2020-01-08

[HK] 法令違反

-ダークチョコレートサンプルが栄養表示規則に違反

Dark chocolate sample not in compliance with nutrition label rules

Tuesday, Jan 7, 2020

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20200107_7769.html

ベルギー産チョコレートからナトリウム334mg/100g含有という申告のところ、500mg/100g検出された。

 

-サンドビスケットが栄養表示規則に違反

Sandwich Biscuits not in compliance with nutrition label rules

Tuesday, Jan 7, 2020

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20200107_7768.html

マレーシア産チョコレートサンドビスケットから飽和脂肪酸6g/100g含有という申告のところ、12.3g/100g検出された。

 

-包装オートミールサンプルが食品表示規則に違反

Prepackaged oatmeal sample not in compliance with food label rules

January 3, 2020

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20200103_7764.html

食品安全センター及び食物環境衛生署は包装オートミールサンプルに申告のない甘味料ステビオール配糖体が検出された。

 

-ボトル入り鶏手羽ソースのサンプルが食品表示規則に違反

Bottled chicken wing sauce sample not in compliance with food label rules

January 3, 2020

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20200103_7763.html

食品安全センター及び食物環境衛生署は鶏手羽ソースのサンプルに申告のない安息香酸が検出され200ppmであった。

 

-ボトル入りバーベキューソースが栄養表示規則に違反

Bottled BBQ Sauce sample not in compliance with nutrition label rules

January 3, 2020

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20200103_7762.html

米国産Hak's BBQ Sauceから、ナトリウムが323.53mg/100g含有という申告のところ、610mg/100g検出された。

 

-日本産輸入冷蔵メカジキのサンプルに基準値超過のメチル水銀が検出された

Chilled swordfish sample imported from Japan detected with methylmercury exceeding legal limit

Friday, December 27, 2019

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20191227_7757.html

食品安全センターは、日本産冷蔵メカジキにメチル水銀が検出され、濃度が1.2ppmであったと発表した。

 

[FDA]タバコ&電子タバコ関連

-FDAは果物やミントを含め、子供に訴える未認可の風味つきカートリッジベース電子タバコに関する法執行政策を最終化する

FDA finalizes enforcement policy on unauthorized flavored cartridge-based e-cigarettes that appeal to children, including fruit and mint

01/02/2020

https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/fda-finalizes-enforcement-policy-unauthorized-flavored-cartridge-based-e-cigarettes-appeal-children

子供に魅力的な風味のカートリッジベース電子タバコの製造・販売を止めない会社には30日以内にFDAが法の執行を行う

 

-]市販前認可なしの流通に関する電子ニコチン送達システム(ENDS)及びその他みなし製品に対する優先事項

Enforcement Priorities for Electronic Nicotine Delivery System (ENDS) and Other Deemed Products on the Market Without Premarket Authorization

01/03/2020

https://www.fda.gov/regulatory-information/search-fda-guidance-documents/enforcement-priorities-electronic-nicotine-delivery-system-ends-and-other-deemed-products-market

市販前認可のない特定のみなしタバコ製品の市販に関する法的執行の優先順位付けに関して

 

-タバコ包装及びタバコ広告の計画に関する提案

Submission of Plans for Cigarette Packages and Cigarette Advertisements

December 27, 2019

https://www.fda.gov/regulatory-information/search-fda-guidance-documents/submission-plans-cigarette-packages-and-cigarette-advertisements

FDAは「タバコ包装及びタバコ広告の計画に関する提案」と題した業界向けガイダンス案の利用を発表している。

 

論文

-「搾取的」雑誌の論文はほとんどあるいは全く引用されていない

ScienceInsider

Articles in ‘predatory' journals receive few or no citations

By Jeffrey BrainardJan. 7, 2020

https://www.sciencemag.org/news/2020/01/articles-predatory-journals-receive-few-or-no-citations

新しい研究によると、ある「搾取的」雑誌に発表された10論文中6は5年間でたったの一度も引用されていない。これらの雑誌に発表されている質の低いあるいは誤解を招く研究は不相応に注目されているが、arXivに投稿されたプレプリントで、もし誰も読まないのなら害はほとんどない、と著者Bo-Christer Björkはいう。しかしユタ大学の図書を監督しているRick Andersonは、搾取的雑誌の論文の40%が少なくとも一回は引用されているというのは「私にとっては衝撃で警戒すべきである」という

以下略

 

-生殖器周辺へのパウダー使用と卵巣がんリスクの関連

Association of Powder Use in the Genital Area With Risk of Ovarian Cancer

Katie M. O’Brien et al.,

JAMA. 2020;323(1):49-59

https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2758452

252745人の女性を含む4つのコホートのプールデータを使った解析で、自己申告による使用歴のある人と無いヒトの卵巣がんハザード比は1.08 (95% CI, 0.99-1.17)

パウダーの使用と卵巣がんの間には統計上有意な関連は無いが、ごく僅かなリスクの増加を検出するにはこの研究は検出力不足である可能性がある

 

エディトリアル

生殖器周辺へのパウダー使用と卵巣がんリスク 根拠を吟味する

Use of Powder in the Genital Area and Ovarian Cancer Risk

Examining the Evidence

Dana R. Gossett & Marcela G. del Carmen

JAMA. 2020;323(1):29-31

https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2758434

サブグループ解析で一部に有意差がついているが、それを統計に詳しくない(statistically unsophisticated)読者が選択的に強調して関連がある根拠だと主張すべきでは無い

 

新しい研究はJ&Jのタルク問題を解決できるか?

Can A New Study Solve J&J's Talc Problem?

By Chuck Dinerstein — January 7, 2020

https://www.acsh.org/news/2020/01/07/can-new-study-solve-jjs-talc-problem-14487

J&Jはベビーパウダーのタルクが原因で女性が卵巣がんになったという裁判で3億2500万ドルの支払いを命令されていた。JAMAの新しい研究では何の関連も見られなかった

しかしメディアや裁判官や陪審員はまさに「統計に詳しくない(statistically unsophisticated)」のでタルク騒動が終わるかどうかわからない。

 

-研究チームが栽培化されたトマトの進化を追跡

Research team traces evolution of the domesticated tomato

7-JAN-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-01/uoma-rtt010720.php

Massachusetts Amherst大学の生物学者らがこの果物の起源について探る

Molecular Biology and Evolutionに、南米の野生のブルーベリーサイズの果物から現在の大きなトマトへの進化におけるミッシングリンクを同定したと報告

 

-連邦データは特定の薬物による過剰使用死を過小に数えている

Federal data undercounts fatal overdose deaths caused by specific drugs

7-JAN-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-01/uosf-fdu010220.php

南フロリダ大学の研究者らが集めたデータによると、2008年から2017年の間に、フロリダでのオピオイド薬物過剰使用による死亡の約1/3が連邦政府に報告されていない。また同州でのコカインによる死亡3000人近くが連邦データに含まれていない

Drug and Alcohol Dependence

(今でも十分桁違いに多いのにそれより多いのか)

 

-最低賃金の1米ドル増加は自殺率の3.5-6%の低下に関連

US$1 dollar increase in minimum wage linked to 3.5-6% fall in suicide rate

7-JAN-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-01/b-1ud010320.php

26年の研究で、効果が最も強いのは失業率が高い時期のようだ

Journal of Epidemiology & Community Healthに発表された米国の研究。

 

-電子タバコと喘息とCOPDのオッズ増加を関連させる根拠

Evidence linking 'vaping' to increased odds of asthma and COPD

7-JAN-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-01/jhm-i010620.php

American Journal of Preventive MedicineとBMC Pulmonary Medicineに発表された研究

 

-甘い成功-英国のヨーグルトの砂糖量が減った

Sweet success -- sugar levels drop in UK yogurts

7-JAN-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-01/uol-ss-010720.php

Nutrients。英国のスーパーマーケットで販売されている893のヨーグルトの栄養情報を調べたところ、2016年に比較して総砂糖量が13%減った。特に大きく減ったのは子ども向け、ドリンクおよびフルーツヨーグルト。

 

-ワクチンの間違った情報を修正するのは困難なプロセス、研究が示す

Correcting vaccine misinformation is a difficult process, study shows

7-JAN-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-01/uonc-cvm010720.php

ワクチンの間違った情報により約26000人の少女が予防接種を受けていない;デンマークでは毎年約33000人の少女が生まれている

2013年から2016年にデンマークのメディアが広めた誤情報によりデンマークでHPVワクチンを接種する少女の数が減った。保健当局は2017年にこの間違った情報を修正し予防接種を受けるよう勧めるキャンペーンを開始した。しかし新しい研究によると、相当な前進はあったものの約26000人の少女がまだ予防接種を受けていない。予防接種を受けていない少女のうち、予防できるはずだった子宮頸がんが180例と死亡が45人予想される。Vaccine.

(接種率の低下は50.4%とのことで日本よりまだまし。日本がひどい例として取り上げられている)

 

-亜鉛、葉酸サプリメントは男性の生殖能力を増強するのに失敗

Zinc, folic acid supplements fail to enhance male fertility

7-JAN-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-01/uouh-zfa010720.php

亜鉛と葉酸は長い間男性不妊に有効と宣伝されてきたダイエタリーサプリメントだが、Utah Health大学らの行った新しい研究で、妊娠率、精子数、精子能力を改善できなかった。研究者らによるとこの知見は、いわゆる妊娠サプリメントは期待にこたえられないという現時点で最も決定的な根拠である。JAMAに発表

不妊治療を計画している2370のカップルに、男性にプラセボ、葉酸5mgと亜鉛30mgのサプリメントを毎日6ヶ月使用してもらい女性は妊娠について最大18ヶ月フォローした。プラセボとサプリメント群に生児出生の差は無く、精子数や精子の運動にも差が無かった。しかしサプリメント使用群の男性の精子の壊れたDNA(DNA断片化)はプラセボより高率だった

 

-全国脂質協会は低炭水化物および超低炭水化物ダイエットの体重、脂質異常症、およびその他心代謝リスク要因への影響についての包括的科学レビューを発表

National Lipid Association Releases Comprehensive Scientific Review of the Effects of Low-Carb and Very-Low-Carb Diets on Body Weight, Dyslipidemia, and other Cardiometabolic Risk Factors

Saturday, 14-Sep-2019

https://www.lipid.org/nla/national-lipid-association-releases-comprehensive-scientific-review-effects-low-carb-and-very

声明では低炭水化物および超低炭水化物ダイエットのベネフィットとリスクの可能性と根拠のギャップについての結論を提供し、心血管系の健康増進のために根拠に基づいた食事パターンと活動的ライフスタイルの重要性を強調した。

声明では低炭水化物および超低炭水化物ダイエットが食欲抑制や中性脂肪抑制や前糖尿病および2型糖尿病患者の血糖コントロールなどに短期的な利益がある根拠はあるとしながらも、同時に一部のヒトでのLDLコレステロールの増加や長期継続が困難であるなどの欠点も明らかにした。

重要なメッセージは以下

・ケトダイエットを含む低炭水化物および超低炭水化物ダイエットは他の減量食事法より優れていることはなく、心血管系に利益がある栄養豊富な食品を厳しく制限する可能性がある

・食欲やトリグリセリドや糖尿病の薬の使用抑制についての利点はあるかもしれないが、現在の根拠はLDLコレステロールについては混合している

・その他の心代謝リスク指標への利点に明確な根拠は無い

・一部の患者は低炭水化物食を好み6ヶ月以内の短期では合理的かもしれないが、長期に続けることは困難で、長期的利益やリスクはよくわかっていない

・どんな減量方法を選んでも、リスクとベネフィットと患者の好みについて医師と患者が話し合うことは重要である。多くの患者が医師の指導無しにこのダイエットをしていて、それは有害影響リスクを増やす可能性がある。

 

その他

-Impossible社は今度は植物由来の豚肉を作った

Impossible Now Makes Pork From Plants

Adam Clark Estes

https://gizmodo.com/impossible-now-makes-pork-from-plants-1840836371

Impossible Foodsが新製品を発表した:フェイク豚肉とソーセージ。

成分は先に発売されているImpossible牛肉とほとんど同じだが見た目や味が豚挽肉である

 

-アメリカは規制されていないウェルネス化学物質を愛する CBDは始まりに過ぎない

America Loves Its Unregulated Wellness Chemicals

CBD was just the beginning.

AMANDA MULL JANUARY 1, 2020

https://www.theatlantic.com/health/archive/2020/01/why-cbd-took-over-america/604327/

アトランタ空港のチェックインの列の私の前の中年女性は間違いなく善意で、私のチワワを見て「あなたの犬が落ち着きが無かったらCBDを試すべき」と言った。「すごく効くそうよ」。彼女は誰がそう言っているのかは言わなかったが、誰でもいいのだろう。CBDを売る店はあちこちにあり、何にでも効くと宣伝されている。

7ヶ月前、米国のCBD熱は頂点に達した-少なくともGoogleトレンドによれば。クリスマスイブのディナーには私の両親がCBDって何、何故今はあらゆるところにあって、何をするの?と尋ねた。最後の質問に信頼できる答えは無い-まだ研究は無い。しかし知識が無くてもCBDへの関心が低下することは無い。カンナビノイドはセールスマンのドリームで、わかっていることが少なければ何でも可能性があるといえる。

CBDが流行する前は最も有名なカンナビノイドはTHCだった。FDAはCBDを食品やサプリメントに使うのは違法であると言っているが詳細な規制を作るにはしっかりした根拠はあまりない。CBDはアメリカの医療制度の大きな裂け目にフィットするように宣伝販売されている。科学の進歩は遅く今苦しんでいるあるいは不安な人には役に立たない。仮にFDAがCBDのゴールドラッシュを取り締まっても、別の化学物質が規制の網をくぐって宣伝販売されるだろう

 

-ある遺伝子検査で一家族の7人の女性が大きな手術をした。それからオッズが変わった

A Genetic Test Led Seven Women in One Family to Have Major Surgery. Then the Odds Changed

By Amy Dockser Marcus Dec. 20, 2019

https://www.wsj.com/articles/seven-women-in-a-family-chose-surgery-after-a-genetic-test-then-the-results-changed-11576860210

BRCA遺伝子の一つに変異があるため生涯発がんリスクが上がると言われて血縁の女性たちが卵巣、ファローピウス管、乳房などを切除した。しかし遺伝カウンセラーから呼び出しがあってその変異が意味のある問題になるのかどうか最早信じていないと伝えられた。臓器を摘出するほどの高いリスクでは無いと。

 

-視点:西洋の金持ちがGMOを使ってアフリカの人口を減らそうとしているという奇妙な陰謀論の嘘を暴く

Viewpoint: Debunking bizarre conspiracy theory about western billionaires using GMOs to depopulate Africa

Uchechi Moses | January 7, 2020

https://geneticliteracyproject.org/2020/01/07/viewpoint-debunking-bizarre-conspiracy-theory-about-western-billionaires-using-gmos-to-depopulate-africa/

アフリカは世界で最も若く2030年までに人口が急増すると予想されている大陸である。

2000年代半ばから、ロックフェラーやゲイツ財団がGMOを使ってアフリカ人を減らそうとしているという陰謀論に注目が集まるようになってきた

(反論略)

陰謀論では無く科学を

(人口減らす陰謀ってもっと前からある、不妊ワクチンとか。定形なんだろう)

 

-タルクパウダーと卵巣がんの研究への専門家の反応

SMC UK

expert reaction to study on talcum powder and ovarian cancer

JANUARY 7, 2020

https://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-study-on-talcum-powder-and-ovarian-cancer/

JAMAに発表された研究が、タルクやその他のパウダーを生殖器周辺に使うことと卵巣がんの間には統計学的に有意な関連はないと報告した

Imperial College Londonの卵巣がん対策研究センター長Iain McNeish教授

これは極めて尊敬されている研究者グループによる非常に質の高い研究である。この種の因果関係を証明するのは信じられないほど難しく、著者らは極めて慎重に研究の限界を強調している。しかしながらこの研究はしっかりしたもので、25万人の女性を平均11年フォローしたデータを解析してタルクの使用と卵巣がんに有意な関連は無いと結論した。

Imperial College Londonがん医学 NIHR研究教授Justin Stebbing教授

極めて質の高い厳密な研究である。卵巣がんの症例は多くはないので僅かな影響は見えない可能性はあるが、タルクは発がん物質ではないようだ。

Open大学応用統計学名誉教授Kevin McConway教授

この研究が明らかにしたことの一つは、この事例のような何かががんのリスク要因であるかどうかを決めるのがどれだけ難しいか、ということである。この25万人以上の女性の、注意深い良い研究であっても、関連への疑いの余地は残る。確実にいえることは、もしタルクやその他のパウダーを女性の身体の一部に使うことが卵巣がんのリスクを上げるとしてもその増加は小さいだろう、ということである。私は女性では無いが、もし女性だったらタルクは私の心配事リストの上位には来ないだろう。

(サブグループ解析等の統計関係の解説略)

あなたがタルクパウダーと卵巣がんの関連の可能性について聞いたのはこれが初めてではないだろう。米国での裁判事例がよく報道されているし、それにはIARCが大きな影響を与えた。2010年にタルクを使ったパウダーを生殖器周辺に使うことを「発がん性の可能性がある」と分類することに決めたのだ。IARCは物事を、どんな使用量であっても、日常生活でおこるものとかけ離れていた場合でも、発がん性の可能性によって分類する。従ってIARCの分類はこの研究で検討されている実際の女性の使用状況でのものとは違う。IARCが根拠とした研究は思いだしバイアスの強い症例対照研究である。Schildkrautらの先の研究では卵巣がんの女性のパウダー使用を報告する率が2014年の前後で37%から52%と大きく増加したことを報告している。それは米国でタルクとがんの訴訟が始まった時である。卵巣がんではない女性ではパウダーの使用報告に変化は無かった。これは2014年以降に相当な思いだしバイアスがあることを示す。IARCの報告では思い出しバイアスの可能性があるとしながらもその大きさを推定できないので「可能性がある」以上のことはいえないと結論している