2019-12-25

[ANSES] フランスに供給されている食品の栄養の質を監視する:新たなOQALI(食品品質観測所)枠組み合意の署名

Monitoring the nutritional quality of the food supply in France : signature of a new OQALI framework agreement

News of 11/12/2019

https://www.anses.fr/en/content/monitoring-nutritional-quality-food-supply-france-signature-new-oqali-framework-agreement-0

12月11日水曜日、ANSES、INRA及び健康、消費者事案及び食品に責任ある省庁がフランス食品観測所(OQALI)の2020-2023年の期間の新たな枠組み合意に署名した。これにより、観測所は食品に関する公的政策を支援するために供給される加工食品の栄養価を監視するためのOQALIの使命を引き続き強めていくことができるだろう。

OQALIの使命は、栄養価、特に栄養成分及びラベル表示の情報における変化を測定することでフランス市場の加工食品の供給を監視することである。2010年7月10日に農業と漁業の強化法により作られ、農業食品部門の商取引関係の均衡と、健康的で持続的で全ての人が入手可能な食品のための法「EGAlim法」により、2018年10月30日に確認され、OQALIはINRA 及びANSESによってり運営されている。

OQALIは、毎年、部門ごとの食品供給の栄養価の変化についての報告書を発表し、これらの変化、成分、食品の栄養価と経済データの関連に関する特別研究も行う。最新の2019年11月に発表された報告書は、加工食品の添加物使用に焦点を当てた。

OQALIの目的は、国家食品栄養プログラムの一環で、その遂行は、全国食品計画(PNA)及び国民栄養健康プログラム(PNNS)により支えられている。2018年、OQALIは新たな使命が与えられた:現在、栄養スコア(Nutri-Score)システムの展開の監視と加工食品の改質に対する影響に責任がある。加工食品中の砂糖、塩及び脂肪を減らし、繊維を増やすための、農業食品業界専門家と国家間の合意の監視も担っている。

最後に、OQALIは外食及びケータリングそして海外領土で供給される食品の栄養価を監視する方法を拡大する議論に貢献している。

加えて、対策は既にOQALI モデルがANSESと健康総局共同主催のJANPAプロジェクトのような国際レベルに拡大されてきている。

 

[TGA]広告指導:Cat Media Pty Ltd

Direction about advertisements: Cat Media Pty Ltd

24 December 2019

https://www.tga.gov.au/direction-about-advertisements-cat-media-pty-ltd

Cat Media Pty Ltdに対し、広告表示に関する指導通達。

FatBlaster Clinicalという製品で減量できることを示唆する宣伝を止めること

 

[HK]違反

-セロリと白菜のサンプルに基準値超過のカドミウムが検出された

Excessive cadmium found in celery and Chinese cabbage samples

Wednesday, December 23, 2019

https://www.cfs.gov.hk/english/press/20191223_7751.html

食品安全センター及び食物環境衛生署は、セロリと白菜のサンプルからそれぞれ0.18ppm、0.1ppmのカドミウムが検出されたと発表した。

 

-中国産クコの葉サンプルに基準値超過の鉛が検出された

Chinese wolfberry leaf sample detected with lead exceeding legal limit

Friday, December 20, 2019

https://www.cfs.gov.hk/english/press/20191220_7745.html

食物環境衛生署及び食品安全センターは、定期的な食品サーベイランスプログラムにおいて、中国産クコの葉サンプルにそれぞれ基準値0.3ppmを超える0.39ppmの鉛を検出したと発表した。

 

-フィリピン産輸入冷蔵メカジキのサンプルに基準値超過の水銀が検出された

Chilled swordfish sample imported from Philippines detected with methylmercury exceeding legal limit

Thursday, December 19, 2019

https://www.cfs.gov.hk/english/press/20191219_7743.html

食物環境衛生署及び食品安全センターは、定期的な食品サーベイランスプログラムにおいて、フィリピン産輸入冷蔵メカジキサンプルにそれぞれ基準値0.5ppmを超える1.1ppmの水銀を検出したと発表した。

 

-セロリのサンプルに基準値超過のカドミウムが検出された

Excessive cadmium found in celery sample

Wednesday, December 18, 2019

https://www.cfs.gov.hk/english/press/20191218_7742.html

食品安全センター及び食物環境衛生署は、セロリのサンプルから0.17ppmのカドミウムが検出されたと発表した。

 

[ヘルスカナダ] 助言:ヘルスカナダはハーブ系睡眠補助剤のU-Dreamは後の検査で不眠症処方薬類似成分が検出され、深刻な健康リスクを引き起こす可能性があると市民に警告する

Health Canada warns Canadians about U-Dream herbal sleep-aid products after tests detect a substance similar to a prescription insomnia drug, which may pose serious health risks

December 23, 2019

https://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2019/71951a-eng.php

ヘルスカナダはハーブ系睡眠補助剤のU-DreamLiteとU-Dream Full Nightを検査し、不眠症処方薬ゾピクロン類似成分が検出され、深刻な健康リスクを引き起こす可能性があると市民に助言する。

 

[FSA] THIS UKは日付表示の誤りのため、THIS Isn’t Chicken Plant-Based 2製品の回収措置

THIS UK recalls two THIS Isn’t Chicken plant-based products because of incorrect date labelling

24 December 2019

https://www.food.gov.uk/news-alerts/alert/fsa-prin-53-2019

THIS UKは日付表示の誤り(使用期限を2020年1月でなく2020年12月と表示)のため、THIS Isn’t Chicken Plant-Based Sea-Salt & Black Pepper PieceとTHIS Isn’t Chicken Plant-Based Tikka Piecesの回収措置。

 

[FDA]警告文書

- New 88 Japanese Food Trading Inc

November 22, 2019

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/new-88-japanese-food-trading-inc-592644-11222019

水産食品HACCP、食品CGMP規則違反、衛生管理、不純品の問題。

(事業主は日本人ではなく中華系のようだが)

 

- G & C Raw, LLC

December 12, 2019

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/g-c-raw-llc-586288-12122019

動物用食品CGMP規則違反、製造、包装または衛生管理、不良品の問題。

 

[SFA]日本産食品の輸入要件の変更

シンガポール食品局

CHANGES IN IMPORT REQUIREMENTS OF FOOD PRODUCTS FROM JAPAN

24 Dec 2019

https://www.sfa.gov.sg/docs/default-source/default-document-library/circular_lifting-of-restriction-on-jp-fukushima_24dec19fe32fbec844244728223a58c74a60c40.pdf

2020年1月16日から、福島県産の全ての食品に関して、全ての積み荷ごとに輸出前検査証明書(検査の結果放射性セシウムが100 Bq/kg以上検出されないことを証明)が提出されることで制限解除

 

[FSSAI]メディアコーナー

FSSAIは学校食堂でのジャンクフードの販売や宣伝を禁止するよう規範を最終化する予定

FSSAI to finalise norms to ban junk food sale, ads in school canteens

23-12-2019

https://fssai.gov.in/upload/media/FSSAI_News_Ban_BusinessStandard_24_12_2019.pdf

HFSS食品は学校とその50メートル以内では広告禁止されるだろう

FSSAIは今後二ヶ月以内に規制を提案するだろう

 

その他

-ステビア、10年以上

Stevia, a Decade-Plus In

by WELLNESS LETTER 

https://www.berkeleywellness.com/healthy-eating/food/article/stevia-decade-plus

FDAがステビア植物から抽出して精製したものをGRASと認めてから11年経った。それ以降、ステビアはカロリーのない甘味料として宣伝され、各種「ダイエット」、無糖あるいは減糖食品や飲料に広く使われるようになった。またTruvia, Pure Via,および SweetLeafというブランド名で個別パックでも販売され、家庭用に大きな容器でも売られている。

ステビアの表示にはステビア葉抽出物、ステビオシド、レバウジオシドAあるいはレバウジオシドDなどがある。

ステビアはオールナチュラル?正確には違う。

ステビアは南米の植物で甘味料として長く使われてきた。ステビアの高純度抽出物は葉まるごとのステビアや植物の粗抽出物とは違う。それらは苦い後味があり甘味料とは分類されていない。純抽出物は甘味成分のみを取り出したもので、宣伝業者はそれを「ナチュラル」と謳っているが市販されているのは高度に加工されたものである。

ステビアは安全?

2008年より前は、ステビアはFDAにより甘味料としては禁止されていた。理由は初期のラットの試験での生殖毒性である(多くがまるごとのステビアの葉か粗抽出物を使っていた)。しかしその後の精製抽出物を使った試験では有害影響が再現されなかった。また米国で認められるより早く、日本、ブラジル、中国で食品添加物として使われ、明らかなヒト健康影響は見られなかった。世界中の多数の規制機関が高純度ステビア抽出物の安全性を確認し食品への使用を認めている。

基本

ステビアは安全だと考えられ、甘味料として使った場合の健康上の懸念はここ10年で提示されていない。しかし他の砂糖代用品同様、使いすぎないように。結局のところステビアが含まれるのはソフトドリンクやキャンディやアイスクリームなどの健康にとって好ましくないもので、豆や生鮮果物野菜などのたくさん食べるべきものには砂糖代用品は含まれないので。

 

-ドクターJoseph Mercolaの件

ワシントンポストが詳細な調査記事を出している

反ワクチン運動の大きな資金源はナチュラルヘルス製品を販売して数百万ドルを儲けてきた

A major funder of the anti-vaccine movement has made millions selling natural health products

By Neena Satija and Lena H. Sun

Dec. 21, 2019

https://www.washingtonpost.com/investigations/2019/10/15/fdc01078-c29c-11e9-b5e4-54aa56d5b7ce_story.html

反ワクチン団体は自分たちは心配な保護者などの小規模の募金での草の根運動だと主張してきたが、実際にはたった一つの資金源が大部分を占めていた、それがワクチンの代用になると宣伝してビタミンサプリメントを売っているJoseph Mercolaである。彼の個人的財団ナチュラルヘルス研究財団Natural Health Research Foundationは2009年からBarbara Loe Fisher が1982年に創設した反ワクチン団体全国ワクチン情報センターNational Vaccine Information Centerに298万ドル(3億円以上)を提供している。さらにナチュラルヘルス研究財団は健康と環境のために有機農業をと提唱するオーガニック団体Organic Consumers Associationに330万ドル以上を提供している。Organic Consumers Associationは有名な反ワクチン活動家であるRobert F. Kennedy JrとMercolaの製品を宣伝している。

 

Quackwatchではこれまでもたくさんの問題点を指摘してきた

Dr. Joseph Mercola Ordered to Stop Illegal Claims

Stephen Barrett, M.D.

August 14, 2019..

https://www.quackwatch.org/11Ind/mercola.html

 

-フランスでは近年数千人がキノコ中毒

Thousands poisoned by mushrooms in France in recent years

By Joe Whitworth on December 19, 2019

https://www.foodsafetynews.com/2019/12/thousands-poisoned-by-mushrooms-in-france-in-recent-years/

全国キノコ中毒サーベイランス:2010年から2017年に中毒コントロールセンターに報告された症例

NATIONAL SURVEILLANCE OF FOOD POISONING BY MUSHROOMS: CASES REPORTED TO THE NETWORK OF POISON CONTROL CENTRES FROM 2010 TO 2017

合計10625件、季節性明確で10月がピーク。重症例は毎年、中央値30.5、死亡は3

(本文フランス語)

 

-野菜は完全菜食主義に適する?有機農業の動物製品を問題視する男

Are vegetables vegan? The man taking aim at animal products in organic farming

Jessica Glenza in New York Tue 24 Dec 2019

https://www.theguardian.com/environment/2019/dec/24/vegetables-vegan-organic-agriculture-farming

Will Bonsallは45才のメイン州の田舎に住むビーガンで、アメリカ人にあなたの野菜は完全菜食主義ではないと知って欲しい。Bonsallは最近増加している少人数だが影響力の大きいビーガンでオーガニックの「veganicビーガニック」農家の一員である。彼らは伝統的に牛の堆肥のような動物の副産物に頼ってきた有機農業を革新したい。ほとんどの有機農業では牛の糞、動物の糞、動物の血液や骨を使っている。ビーガンは動物由来のものは全て排除する。では有機農業では動物由来のものを排除すべきだろうか?この疑問には議論が多い。欧州には動物由来堆肥を使わないバイオサイクリックビーガン基準がある

(以下略。それぞれこだわるポイントが違うめんどくさい人達。それだけ余裕があって豊かなんだろう。)

 

-EPAと司法省はグリホサートの判決を覆したい

EPA, Justice Department Want Glyphosate Ruling Reversed

BY NAFB | December 24, 2019

https://kticradio.com/agricultural/epa-justice-department-want-glyphosate-ruling-reversed/

米国政府が、グリホサートががんの原因だとするカリフォルニアの裁判事例に飛び込んだ。EPAが先週法廷助言者概要を申請した。司法省もEPAに協力した

 

-カリフォルニアのテレビ局が多くのマリファナ製品から毒を発見

California TV Station Finds Poisons in Many Marijuana Products

BY SUN STAFF

https://geneseesun.com/california-tv-station-finds-poisons-in-many-marijuana-products/

カリフォルニアの地方テレビ局KCETが、11の違法販売店や配達で購入した大麻製品からいろいろな量の農薬を検出したと報告。12月17日の番組で、36の製品を調べてフィプロニル、カルボフラン、クロルフェナピル、ジクロルボス、パクロブタゾールなどを検出。これらは大麻の栽培に使うことが認められていない

 

-日本人の食事摂取基準

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/eiyou/syokuji_kijyun.html

・ナトリウム目標量引き下げ

WHOの提案する5g/日未満を参照値にして国民健康栄養調査の中央値との中間の値を丸めたもの。成人で女性6.5-7.0g、男性概ね7.5g

・高齢者のタンパク質由来エネルギー量の割合の引き上げ。65才以上で13%から15%に

(「和食の粗食」は勧めない、ということ。)