[ANSES]自家製の除草剤:漂白剤と酢を混ぜないこと
Home-made weedkillers: never mix bleach and vinegar
25/04/2023
https://www.anses.fr/en/content/home-made-weedkillers-never-mix-bleach-and-vinegar
非常に多くの一般用の除草剤の販売が禁止されているため、自分で製品を作ることを選ぶ人が増えている。だが、漂白剤と酢などの特定の成分を混ぜると、時には入院が必要な中毒を起こすことがある。ANSESと中毒管理センターはこの危険な行為についての警告を発表し、「庭での使用が認可されている」という指示のある製品しか使用しないよう助言した。
禁止された除草剤に代わって使用される、安価な日用品の混合物
2019年以降、健康や環境への毒性のため、多くの除草剤が一般用販売を禁止されたため、これらの製品は店頭から消えた。使い慣れた製品を奪われて、インターネット上で提案された代替品を検討している人もいる。全て安価な日用品である、漂白剤、酢あるいは塩酸の使用を勧めるものもある。
入院する恐れのある危険な行為
漂白剤と酢(または他の酸)を混ぜ合わせると有毒な塩素ガスが放出される。
2002年~2013年にフランスの中毒管理センターで記録された中毒事例はたった1件だったが、2019年に発効された一般市民による特定の除草剤の使用禁止以降、この数は203件に増加している。これらの中毒は、主に草取りが最も多く行われる晩春から初夏に発生する。
最もよく観察される症状は咳で、呼吸困難や耳、鼻、喉の炎症を伴うことが多い。暴露した被害者のおよそ半数は治療が必要で、入院した5人の患者のうち、3人が集中治療室に入れられた。
庭での使用が認可されている製品だけを使うこと
中毒リスクを制限するために、ANSESと中毒管理センターは、「庭での使用が認可されている」という指示のある製品だけを使用するよう助言した。これらには、いわゆる生物学的防除製品、ナメクジ駆除用のリン酸鉄などリスクが低いと記載されている製品、オーガニック農場で使用できる製品などが含まれている。
詳しくは
Vigil'Ansesの記事を読もう:「雑草管理に漂白剤と酢を混ぜたものを使用しないこと」2023年3月(フランス語)
https://vigilanses.anses.fr/sites/default/files/VigilAnsesN19_Mars2023_Desherbage.pdf
(安全な除草剤を思想のために禁止して中毒被害を増やすの、まさに寓話)
[ANSES]ANSESは食品安全と品質に関する国際会議IMEKOFOODSを開催する
ANSES hosts the IMEKOFOODS international conference on food safety and quality
25/10/2023
ANSESは、フランスの食品と栄養の科学評価機関として、2023年10月25~27日に予定される第7回IMEKOFOODS会議の開催を申し出た。
最新の科学的進歩を見直し、消費者の健康を保護するために、食品安全と品質、食品化学と計量学、栄養学を専門とする科学者達を引き合わせることを目的とするものである。
医学雑誌「The Lancet」で発表された2017年の研究によると、ナトリウムの多量摂取、食物繊維・果物・野菜の少ない食事、加工肉や砂糖入り飲料の多量摂取など、食事によるリスク要因により1100万人が死亡している。またWHOは、食品中の4つの化学物質に関連して2万人以上が死亡していると推定している。食品取引のグローバリゼーション、世界人口の増加、気候変動、急速に変化する食品システムやライフスタイルが、すべて食品の安全性や品質に、ひいては公衆衛生に影響を与えている。
健康に関する食品リスクの影響をよりよく理解するために、科学者、リスク評価者、政府、製造業者は、厳密で信頼できる計量測定に由来する正確な食品のデータにアクセスする必要がある。
ANSESは、動物・植物由来食品の生産から消費者の食卓まで、フードチェーンの全段階で病原体や有害物質による食品汚染に関連するリスクを評価している。
毎年この会議に参加し、国際的なパートナーと共に科学的活動を提示している。
食品と栄養の分野のANSESの活動についてのさらなる情報
https://www.anses.fr/en/thematique/food-and-nutrition
詳細
IMEKO TC 23に関する詳細情報はウェブサイトをご覧ください。
https://www.imeko.org/index.php/tc23-homepage
[EU]RASFF 2023(0423-0429)
警報通知(Alert Notifications)
コートジボアール産パーム油の未承認着色料スーダンⅣ、イラン産ドイツ経由ピスタチオのアフラトキシン、フランス産ハーブ製品用コットンガーゼからの鉛とクロムの溶出、日本産エネルギードリンクMonsterのカフェイン高含有、モロッコ産フードサプリメントに組み込まれた成分センチフォリアローズのクロルピリホス、
注意喚起情報(information for attention)
中国産複数のウェブショップからベルギーに配達される茶のジュズダマの使用、トルコ産ザクロのアセタミプリド・イマザリル・プロピコナゾール及びスルホキサフロル、オランダ産オンライン販売されている未承認新規食品クラトム(アヘンボク、Mitragyna speciosa) (複数あり)、米国産ベルギーに配達されるフードサプリメントの未承認新規食品トンカットアリ (Tongkat Ali)及びトルケステロン(Ajuga turkestanica)、中国産有機冷凍イチゴのブロマジオロン及びヘキサフルムロン、チェコ共和国産チョコレートの未承認新規食品成分カンナビジオール(CBD)、台湾産ゼリーミックスの未承認食品添加物(E407 及び E410)、タイ産生鮮コリアンダーのクロルピリホス、アルバニア産生鮮ペッパーのホルメタネート、モロッコ産生鮮ペッパーのフルバリネート及びインドキサカルブ、南アフリカ産アボカドのプロクロラズ、
通関拒否通知(Border Rejections)
ベトナム産冷凍ナマズフィレ (Claria gariepinus)の未承認ロイコマラカイトグリーン、ケニア産緑豆のプロフェノホス、モロッコ産キュウリのオキサミル、インド産未承認新規食品フェヌグリークの葉 (Trigonella foenum graecum)のクロルピリホス(複数あり)、インド産エビのニトロフラン(AOZ)、トルコ産サルタナレーズンのオクラトキシンA、エジプト産オレンジのクロルピリホス、トルコ産生鮮レモンのクロルピリホスメチル、インド産アシュワガンダ抽出物のエチレンオキシド、中国産乾燥刻み唐辛子のクロルフェナピル、インド産新規食品の未承認物質/成分、トルコ産生鮮ペッパーのアセタミプリド及び酸化フェンブタスズ(複数あり)、ジョージア産ブルーフェヌグリーク種子 (Trigonella caerulea)のエチレンオキシド、韓国産フードサプリメントのシルデナフィル、トルコ産生鮮レモンの酸化フェンブタスズ及びクロルピリホスメチル、
[EU]欧州議会農業委員会-構造的対話でのStella Kyriakidesコミッショナーの開会挨拶
Opening Remarks by Commissioner Stella Kyriakides at the European Parliament AGRI Committee - Structured Dialogue
24 April 2023
https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/speech_23_2423
ゲノム編集とトリインフルエンザに言及している
(農家向けには技術革新を推奨し農薬使用を減らしより持続可能な農業にする、と言いつつ新しい技術を否定し動物福祉のためにと畜産にもネガティブな「市民」の要求に応えるのってどうするんだろう)
[EU]農業水産評議会、2023年4月25日
Agriculture and Fisheries Council, 25 April 2023
https://www.consilium.europa.eu/en/meetings/agrifish/2023/04/25/
主な結果
バイオエコノミーのチャンス、炭素除去、ウクライナ侵攻後の市場の状況など
・農薬規制案によってEUにおける植物の健康が維持できないことへの懸念
https://data.consilium.europa.eu/doc/document/ST-8119-2023-INIT/en/pdf
2019年に比べて2020年には植物病害虫報告が20%増加、2021年は農薬でコントロールされていた昆虫やダニの増加が報告されている。指定されている病害虫の存在する作物は輸出できない。科学に基づかず代用品のない数値の上だけでの農薬の使用禁止は欧州から農産物の輸出が一切できなくなることを意味するだろう
・食品中PFAS最大基準値設定に関して
他のPFASや食品についても。
等
(EUは苦労して食料を生産するより炭素吸収してることにして補助金もらった方がいいという「農業」にしたいのだろうか)
[EU]意見募集
SCHEERある種の医療機器にフタル酸が存在することのベネフィットとリスクについてのガイダンスを更新するための情報を求める
SCHEER - Call for information for updating the guidelines on the benefit-risk assessment of the presence of phthalates in certain medical devices
2023年7月17日
[EFSA]意見等
-認可更新のための遺伝子組換えナタネMS8、RF3、MS8 × RF3の評価
Assessment of genetically modified oilseed rape MS8, RF3 and MS8 × RF3 for renewal authorisation under Regulation (EC) No 1829/2003 (application EFSA‐GMO‐RX‐024)
EFSA Journal 2023;21(4):7934 26 April 2023
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7934
(科学的意見)
BASF Agricultural Solutions Seed US LLCからの規則(EC) No 1829/2003による申請書EFSA‐GMO‐RX‐024の提出を受けて、EFSAの遺伝子組換え生物に関するパネルは、EU内の栽培を除く、食品及び飼料として使用する除草剤耐性遺伝子組換えナタネMS8、RF3、MS8 × RF3の認可更新申請の文脈観点で、提出されたデータに関する科学的リスク評価を出すよう依頼された。更新申請の文脈観点で受け取ったデータには、市販後環境モニタリング報告書、科学文献の体系的な検索や評価、更新したバイオインフォマティクス分析、申請者又はその代理により実施された追加の文書や研究が含まれていた。GMOパネルはこれらのデータに対して、起こりうる新しいハザード、組換え暴露、あるいは認可期間中に特定され元の申請の文脈観点で以前には評価されていない新しい科学的不確実性を評価した。更新のために検討されているナタネMS8、RF3、MS8 × RF3のイベントのDNA配列が元々評価されているイベントの配列と同じであると仮定して、GMOパネルは、更新申請EFSA‐GMO‐RX‐024に、ナタネMS8、RF3、MS8 × RF3に関する元のリスク評価の結論を変えるような新しいハザード、組換え暴露あるいは科学的不確実性の根拠はないと結論した。
-ポリ臭化ジフェニルエーテル類(PBDEs)、テトラブロモビスフェノールA(TBBPA)、臭素化フェノールの毒性に関する関連科学文献の特定と収集
Identifying and collecting relevant literature related to the toxicity of polybrominated diphenyl ethers (PBDEs), tetrabromobisphenol A (TBBPA) and brominated phenols
EFSA Journal 2023;20(4):EN-8014 25 April 2023
https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-8014
(外部科学報告書)
ポリ臭化ジフェニルエーテル類(PBDEs)、テトラブロモビスフェノールA(TBBPA)、臭素化フェノールの毒性に関する研究を特定・収集するために、3つのデータベースPubMed、Web of Science、SciFinder®で4つの分野の広範な科学文献検索が実施された。3つのデータベースからの検索を組み合わせて重複を削除した後、分野1の文献総数は6,231、分野2は8,236、分野3は4,994、分野4は6,363だった。タイトルと概要(入手できた場合)のスクリーニングと適格基準の適用(含有/除外)によって検索された全ての文献の評価は、分野1の関連文献総数は378 (PBDEs)、46 (TBBPA) 及び29 (BPs)で、分野2では378 (PBDEs)、46 (TBBPA)、29 (BPs)で、分野3では518 (PBDEs)、180 (TBBPA)、49 (BPs)、分野4では717 (PBDEs)、59 (TBBPA)、 18 (BPs)だった。
-ビタミンDの耐容上限摂取量の更新のための準備作業
Preparatory work for the update of the tolerable upper intake levels for vitamin D
EFSA Journal 2023;20(4):EN-7941 24 April 2023
https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-7941
(外部科学報告書)
この技術的報告書ではビタミンDの耐容上限摂取量(UL)の評価に関するデータ収集や科学的根拠の評価について説明する。個別に対応した科学文献検索、データ抽出、エビデンスの評価(すなわち、バイアスのリスク(RoB)評価)、エビデンスの統合後に5つの系統的レビュー(SR)が実施された。
-ショ糖脂肪酸エステル(E 473)の、生後16週間未満の乳児用食品の食品添加物としての再評価および全ての集団グループの食品に使用するための食品添加物としての以前の評価のフォローアップ
Re‐evaluation of sucrose esters of fatty acids (E 473) as a food additive in foods for infants below 16 weeks of age and follow‐up of its previous evaluations as food additive for uses in foods for all population groups
EFSA Journal 2023;21(4):7961 21 April 2023
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7961
(科学的意見)
ショ糖脂肪酸エステル(E 473)は、以前のEFSAの食品添加物・香料・加工助剤及び食品接触物質に関するパネル(AFC パネル)によって2004年に再評価された。また、以前のEFSAの食品添加物及び食品に添加される栄養源に関するパネル(ANS パネル)は、2010年、2012年、2018年にショ糖脂肪酸エステル(E 473)の安全性に関する科学的意見を発表した。これらの評価のフォローアップとして、食品添加物及び香料に関するパネル(FAF)は、生後16週間未満の幼児用食品の食品添加物として使用するために、ショ糖脂肪酸エステル(E 473)の安全性を評価するよう要請された。さらにFAFパネルは、EFSA のAFC及びANSパネルがすでに特定している、一般人用食品に使用する際の問題に対処するよう要請された。この工程には、リスク評価を完了するために、関心のある事業者が要請された情報を提供できるよう、データ募集の公表が含まれていた。パネルは、関心のある事業者が提出した技術的データは、委員会規則(EU) No 231/2012に定められたショ糖脂肪酸エステル(E 473)の規格の改定を裏付けると結論した。入手可能な情報により、E 473は、生後16週間未満の乳児用の全ての種類の食品を含む食品カテゴリー(FCs) 13.1.1と13.1.5.1、及びFC 13.1.5.2で使用されていない。その結果、これらのFCsや年齢グループの食品添加物としてのE 473の使用に対する安全性評価は実施されなかった。提出された一部の食品カテゴリーの使用量を考察する更新された暴露推定量を考慮に入れると、ショ糖脂肪酸エステル(E 473) への暴露推定量は多くの集団グループにとってグループ許容一日摂取量(ADI) 40 mg/kg体重/日を越えていた。
-新規食品として繊維含有量の多い一部脱脂したチアシード(Salvia hispanica L.)パウダーの使用拡大の安全性
Safety of the extension of use of partially defatted chia seed (Salvia hispanica L.) powder with a high fibre content as a novel food pursuant to Regulation (EU) 2015/2283
EFSA Journal 2023;21(4):7904 20 April 2023
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7904
(科学的意見)
欧州委員会からの要請を受けて、栄養・新規食品及び食物アレルゲンに関するEFSAのパネル(NDA)は、規則(EU) 2015/2283に従って新規食品(NF)として繊維含有量の多い一部脱脂したチアシード(Salvia hispanica L.)パウダーの使用拡大の安全性に関する意見を出すよう求められた。このNFはすでに認可されEUのNFsリストに含まれており、同じ生産工程で生産されている。この申請は、熱処理を受ける水分含有量の多いいくつかの食品カテゴリーにおける、食品成分としてのこのNFの使用拡大の評価に限定されている。使用拡大の対象集団は一般集団である。熱処理されたNF(パン)を加えた選択した食品カテゴリーでの加工汚染物質(アクリルアミド、フラン、メチルフラン)の形成に関して提出された情報は、この評価に十分で、安全上の懸念を生じない。このNFの生産工程、組成、規格、提案された用途に関する入手可能な情報から安全上の懸念が特定されなかったことに注目して、パネルは、このNFの推定摂取量はこの評価には必要ないと判断した。パネルは、このNF、繊維含有量の多い一部脱脂したチアシードパウダーは提案された使用条件下で安全であると結論した。
-使用済PETを食品接触物質へとリサイクルするために使用するBandera PURe 15テクノロジーに基づくRoboplastプロセスの安全性評価
Safety assessment of the process Roboplast, based on the Bandera PURe 15 technology, used to recycle post‐consumer PET into food contact materials
EFSA Journal 2023;21(4):7929 20 April 2023
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7929
(科学的意見)
このプロセスから得られるリサイクルPETを室温で長期保存される飲料水を含む全ての種類の食品接触物質の製造に100%使用しても、安全上の懸念とはならない。このリサイクルPETで作られた最終製品は電子レンジやオーブンで使用されることを意図しておらず、そのような利用はこの評価の対象外である。
-全ての家禽種の肥育及び産卵/交配のための育成用、観賞鳥用及び子豚(離乳及び哺乳)用に使用するTrichoderma citrinoviride IMI 360748 (Hostazym C)株で生産したendo‐1,4‐β‐glucanaseからなる飼料添加物の安全性と有効性(Huvepharma NV)
Safety and efficacy of a feed additive consisting of endo‐1,4‐β‐glucanase produced by Trichoderma citrinoviride IMI 360748 (Hostazym C) for use in all poultry species for fattening and reared for laying/breeding, ornamental birds and piglets (weaned and suckling) (Huvepharma NV)
EFSA Journal 2023;21(4):7954 21 April 2023
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7954
(科学的意見)
-離乳子豚用Lacticaseibacillus rhamnosus CNCM I‐3698株及びCompanilactobacillus sp. CNCM I‐3699株からなる飼料添加物の安全性と有効性(STI Biotechnologie)
Safety and efficacy of a feed additive consisting of Lacticaseibacillus rhamnosus CNCM I‐3698 and Companilactobacillus sp. CNCM I‐3699 for weaned piglets (STI Biotechnologie)
EFSA Journal 2023;21(4):7858 20 April 2023
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7858
(科学的意見)
-全ての動物種用リグニンスルホン酸塩からなる飼料添加物の安全性
Safety of a feed additive consisting of lignosulphonate for all animal species (Borregaard AS)
EFSA Journal 2023;21(4):7956 20 April 2023
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/7956
(科学的意見)
[MFDS]日本産輸入食品の放射能検査の結果
輸入検査管理課
2023.4.14〜2023.4.20
https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43315
2023.4.7〜2023.4.13
https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43313
[MFDS]<福島汚染水放出関連 政府合同報道説明資料>
政府は福島汚染水放出に対する科学的・客観的安全性を継続的に確認していきます
輸入食品政策課 2023-04-17
https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43314
□ 本日、主要7カ国(G7)*は日本で開かれた気候・エネルギー・環境大臣会議(4.15~16)で、福島原子力発電所汚染水放出関連内容が含まれた共同声明**を発表した。
*米国、カナダ、ドイツ、英国、フランス、イタリア、日本
**△「廃炉作業の着実な進展と科学的根拠に基づく日本とIAEAとの透明性のある努力を歓迎する」、△「ALPS処理水がIAEAの安全基準および国際法に適合して放出され、人体および環境にいかなる害も及ぼさないようにするためのIAEAの独立的検討を支持する」、△「日本が開放的で透明な方式で国際社会と緊密にコミュニケーションしていくことを促す」
□ 韓国政府はG7、気候・エネルギー・環境大臣会議の共同声明に含まれる福島原子力発電所汚染水に関する内容は、国際原子力機構(IAEA)モニタリングTFが検証中の日本の汚染水海洋放流計画の安全性に対する最終結論とは別として、
○ G7が日本の汚染水処理が国際基準に適合するようにするためのIAEAの独立的検証活動の重要性を強調する文脈で発表されたものと理解するという立場だ。
□ 今後も政府は福島原子力発電所汚染水処理が科学的で客観的に安全に国際基準に適合しなければならず、情報共有を含む処分関連すべての過程が透明に進められるべきという既存の立場を強調していく。
注:G7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合成果文書の原文・日本語訳は以下
https://www.env.go.jp/earth/g7/2023_sapporo_emm/index.html
MFDSはG7文書の引用部分(”~”の中)ではALPS 처리수(処理水)という言葉を使い、地の文では오염수(汚染水)を一貫して使っている
政府は福島原子力発電所汚染水が科学的・客観的安全性検証なしに放流されることに反対することをお知らせします
輸入食品政策課 2023-04-11
https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43312
1.記事の概要
□ ハンギョレ新聞は4月11日、「ユン政府『遺憾・憂慮・反対』一度もなかった」、「太平洋の国々が日本の汚染水を防ぐ手綱を締める時、韓国は『後手綱』」と題する記事で、
○ ムン政府の「断固反対」とは対照的で、日本との関係改善のために国民の健康に直接影響を及ぼす汚染水放流を事実上容認する側に政府の立場が変わったことが分かる。
○ ユン政府になって出てきた3件の報道資料には「憂慮・遺憾・反対」などの字句が完全に抜けた。
○ 2022年5月、ユン政府が発足した後には、「国民の安全と健康が最優先」という言葉だけ繰り返しているだけで、汚染水放流が目前に迫ってきた現時点までも明確な立場を明らかにしていない。
2.説明内容
□ 政府は国民の健康と安全が最も重要であるという原則の下、汚染水に対して科学的・客観的な観点から安全に、国際法・国際基準に適合する方法で処分されるべきだという立場を強調してきた。
○ これは日本政府の汚染水海洋放出決定(’21.4月)以後、これまで継続的に強調している事項である。
*△日本の汚染水海洋放出決定に断固として反対、国際社会とともに汚染水処理全過程について徹底した検証推進(’21.4.13、関係部署合同TF)
*△汚染水海洋放出推進に反対、深刻な懸念表明、放出強行時に国際社会とともに汚染水処理全過程に対する徹底した検証推進(’21.8.25、関係部署合同TF)
*△日本原子力規制委員会に遺憾表明書簡発送、時間制限のない十分な検討と徹底した検証を要求(’21.12.21、関係部署合同TF)
*△安全性検討に必要な十分な情報提供と原子力発電所汚染水の安全な処理のための責任ある対応を持続要求(’22.7.22、関係部署合同TF)
*△イ・ドフン2次官、IAEA理事会に出席、汚染水関連IAEAの徹底した検証と日本側の責任ある対応要請(’23.3.7、外交部報道資料)
□ また、政府は福島原子力発電所汚染水が科学的・客観的安全性検証なしに一方的に放流されることに対して明確に反対することをお知らせする。
○ 特に、「日本との関係改善のために汚染水放流を事実上容認する側に、政府の立場が変わったことが分かる」という報道内容は、国民の健康と安全を最優先とする韓国政府の立場と相反するもので、全く事実でないことをお知らせする。
[MFDS] [部署合同] 汎政府レベルの食品栄養成分情報の標準化、国民の栄養管理やフードテックなど産業発展に貢献
食生活栄養安全政策課 2023-04-20
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47186
政府は関係省庁合同で食品栄養成分情報の標準化および標準化された情報の活用方案を議論するために、産業体・学界・関連機関・政府が協力する発展協議体を構成した。2023年度第1次協議会は4月21日に農林畜産食品部で開催される。
これまで各省庁は農産物、水産物、加工食品など所管別食品栄養成分情報を生産・収集して公開してきた。各省庁が提供する情報は単位、形式などが異なり、消費者・企業などが活用する際に新たに加工しなければならない困難があった。これを解消するために2021年6月に関係省庁(農林畜産食品部・農村振興庁、教育部、食品医薬品安全処、海洋水産部国立水産科学院)間の業務協約を結び、食品栄養成分情報の標準化と統合を進めている。
昨年6月、各省庁ごとに生産・収集した4万6千件の食品栄養成分情報を標準化し公開した。12月にはユーザーの利便性を高め、保有データを拡大し、累積6万6千件*の食品栄養成分情報を二次的に開放して提供した。今後、データベースの持続的な品質管理を通じて、毎年最新化された食品栄養成分情報を提供する予定だ。
*①食品原材料3,593個(農畜林産物1,841個、水産物1,752個)、②加工品54,759個、③食品8,303個
所管省庁と民間専門家の協力・コミュニケーション体系を構築し、食品企業など実際のユーザーが必要とする栄養情報を提供するために、民・官協議体である発展協議会を構成した。発展協議会は年2回定例的に開催し、食品栄養成分情報の標準化などデータベースの運営全般と、標準化された食品栄養成分情報の活用などについて議論する予定だ。
標準化された食品栄養成分情報の提供により、フードテック・非対面健康管理サービスなど関連産業での活用範囲が拡大すると見込まれる。また、信頼度と活用度を高めた食品栄養成分情報を学校給食システム(4世代知能型ナイス)と公共給食プラットフォームなどに連係・活用し、より洗練された青少年栄養管理に役立つものと期待する。
[MFDS]ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の不当広告に惑わされないでください!
サイバー調査チーム 2023-04-20
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47184
食品医薬品安全処は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で食品・化粧品などを広告・販売するインフルエンサー84人のアカウントの不当広告行為を特別に取締った結果、54アカウントで虚偽・誇大広告など不法行為が確認され、速かに投稿削除・停止を要請し、行政処分・捜査依頼をした。
食薬処は最近、SNSで共同購買などの方式で購買を誘導する行為が増加することにより、消費者の被害を防止するために3月からインスタグラム、フェイスブックなどを特別に取締った。
<食品など点検結果>
体験後記などを利用して消費者を惑わすインフルエンサー44人アカウントの投稿248件を点検した結果、37人(42.5%)アカウントで虚偽・誇大広告オンライン投稿178件(71.8%)を摘発した。
食品事例
√(疾病予防・治療に対する効能・効果広告)「各種成人病予防に役立つ」「便秘」、「不眠症に最高」など、病気の治療効能・効果を広告など67件
√(健康機能食品と誤認・混同させる広告)一般食品を「ダイエット」、「免疫力」などに役立つ健康機能食品と誤認・混同させる広告など64件
√(偽・誇張広告)「消化」、「むくみ茶」など、身体の一部または身体組職の機能・作用・効果・効能を表現する表示・広告など25件
√(消費者欺瞞広告)体験記などを利用して消費者を惑わす表示・広告など16件
√(医薬品誤認混同広告)「消化剤」「睡眠導入剤」など医薬品として認識する恐れのある表示または広告など6件
主な事例は、1.体脂肪減少と関連ない一般食品を「すでに体重が2 kg落ちた」、「Before & After」イメージ比較などと広告、2.「湿疹」、「アトピー発生緩和効果」、「脱毛防止」、「成人病予防」など食品が病気治療に効能・効果があるかのように広告などである。
<添付1> 主な摘発事項
<添付2> ソーシャルメディア(SNS)不当広告STOP
[MFDS]オンライン販売製品、「消費者の目」で監視を強化
危害予防政策課 2023-04-19
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47179
食品医薬品安全処と韓国消費者団体協議会は、オンラインで販売する製品の虚偽・誇大広告のモニタリングなど、消費者の自律監視活動を拡大するため、4月19日に第2期食医薬消費者監視団「コンシューマーアイズ(Consumer Eyes)」発足式を開催する。
*食品・医薬品オンライン安全に対する自律監視機能と消費者力量を強化するために消費者団体所属会員を委嘱し、食薬処と消費者団体協力事業として運営中(’22年~)
今年は消費者自立監視活動を強化するため、消費者監視団の人員を既存の22人から72人に拡大・運営し、前年度に活動していた監視団とともに指導プログラムを運営して円滑な活動を支援する。
<添付1> 韓国消費者団体協議会の紹介および会員団体
<添付2> 2022年度第一期コンシューマ会運営結果
[MFDS]オンライン販売、農・水産物の収去検査を実施
農水産物安全政策課 2023-04-19
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47178
食品医薬品安全処は最近、オンラインで農・水産物の販売量が増加したことを受け、先制的な安全管理のために4月24日から28日までに6つの地方食品医薬品安全庁とともに収去検査を実施する。
*オンラインショッピングモール農・畜・水産物取引額(億ウォン、統計庁):(‘20)65,612 → (‘21)83,334 → (‘22)94,611
今回の収去検査対象はオンラインショッピングモールで消費者が多く検索する農・水産物のうち、生産時期などを考慮してサツマイモ、メロン、ニンジンなど農産物180件と、イイダコ、アサリ、イワシなど水産物120件の合計300件を選定した。
検査項目は、農産物については残留農薬基準と重金属・カビ毒基準*適合性を確認し、水産物については使用が禁止されている残留物を含む動物用医薬品の残留基準など、懸念される項目について集中検査する。
*(例)サツマイモ:鉛0.1 mg/kg以下、カドミウム0.1 mg/kg以下、メロン:鉛0.1 mg/kg以下、カドミウム0.05 mg/kg以下、ニンジン:鉛0.1 mg/kg以下、カドミウム0.1 mg/kg以下など
検査の結果、不適合と判定された農・水産物は速やかに販売停止・回収・廃棄し、不適合情報は食品安全国に公開し、再発防止のために不適合品目の生産者・販売者を対象に教育・広報などを実施する。
[MFDS] [報道参考] 輸入「ミニカステラ」食薬処再検査結果適合
輸入流通安全課 2023-04-12
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47162
食品医薬品安全処は、輸入食品など輸入・販売業の営業者((株)PTJコリア)が再検査を要請したミニカステラ(仁川広域市保健環境研究院の最初の検査)*に対して、京仁地方食品医薬品安全庁で再検査を実施した結果、最終適合(安息香酸不検出)判定を行い仁川西区役所にその結果を回答した。これにより、該当製品の2023年3月24日の回収命令措置は、2023年4月11日に撤回された。
注:この件
禁止保存料検出の中国産カステラ、韓国で流通、売り切れ
4/6(木)
https://news.yahoo.co.jp/articles/de9fb069229449e8f9304111eaea3f005ec921e5
どうしてこうなったのかの説明はMFDSサイトにはなく報道もあまりないようだ
[MFDS]基準違反
- [報道参考] 鉛が基準より超過検出された「果菜ジュース」の回収措置
食品管理総括課2023-04-12
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47161
食品医薬品安全処は、食品加工業者が製造して流通業者が販売した「チェジュリアルレモンジュースエブリデイ(食品類型:果菜ジュース)」から、鉛が基準値(0.05 mg/kg以下)より超過して検出(0.20 mg/kg)されたため、該当製品を販売中止して回収措置する。
- [報道参考] 残留農薬が基準超過で検出された輸入「ニンジン」の回収措置
輸入流通安全課 2023-04-12
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47160
食品医薬品安全処は、市販されている中国産「ニンジン」から残留農薬(トリアジメノール)が基準値(0.01 mg/kg以下)より超過して検出(0.06 mg/kg)されたため、該当製品を販売中止して回収措置する。
- [報道参考] 残留農薬が基準超過で検出された「唐辛子」の回収措置
食品管理総括課2023-04-14
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47155
残留農薬が基準超過で検出された輸入「唐辛子」回収措置
食品医薬品安全処は、市販されているベトナム産「唐辛子」から残留農薬(トリシクラゾール)が基準値(0.01 mg/kg以下)より超過して検出(0.04 mg/kg、0.02 mg/kg)されたため、該当製品を販売中止して回収措置する。
- [報道参考] 残留農薬が基準超過で検出された輸入「唐辛子」の回収措置
輸入流通安全課 2023-04-10
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47151
食品医薬品安全処は、市販されているベトナム産「唐辛子」から残留農薬(トリシクラゾール)が基準値(0.01 mg/kg以下)より超過して検出(0.11 mg/kg、0.05 mg/kg)されたため、該当製品を販売中止して回収措置する。
- [報道参考] 残留農薬基準が超過検出された輸入「アボカド」の回収措置
輸入流通安全課 2023-04-20
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47187
食品医薬品安全処は、市販されているコロンビア産「アボカド」から残留農薬(チアベンダゾール)が基準値(0.01 mg/kg以下)を超えて検出(2.03 mg/kg)されたため、当該製品の販売を中止して回収措置する。
[MFDS]<ズッキーニカボチャ更新>
- [報道参考] 「ズッキーニカボチャ」加工食品13件から未承認カボチャ遺伝子追加検出・措置
食品管理総括課 2023-04-10
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47153
食品医薬品安全処は、ズッキーニカボチャを原料とした加工食品の調査過程で追加回収した製品を検査した結果、13製品から未承認カボチャ遺伝子が検出され、食品販売停止システムを通じて直ちに販売を停止し、管轄機関に回収・廃棄などの措置を要請した。
<添付> 未承認ズッキーニカボチャ遺伝子検出加工食品(13件)
-[報道参考] ズッキーニカボチャ加工食品9件から未承認カボチャ遺伝子追加検出・措置
食品管理総括課科 2023-04-12
https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=47163
食品医薬品安全処は、ズッキーニカボチャを原料とした加工食品の調査過程で追加回収した製品を検査した結果、9製品から未承認カボチャ遺伝子が検出され、食品販売停止システムを通じて直ちに販売を停止し、管轄機関に回収・廃棄などの措置を要請した。
食薬処は当初4月中旬までに終える計画だったズッキーニカボチャ原料使用加工食品に対する調査を迅速に終えるため、200製品を収去検査して未承認のカボチャ遺伝子が検出された27製品に対して販売停止して回収などの措置を完了した。
<添付> 未承認ズッキーニカボチャ遺伝子検出加工食品(9件)
[CPSC]イースターバニーネックレスとブティックバタフライジュエルネックレスが高濃度カドミウムによりリコール;カナダCreative Educationが輸入
Easter Bunny Necklaces and Boutique Butterfly Jewel Necklaces Recalled Due to High Levels of Cadmium; Imported by Creative Education of Canada
April 27, 2023
中国製造
[RIVM]使い捨てプラスチック指令の履行後のオランダ市場の代用食品接触物質と溶出する化合物の優先順位付け
Alternative food contact materials on the Dutch market after implementation of the Single Use Plastic Directive and prioritisation of potential migrating chemical substances
28-04-2023
本文英語
2021年に一連の使い捨てプラスチックの禁止が導入された。その多くがストロー、かき混ぜ棒、使い捨て皿など飲食物に使用されていたものであった。これらの製品の禁止以降、紙や麦わら、竹などの代用素材でできたものが使われている。RIVMはどの製品にどの素材が使われていてどんな化学物質が含まれる可能性があるのか調査した。そしてどれが有害な可能性があって食品に移行するかどうかを評価した。
調査の結果、現在使われている素材は広範な物質を含む可能性があることが示された。これらのリスクの可能性について標的を絞って研究するためにRIVMはどの物質を先にさらなる調査対象とするか同定した。
報告書
https://www.rivm.nl/bibliotheek/rapporten/2022-0102.pdf
優先度の高い化合物として
ホルムアルデヒド、ビスフェノールA、フタル酸ジイソブチル、フタル酸イソブチル、フタル酸ジエチルヘキシル、鉛、を同定している。
他紙や木などを加工するのに使う化合物等
プラスチック規制はあまりにも早く履行されたためにゴミや食品廃棄の削減などの他の持続可能性のために政策にとって望ましくない結果を招いている。最も多く使われている紙の代用品はコーティングされているためリサイクルによって蓄積し、持続可能性目標にとっても最適ではない、との記述あり
[FSSAI]お茶に使われている農薬のMRLの運用可能化に関する食品安全基準法2006による指令
Direction under Section 16(5) of Food Safety and Standards Act, 2006 regarding operationalization of MRL of Pesticides used in Tea
[Updated on:28-04-2023]
マメクチン安息香酸、フェンピロキシメート、ヘキサコナゾール、プロピコナゾール、キナルホスがお茶栽培で広く使われている情報に基づき、2020年8月20日の案からお茶でのMRLを引き上げ
(インドの活動家バンダナ・シヴァが、自国では使われている農薬をスリランカでは禁止を求めたのはスリランカの人達がどうなろうとかまわないからなのだろう)
[FSAI]FSAIとHealthy Irelandがコークで食品組成変更のイベントを開催する
FSAI and Healthy Ireland Host Food Reformulation Event in Cork
Wednesday, 26 April 2023
https://www.fsai.ie/news_centre/press_releases/food_reformulation_workshop_26042023.html
Food Reformulation Task Force(アイルランド食品安全局(FSAI)とHealthy Irelandのパートナーシップ)は、コークで、食品製造業者、小売業者及び家庭外の外食産業サービス部門向けの食品組成変更に関するワークショップを開催した。
[FDA]リコール
-Gear Isleは、シルデナフィルとタダラフィルのため、Pro Power Knight Plus、NUX Male Enhancement及びDYNAMITE SUPER Capsulesの全国的な自主的リコールを発表する
Gear Isle Issues Voluntary Nationwide Recall of Pro Power Knight Plus, NUX Male Enhancement and DYNAMITE SUPER Capsules Due to the Presence of Sildenafil and Tadalafil
April 26, 2023
Gear Isleは、男性向け性的強化製品(Pro Power Knight Plus Capsule, 2550 mg、NUX Male Enhancement Capsule、DYNAMITE SUPER Capsule 58,000 mg)にシルデナフィルとタダラフィルが検出されたため、自主的にリコールする。
-TruVision Healthは、健康リスクの可能性があるため、ダイエタリーサプリメント製品をリコールする
TruVision Health Recalls Dietary Supplement Products Because of Possible Health Risk
April 27, 2023
TruVision Health LLC は、未承認の栄養成分ホルデニン及び/又はオクトドリン/DMHA(1,5-ジメチルヘキシルアミン)が含まれているため、リストされているダイエタリーサプリメントをリコールする。
[FDA]警告文書
-Pop Daddy Popcorn, LLC
MARCH 28, 2023
食品CGMP、調理、包装、保管、衛生管理、不純品の問題。
-Spartan Enterprises Inc. dba Watershed Wellness Center
MARCH 08, 2023
未承認の医薬品、不正表示の問題。ダイエタリーサプリメント製品、ハーブ製品を含む。
[FDA]FDAが乳児用調製乳の食品成分と包装要件に関する2つのウェビナーを開催する
FDA to Host Two Webinars on Infant Formula Food Ingredients and Packaging Requirements
April 26, 2023
米国食品医薬品局(FDA)は2023年5月24日と6月7日にウェビナーを開催し、規制要件に関する情報と乳児用調製乳の成分と包装に関する考慮事項をステークホルダーに説明する。
[FDA]消費者向け情報
-FDAは10代の若年成人における選択的アンドロゲン受容体モジュレーター(SARM)の使用について警告する
FDA Warns of Use of Selective Androgen Receptor Modulators (SARMs) Among Teens, Young Adults
04/26/2023
FDAは一般にSARMと呼ばれる選択的アンドロゲン受容体モジュレーターに関連する有害事象の報告が続いており、消費者に警告している。
動画有り
[USDA]請願
Petitions
https://www.fsis.usda.gov/policy/petitions
EWGから提出された請願
Petition Submitted by Environmental Working Group
Apr 27, 2023
https://www.fsis.usda.gov/policy/petitions/petition-submitted-environmental-working-group
最近認められた“低炭素牛肉Low-Carbon Beef”という強調表示を禁止せよというもの
他に二酸化炭素排出量に関する強調表示は第三者認証を要求すべき、そのような強調表示をするなら数値を示せ。
牛肉が低炭素などというのは誤解を招く
(EWGだけど主張はわかる)
[WHO]ウェビナー:食品の目的を強化する
Webinar: Enhancing the purpose of food
4 May 2023
WHOの食品安全部によるウェビナー。葉酸強化を例にフードシステムによって社会課題に対応する
(葉酸強化はスタンスを明らかにする踏み絵として有用。貧しい人達の健康にとって有効なこの施策を有機信奉者や添加物忌避者は否定する)
[NASEM]報告書
-米国は新たな、進歩した原子炉の基礎を築き始めるべきである、新しい報告書は言う
U.S. Should Begin Laying the Foundation for New and Advanced Nuclear Reactors, Says New Report
April 27, 2023
-ヒト以外の霊長類モデルシステムの最新科学と将来の必要性:報告書発表
State of the Science and Future Needs for Nonhuman Primate Model Systems: Report Release
May 4, 2023 報告書発表ウェビナー
論文
-腸内微生物叢は一日をとおして、そして季節によって変動する
Gut microbiome fluctuates throughout the day and across seasons
28-APR-2023
https://www.eurekalert.org/news-releases/987271
Digestive Disease Week® (DDW) 2023で発表された
-減量手術は肥満関連がんのリスクを半分以上減らすかもしれない
Bariatric surgery may cut risk of obesity-related cancers by more than half
28-APR-2023
https://www.eurekalert.org/news-releases/987247
DDW 2023で発表された減量手術を受けた患者の10年フォローアップ研究
(つまり食品中の発がん物質より肥満そのもののほうがががんの原因として大きい可能性)
-米国のがん死は減っている-ただし十分早くない
Natureニュース
US cancer deaths are falling — but not fast enough
27 April 2023 Heidi Ledford
https://www.nature.com/articles/d41586-023-01444-9
25年間で死亡率半減のがんムーンショット目標を達成するには、モデルでは死亡率はもっと早く低下しなければならない
Cancer Discoveryに発表されたNCIの研究
がん死亡率減少の多くは肺がん死亡率の低下によってもたらされたもの。
前立腺、膵臓、肝臓がんについてはあまり喜ばしくない傾向だが、肝臓がんの主要因であるC型肝炎ウイルスへの抗ウイルス薬治療が可能になったことが期待できる要因。
-米国のCOVID-19緊急事態を通過する
Moving past the COVID-19 emergency in the USA
THE LANCET EDITORIAL| VOLUME 401, ISSUE 10386, P1399, APRIL 29, 2023
米国のCOVID-19緊急事態が終わりを迎えている。5月11日に公衆衛生緊急事態宣言が失効し、その他の緊急認可は既に終わっている。その結果、COVID-19対応を支援する広範囲な条項が終わっている。これらの変更は象徴としても重要である。緊急事態が終わったということは米国史上最悪の健康災害の一つの重大な分岐点である。今何がおこっている?
保健福祉省は公衆衛生緊急事態からの移行ロードマップを提供している。COVID-19ワクチンは2024ね9月30日まで提供されるが、治療や検査には支払いが必要になるだろう。検査結果や予防接種データのCDCへの提供義務も終わる。政府は次世代ワクチンや治療法の開発に資金提供する。
前に進むには過去の間違いを認めることも必要になる。COVID-19に関してはそれは米国におけるパンデミックの核心にあった矛盾を理解することである。何故世界で最も豊かで、世界健康安全保障指数でパンデミック対応能力が世界で第一位であったこの国が、110万人以上という世界で最も多くの人口あたりの死者を出したのか?
まずCOVID-19もともとあった健康の不平等をむき出しにした。
COVID-19の緊急時対応はリーダーシップの乏しさに象徴される。
Warp Speed作戦は記録的速さで新型ワクチンを作ったが、デマにより悪化したワクチン躊躇が有効性を減らした。
-停電と南アフリカの医療
Power cuts and South Africa's health care
Munyaradzi Makoni
THE LANCET WORLD REPORT| VOLUME 401, ISSUE 10386, P1413, APRIL 29, 2023
南アフリカの電力不足が病院に大きな被害を与えている状況をケープタウンから報告する
その他
-乳汁分泌クッキーはただのクッキーか?
Are lactation cookies just cookies?
Cat Wang, B.Sc. | 28 Apr 2023
乳汁分泌クッキーは授乳中の母親に乳汁分泌を促すと宣伝して販売されている。最近の研究がそれを調べた。
Galactagogue(催乳剤)と呼ばれる乳汁分泌を促すとされる成分を含むというクッキーが販売されている。しかし研究では普通のクッキーと変わらない
-WHOには疑似科学の問題がある
The World Health Organization Has a Pseudoscience Problem
Jonathan Jarry M.Sc. | 28 Apr 2023
全ての人に医療へのアクセスを保証するために、WHOはホメオパシーと中国伝統医学とrhythmical embrocations(マッサージ療法)を推進
(中国とインドが自国に都合が良いので推進して欧米の社会正義の戦士達が後押ししているので止まらないだろう)
-裏をかかれた(FOXから出た)!
Outfoxed!
Joe Schwarcz PhD | 26 Apr 2023
https://www.mcgill.ca/oss/article/critical-thinking-pseudoscience/outfoxed
ずる賢くて嘘つきのTucker CarlsonがFOX Newsのホストをやめた
デマ軍の五つ星将軍であるFOXネットワーク最大の輝けるスターTucker Carlsonがキャスターを解雇された
(Dominion Voting Systemsとの訴訟の余波らしい)
-動画
COVIDデマに終わりはない
Cup o'Joe-No end to COVID misinformation
2023/04/26
https://www.youtube.com/watch?v=Egt1caCFAbA
ワクチンに色素が入っているとかスワブ検査で磁石の粒子が入れられて行動を監視されるというデマの由来を考察
Apeeling(Apeel社)かAppalling(最悪)か?
Cup o'Joe-Apeeling or Appalling?
2023/04/28
https://www.youtube.com/watch?v=g7mqiickejg
インターネットは諸刃の剣である。適切に使えば有用な情報が得られるが、不適切に使うと感覚が歪む。今回はカリフォルニアの“Apeel Sciences”社の作ったEdipeelという製品について。Edipeelは果物や野菜にスプレーして使うプラスチックフィルムの代用になるという無味の食べられる保護コートで、野菜や果物の加工残渣や絞りかすなどから抽出した脂肪でできていて保護膜を作ることで水分喪失などを防ぎ長持ちさせる。この製品を使った果物野菜には“Apeel”ステッカーが貼られる。それに対してApeelという単語をネットで検索した人が「重大な目の傷害、アレルギー反応、水棲生物へのダメージ」をおこすという情報を見つけ、“Apeel”ステッカーがついている農産物は食べるなと警告した。しかしこの検索は間違いがあって、その人が見つけた情報は英国のEvans Vanodine Company社が販売しているオレンジの香りのする洗剤Apeelについてのものだった。
しかしEdipeelについての他の疑問は正当である;主に有機哲学信奉者からであるが、原料となる野菜や果物はオーガニックなのか、抽出に使った溶剤は?など。