[EFSA]意見等
-各種農作物のクロピラリドの既存MRLs改訂
Modification of the existing maximum residue levels for clopyralid in various commodities
EFSA Journal 2021;19(1):6389 22 January 2021
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6389
EC規則No 396/2005条項6に従って、申請者Cortevaは各種農作物中のクロピラリドの既存最大残留基準(MRLs)を改訂するためにフィンランドの国立管轄機関に要請を提出した。提出されたこの要請を支持するデータは、小麦、オート麦や、動物商品のMRL提案を導出するのに十分であることがわかった。妥当性が確認された定量限界(LOQ) 0.01 mg/kgで検討中の植物作物のクロピラリドの残留物を管理するのに利用可能な適切な分析手段が得られた。動物農産物の分析手段はLOQ 0.01 mg/kgで検証されたが、抽出効率の実証が不足している。リスク評価結果に基づき、EFSAは、報告された農業規範によるクロピラリドの使用から生じる残留物の短期および長期摂取は、輪作および/または後続作物のクロピラリドの残留物を回避するためのリスク軽減策が実施されているならば、消費者の健康へのリスクになりそうもないと結論した。
-各種作物のメチラムの既存MRLs改訂および輸入トレランス設定
Modification of the existing maximum residue levels and setting of import tolerances for metiram in various crops
EFSA Journal 2021;19(1):6342 22 January 2021
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6342
EC規則No 396/2005条項6に従って、申請者BASF Italia Srlは、パッションフルーツ/ maracujas、バナナ、パイナップルのメチラムの輸入トレランスを設定し、意図した北欧(NEU)の使用に基づく根セロリの既存最大残留基準(MRL)を改訂するために、イタリアの国立管轄機関に要請を提出した。提出されたこの要請を支持するデータは、パイナップルとパッションフルーツ/ maracujasのMRL提案を導出するのに十分であることがわかった。すなわち、提出されたデータにより、バナナの既存のEUの MRLを改訂する必要はなく、このデータは根セロリのMRL提案を導出するのに十分ではなかった。消費者暴露の算出は、メチラムの使用だけを考慮すると、長期的な消費者摂取の懸念はないことを示したが、既存のメチラムの使用を反映した残留データがないことに関するいくつかの不確実性に影響を受けている。情報の欠如を保守的な仮定で補った2番目の暴露シナリオは、多くの食事で潜在的な慢性暴露の懸念を示した。検討中の作物の残留物の長期的な消費者暴露への寄与は少ない。既存のおよび意図したメチラムの使用によるエチレンチオ尿素(ETU)残留物への消費者暴露は、消費者摂取の懸念を示さなかった。だが、このリスク評価は現在入手可能なデータで扱えない可能性のある多くの不確実性に影響を受けている。そのためEFSAは、ETU残留物への包括的な消費者暴露は、加工製品中でETUに分解することが知られているジチオカルバメートの既存の使用を考慮して、MRLレビュー条項12の枠組みで行われるよう提案した。このリスク評価の不確定な結果と全体的な不確実性を考慮して、EFSAは既存のジチオカルバメートのMRLsの改訂が、メチラムや他のジチオカルバメートのMRLレビューの最終化以前に正当化されるかどうか、さらなるリスク管理の議論が必要だという意見である。
-Bacillus amyloliquefaciens QST 713株 (以前は Bacillus subtilis QST 713株)の農薬リスク評価ピアレビュー
Peer review of the pesticide risk assessment of the active substance Bacillus amyloliquefaciens strain QST 713 (formerly Bacillus subtilis strain QST 713)
EFSA Journal 2021;19(1):6381 21 January 2021
https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6381
情報不足と懸念が確認された。
[EU]RASFF Week 03-2021
警報通知(Alert Notifications)
オンライン販売されている食品サプリメントのビタミンA高含有(3000 µg/日)、ポーランド産食品サプリメントのテトラヒドロカンナビノール(THC) (0.16 %)、オランダ産粉末クミンのピロリジジンアルカロイド(21.2 mg/kg)、アイルランド産チルド馬の胴体の未承認物質フェニルブタゾン(15 ng/g)およびオキシフェンブタゾン(20 ng/g)、ウガンダ産チリペッパーの未承認物質ジメトエート(0.012 mg/kg)、ドイツ産有機藻類食品サプリメントのヒ素(13 mg/kg)、ベニン産パイナップルのエテホン(2.3 mg/kg)、オーストリア産有機CBDヘンプオイルのテトラヒドロカンナビノール(THC) (1500 mg/kg)、スペイン産ポップコーン用トウモロコシのアトロピン(23; 35 µg/kg)およびスコポラミン(1.2; 1.9 µg/kg)、
注意喚起情報(information for attention)
英国産ごま油のミネラルオイル(MOAH: 15.1; MOSH: 22.4 mg/kg)、英国産CBDコーヒーとお茶ポッドの未承認新規食品成分カンナビジオール(CBD)、イタリア産生鮮ほうれん草ベビーリーフの硝酸塩高含有(6000 mg/kg)、タイ産ディルの未承認物質カルボフラン(0.05 mg/kg)およびクロルピリホス(0.2 mg/kg)、英国産全粒バスマティ米の未承認物質トリシクラゾール(0.037 mg/kg)、中国産ザボンの未承認物質クロルピリホス(0.029 mg/kg)、イタリア産有機生鮮ほうれん草の葉の硝酸塩高含有(4000 mg/kg)、トルコ産天日干しトマトの亜硫酸塩(15 mg/kg)非表示、
フォローアップ用情報(information for follow-up)
イタリア産原料ギリシャ産オリーブオイルのミネラルオイル(MOSHおよびMOAH 類似物: 49 mg/kg)、中国産ドイツ経由竹製カップからのホルムアルデヒド(30 mg/kg)およびメラミン(9.24 mg/kg)の溶出、トルコ産レモンの未承認物質クロルピリホス-メチル(0.086 mg/kg)、ラトビア産産卵鶏用補完飼料のビタミンD3 (3500 IU)高含有・硫酸コバルト(II) (0.5 mg)未承認および未承認飼料添加物エトキシキン(E324) (6.4 mg)と没食子酸ドデシル(E312)、ブラジル産飼料用酵母の水銀(2.894 mg/kg)、ラトビア産子豚用補完飼料のビタミンD3 (3760 IU)・ビタミンA ( 5667 IU)およびビタミンE ( 5667 IU)高含有、トルコ産ドイツ経由レモンの未承認物質クロルピリホス(0.14 mg/kg)および酸化フェンブタスズ(0.051 mg/kg)、トルコ産グレープフルーツのブプロフェジン(0.042 mg/kg)および未承認物質クロルピリホス(0.030 mg/kg)、ドイツ産チキンと野菜入り乾燥ドッグフードのビタミンD高含有(4500~21600 IU/kg)、ドイツ産乾燥ドッグフードのビタミンD高含有(21.600 IU /kg)、
通関拒否通知(Border Rejections)
中国産紅茶のピリダベン(0.14 mg/kg)・ラムダ-シハロトリン(0.026 mg/kg)・ジフェノコナゾール(0.11 mg/kg)および未承認物質クロルピリホス(0.026 mg/kg)・トルフェンピラド(0.14 mg/kg)・ジノテフラン(0.17 mg/kg)、トルコ産レモンの未承認物質クロルピリホス-メチル(0.094 mg/kg;0.071 mg/kg;0.131 mg/kg)、トルコ産マンダリンの未承認物質クロルピリホス-メチル(0.153 mg/kg)、トルコ産生鮮マンダリンの未承認物質クロルピリホス(0.211 mg/kg)、パキスタン産白米のアフラトキシン(B1 = 3 µg/kg)、トルコ産ペッパーの未承認物質クロルピリホス-メチル(0.136 mg/kg;0,516 mg/kg)、中国産ナイロン製キッチン家電7個セットからの一級芳香族アミンの溶出(5.038; 4.425; 3.437 mg/kg)、トルコ産マンダリンの未承認物質フェンバレレート(0.281 mg/kg)およびクロルピリホス-メチル(0.141 mg/kg)、トルコ産マンダリンのプロクロラズ(2.486 mg/kg)および未承認物質クロルピリホス-メチル(0.155 mg/kg)、トルコ産レモンの未承認物質クロルピリホス(0.172 mg/kg)、トルコ産ピスタチオのアフラトキシン(B1 = 24; Tot. = 27 µg/kg)、トルコ産ブルガリア経由マンダリンのプロクロラズ( 1.417 mg/kg)および未承認物質クロルピリホス(0.161 mg/kg)・フェンバレレート(0.134 mg/kg)・クロルピリホス-メチル(0.092 mg/kg)、タイ産冷凍イカのカドミウム(2.42 mg/kg)、トルコ産ペッパーのアセタミプリド(1.696 mg/kg)、トルコ産マンダリンのプロクロラズ(4.721 mg/kg)、
エチレンオキシドの検出:警報通知 10件、注意喚起情報 5件、通関拒否通知 2件
[ProMED]硫化水素 インド:(マハラシュトラ)
Hydrogen sulfide - India: (MH)
2021-01-23
https://promedmail.org/promed-post/?id=8128849
Date: Fri 22 Jan 2021 Source: India.com [edited]
Raigadの工場で少なくとも7人が硫化水素中毒になった、とニュース機関ANIが2021年1月22日の金曜日に報じた
(あとは硫化水素の説明)
[SFA]二つの飲料店がCOVID-19(暫定対策)法違反で閉鎖
CLOSURE OF TWO DRINKS STALLS FOR NON-COMPLIANCE WITH COVID-19 (TEMPORARY MEASURES) ACT
20 January 2021
シンガポール食品局(SFA)は午後10:30以降にアルコール飲料を提供した2つの店に閉鎖命令を発行した。さらに1000ドルの罰金。罰金と拘留刑は違反回数が増えると増える
(顔はぼかしてあるけれどフードコートのようなところで飲んでいる市民の写真が載ってる)
[HK] エチレンオキシドの可能性のためフランス産ローフを食べないよう呼びかける
Not to consume a kind of loaf from France with possible presence of ethylene oxide
2021-1-21
https://www.cfs.gov.hk/english/whatsnew/whatsnew_fa/2021_417.html
食品安全センターはエチレンオキシドの可能性のためフランス産の輸入ローフ(有機雑穀パン)を食べないよう助言する。
[FSS] 食品事業者及び従業員向けCOVID-19ガイダンス
COVID-19 Guidance for Food Business Operators and Their Employees
19 January 2021
FSSは事業者向けCOVID-19ガイダンスを更新。
[FSA] フェイスブックサイトを介したWiltshire新鮮肉業者の肉製品の消費者への助言
Consumers advised about meat products supplied by Wiltshire fresh meat vendor via Facebook sites
18 January 2021
https://www.food.gov.uk/news-alerts/alert/fsa-fafa-01-2021
未登録かつ未承認のWiltshireの供給するすべての肉製品(主に子羊、山羊、子牛、牛肉)は食品安全及び衛生に関する法要件に従わず生産されており、安全出ない可能性がある。
[FSAI] Boots Multivitamins 180 Tabletsにマルチビタミンと鉄の錠剤が誤って含まれたため回収措置
Recall of Boots Multivitamins 180 Tablets Containing Multivitamins and Iron Tablets, in Error
Thursday, 21 January 2021
https://www.fsai.ie/news_centre/food_alerts/Boots_Multivitamin_recall.html
表示にないマルチビタミンと鉄の錠剤が誤って混入したため、英国産Boots Multivitamins 180 Tabletを回収措置。製品写真あり。
[FSAI] ごま種子の未承認の農薬エチレンオキシドのためIKEA Food Knackebrod Flerkorn Crispbreadsを回収措置
Recall of IKEA Food Knackebrod Flerkorn Crispbreads due to the Presence of the Unauthorised Pesticide Ethylene Oxide in the Sesame Seeds
Friday, 22 January 2021
https://www.fsai.ie/news_centre/food_alerts/ikea_knackebrod_flerkorn.html
製品に使用されているごま種子に未承認の農薬エチレンオキシドが検出され、フィンランド産IKEA Food Knackebrod Flerkorn Crispbreadsを回収措置。製品写真あり。
[FSAI] 食品表示-消費者へ提供する情報に関する規則の改定
Food Labelling – Revision of Rules on Information Provided to Consumers
Thursday, 21 January 2021
https://www.fsai.ie/news_centre/labelling_revision_21012021.html
欧州委員会は消費者へ提供する情報に関する条項Regulation (EU) No 1169/2011の改定の提案についての開始影響評価を発表した。
以下を含む
・協調した食品の包装表面への栄養表示
・脂肪・砂糖・塩の多い食品の宣伝を制限する「栄養プロファイル:の規定
・ある種の製品の産地表示義務拡大
・食品廃棄を減らすための期限表示規則改定
[RIVM]報告書
-懸念となる物質の知見を得る:循環経済における懸念となる物質のモニタリング戦略:モニタリング戦略に向けた作業
Gaining insight into substances of concern: monitoring strategy for Substances of Concern in a circular economy : Working towards a monitoring strategy
21-01-2021
家庭のポリスチレンと食品包装のミネラルオイルを事例として
-土壌と地下水のPFOSの環境毒性リスク限度
Ecotoxicological risk limits for PFOS in soil and groundwater
18-01-2021
https://www.rivm.nl/publicaties/ecotoxicologische-risicogrenzen-voor-pfos-in-bodem-en-grondwater
Serious Risk Concentration 106 micrograms per kg
Maximum Permissible Concentration (MPC) 3 micrograms per kilogram
論文
-連邦野菜果物摂取助言を満たしている青少年の割合-若者リスク行動サーベイランスシステム、米国、2017
Percentage of Adolescents Meeting Federal Fruit and Vegetable Intake Recommendations — Youth Risk Behavior Surveillance System, United States, 2017
CDC MMWR / January 22, 2021 / 70(3);69–74
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/70/wr/mm7003a1.htm?s_cid=mm7003a1_w
果物では7.1%、野菜では2.0%と低い
USDAの助言は毎日果物1.5-2カップ、野菜は2.5-3カップ
-汎がん解析が、多遺伝子リスクスコアと変更可能なリスク要因を統合することでリスク予想を改善できることを示す
Pan-cancer analysis demonstrates that integrating polygenic risk scores with modifiable risk factors improves risk prediction
IARC 22 January 2021
Nature Communications
アニメ動画での説明つき
-心代謝リスクは欧州青少年のエネルギー摂取量の過少申告に正の関連、過剰報告に負の関連:Healthy Lifestyle in Europe by Nutrition in Adolescence (HELENA)試験
Cardiometabolic Risk is Positively Associated with Underreporting and Inversely Associated with Overreporting of Energy Intake Among European Adolescents: The Healthy Lifestyle in Europe by Nutrition in Adolescence (HELENA) Study
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33484148/
IARC .1512人の欧州青少年(12.5-17.5才)1512人に24時間食事思い出し、加速度測定法による運動測定等を行い、Huangの方法で誤報告を同定した。
(自己申告はあてにならないことは以前からわかっている。)
-合流した川の流れが最大1日30億のマイクロプラスチックをベンガル湾に送っている可能性がある
Combined river flows could send up to 3 billion microplastics a day into the Bay of Bengal
22-JAN-2021
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-01/uop-crf012121.php
Environmental Pollutionに発表されたガンジス川のマイクロプラスチック調査の結果。90%以上が繊維で、そのうちレーヨン54%、アクリル24%
(川で洗濯するなと?)
-アジア人と黒人のバックグラウンドをもつ患者がCOVIDで死亡する可能性が高い、大規模研究が明らかにする
Patients of Asian and black backgrounds more likely to die from COVID, large study reveals
22-JAN-2021
https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-01/qmuo-poa012221.php
BMJ Openに発表されたQueen Mary University of London と Barts Health NHS Trustによる1737人の患者での研究
このうち511人が30日の間に死亡、538人がアジア人、340人が黒人、707人が白人。白人に比べてアジア人は1.54倍、黒人は1.8倍ICUに入る可能性が高く、死亡はそれぞれ1.49倍と1.30倍
(アジアとアフリカ諸国は死亡率が低いのに欧米に行くと死亡しやすい、のなら問題があるのは欧米の社会なのでは)
-THE LANCET
エディトリアル
COVID-19:教育と健康の交わるところ
COVID-19: the intersection of education and health
EDITORIAL| VOLUME 397, ISSUE 10271, P253, JANUARY 23, 2021
1月24日の国際教育デーにCOVID-19シンデミックから健康と教育の間の収束を考える。
2020年3月以降、世界で15億人の学生が休校の影響を受けた。その影響は計り知れない。短期的には一部の生徒は学校を早期にやめて働き、一部は精神保健上の問題を経験するだろう。長期的には中から低所得国で中学校に進む生徒の数が増えたこれまでの得がたい進歩が逆転するだろう。そして教育を形成するのは学校だけではない。文化的イベントやスポーツ、宗教行事が攪乱された。就学年齢未満の子どもでも自宅にこもることを強制され発育に必要な刺激が減り発達に影響するだろう。健康と教育は双方向に関係があり、質の高い教育は健康への投資でもあり、健康は効果的学習に必要である。教育の撹乱はこの世代とその子どもたちの健康に有害影響をもたらすだろう。
以下略
COVID-19とスウェーデンの謎
COVID-19 and the Swedish enigma
Mariam Claeson Stefan Hanson
VOLUME 397, ISSUE 10271, P259-261, JANUARY 23, 2021
(なんでそんなにマスク嫌いなのかは謎)
オフライン:信頼できないナレーターの危険性
Offline: The danger of unreliable narrators
Richard Horton
COMMENT| VOLUME 397, ISSUE 10271, P263, JANUARY 23, 2021
魅惑的なフィクションに注意
その他
-NZ保健省
帰国者のCOVID-19可能性例
Probable case of COVID-19 in a returnee
24 January 2021
https://www.health.govt.nz/news-media/media-releases/probable-case-covid-19-returnee
保健省は最近海外に旅行してオークランドの隔離施設での滞在期間を終えた人の検査陽性結果を調査している。スペインとオランダに旅行し英国からシンガポール経由で12月30日にオークランドに到着。オークランドの隔離施設で14日過ごし検査陰性2回で1月13日に隔離施設を出て北部の自宅に帰った。1月15日から軽い症状が出て悪化し1月22日に検体を採取し23日の夜遅くにCOVID-19陽性となった
隔離施設を出てからいたところの詳細を提供されたので濃厚接触者は検査と14日間の隔離を要求される。滞在箇所は約30箇所でそれらは全てCOVIDトレーサーアプリで通知される。またウェブサイトでも公開される。これらの場所にいた人は暴露リスクは低いものの我々は全ての人に隔離と検査を薦める
専門家の反応
Probable Covid-19 case in Northland – Expert Reaction
Published: 24 January 2021
https://www.sciencemediacentre.co.nz/2021/01/24/probable-covid-19-case-in-northland-expert-reaction/
7人のコメント
「今日の発表はニュージーランド人にとっては生魚で顔を叩かれたようなものだ」と言っている人がいる。
1月25日の更新
Covid-19: Updates from New Zealand on 25 January
https://www.rnz.co.nz/news/national/435163/covid-19-updates-from-new-zealand-on-25-january
ノースランドの56才女性のCovid-19に関して、彼女が訪れた場所リストが更新された。彼女が訪れた店舗は徹底クリーニングのために閉店、検査需要に応えて新しい検査場所が作られた。保健担当官は現時点でノースランドをロックダウンする理由はないと言っている。女性の感染源は隔離していたホテルの近くの部屋の別の人で南アフリカ変異株が一致。彼女の濃厚接触者である夫とヘアドレッサーは検査陰性、その他はまだ結果が出ていない。
ノースランドでは検査の要求が急増し検査センターは対応しきれない。一部の人は検査場で7時間以上待った。そんなに待つとは思っていなかった人たちが食料と水が不足し、途中で諦めた。ラジオニュージーランドの取材に対し不安や隔離システムへの怒りを口にする人たちがいた。
この件を受けてオーストラリアはニュージーランドからの隔離なしの旅行者受け入れを直ちに中止
(ゼロトレランスって大変。)
-より良く考えるためのコツ:逸話は信頼できない
Tips for Better Thinking: Anecdotes Are Not Reliable
Jonathan Jarry M.Sc. | 20 Jan 2021
https://www.mcgill.ca/oss/article/tips-better-thinking-anecdotes-are-not-reliable
体験談は魅力的だが、ある介入がほんとうに効果があるかを知るためには我々はより良い根拠が必要である
体験談や証言は信じられないほど説得力がある。我々は良い物語が大好きで誰か病気の人が治ったという話が大好きである。
体験談がいつも間違っていると言いたいのではない、それは信頼できない、と言いたいのだ。