑気ガスの使用は笑い事ではない

Recreational nitrous oxide use is no laughing matter

21-AUG-2023

https://www.eurekalert.org/news-releases/998593

CMAJに発表されたレビュー

安価で入手しやすい笑気ガスは若者の娯楽用によく使われている。慢性的使用はビタミンB2欠乏をもたらし、神経系に長期影響する可能性がある

 

-Nutrients

特集号「ベジタリアン、ビーガン、雑食者の栄養状態、食事の質と福祉」

Special Issue "Nutrition Status, Diet Quality and Well-Being in Vegetarians, Vegans and Omnivores"

https://www.mdpi.com/journal/nutrients/special_issues/RI03G3F380

 

その他

-SMC UK

アルツハイマー病モデルマウスでの時間制限食の研究への専門家の反応

expert reaction to study of time restricted diet in mouse models of Alzheimer’s Disease

AUGUST 21, 2023

https://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-study-of-time-restricted-diet-in-mouse-models-of-alzheimers-disease/

Cell Metabolismに発表された研究がアルツハイマー病モデルマウスで時間制限給餌と記憶を調べた

英国アルツハイマー病研究所研究と協力理事Susan Kohlhaas博士

この研究はマウスで餌を与える時間を制限することで睡眠障害や認知の症状が改善し脳のアミロイドが減ることを発見した。マウス実験なのでヒトに当てはまるかどうかは不明。動物実験は理解の最初の段階である。

第1世代治療薬が治験の後半にさしかかり、我々は現在アルツハイマー病研究におけるエキサイティングな時期を経験している。次の研究投資分野は治療法開発で、このような研究は基礎的理解を付け加える。

Edinburgh大学英国認知症研究所教授で英国神経科学会長Tara Spires-Jones教授

著者らは睡眠パターンに障害のある二つのアルツハイマー病マウスモデルを報告し、それらは通常の24時間ではなく6時間だけ餌を食べられるようにすると睡眠障害と脳の病理の変化が抑制された。この研究は比較的小規模のマウス研究でありそのマウスはヒトアルツハイマー病の完璧なモデルではない。ヒトで食べる時間を制限することが役に立つかどうかを我々はまだ知らない。

 

-サラダルーレットから家禽とピーナッツのサルモネラまで

From Salad Roulette to Salmonella in Poultry and Peanuts

by Claire Panosian Dunavan, MD August 17, 2023

https://www.medpagetoday.com/opinion/second-opinions/105929

米国の食品がこの上なく安全だと信じることの愚かさ

Netflixで公開されているドキュメンタリー"Poisoned"の紹介

食中毒と食の安全が医学カリキュラムで滅多に教えられないことが懸念

 

-Extinction Rebellionがガーデンセンターのグリホサート販売を標的に

Extinction Rebellion targets garden centre glyphosate sales

https://www.hortweek.com/extinction-rebellion-targets-garden-centre-glyphosate-sales/retail/article/1833791

Extinction Rebellion (過激派環境団体)Sheffieldがミツバチの格好をしてホームセンターでのグリホサート販売に抗議をしていると報告されている

 

-オゼンピック、魔法の薬、と肥満のない未来という有害な考え

Ozempic, the ‘miracle drug,’ and the harmful idea of a future without fat

Published: August 20, 2023

Fady Shanouda & Michael Orsini

https://theconversation.com/ozempic-the-miracle-drug-and-the-harmful-idea-of-a-future-without-fat-211661

最新の肥満薬の成果が見出しに踊る。こうした見出しは以前にも見たことがある。効果のない肥満の解決法が持ち上げられてきた。背景にある肥満恐怖症は新しいものではない。

オゼンピックが減量に役立つニュースの次には肥満を憎む人達(fat-hater)が表に出てくるだろう。オゼンピックは近視のヒトの眼鏡のようなものになっているが、その肥満のない未来の約束は持続可能ではない。オゼンピックは肥満への憎しみをさらに深めるだろう

(肥満は健康に悪い、というとヘイトスピーチだと非難される界隈)