2020-07-09

[FSAI] FSAIは初めて1-5才の健康的食生活助言を発表

FSAI Publishes First Healthy Eating Recommendations for 1-5 Year-Olds

Monday, 22 June 2020

https://www.fsai.ie/news_centre/press_releases/healthy_eating_1-5yearolds_22062020.html

FSAIは、アイルランド在住の1-5歳の子供向けの食事ガイドラインの報告書を発表した。FSAI科学委員会は最新のアイルランドの研究から、アイルランドの1-5歳の子供が一般に食べる毎日の食事、またベジタリアンのパターンを含めモデル化した。国内初の幼児向けの科学的な報告書である。食事摂取の目標はエネルギー、主要栄養素(タンパク質、炭水化物、糖分、食物繊維、脂肪、飽和脂肪、ドコサヘキサエン酸(DHA)及びエイコサペンタエン酸(EPA))及び6大微量栄養素(ビタミンA、ビタミンD、カルシウム、鉄分、ヨウ素及び亜鉛)についてで定められた。食事モデルは健康的な食事の原則と6つの年齢層(1歳、1.5歳、2歳、3歳、4歳及び5歳)のWHO(世界保健機関)の成長チャートに基づいた5パーセンタイルの男女が考慮された。また、敏感な子供向けの栄養強化食品やサプリメントについての推奨、特別な支援を必要とする子供向けの推奨も含まれた。

FSAIのCEO Dr Pamela Byrneは「この年齢時期は発達段階で、生涯にわたる食事の習慣が形成される。この科学的エビデンスに基づく推奨は、アイルランドの両親、保護者や医療従事者が重要な時期の子供の発達を助ける食事ガイドラインとなる」と述べる。

この報告書担当の代表であるMs. Ita Saulは1-5歳の時期は、体は小さいが非常に栄養所要量が高く、食品の質が重要である、と言う。この食事助言推奨は、医療関係者が栄養のリスクを認識でき、強化食品やサプリメントに関する具体的な助言を得られる、と述べた。

重要な推奨

・牛乳は重要で、毎日牛乳を550ml摂取あるいは相当のヨーグルト、チーズを推奨。

・この年齢層に推奨される飲料は水と牛乳のみである。加糖や酸性飲料は制限し、飲む場合は食事時にすべきである。

・アーモンドミルク、ココナッツミルク及びライスミルクなどは牛乳の代用としては栄養不十分。植物ベースの飲料では、栄養、特にカルシウム補強のソイミルクが代用できる。

・野菜は主要な食事で、この時期の子供に適した量のサラダ、野菜あるいは果物が必ず必要である。例えば、2歳児には小さい2つ分(ポーション)、4歳児には小さい4つ分(小さい子は少なく、大きい子供は多く、量は子供の手のひらの大きさにすべきである)。

・脂の少ない赤肉(約30g)はタンパク質に加え、鉄分、その他の重要なミネラル摂取のために1週間に3日食べることが推奨される。他の日は、赤肉を鶏肉、魚、卵、豆類に置き換えることができる。ナッツバターもタンパク質を含む。

・白パンと全粒パン、シリアル、じゃがいも、パスタ及び米の組み合わせは、食物繊維が十分とれ、重要なカロリー摂取源である。

・菓子、ケーキ、ポテトチップ、ビスケット及び甘みのついた朝食用シリアル類のような高脂肪、高糖分あるいは高塩分の食品は推奨されない。栄養のある食品をとる余地を減らし摂取能力超え、あるいは過体重、肥満といった余剰のカロリーになる。

・脂肪、スプレッド及び油は最小限の使用にすべきである。

・冬季は、子供すべて低用量(5㎍)のビタミンDのサプリメントで補強する必要がある。

・1-3歳の生まれつき小さい子は(成長チャートの25パーセンタイル以下の子供)、鉄分強化の全脂肪牛乳あるいは低用量鉄分サプリメントで補強が必要。

・幼い時期に様々な野菜、サラダ、果物、肉、魚及び全粒シリアル食品の味や感触を受け入れ、栄養価のある食品を好きになるようにする。そのために、少量の砂糖を、煮込んだ果物、ミルクプリン、ジャム、アイスクリームなどに使用することができる。

・食品アレルギーを疑って重要な食品群が摂取されないと、子供の成長や発達に影響するので、適切な専門家に相談するべきである。

・健康的な食事同様、健康を高める運動も重要である。

・子供の好き嫌いは食や人の環境にも影響されるが、多くの子供は甘く、塩の味がし、高カロリーの物を好む。野菜など多くの食品を好むように大人のサポートが必要となる。

・虫歯と歯牙酸蝕症はこの時期の子供の口内疾患の2第原因である。スナックや甘い食品を避け、国の口内衛生ガイダンスを守るべきである。

 

Scientific Recommendations for Food-Based Dietary Guidelines for 1-5 Year-Olds in Ireland

結果

食事のガイドライン作成に、全体で640食の4日間の食事摂取状況、2560食分の食事が分析された。DHA、EPA、鉄分及びビタミンDを除いた食品摂取のパターンが作成された。

すべての1-3歳の子供が、鉄分摂取が十分でないリスクがあるとわかった。赤肉を週に約3日、鉄分強化の朝食用シリアルを週5日とることで対応できる。しかし、WHOの成長チャート25パーセンタイル値以下の1-3歳の子供は、1日に4mgの追加の鉄分が必要である。

アイルランドの1-5歳のビタミンD状態(血中濃度)を調査した研究では、ビタミンD欠乏症の普及と季節による不足の変動が示された。アイルランドの多くの幼い子供は、夏季は食事と日光を介して十分なビタミンDが摂取できる。しかし、冬季は幼い子供の40-45%において、食事から25-ヒドロキシビタミンD(25(OH)D、ビタミンD状態のバイオメーカー)の血中濃度を50nmol/L(骨の健康に必要なビタミンDを確保するために必要とされる値)以上に維持することが十分でない。ビタミンDの推奨ではこのエビデンスが食事のモデルの結果とあわせて考慮された。

 

[HK]食品安全センターはソウギョのサンプルに微量のマラカイトグリーンを検出する

CFS finds traces of malachite green in grass carp sample

Tuesday, July 7, 2020

https://www.cfs.gov.hk/english/press/20200707_8019.html

食品安全センター及び食物環境衛生署は、定期食品調査にてソウギョのサンプルに1.5 ppbのマラカイトグリーンを検出したと発表した。

 

[SFA] COVID19 – 安全な生活と安全な管理方法に関する食品施設の従業員と経営者向けのガイドライン

COVID19 - Guidelines for Employers and Managing Agents of Establishments in the Food Sector on Safe Living and Safe Management Measures

Wednesday, July 8, 2020

https://www.sfa.gov.sg/covid-19/guidelines-for-employers-ESDM

SFAはCOVID-19感染を減らし、とめるために食品施設に働く従業員やその経営者向けガイドラインを公表。

https://www.sfa.gov.sg/docs/default-source/covid/guidelines-for-employers-and-managing-agents-of-establishments-(7-jul-2020).pdf

 

[FSA]Food we can trust - making it happen: ウェストミンスター食品栄養フォーラムでのスピーチ

Food we can trust - making it happen: Address to the Westminster Food & Nutrition Forum

7 July 2020

https://www.food.gov.uk/news-alerts/news/food-we-can-trust-making-it-happen-address-to-the-westminster-food-nutrition-forum

英国のための新たな食品戦略について、FSA長官Emily Milesのウェストミンスター食品栄養フォーラムでのスピーチ

・COVID-19の教訓

・消費者の関心は常に経済的関心より勝るべき

・どうやって信頼を構築するか

・規制機関と食品事業者との関係:信頼とやりやすさ

・政府は公益を守らなければならない

 

[ヘルスカナダ]ヘルスカナダは電子タバコ製品の若者が見たり聞いたりできるところでの広告禁止を確認

Health Canada confirms ban of advertising for vaping products wherever they can be seen or heard by youth

July 8, 2020

https://www.canada.ca/en/health-canada/news/2020/07/health-canada-confirms-ban-of-advertising-for-vaping-products-wherever-they-can-be-seen-or-heard-by-youth.html

カナダ政府は若者の電子タバコの使用増加を懸念していてそれに対応する

 

-若者の電子タバコ防止に関する公的教育

Youth Vaping Prevention Public Education

2020-07-08

https://www.canada.ca/en/health-canada/news/2020/07/youth-vaping-prevention-public-education.html

ヘルスカナダは若者のタバコのリスク認識を援助し、タバコの帰結について考えるキャンペーンを準備した。

 

-最終のタバコ製品広告規則(VPPR)について

Final Vaping Products Promotion Regulations (VPPR)

2020-07-08

https://www.canada.ca/en/health-canada/news/2020/07/final-vaping-products-promotion-regulations-vppr.html

ヘルスカナダは若年層に対するタバコ製品の広告を制限する追加の措置である、最終のタバコ製品広告規則を発表した。

 

[FSAI]手洗いと食品安全

Hand Washing and Food Safety

8/7/2020

https://www.fsai.ie/faq/hand_washing.html

手洗いと食品安全に関し、情報更新。

 

[FDA]FDAは「曝露軽減」情報を載せたIQOS加熱式電子タバコの市販を許可する

FDA Authorizes Marketing of IQOS Tobacco Heating System with ‘Reduced Exposure’ Information

July 07, 2020

https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/fda-authorizes-marketing-iqos-tobacco-heating-system-reduced-exposure-information

本日、FDAはフィリップモリス製品のIQOS加熱式電子タバコをリスク低減たばこ製品(MRTPs)として市販を許可した。

 

[FDA]警告文書

-コロナウィルス疾患2019(COVID-19)に関連

Clinic, LLC

July 07, 2020

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/shen-clinic-llc-607637-07072020

Lianhuaqingwencaps.com

July 06, 2020

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/lianhuaqingwencapscom-608667-07062020

Lotus Herbal Supplements

July 06, 2020

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/lotus-herbal-supplements-608658-07062020

Butterfly Expressions LLC

July 06, 2020

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/butterfly-expressions-llc-608567-07062020

SinoTradition.com

July 06, 2020

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/sinotraditioncom-608643-07062020

 

- Lea-Way Farms Inc. dba Blue Ridge Beef

June 26, 2020

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/lea-way-farms-inc-dba-blue-ridge-beef-597944-06262020

CGMP食品製造、包装または保管に関する衛生管理、不良品、食品施設登録の問題。

 

-Washington Homeopathic Products, Inc.

June 19, 2020

https://www.fda.gov/inspections-compliance-enforcement-and-criminal-investigations/warning-letters/washington-homeopathic-products-inc-589823-06192020

CGMP、最終製剤、不良品、ホメオパシー製品の問題。

 

[FDA]コロナウイルス(COVID-19)更新

Coronavirus (COVID-19) Update: Daily Roundup July 8, 2020

https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/coronavirus-covid-19-update-daily-roundup-july-8-2020

・詐欺的COVID-19関連製品を販売している企業に警告文書

(遊離塩素を500ppm以上含む溶液を肌や手に使うことを勧めている。有害化学物質を含まない、安全でナチュラルと宣伝して)

・マイアミの連邦検事が4人のフロリダ住民を、有害漂白剤「ミラクルミネラル溶液(MMS)」をCOVID-19治療薬として宣伝販売したことで起訴。FDAは消費者にMMSを購入したり使用したりしないよう強く求める

・メタノール汚染のあるハンドサニタイザー製品さらに追加

 

[NASEM]出生から24ヶ月までの乳幼児を食べさせる:既存のガイダンスの概要

Feeding Infants and Children from Birth to 24 Months: Summarizing Existing Guidance

2020

https://www.nationalacademies.org/our-work/scoping-existing-guidelines-for-feeding-recommendations-for-infants-and-young-children-under-age-2

乳幼児の食事の助言は科学の進歩、文化の影響、社会的傾向などにより時代とともに変わってきた。同時に科学的根拠のレビューや合成方法も強化され、根拠に基づいた健康助言をつくるためのプロトコールが確立された。しかしながら全ての当局が乳児向け食事ガイドにそのようなアプローチを使っているわけではなく、根拠に基づかないものもある。現在の助言の全体像をまとめることで既存のガイドの一貫性のレベルや研究すべき根拠、ハーモナイゼーションの可能性などがあきらかになる

ハイライト

Feeding Infants and Children from Birth to 24 Months

https://www.nap.edu/resource/25747/Feeding%20Infants%20and%20Children_%20Report%20Highlights.pdf

政府やNGOなどが発表した43のガイドラインを同定した。多くのガイドは何を与えるかについてだが約1/3はどう与えるかについての助言を提供していた。多くのトピックスで概ね一貫していたが一貫していないのは年齢や年齢の範囲に関係する部分であった

 

[FTC]FTCは消費者にフェイスマスクやその他個人用保護具の虚偽の翌日発送を約束した業者を取り締まる

FTC Takes Action against Marketer That Falsely Promised Consumers Next Day Shipping of Facemasks and Other Personal Protective Equipment

July 8, 2020

https://www.ftc.gov/news-events/press-releases/2020/07/ftc-takes-action-against-marketer-that-falsely-promised-next-day-shipping

SuperGoodDealsはCOVID-19が心配な消費者の急増する需要を利用した

「今日お金を払えば明日発送」と宣伝して実際にはしばしば数週間かかっている。FTCへのオンライン販売苦情のかなりの部分をSuperGoodDealsが占める

 

[FAO]彼らの職場は空:サバクトビバッタと戦うヘリコプターパイロット

Their office in the air: Helicopter pilots fighting Desert Locusts

08/07/2020

http://www.fao.org/fao-stories/article/en/c/1296523/

ソマリアでサバクトビバッタコントロール作戦を行っているパイロットMiles Woodgateの一日

生物農薬を散布している

 

[WHO]ウェブセミナー

化学事故対応の公衆衛生管理の紹介と中毒センターの役割

Introduction to the Public Health Management of Chemical Incident Response and the Role of Poison Centres – Wed8 July 2020

https://www.who.int/news-room/events/detail/2020/07/08/default-calendar/introduction-to-the-public-health-management-of-chemical-incident-response-and-the-role-of-poison-centres---wed-8july2020

 

[FSSAI]メディアコーナー

-FSSAIは蜂蜜の新しい表示規則を説明

FSSAI prescribes new labelling rules for honey

Tuesday, 07 July, 2020

https://fssai.gov.in/upload/media/FSSAI_News_Labelling_FNB_07_07_2020.pdf

蜂蜜の表示はA. 蜜蜂蜜Honeydew Honey(植物の葉や茎の蜜由来)、 B. 蜜蜂蜜と花蜂蜜の混合物、C. CarviaCallosa(インドの植物) 蜂蜜とする。さらに蜂の巣を絞って得られた場合には‘Pressed Honey’と表示、など

蜂蜜の異物混入は常に問題になっている

 

-世界は中国について語っているが、インドのウエットマーケットはどのくらい安全?

While The World Talks About China, How Safe Are Indian Wet Markets? 

06 Jul 2020

https://fssai.gov.in/upload/media/FSSAI_News_Market_ABPLive_07_07_2020.pdf

 

[USDA]事業者が食品を寄付することへの連邦インセンティブ

Federal Incentives for Businesses to Donate Food

Jul 08, 2020

https://www.usda.gov/media/blog/2020/07/08/federal-incentives-businesses-donate-food

食品の寄付をしやすくする仕組みの紹介

 

論文

-野菜果物全粒穀物の摂取量の多さが糖尿病リスクの低さと関連

Higher fruit, vegetable and whole grain intake linked to lower risk of diabetes

8-JUL-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-07/b-hfv070620.php

The BMJに発表された欧州EPIC参加者のデータを解析した研究と米国の医療従事者研究のデータを解析した研究。

 

-研究:フェイスブックのHPVワクチン反対で「反ワクチン」が勢いを増している

Study: 'Anti-vaxxers' gain traction against HPV vaccine on Facebook

8-JUL-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-07/uom-sg070820.php

FDAが2006年にHPVワクチンを認可してから10年のHPVワクチン関連投稿を調査。ワクチンの利益がますます明確になっているにも関わらずフェイスブックの投稿はますますネガティブになっている。Vaccine

 

-米国がん学会はHPV予防接種のガイドラインを更新

American Cancer Society updates guideline for HPV vaccination

8-JUL-2020

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2020-07/acs-acs070620.php

9-12才の男女に2回定期接種

 

その他

-SMC UK

Rishi Sunak大蔵大臣の“助けるために外食しようEat Out To Help Out”計画の発表への専門家の反応

expert reaction to the announcement of the “Eat Out To Help Out” scheme by Chancellor Rishi Sunak

JULY 8, 2020

https://www.sciencemediacentre.org/expert-reaction-to-the-announcement-of-the-eat-out-to-help-out-scheme-by-chancellor-rishi-sunak/

大蔵大臣が人々にレストランやカフェで外食することを勧める計画を発表した

Teesside大学公衆衛生栄養学教授Amelia Lake教授

昨日貴族院食品・貧困・健康・環境に関する特別委員会の報告書「変化への切望:食品の失敗を修正する」で不健康な食環境に対応することの重要性を強調したところなのにがっかりだ。外食は一般的に健康的でなく、塩脂肪砂糖が多いことがわかっている。レストランの割引が食生活や肥満に影響するという根拠は知らないが、価格による対策は強力で、それは健康に良い影響は無いだろう

Aston医学校栄養士で上級講師Duane Mellor博士

健康と持続可能性に考慮しないEat Out To Help Out計画は恥ずべき

(政府が失業対策として半額で外食できるレストランバウチャーを配ると発表したことに対して)

 

-SMC NZ

NZの検疫と監視下の隔離施設を確実にする-専門家の反応

Securing NZ quarantine and managed isolation facilities – Expert Reaction

Expert Reactions  |  Published: 09 July 2020

https://www.sciencemediacentre.co.nz/2020/07/09/securing-nz-quarantine-and-managed-isolation-facilities-expert-reaction/

最近の管理下にある隔離施設から逃げた事例により警備と帰国してくるニュージーランド人のコンプライアンスが注目された

(1時間ほどホテルを抜け出してスーパーマーケットに行った人がいたらしい。メルボルンのようになると恐れているようで大臣が責任を問われ警察の警備強化が要請されている。コメント略)

 

-緑の党が最近の反対意見にも関わらずゲノム編集にUターンは無いと主張

Green party insists no U-turn on gene-editing despite recent dissent

By Natasha Foote | EURACTIV.com  07-07-2020

https://www.euractiv.com/section/agriculture-food/interview/green-party-insists-no-u-turn-on-gene-editing-despite-recent-dissent/

ドイツの緑の党の一派閥が予期せずゲノム編集技術の使用を支持したペーパーを発表したことを受けて、EURACTIVは緑の党の農業広報のMartin Häusling欧州議会議員に取材した。彼は歴史的に遺伝子技術に反対してきた党の姿勢は変わっていないと強調した。

6月10日にドイツの緑の党の一派閥が発表したペーパーは、遺伝子組換えが持続可能性を向上させるために重要な役割を果たす可能性があるとしてEUの規制を再検討するよう呼びかけていた。そのような意見が緑の党から出るのは初めてで、党の潮流が変わっているのかどうか疑問を提示した。Häuslingはそれを強く否定した。ただし議論があることは認めた。

 

-covid-19で死亡したハイリスクのフロリダの十代は大規模な教会の集会に参加して、それから両親からヒドロキシクロロキンを与えられた

A high-risk Florida teen who died from covid-19 attended a huge church party, then was given hydroxychloroquine by her parents, report says

By Allyson Chiu July 7, 2020

https://www.washingtonpost.com/nation/2020/07/07/florida-carsyn-davis-coronavirus/

Carsyn Leigh Davisは17才でほとんどの人が一生の間に直面するより多くの困難を経験していた。2才の時からがんや希な自己免疫疾患があり、先月covid-19で死亡した。地域では最も若い死者だった。最近公開された検視官の報告書がこの事例に疑問を提示した。

免疫不全の彼女が100人ほどの他の子どもたちと一緒にマスクをせず距離もとらない大規模な教会の集会に参加しそれから病気になった。病院に行く前の約一週間の間に両親が彼女にヒドロキシクロロキンを与えていた。家族の対応への批判でこの事例が再び注目されている。フロリダのcovid犠牲者を記述したサイトではその集会が「COVID Party」だったと記載されている。教会がその会合を"Release (開放)Party"とよんでいて、COVIDをしばしば神の御心God's willと記述していた。またCarsynの両親は彼女に予防薬としてアジスロマイシンを与えている。アジスロマイシンとヒドロキシクロロキンの組み合わせはトランプ大統領が宣伝していたものである。Carsynの父親は看護師で反マスク支持だったという。

(教会(First Assembly of God)は否定している、フロリダは患者急増中)

 

-何故オーストラリアではまだマスクが義務では無いのか?

Why are masks not yet mandatory in Australia?

By Jeremy Howard and Nick Talley July 8, 2020

https://www.smh.com.au/national/why-are-masks-not-yet-mandatory-in-australia-20200708-p55a4k.html

ビクトリアが惨事に向かう可能性があり政府がロックダウンを検討している中、どうして最も安価で効果的な方法-マスクを無視するのか。

マスクを無視するのは今やほぼ世界中の合意となった科学と経済を無視することである。GDPが1兆ドルを超える国でマスクを推奨または要求していないのはオーストラリアだけである。オーストラリア政府のガイダンスは古い