2019-10-21

[EU]RASFF Week42-2019

警報通知(Alert Notifications

フランス産冷凍家禽肉のラサロシド(229 µg/kg)、アフガニスタン産ドイツ経由乾燥アプリコットの亜硫酸塩非表示(160 mg/kg)、オーストリア産食品サプリメントの未承認物質テトラヒドロカンナビノール(THC) (678.5 mg/kg)、ドイツ産ヘンプパウダーの未承認物質テトラヒドロカンナビノール(THC) (1013 mg/kg)及び未承認新規食品成分カンナビジオール(CBD)、チェコ共和国産食品サプリメントのピロリジジンアルカロイド(2540 µg/kg)、ウズベキスタン産トルコ経由ビターアーモンドカーネルのシアン化物高含有(> 500 mg/kg)、ドイツ産ハーブティーミックスのピロリジジンアルカロイド(1167.8 µg/kg)、英国産食品サプリメントの未承認物質シルデナフィル、スペイン産冷凍メカジキロインの水銀(2.39 mg/kg)、チェコ共和国産バナナチップスのベンゾ(a)ピレン(3.8 µg/kg)

注意喚起情報(information for attention

2,4-ジニトロフェノール (DNP)のオンライン販売、ロシア産ポリアミドソーセージケーシングからの高濃度の総溶出量(18.7 mg/dm²)、ラオス産サヤインゲンの未承認物質トリアゾホス(0.16 mg/kg)、ベトナム産加水した冷凍パンガシウスフィレの塩素酸塩(44.3 mg/kg)

フォローアップ用情報(information for follow-up

チェコ共和国産ツナと野菜入りベビーフードのヒ素(0.126 mg/kg)及び水銀(0.029 mg/kg)、産出国不明スウェーデン経由オレンジピールのクロルピリホス(0.079 mg/kg)、オランダ産プラスチックボトルと接触する水の官能特性の悪化(匂いと味)

通関拒否通知(Border Rejections

米国産茹でピーナッツのアフラトキシン(B1 = 2.7; Tot. = 3.0 µg/kg)、タジキスタン産トルコから発送したビターアーモンドカーネルのアフラトキシン(B1 = 147; Tot. = 159 µg/kg)、米国産食品サプリメントの未承認物質β-アラニン及び2-ヒドロキシイソカプロン酸(HICA)、トルコ産ペッパーのフェンバレレート(0.305 mg/kg)

 

[EU]査察報告

リトアニア農薬の持続可能な利用

Lithuania―Sustainable use of pesticides

18/10/2019

http://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=4191

2019326日~43日にリトアニアで実施した、農薬の持続可能な利用の達成手段の実行を評価するための査察。農薬散布装置(PAE)にはEU条件に従って国内法で免責が規定されている種類もある。総合的病害虫管理の一般原則の実行は植物保護製品(PPPs)の全ての職業的利用者の義務だが、農場レベルでは管理できていない。PAE検査ステーション承認システム、害虫モニタリング、早期警告など、リトアニアは多くの努力を注いできた。2010年以降空中散布には免責が認められていないため、ヒトの健康と環境への影響を回避できている。

 

[EFSA]Trichoderma reesei (DPNzc36)由来食品酵素セルラーゼの安全性評価

Safety evaluation of the food enzyme cellulase from Trichoderma reesei (strain DPNzc36)

EFSA Journal 2019;17(10):5839 18 October 2019

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/5839

この食品酵素セルラーゼ(4(1,3;1,4)βDグルカン 4グルカノヒドロラーゼ; EC 3.2.1.4)は、Danisco US Inc社が遺伝子組換えTrichoderma reesei (DPNzc36)で生産した。この遺伝子組換えは安全上の懸念を生じない。この食品酵素に生産生物の生きた細胞や組換え DNA は含まれない。この食品酵素は蒸留アルコール生産、グルコースシロップ生産用澱粉加工、醸造工程での使用を意図している。この食品酵素の残留物量は蒸留工程や醸造工程で除去されるため、この食品工程の食事暴露は算出されなかった。醸造工程に推奨される最大使用量とEFSAの包括的欧州食品摂取データベースの個別のデータに基づき、この食品酵素への食事暴露-総固形有機物量(TOS)は最大0.131 mg TOS/kg 体重 (bw)/日と推定された。遺伝毒性試験では安全上の懸念を生じなかった。全身毒性はラットの90日間反復経口投与毒性試験で評価された。推定される食事暴露と比較して、無毒性量は少なくとも97.6 mg TOS/kg bw/日と確認し、暴露マージンは少なくとも745となった。既知のアレルゲンに対するアミノ酸配列の類似性が調査され、一致はなかった。意図した使用条件で、澱粉加工や醸造工程でこの酵素を使用する際の食事暴露によるアレルギー感作リスクや誘発反応は、蒸留アルコール生産で除外でき、低いと考えた。パネルは、提出されたデータに基づき、この酵素は意図した使用状況で安全上の懸念は生じないと結論した。

 

[TGA]電子タバコ

Electronic cigarettes

10 October 2019

https://www.tga.gov.au/community-qa/electronic-cigarettes

(一部抜粋)

電子タバコとは?

電子タバコは電子ニコチン送達システム(ENDS)として知られている、吸引する蒸気を出す装置である。電子タバコはたいていタバコを吸う行為をシミュレートし、時に禁煙したい人の補助の選択肢またはタバコの代用品として販売されるが、ニコチン代用品(NRT)がオーストラリアTGATGA)による認可があるのに対し、電子タバコの評価は全く行われておらず、品質、安全性及び有効性はまだわからない。

電子タバコの輸入

個人輸入計画のもとニコチンを含む電子タバコ(あるいは電子タバコ用のニコチンを含む液体)は合法に輸入することができるが、以下の規則がある:

・個人輸入計画で輸入されるニコチンを含む電子タバコは禁煙補助としてのみ使用されなければならない。

・オーストラリア登録の医療従事者から認められている合法な処方箋を必要とする。

・多くの場合、個人使用目的のみ、あるいは有効な処方箋のある身近な家族のためにニコチンを含む電子タバコを輸入することができる。

・個人輸入計画では1度に3か月分以上は輸入できず、それ以上は医師によるTGA認可申請が必要である。

注意未登録製品の輸入は違法であり、オンライン上で未登録製品の購入は違法になり、お金を無駄にし、健康をリスクにさらすかもしれない。

電子タバコの提供

多くの場合、ニコチンを含まない電子タバコは合法であるが、州や準州によって異なる。例えば、オーストラリア西部では、WAタバコ製品規制法2006によりニコチン含有関係なく、煙草様製品を販売することは違反である。他の州や準州は電子タバコの広告、販売、使用を従来のタバコ製品と同様に扱うためタバコ規制法を修正した。

 

[ヘルスカナダ] 外国製品警告:24の海外からの健康製品が表示されない医薬品成分を含むことがわかった

Foreign Product Alert: 24 foreign health products found to contain undeclared drug ingredients 

October 18, 2019

https://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2019/71329a-eng.php

他国の検査において、海外健康製品に表示されない成分(ベンプロペリン、ビサコジル、クレンブテロール、ジフェンヒドラミン、ミコフェノール酸、N-デスメチル シブトラミン、フェノールフタレイン、センノシド、シブトラミン、シルデナフィル、タダラフィル)が検出された。

 

[ヘルスカナダ] 助言:ヘルスカナダはケベック州モントリオールにあるVikings Nutritionから深刻な健康リスクを引き起こす可能性があるとして未承認の精力剤、減量製品及び睡眠補助製品を押収した

Health Canada seized unauthorized sexual enhancement, weight loss and sleep aid products from Vikings Nutrition in Montreal, QC, because the products may pose serious health risks

October 17, 2019

https://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2019/71327a-eng.php

ヘルスカナダはVikings Nutrition から押収された深刻な健康リスクを引き起こす可能性がある製品に関して市民に助言している。製品はヨヒンビン、L-ドパを含む。

 

[FDA]公示

-Skinny Pillは表示されない医薬品成分を含む

Public Notification: Skinny Pill contains hidden drug ingredient

10/17/2019

https://www.fda.gov/drugs/medication-health-fraud/public-notification-skinny-pill-contains-hidden-drug-ingredient

FDA分析は減量サプリメントとして販売されているSkinny Pill DMAAを含むことを確認した。

 

-UP2は表示されない医薬品成分を含む

Public Notification: UP2 contains hidden drug ingredient

10/16/2019

https://www.fda.gov/drugs/medication-health-fraud/public-notification-up2-contains-hidden-drug-ingredient

FDA分析は精力剤として販売されているUP2がシルデナフィルを含むことを確認した。

 

[FDA]ベビーパウダー製造業者はアスベストのために自主的にリコール

Baby Powder Manufacturer Voluntarily Recalls Product for Asbestos

October 18, 2019

https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/baby-powder-manufacturer-voluntarily-recalls-product-asbestos

Johnson’s Baby Powder Lot #22318RBの一検体からクリソタイルが検出された

この検査は現在進行中の化粧品のアスベスト検査の一環である。陽性結果についてはその都度公表しているが検査結果の全体は年末までに発表する。

 

[FDA]公衆衛生を保護するために犯罪に対する法執行実施を国際的に拡大する

Expanding Criminal Enforcement Operations Globally to Protect Public Health

10/17/2019

https://www.fda.gov/news-events/fda-voices-perspectives-fda-leadership-and-experts/expanding-criminal-enforcement-operations-globally-protect-public-health

FDAの検査、調査及び法執行がFDA規制業務部によって行われる。FDAは危険性のある違法な製品から米国市民を保護する。

FDA規制関連業務オフィスの紹介)

 

[PHE]英国アルコール臨床ガイドライン開発が始まる

UK alcohol clinical guidelines development begins

18 October 2019

https://www.gov.uk/government/news/uk-alcohol-clinical-guidelines-development-begins

PHEは最初の英国全体向けアルコール(依存症)治療臨床ガイドラインを作る作業を行っている

201911月からプロジェクトを開始し来年の年末までに発表予定

 

[FAO]統計ポケットブック2019

Statistical Pocketbook 2019

http://www.fao.org/3/ca6463en/ca6463en.pdf

 

[FAO]FAO Danone は持続可能な食生活とフードシステムを発展させるために手を組む

FAO and Danone team up to foster sustainable diets and food systems

17 October 2019

http://www.fao.org/news/story/en/item/1237744/icode/

 

[CDC]CDと州は電子タバコ製品の使用に関連する肺障害の数を更新

CDC, States Update Number of Cases of Lung Injury Associated with Use of E-cigarette, or Vaping, Products

Thursday, October 17, 2019

https://www.cdc.gov/media/releases/2019/s1017-update-number-lung-injury-cases.html

20191015日現在で1479例、死亡33

 

[IARC]IARCハンドブックへの前文

Preambles to the IARC Handbooks

18 October 2019

https://www.iarc.fr/news-events/preambles-to-the-iarc-handbooks/

IARCがん予防ハンドブックの目的と範囲、基本原則、手法を記述した前文を公開した。

Preambles

http://handbooks.iarc.fr/preambles/index.php

 

[IARC]IARCと協力者は世界中のがんの視覚的包括的概要を示すがんアトラス第三版を発表

IARC and partners launch the third edition of The Cancer Atlas, a visual and comprehensive overview of cancer worldwide

16 October 2019

https://www.iarc.fr/news-events/iarc-and-partners-launch-the-third-edition-of-the-cancer-atlas-a-visual-and-comprehensive-overview-of-cancer-worldwide/

THE CANCER ATLAS

http://canceratlas.cancer.org/

 

[ProMED]化学兵器-シリア:白リン、疑い、トルコ使用

Chemical weapons - Syria: white phosphorus, susp., Turkish use

2019-10-19

http://www.promedmail.org/post/6735539

Date: Fri 18 Oct 2019 Source: Yahoo News [edited]

国連化学兵器調査官はトルコ軍がシリア侵攻に化学兵器を使ったかどうか調査中であると発表した。クルド人がトルコ軍がシリア北東侵攻の際に白リンを使ったと非難している。クルド赤新月社が民間人を含む6人がHasakahで「未知の兵器」で火傷して入院していると主張している。トルコは否定している。

(編集から白リンの説明有り)

 

[ProMED]ヒスタミン中毒 米国:(アラスカ)

Scombroid fish poisoning - USA: (AK)

2019-10-18

http://www.promedmail.org/post/6733493

Date: Wed 16 Oct 2019 Source: KTVA [edited]

アラスカ州の疫学週報によるとこの夏7人の患者がヒスタミン中毒と診断された

 

[FSSAI]FSSAI調査:あなたのミルクは概ね安全

FSSAI Survey: Your Milk is Largely Safe

October 18 2019

https://fssai.gov.in/upload/press_release/2019/10/5da973ffaefcfPress_Release_Milk_Survey_Report_18_10_2019.pdf

FSSAIは本日「2018全国ミルク安全性品質調査」の報告書を発表した。その結果はインドで大規模なミルクの異物混入が行われているという認識を否定する。

調べた6432検体のミルクのうち12が安全性に問題のあるものだった。6検体は過酸化水素を含み3検体は洗剤、2つは尿素、1つは中和剤を含んでいた。

許容量を超えるアフラトキシンM16432検体中368で、それは5.7%である。また許容量を超える抗生物質は1.2%77検体。

全体として93%5976検体は安全である。

しかし品質の指標については約41%が失格だった。脂肪や無脂乳固形分の割合は多様だった。

さらに156検体からはマルトデキストリンが、78検体からは砂糖が検出された。これらは安全性に問題はないが脂肪や無脂乳固形分の量をあげるために使われる。ヒト健康上の問題ではないが悪いことで対応が必要である

 

[Codex]ラテンアメリカとカリブ諸国は食品安全の課題に取り組む

Latin America and Caribbean addressing challenges of food safety

18/10/2019

http://www.fao.org/fao-who-codexalimentarius/news-and-events/news-details/en/c/1239396/

20191021-25日、サンティアゴでCCLAC

 

論文

-抗生物質への耐性は20年で2倍になった、新しい研究が発見

Resistance to antibiotics doubles in 20 years, new study finds

20-Oct-2019

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-10/sh-rta101419.php

UEG Week Barcelona 2019で発表された研究によると、欧州18ヶ国1232人の患者のヘリコバクター・ピロリの抗生物質クラリスロマイシンへの耐性を調べたところ、1998年の9.9%から昨年は21.6%に増加した。

(国別データが示されている)

 

-「市販の」遺伝子検査に基づいて健康上の決定をすることに警告

Warning about making health decisions based on 'over the counter' genetic tests

16-Oct-2019

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-10/b-wam101419.php

The BMJ。そうした検査で示された「健康リスク」はしばしばその人がその病気になるという意味ではないし一方で「安心」できる結果は信頼できない。

 

-タバコのシグナル:研究がニコチン依存と糖尿病リスク増加をつなぐ道筋を示す

Smoke signals: Study shows path linking nicotine addiction to increased risk for diabetes

16-Oct-2019

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2019-10/tmsh-sss101419.php

Nature1017日号の表紙を飾った研究。ラットでニコチン摂取がtranscription factor 7 like 2 (Tcf7l2)という遺伝子の仲介する脳の回路を経由して膵臓のインスリン放出を抑制する

 

その他

-裁判は「想像や感情ではなく、科学的根拠」によって判断されるべき:普通でない展開としてカリフォルニアの医学団体がモンサントのラウンドアップがん裁判の陪審員判決への上訴に参加

GLP

Trials should be settled by ‘scientific evidence, not speculation and emotion’: In unusual twist, California medical groups join appeal of jury verdict finding Monsanto’s Roundup causes cancer

Tim Barker | October 16, 2019

https://geneticliteracyproject.org/2019/10/16/trials-should-be-settled-by-scientific-evidence-not-speculation-and-emotion-in-unusual-twist-california-medical-groups-join-appeal-of-jury-verdict-finding-monsantos-round/

先月、カリフォルニアの3つの医学団体が、Dewayne Johnsonの非ホジキンリンパ腫の原因が除草剤だとする民事訴訟への陪審員判決へのバイエルの上訴を支持する法廷助言書を提出した。初めはサンフランシスコ上級裁判所の陪審員がJohnson$28900万ドルを与えたが後に判事によって7800万ドルに減らされていた。これにバイエルが上訴していた。

それにカリフォルニア医師会、歯科医師会、病院協会が法廷助言書を提出した。

話題になっている裁判に関係者から法廷助言書が提出されるのは珍しいことではないが、医師がグリホサートの安全性を支持するように見えるようなことをするのはあまり普通でない。彼らの意見書では、彼らが支持しているのはグリホサートの問題ではなく、このような医師の助言が重要であるような裁判での取り扱いについてである。陪審員は弁護士の影響を受けて判断し、科学的根拠ではなく想像と感情をもとにしていると。Johnsonの主治医もがんの原因は不明であるとしている。しかしがんの原因がグリホサートだと証言した医師Chadi NabhanJohnsonが典型的な非ホジキンリンパ腫の患者より若いと主張した。この証言には根拠がなく、Chadi Nabhanの想像である。

(他にもいろいろ略、コメント多数)

 

-グリーンピースの赤字

Greenpeace’s Sea of Red

Posted by RiskMonger on October 19, 2019

https://risk-monger.com/2019/10/19/greenpeaces-sea-of-red/

我々は抗議活動の新世代、それはメディアに興味深い役割を果たす異なるタイプの活動家、を経験中である。問題は進化し恐怖と怒りを駆動して活動家が届ける速度は加速している。それはゲームのルールを書き換えつつあり、では旧世代のゲームチェンジャーには何がおこる?

グリーンピースはこれまでゲームチェンジャーとして何十年にもわたって帝国を築いてきた。全盛期は1990年だから2000年代で、この世界的NGOは政府に影響を与え船を買い企業をいじめてきた。しかしグリーンピースはソーシャルメディアコミュニティーへのシフトに適応できなかった。ゲームのルールは替わり、グリーンピースは巨大になりすぎた。この環境NGOの老婦人は衰えつつあるように見える。

2014年から2018年のグリーンピースインターナショナルの支出の変化を見ると、森林・気候・エネルギーへのキャンペーン活動への支出が50%減って各地域や国のグリーンピース事務所への財政支援や船などの維持費への支出が増えている。

(グリーンピースについていろいろ。そして今の時代は対話が不可能な、明確な方針も組織もない無数の活動家のウェーブになっている。少なくともグリーンピースには科学者がいたり解決法を探る側面はあった。)

 

-如何にして巨大アルコール業界が我々に実際より飲酒を安全だと思いこませようとしているか

How big alcohol is trying to fool us into thinking drinking is safer than it really is

October 21, 2019

https://theconversation.com/how-big-alcohol-is-trying-to-fool-us-into-thinking-drinking-is-safer-than-it-really-is-125309

ここ数週間、アルコール業界がオーストラリアの新しい飲酒ガイドラインを巡ってメディアで誇大宣伝を繰り返している。現在NHMRCが飲酒ガイドラインを見直し中で、新しいガイドライン案が11月に発表される予定である。

アルコール業界が現在のガイドライン(一日に標準2杯、どんなにたくさん飲んでも4杯まで)を厳しすぎると主張し、新しいガイドラインはさらに厳しくなるだろうと心配している。

世界の飲酒業界は飲酒の害についてのますます進歩する科学を取り崩そうと一層積極的に事前対策しようとしている。我々がみんな責任ある飲酒をしたら相当利益が減るだろうから、それは驚くことではない。

飲酒ガイドラインを作る科学者委員会はアルコールと健康に関する最良で最新の根拠を評価してリスクのある飲酒量を決める。それから情報を与えられた決定ができるように医療の専門家や一般向けに情報を提供する。ガイドラインは法律ではない。

オーストラリアアルコール飲料協会は20171月までに行われていたガイドラインへの意見募集で飲酒は心疾患リスクを減らすなどの利益があると主張していた。そして今月のメディア発表ではそれと同じことを主張している。彼らは最新の根拠を反映した更新はしないようだ。最新の根拠では飲酒と心疾患などについてのこれまでの研究は欠陥があることを示している。そして今は我々はどんな種類のアルコールでもがんリスクが増えることを知っている。アルコール飲料協会が主張するどんな健康上のメリットもリスクの方が大きい。さらに協会は世界各国の飲酒ガイドラインを比較して豪州が厳しいと言いたい。(表あり)。

このようなやりかたは新しいものではない。彼らは1950年代には飲酒によるがんリスクを知らせることに反対して成功してきた。そして現在胎児への影響についての義務表示を「情報が多すぎる」と抵抗している。こういうやりかたはタバコ業界で見てきた。

 

-地産を超えて:あなたの食事を多様にすることの真の意味は?

BEYOND LOCAL: What does it really mean to add variety to your diet?

By: The Conversation

https://www.sootoday.com/around-ontario/beyond-local-what-does-it-really-mean-to-add-variety-to-your-diet-1743969

多様で変化に富む食事が健康を維持するのに重要であることを研究が示した

多様な食生活は1970年代から健康にとって重要であると考えられてきた。健康のために栄養をバランス良く摂ることが必須である。多様な食事は栄養の適切さと食事の質の重要な指標である。

しかし多様な食事値はどのようなもので、その疾患リスクとの関係は?

栄養疫学は栄養素をベースにしたものから食事をベースにしたものに移行している。なぜなら疾患リスクを予想するのは日頃の、全体的長期的食事摂取パターンであることが最近の研究で示されているからである。

多様性が健康につながる

現時点では食事の多様性を評価する標準的手法は存在しない。それでも多様な食事が重要であるという共通理解がある

一方多様な食事と肥満あるいは直腸結腸がんリスクの関係については議論がある。いろいろなものを食べると肥満になる可能性があるかもしれない。しかし根拠は一貫しない。

カナダは新しい食事ガイドを発表したが二つの問題を指摘したい。一つは食事グループがこれまでの4つから3つに減ったことでたった三種類の食品群を食べればいいというメッセージになる可能性があること。二つ目は多様性についてのガイドがないこと。豪州や米国には異なる種類や色のものを食べるようにといった助言がある。

 

-ニュースレター

ILSI

ILSI Newsletter | October 2019

https://ilsi.org/ilsi-newsletter-october-2019/

 

-視覚用サプリメントレビュー(ルテインとゼアキサンチン)

コンシューマーラボ

Vision Supplements Review (with Lutein and Zeaxanthin)

10/18/19  

https://www.consumerlab.com/reviews/lutein_zeaxanthin_supplements_review/lutein/

ほとんどの製品は表示されている量を含んでいたが一製品はゼアキサンチン含量が表示の50%だった

 

-2019125日の発がん性同定委員会の発表とアセトアミノフェンのハザード同定資料の発表値パブリックコメント期間の通知

OEHHA(カリフォルニア環境健康ハザード評価事務所)

Announcement of the Carcinogen Identification Committee Meeting Scheduled for December 5, 2019, Notice of Availability of Hazard Identification Materials for Acetaminophen and Notice of Public Comment Period

Sep 20, 2019

https://oehha.ca.gov/proposition-65/crnr/announcement-carcinogen-identification-committee-meeting-scheduled-december-5

 

アセトアミノフェンに発がん性警告を要求するらしい

Acetaminophen (paracetamol)

https://oehha.ca.gov/proposition-65/chemicals/acetaminophen-paracetamol

(相変わらず関連があるという論文を集めてNTPなどのネガティブな結果は無視、使用実態に基づくリスクは関係ない。中毒事故はあるので使われているものはいつか有害判定される運命にある)

 

-若返りの泉とワニ

The Fountain of Youth and Alligators

Joe Scwarcz PhD | 18 Oct 2019

https://www.mcgill.ca/oss/article/health-nutrition-pseudoscience/fountain-youth-and-alligators

近頃は、若返りの泉を探すと温泉や湖ではなくボトルにたどり着くようだ。一見科学っぽい専門用語で健康や若返りを約束する広告が溢れている。しかしその狂気のような考えに科学はない。

60年代に見たディズニーアニメ「ドナルドの魔法の泉」からの現代の状況への感想。ドナルドが若返ったと甥を騙すために使った卵がワニのものでワニに復讐される結末が寓話。