2020-08-28

[CDC]CDCのTips®キャンペーンは2012-2018年の間に100万人以上の米国成人を禁煙に導いた

CDC’s Tips® campaign led 1 million U.S. adults to quit smoking during 2012–2018

THURSDAY, AUGUST 27, 2020

https://www.cdc.gov/media/releases/2020/p0824-tips-campaign-quit-smoking.html

CDCがPreventing Chronic Diseaseに発表した知見

「もと喫煙者からのTips」キャンペーンでは、統計ではできないやりかたで喫煙の現実的帰結を効果的に強調した。

 

[ProMED]食中毒-メキシコ:(モレロス)クレンブテロール中毒疑い

Foodborne illness - Mexico: (MR) clenbuterol poisoning susp

2020-08-27

https://promedmail.org/promed-post/?id=7719620

Date: Tue 25 Aug 2020 Source: Food Safety News [edited]

クレンブテロール汚染肉を食べて50人以上が病気になった疑いがあるとメキシコの役人が言う。6自治体から合計54人が影響された。クレンブテロールは家畜の筋量を増やす目的で使われているが違法である。

 

[WHO]世界メンタルヘルスデー:精神保健への大きな投資拡大に弾みをつけるきっかけ

World Mental Health Day: an opportunity to kick-start a massive scale-up in investment in mental health

27 August 2020

https://www.who.int/news-room/detail/27-08-2020-world-mental-health-day-an-opportunity-to-kick-start-a-massive-scale-up-in-investment-in-mental-health

WHOとグローバルメンタルヘルス連合と世界精神保健連盟の合同発表

メンタルヘルスは公衆衛生で最も無視されている分野の一つである。約10億人が精神疾患とともに生き、毎年300万人がアルコールの有害使用で死亡し40秒に一人が自殺する。そして現在、世界中の何十億もの人がCOVID-19パンデミックの影響下にありメンタルヘルスにさらなる影響を与えるだろう。それなのに質の高いメンタルヘルスサービスにアクセスできるのは比較的僅かな人である。中から低所得国では精神、神経、薬物使用疾患のある人の75%は全く治療されていない

今年の世界メンタルヘルスデー(10月10日)ではメンタルヘルスへの投資を大幅に拡大することを呼びかける

 

[FSANZ]食品基準ニュース

Food Standards News  August 2020

https://mailchi.mp/83c1eb5dbfe9/food-standards-news-august-1299466?e=21527ddb09

FSANZ 2020-21事業計画、APECバーチャルワークショップ「APEC食品安全リスクコミュニケーション枠組みの開発を介した貿易促進」、オーストラリア食品組成データベース、全国科学週間

 

[FDA]COVID-19更新:FDAは消費者に食品や飲料容器に入ったハンドサニタイザーについて警告

COVID-19 Update: FDA Warns Consumers About Hand Sanitizer Packaged in Food and Drink Containers

August 27, 2020

https://www.fda.gov/news-events/press-announcements/covid-19-update-fda-warns-consumers-about-hand-sanitizer-packaged-food-and-drink-containers

FDAは消費者に食品や飲料のように見える容器に入った、飲み込むと消費者に重大な傷害や死亡をもたらす可能性のある、アルコールベースのハンドサニタイザーについて警告する。FDAは一部のハンドサニタイザーがビールの缶や子ども用の食品パウチ、水やジュースのボトル、ウォッカのボトルに包装されているのを発見している。さらにFDAはチョコレートやラズベリーのような食品風味のハンドサニタイザーも発見している

(以下略)

 

その他

-Natureニュース Q&A

モーリシャスは生物多様性ホットスポットでの大規模重油流出後にどうクリーンアップしているのか

How Mauritius is cleaning up after major oil spill in biodiversity hotspot

27 AUGUST 2020 Dyani Lewis

https://www.nature.com/articles/d41586-020-02446-7

この流出で新しいタイプの低硫黄燃料が放出された。その生態系への影響はよくわかっていない、と環境活動家Jaqueline Sauzierは言う

MV Wakashioの約1000トンのオイルの流出について(一部のみ)

流出した油の約75%は除去できた。メディア報道でモーリシャス全体が油まみれだと思っているかもしれないが油が到達したのは350kmの海岸線のうち15kmのみである。

残念ながら影響されている地域に環境的にセンシティブな地域が多い。

今回の流出は規模が小さく幸いだったがモーリシャスは船の通行量が多く毎月2500もの大型の船が近くを通る。そしてこれが10年で三回目の座礁である。そのたびに地域は大きな船があまりにも島の近くに来すぎると騒ぎになる。これが最後であって欲しい。