2023-09-08

[ヘルスカナダ]カナダに住む人のグリホサート

Glyphosate in people living in Canada

2023-08-23

https://www.canada.ca/en/health-canada/services/environmental-workplace-health/reports-publications/environmental-contaminants/human-biomonitoring-resources/glyphosate-in-people.html

カナダに住む人のグリホサートについて、Canadian Health Measures Survey(カナダ健康対策調査)からヒトバイオモニタリング(尿中の濃度)の結果をまとめた情報である。

カナダ集団(国民)

3歳から79歳までのカナダ人集団において、グリホサートとAMPA(グリホサートの代謝物のアミノメチルリン酸)濃度の統計的に有意な減少傾向があった(P<0.001)。2014~2015年と2018~2019年の間に、グリホサート濃度は48%、AMPA濃度は51%減少した。カナダ人集団のグリホサートの平均濃度は、バイオモニタリングスクリーニングレベルを下回った。スクリーニングレベルとは、さらなる分析が必要となるレベルである。カナダ保健省による健康評価でも、グリホサート含有製品が製品ラベルの指示に従って適切に使用されている場合、ヒトの健康に懸念されるリスクはないことが確認されている。

カナダの集団(年齢層別)

グリホサート及びAMPAの濃度は、カナダの集団において成人よりも小児及び青年において一般的に高かった。全年齢層のグリホサートの平均レベルは、バイオモニタリングスクリーニングレベル以下であった。

カナダの集団(性別)

グリホサートとAMPAの濃度は、カナダの集団において女性よりも男性で高かった。女性と男性のグリホサートの平均レベルは、バイオモニタリングスクリーニングレベル以下であった。

カナダの妊娠している女性

母-新生児における環境化学物質研究(MIREC:Maternal-Infant Research on Environmental Chemicals)で妊婦に認められたグリホサートの平均濃度は、バイオモニタリングスクリーニングレベル以下であった。

カナダと米国集団の比較

グリホサートの濃度はカナダと米国の集団で類似していた。

(以下、グリホサートについて)

グリホサートとは何か?

グリホサート(CAS RN 1071-83-6)またはN-(ホスホノメチル)グリシンは非選択的除草剤だ。それはカナダで最も広く使用されている除草剤であり、農業及び非農地管理における雑草管理に使用されている。グリホサートを含む製品は、侵入雑草を含む雑草及びツタウルシなどの有毒植物の防除に使用されている。

グリホサートはどこで発見されるか?

グリホサートは多くの除草剤製剤の有効成分であり、カナダでは商業用、住宅用、農業で使用されている。一般的には「Roundup」というブランド名で販売されている。

ヒトはどのようにグリホサートに暴露されるのか?

少量の残留農薬が含まれている食品や飲料水を消費したり、処理された表面や農薬を扱ったりしたときに皮膚が接触したり、スプレーの散布ドリフトを吸い込むことによって、グリホサートに暴露されることがある。

グリホサートはヒトでどのように測定されるか?

グリホサートとその主要代謝産物であるアミノメチルホスホン酸(AMPA)は体内に吸収される。グリホサートからAMPAへの代謝は微生物分解から環境中で起こり、限られた範囲で、グリホサートが吸収された後に体内で起こる。尿中のこれらの化学物質の測定は、AMPA及びグリホサートへの比較的最近の暴露を反映する。体内に物質が存在するからといって、必ずしも健康影響が生じるわけではないことに注意することが重要である。

グリホサートの潜在的な健康影響は何か?

カナダ保健省は、広範な数の科学的研究をレビューすることにより、グリホサートの健康影響の可能性を評価した。カナダに住む人々が暴露される可能性のあるグリホサートのレベルは、グリホサートを含む製品が製品ラベルの指示に従って適切に使用される場合には、いかなる有害な影響も引き起こさない。

特別に設計された実験室試験は、暴露の許容レベルを設定するために使用され、その後それはラベル指示を指定するために使用される。ヒト暴露のこれらの許容レベルは、害を引き起こす可能性のある量の100分の1以下に低く設定される。これらの許容レベルは、農薬を扱う労働者、一般集団及び妊娠中や授乳中の人や小児などの敏感なサブ集団を含む、農薬に暴露される可能性のある様々な集団を含む。

グリホサート製品への過剰暴露は、表示指示に従わない場合、労働者やその他の人々において、皮膚や眼の炎症、悪心及び嘔吐、ならびに鼻の炎症および喘息などの呼吸器への影響につながる可能性がある。

グリホサートへのヒト暴露による健康影響を最小限に抑えるために、カナダ政府は何をしているか。

グリホサートを含むすべての農薬は、カナダで販売または使用する前に承認されなければならない。科学的根拠に基づくリスク評価は、農薬製品が現在の健康および環境要件を満たしていることを確認するために、病害虫管理規制局(PMRA)が害虫駆除製品法に基づいて実施している。農薬は、各製品ラベルに示されている特定の条件の下で、カナダで使用するために登録されており、その使用がヒトの健康と環境を保護するための要件を満たし続けることを確認するために、15年ごとに再評価されている。

 

[ヘルスカナダ]カナダ政府はタバコの使用をさらに減らすために情報を募集

Government of Canada seeks input to further reduce tobacco use

September 7, 2023

https://www.canada.ca/en/health-canada/news/2023/09/government-of-canada-seeks-input-to-further-reduce-tobacco-use.html

タバコとベーピング製品法(TVPA)の二回目の見直し

カナダ政府は2035年までに喫煙者を5%以下にすることを目指している。本日TVPAの規制レビューに対する情報を求めるパブリックコメント募集を開始した。2023年11月3日まで。

 

[FSA]2023年9月のFSA理事会ペーパーが公表される

FSA Board meeting papers published for September 2023

7 September 2023

https://www.food.gov.uk/news-alerts/news/fsa-board-meeting-papers-published-for-september-2023

英国食品基準庁(FSA)理事会ペーパーが発表された。議題は、遺伝子技術(精密育種)、動物福祉の年次更新情報2022/23、インシデントとレジリエンス年次報告書 2022/23、リスク分析プロセスと規制製品サービスの更新等について。

 

-インシデントとレジリエンス年次報告書 2022/23

Incidents and Resilience Annual Report 2022/23

7 September 2023

https://www.food.gov.uk/board-papers/incidents-and-resilience-annual-report-202223

FSAに通知されたインシデントのトップ4ハザードは病原性微生物、アレルゲン、管理不良、残留動物用医薬品。

食中毒アウトブレイクはサルモネラが最大

(当然のことながらアニサキスは報告されていない)

 

[FSAI]ボトル入り飲料水施設における公的管理の監査

Audit of Official Controls in Bottled Water Establishments

TUESDAY, 05 SEPTEMBER 2023

https://www.fsai.ie/news-and-alerts/latest-news/audit-of-official-controls-in-bottled-water-establ

アイルランド食品安全局(FSAI)は、ボトル入り飲料水施設における公的管理の監査を発表した。監査された5つのボトル入り飲料水施設すべてで食品法への違反が確認された。重大な違反は小規模施設で同定され、大規模施設の方が小規模施設より管理が有効で適切であることが示唆された。

 

[FDA]リコール

-Hua Da Trading Inc dba Wefun Inc が表示されない成分シルデナフィルの存在によりWEFUNカプセルの全国的な自主的リコールを発表する

Hua Da Trading Inc dba Wefun Inc Issues Voluntary Nationwide Recall of WEFUN Capsules Due to Presence of Undeclared Sildenafil

September 05, 2023

https://www.fda.gov/safety/recalls-market-withdrawals-safety-alerts/hua-da-trading-inc-dba-wefun-inc-issues-voluntary-nationwide-recall-wefun-capsules-due-presence

Hua Da Trading Inc dba Wefun Incは、FDAの分析により、ダイエタリーサプリメント製品にシルデナフィルが含まれているため、リコール。

 

- OBC Group Corpが健康リスクの可能性があるため、Nuez de la Indiaの種子製品及びカプセル製品のリコールを発表する

OBC Group Corp Recalls Nuez de la India Seeds and Capsules Products Due to Possible Health Risks

September 06, 2023

https://www.fda.gov/safety/recalls-market-withdrawals-safety-alerts/obc-group-corp-recalls-nuez-de-la-india-seeds-and-capsules-products-due-possible-health-risks

OBC Group Corpは、FDAの分析により、製品がThevetia peruvianaまたはキバナキョウチクトウであると思われると判断されたため、NUT DIET MAX Nuez de la India の種子とカプセルをリコール。製品写真あり。

 

[FDA]警告文書

-Osmosis, LLC

AUGUST 23, 2023

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/osmosis-llc-652059-08232023

未承認の医薬品、不正表示、ダイエタリーサプリメントのCGMP違反、不正表示の問題。

 

[FDA]消費者向け情報

-大量のコーヒー豆:カフェインの量は多すぎる?

Spilling the Beans: How Much Caffeine is Too Much?

09/07/2023

https://www.fda.gov/consumers/consumer-updates/spilling-beans-how-much-caffeine-too-much

カフェインの摂り過ぎは健康に危険をもたらす可能性があり、米国食品医薬品局(FDA)はカフェインに関する情報を提供し、注意を促す。

 

[ODS]Mary Frances Picciano ダイエタリーサプリメント研究演習ビデオ視聴可能

Mary Frances Picciano Dietary Supplement Research Practicum Presentation Videos Recordings Now Available

September 5, 2023

https://content.govdelivery.com/accounts/USNIHODS/bulletins/36da1e0

Mary Frances Piccianoダイエタリーサプリメント研究演習ビデオ視聴可能になった。

 

-ODSセミナー一覧

ODS Seminar Series

September 5, 2023

https://ods.od.nih.gov/Research/seminarseries.aspx

 NIH Office of Dietary Supplementsのセミナー最新情報。

 

[RIVM]水と空気への天然放射能の排出基準

Criteria for discharges of natural radioactivity into water and air

05-09-2023

https://www.rivm.nl/publicaties/criteria-voor-lozingen-van-natuurlijke-radioactiviteit-in-water-en-lucht

石炭や鉱石など一部の物質は天然に微量の放射能を含む。燃やしたりダストをまき散らしたりすると環境中に放射性物質が放出される。これを「排出」と呼ぶ。量が少なくない場合放射性物質の排出には許可が必要である。ウラン238やポロニウム210などの放射性核種には排出できる量の規制がある。まだ規制に定められていない核種(C-14, K-40, Rb-87, La-138, Sm-147, Gd-152, Lu-176)について排出規制除外量を提案した。

報告書本文オランダ語

 

[CDC] 迅速統計:犬に噛まれたりぶつかったりすることによる死亡数、性別-全国バイタル統計システム、米国2011-2021

QuickStats: Number of Deaths Resulting from Being Bitten or Struck by a Dog,* by Sex — National Vital Statistics System, United States, 2011–2021

Weekly / September 8, 2023 / 72(36);999

https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/72/wr/mm7236a6.htm?s_cid=mm7236a6_w

2011-2021年に468人死亡、年平均43人。2018年から2021年の間に男女とも2倍以上に増加

(どうして?)

 

SCIENCE Volume 381 Issue 6662 September 2023

-ニュースを一目で

News at a glance

・侵略的外来種のコストは年に50兆ドル IPBES報告書

・韓国は研究費カットに注目 韓国政府が2024年の研究費を11%削減することを提案

・若年成人のがんの増加 BMJ Oncologyの件

・ProMEDのストライキ終了

・パリが殺虫剤の霧に包まれる

先週パリはデング熱を媒介するヒトスジシマカAedes albopictusを殺すために初めて殺虫剤燻蒸を行った。散布のきっかけは国外旅行から帰って短期間でデング熱を発症した人が2人いたこと。ECDCによるとフランスでは国内でのデング熱感染事例が多く、2022年は65例だった

(フランスはリスクの高い他国には殺虫剤使うなとか好き勝手に要求するけど自分たちがリスクに直面すれば手のひらを返す。)

 

-書評

Covid否定の遺産

The legacy of Covid denial

ARTHUR CAPLAN  p. 1056 

医師がパンデミックバックラッシュの広い意味に警告

ウイルスとワクチンの専門家Peter Hotez 著「反科学の致死的増加The Deadly Rise of Anti-science」の書評

ワクチンやマスクなどの公衆衛生対策を拒否したための予防できたはずの死亡について記述。Covid否定は形を変えて主流科学への攻撃を行う資金豊富な組織になった

デマ対策として科学的助言を行う団体や個人への脅迫を監視し助言する団体を作ることを提案

 

その他

-アメリカ人の大多数は食に満足している

Majority of Americans report high rate of food satisfaction

August 9, 2023

https://www.purdue.edu/newsroom/releases/2023/Q3/majority-of-americans-report-high-rate-of-food-satisfaction.html

2023年7月調査

代用肉についての質問では、消費者は圧倒的に牛肉の方が好きである

 

-SMC UK

乳化剤食品添加物と心血管系疾患リスクを調べた研究への専門家の反応

expert reaction to study looking at emulsifier E numbers and cardiovascular disease risk

SEPTEMBER 7, 2023

https://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-study-looking-at-emulsifier-e-numbers-and-cardiovascular-disease-risk/

BMJに発表された研究が乳化剤摂取と心血管リスクの関連を調べた

Newcastle大学根拠の合成上級講師Gavin Stewart博士

この研究は影響がある可能性を示したものの解釈には注意が必要である。単一の観察研究の根拠の強さは、交絡や因果関係についての不確実性から本質的に低い。この不確実性を減らすにはさらなる研究と根拠の合成が必要である。

Aston大学医学部登録栄養士で上級講師Duane Mellor博士

これはフランスのグループによる不健康な食生活パターンが心疾患と脳卒中リスクの高さに関連することを示唆するもう一つの報告である。この研究は95000人以上の個人にオンラインで食事アンケートをして7年間フォローした。その解析ではたくさんの乳化剤と心疾患と脳卒中リスクに関連があると示唆するが、その乳化剤は多様な化合物を含み、中には天然に食品中に存在するもの(例えば健康上のメリットすらあるとされているレシチンやセルロース)、合成で動物実験で負の影響が示唆されているもの(例えばポリソルベート80)などがある。セルロース(食品添加物番号E460で天然の植物の繊維でほとんどの食品に含まれる)が心疾患リスクの増加と関連し、これまでの研究では食物繊維はむしろ健康上の利益(特に大腸の健康)に関連することを考えると、この研究で報告されている「関連」はセルロースと直接的に関係することはありそうにない。おそらく心疾患リスク増加と関連するのは、食生活全体の中の、食品全体の構成がである可能性の方が高い。カルボキシメチルセルロースやモノおよびジグリセリドのエステル類などの乳化剤は食品中に天然に含まれないので健康影響が異なる可能性はある。観察研究であるこの研究からはどんな因果関係も確認できない。また乳化剤の中には心血管系疾患との関連のメカニズムがありそうにないものがある。そしてエフェクトサイズは小さく偶然の可能性がある。従って全体としてこの研究は乳化剤の心疾患や脳卒中のリスクへの影響について薄弱な根拠しか提供しない。

この研究は添加物の摂取量を推定しているが天然の食品中のセルロース量は考慮していないので、この研究が実際に示しているのは不健康な食生活が心疾患リスク増と関連することである可能性がある。従ってこれまで心疾患や脳卒中についてわかっていることに変わりはない。乳化剤が多いのはペストリーやケーキや乳製品デザートなどだから。どの食品に乳化剤が入っているかなどを意識するより既に健康的であることがわかっている野菜果物の多い食生活を推進するべきであろう。

Reading大学栄養と食品科学教授Gunter Kuhnle教授

この研究は乳化剤を含む食品を食べる人がほんの少し心疾患リスクが高いことを示した。観察された増加は他の食事要因に比べて極めて小さい。この知見を乳化剤のせいにすることは不可能だ。この研究は自己申告による食事データとその情報から推定した乳化剤摂取量に基づく。乳化剤は広範な食品に含まれるため、観察された影響を乳化剤に帰するのは不可能である。この研究の重要な限界は、乳化剤が極めて多様で人体への影響も相当異なることである。セルロースとその誘導体は吸収されず食物繊維として働き、脂肪酸は吸収されて食事由来の脂肪と同じように代謝される。全ての乳化剤が同じ影響を持つことはありそうにない。

乳化剤はEFSAのような規制機関が調査して使用されている量では安全だとしている。有害影響があるとする研究の多くは動物実験で、普通の人の食事とは違うあたえ方をしたものである。

著者らによる公衆衛生当局は食品添加物暴露を制限すべきという声明は極めて誤解を招くものである。少なくとも英国とEUでは、食品添加物は厳しく規制されている。

英国や、最近発表された北欧食事ガイドラインでも、超加工食品を食べないようにとの助言はされていない。

 

(注Nordic Nutrition Recommendations 2023

20.06.23

https://www.norden.org/en/publication/nordic-nutrition-recommendations-2023

カナダの食事ガイドラインと同様、「脂肪と塩と砂糖の多い加工食品の摂取は最小限に」と言っている。NutriNet Santeの人達は加工そのものを敵視するところが違う)

 

-米国冷凍食品協会

食品安全フォーラム

Food Safety Forum

Wednesday, September 13, 2023

https://affi.org/food-safety-forum/

食品安全ハザードの緩和と公衆衛生リスクのコミュニケーションの間のギャップを狭める

米国の食品業界と規制機関は製品の安全性を評価し管理するために、リスクに基づいたアプローチを利用している。同時に、公衆衛生コミュニティは消費者に真の公衆衛生リスクを効果的に伝えなければならない。食品安全については、画一的なリスクコミュニケーションのやり方では人々は認識されるリスクと実際のリスクの間の知識のギャップに取り残され、フードシステムへの信頼を減らすだろう。このイベントでは関係者間で以下についてオープンでフランクな対話を行う

・食品安全に関する一般の人々のリスクの理解

・現在のコミュニケーションのありかたに影響する要因

・消費者に、単純に恐怖に基づくのではなく情報をあたえられた上で決定できるよう力をあたえるのに役立つ最善の実践

(幅広いメンバーを集めた感じ)

 

-Natureニュース

コロンビアは生きた動物を使ったほとんどの研究と教育を禁止することを検討

Colombia considers ban on most research and education using live animals

07 September 2023 Amanda Heidt

https://www.nature.com/articles/d41586-023-02824-x

動物の権利を拡大しようとする法案と憲法改正は生態学研究を危うくする

現在コロンビアが検討しているいくつかの規制は、もし成立したら、生きた動物を使ったほぼ全ての科学と教育を禁止してこの国の研究の風景を変えるだろう。法案の一つは科学者のバックラッシュによって既に破棄されたが、二つ目の法案と憲法改正はまだ上院で審議中である。

コロンビアでは現在外来のカバの数の管理について議論があり、生物学者はカバが固有の種を脅かしているため数を減らす必要があるというが動物の権利提唱団体はそれに反対して政府を訴え、動物を人間と認める憲法改正を提案した。

研究者は侵略的外来種のようなものを人であると認めることは危険だと言う。