2019-01-08

[NHS] スーパーマーケットのレジ前からスナックを取り除くことが不健康な購入を削減する

Removing snacks from supermarket checkouts cuts unhealthy purchases

Thursday December 20 2018

https://www.nhs.uk/news/pregnancy-and-child/removing-snacks-supermarket-checkouts-cuts-unhealthy-purchases/

「スーパーマーケットのレジにて甘い菓子を置くことを禁止することは『効果がある』」とBBC Newsは報道する。

スーパーマーケットのレジにある甘い菓子、チョコレート及びポテトチップスの陳列は、長い間、列に並んでいる間の衝動買いを促し、また子供が親にせがむ原因とされてきた。

最近、いくつかのスーパーマーケットはレジ周辺からこれらの不健康なスナックを取り除く方針を導入した。しかし、その効果の研究はほとんどなかった。

研究者は、英国のスーパーマーケット9つのうち6つの方針を変更した前後において、典型的なレジ商品‐ポテトチップスの小袋、砂糖入りの甘いお菓子及びチョコレートのミニバーの購入をモニターするため、英国30,000世帯からの情報を使用した。彼らはレジ食品に関する方針があるスーパーマーケットと方針がないスーパーマーケットで、「帰り道での」(家につく前の)消費目的のこれらの商品の購入を比較した。

この研究は新しい方針を導入後、すぐに、これらの不健康な商品の購入が平均で約17%減少したことを示した。さらにレジ食品に関する方針があるスーパーマーケットに行った場合、家に到着する前にこれらの商品を買って食べる人は75%少ない。

研究はどのようにどこにスーパーマーケットが食品を陳列するかが、どの程度我々がこの種の食品を食べるかに影響を与えるかもしれないことを示す。しかし、人々が購入をほかの店に変えたかどうか、あるいは代わりにポテトチップスやチョコレートの大量包装のものを買ったかどうかはわからない。

エビデンスは子供が健康的な食習慣を奨励される場合、成人同様このような習慣を維持する傾向が強いことを示す。子供向けの健康的な食事に関する助言は以下で詳しく読める。(https://www.nhs.uk/conditions/pregnancy-and-baby/understanding-food-groups/

 

[NHS] 甘味料は「ほとんど健康効果がない」と研究でわかる

Sweeteners have 'few health benefits', study finds

Thursday January 3 2019

https://www.nhs.uk/news/food-and-diet/sweeteners-have-few-health-benefits-study-finds/

「砂糖の代用品の健康効果のエビデンスはないと研究でわかる」とThe Guardianは報道する。

研究者は健康に対する甘味料の効果を調べるエビデンスの大規模なレビューを実施した。(研究者はノンシュガー甘味料あるいはNSSという用語を使用した)。

ノンシュガー甘味料はサッカリンのような人工的に合成された甘味料やステビオールのような天然のノンカロリーの甘味料を含む。ノンシュガー甘味料は砂糖が肥満の蔓延を増大させているという懸念のため、より人気になりつつある。

主要な知見は一握りの質の低い試験にのみ基づいたものだったが、研究者はレビューで成人や子供の56の研究を対象とした。多くは信頼できる結果を示すには小規模あるいは期間が短すぎるものだった。

砂糖でなくノンシュガーの代用品を摂取した場合、成人は肥満度指数(BMI)が低く、血糖管理がうまくいったといういくつかのエビデンスを発見した。

しかし、これらの知見は確固たるものでなく、少数の比較的小規模の研究に基づいたものであった。

その他の健康効果のエビデンスはほとんどなかった。それからノンシュガー代用品に由来する有害性のエビデンスはないことを発見したものの研究者は有害性を排除することはできないと述べた。

ノンシュガーの代用品は多くの砂糖より好まれるかもしれないが、よりよい選択は甘くした食品あるいは飲料をやめることまたはそれらを摂取する頻度を減らすことであろう。The Guardianにおいて引用された独立した専門家が言っているように:「人工甘味料を使用し甘くした代用飲料は…より望ましい選択肢である水に勝るものではない」

水道水はカロリーがなく、かなり安い。

 

[FSAI] Piacelli Citrilemon濃縮レモンジュースに表示されない二酸化硫黄

Undeclared Sulphur Dioxide in Piacelli Citrilemon Lemon Juice Concentrate

Friday, 4 January 2019

https://www.fsai.ie/news_centre/allergen_alerts/lemon_juice.html

Piacelli Citrilemon(濃縮レモンジュース)にラベルに表示されない二酸化硫黄及び亜硫酸塩。製品の写真掲載あり。

 

[MPI] 貝のバイオトキシン警告-Granville Point and Cape Karikari

Shellfish biotoxin alert – between Granville Point and Cape Karikari

08 Jan 2019

https://www.mpi.govt.nz/news-and-resources/media-releases/shellfish-biotoxin-alert-between-granville-point-and-cape-karikari/

MPIは北島地域のGranville PointとCape Karikari (Whakapouaka)の間の地域における貝の捕獲あるいは消費をしないよう市民に公衆衛生警告を出した。Houhora 及びRangaunu Harboursを含む。

https://www.mpi.govt.nz/travel-and-recreation/fishing/shellfish-biotoxin-alerts/#map-granville-point

 

[HK] 法令違反サンプル結果。Goat’s Milk Beverage Powderが栄養表示規則に違反している

Goat’s Milk Beverage Powder not in compliance with nutrition label rules

Tuesday, January 2, 2019

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20190102_7286.html

食品安全センターが検査したところ、マレーシアのBonvitasの「Goat's Milk Beverage Powder」において、申告含有量は、タンパク質: 8.8g/100g、食物繊維: 3.4g/100g、カルシウム: 558mg/100g、鉄分: 0.53mg/100g、リン: 762mg/100g、マグネシウム: 97mg/100g、銅: 0.037mg/100g、亜鉛: 3mg/100g、マンガン: 0.051mg/100g、ビタミンB1: 34.3mg/100g、ビタミンB2: 2.3mg/100g、葉酸: 24.2mg/100gであるところ、検出含有量は、タンパク質: 4.2g/100g、食物繊維:未検出、カルシウム: 130mg/100g、鉄分: 0.1mg/100g、リン: 190mg/100g、マグネシウム: 16mg/100g、銅:未検出、亜鉛: 0.45mg/100g、マンガン: 8ug/100g (i.e. 0.008mg/100g)、ビタミンB1:未検出、ビタミンB2: 82ug/100g (i.e. 0.082mg/100g)、葉酸: 未検出であった。

 

[COT]2018年12月4日の会議の議事録案

https://cot.food.gov.uk/sites/default/files/cotdraftminutesdecember2018.pdf

P5に2018年10月23日の会合の件で、EFSAのダイオキシンの評価に関して

COTのこの議論の議事録案はCOTの見解をEFSAに伝えるため提出した。それからEFSAの意見は公表された。一部の加盟国は意見に合意せずEFSAはそのコメントも公表した。FSAがこのEFSAの意見に関する英国の立場について最終化する必要があるだろう。このため、他国のコメントと10月の会合での見解に付け加えることがあるかどうか回覧する。特にFSAはこれらのコメントでCOTが同定した保留事項が、新しいTWIに異議を唱える根拠になるかどうかを知りたい。

 

(言及されているEFSAの意見への疑問については

ドイツ

http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/event/DE_considerations_Dioxins%20Info%20Session_181113.pdf

スペイン

http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/event/ES_considerations_Dioxins%20Info%20Session_181113.pdf

フィンランド

http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/event/FI_considerations_Dioxins%20Info%20Session_181113.pdf

アイルランド

http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/event/IE_considerations_Dioxins%20Info%20Session_181113.pdf

アイスランド

http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/event/IS_considerations_Dioxins%20Info%20Session_181113.pdf

イタリア

http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/event/IT_considerations_Dioxins%20Info%20Session_181113.pdf

オランダ

NL questions and comments on the EFSA Scientific Opinion

http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/event/NL_considerations_Dioxins%20Info%20Session_181113.pdf

スウェーデン

http://www.efsa.europa.eu/sites/default/files/event/SE_considerations_Dioxins%20Info%20Session_181113.pdf

これだけ反対されても無理矢理低くしたとは。何の力だろう??)

 

[PHE]英国の10才は18才分の砂糖を摂っている

10 year olds in the UK have consumed 18 years’ worth of sugar

Published 2 January 2019

https://www.gov.uk/government/news/10-year-olds-in-the-uk-have-consumed-18-years-worth-of-sugar

PHEは家庭で砂糖を減らすのに役立つ新しいChange4Lifeキャンペーンを開始

親向けに、砂糖の多いものを少ないものに交換することを薦める。

・砂糖の多いヨーグルトを低糖のものに

・砂糖を加えたジュースを砂糖を加えていないものに

・砂糖の多い朝食シリアルを低糖のものに

企業は製品の組成の見直しを薦め、低糖製品には‘Good Choice’マークをつける

 

[PHE]PHE健康への害キャンペーンは喫煙者に止めることを勧める

PHE Health Harms campaign encourages smokers to quit

28 December 2018

https://www.gov.uk/government/news/phe-health-harms-campaign-encourages-smokers-to-quit

喫煙による恐ろしい害を示す新しい動画を発表

 

[BfR]科学を強化し、不必要な動物実験を避ける

Strengthen science, avoid unnecessary animal experiments

07.01.2019

https://www.bfr.bund.de/en/press_information/2019/01/strengthen_science__avoid_unnecessary_animal_experiments-239405.html

ドイツ実験動物保護センターが新しい動物実験登録を開始

実験を開始する前にデータベースに登録する制度が2019年1月7日から開始

 

[ASA]ASA裁定

ASA Ruling on Assured Food Standards

02 January 2019

https://www.asa.org.uk/rulings/assured-food-standards-a18-465829.html

Assured Food Standards(英国の農民連合による食品の品質認証団体)のレッドトラクターマークのテレビ広告に対して完全菜食主義推進団体Viva!と28人が動物の福祉を保証しないと苦情申し立て。ASAは苦情を却下。

 

(相変わらず攻撃的な菜食主義者。あまりに過激なので反感を買って放送されたテレビ番組に文句を言っている。

チャンネル4のビーガンについての真実The Truth about Vegans

感想はこんな感じ

The Truth about Vegans: a timely and thought-provoking look at vegan activism

Sarah Carson5 days Wednesday January 2nd 2019

https://inews.co.uk/culture/television/truth-about-vegans-review-channel-4-dispatches-vegan-activism/

今は食べる肉を減らすことについては支持されているのだから、農場で「生きたかった」と掲げてクリスマス用のシチメンチョウの通夜をしたり肉を食べるのは赤ちゃんを食べるのと同じと主張したりする過激派より穏健派の方が説得できる可能性は高い)

 

論文

-バランスのとれた食事と運動は妊娠糖尿病を予防しないかもしれない

Balanced diet, exercise may not prevent gestational diabetes

7-Jan-2019

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-01/lsu-bde122118.php

Pennington生命医学研究センターによる、妊娠糖尿病予防のために体重増加を抑制する臨床試験に参加した5000人以上の妊娠女性のデータから、運動して食生活を改善して体重増加を抑制しても、何もしなかった女性と同じ率で妊娠糖尿病になることが示された。Cell Metabolism.。妊娠糖尿病の主なリスク要因である過剰な脂肪やインスリン抵抗性は妊娠初期から明確で、もとの体重が重い。さらに家族に糖尿病患者がいて空腹時血糖が高い。

この結果は妊娠女性が健康的な食事と運動の努力を止めるべきということではなく、妊娠糖尿病予防のためには異なるアプローチが必要であることを示唆する

 

-オピオイドが米国の自殺と薬物過剰使用が二倍になることの燃料になった

Opioids fueled a doubling of suicides and overdoses in the US

7-Jan-2019

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-01/mm-u-ofa010719.php

NEJMに発表された新しい論文によると、米国の成人の自殺と薬物過剰使用による死亡は17年前の2倍で、重要な寄与因子はオピオイドである。2000年は41,364人が死亡していたが2017年は110,749人だった。10万人あたりでは14.7から33.7になった。オピオイドは自殺の41%以上、薬物過剰使用の2/3以上に関与していた

 

その他

-35周年を祝う:より経験を積み、より賢くなることを望む

Celebrating 35 Years: Older and, We Hope, Wiser

by John Swartzberg, M.D. 

http://www.berkeleywellness.com/healthy-community/health-care-policy/article/celebrating-35-years-older-and-we-hope-wiser

2019年にカリフォルニア大学バークレー校ウェルネスレターは35周年を迎える。

誕生日は過去の実績を振り返る時である。400号以上を見直すと、やり直したいこともある。例えば、

・我々は心疾患の原因として食事由来の脂肪を非難してきた。今はそんなに単純ではないことを知っている。心臓にとって健康的な不飽和脂肪もある。そして乳製品中の飽和脂肪は心臓の健康にニュートラルである

・今では信じられないことだが、1990年代初期に我々はビタミンCやEやベータカロテンサプリメントを薦めていた-しかし研究で利益がなく時にリスクとなることが示されてやめた

・多くの健康専門家同様、女性のホルモン補充療法に対して初期にはあまりにもポジティブで、そして2002年のWHIの知見後はあまりにも警戒的だった。その後、若返りの水ではないもののそこまでリスクが大きいわけではないことがわかった

しかし我々の中核は無傷のままである。健康にとって重要なのは食べものに注意し運動し精神的に活動的でタバコを吸わないで必要な検診と予防接種を受けること。我々は常に健全な懐疑を含む智の力を信じてきた。だから我々の読者は健康上の恐怖を煽る宣伝屋には警戒しあまりにもできすぎた宣伝をする製品やダイエタリーサプリメントを買う前に考えるだろう。もうひとつ変わらないことは社会的サポートと楽観主義の力への信頼である。

今回の記念日に新しい出版物を増やした。40周年や50周年にはもっと進歩していることだろう

(昔間違ってました、って言えるのは大事。)

 

-米国政府のシャットダウンは科学に影響し始める

Scienceニュース

U.S. government shutdown starts to take a bite out of science

By David MalakoffJan. 7, 2019 ,

http://www.sciencemag.org/news/2019/01/us-government-shutdown-starts-take-bite-out-science

政府の職員ではない科学者でも研究のため国立公園に入ることができなくなった、政府アカウントの電子メールはチェックできない、旅行禁止で学会やイベントのキャンセル、などが報告されている

 

-Quackwatch

IV栄養クリニックへの規制対応

Regulatory Actions against IV Nutrition Clinics

Stephen Barrett, M.D. January 7, 2018.

https://www.quackwatch.org/01QuackeryRelatedTopics/iv_nutrition.html

近年全国に二日酔いや時差ぼけなどのよくある問題から速やかに回復することを謳った点滴ラウンジや移動点滴車ができている。ペンシルベニア大学医学部教授のStanley Goldfarb医師が点滴で水分を補給する必要がある症状はごく僅かで、安全でない行為で人々が傷つく可能性がありもっと規制すべきだと警告している。この記事は何故そのようなところを避けるべきなのか、連邦規制はどうなっているかを説明する。

(点滴ラウンジとか点滴バーとか日本にもある。医学教育とは)

 

-何か胡散臭い(魚くさい)。これはジャガイモで作った完全菜食主義スモークサーモン

Something smells fishy. Is it the vegan smoked salmon – made with potatoes

Sat 5 Jan 2019

https://www.theguardian.com/lifeandstyle/2019/jan/05/supermarkets-offer-vegan-fish

スーパーマーケットは魚を使わないマグロや寿司やエビを作って最後の食品フロンティアを開拓した

2018年が植物ベースのハンバーガーの生まれた年なら2019年は魚模造品がビーガンの食卓に多くなるだろう。

Waitroseが独自ブランドのFishless Fingers(魚を使わない魚フライ)を販売開始した。Sainsbury’sはビーガンスモークサーモン、エビなどを販売しLoma Lindaは魚フリーツナを売る。ビーガンシーフードは素晴らしい、とビーガンブロガーPhilipp Ertlは言う。

ビーガンスモークサーモンの重要成分は、魚くさいことで有名なコンニャク。

 

-研究が緑茶と2型糖尿病リスクの増加を関連づける

Study links green tea with increased risk of type 2 diabetes

BEIJING (XINHUA)

https://www.straitstimes.com/asia/east-asia/study-links-green-tea-with-increased-risk-of-type-2-diabetes

上海女性健康研究と上海男性健康研究の参加者119373人のデータを含む。緑茶を飲めば飲むほど糖尿病が多い

 

-今年のダイエットは全くダイエットしないこと

The big diet this year could be no diet at all

Emma Waverman

Special to The Globe and Mail 

Published January 6, 2019

https://www.theglobeandmail.com/life/food-and-wine/article-the-big-diet-this-year-could-be-no-diet-at-all/

今年の新年の誓いがダイエットするぞ、ではなくダイエットしない、ならどうする?2年前 Angela Yazbekはそうした。その結果かつてなく健康で幸福になった。YazbekはもとCBCプロデューサーのヨガ講師で、何年も食品にこだわり制限してきた末に、直感的食事方針に従うことにした。食事を抜くことなく食欲に応じて三食食べている。直感的食事は計画ではないしダイエットでもない。そうではなく、それは食品へのシンプルなアプローチである。お腹が空いたら食べお腹が一杯になったら止める。新しい概念でもないが、最近流行しつつある。インスタグラムのアカウントには「クリーンな食生活」や流行のダイエット法や専門家と称する人たちが薦める考えが溢れている。しかしそれらは身体の声を聞くことから遠ざけ痩せようと熱望し絶え間ない不安を生じ誰も健康にならない。この恐怖はダイエット業界には必要でそれがお金になる。しかし直感的食事は食事の楽しみを強調する。痩せていることが優れているわけではないしケールのサラダがいいわけでもない。ダイエットやクリーンな食事に強迫観念をもっている世界では、欲しいだけ食べることがまるで不自然で不合理なことであるかのように言われる。食事と身体に平和をもたらすためには、食に関する強迫をやめて楽しむことを学ぶことだ-ジャンクフードだろうと野菜だろうと。

(中略)

全ての専門家が合意しているわけではない。行動体重管理計画医学指導者のYoni Freedhoff,博士は「食品は直感では判断できない」という。「加工食品は人々にたくさん食べさせることを目標にしている。直感的に食べれば食べ過ぎになる」

(略)