2021-07-20

[DHSC]意見募集の結果:脂肪、砂糖、塩の多い食品と飲料のプロモーション制限

Restricting promotions of food and drink that is high in fat, sugar and salt

19 July 2021

https://www.gov.uk/government/consultations/restricting-promotions-of-food-and-drink-that-is-high-in-fat-sugar-and-salt

制限される場所は、店舗のエントランス、通路の端、レジの近く及びオンラインでの同等のところ(エントリーページ、ランディングページ、買い物かごや支払いページ)

容量価格制限は、「一つ買うともうひとつおまけ」「三つで二つ分の値段」といったタイプのプロモーションを禁止

小規模事業者は例外

 

[ProMED]化学物質暴露-米国:(テキサス)ウォーターパーク

Chemical exposure - USA: (TX) water park

2021-07-19

https://promedmail.org/promed-post/?id=8528149

Date: Sun 18 Jul 2021 Source: CNN [edited]

2021年7月17日土曜日の午後、ヒューストン地域のウォーターパークで約65人が病気になり地元当局は化学事故という

現時点でわかっているのは30-35%硫酸で10-13%漂白剤の化学物質の組み合わせ

(編集者注で、浅い子ども用プール周辺のみのようで他のプールでは問題無いようだと記載)

 

米国司法省

ニセのCOVID-19予防接種とワクチンカード計画で女性が逮捕された

Woman Arrested for Fake COVID-19 Immunization and Vaccination Card Scheme

Wednesday, July 14, 2021

https://www.justice.gov/opa/pr/woman-arrested-fake-covid-19-immunization-and-vaccination-card-scheme

カリフォルニアがライセンスを与えたホメオパシードクターが、ホメオパシーの予防摂取錠剤を売って虚偽のCOVID-19ワクチンカードで顧客がFDAの認可したモデルナのワクチンを接種済みであるかのように見せかけたことで本日逮捕された。

NapaのJuli A. Mazi 41才は有線通信不正行為一件と医療に関する虚偽の声明一件で起訴された。このケースはホメオパシーによる予防接種とCDCのCOVID-19ワクチン記録カード偽装に関して初の連邦詐欺罪起訴となる。

被告はFDAの認可したワクチンについてデマを広げ恐怖を食い物にして公衆衛生を危険にさらし、同時に人々の命を脅かすニセの治療を売り歩いた。さらに悪いことに、被告はニセのCOVID-19ワクチンカードを作って顧客に彼らが予防接種済みであると嘘を言うように指示し、病気の拡大を抑えようとする努力をしないようにさせた。

裁判所の記録によると、2021年4月に、ある個人が、家族がMaziからホメオパシー予防接種錠剤を買ったと HHS-OIGに苦情を申し立てた。家族はその錠剤にCOVID-19ウイルスが入っていて免疫と抗体ができるとMaziから言われたという。そしてそのホメオパシー錠剤と一緒にニセのCOVID-19ワクチンカードが送られた。家族はFDAの認可したワクチンを接種していない。

またMaziはカリフォルニアで学校から求められている予防接種義務を偽るために各種子どもの病気にホメオパシー予防接種錠剤を提供して予防接種カードを送っていた。

 

 

論文

-コーヒー摂取と頻脈

Coffee Consumption and Incident Tachyarrhythmias

Eun-jeong Kim  et al., JAMA Intern Med. Published online July 19, 2021

https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2782015

広告された行動、メンデルランダム化、それらの相互作用

英国バイオバンクのデータから。一日にコーヒー一杯追加することと不整脈リスク3%削減に関連があった。この関連はカフェインの代謝に影響する遺伝的変異によって変わらなかった

 

その他

-来年合成肉があなたの近くの小売店にやってくる?

Manufactured Meats Coming to a Grocery Store Near You Next Year?

RONALD BAILEY | 6.28.2021

https://reason.com/2021/06/28/manufactured-meats-coming-to-a-grocery-store-near-you-next-year/

Future Meat Technologiesが先週、培養動物細胞から毎日1100ポンドの肉を作れるようになったと発表した。2022年に販売を目指しているが、残念ながらこれは楽観的すぎるだろう。なぜならその前にUSDAとFDAの二つの規制機関からの認可が必要だから。

 

-Natureニュース

考古学者がマダガスカルのCOVID急増を鎮める手助けをする

These archaeologists helped quell a COVID surge in Madagascar

19 July 2021  Megan Scudellari

https://www.nature.com/articles/d41586-021-01933-9

マダガスカルのAndavadoaka漁村で野外研究をしていたペンシルベニア州立大学のMorombe考古学プロジェクトのチームが、研究資金で個人防護具を買って提供したりしてきた。大学もそれを援助した。

 

-イベルメクチンCOVID-19スキャンダルは科学がいかに詐欺に弱いかを示す

Ivermectin COVID-19 Scandal Shows How Vulnerable Science Is to Fraud

JAMES HEATHERS & GIDEON MEYEROWITZ-KATZ19 JULY 2021

https://www.sciencealert.com/ivermectin-study-controversy-is-a-huge-wake-up-call-for-fraud-in-covid-19-science

2014年1月にHaruko Obokataが普通の血液細胞を多能性幹細胞に変える方法についての二つの論文を発表した。数日のうちにその論文の画像の不規則性に気付かれ疑いが始まった。2月にObokataの研究所が調査を始め3月までには共著者が方法を否定し6月には論文が取り下げられた。論文が信頼できないことは確かだが、何が問題だったのかは明確になっていない。著者がサンプルのラベルを間違えたのか?データのでっち上げだったのか?何年もかかったが、Obokataが他の画像操作に関連した論文取り下げをしたことでおおよその答えは得られた。この全体は科学の自己修正の例である。しかしいつも機能するとは限らない。ほとんどの場合、他の科学者が不規則に気がつくことは信じがたいほど希である。

イベルメクチンがその隙をついて有名になった。後に取り下げられた論文複数を理由に大量のイベルメクチンが世界中で使われた。

最近のBMJのエディトリアルでは健康に関する研究への基本的態度を変え、そうでないと証明されるまで研究は不正だとみなす時期だという。盲目的に信頼するのは止めよう。

 

-Covid:インドネシアの証明されていない治療法にはイベルメクチン、ミルクなどが含まれる

Covid: Ivermectin, milk among Indonesia's unproven cures

By Shruti Menon  BBC Reality Check

https://www.bbc.com/news/world-asia-pacific-57838033

インドネシアでのデルタ株の急増とともに、治療や予防を宣伝する誤解を招く主張が増えている。いくつかのデマを検討する

・抗寄生虫薬が認可されたという主張

地元メディアがインドネシア当局が緊急認可したと不正確な報道をしてから、イベルメクチンを使うという主張が増えている。しかし実際にはまだ試験中でこれまでCovid治療効果は証明されていない

・あるブランドのミルクが抗体を作るという主張

ネスレのベアブランドの缶入りミルクが売れている。値段が455%になった。どこが由来かはわからないがミルクを飲んでCovid抗体ができるという根拠は無い。ネスレインドネシアはそのような主張をしたことはないという。

・免疫「強化剤」とナチュラルレメディ

プロポリスが免疫強化と宣伝されている。根拠は無い

 

-イングランドの「自由の日」は「Covid最大波」と1万人の死亡を意味する、Sageアドバイザーが警告

England's Freedom Day means 'biggest Covid wave' and 10,000s of deaths, Sage advisor warns

BySimon Meechan 19 JUL 2021

https://www.devonlive.com/news/uk-world-news/englands-freedom-day-means-biggest-5670647

University College London のAndrew Hayward教授が警告。死亡率が下がっても膨大な数が感染すれば死亡者は大きくなる

 

-何故Belle Gibsonのような人々はオンラインで偽りのペルソナを作るのか?

Why do people like Belle Gibson create fake personas online?

ABC Everyday / By Rachel Rasker

https://www.abc.net.au/everyday/belle-gibson-fake-online-personas/100304696

昨夜ABCは、末期脳腫瘍を食事と代替療法で治したと主張するスーパーインフルエンサーBelle Gibsonの栄光と転落についての新しいドキュメンタリー番組を放送した。

インスタグラムで彼女はクリーンな食生活をする健康ブロガーで忠実なフォローワーがいた。しかし実際には彼女はがんになったことはなく、2017年に虚偽の宣伝で42万ドルの罰金刑を科せられた

(以下ソーシャルメディアアイデンティティと詐欺の話)

 

-Daniel Andrews州知事はビクトリアのロックダウンを7日間延長

Premier Daniel Andrews extends Victoria’s lockdown for seven days

JULY 20, 2021

https://www.news.com.au/national/victoria/news/premier-daniel-andrews-extends-victorias-lockdown-for-seven-days/news-story/04ed6f3667dfd37d46b01fafd7fc5eef

ビクトリアの短期ロックダウンは延長される、保健当局は何故さらに一週間厳しい規制のままなのか説明する

火曜日の新たな症例は13でそのうち9は既に隔離されているが4人は感染性のある時期に地域にいた。そこから感染者が出ないことを確認する必要がある。

 

-専門家が成人が全て予防接種を受ける前に子どもに受けさせる計画を糾弾したためAllison LangdonはCovidでたった一人でも子どもが死ぬのは「確実に多すぎる」と主張

Allison Langdon insists just one child dying of Covid is 'surely too many' as expert slams plan to rush kids into vaccination before adults are all jabbed

20 July 2021

https://www.dailymail.co.uk/news/article-9804461/Allison-Langdon-claims-one-child-dying-Covid-experts-weigh-vaccination-debate.html

Allison Langdonはニュースショーの共同司会者

(オーストラリアは国内生産できる唯一のアストラゼネカのワクチンで行く予定だったのが60才以上にのみ適応になって計画が遅れている。感染者一人でも許されないような雰囲気の中で子どもの死亡など許容できないだろう。)