2020-06-11

[MFDS]日本産輸入食品の放射能検査の結果

輸入検査管理課 

-2020-06-05

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43140

2020.5.29〜2020.6.4

 

-2020-05-29

https://www.mfds.go.kr/brd/m_100/view.do?seq=43138

2020.5.22〜2020.5.28

 

[MFDS][省庁合同]政府、コロナ19をきっかけに「食事文化改善」本格的に展開することに 

食中毒予防課 2020-06-09

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44282

□ チョン・セギュン首相は6月9日午後、政府ソウル庁舎で第21回食品安全政策委員会(委員長:首相)を主宰した。

〇 食品安全政策委員会は、「食品安全基本法」第7条の規定により食品等の安全に関する重要な政策を議論するために設置された委員会で、これまで「食品安全改善総合対策」('17.12)、「健康脆弱階層の給食管理強方案」('18.12)などを議論してきた。

〇 今日の会議では、コロナ19の拡散で提起された私たちの「食事文化改善推進方案」など計5件の案件を議論した。

<第21回食品安全政策委員会案件>

・食事文化改善推進方案

・One-Asia食品安全プロジェクト推進方案

・貝類生産海域衛生及び安全管理強化方案

・原乳の国家残留物質検査プログラムの導入方案

・2019年度食品安全管理施行計画の推進実績

□ まず、コロナ19をきっかけに感染症に弱い私たちの食文化を改善するための方案を樹立した。

〇 学界やマスコミなどでは、一つの食品を大勢で一緒に食べたり、箸とスプーンを複数の人が触れる形態などを防疫の観点から変えなければならない文化と指摘している。

〇 政府はこれまでの専門家・業界懇談会と地方自治体優秀事例発掘・分析などを通じて「食ベべ物を個人の食器で食べる」、「衛生的な箸とスプーン管理」、「従事員のマスク着用」を3大改善課題として定め、外食店のサービス改善が行われるようにし、消費者の積極的な参加を誘導する計画である。

〇 一部の自治体では、個人用皿など一人で食べるツールを提供するなど防疫規則を遵守する外食店を「安心食堂」と指定しているが、これらの事例を全国に拡大して安全性を基盤とした品格のある食事文化が醸成されるようにする。

〇 また、外食業者が利用できるオーダーメイド食器ツールの発掘及び普及のために外食・台所用品・家具業界などと協業して公募展を開催し、発掘された優れた製品の商品化を促進するなど関連産業も共に活性化されると期待する。

〇 また、様々な媒体を通じて衛生的な食事文化の紹介、有名人が参加するリレー実践キャンペーン推進、消費者、青少年等に対する正しい食事文化の改善教育など、国民が食事文化の改善の必要性を共感して実践できるように、国民の参加を通じて食習慣の変化を促進する。

 

□ 第二に、韓・中・日の3ヵ国の異なる食品安全基準を統一するための「One-Asia 食品安全プロジェクト」を推進し、国内の食品産業の活性化による輸出増大との効果的な輸入食品安全管理で国民の健康を確保する。

〇 韓・中・日の3ヵ国は、食習慣と生産環境が類似していて、食品市場規模が世界市場の28%を占め、アジアと世界市場に影響を与える可能性が大きい大規模市場である。

- しかし、食品安全基準が互いに異なり、国別に輸出製品の不適合事例が発生するなど、食品業界が困難を経験してきた。

〇 これに韓国は、「One-Asia 食品安全プロジェクト」を通じて、中国・日本との食品安全管理システムの調和と統一を推進し、最終的には、韓・中・日に通用可能な基準を設けて、食品の非関税障壁を解消して食品安全を強化し食品産業の同伴成長を図る計画である。

〇 このため、政府は今年韓・中・日「食品安全管理協議体」を構成し、2021年には「食品安全管理基準統合計画」樹立、2022年から「食品安全管理統合基準」を開発し、食品安全管理レベルを一緒に向上させる。

 

□ 第三に、貝類生産海域の衛生及び安全管理を強化し、国民が安心して貝類をたべられるように努力する。

〇 政府は、「清潔で衛生的な生産環境づくりによる安全健康貝類生産」を目標に、貝類生産海域周辺下水処理施設及び汚染物質の海洋流入遮断施設を拡充するなど、汚染源管理を強化し、貝類の生産海域の衛生管理基準を設ける。

〇 また、貝類の生産6市・道は、直接食中毒ウイルスが検出できる分析装置を備えて食中毒事故に迅速かつ効率的に対応する。

〇  これにより、米国、EU などを対象に輸出拡大できる条件を用意して、国内貝類の利益向上も図る。

 

□ 第四、牛乳などの乳製品の原料である生乳の残留物質(抗生物質、農薬など)について国が追加で検査する「国家残留物質検査プログラム」を今年の7月から導入する。

〇 現在は、乳製品の安全性確保のために酪農家から民間責任獣医が集乳時ごとに常時検査して、抗生物質残留の有無などを検査して不適合時廃棄している。

- 政府は、それに加えて、米国、日本、EUで運営している民間検査に対する政府の検証プログラムを導入して、原乳の安全性をさらに強化する。

〇 毎年、農食品部と食薬処が共同で検査計画を策定し、地方自治体(市・道の動物衛生試験所)が検査するシステムを構築して、動物用医薬品・農薬など71項目について、年間300件の検査を実施する計画。

※(添付)1食品安全政策委員会の概要

2.食品安全政策委員会の民間委員名簿

 

[MFDS]市販流通のオキアミ油12個の不適合、全量回収措置

食品総括対応TF 2020-06-09

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44280

□ 食品医薬品安全処は、ホームショッピング・オンラインショッピングモールなどで販売されているオキアミ油製品を回収して検査した結果、41個製品中12個製品(29%)で抗酸化剤エトキシキンと抽出溶媒(ヘキサン、酢酸エチルなど)などが基準を超過して検出されたと発表した。

○ 今回の回収・検査は、最近オキアミ油製品が大きな人気で消費が増えているため市中に流通​​している製品が適切に製造されているかどうかを確認するために実施した。

○ 検査項目は、▲エトキシキン、 ▲抽出溶媒5種(ヘキサン、アセトン、酢酸エチル、イソプロピルアルコール、メチルアルコール)*など

*抽出溶媒としてヘキサン・アセトンは使用できるが、酢酸エチル・イソプロピルアルコール・メチルアルコールは使用禁止

○ エトキシキンは5製品が基準値(0.2 mg/kg)を超えており、検出量は最小0.5 mg/kg最大2.5 mg/kg。

○ 抽出溶媒は、維持抽出に使用することができない酢酸エチルが3の製品で最小15.7 mg/kg最大82.4 mg/kgで、イソプロピルアルコールは2の製品のそれぞれ8.1 mg/kgと13.7 mg/kgが検出され、

- 油脂抽出溶媒として使用されるヘキサンは、2の製品が基準(5 mg/kg)を超過して、それぞれ51 mg/kg、1,072 mg/kg検出された。

 

[MFDS]おいしい食卓、賢いおうちごはん生活をしてください

食生活栄養安全政策課 2020-06-09

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44279

□ 食品医薬品安全処は、最近、おうちごはんを楽しむ家庭が増えることにより健康的な食生活を家庭で実践できるようにナトリウムと糖類を減らした薄味でおいしい食卓メニューを勧める。

○ おいしい食卓メニュー*は、食品安全国ホームページで検索することができ、おかず、汁物、チゲから一品料理まで1,200以上のメニュー**について焼く・沸かす・蒸すなどの調理法タイプ別にも簡単に探して見ることができる。

<添付> 1.食品安全国ホームページ(ナトリウム・糖類を減らしたメニュー)

<添付> 2.「私たちの体が願うおいしい食卓」冊子

 

[MFDS]次のコロナ時代に備え、食品安全管理改善推進 

食品安全政策課 2020-06-04

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44267

□ 食品医薬品安全処は、飲食店など食品取り扱う施設の従事者のマスク着用や手の消毒装置の義務化などを主な内容とする「食品衛生法施行規則」の改正案を、6月4日立法予告する。

○ 今回の改正案は、現在のコロナ19危機を乗り越えて、次のコロナ時代に日常で食品の安全性を確保することができるように、新しい食品安全管理環境を作っていくために設けた。

□ 改正案の主な内容は、▲食品を直接扱う従事者のマスク着用、▲感染症の症状がある従事者の業務を一時排除または健康診断措置、▲飲食店など手を洗う設備や消毒装置など完備、▲一連の禁止命令などの措置違反時営業停止など。

<添付>主な改正案の内容

□ 背景

○ コロナ-19発生以前の日常に戻ることは困難と予想される中、継続的に「生活の中の距離を置くこと」防疫指針*実践の要求

* 手洗い、マスク着用、病気のときは休むなど

○ 日常・余暇生活と密接な飲食店、遊興酒店などのハイリスク施設などで食品の安全性を確保して安心して利用できるように推進

□ 主な改正内容(防疫指針反映)

① 食品製造・加工・調理・包装の直接従事者はマスク着用

*(既存)衛生帽着用 →(改善)衛生帽+マスク着用

② 食品接客業営業所内に手を洗う施設の設置や手の消毒剤の完備

*(既存)営業所内施設完備の義務なし →(改善)手を洗う施設設置や手の消毒装置、用品など完備

③ 営業者は、製造・加工・調理・包装・販売等の直接従事者が発熱など感染症の症状時の営業で一時排除または健康診断などの措置

*(既存)常時健康管理なし →(改善)営業で一時排除または健康診断の措置など常時健康管理

④ 「感染症の予防及び管理に関する法律」による地方自治体長などの一連の命令などに違反して営業し続ける場合に営業停止根拠を用意

*(既存)罰金(感染症予防法) →(改善)罰金(感染症予防法)+営業停止(1次:2ヶ月、食品衛生法)

 

[MFDS] [報道参考]健康機能食品の異常事例管理システムを強化 

健康機能食品政策課 2020-06-04

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44265

□ 食品医薬品安全処は、健康機能食品の摂取に起因する消費者被害予防のための健康機能食品異常事例報告、調査・分析及び公表方法などの詳細手続きを用意して、6月4日に施行すると発表した。

○ 今回の健康機能食品法施行で、営業者*は健康機能食品の摂取が原因と疑われる異常事例(消化不良、かゆみなど)を知った時、7日以内に異常事例を食品安全情報源に通知する。

* 健康機能食品製造業者、健康機能食品販売業者、薬局開設者、輸入食品等の輸入・販売業者

○ 食品医薬品安全処は、報告を受けた異常事例と該当健康機能食品との因果関係を調査・分析し、その結果を食薬処ホームページに公開する。

 

[MFDS]コラーゲン一般食品、肌の保湿・弾力広告ダメ! 

サイバー調査団 2020-06-03

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44255

□ 食品医薬品安全処は、最近、インナービューティーに対する消費者の関心が増加して、食べる「コラーゲン製品」を対象に虚偽・誇大広告行為を集中点検し、不当な広告416件を摘発し該当販売サイトは遮断措置した。

* 「食品等の表示・広告に関する法律」第8条(不当な表示や広告行為の禁止)

○ 今回の点検は、オンラインショッピングモールなどの「コラーゲン製品」で、一般的な食品を肌に特別な機能があるかのように販売しており、不当な表示・広告から消費者の被害を予防するために実施した。

- 参考に、健康機能食品コラーゲン製品には、「肌の保湿」、「紫外線による皮膚の損傷から健康を維持するのに役立ち」などの機能性を表示・広告することができるが、一般食品には機能性などを標榜してはいけない。

□ 違反類型別に見てみると、▲健康機能食品誤認混同164件(39.4%)、▲成分効能・効果広告による消費者欺瞞146件(35.1%)、▲効果偽り・誇張103件(24.8%)、▲疾病予防・治療効果標榜3件(0.7%)などが不当な広告で摘発された。

○ (健康機能食品誤認・混同)一般加工食品であるコラーゲン製品に肌の保湿などを標榜し、健康機能食品と誤認する懸念がある表示・広告

(摘発事例)△生気があってしっとり、△毎日のしっとりして生気ある一日を完成する、△◯◯コラーゲンが必要な瞬間!顔がサラサラの方、洗顔直後乾燥がひどい方、健康でしっとりとした生活をしたい方などの表現

○ (消費者詐欺)コラーゲン製品に含有成分であるヒアルロン酸や、コラーゲンの効能・効果の広告を通じて、その製品がまるで肌保湿及び皮膚弾力に効果があるかのように消費者を欺くための表示・広告

(摘発事例)△ヒアルロン酸は皮膚の深層で水分を保持する役割1000倍の水分保存、△コラーゲンは皮膚を支える役割、肌の水分を保持し皮膚組織を堅く堅くする役割

○ (偽・誇張)コラーゲン製品が肌の弾力、シワ改善効果など事実と違う内容や身体組織の機能・作用・効果など虚偽・誇張表示・広告

(摘発事例)△セレブが密かに食べるプリプリ肌の秘密、△1DAY 1DRINK!肌が荒れたとき、小ジワが増えていくとき、△□□コラーゲン2週間摂取後弾力11°上昇!、△あなたのための選択!肌弾力を守りたい方・目元口元しわ管理が必要な方、△ますます濃く長くなるママの顔中の落書きが見えます。今消して差し上げますなどの表現

○ (疾病予防・治療)コラーゲン製品が脱毛、関節炎などの病気を予防し治療に効果があることが認識する懸念ある表示・広告

(摘発事例)◇◇製品が脱毛、関節炎などに効果があるかのように表示・広告

 

□ 食薬処は、消費者が健康機能食品を購入する場合、食薬処が認めた健康機能食品マークと機能性情報を必ず確認して、一般的な食品の検証されていない効能・効果などの広告に惑わされないよう呼びかけた。

○ また、消費者が安心できる購入環境を造成するために、今回摘発された業者などは、今後も集中点検する一方、故意・常習違反業者に対しては行政処分と告発措置を並行するなど強く制裁する予定。

 

[MFDS] [報道参考]餅、キムチにも栄養成分表示の拡大推進 

食品表示広告ポリシーTF 2020-06-01

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44246

□ 食品医薬品安全処は、国民の健康的な食生活を支援しようと、餅・キムチ類などにもカロリー、糖類、ナトリウムなどの栄養表示義務を拡大する内容の「食品等の表示・広告に関する法律施行規則」改正案を6月1日に立法予告する。

参考に、現在レトルト食品・パン・菓子などに栄養表示をしている。

* 実施時期:120億以上('22 .1.1)、50億〜120億以上('24 .1.1)、50億未満('26 .1.1)

○ 一方、一般的な食品の機能性表示導入に関連して、無分別な機能性表示・広告から消費者を保護するために、

* 一般的な食品の機能性表示の具体的な方法は、現在の利害関係者間の合意を推進しており、合意が完了すれば食薬処告示制定及び施行する予定

- 機能性広告の内容について事前自主審査を受けるようにして、健康機能食品誤認・混同懸念表示・広告は、処分基準を強化する予定。

* (現行)営業停止7日(初回)→(改正)営業停止15日(初回)

- また、表示・広告内容とは異なったり機能性含有量が不適合で消費者に混乱を与える場合は、回収措置はもちろん行政処分も強化する。

* (現行)是正命令(初回)→(改訂)品目製造停止15日と該当製品廃棄(初回)

 

[MFDS] [報道参考]食品用器具・容器・包装のリサイクル基準を整備 

添加物基準課 2020-05-29

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44240

□ 食品医薬品安全処は、食品用器具・容器・包装のリサイクル基準を整備するなどの内容を入れた「器具及び容器・包装の基準及び規格」の改正案を5月29日に告示した。

□ 今回の改正案の主な内容は、▲合成樹脂のリサイクル基準の明確化、▲共通の製造基準整備、▲共通規格及び用途別規格の整備など。

 

[MFDS] [報道参考]食品表示、よくある質問(FAQ)プラットフォームオープン 

食品表示広告制作TF /統合食品情報サービス課 2020-05-27

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44223

□ 食品医薬品安全処は、食品の表示に関する疑問を簡単に解決できるように、よくある質問・回答をした箇所集めた「食品表示 FAQ」プラットフォームサービスを5月27日から食品安全国を通じて提供する。

* 食品安全国(www.foodsafetykorea.go.kr>食品・安全>食品表示>食品表示FAQ)

○ 食品表示に関する質疑は、過去一年間全体請願の22.5%、約1万1千件に達するほど関心が高かったので、今回のサービスが請願アクセシビリティと利便性を高めると期待される。

 

[MFDS] [報道参考]畜水産物の抗菌剤の管理基準強化 

有害物質基準課/食品基準課 2020-05-27

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44221

□ 食品医薬品安全処は、食品中の動物用医薬品と農薬に対する残留許容基準を強化する内容の「食品の基準及び規格」を5月27日に改訂・告示する。

○ 主な改訂内容は、2022年1月から畜・水産物及び蜂蜜などについて基準が設定されていない未許可の抗菌剤は不検出レベルである0.01 mg/kg以下に残留許容基準を厳格に管理する。

○ また、農薬の基準・規格再評価の結果などをもとに、農薬37種の残留許容基準を今年8月から強化する。

 

[MFDS]オンラインオープンフォーラム、子供の高カフェイン飲料の規制議論 

疎通協力課/食生活栄養安全政策課 2020-05-25

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44215

□ 食品医薬品安全処は、来る26日、消費者団体・学界・業界とともに「高カフェイン飲料関連子供*食生活安全管理強化方案」をテーマに、「第1回食・医薬安全オープンフォーラム2020」を非対面方式のオンライン形態で開催する。

○ 今回のフォーラムは、幼い子供のカフェイン含有食品の過剰摂取の社会的懸念から高カフェイン飲料の販売制限の必要性などが提起されたことによって、消費者団体・医療界・学界・業界の意見を幅広く受け入れて今後の推進方案を用意するために開催する。

○ 主な内容は、▲子供の高カフェイン飲料摂取の副作用事例(消費者団体)、▲子供のカフェイン過剰摂取の危険性と摂取推奨量提言(医療界)、▲子供の高カフェイン飲料安全管理強化方案(食薬処)など。

 

[MFDS]食薬処、梅酒、クマイチゴ酒など果実酒製造業者を点検

 主流安全政策課 2020-05-25

https://www.mfds.go.kr/brd/m_99/view.do?seq=44214

□ 食品医薬品安全処は、酒類の安全管理のために梅・クマイチゴ・桑の実などが本格的に収穫される時期に合わせて、全国の果実酒の製造業者40社を対象に来る5月29日まで安全点検を実施する。

○ 主な点検内容は、▲害虫防止など製造工場内の衛生管理、▲食品添加物使用時の基準遵守可否、▲腐敗・変質など原料完備要件違反の有無などであり、製品回収・検査も並行する予定。

○ 特に今回の点検では、梅など核果類果実酒の製造時に生成するカルバミン酸エチルの管理現状を探り低減化方法を現場指導する計画である。

- 参考に、カルバミン酸エチルトの生成を減らすためには、▲傷がなく高品質の原料を使用、▲エタノール50%以下で浸出、▲保管・流通温度を低く維持する方法などがある。

□ 一方、食薬処は、家庭でも安全に浸漬酒を作って楽しむには次の点に注意するよう呼びかけた。

○ 食用に摂取することができる原料・部位のみを使用し、梅は種を除去

* 梅の種とアルコールが反応するとカルバミン酸エチルが自然に生成

○ アルコール度数が低くすぎると、カビの発生など微生物汚染や酸敗が起き浸漬酒が変質する可能性があるので、アルコール度数が25度以上の浸漬用アルコールを使用

○ 食品用容器に入れて作り、浸漬原料とお酒を保管する瓶はきれいに洗って水気を除去して使用

○ 空気との接触を最小限にするためによく密封した後、涼しい日陰で熟成

 

[HK]食品安全デー2020

Food Safety Day 2020

https://www.cfs.gov.hk/english/whatsnew/whatsnew_act/Food_Safety_Day_2020.html

ハイリスク食品を知ろう

妊婦、乳幼児、高齢者、免疫の弱っている人のハイリスク食品への注意

 

[NYC]コロナウイルス疾患2019(COVID-19)

Coronavirus Disease 2019 (COVID-19)

https://www1.nyc.gov/site/doh/covid/covid-19-main.page

マスクについてのFAQ (6月 8日更新)、安全な抗議行動(6月 8日更新)、等が追加されている

(抗議に行くときには催涙スプレーがかかったときのために水と石けん水を噴射できるボトルで持っていく、とか声を出す代わりに鳴り物やボードを使う、とか、当局が言うんだ)

 

[BfR]食品や飼料中の動物タンパク質のトレーサビリティと真正性のための革新的方法のさらなる開発と妥当性検証

Further development and validation of innovative methods for traceability and authenticity of animal proteins in food and feed (Animal-ID2)

02/2020-01/2023

https://www.bfr.bund.de/en/further_development_and_validation_of_innovative_methods_for_traceability_and_authenticity_of_animal_proteins_in_food_and_feed___animal_id2_-247378.html

研究プロジェクト

質量分析法と免疫学的ツールを用いた加工動物タンパク質検出方法の妥当性確認と検査キットプロトタイプ開発

 

[BfR]謎の蒸気

Mysterious vapour

10.06.2020

https://www.bfr.bund.de/en/press_information/2020/21/mysterious_vapour-247370.html

BfR科学マガジンBfR2GO最新号は電子タバコ特集

 

[FAO]新しくでてくるデータはCOVID-19が脆弱な国の飢餓に拍車をかけていることを示唆する

Emerging data suggest COVID-19 is driving up hunger in vulnerable countries

9 June 2020,

http://www.fao.org/news/story/en/item/1280414/icode/

COVID-19パンデミックは明確な食料安全保障上の危険である

アフガニスタン、中央アフリカ共和国、ソマリアへの緊急援助が必要

 

[WHO]公衆衛生のための画期的法的勝利とタバコ企業の大きな後退

FCTC(タバコ規制枠組み条約)

Landmark legal victory for public health and a major setback for the tobacco industry

10 June 2020

https://www.who.int/fctc/mediacentre/press-release/wto-landmark-legal-victory-tobacco-plain-packaging/en/

本日我々は公衆衛生とタバコ規制の大きな勝利を祝福する。6月9日にWTO上級委員会がオーストラリアのタバコプレーン包装についてホンジュラスとドミニカ共和国がオーストラリアに異議を申し立てていた件について報告した。この決定により2012年から始まったオーストラリアのプレーン包装法に関する法的苦情申し立ては終了した。

WTOにおいて、オーストラリアのプレーン包装がヒト健康保護のために必要以上に貿易を制限するものであるという主張は却下された。

上級委員会の決定はタバコ業界がタバコ規制を阻止しようとして持ち出した法的ハードルを明確にクリアするものであり、世界中でプレーン包装を導入することを加速させるだろう。

 

論文

-COVID-19の重症度に食品業界も共同責任があると専門家が言う

Food industry 'shares the blame' for severity of COVID-19, argue experts

10-JUN-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-06/b-fi060820.php

コロナウイルスは肥満の流行への取り組みを今まで以上に緊急なものにした

Queen Mary University of London の研究者らがBMJ に発表。世界中の食品企業が不健康な食品や飲料の宣伝を止め政府は組成の変更を強制すべきである。

Covid-19パンデミック中のサプライチェーンの混乱やパニック買いなどで生鮮食品が手に入りにくくなり、より高度に加工された食品の摂取量が増えた。さらに食品業界はパンデミックをマーケティングの機会として使った(例えばNIHの職員に50万個のドーナッツを提供した)と著者は言う

(いくらなんでも難癖だと思うけど-これがBMJのエディトリアル。この方向に望ましい未来があるとは思わない)

 

-COVID-19パンデミックに影響された肥満のヒトの精神的、身体的健康

Mental, physical health of people with obesity affected during COVID-19 pandemic

10-JUN-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-06/uoth-mph061020.php

Clinical Obesityに発表されたテキサス大学サウスウェスタン体重管理計画と地域肥満手術で体重管理下にある123人の調査。重度肥満のヒトはコロナウイルスによる合併症や死亡リスクが高いので自宅にいることが重要だったが同時に合併症を抱えていてケアも必要であった。この集団の日常生活や行動へのパンデミックの影響を調べた。73%は不安増加、84%は鬱増加。70%は減量目標達成が困難と感じ48%は運動時間が減り56%は運動強度が減った。約半分が食品の備蓄を増やしストレスによる過食を報告したのは61%.

検査でSARS-CoV-2陽性だったのは2人だが約15%が症状があると報告。10%が失業し20%はバランスよく食べることができなかったと報告

 

-Nature

編集者からの注記:Natureは#ShutDownSTEMに参加

Note from the editors: Nature joins #ShutDownSTEM

10 JUNE 2020

https://www.nature.com/articles/d41586-020-01723-9

雑誌の発行を遅らせ、どうやったらアカデミアとSTEM(科学技術工学数学)における反黒人人種差別を根絶するのに役立てるかを計画するのにその日を使う

 

その他

-コロナウイルス:全てのGuelph, Wellington郡事業でフェイスカバーが義務になるだろう

Coronavirus: Face coverings will be mandatory at all Guelph, Wellington County businesses

BY MATT CARTY GLOBAL NEWS

Posted June 10, 2020

https://globalnews.ca/news/7048646/coronavirus-mandatory-face-coverings-guelph/

(カナダ。義務、とか強制にしないとマスクしないだろうということなんだろう。政策の厳しさと人々の行動は必ずしもパラレルではないので他国との比較は難しい)

 

-国連のマスクやウイルスの拡散についての助言を混乱が支配する

Confusion reigns as UN scrambles mask, virus spread advice

BY MARIA CHENG, THE ASSOCIATED PRESS

Posted Jun 9, 2020

https://www.660citynews.com/2020/06/09/confusion-reigns-as-un-scrambles-mask-virus-spread-advice/

もう何ヶ月にもわたって専門家も一般の人々も話題にしてきた問題がある:病気の自覚のない人がコロナウイルスを広めることがあるのか、そしてそうならそれを止めるためにみんながマスクをすべきなのか?

WHOですら整理できてないように見える。火曜日にこの国連保健当局はここ数日の間に出した一見矛盾するメッセージを説明するのに忙しかった。この混乱した、混ざったメッセージはパンデミックをコントロールすることをさらに困難にするだけだ、と専門家は言う。

このコミュニケーションの失敗はWHOがこれまで長く維持してきたマスクについての助言の変更を強調する。

金曜日にWHOはマスクについての助言を変更し、布のマスクをするよう勧めた。理由の一部は病気であるがまだ症状の出ていない人からも伝染する可能性があるからだった。しかしWHOの技術主任Maria Van Kerkhoveが今週、「無症状の人からの伝染は希なようだ」と言った。この説明に多くの科学者が愕然とした

(最後まで全く症状の出ない人asymptomaticと症状が出る前の人presymptomaticを区別するのは難しい)