2020-02-13

[FSA]FSAは米国のDNP裁判の判決を歓迎する

FSA welcomes sentencing in US DNP trial

11 February 2020

https://www.food.gov.uk/news-alerts/news/fsa-welcomes-sentencing-in-us-dnp-trial

英国食品基準庁は、違法にDNPを販売し3人を死亡させた男性の判決を歓迎する。

2020年2月5日、Barry Clint Wrightは、US法の下で違法薬としてDNPを販売した罪に対して有罪を認めた後、米国の裁判所に懲役7年を宣告された。

WrightからDNP購入後に、2018年3月にロンドンで死亡したVaidotas Gerbutavicius 氏を含む3人が死亡した。

FSAの食品犯罪ユニットは有罪判決を確保するためにアメリカ食品医薬品局(FDA)と情報を共有した。

FSAの食品犯罪ユニット長であるDarren Davies氏は述べた。

「DNPは危険で高い毒性のある工業化学物質であり、ヒトが摂取するために販売されることは無責任で許されない。私達はこの有罪判決を確保するために喜んでUS FDAと緊密に作業し、この判決と非常に現実的な結果が、危険な物質の販売から人を思いとどまらせることを望む。」

DNPとは?

2,4-ジニトロフェノール (DNP)はヒトに有害な高い毒性のある工業化学物質で、死や深刻な身体的副作用の原因となる可能性がある。減量補助として違法に販売されることもある。

DNPの影響は悲惨になる可能性があり、健康に深刻な害を及ぼす。DNP摂取により英国ではかなりの数の死者が出ている。

 

[FDA]セシウム塩を含むダイエタリーサプリメントに関する公衆衛生警告

Public Health Alert Concerning Dietary Supplements Containing Cesium Salts

February 5, 2020

https://www.fda.gov/food/dietary-supplement-products-ingredients/public-health-alert-concerning-dietary-supplements-containing-cesium-salts

対象者

・セシウム塩、主に塩化セシウムを含むダイエタリーサプリメントを使用する消費者

・医療従事者

目的

FDAは、心臓毒性や死の可能性を含む重大な安全上のリスクにより、塩化セシウムあるいは他のセシウム塩を含むダイエタリーサプリメント(「セシウム塩を含むダイエタリーサプリメント」を総称して)の使用を避けるよう消費者に警告している。FDAは医療従事者にセシウム塩を含むダイエタリーサプリメントに関連するリスクも警告している。

問題の概要と範囲

FDAは消費者と医療従事者にセシウム塩を含むダイエタリーサプリメントの使用や推奨を避けるよう警告している。複数の臨床症例報告や非臨床試験が、潜在的に致命的な不整脈、低カリウム血症(低カリウム)、発作、失神(失神、無反応)、死を含む、そのような製品の使用に関する重大な安全上の懸念を示している。

塩化セシウムなどのセシウム塩は、がんの代替治療として宣伝されることがある。セシウム塩が、がんの治療やその他の用途に安全で効果的だと証明されたことはない。

セシウム塩を含むいくつかのダイエタリーサプリメントが現在市販されているようだが、消費者はそれらに関するリスクに注意する必要があり、そのような製品を購入したり使用したりするのを避けるべきである。

FDAの対応

FDAは、Public Citizen(米国NPO)とその健康研究グループが提出した市民請願書に応えてセシウム塩を含むダイエタリーサプリメントの安全性を評価するために、セシウム塩に関する食品安全・応用栄養センター有害事象報告システム(CAERS)データベースの包括的レビューを行い、発表された研究や症例報告書を含む他の入手可能な情報をレビューした。私達のレビューは、塩化セシウムや他のセシウム塩が重大な安全上のリスクをもたらすことをほのめかす複数の臨床症例報告書や非臨床試験を確認した。

さらに2018年7月に、FDAは医療従事者に、セシウム塩が配合薬の重大な安全上のリスクとなることを警告した。

消費者向け助言

セシウム塩を含むダイエタリーサプリメントを使用して有害事象を経験したら、製品の摂取をやめ、すぐに治療や助言を求め、安全性報告ポータルを通してFDAに報告すること。

医療従事者用の助言

医療従事者は患者にセシウム塩を含むダイエタリーサプリメントを推奨しないように。また患者が有害事象を経験したら、FDAを通して安全性報告ポータルサイトに報告すること。

追加情報

FDAはセシウム塩に関連する重大な安全性のリスクを医療従事者に警告する

FDA alerts health care professionals of significant safety risks associated with cesium chloride

July 23,2018

https://www.fda.gov/drugs/human-drug-compounding/fda-alerts-health-care-professionals-significant-safety-risks-associated-cesium-chloride

 

[FDA]FDAは動物食品添加物申請とGRAS通知に関するFDAとステークホルダーの協議に関するガイダンス案を発表する

FDA Releases Draft Guidance on Stakeholder Consultations with FDA on Development of Animal Food Additive Petitions and GRAS Notices

February 12, 2020

https://www.fda.gov/animal-veterinary/cvm-updates/fda-releases-draft-guidance-stakeholder-consultations-fda-development-animal-food-additive-petitions

FDAはステークホルダーに動物用食品添加物申請(FAP)あるいは動物食品として一般的に安全と認められている物質(GRAS)を含む通知を提出する前に、推奨情報を記載したガイダンス案を発表した。

 

[BfR]コレステロールを下げる疑わしい方法:紅麹を含む食品サプリメントは医師の助言でのみ使用すべき

A questionable way to lower cholesterol: food supplements containing red yeast rice to be taken only on medical advice

05.02.2020

https://www.bfr.bund.de/cm/349/a-questionable-way-to-lower-cholesterol-food-supplements-containing-red-yeast-rice-to-be-taken-only-on-medical-advice.pdf

紅「麹」(赤米としても知られている)は中国に伝統的な起源がある。紅麹は茹でた白米をベニコウジカビの一種で発酵して作られる。これは米を真っ赤に染める物質を生産する。そのため東アジアでは特に、紅麹は食品着色料として使用されている。発酵により薬理作用があったり(医薬品など)、健康に有害な可能性もある化合物を作り出すこともある。

これに関連して重要なのはモナコリンである。モナコリンは特定のカビ種に天然に生じる化学物質である。モナコリンは紅麹にもあり、体がコレステロールを作るのに必要とする肝臓の酵素を抑制できる。モナコリンKは紅麹に相当量含まれているため、特に重要である。その構造と活性に関しては、モナコリンKは医薬品ロバスタチンと同じである。この物質はコレステロール値を下げるため、認可が必要な医薬品に使用されている。

ロバスタチンに起こりうる副作用は、頭痛、吐き気、下痢、虚弱、皮膚発疹、筋痙攣である。まれに、腎臓や肝臓の機能を阻害したり、骨格筋を損傷(「横紋筋融解症」として知られている)することもある。有効成分ロバスタチンを含む医薬品は処方箋が必要である。全てのケースで、医師は、ロバスタチンを含む医薬品を受け取ることが患者の理にかなうかどうかを決めるためにリスクと利益を比較検討する必要がある。

アジアでは、紅麹はコレステロール値を下げる能力のため、また消化器系、心臓病、血管障害の問題の治療にも長い間消費されてきた。様々な紅麹量を含む食品サプリメントがEUでも販売されている。これらの製品に含まれるモナコリンKは上記記載と同様の副作用を起こすこともある。だが、人はたいていこれらの食品サプリメントを取る前に医師に相談しない。

状況によっては、有害物質シトリニンも発酵過程で形成されることがある。この物質は遺伝子変異を引き起こすことがあり、腎臓と胎児に有害となる可能性もある。米を主原料とする食品サプリメントのシトリニンの最大許容量は、EU委員会が2,000 マイクログラム/ kg (µg/kg)から100 µg/kgに下げていて、この数値は2020年4月1日から適用される。

EU委員会は最近、欧州食品安全機関(EFSA)に食品サプリメントのモナコリンKの安全性評価を委託した。EFSAの報告書では健康への有害影響の懸念を生じないモナコリンの食事摂取量を導出できなかった。ドイツ連邦リスク評価研究所(BfR)はこの意見に同意する。

2019年3月に、食品サプリメントとして販売されているモナコリンKを含む紅麹製品の耐容性と安全性を扱うメタ解析が発表された(Fogacci et al.)。著者が出した結論は、筋肉疾患の発生リスクの増加はないということだった。BfRはこの論文をレビューし、多くの重要な限界があり、全体的な知見を決定的なものと見なすことはできないという意見である。従ってこのメタ解析は、モナコリンKを含む紅麹食品サプリメント製品の重大な健康上の懸念に反証する適切な根拠を提供しない。

ドイツでは、これらは医薬品法の対象で食品法の対象ではないため、食品サプリメントの販売に公式の承認は必要ない。だが、それらは初めて市販される前にドイツ消費者保護・食品安全庁(BVL)に登録されなければならない。その安全性に関する重大問題のため、BfRは紅麹をベースとした食品サプリメントの摂取を推奨しない。それでもそのような食品サプリメントを使用したい人は医師の管理下で、あるいは医師に相談した後に限ってそうするべきである。特に、消費者は食品サプリメントのモナコリンKの量が製品により大きく異なる場合があることに注意する必要がある。

(リスクプロファイルの図表)

 

[MPI] リコール。Hankookブランドの豆腐製品とHan Changブランドの大豆スプラウト

Hankook brand tofu products and Han Chang brand fresh soybean sprouts

13 February 2020

https://www.mpi.govt.nz/food-safety/food-recalls/recalled-food-products/hankook-brand-tofu-products-and-han-chang-brand-fresh-soya-bean-sprouts/

Han Chang Foods Ltdは生産工程管理不備のため、Hankookブランドの豆腐製品とHan Changブランドの大豆スプラウトのすべての製品を回収している。製品写真あり。

 

[FSAI]食品やサプリメント中の大麻製品(例CBD)

Hemp Products (e.g. CBD) in Food and Supplements

12/2/2020

https://www.fsai.ie/faq/cbd.html

大麻及びCBDに関して、情報更新。

 

[COT]COT COM COC合同報告書

Committees on Toxicity, Mutagenicity, Carcinogenicity of Chemicals in Food, Consumer Products and the Environment: joint annual report

Last updated 7 February 2020

https://www.gov.uk/government/publications/committee-on-toxicity-of-chemicals-in-food-consumer-products-and-the-environment-annual-report

2018年年次報告書を掲載

COT, COM and COC joint annual report: 2018

https://cot.food.gov.uk/cotreports/cotcomcocannreps/cot/com/coc-annual-report-2018

 

[FAO]FAO事務局長はより良い世界のためにフードシステム転換の重要性を認める

FAO DG hails the importance of transforming food systems for a better world

12/02/2020

http://www.fao.org/director-general/news/news-article/en/c/1261394/

国連2021フードシステムサミットは良い機会になるだろう

 

[CDC]大人が意図せず小さい子どもに危険な錠剤を簡単に食べられるようにしている

Adults Unintentionally Make It Easy for Young Children to Eat Dangerous Pills

WEDNESDAY, FEBRUARY 12, 2020

https://www.cdc.gov/media/releases/2020/p0212-dangerous-pills.html

処方薬で中毒になった子どもの半分以上は大人が安全性包装を外した後入手している

毎年5万以上の救急外来が大人の不注意で子どもが医薬品を飲み込んだため。The Journal of Pediatricsに発表された新しい研究は半分以上で子どもが開けられない容器から大人が薬を出した後だったことを発見した。

子どもが開けられない容器は子どもの安全を守る-ただし薬が中に入っているときだけ

またしばしば少量で有害な祖父母の薬を飲み込む場合もあり、親だけでなく祖父母にも注意喚起することが重要。

 

[EU]AMR:欧州委員会は行動計画の進行状況報告書を発表

AMR : Commission publishes its progress report on Action Plan

12/02/2020

https://ec.europa.eu/newsroom/sante/newsletter-specific-archive-issue.cfm

 

抗菌剤耐性行動計画進行状況報告書

https://ec.europa.eu/health/amr/sites/health/files/antimicrobial_resistance/docs/amr_2017_action-plan_progress_2020-q1.pdf

 

論文

-米国の大気汚染に関連する死亡の半分は州外の排出に関連

Half of US deaths related to air pollution are linked to out-of-state emissions

12-FEB-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-02/miot-hou021020.php

Nature

 

-新しい研究はDeepwater Horizonの重油流出事故はこれまで考えられていたより大規模であることを示す

New study shows Deepwater Horizon oil spill larger than previously thought

12-FEB-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-02/uomr-nss021020.php

衛星から観察できない範囲まで油が広がっていたことをScience Advancesに発表

 

-化粧品で過体重

Overweight from cosmetics

12-FEB-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-02/hcfe-ofc021220.php

妊娠女性がパラベンを含む化粧品を使うと影響があるかもしれない

Nature Communicationsに発表されたドイツのLINA母子研究データを解析した研究。妊娠中の母親の化粧品使用と子どもの過体重に関連がある。妊娠マウスにブチルパラベンを(皮下注射で)与えると餌の摂取量が増えて子どもの体重が増えた。この影響にはプロオピオメラノコルチンエンハンサー1のエピジェネティック修飾が伴う

(たくさん実験しているのでNature姉妹紙になったのだろうけれどヒト研究部分はそんなに強くない。でもきっと化粧品(クリーム)批判に使われる。普通に読めば食べる量が変わらなければ影響はないと思われる。人間はマウスではないし保湿クリーム使ったら食欲が増して食べ過ぎるというデータはでないと思う)

 

-EPAは子どもたちを食品中農薬から守る画期的法律に従っていない

EPA fails to follow landmark law to protect children from pesticides in food

12-FEB-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-02/ewg-eft021220.php

EWGがEnvironmental Healthに発表した解析。Food Quality Protection Act of 1996では子どもたちを守るために食品中残留農薬の法的基準に追加の安全マージンを適用することを要求している。2011年以降の47の非有機リン農薬のリスク評価においてEPAが追加の10の安全係数を採用したのは5例だけだった

(参考:

Summary of the Food Quality Protection Act

https://www.epa.gov/laws-regulations/summary-food-quality-protection-act

全てに10倍とは言ってないと思う)

 

-新しいデータはオピオイド関連救急の繰り返すER来診が増えていることを示す

New data shows rising repeat ER visits for opioid-related emergencies

12-FEB-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-02/acoe-nds021220.php

救急外来がオピオイド使用疾患の最良で唯一の治療選択肢としてますます利用されている。

Annals of Emergency Medicineに発表された新しい解析によると4つのインディアナの病院システムで繰り返すオピオイドに関する救急患者の率は全てのオピオイド関連来診中の8.8%だった2012年から2017年には34.1%に増加した。

 

-消費者は一般的に信じられているより二倍以上食品を無駄にしているかもしれない

Consumers may be wasting more than twice as much food as commonly believed

12-FEB-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-02/p-cmb020520.php

PLOS ONE

 

その他

-動物研究データはEUの厳しい規制の影響を示す

Natureニュース

Animal-research data show effects of EU’s tough regulations

12 FEBRUARY 2020  Alison Abbott

https://www.nature.com/articles/d41586-020-00352-6

欧州委員会が実験動物を守るための厳しい規制の最初のレビューを発表した

ECの集めた統計によると科学研究への動物の使用は減っているようだ。7年前の厳しい規制導入後の動物を使った研究についての最初の数字である

2015年に研究に使われた動物は959万だったが2017年は939万だった。しかし2015年と2016年の間には少し増加して982万で、このため明確な減少かどうか確認できないとしている。

2017年は45%の動物が基礎研究、23%が応用研究、23%が医薬品や化学物質の試験のために使われた。他はワクチン製造、教材、法医学検査などである。2017年に使われた動物の60%以上がマウスで12%がラット、13%が魚、6%が鳥であった。犬猫およびヒト以外の霊長類は全体の0.3%であった。

 

-ソマリアで、生物コントロールで大量のバッタを殺す前例のない努力

Scienceニュース

In Somalia, an unprecedented effort to kill massive locust swarms with biocontrol

By Erik StokstadFeb. 12, 2020

https://www.sciencemag.org/news/2020/02/somalia-unprecedented-effort-kill-massive-locust-swarms-biocontrol

バッタの大群に襲われているソマリアで真菌を使ったコントロールが計画されている。これらに対する生物農薬の使用として最大規模のものになるだろう

ここ数ヶ月アフリカの角はサバクトビバッタに侵入され食用作物が被害を受けている。ケニアでは過去70年で最悪である。FAOは今週人道上の危機と警告した。

この膨大なアウトブレイクにはいくつかの要因があった。2018年の5月に、砂漠の「空虚の地」にサイクロンが来ていつもはない雨が降った。そのため植物が生え餌が十分あるバッタが6ヶ月で400倍に増加した。通常このバッタは草が枯れ砂漠が乾くと縮小し、時期をみてコントロ-ルされる。しかし2018年10月に再びサイクロンが来て増加が続き、2019年3月には8000倍になったと推定される。このバッタは東に向かいインドとパキスタンに行った。作夏多くのバッタが風に乗ってイエメンに行き、そこでは民間の紛争のため殺虫剤が使えなかった。そしてバッタの群れは2019年10月にエチオピアとソマリアに移動した。

さらに問題を複雑にしたのは2019年12月にアフリカの角をサイクロンが襲ったことで、そのためバッタは生殖継続可能になった。そしてケニアに行きここ数日でウガンダとタンザニアに到達した。

大規模なバッタの群れに対抗するのは困難で、作用の速い殺虫剤を空中散布する必要がある。エチオピアとケニアでは現在散布をしている。殺虫剤は1日で分解するが村では一時的に家畜を移動させる必要がある。

放牧面積の大きいソマリアではFAOは生物農薬を使うことにした。それはMetarhizium acridumの芽胞でバッタに特異的に作用する毒素を作る。直近の大規模アウトブレイクがあった2003-05年の後に研究者がこの生物農薬をより安価により効果的に持続するよう改良してきた。ただし化学殺虫剤よりバッタを殺すのに時間がかかるので若いバッタが飛び始める前に使うのが有用である。

これまでいくつかの国でそのような生物農薬が使われてきている。中国では過去3年毎年48000ヘクタール以上に散布している。主な課題は若いバッタの帯を見つけてそこに十分量の生物農薬を与えることである

先週FAOの専門家がソマリアに来て政府と計画を話し合った。FAOはMetarhizium生物農薬を4トン発注した。資金が緊急に必要である。

 

-SMC NZ

豊かな人はより多くの食品を無駄にする-専門家の反応

Wealthy people waste more food – Expert Reaction

Published: 13 February 2020

https://www.sciencemediacentre.co.nz/2020/02/13/wealthy-people-waste-more-food-expert-reaction/

世界の食品廃棄は豊かな人々がどれだけたくさんの食品を捨てているのか適切に測ってこなかったために「大幅に過小推定されている」と新しい研究が報告する。

オランダの研究者チームが食品廃棄はおそらくこれまで考えられていたものの2倍以上だろうと信じる。世界中の食品廃棄を減らすために、我々は高所得国に焦点を合わせる必要があることを彼らは示唆する。

AUT上級講師Jeff Seadon博士

ニュージーランドは豊かな国に分類されこの論文で記述されている特徴にあてはまる。ニュージーランドの人は平均で毎年32kgの食品を捨てていて合計157000トン、費用で11.7億ドルに相当する。最も多く捨てられている食品トップ3はパン、食べ残し、柑橘類。カビの生えたパンと柑橘類は冷蔵庫の後ろの方で乾燥するまで見過ごされている。食品廃棄は重要な問題で、「食品を愛し廃棄を憎むLove Food, Hate Waste」計画が始まっている

オタゴ大学食品科学部Miranda Mirosa准教授

FAOによる食品廃棄推定は非常に多い(全ての生産される食品の約1/3)ものの、多くの学者は保守的と考え一方ほかの学者は30-50%が捨てられていると報告してきた。この新しい研究は問題の大きさを我々は過小に見積もってきたという見方を確認した。

この研究はこれまで文献に無かった豊かな人達の廃棄を考慮している。この研究は重要である

オークランド大学環境学部Emma Sharp博士

これは興味深く、その主要メッセージは驚くべきことではない。経済危機の時に英国の食品廃棄が減ったという観察からも裏付けられる。

この論文は役に立つものの、豊かな国を一緒くたにしてしまうリスクがある。豊かな国にも特徴や不平等がある。この論文の示唆する高所得国での大量の食品廃棄を減らすことに集中することは現実的なものである

(安全と無駄にしない、はどこかでトレードオフになるのだけれどちゃんと議論しているの見たことない。とりあえず安全なのに捨てるのはやめようよ)

 

-消費者は植物ベースの肉に混乱している、牛肉協会が言う

Consumers are confused by plant-based meat, beef association says

By Megan Poinski  Published Feb. 11, 2020

https://www.fooddive.com/news/consumers-are-confused-by-plant-based-meat-beef-association-says/572023/

全米肉牛生産者・牛肉協会National Cattlemen's Beef Associationの調査によると「植物ベースの牛肉」が完全に菜食用であることを理解している人は半分以下。10人中3人以上は動物副産物が含まれると考えていて17%は肉が少し入っている、7%は含まれる肉の量に制限は無いと考えている。

(「肉」という言葉を巡る争いの一場面)

 

-コロナウイルス「インフォデミック」:ノイズのカット方法

Coronavirus 'infodemic': How to cut through the noise

FEBRUARY 12, 2020 by Connal Lee, The Conversation

https://medicalxpress.com/news/2020-02-coronavirus-infodemic-noise.html

何が問題?

誤情報は不必要な恐怖とパニックを拡散する。コロナウルスについては誤情報により感染したヒトや集団を非難したり烙印を押したりすることにつながる。また正規の公衆衛生対策をおろそかにする可能性がある

伝達の仕方

インターネットは正確な情報の伝達で感染症対策に役に立つこともできるが不正確な情報は広まりやすい。ユーザーはエコーチャンバーの中でありそうにない陰謀論を信じ緊急対応にあたっている人達を信じなくなる。これまでの経験から、当局は間違った情報には迅速に対応する必要があることが示されている。

インフォデミック対応

先週コロナウイルスが空気感染するという噂が広がりWHOはそれに速やかに反応した。「現時点ではウイルスは飛沫を介してうつり緊密な接触が必要である」

タイムリーな反応が有効であるがそれで全ての人が納得するわけではない。公式メッセージは混乱と情報過剰を避けるため一貫している必要があるが協調は困難である場合もある。

保健当局は手を洗うことの重要性のようなキーメッセージを繰り返すべきである。

課題はセンセーショナルな物語や陰謀論が人気を集め、当局がそれらと競合するのに苦戦することである。陰謀論は公式情報より楽しく、迅速な反応でもこうしたノイズは消せないことがある。

検閲が答えではない

有害な意見を検閲するのは拡散防止に役立つかもしれないがさらに人気を集める可能性がある

間違った情報の海に溺れることを防ぐ

(欧米は患者少ないのに(あるいは少ないから)適当なこと宣伝している人達が目立つような。)

 

-コロナウイルスを殺すのに銀を考えないで

Please Do Not Drink Silver to Kill the Coronavirus

Ed Cara

https://gizmodo.com/please-do-not-drink-silver-to-kill-the-coronavirus-1841646976

大量の悲劇がおこるといつでもそれを利用する詐欺師たちが現れる。中国での新型コロナウイルスの流行も例外ではない。ウイルスをやっつけるために銀を飲むという宣伝が既にされているが根拠はないので注意。