2021-05-31

[EFSA]意見等

-認可更新のための全ての動物種用Lactiplantibacillus plantarum (以前は Lactobacillus plantarum) DSM 21762株からなる飼料添加物の評価

Assessment of the feed additive consisting of Lactiplantibacillus plantarum (formerly Lactobacillus plantarum) DSM 21762 for all animal species for the renewal of its authorisation (Lactosan GmbH & Co KG)

EFSA Journal 2021;19(5):6613  28 May 2021

https://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/6613

(科学的意見)

 

-第三国由来伝統食品としてのアラビカコーヒーとロブスタコーヒーのチェリーパルプ(コーヒーの実の果肉)の通知に関する技術的報告書

Technical Report on the notification of cherry pulp from Coffea arabica L. and Coffea canephora Pierre ex A. Froehner as a traditional food from a third country following Article 14 of Regulation (EU) 2015/2283

EFSA Journal 2021;18(5):EN-6657 27 May 2021

https://www.efsa.europa.eu/en/supporting/pub/en-6657

(技術的報告書)

Société de Produits Nestlé SA (スイス)からの通知を受けて、アラビカコーヒーの木とロブスタコーヒーの木由来チェリーパルプの市販がEU規則2015/2283条項14で委員会に提出された。第三国(TF)由来伝統食品として、およびEU規則条項15(2)に従うFroehnerは、EU内のTFの販売に正当な理由のある安全上の反対意見があるかどうか、EFSAは欧州委員会に尋ねられた。このTFはアラビカコーヒーとロブスタコーヒーから由来する。Froehnerは、イエメン、エチオピア、ボリビアで25年以上、風味を加えずに、またはスパイスで風味付けして、抽出物として摂取されている。このTFは抽出物の成分(すぐに飲める飲料を含む)や風味付け飲料としてEUで販売することを意図している。EFSAはこのTFの組成や使用歴に関する入手可能なデータは安全上の懸念を生じないと見なした。入手可能なデータを考慮して、EFSAはEU内で要請されたTF(アラビカコーヒーとロブスタコーヒーのチェリーパルプ)の販売に安全上の意義を提起しない。

 

[EU]RASFF 23/05/2021~29/05/2021

警報通知(Alert Notifications)

インド産飼料用ヒエのアフラトキシン、イタリア産甲殻類のヒ素、香港産食品サプリメントの未承認物質シブトラミン及びフェノールフタレイン、中国産プラスチック皿からのメラミンの溶出、トルコ産カレーの着色料スーダン1、ガーナ産オランダ経由有機ココアパウダーのアフラトキシン、トルコ産ピスタチオのアフラトキシン、イタリア及びオランダ産オオバコ種皮のエチレンオキシド、インド産タマネギ粉末の鉛高含有、中国産キッチンツールセットからの一級芳香族アミン(4,4'- ジアミノジフェニルメタン)の溶出、スペイン産有機ライ麦フレークのオクラトキシンA、

注意喚起情報(information for attention)

インド産飼料用キビのアフラトキシンB1、ラオス産ベトナム経由グリーンチリの未承認物質クロルフルアズロン・ビフェニル及び未承認物質クロルフェナピル、スペイン産イガイの下痢性貝毒 (DSP) オカダ酸、イタリア及びスペイン産解凍イカのカドミウム、産出国不明食品サプリメントの未承認新規食品ベルベリン、トルコ産オランダ経由グレープフルーツのクロルピリホス-メチル、ウクライナ産飼料用植物性脂肪の非ダイオキシン様PCB、トルコ産グレープフルーツのクロルピリホス-メチル、ラオス産ベトナム経由パセリの未承認物質ヘキサコナゾール・ピリダベン・未承認物質クロルフェナピル及びクロルピリホス、英国産食品サプリメントの未承認新規食品ヒューペルジンA、トルコ産レモンのプロクロラズ及びブプロフェジン、トルコ産ペッパーのブプロフェジン・アセタミプリド・ラムダ-シハロトリン及び未承認物質クロルピリホス-メチル、イラン産サフランで処理したスイカ種子のアフラトキシン、

通関拒否通知(Border Rejections)

トルコ産生鮮ペッパーのフロニカミド、トルコ産生鮮ペッパーのアセタミプリド、トルコ産生鮮ペッパーのテブフェンピラド、トルコ産生鮮ペッパーのクロルピリホス-メチル及びブプロフェジン、トルコ産生鮮ペッパーのエトプロホス、トルコ産生鮮ペッパーのアセタミプリド及びスピロテトラマト、トルコ産生鮮ペッパーのアセタミプリド及びブプロフェジン、トルコ産生鮮ペッパーのクロルピリホス-メチル、中国産ピーナッツのアフラトキシン、インド産有機コーヒー生豆の未承認物質エチレンオキシド、トルコ産生鮮ペッパーのピリダベン、トルコ産生鮮ペッパーのアセタミプリド・ブプロフェジン・テブフェンピラド、ガーナ産パーム油の未承認着色料スーダンⅣ、エジプト産ピーナッツのアフラトキシン、トルコ産オレンジのビフェントリン及びピリミホスメチル、ボリビア産ピーナッツのアフラトキシン、北マケドニア産生鮮キャベツのクロルピリホス、マレーシア産パウダーフリーラテックス手袋の高濃度の総溶出量、中国産メラミン製スナックボウルからのホルムアルデヒドの溶出、インド産ウクライナで包装した紅茶のジノテフラン、ウクライナ産冷凍キノコの高濃度の放射線セシウム137、

 

[MHRA]個人トレーナーがステロイドや未承認医薬品をオンライン販売したため投獄された

PT jailed for sale of steroids and unlicensed medicines online

28 May 2021

https://www.gov.uk/government/news/pt-jailed-for-sale-of-steroids-and-unlicensed-medicines-online

自称パーソナルトレーナーNeil Hone に31ヶ月間の有罪判決

 

[Defra]毛皮の取引の根拠募集

Call for evidence launched on fur trade

31 May 2021

https://www.gov.uk/government/news/call-for-evidence-launched-on-fur-trade

・毛皮の取引についての見解を理解するための根拠を求める

・一般の人々、ファッション業界、ビジネスから意見を

・根拠は将来の政策を検討するために使われる

一連の動物の福祉行動計画の一環

毛皮のための畜産はイングランドのウェールズで2000年から、スコットランドで2002年から禁止されている。ある種の皮や毛皮の取引については厳格な規則が既にある

 

[BfR]BfR Corona MONITOR

25–26 May 2021

https://www.bfr.bund.de/cm/349/210525-bfr-corona-monitor-en.pdf

(検査したヒトの割合が増えた他はあまり変わらないような

ワクチン接種はそこそこ進んでいるはずなのだが)

 

[RIVM]報告書

-消費者製品と食品の安全性評価における新しいアプローチ方法論

New Approach Methodologies in the safety assessment of consumer products and food

28-05-2021

https://www.rivm.nl/publicaties/new-approach-methodologies-in-veiligheidsbeoordeling-van-consumentenproducten-en

食品と化粧品や洗剤、布製品、おもちゃなどのような消費者製品はヒトにとって安全でなければならない。消費者製品と食品には化学物質が含まれる。これらが安全かどうかの評価は国際レベルで行われていて主に動物実験がもとになっている。EUは動物実験を減らしたい。消費者製品と食品中の化学物質が安全かどうかを動物実験の結果を使わずに評価するのはまだ可能になっていない。それは化学物質のヒトへの安全性を適切に評価できる動物を使わない方法がないからである。

動物実験代替法の開発には期待できる。その中には体外で培養された細胞やコンピューターモデルで影響を調べるものが含まれる。研究者らは新しい方法が、例えばパーキンソン病やアルツハイマー病のような、動物実験では不足していた情報を提供できるかどうか調査している。新しい方法の使い方について安全性評価に関わる全ての人たちが国際的に協力することが重要である。

RIVMによる概要報告書。

 

-国際気候政策:気候変動を抑制することで得られるオランダの健康上の利益

International climate policy: health gains in the Netherlands through limiting climate change

28-05-2021

https://www.rivm.nl/publicaties/mondiaal-klimaatbeleid-gezondheidswinst-in-nederland-bij-minder-klimaatverandering

気候変動は既にオランダ人の健康と安全性に目に見える影響を与えている。将来の影響は温室効果ガスを減らせば制限できる。そうでなければ気温と海水面が上昇し続ける。それは熱波や洪水としてオランダ人の健康上の脅威となる。

(暑さによる死亡と皮膚がん増加、花粉症や感染症増加を想定)

 

-65才以上の人の少なくとも87%が少なくとも一回ワクチン接種した:接種率は高く地域差は少ない

At least 87% of people over 65 vaccinated at least once: high turnout, few regional differences

05/29/2021

https://www.rivm.nl/en/news/at-least-87-of-people-over-65-vaccinated-at-least-once-high-turnout-few-regional-differences

予防接種キャンペーン開始から4ヶ月。オランダ「バイブルベルト(キリスト教篤信地帯)」と大都市でやや接種率が低い

 

[CDC]大統領の2022年会計年度予算についてのCDCの声明

CDC Statement on President’s Fiscal Year 2022 Budget

May 28, 2021

https://www.cdc.gov/media/releases/2021/s0528-fiscal-year-2022.html

CDCの予算要求は過去20年近くで最大の増加であり、CDCは米国の公衆衛生システムの中核となるインフラに投資できるだろう

(内容略)

 

[ProMED]メタノール中毒 インド:(ウッタルプラデシ)疑い、致死

Methanol poisoning - India: (UP) suspected, fatal

2021-05-30

https://promedmail.org/promed-post/?id=8404202

Date: Fri 28 May 2021 Source: ABC News [edited]

インド北部で汚染アルコールを飲んだ後少なくとも11人が死亡6人が重体、と当局が5月28日に述べた。Aligarhの村で無許可でリキュールを販売していた4人を警察が逮捕した。州政府は調査を命令した。

インドでは違法酒による死亡はよくあることで、安価な酒にはしばしばメタノールが入っている。2019年には少なくとも2つの事件で133人が汚染リキュールで死亡している

 

[ProMED]COVID-19更新(第189報):

COVID-19 update (189): th.thrombocytop. synd. opinion, air purifier, immune. WHO

2021-05-30

https://promedmail.org/promed-post/?id=8409889

[3] 空気清浄機

Date: Thu 27 May 2021 Source: Mother Jones [abridged, edited]

再開を切望し、対策費用の援助を受けて、学校が空気清浄機に何百万ドルも使っている。しかしそれらは安全なのか?

(長い記事の紹介。専門家は薦めないにも拘わらず、空気をきれいにするとか除菌するとかいう製品が販売されている)

 

[APVMA]2021年5月上院概算要求開会挨拶-Lisa Croft氏

Senate Estimates May 2021 opening address – Ms Lisa Croft

27 May 2021

https://apvma.gov.au/node/86286

私は上院議員にオーストラリアの農家が現在直面している困難な状況、特にマウスの大発生に関連して、知らせることから始めたい。マウスの大発生に対応して、APVMAは緊急認可を処理していてこれまで5件を発行している。我々は企業とともにアウトブレイクに襲われた地域を支援するために働いていて現在さらに3件の緊急認可を検討している。そのうち二つがニューサウスウェールズ一時産業省からで、ブロマジオロンの使用許可を求めている。APVMAはメディアやソーシャルメディアでAPVMAがこれらの申請を既に認めたというデマが出回っていることを承知している。はっきりさせるが、まだ検討中である。

全ての許可は安全性、有効性、取引基準などを満たさなければならない

参考

オーストラリアのマウス大発生-写真

Australia’s mouse plague – in pictures

Fri 28 May 2021

https://www.theguardian.com/artanddesign/gallery/2021/may/28/australia-mouse-invasion-in-pictures

 

[WHO]WHOは重症COVID-19リスクを減らすために禁煙する人々を支援する

WHO supports people quitting tobacco to reduce their risk of severe COVID-19

28 May 2021

https://www.who.int/news/item/28-05-2021-who-supports-people-quitting-tobacco-to-reduce-their-risk-of-severe-covid-19

・世界禁煙デーWHO事務局長特別賞発表:インド保健省とBath大学

・喫煙者はCOVID-19の重症と死亡リスクが40-50%高い

・WHOはViber、WhatsApp、 FB Messenger、 WeChat および AI 企業 Soul Machinesと協力して無料のデジタル禁煙ツールを届ける

以下から

世界禁煙デー

World No Tobacco Day 2021

31 May

https://www.who.int/campaigns/world-no-tobacco-day/world-no-tobacco-day-2021

 

論文

-フレーバー電子タバコの禁止が十代の喫煙につながった可能性がある、研究が発見

Ban on flavored vaping may have led teens to cigarettes, study finds

28-MAY-2021

https://www.eurekalert.org/pub_releases/2021-05/yu-bof052821.php

2018年にサンフランシスコがフレーバー付きタバコ製品の販売禁止を圧倒的多数で投票により成立させたとき、公衆衛生提唱者は祝福した。タバコは公衆衛生上の脅威で、フレーバーは特に若者に魅力的だから。

しかしYale公衆衛生大学院の新しい研究によると、この法律は逆効果だった可能性がある。この禁止の後、サンフランシスコの高校生の普通のタバコを吸う確率が、禁止していない地域に比べて二倍になった。JAMA Pediatrics

普通のタバコより電子タバコの方が健康影響ではましであること、電子タバコはフレーバーがないと魅力がないこと、が背景。FDAは燃やす製品のフレーバーを禁止した。著者等は全てのタバコを成人のみに限定することを提案

 

 

-志賀毒素産生性大腸菌O157:H7のクラスターがヒトの新興感染源としての生のペットフードを強調

A cluster of Shiga Toxin-producing Escherichia coli O157:H7 highlights raw pet food as an emerging potential source of infection in humans

Lukeki Kaindama et al., Epidemiology & Infection

https://www.cambridge.org/core/journals/epidemiology-and-infection/article/cluster-of-shiga-toxin-producing-escherichia-coli-o157h7-highlights-raw-pet-food-as-an-emerging-potential-source-of-infection-in-humans/71BE0F01EA29410FC472F1B4664FD0EB

オープンアクセス

ペットになまの餌をあげることが流行っていてそのためヒトの中毒も増えているという報告

 

関連

ニューヨーク州農業市場省

消費者警告:Breese Hollow乳業の未殺菌ミルクにリステリア汚染

Consumer Alert: Listeria Monocytogenes Contamination in Breese Hollow Dairy Raw Milk

MAY 27, 2021

https://agriculture.ny.gov/index.php/news/consumer-alert-listeria-monocytogenes-contamination-breese-hollow-dairy-raw-milk-0

(ここは細菌検出初めてではない。環境保全とかを売り文句にしている農場。殺菌しようよ)

 

-母乳開始の人種および民族的格差-米国、2019

Racial and Ethnic Disparities in Breastfeeding Initiation ─ United States, 2019.

Chiang KV,et al.  MMWR Morb Mortal Wkly Rep 2021;70:769–774

https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/70/wr/mm7021a1.htm?s_cid=mm7021a1_w

過去10年で母乳を与える率は増加してきたが人種による差がある。2019年の3,129,646の出生証明データを用いて解析したところ、全体の母乳開始率は84.1%だったが、アジア系の母親が90.3%なのに対して黒人は73.6%と差があった。州による差もあった。

 

-慢性痛再考

Rethinking chronic pain

THE LANCET EDITORIAL| VOLUME 397, ISSUE 10289, P2023, MAY 29, 2021

Lancetの慢性痛シリーズは、慢性痛が現在進行中の怪我の指標であり活動を停止する必要があると言うよくある誤解を否定する。そうではなく、慢性痛はしばしば異常な神経信号の産物であり、多面的治療が必要な生物心理学的次元がある。しかし慢性痛は複雑で、その治療は英国ガイドラインについての懸念が示すように悩ましいものである場合がある。

 

-カンボジアは議論の多いCOVID-19制限を止める

Cambodia ends controversial COVID-19 restrictions

Megan Tatum

THE LANCET WORLD REPORT| VOLUME 397, ISSUE 10289, P2035, MAY 29, 2021

何十万人もの人を家から出ないようにさせ何週間も食品を与えなかった厳しい政策が終わった。Megan Tatumが報告する。

2021年4月から、タイ国境近くのPoipet市やSihanoukville、プノンペンのいくつかの地域が厳しいCOVID-19対策下にあった。レッドゾーンとされた地域では、一時30万人が医療とCOVID-19検査とワクチン以外のどんな理由でも家を出られなかった。市場が閉鎖され政府の食料が必要なところに届かなかったため何千人もの人が食料がなくなった。5月19日に地元メディアが制限緩和を報道史5月20日に全てのレッドゾーンが解除された。多くの人が既に限界だった。

カンボジアは2020年全体で患者数がたった366などパンデミックの初期の対応で賞賛されてきた。しかし今年2月以降増加し5月12日までには感染者累積2万人以上死亡130人に増加した。ピーク時の5月4日は1日938人だった。4月14日に厳しい制限が行われたがその結果は「社会の危機」であった。レッドゾーンに4週間おかれた人々は食品が入手できずお金を稼ぐこともできず、一部は絶望して通りに出た。政府の援助は全く足りず、準備ができていなかった。

(ウイルス抑制するには人間がいなければいい?)

 

その他

-Scienceニュース

Bidenは科学予算の大幅増を探る

Biden seeks big increases for science budgets

By Science News StaffMay. 28, 2021 ,

https://www.sciencemag.org/news/2021/05/biden-seeks-big-increases-science-budgets

(日本も増やそう。結局科学でしか解決できないんだから)

 

-あなたの質問:ゴールドフィンガーのJill Mastersonのように全身金色に塗られたら本当に窒息するのか?

You asked: Can someone really suffocate from being covered with gold paint like Jill Masterson in Goldfinger?

https://www.mcgill.ca/oss/article/did-you-know/you-asked-can-someone-really-suffocate-being-covered-gold-paint-jill-masterson-goldfinger

ジェームズ・ボンドはMに彼女は皮膚呼吸ができなくなって死んだと語ったが、実際そんなことがあるのか?

ノー。我々は皮膚で呼吸していない。ジェームズ・ボンドはこの事実を知らなかったようだ。しかし映画監督は信じていたようだ

 

-NHSが、懸念されるTikTokの流行で金属ボールの禁止を呼びかける

NHS call for metal balls to be banned after worrying TikTok trend

30 MAY 2021

https://www.essexlive.news/news/essex-news/nhs-call-metal-balls-banned-5472161

小さな金属磁石をフェイク舌ピアスに使って飲み込んでしまう人が増加

イングランドでは過去3年で少なくとも65人の子どもが磁石を飲み込んで緊急手術のため入院していてNHSは今月初めに患者安全性警告を出した

 

-予防接種率が最も高い一部の国でCovidの死亡と感染急増に直面している-専門家は一部は自己満足のせいという

Some Countries With The Highest Vaccination Rates Are Facing A Surge In Covid Deaths And Infections–Experts Say Complacency Is Partly To Blame

May 29, 2021  Robert Hart

https://www.forbes.com/sites/roberthart/2021/05/29/some-countries-with-the-highest-vaccination-rates-are-facing-a-surge-in-covid-deaths-and-infectionsexperts-say-complacency-is-partly-to-blame/?sh=757956854457

ウルグアイ、バーレーン、モルジブ、チリ、セイシェル。大体50%超の接種率。ただし中国産等。

あまりにも早く制限を緩和したため人々がもう大丈夫と思ってしまったと

 

-オーストラリアのビクトリアのCOVID-19クラスターが51人に膨れ、今後数日が「重要」

Australia's Victoria COVID-19 cluster swells to 51, next few days 'critical'

May 31, 2021  Swati Pandey

https://www.reuters.com/world/asia-pacific/australias-victoria-state-reports-5-new-community-covid-19-cases-2021-05-30/

月曜日に11人の新たな市中感染を報告

介護施設が関係していて懸念される、7日間のロックダウンに入っている

 

-反ワクチン郡保安官代理がフェイスブックでワクチンを嘲笑して間もなくCOVID-19合併症で死亡

Anti-vaxxer sheriff's deputy dies from COVID-19 complications shortly after mocking the vaccine on Facebook

Joshua Zitser Sun., May 30, 2021,

https://ca.news.yahoo.com/anti-vaxxer-sheriffs-deputy-dies-120803899.html

コロラドの33才。マスクも拒否していた。殉職と発表

 

-ムコール症(黒カビ):インドのAYUSH省は人口を減らそうとしているのか?

Mucormycosis (black fungus): is the Indian AYUSH ministry trying to decimate the population?

29 May 2021

https://edzardernst.com/2021/05/mucormycosis-black-fungus-is-the-indian-ayush-ministry-trying-to-decimate-the-population/

インドのAYUSH省には無責任なことをしてきた実績がある。今度はムコール症をホメオパシーで治療するというガイドラインだ。この発表の極めて重大な部分を紹介させて欲しい。

(以下画像付き引用。各種ホメオパシーレメディが推奨されている)

現在のインドでのムコール症の急増は重症Covid-19患者へのステロイドの使用がきっかえである。ホメオパシーが効果があると証明されていないことは言うまでもない。AYUSH省は手を出さないほうが患者の生存には良いだろう。

(一般的なCovid-19治療ガイドラインをインドではAYUSHプラクティショナーにやらせてたので、ステロイド濫用したんじゃないかと思う。まともな教育せずに医者認定する、ってそういうこと)