2023-09-12

[MPI]「NZ Focuidan」海藻トニックの食品安全リスクについて

Concerning food safety risk from NZ Focuidan seaweed tonic

06 September 2023

https://www.mpi.govt.nz/news/media-releases/concerning-food-safety-risk-from-nz-focuidan-seaweed-tonic/

ニュージーランド食品安全庁は、「NZ Focuidan」というラベルのついたガラスビン又はラベルのないビンで販売されている海藻トニックを摂取しないよう市民に助言している。

「このトニックは、安全に摂取できることを確認するために必要な検査やバランスを受けていないため、懸念される食品安全リスクをもたらす」とニュージーランド食品安全庁の副所長Vincent Arbuckle氏は述べた。

「この製品は食品法に従って登録されていないため、消費者はリスクが適切に特定・管理されていることを確認できない。

「海藻は、無機ヒ素、鉛、カドミウム、水銀などの化学物質ハザードを含む可能性がある。

「NZ Focuidan」は、ヨウ素が多く含まれる可能性のある海藻から作られている。適切な管理・処理・用量情報がないと、ヨウ素は、特に甲状腺疾患のある人には危険となりうる。

「この製品はまた、禁止されている治療上の主張をうたっており、消費者はこれらの主張に導かれないようにしなければならない」とArbuckle氏は述べた。

「この製品―『NZ Focuidan』のラベル付き、または識別ラベルやブランドが制限されているか、ないもの―を購入した場合、摂取せずに捨てること。」

「入手可能な証拠から、この海藻トニックは、非公式の販売業者や地方の市場を通して販売されていると示唆されている。」

ニュージーランド食品安全庁は、この製品が確実に市場から排除されるよう取り組んでいる。

この製品についての詳細

これらの製品について懸念がある場合は、MPIの消費者ヘルプラインに電話すること。

これまで関連する病気の報告はない。

この製品を摂取して健康上の懸念がある場合は、医師の診察を受けること。かかりつけ医に連絡、ヘルスラインに電話、または国立中毒センターに電話すること。

海藻トニックの製品情報

https://www.mpi.govt.nz/food-safety-home/food-recalls-and-complaints/recalled-food-products/seaweed-tonic/

 

-最高経営責任者の特権声明

Chief Executive Privileged Statement

6 September 2023

https://www.mpi.govt.nz/dmsdocument/58888-Chief-executive-privileged-statement-under-section-289-of-the-food-act-2014-Seaweed-tonic

私、ニュージーランド食品安全庁副所長Vincent Arbuckleは、人の命や公衆衛生を守り、国民に情報提供することを目的として、食品法2014年第289章に従って、以下の声明を発表する。

ニュージーランド食品安全庁(NZFS)は海藻トニックの規制されていない販売業者に気づいている。この製品は、食品法2014年に基づく登録要件を満たさない海藻から作られている。

この製品は識別するラベルやブランドを制限している。入手可能な情報から、非正規販売業者や地方の市場を通して販売されていることが示唆されている。「NZ Focuidan」というラベルのついたガラスビン、又はラベルのないビンでも販売されている。ラベルや製品写真は、懸念される製品の特定に役立つよう貼られている。ビンが様々な形やサイズであることにも注意すること。

このトニックには病原菌が含まれる可能性がある。成分として海藻を使用する製品はヨウ素が多く含まれる可能性がある。適切な管理・処置・用量情報がないと、ヨウ素は、特に甲状腺疾患のある人には危険となりうる。海藻も、無機ヒ素、鉛、カドミウム、水銀などの化学物質ハザードを生体内に蓄積する可能性がある。この製品は発酵していると思うが、アルコール含有量はわからない。

この製品は禁止された治療上の効果を謳って販売されており、消費者はこれらの謳い文句に誘導されてはならない。

「NZ Focuidan」のラベルのついた、あるいは特定するラベルやブランドが制限されたり、ない製品を購入した場合、摂取せずに捨てること。

これらの製品について懸念がある場合は、MPIの消費者ヘルプラインに電話をしてください。健康上の懸念がある場合は、医師の診察をうける、かかりつけ医に相談する、または国立中毒センターに連絡してください。

(ラベルやボトルの写真あり)

 

[EU]査察報告

-オランダ―EUに入る動物や商品に関する国的管理及び国境管理所のEU要件順守の検証

Netherlands 2022-7428―Official controls on animals and goods entering the European Union and verification of compliance of border control posts with European Union requirements

08-09-2023

https://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit-report/details/4654

2022年11月8日~12月2日に実施した、オランダの国境管理所(BCPs)を通してEUに入る動物や動物由来商品に関する査察。公的管理は適切な教育を受けた職員に実施され、文書化手順や包括的な情報技術システムに支えられている。だが、輸送中の動物由来商品の管理はEU規則に従っておらず、長年の欠点がまだ解決していない。動物由来以外の商品にも、文書検査の実施、検査場所、アイデンティティや物理的検査が実施される頻度に長年の欠点が残っている。概して、これらの欠点は、オランダのBCPsを通してEUに入る動物や商品はEU規則に従うものだけがEUに入るという保証を提供できていない。

 

[EU]RASFF 2023(0903-0909)

警報通知(Alert Notifications)

ギリシャ産アプリコットカーネルのシアン化物、オランダ産キャッサバチップスの3-MCPD(複数あり)、フランス産ニッコウイガイの下痢性貝毒(DSP)、英国産粉末スパイスミックスのエチレンオキシド、ベルギー産フードサプリメントのアロエエモジン、ドイツ産有機テフ全粒粉のアトロピン及びスコポラミン、ハンガリー及びイタリア産米のカドミウム、ドイツ産アプリコットカーネルのシアン化物高含有、フランス産白トウモロコシ粉末のトロパンアルカロイド、

注意喚起情報(information for attention)

マルタ産トウモロコシベーススナックの着色料E110の未承認使用、ベネズエラ産ココアリキュールのカドミウム、トルコ産粉末ナツメグのアフラトキシン、中国産プロポリス抽出物のクロラムフェニコール、スペイン産マグロロインの水銀、エジプト産飼料用白いヒマワリ種子のアフラトキシンB1、モロッコ産オリーブのクロルピリホス、ドイツ産フードサプリメントのビタミンB6高含有、中国産シリコーン皿の揮発性成分高含有、生鮮メカジキの水銀、日本産緑茶のフェンブコナゾール及びジチオカルバメート、ベトナム産ランサットボンボンのカルバリル、ケニア産ドイツ経由アボカドのクロルピリホス、

通関拒否通知(Border Rejections)

セルビア産桃のホルメタネート、インドネシア産粉末ナツメグのオクラトキシンA、ウクライナ産未精製ヒマワリ油のクロルピリホス、パキスタン産フランス行き米のアフラトキシン、ケニア産豆のカルボフラン、ケニア産緑豆のアセフェート及びメタミドホス、ベトナム産冷凍ナマズフィレのマラカイトグリーン及びロイコマラカイトグリーンの合計のRPA値超過、ドミニカ共和国産ナスのチアベンダゾール、トルコ産キャラメルクリームフィリングのE155(ブラウンHT)高含有、中国産調理済アヒルの卵の銅、トルコ産生鮮ザクロのシペルメトリン、

 

[ANSES]学校等で使用する消毒剤による子供のやけどに注意

Beware of burns to children from disinfectants used in schools

25/08/2023

https://www.anses.fr/en/content/burns-children-disinfectants-schools

2017-2022年の間に、保育園でトイレや家具を消毒するのに使用された製品で、約100件の事故が起きた。これらの事故は主に不適切な消毒剤の使用による。事故のほとんどは重篤ではないが、子供1人は皮膚移植が必要となった。

COVID-19の流行中に事故は顕著に増加

2017-2022年に、フランスの中毒管理センターは、コミュニティ施設で118件の子供の皮膚疾患症例を記録した。これらの事故は保育園でトイレを殺生物製品で消毒した後に最も多く起こった。2020年と2021年に急増が見られたが、これは主に、机、椅子、おもちゃなどの物の消毒で、COVID-19流行中の消毒対策強化による可能性が高い。

2023年にも新しい事故が継続して報告されており、この問題の持続性を反映している。

6歳以下の女児が主に影響を受けている

皮膚が非常に脆弱なため、この問題は主に6歳以下の子供、特に便座に座る幼い女の子に関係している。

大多数の皮膚疾患はたいしたことはなかったが、11人の子供が第2度のやけどを負い、1人の子供がお尻の第3度のやけどのため皮膚移植を受けた。

不適切な製品利用

事故は主に消毒剤の使用の間違いによる:すすぎや希釈の失敗、目的に合わない製品など。

これらの間違いは以下により助長された可能性がある:

・消毒される表面によって異なる、同じ製品の使用条件:例えば、床には希釈しないで使用するが他の表面には希釈する製品;

・その製品を扱う人に使用説明書が入手できない;

・表示上の紛らわしい言葉遣い:例えば、希釈が必要な製品に「すぐに使用できる溶液を直ちに使用すること」。

 

消毒液に関する事故のリスクを抑えるための6つの助言

・消毒される表面に適した製品を使用すること;

特に幼い子供がいるコミュニティ施設では最も危険の少ない製品を選択すること;

・希釈ミスを避けるためにすぐに使用できる製品や使用説明書が明確で簡単な製品を優先すること;

・塗布後あるいは間違ってこぼした後に製品をすすぐこと、または少なくとも表面を乾拭きすること;

・子供の前で掃除や消毒作業をしないこと、子供が消毒した場所に近づくことを許す前に消毒後に一定の期間待つこと;

・職員に消毒剤の正しい利用法の研修をすること。

・皮膚が接触した場合:製品で濡れた衣服を脱ぎ、皮膚を水で徹底的に洗うこと。

影響した部分が広かったり、皮膚の病変が現れた場合は、医師の診察を受けるか中毒管理センターに電話すること。             

詳細

Vigil'Ansesの記事「幼い子供の皮膚やけどの原因となる消毒剤の不適切な使用」(フランス語)を読もう

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://vigilanses.anses.fr/sites/default/files/VigilAnsesN20_Juin2023_Bruluresbiocides.pdf

トキシコビジランス報告書「コミュニティ施設における消毒剤の使用に関連する子供の皮膚障害―フランス中毒管理センターとモニタリングセンターが記録した観察(2017-2022年)」(フランス語)の全文を読もう

https://vigilanses.anses.fr/sites/default/files/VigilAnsesN20_Juin2023_Bruluresbiocides.pdf

 

[EFSA]意見等

-規則(EU) 2015/2283に従って、新規食品としての使用済大麦(Hordeum vulgare)と米(Oryza sativa)由来部分加水分解されたタンパク質の安全性

Safety of partially hydrolysed protein from spent barley (Hordeum vulgare) and rice (Oryza sativa) as a novel food pursuant to Regulation (EU) 2015/2283

EFSA Journal 2023;21(9):8064 1 September 2023

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/8064

(科学的意見)

欧州委員会からの要請を受けて、栄養・新規食品及び食物アレルゲンに関するEFSAのパネル(NDA)は、規則(EU) 2015/2283に従って、新規食品(NF)としての使用済大麦(Hordeum vulgare)と米(Oryza sativa)由来部分加水分解されたタンパク質に関する意見を出すよう求められた。このNFは、ビール生産のもろみ工程の低温殺菌された使用済大麦と米の残留物を酵素処理することで生産される。最終製品を得るために部分加水分解物にいくつかの機械的処理工程が用いられている。このNFは主に、使用済大麦と米由来の部分加水分解物されたタンパク質からなり、粉末状である。パネルは、このNFは、全保存期間である15ヶ月の間に提案された規格基準に準拠していれば、このNFの安定性に関する安全上の懸念はないと指摘している。このNFは、乳製品、ベーカリー製品、パスタ、果物と野菜のスプレッド、スナック、減量用1食代替食品など、様々な食品の成分として使用することを提案されている。対象集団は一般人である。タンパク質の品質面を考慮して、パネルは、このNFは乳児用栄養に適したタンパク源ではないと結論している。パネルは、このNFの組成、提案された使用条件、このNFは単体の食事のタンパク質源ではないことを考慮して、このNFの摂取は栄養的に不利ではないと指摘している。生産工程、このNFの広範な組成キャラクタリゼーション、供給源の使用歴を考慮して、パネルはこのNFに毒性学的研究は必要ないと判断した。更にパネルは、このNFは人に感作し、大麦や米にアレルギーのある人にアレルギー反応を誘発する潜在的な力があると判断した。起こり得るアレルギー誘発性を除き、パネルは、このNFは提案された用途と使用レベルで安全だと結論した。

 

[BfR]複数の甘味料の混合物はヒトの健康にリスクをもたらすか?

Do Mixtures of Several Sweeteners Pose Risks for Human Health?

BfR Opinion no. 005/2023, issued 07 February 2023

https://www.bfr.bund.de/cm/349/do-mixtures-of-several-sweeteners-pose-risks-for-human-health.pdf

甘味料は食品添加物である。食品添加物の使用は規則(EC) No. 1333/2008に従って認可されている。認可の1つの要件は健康リスクがないことである。EUでは、現在20種類の甘味料が認可されている。それぞれの物質に、消費者が認識できる健康リスクなく、毎日の生活で摂取できる物質の量を示す用量が導出される。この用量は許容一日摂取量(ADI)と定義される。

甘味料の組み合わせ使用についてはどうだろう?ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)は、入手可能なデータから甘味料の組み合わせに関連する健康リスクの兆候を提供できるかどうか調査してきた。そのような混合物は、例えばノンアルコール飲料によくみられる。この理由の1つは、一部の甘味料は高濃度で苦い金属的な後味がするからである。これを避けるために、他の甘味料と組み合わせる。

BfRは、2016年から2020年の間にドイツ市場で新たに発売された製品のうち、どの甘味料が最も頻繁に使用されたか調査した。スクラロース、アセスルファムK、ステビオール配糖体、サイクラミン酸塩、サッカリン、シクラメート、アスパルテームについてである。これらの甘味料に起こり得る組み合わせの影響を評価する基礎として、BfRは、EUで食品添加物としての個々の甘味料の認可に考慮されたデータを検討した。その他の関連研究も含まれた。

既存のデータに基づき、1つ以上の甘味料が動物モデルで同じ臓器に有害影響を与えるかどうかを調べた。例えば、甘味料スクラロース、サッカリン、アスパルテームは、エサや飲料水を通してその甘味料の1つを投与されたラットの研究で、腎臓と尿路に有害影響を及ぼした。観察された影響は、当時、単一の物質の認可にはほとんど関係がないと考えられた。

BfRは、(動物モデルにおける)甘味料の組み合わせによる影響は、原則として同じ臓器に観察される可能性があると結論している。BfRが作成したモデル計算でも、以下のように述べている:この影響は、毒性学的に関連すると考えられ、甘味料の用量がそれぞれのADI値に相当する場合、その甘味料の組み合わせ摂取は、腎臓や下部尿路に健康への有害影響となる可能性がある。今のところ、単一の物質と比較して、組み合わせた複数の甘味料が、相互に強化しあう、弱めあう、お互いに影響しない、かどうかはまだ明らかにできていない。この質問に対処する研究が、複合暴露の潜在的な影響評価に役立つだろう。動物モデルで観察された影響がヒトに移行する可能性があるかどうかは、甘味料の組み合わせ影響に関する入手可能なデータが限られているため、現時点では評価できない。

 

[CCDC]CCDC 週報Vol. 5 No. 36 Sept. 8, 2023

https://weekly.chinacdc.cn/fileCCDCW/journal/img/cover/e10beb21-3c0b-42a2-ad66-3519632e2b58.pdf

先天異常予防特集

2023年9月12日 全国先天異常予防デー

葉酸とNTDや染色体異常、先天性心臓欠陥などの統計

 

[NASEM]栄養研究と政策のためのメタ解析の使用:ワークショップシリーズ

Use of Meta-Analyses in Nutrition Research and Policy: A Workshop Series

https://www.nationalacademies.org/our-work/use-of-meta-analyses-in-nutrition-research-and-policy-a-workshop-series

3回のウェビナーシリーズ

 

[FSANZ]食品基準通知

Notification Circular 260-23

11 September 2023

https://www.foodstandards.gov.au/code/changes/circulars/Pages/Notification-circular-260-23.aspx

パブリックコメント募集

・強調表示のための添加された糖の定義

Call for comment on defining added sugars for making claims about food

11/09/2023

https://www.foodstandards.gov.au/media/Pages/Call-for-comment-on-defining-added-sugars-for-making-claims-about-food-.aspx

2023年10月3日まで

 

その他

-詐欺か否か?

Scam or Not?

Joe Schwarcz PhD | 9 Sep 2023

https://www.mcgill.ca/oss/article/critical-thinking-health-and-nutrition/scam-or-not

消化器の悩みを解決すると宣伝するダイエタリーサプリメントEMMA は消化器専門の「医師が保証」を謳う。全くの詐欺ではないものの、EMMA は科学的根拠に影を投げかけるチェリーピッキングされた成分と詐欺的マーケティングの、ダイエタリーサプリメントの規制されていない世界を例示する

私はしばしばこれは詐欺?というメールを受け取る。今回は消化器専門医Dr. Gina Samが保証するEMMAについて。それは19の成分を組み合わせたもので、その個々の成分の文献を調べると何らかの効果があったというものが存在する。ただし用量は全く違う。1日数gを投与して影響があったという成分を50mgずつ入れたこのサプリメントに、根拠があるとは言えない。

 

-動画

ストローは紙かプラスチックか?

Cup o'Joe-Paper or plastic straws?

https://www.youtube.com/watch?v=FBbnsE170-8

環境のために多くのレストランが紙ストローを提供しているが最近PFASが含まれると報道された。PFASにはいくつかの健康影響が報告されているが世界で安全とみなされる量が大きく異なる。それでストローは?カナダの水の基準値だとストローのPFASより飲み物に含まれる量の方が多い。ただしストローはごみになるので使わなくて済むならそれにこしたことはない。

 

タトゥーインクの科学

The science of tattoo inks |The Right Chemistry

https://www.youtube.com/watch?v=83gbfINNiV8

二酸化チタン、酸化鉄、カーボンブラック。これらはタトゥーに使われる色素である。タトゥーインクの有害影響についての文献は驚くほど少ない

 

-コンシューマーラボ

ベルベリンとゴールデンシールサプリメントレビュー

Berberine and Goldenseal Supplements Review

September 07, 2023

https://www.consumerlab.com/reviews/berberine-goldenseal-supplements-review/berberine/

ベルベリンが2型糖尿病の人の血糖値を下げるのに幾分有効なように見えることから「天然のオゼンピック」と宣伝されている。しかしセマグルチドには根拠があるがベルベリンにはない。ベルベリンサプリメントは6検体中5検体が検査に合格したがゴールデンシールサプリメントは3検体全てが失格だった。一製品はほぼ全くベルベリンが含まれず、残り2検体は鉛汚染があった。ベルベリンはビリルビン濃度を上げる可能性があり妊娠や授乳中の女性、小さい子どもは使用すべきでない。

(オゼンピックが高価だからって、代わりに何の関係もないこんなものが売れるのはおかしいのだが)