[EU]RASFF Week 06-2021
警報通知(Alert Notifications)
フランス産有機煎ったゴマ油の2-クロロエタノール (1.3; 1.5 mg/kg)、タイ産オランダ経由缶入りココナッツミルクからのビスフェノールA (286 ng/kg)と環状ビスフェノールAジグリシジルエーテル (1020 µg/kg)の溶出、中国産フランス経由ナイロン製スープ用お玉からの一級芳香族アミンの溶出(0.028 mg/kg)、オランダ産粉末メロンの種子のアフラトキシン(B1 = 7; Tot. = 11,2 µg/kg)、ナイジェリア産ベルギー経由メロンの種子のアフラトキシン(B1 = 79.3 / B1 = 88.2 µg/kg)、ドイツ産ヘンプオイルのテトラヒドロカンナビノール(THC) (16.5 mg/kg)、中国産スペイン経由ナイロン製調理用スプーンからの一級芳香族アミンの溶出(アニリン: 0.006; 4,4'MDA: 0.235 mg/kg)、オンライン販売されている食品サプリメントのビタミンD3高含有、ナイジェリア産ベルギー経由粉末メロンの種子(egusi)のアフラトキシン(B1 = 14; Tot. = 17.1 µg/kg)、イタリア産乾燥イチジクのオクラトキシンA (73.35 µg/kg)、
注意喚起情報(information for attention)
イラン産乾燥リンゴの亜硫酸塩非表示(114 mg/kg)、トルコ産粉末クミンのピロリジジンアルカロイド(27500 µg/kg)、トルコ産グレープフルーツの未承認物質クロルピリホス-メチル(0.11 mg/kg)、フランス産生きたウナギの非ダイオキシン様ポリクロロビフェニル (426 ng/g)、ドイツ産鹿用噛み棒の鉛高含有(71.9 mg/kg)、米国産食品サプリメントの未承認新規食品成分バナバ(Lagerstroemia speciosa)およびオウバク(Phellodendron bark)、コソボ産白トウモロコシ粉のフモニシン(1642 µg/kg)、ベトナム産冷凍バナメイエビのスルファメトキサゾール(157 µg/kg)未承認、スペイン産ブロッコリーのフルアジホップ-p (0.061 mg/kg)、
フォローアップ用情報(information for follow-up)
ロシア産ドイツ経由亜麻仁の未承認物質ハロキシホップ(0.482 mg/kg)、
通関拒否通知(Border Rejections)
トルコ産乾燥イチジクのアフラトキシン(B1 = 31; Tot. = 34 µg/kg;B1 = 16.36; Tot. = 25.5 µg/kg)、スリランカ産チョコレートクリームビスケットの非表示の着色料アゾルビン(E122)とブリリアントブルーFCF(E133)および着色料サンセットイエローFCF(E110)の未承認使用、トルコ産レモンの未承認物質クロルピリホス(0.080 mg/kg)、米国産殻付きピスタチオのアフラトキシン(B1 = 29.3; Tot. = 31 µg/kg)、エジプト産有機ピーナッツ穀粒のアフラトキシン(B1 = 18; Tot. = 21 / B1 = 54; Tot. = 60 µg/kg)、中国産クコの実の未承認物質メタミドホス(0.15 mg/kg)、トルコ産マンダリンの未承認物質クロルピリホス(0.16 mg/kg)、パキスタン産トマトケチャップの安息香酸(E210)高含有(1334 mg/kg)および着色料サンセットイエローFCF(E110)と着色料アルラレッドAC(E129)の未承認使用、中国産メタルカップからのクロム(0.22 mg/l)およびマンガン(1.8 mg/l)の溶出、エジプト産殻をとったピーナッツのアフラトキシン(B1 = 201.7; Tot. = 224.6 µg/kg)、トルコ産レモンの未承認物質クロルピリホス-メチル(0.037 mg/kg)、トルコ産シリコーン製子供用食器の揮発性有機化合物(0.83 %)、エジプト産チリグリーンペッパーの未承認物質クロルピリホス-メチル(0.05 mg/kg)およびプロパルギット(0.033 mg/kg)、インド産各種製品の未承認新規食品成分モスビーン(Vigna aconitifolia)、インド産ピスタチオのアフラトキシン(B1 = 9.6; Tot. = 9.8 µg/kg)、エジプト産ピーナッツのアフラトキシン(B1 = 52.6; Tot. = 60.1 µg/kg)、トルコ産オレンジのプロクロラズ(6.016 mg/kg)、中国産緑茶の未承認物質アントラキノン(0.032 mg/kg)、イラン産ピスタチオのアフラトキシン(B1 = 27.8; Tot. = 30.4 µg/kg)、トルコ産レモンのプロクロラズ(1.046 mg/kg)およびピリメタニル(2.246 mg/kg)、カナダ産食品サプリメントの未承認新規食品成分ゴシュユ(Evodia rutaecarpa)、
エチレンオキシドの検出:警報通知 9件、注意喚起情報 2件、
[TGA] 安全性助言
Resurrection男性用精力剤カプセル
Resurrection Male Sexual Enhancement Capsules
10 February 2021
https://www.tga.gov.au/alert/resurrection-male-sexual-enhancement-capsules
TGAは製品にシルデナフィル、タダラフィル及びジピロンの表示されない成分を検出する。製品写真あり。
[SFA] シンガポール:逆境に打ち勝つ食糧安全保障
Singapore: food security despite the odds
10 February 2021
https://www.sfa.gov.sg/food-for-thought/article/detail/singapore-food-security-despite-the-odds
シンガポール食品庁は食糧安全保障のために、「3つの食品バスケット」食品供給源を多様化させ、国内で栽培し、海外で栽培するという戦略を採用する。
シンガポールは資源の少ない小さな都市国家で、90%以上の食品を輸入している。COVID-19パンデミックは食糧安全保障を守ることの必要性をさらに強めた。「3つの食品バスケット」戦略によって長期的食糧安全保障のために能動的に対応する。
・産地の多様化がカギ
特定の産地に過剰に依存しないこと
・国産:重要な緩衝
都市で食糧を生産する革新のフロンティア
(以下建物の屋上での栽培やハイテクの採用などの事例略)
[ヘルスカナダ] Galena Pharm Inc.の未承認の注射剤や他の健康製品は深刻な健康リスクを引き起こす可能性がある
Unauthorized injectables and other health products from Galena Pharm Inc. pharmacy may pose serious health risks
February 12, 2021
https://healthycanadians.gc.ca/recall-alert-rappel-avis/hc-sc/2021/75003a-eng.php
ヘルスカナダはGalena Pharm Inc.が調合販売する未承認の健康製品が深刻な健康リスクを引き起こす可能性があると警告している。製品は注射や吸入またはカプセルや座薬投与で使用するビタミン、ミネラル、アミノ酸製品及び自然療法のがん治療製品やそのほかの治療製品を含む。
[FDA] タバコ包装と広告の計画提案(改訂)
Submission of Plans for Cigarette Packages and Cigarette Advertisements (Revised)
02/12/2021
「タバコ包装と広告求められる警告文」のガイダンス最終規則の発効日が2022年1月14日に延期された。
- タバコ包装と広告に求められる警告文:小規模事業者向けコンプライアンスガイド(改訂)
Required Warnings for Cigarette Packages and Advertisements: Small Entity Compliance Guide (Revised)
02/12/2021
[FDA] FDAは食品トレーサビリティ公聴会の資料を公表、サプライチェーンの例を含む
FDA Publishes Materials from Food Traceability Public Meetings, including Supply Chain Example
February 12, 2021
以下のサイトから
Public Meetings to Discuss the FSMA Proposed Rule for Requirements for Additional Traceability Records for Certain Foods
DECEMBER 2, 2020
[MHRA]新しいパートナーシップは妊娠および授乳中の女性に医薬品についての明確で一貫した根拠に基づいたガイダンスを約束する
New partnership pledges clear and consistent evidence-based guidance on medicines for pregnant and breastfeeding women
11 January 2021
16団体が「妊娠と授乳中のより安全な医薬品コンソーシアム」を作り、妊娠および授乳中の女性向けの情報を改善する
(とにかく薬はダメと思い込んでいる人が結構いる。サプリに警戒して欲しい)
[FAO]2021年イエメンの5才以下の子どもの半分が急性栄養不良に脅かされている:国連
Acute malnutrition threatens half of children under five in Yemen in 2021: UN
12 February 2021
http://www.fao.org/news/story/en/item/1373888/icode/
FAOが本日公表した統合食糧安全保障相分類(IPC)急性栄養不良報告書の数字
[CDC]記者会見議事録:COVID-19について更新
Transcript: CDC Update on COVID-19
Friday, February 12, 2021
https://www.cdc.gov/media/releases/2021/t0212-cdc-update-covid-19.html
K-12学校ガイダンス更新について。学校再開を求める。教育を続けることはみんなで果たすべき責任である
-6大学で観察されたフェイスマスクの使用-米国、2020年9-11月
Observed Face Mask Use at Six Universities — United States, September–November 2020 (Early Release February 5, 2021)
Weekly / February 12, 2021 / 70(6);208–211
https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/70/wr/mm7006e1.htm?s_cid=mm7006e1_w
マスクを義務化している大学のマスク使用率の調査。
屋内で観察された人の91.7%はマスクを正しく着けていた
[ProMED]食中毒-インド(第3報):(マドヤ・パラデシュ)致死
Foodborne illness - India (03): (MP) fatal
2021-02-14
https://promedmail.org/promed-post/?id=8190795
Date: Sat 13 Feb 2021 Source: FP News Service [edited]
2021年2月13日(土)、Dhar地方で疑わしいトディ・ドリンク(アルコールに砂糖やハーブを加えたもの)を飲んだあと1人死亡9人が病気になった。犠牲者は飲み物にヘンな味がしたという。症状は下痢、嘔吐、めまい等
[FSA]blog
-科学評議会の3年に一回の報告書とそれがどのようにして我々の仕事を導くか
The Science Council's Triennial Report and how it guides our work
Professor Robin May, Chief Scientific Adviser, Posted on:5 February 2021
科学評議会の3年に一回の報告書
Science Council triennial report 2017-2020
February 2021
科学評議会はFSAを支える科学助言委員会ネットワークの一部で、FSAの理事会や高官チームに目的を果たすための科学の使用についての戦略的知見や課題の助言を提供する
-科学における女性と女児の国際デー-個人的物語
International Day of Women and Girls in Science - A personal story
Amie Adkin, Head of Risk Assessment, Posted on:11 February 2021
Imperial College London で植物生物学と生化学工学を学んだAmie Adkinの最初のリスク評価の経験は2001年口蹄疫の流行。特別休暇やパートタイム等を使って二人の子どもを育てながらキャリアを続けリスク評価部長に。
[ASA]オンラインで子どもたちを守る:2020年第4四半期オンラインモニタリング結果
Protecting children online: our online monitoring results for Q4 2020
ASA News 11 Feb 2021
子ども用オンラインメディアに現れた年齢制限広告の報告についての報告。ギャンブル、アルコール、電子タバコ、減量用製品、脂肪砂糖塩の多い食品(HFSS)の広告。違反件数は全体としては少ない(47件)が最も多かったのはHFSS
論文
-過去30日間になんらかのダイエタリーサプリメントを摂取した20才以上の成人の割合、性および家庭収入別—NHANES,米国, 2017–2018
Percentage of Adults Aged ≥20 Years Who Had Taken Any Dietary Supplement in the Past 30 Days, by Sex and Family Income — National Health and Nutrition Examination Survey, United States, 2017–2018
January 8, 2021
https://ods.od.nih.gov/About/Staff_Publications.aspx
-THE LANCET
インド医師会がハンガーストライキ
Indian Medical Association launches hunger strike
Dinesh C Sharma
THE LANCET WORLD REPORT| VOLUME 397, ISSUE 10274, P567, FEBRUARY 13, 2021
アーユルベーダプラクティショナーに外科訓練を認める新しい規制への抗議としてハンガーストライキリレーが行われている
このストライキはいくつかの抗議の一環で、2020年12月11日には緊急でない医療を一日停止した。2020年11月に導入された新しい規則はアーユルベーダのプラクティショナーが訓練後に58の外科手術をできるようにするもの。
(医師に頑張れと言いたいところだが抗議をしている写真のマスクの使い方が気になって)
タンザニアはCOVID-19ワクチンを拒否する
Tanzania refuses COVID-19 vaccines
Munyaradzi Makoni
THE LANCET WORLD REPORT| VOLUME 397, ISSUE 10274, P566, FEBRUARY 13, 2021
政府の役人がCOVID-19ワクチンを却下して根拠のないレメディを推進
2021年2月2日、タンザニアの首都ドドマで保健大臣がタンザニアは「COVID-19ワクチンを受け入れる予定はない」と発表した。このメッセージはJohn Magufuli大統領が海外産のワクチンに根拠を示すことなく疑いを表明して数日後のことである。保健大臣Dorothy Gwajimaは記者会見で「我々はそれらのワクチンの安全性が臨床的に証明されたとは思っていない」とマスク無しの役人を脇にして語った。そしてカメラを前にGwajimaと役人たちはショウガとニンニクとレモンを含むハーブ調合物を飲み、ハーブの蒸気を吸入し、それらをウイルスを殺すナチュラルな方法だと薦めた。さらにGwajimaはジャーナリストたちにCOVID-19やその他の病気について公式でない数値を報道しないよう警告した。
タンザニアのCOVID-19対応は悲惨なものである
(以下略。患者数等は4月以降報告していないのでわからない。「神の介入のおかげでCOVID-19-free」を宣言している。)
オフライン:ロックダウンから抜け出す道
Offline: The path out of lockdown
Richard Horton
THE LANCET COMMENT VOLUME 397, ISSUE 10274, P565, FEBRUARY 13, 2021
(最後のみ。ゼロコロナ提案を幻想だとする意見の紹介から始まって)
我々の社会は多くの病気による死亡を普通のこととしてきた。何故COVID-19だけ特別にしなければならないのか?イングランドではインフルエンザの死亡は年により数千から3万まで変動する。政治家が答えなければならない質問は:どのくらいの数のCOVID-19死を受け入れるのか?そしてその答えを人々は信用するのか?
-Scienceニュース
「常に政治があった」WHOの任務の主任がCOVID-19の起源を探る中国への旅を振り返る
'Politics was always in the room.' WHO mission chief reflects on China trip seeking COVID-19’s origin
By Kai KupferschmidtFeb. 14, 2021
COVID-19の起源を探る中国でのWHOのミッションは多難な始まりだったので中国出国もスムーズではなかったのは驚くに値しない。2月9日の武漢でのミッション要約記者会見は中国では賞賛され海外では批判された。記者会見で主任のPeter Ben Embarekとチームの一員Marion Koopmansは4週間の調査任務への中国の協力を賞賛しSARS-CoV-2が中国のラボ由来である可能性は極めて低くこれ以上それについては調査しないと言った。しかし世界のどこかから冷凍食品として武漢に到着したという中国メディアが盛んに宣伝しているルートの可能性は残した。
ジャーナリストや科学者の一部はこれを中国の二重の勝利と呼び、ラボ由来説却下の根拠を要求した。2月12日にはTedros Adhanom Ghebreyesus WHO事務局長が「全ての仮説はまだ残っている」と言って公の場でチームに異論を唱えた。一方でWHOのチームの中には例えば初期の患者のデータなど、ある種のデータにはアクセスできなかったことを残念に思うメンバーもいると報道されている。WHOは早ければ来週にも要約報告を公表する予定で、フルレポートはその後になるだろう。
ScienceはBen Embarekに土曜日にビデオインタビューした。そのQ & A。
この調査はWHO単独ではなく中国との合同である、「極めてありそうにないextremely unlikely」は「可能性は排除できるruled out」ではない、常に30-60人の中国人(科学者でも公衆衛生部署でもない人がたくさん)と一緒だった、中国は2020年に冷凍食品を140万件も調べて僅かしか検出していない、記者会見は中国の勝利だとは思わない、等
(中国がどういう国かを考えて情報を読むべき。とりあえず冷凍食品にウイルスがついていることは極めて希なことはわかった)
その他
-CFIはFDAに消費者をホメオパシーの疑似科学から守るように強く求める
CFI Urges FDA To Protect Consumers From Homeopathic Pseudoscience
February 5, 2021
本日CFIはBiden大統領のFDA長官候補Janet Woodcock博士にホメオパシーへの対策をとって消費者をこの効果の無いニセ医学から守るように強く求めた。
「ホメオパシーは効果が無い」とCFIのNick Little法務部長は言う。「全ての科学研究がホメオパシーは役にたたないことを発見している。ホメオパシーの製造業者も販売業者もそれを知っている。FDAも知っている。なのにアメリカ人は騙されて毎年何十億ドルもこの価値のない疑似科学製品に使い続けている」
文書
https://centerforinquiry.org/wp-content/uploads/2021/02/FDA-Homeopathy-Letter.pdf
(薬局で医薬品の隣に並べられているホメオパシー製品の写真あり)
-SMC UK
肥満治療薬セマグルチドを調べた研究への専門家の反応
expert reaction to study looking at drug for treating obesity, semaglutide
FEBRUARY 10, 2021
NEJMに肥満治療のためにセマグルチドを使うことについて調べた研究が発表された
Oxford大学ヒト代謝名誉教授Keith Frayn教授
減量に役立つ医薬品を見つけようとする試みには長い歴史がある。多くの医薬品が試験されたが、多くは効果の少なさや副作用のために取りやめになった。この研究では安全に使われてきた実績のある2型糖尿病治療薬によって意味のある減量が示された。代謝指標の改善は印象的であるが概ね減量で予想されるものである。今後体重が維持されるのかについてのデータを集めることが重要である
King’s College London栄養と食事名誉教授Tom Sanders教授
これは重度肥満患者での注意深く行われた研究である。欠点はこの薬が毎週皮下注射が必要でよくある副作用が吐き気と下痢であることである。消化管疾患もよく見られる。この研究では投与群で体重が減っているが治療を止めたらどうなるかはわからない。問題は体重減のあとの再びの増加を予防することである。重症肥満患者では迅速に体重を減らすこのような薬は有用である可能性があるが、特効薬ではなく、運動と食事による行動変化を促すことはまだ必要である。
London School of Hygiene and Tropical Medicine医療統計准教授Baptiste Leurent博士
この研究は肥満成人に週に一回セマグルチドを注射するRCTで、約2000人が参加した。結果は印象的で、1年後、セマグルチド群は15kg、対照群は3kg体重が減った。この知見に疑いはない。減量試験の困難な課題は参加者全員のフォローアップであるがこの試験は90%をフォローできていてとても良い。
しかしいくつか治療に関連する副作用が報告されていて、消化器障害であり監視が必要である。また治療を止めた後で何がおこるかも知りたい。マグルチドは肥満対策のゲームチェンジャーになるかもしれない
Lancaster大学代謝医学准教授健康医学部、副学部長(研究)Jennifer Logue博士
この研究では強力な効果がみられ、耐容性はリーズナブル(副作用のため中止したのが4.5%)で肥満治療の大きなギャップを埋める。現行の肥満治療は5%の減量を目指していて手術(20%以上減量)以外に有効な手段がない。多くの人は手術を受けたくなく、アクセスは制限されている。この医薬品は追加の治療手段を提供する
ARU上級生理学講師Simon Cork博士
Cambridge大学MRC代謝疾患ユニット部長Sir Stephen O’Rahilly MD FRS FmedSci教授
Glasgow大学代謝医学教授Naveed Sattar教授
Aston大学医学部登録栄養士でティーチングフェローDuane Mellor博士
Reading大学健康心理学者Amelia Hollywood博士
(略。概ね歓迎。これ実際に効果があると止められなくなるような
自宅で完結?手軽に痩せられる?痩身をうたうオンライン美容医療にご注意!-糖尿病治療薬を痩身目的で消費者に自己注射させるケースがみられます-
http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20200903_1.html)
-SMC NZ
オークランドは今夜アラートレベル3に入る-専門家の反応
Auckland to enter Alert Level 3 tonight – Expert Reaction
Published: 14 February 2021
ニュージーランドは南オークランドで最近検出された3例の地域症例への対応として今夜COVID-19警戒レベルに入る。
オークランドはアラートレベル3、その他はアラートレベル2。3日間
(陽性は父母と娘の家族三人。4人家族全員が隔離施設に移されて隔離されている
家族の職業から感染源はおそらく国際便の洗濯物と疑われているがまだ確認できないので市中感染として扱う。海外で感染力の強い変異株が報告されているのでより厳しく予防的に対処するのが正しい、という意見のみ。もしこれが海外由来なら国境制限の失敗は11回目とのこと)