2020-04-21

[EU]査察

-ロシア連邦―水産物

Russian Federation 2019-6693―Fishery products

27/03/2020

https://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=4265

2019年9月16~27日にロシア連邦で実施した、EU輸出用水産物の公的管理を評価するための査察。現在ロシア連邦が実施している公的管理システムはEU輸出用水産物の衛生条件に関する保証をほぼ提供できている。輸出衛生証明書の発行が当局の監視なく実施されており、保証能力を弱めている。食品企業管理者によるHACCPに基づく手順の実行、食品添加物の使用、調理済み生鮮水産物の保管状態には特別な注意が必要で、抜き打ち検査を含むことが公的管理の効果に有益である。EU輸出用水産物の製造で使用される輸入原料の適性確認のための方策は進展しているが、信頼できる保証はまだ提供できていない。

 

-パラグアイ―食品安全-EU輸出用生鮮牛肉、ケーシング、肉調理品

Paraguay 2019-6683―Food Safety-fresh bovine meat, casings and meat preparations intended for export to the European Union

27/03/2020

https://ec.europa.eu/food/audits-analysis/audit_reports/details.cfm?rep_id=4264

2019年10月15~25日にパラグアイで実施した、EU輸出用牛肉とケーシング、肉調理品の生産にわたる公的管理と認証システムを評価するための査察。当局には動物の健康と食品安全に関する適切な法的枠組みがある。訪れた施設はすべて許容できる衛生基準や適切なトレーサビリティシステムがあり、当局による施設監視は適切である。中央当局は確認された欠点を修正するために緊急是正措置を開始した。以前の査察のすべての助言が十分に対処された。認可施設の1つで生産が行われずにEU輸出用認可条件の検査がされていない、訪れたケーシング工場でEU条件が体系的に順守されていなかった、という問題が確認された。

 

[EU]RASFF Week16-2020

警報通知(Alert Notifications)

英国産食品サプリメントの禁止物質ヨヒンビン(3 mg/製剤)及び未承認新規食品成分アグマチン硫酸(500 mg/製剤)、ラトビア産マンゴーサルサ風味ポテトチップスのアクリルアミド高含有(最大 2900 µg/kg)、

注意喚起情報(information for attention)

中国産メラミン皿からのメラミンの溶出(5.2 mg/kg)、2,4-ジニトロフェノール (DNP) のオンライン販売、米国産食品サプリメントの未承認物質シルデナフィル、イタリア産チルド真空パック子牛肉のデキサメタゾン(2.96 µg/kg)、

フォローアップ用情報(information for follow-up)

フランス産竹製カトラリーのホルムアルデヒド(12.2 mg/l)及びメラミン(28.5 mg/l)の溶出、

通関拒否通知(Border Rejections)

中国産未承認遺伝子組換え(35S プロモーター陽性の包装米)パールライス、トルコ産ザクロのプロクロラズ(0.478 mg/kg)、トルコ産乾燥イチジクのアフラトキシン(B1 = 10.6; Tot. = 20.6 µg/kg)、トルコ産ペッパーのホスチアゼート(0.214 mg/kg)、インド産ピーナッツ穀粒のアフラトキシン(B1 = 27; Tot. = 32 µg/kg)、トルコ産ペッパーのピリダベン(0.773 mg/kg)・アセタミプリド(0.660 mg/kg)及びエトキサゾール(0.190 mg/kg)、中国産メラミン皿からのホルムアルデヒドの溶出(42.8 mg/kg)、トルコ産炒ったピスタチオのアフラトキシン(B1 = 37; Tot. = 38 µg/kg)、トルコ産ペッパーのピリダベン(0.848 mg/kg)、

 

[EFSA]意見等

-全ての動物種用シェラックの安全性と有効性に関する声明

Statement on the safety and efficacy of Shellac for all animal species

EFSA Journal 2020;18(4):6065 16 April 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6065

 

-全ての動物種用シリカ担体(UD60)のリン酸60%の安全性と有効性に関する声明

Statement on the safety and efficacy of phosphoric acid 60% on silica carrier (UD60) for all animal species

EFSA Journal 2020;18(4):6064  16 April 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6064

 

-全ての動物種用マグネシウムのリグニンスルホン酸塩(Caimabond)の安全性と有効性に関する声明

Statement on the safety and efficacy of lignosulphonate of magnesium (Caimabond) for all animal species

EFSA Journal 2020;18(4):6066  16 April 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6066

 

-全ての豚種(離乳)用、鶏肥育用、産卵鶏育成用、マイナー家禽種肥育用、マイナー家禽種産卵のための育成用飼料添加物としてのAviPlus®の認可更新申請の評価

Assessment of the application for renewal of authorisation of AviPlus® as a feed additive for all porcine species (weaned), chickens for fattening, chickens reared for laying, minor poultry species for fattening, minor poultry species reared for laying

EFSA Journal 2020;18(4):6063  16 April 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6063

 

-REACH規則(EC) No 1907/2006決定1に応えて提出されたビスフェノールS(BPS)に関する新情報の評価

Assessment of new information on Bisphenol S (BPS) submitted in response to the Decision 1 under REACH Regulation (EC) No 1907/2006

16 April 2020

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-1844

ビスフェノールS(BPS)は現在、特定移行限度(SML) 0.05 mg/kg 食品で、プラスチック製の食品と接触する物質(FCM)のモノマーとしての使用がEU規則No 10/2011で認可されている。欧州委員会(EC)は、REACH規則(EC) No 1907/2006の物質評価についての欧州化学庁(ECHA)の決定に応えて、BPSの登録者が提出した新しく作り出された研究のプラスチックFCMのBPSの現在の認可に関する影響を評価するようEFSAに求めた。これらの研究は、ラットの発達神経毒性(DNT)や発達免疫毒性(DIT)コホートからなる拡張一世代生殖毒性試験(EOGRTS)群(OECD テストガイドライン(TG) 443)及びトキシコキネティクス (TK)試験 (OECD TG 417)を含む。EOGRTSの最小NOAELは、検査した最小BPS投与量20 mg/kg bw/日で発達毒性及び発達免疫毒性について特定された。中間投与量60 mg/kg bw/日が一般的な全身毒性のNOAELであるのに対して、発達神経毒性、生殖・繁殖能力は検査した最大投与量180 mg/kg bw/日でも影響は見られなかった。新しいキネティクスデータは、BPSがラットから迅速に代謝され排泄されることを支持した。上記の試験にのみ基づいてEFSAは、EOGRTSの最小NOAEL 20 mg/kg bw/日は、現在のBPSのSML0.05 mg/kg食品にもEU規則No 10/2011におけるBPSの現在の認可にも影響を与えないと結論した。とはいえEFSAは、BPSの認可以降、他の毒性学的研究が発表されていることを知っている。この報告書はこの化合物について入手できる全ての毒性学データセットを検討したわけではない。EFSAは、プラスチックFCMのBPSの使用やビスフェノールA(BPA)の代替品としての使用可能性に関連する、食品での実態や移行に関するデータの収集を推奨する。

 

[CFIA]食品安全検査報告

2020-04-15 Food Safety Testing Bulletin

April 2020

https://www.inspection.gc.ca/food-safety-for-industry/chemical-residues-microbiology/food-safety-testing-bulletins/2020-04-15/eng/1585240293396/1585240293919

キャンディーのグルテン非表示-2014年4月1日~2015年3月31日

Undeclared Gluten in Candy - April 1, 2014 to March 31, 2015

https://www.inspection.gc.ca/food-safety-for-industry/chemical-residues-microbiology/food-safety-testing-bulletins/2020-02-17/undeclared-gluten-in-candy/eng/1582732321417/1582732321854

(ターゲット調査)

この調査の主な目的は、キャンディーの中の表示されていないグルテンの存在と量に関する基本的情報を得ることである。この調査で586件のサンプルが検査され、このサンプルの4件に表示されていないグルテンが含まれていることが分かった。2件の陽性結果がハードキャンディーで見つかり、他の2件はソフトキャンディー製品で見つかった。

この4件のサンプルのうち3件は、見つかった量がアレルギーのある人に健康上のリスクがあるのかどうか判断するためにCFIA食品安全リコール局(OFSR)に転送された。CFIAがとったフォローアップ活動の範囲は、健康リスク評価が決定した汚染の深刻さと健康上の懸念に基づいている。表示されていないグルテンを含む1件のソフトキャンディーは健康リスクを示すとみなされてリコールされた。

 

[ANSES]COVID-19:家畜(やペット)はウイルスのヒト感染に関与しない

COVID-19: domestic animals play no part in transmission of the virus to humans

News of 20/04/2020

https://www.anses.fr/en/content/covid-19-domestic-animals-play-no-part-transmission-virus-humans

2020年3月9日に最初の意見を出し4月15日に更新

豚、家禽、子猫、フェレット、ハムスターでの新たな知見を追加

結論は変わらない

 

[PHE]新聞SunのコラムへのPHEの反応

PHE response to a Sun newspaper column

20 April 2020.

https://www.gov.uk/government/news/phe-response-to-a-sun-newspaper-column

2020年4月20日のコラムニストTrevor Kavanaghによる一連の主張の間違いを正す

(珍しい。Sunなんかにいちいち反論するんだ)

 

[BfR]101人の健康な1才の子どもでのパーフルオロアルキル化合物(PFASs)への内部暴露と生物学的指標:PFOAとワクチン応答の関連

Internal exposure to perfluoroalkyl substances (PFASs) and biological markers in 101 healthy 1-year-old children: associations between levels of perfluorooctanoic acid (PFOA) and vaccine response

https://www.bfr.bund.de/en/internal_exposure_to_perfluoroalkyl_substances__pfass__and_biological_markers_in_101_healthy_1_year_old_children__associations_between_levels_of_perfluorooctanoic_acid__pfoa__and_vaccine_response-244954.html

BfRの論文

Abraham, K., Mielke, H., Fromme, H. et al.

Arch Toxicol (2020)

https://doi.org/10.1007/s00204-020-02715-4

https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00204-020-02715-4

PFOAとPFOSが人生最初の一年の感染とコレステロール濃度への影響はないことを明らかにした。PFAS濃度と免疫応答の指標に負の関連を確認した

 

[ASA]製品名でのクレーム

Claims in product names

Advice online 20 Apr 2020

https://www.asa.org.uk/advice-online/claims-in-product-names.html

しばしば製品名が製品についての主張を含む。しばしばそれは健康や減量に関するもの、あるいは製品の目的である。広告基準はこれら製品や企業の名前にもあてはまる

(一部抜粋)

食品の名前のヘルスクレーム

もし製品名が健康や栄養についての言明やほのめかしである場合、それは認可された健康や栄養強調表示に従わなければならない。

2018年にASAは「炭水化物ブロッカーcarb blocker」を健康強調表示だと判断している。

一部例外はある。2005年1月1日以前に存在した登録商標やブランド名である

 

[FTC]FTCはダイレクトメールで錠剤を売る業者の証明されていない健康宣伝を止めさせる

FTC Takes Action to Stop Direct Mail Pill Marketers’ Unproven Health Claims

April 20, 2020

https://www.ftc.gov/news-events/press-releases/2020/04/ftc-takes-action-stop-direct-mail-pill-marketers-unproven-health

宣伝業者は製品が痛みを止め加齢に関連する病気の治療が証明されていると嘘の主張をしていた

Neurocet, Regenifyおよび Resetigen-Dというサプリメントの販売業者が、高齢アメリカ人に虚偽の宣伝をしていたことについてFTCと和解した。関連企業5社とその社長に科学的根拠のない健康上の利益の宣伝を禁止し381万ドル以上の支払いを命じた。

雑誌スタイルのダイレクトメールで、ニセ医者の保証やニセの体験談を記載してアンチエイジングの万能薬と宣伝していた

 

[NASEM]危機からの教訓

Lessons From A Crisis

April 20, 2020

https://www.nationalacademies.org/news/2020/04/lessons-from-a-crisis

Deepwater Horizon爆発から10周年に、NASのMarcia McNutt会長が如何にして科学が危機を解決するのに役立ったか、そしてそのCOVID-19パンデミックへの教訓を思案する

 

論文

-ケーブル細菌が劇的に稲の栽培による温室効果ガスの排出を減らす

Cable bacteria can drastically reduce greenhouse gas emissions from rice cultivation

20-APR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-04/au-cbc042020.php

水田は二酸化炭素より25倍強力な温室効果ガスメタンの世界排出の5%を占める。デンマークとドイツの研究者らが土壌に伝導性のケーブル細菌を加えるとメタンの排出が90%以上減ることを発見した。Nature Communications

 

-世界貿易センター救護/回復労働者の甲状腺がんの割合を検討する

Examining rates of thyroid cancer among World Trade Center rescue/recovery workers

20-APR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-04/jn-ero041620.php

9/11テロリスト攻撃後の世界貿易センターで救護/回復労働に従事した男性労働者の甲状腺がんと診断される割合や方法をミネソタ州Olmsted郡の同様の人口集団と比較した。世界貿易センターコホートで観察される甲状腺がんの増加は、実際に病気が増えたのではなくサーベイランス強化によるものであることが示唆された。

 

-研究がバングラデシュの水の医薬品カクテルを記述する

Study describes cocktail of pharmaceuticals in waters in Bangladesh

20-APR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-04/uab-sdc042020.php

抗真菌剤、抗生物質、その他医薬品が都市部や地方の自ら検出されている

Science of the Total Environment。カルベンダジム、難燃剤、DEETなど

 

-調査:バーモントの食糧不足はパンデミック中に33%増加

Survey: Food insecurity in Vermont rose 33% during pandemic

20-APR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-04/uov-sfi042020.php

失業と強い関連

バーモント大学が3月末に行った調査によると、コロナウイルスパンデミック期間に食糧不足が18.3%から24.3%に増加し、その増加は雇用状態と強く関連した。調査への回答者全体の中では45%が失業していたが食糧不足の場合は66%。

(対策として食べる量を減らしていると回答しているのだがそれでも体重が減らないのがアメリカ)

 

-コクランレビューがMMRワクチンの有効性を確認

Cochrane Review confirms effectiveness of MMR vaccines

20-APR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-04/w-crc042020.php

本日コクランライブラリーに発表された新しい根拠はMMR, MMRV および MMR+Vワクチンは有効で自閉症リスクの増加とは関連しないことを発見

 

-分離と地方の資金不足が飲料水の格差を誘発する

Segregation and local funding gaps drive disparities in drinking water

20-APR-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-04/du-sal042020.php

現在の遺産が多くの米国地域の水道水システムが将来の干ばつに対応できないリスクをあげる

干ばつの頻度と激しさが増えると、米国の数万のバラバラの小規模水道サービスが多くの家庭を水の汚染や供給不能リスクに晒す。その脆弱性は均等ではなく、低所得あるいはマイノリティの人達のリスクが高い。この格差を解消し水道水を枯らさないようにするにはこの国の地域水道システムパッチワークの基本的再評価が必要。Scienceの4月17日号干ばつ特集に発表。

 

-クリーニングと殺菌用化合物への暴露とCOVID-19との時間的関連-全国中毒データシステム、米国、2020年1月1日から3月31日

Cleaning and Disinfectant Chemical Exposures and Temporal Associations with COVID-19 — National Poison Data System, United States, January 1, 2020–March 31, 2020.

Chang A, Schnall AH, Law R, et al.

Morbidity and Mortality Weekly Report (MMWR)  Early Release / April 20, 2020 / 69

https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/69/wr/mm6916e1.htm

洗浄剤と殺菌剤に関する中毒センターへの照会が2020年3月はじめから急増している

(グラフあり)

症例1

成人女性が最近買ったものは全て使う前にきれいにしましょうというニュースを聞いてシンクに10%のブリーチ、酢、お湯を張って農作物を沈めた。他の雑貨をきれいにしている間にキッチンから塩素臭がして呼吸困難、咳などで救急に

症例2

就学前の子どもが自宅で反応がなくなっていて救急車で救急に。64オンスのエタノールベースのハンドサニタイザーが蓋が開いた状態でキッチンにあった。家族によるとそれを飲んでふらふらして転んで頭を打った。アルコール中毒。48時間後退院

 

アメリカの熱心すぎる洗浄剤使用により中毒センターへの問い合わせが急増

Americans’ Overzealous Use of Cleaning Agents Causes Spike in Poison Center Calls

By MOLLY OLMSTEAD APRIL 20, 2020

https://slate.com/technology/2020/04/coronavirus-poisoning-uptick.html

普通の製品が全くなくても、石けんと水で問題ない

 

その他

-Natureワールドビュー

アースデー50周年に、地球のために集団行動を

On the 50th Earth Day, take collective action for the planet

Emma Marris

https://www.nature.com/articles/d41586-020-01123-z

今年4月22日でアースデーは50回目を迎える

 

-Natureコメント

車を走らせるコストは人々が考えている以上-グリーンな旅行への理解を失速させている

Running a car costs much more than people think — stalling the uptake of green travel

20 APRIL 2020

https://www.nature.com/articles/d41586-020-01118-w

(公共交通機関を使えということなのだが・・環境保護関連「運動」は今はタイミング悪いかも。世界中でしっかりデータをとるのがいいのでは)

 

-ILSIイベント(ウェブセミナー)

COVID-19 /免疫系を支持するための栄養の重要性

COVID-19 / Importance of Nutrition in Supporting Immune System

2020-04-28

https://ilsi.org/event/covid-19-importance-of-nutrition-in-supporting-the-immune-system/

 

COVID-19 /ウイルス感染への免疫応答における栄養

COVID-19 / Nutrition in Immune Response Against Viral Infection

2020-05-05

https://ilsi.org/event/covid-19-nutrition-in-immune-response-against-viral-infection/

 

-Casewatch

連邦判事はニセのCOVID-19治療の販売を阻止する

Federal Judge Blocks Sale of Fake COVID-19 Treatment

Stephen Barrett, M.D. April 19, 2020

https://quackwatch.org/cases/cp/federal-judge-blocks-sale-of-fake-covid-19-treatment/

テキサス北部連邦地方判事はOPTIMUM WELLNESS SOLUTIONS(最適な健康のための解決法)社のRay L. Nannis, D.C.(カイロプラクティックドクター)がホメオパシー錠剤をCOVID-19治療、ホメオパシーコロナワクチンとしてフェイスブックで宣伝しているのを止めるよう命令

 

-何故我々は自分達が食べている食品を怖がるのか

Why We Fear The Food We Eat

https://futurityfood.com/

シリーズ

一回目

あるいはあなたはあなたの脳を信じてはいけない理由

Why We Fear The Food We Eat

By Jack Bobo|March 10th, 2020

https://futurityfood.com/2020/03/10/why-we-fear-the-food-we-eat/

食品への恐怖の世界

保存料、人工着色料、グルテンなど、小売店の通りは最近は恐ろしい場所である。ソーシャルメディアのインフルエンサーたちが毎日のように食品添加物や成分があなたを殺すかあるいは永遠に生きるかという新しい話を提供している。しかし実際のところ我々の食品が今ほど安全だったことはない。なのになぜ消費者はかつてないほど心配しているのか?そしてもう一つパラドックスがある:消費者が栄養について今ほど知っている時代はないのに、どうしてかつてないほど肥満が多いのか?2018年11月に私はTysons CornerのTEDxステージで「何故我々は自分達が食べている食品を怖がるのか」というトークでこの重要なトピックスを探った。

「クリーンな食生活」の人気上昇や「ナチュラル」フードのマーケティングは我々を安心させない。逆に食品選択に疑問が増え混乱する。

小売店の通路には情報が過剰である

精神的ショートカット:ヒューリスティックスとバイアス

例えば確認バイアス

理性によるコントロールをとりもどす―恐怖から楽しみへ

 

以下

自然さのバイアス

意思決定に疲れる

ダーティダズンの汚い秘密

健康ハロー効果

 

-CDCの失敗したコロナウイルス検査はコロナウイルスに汚染されていた、連邦が確認

CDC’s failed coronavirus tests were tainted with coronavirus, feds confirm

BETH MOLE - 4/21/2020

https://arstechnica.com/science/2020/04/cdcs-failed-coronavirus-tests-were-tainted-with-coronavirus-feds-confirm/

連邦による調査でCDCの研究者が手順に従わなかったことがわかった

新型コロナウイルスがアメリカに根を下ろそうとしていたとき、CDCは2月の初めに汚染されたキットを送ってウイルスをまき散らした、連邦担当者が確認した。この汚染によって検査は解釈不能になり国の貴重な時間を失った。

CDCはこの検査の何が問題だったのかはっきりさせてこなかった、ただ「試薬の一つを作るときに問題があった」とのみ言っていた。その後問題があったのはネガティブコントロールであることが示唆された。そしてニューヨークタイムス紙が報じた調査の結果によると、CDCの3つのラボのうちの2つの実験室でのずさんなやりかたがコンタミにつながったことを確認した。

2月の初めに問題が明らかになった直後、FDAはCDCにTimothy Stenzelを送って何が悪かったのか調査した。そのときは調整の欠如と商業製造経験のなさが発見されていた。コンタミにつながった問題の中には、研究者が実験室から検査キットの製造室を行き来する間に白衣を代えなかったことや研究者がラボのスペースをコロナウイルスを含む検体を扱うのと検査キットを組み合わせるのとを同じ場所で行ったことなどが含まれる

2月初めにCDCが最初に検査キットを送ってから、問題を解決するのに約1ヶ月かかり、その間ウイルスは広がっていた。

 

-100以上のコロナウイルスの抗体検査で混沌が支配する-政府が認めているのはたった4つ

Chaos reigns with more than 100 coronavirus antibody tests in use — and only 4 with government approval

Alexander Nazaryan,Yahoo News•April 21, 2020

https://news.yahoo.com/chaos-reigns-with-more-than-100-coronavirus-antibody-tests-in-useand-only-four-with-government-approval-205807881.html

CDCのもと長官がゴミと呼ぶ抗体検査が市場に溢れている。現在企業や研究室が提供する110の異なる検査がある。FDAが緊急使用認可したのはそのうち4つだけである

 

-一部の反ワクチン派がコロナウイルスパンデミックで考えを変えている

Some anti-vaxxers are changing their minds because of the coronavirus pandemic

By Emma Reynolds, CNN  April 20, 2020

https://edition.cnn.com/2020/04/20/health/anti-vaxxers-coronavirus-intl/index.html

これまでこれほどワクチンが期待されたことはなかった。科学者は前例のない時間スケールでコロナウイルスワクチンの開発競争をしていて政治的主導者の中にはワクチンができるまで生活制限が解除されることはないと警告する人もいる。これは反ワクチン運動にとって問題になる。しかし既に一部のワクチン反対派が考えを変えている。フロリダのHaley Searcy 26才はCNNに、2019年に娘が生まれたときは完全にワクチン反対だったという。「SIDSや予防接種の副反応の害をたくさん見たから。しかしCovid-19以降、病気が何をするのかをはじめて認識した。」「私の母は肺に持病があってもしCovid-19に感染したら戦えない。だから私にできることはデマと戦いできるだけ多くの人に家にいるよう説得することだと学んだ」その学習課程で世界が過去のパンデミックとどう戦ってきたのかを知りワクチンがどのようなものであるかを知った。そして反ワクチンがどんなに非科学的なものなのかを認識するに至った。

英国やフランスを含む多くの国で近年ワクチンに対して懸念を表明してきた人達が態度を軟化させてきている。コロナウイルスの死亡者が増えれば増えるほど、人々のワクチン受容が増加しているようだ。

反ワクチン活動家のLynette Marie Barronは当局が人々の権利を奪うためにコロナウイルスの被害を大袈裟に言って恐怖を煽っているという

(いろいろ略)

 

-レベル3での売買-専門家の反応

SMC NZ

Buying and selling at Level 3 – Expert Reaction

Published: 21 April 2020

https://www.sciencemediacentre.co.nz/2020/04/21/buying-and-selling-at-level-3-expert-reaction/

ニュージーランドは4月27日月曜日の午後11:59にアラートレベル4から3に移行する。

SMCはニュージーランドの事業者と消費者にとってのサプライチェーンの問題について専門家にコメントを求めた

(食料やレストラン等についてはあまり問題ないが海外に依存している事業は困難が続くと)