2021-08-31

[HK] 法令違反

-包装乾燥ポルチーニ茸のサンプルで重金属汚染が基準値を超える

Metallic contaminant exceeds legal limit in a prepackaged dried porcini sample

Monday, August 30, 2021

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20210830_8856.html

中国産包装乾燥ポルチーニ茸のサンプルから、基準値0.1 ppmを超える0.24 ppmの水銀が検出された。

 

-包装スモークタラの肝臓のサンプルが栄養表示規則に違反

Prepackaged Smoked Cod Liver sample not in compliance with nutrition label rules

August 27, 2021 (Friday)

https://www.cfs.gov.hk/english/unsat_samples/20210827_8852.html

アイスランド産包装スモークタラの肝臓のサンプルがエネルギー: 432 kcal/100 g、総脂肪: 43 g/100 g、たんぱく質: 7.4 g/100 gという表示のところ、646 kcal/100 g、総脂肪: 66.6 g/100 g、たんぱく質:4 g/100 gの検出であった。

 

-食品安全センターは無許可で輸入された1種のミルクを消費しないよう呼びかける

CFS urges public not to consume a kind of milk imported without import permission

Friday, August 27, 2021

https://www.cfs.gov.hk/english/press/20210827_8853.html

食品安全センター及び食物環境衛生署は、オンラインで販売されている無許可のオーストラリア産ミルクを1種追加し、市民に消費しないよう呼びかける。

(乳及び乳飲料は輸入認可が必要)

 

[TGA] 安全性警告

He Absolute King sachets

27 August 2021

https://www.tga.gov.au/alert/he-absolute-king-sachets

表示されない成分タダラフィルを含む。製品写真有り。

 

[SFA] 屋台市場でのテーブルのゴミに対する取締りを2021年9月1日より開始する

ENFORCEMENT FOR TABLE LITTERING AT HAWKER CENTRES

STARTS 1 SEPTEMBER 2021

30 August 2021

https://www.sfa.gov.sg/docs/default-source/default-document-library/joint-nea-sfa-media-release_enforcement-for-table-littering-at-hawker-centres-starts-1-september-2021.pdf

シンガポールにおいて、コーヒーショップやフードコートでのテーブル上のゴミの取締りが2022年1月1日から開始される。

 

[SFA] Woodlandsの無許可のザルガイ加工施設および冷蔵倉庫からのザルガイ、魚介類、肉製品の販売および流通の停止 – 1040 kgのザルガイと6160 kgの魚介類/肉製品を押収

Suspension of sale and distribution of cockles, seafood and meat products

from an unlicensed cockle processing premises and cold store in Woodlands -

1040 kg of cockles and 6160kg of seafood/meat products seized

27 August 2021

https://www.sfa.gov.sg/docs/default-source/default-document-library/20210827-sfa-media-release---suspension-of-sale-and-distribution-of-cockles-seafood-and-meat-products-from-an-unlicensed-cockle-processing-premises-and-cold-store-in-woodlands.pdf

シンガポール食品庁(SFA)は、違法なザルガイの加工と食肉・水産物の違法な保管を行っていた件を調査している。

 

[FSAI] リコール

-Alproオーガニックココナッツ飲料に未承認の農薬エチレンオキシドの混入によるリコール

Recall of Batches of Alpro Organic Coconut Drink due to the Presence of the Unauthorised Pesticide Ethylene Oxide

Monday, 30 August 2021

https://www.fsai.ie/news_centre/food_alerts/alpro_organic_coconut_drink.html

 ベルギー産Alproオーガニックココナッツ飲料に未承認の農薬であるエチレンオキシドが含まれていたため、リコール。製品写真有り。

 

-未承認の農薬であるエチレンオキシドが混入したRoyal Green食品サプリメントの一部をリコール

Recall of Several Batches of Royal Green Food Supplements due to the Presence of the Unauthorised Pesticide Ethylene Oxide

Friday, 27 August 2021

https://www.fsai.ie/news_centre/food_alerts/recall_royal_green_supplements.html

 フランス産Royal Green食品サプリメントの一部に未承認の農薬であるエチレンオキシドが含まれていたため、リコール。製品写真有り。

 

[FDA] ハリケーンIdaによる洪水地域の食糧生産者向けリソース

Resources for Food Producers in Areas Flooded from Hurricane Ida  

August 27, 2021

https://www.fda.gov/food/cfsan-constituent-updates/resources-food-producers-areas-flooded-hurricane-ida

FDA の「事業者向けガイド:洪水に影響されたヒト消費用の食用作物の安全性評価」で

は、農作物を栽培し販売している事業者が各自の農作物の被害を評価する際に利用可能な

情報を提供している。

 

[FSA]FSAブログ

Greggsはどうやって新しい包装済み直接販売(PPDS)食品規制に備えたか

How Greggs prepared for the new Prepacked for Direct Sale (PPDS) food legislation

27 August 2021

https://food.blog.gov.uk/2021/08/27/how-greggs-prepared-for-the-new-prepacked-for-direct-sale-ppds-food-legislation/

包装済み直接販売食品のアレルゲン表示法(ナターシャ法)が2021年10月1日から変わる。これは直接販売用の包装済み食品に成分とアレルゲンの情報を表示する必要があることを意味する。

事業者の準備を助けるために我々は小規模事業者向けウェビナーを開催した

ここにGreggs(英国のベーカリーチェーン)の食品安全規制問題部長Claire Floreyと、この変更の準備から学んだことや小規模事業者の役に立つだろう事例を話す。

 

[DHSC]The Timesに掲載された保健大臣の記事

Health Secretary article in The Times

28 August 2021

https://www.gov.uk/government/news/health-secretary-piece-in-the-times

COVID-19予防接種の対象が12-15才になる予定なので学校での集団接種への保護者の理解を求める内容。現在も学校でDTP集団接種をしているのでそれと変わらない、と保護者の同意がスムーズにとれるよう説得する内容。

(日本はこのあたりで躓く可能性-子どもの集団接種、反対な人が多そう。)

 

論文

-パラコートはパーキンソン病を引き起こすか?レビューのレビュー

Does paraquat cause Parkinson’s disease? A review of reviews

Douglas L.Weed

NeuroToxicology Volume 86, September 2021, Pages 180-184

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0161813X21000917

入手可能な根拠は因果関係を支持しない

 

-「COVID-19にヒドロキシクロロキンを処方するのを止めて」

‘Stop prescribing hydroxychloroquine for COVID-19’

30-AUG-2021

https://www.eurekalert.org/news-releases/926769

The American Journal of Medicineに発表されたコメント。ヒドロキシクロロキンの最新情報をレビューし、処方を止めるよう呼びかける

 

-青年の娯楽用大麻合法化とアルコールの同時使用

Recreational marijuana legalization and co-use with alcohol among adolescents

30-AUG-2021

https://www.eurekalert.org/news-releases/926796

娯楽用大麻合法化は青年のアルコールと大麻の同時使用リスクを増やすかもしれない。

American Journal of Preventive Medicineに発表されたカリフォルニアの研究

(あるかどうかわからない農薬や人工物の害は最大限に予防すべきといいつつドラッグはOKなのがカリフォルニアあたりのヒッピー文化で、カウンターカルチャーだったのに今や「正義」。)

 

-低ナトリウム塩が脳卒中を予防する

Low-sodium salt prevents stroke

30-AUG-2021

https://www.eurekalert.org/news-releases/926818

ESC 学会2021で発表されNew England Journal of Medicineに発表されたオープンクラスターランダム化試験(SSaSS)。中国の5つの田舎地方の600の村で、脳卒中の既往症のある成人あるいは60才以上で血圧が高い人、村一つあたり約35人、合計20995人参加。介入群には25%の塩化カリウムを含む低ナトリウム塩を提供し普通の塩の代わりに使うよう助言。4.74年のフォローアップ期間に3000人以上が脳卒中になり4000人以上死亡、5000人以上が心血管系イベントを経験。低ナトリウム塩は脳卒中リスクを減らした。

 

-2つの大規模大学病院の医療従事者のCOVID-19躊躇の人種/民族による違い

Racial/ethnic differences in COVID-19 vaccine hesitancy among health care workers in 2 large academic hospitals

Florence M. Momplaisir  et  al., 30-AUG-2021  JAMA Netw Open. 2021;4(8)

https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2783615

対象となる医療従事者(HCWs)34865人中調査完了したのは10871人。76.9%は女性。ワクチンを接種する予定がない、接種するかどうかわからない、後で接種する、をワクチン躊躇と定義。ワクチン躊躇が最も効率だったのは黒人(83%)、次いでヒスパニックあるいはラテンアメリカ系63.5%。ワクチン躊躇とされた5440人のうち、躊躇の理由で最も多かったのは副作用への懸念(4737 人 [87.1%])、新しいこと(4306 人[79.2%])、知識がないこと(4091人 [75.2%])

(病院で何故これほど多いのだろう?)

 

その他

-SMC NZ

ワクチンのベネフィットは希なリスクを「遙かに上回る」-専門家の反応

Vaccine benefits “far outweigh” rare risks – Expert Reaction

30 August 2021

https://www.sciencemediacentre.co.nz/2021/08/30/vaccine-benefits-far-outweigh-rare-risks-expert-reaction/

ファイザーのワクチンを接種した後でニュージーランドの一人の女性が死亡したことをレビューして、保健大臣が助言を発表した

死因はまだ確定していないが、ワクチン独立安全性モニタリング委員会は医療従事者と一般人に、ファイザーワクチンの希な副作用として知られている心筋炎の兆候に注意するよう助言した

(専門家のコメント略。病気を押さえ込んでいる国ではワクチンの副反応疑いで死亡というニュースは影響が大きい可能性)

 

-Natureコメント

フードシステム:飢餓を終わらせ地球を守るための7つの優先課題

Food systems: seven priorities to end hunger and protect the planet

Joachim von Braun et al., 30 August 2021

https://www.nature.com/articles/d41586-021-02331-x

国連が栄養を改善し環境を保護するために利用すべき科学と技術を示す

世界のフードシステムは無秩序である。10人に1人が栄養が足りない。4人に1人が過体重である。世界人口の1/3以上が健康的食事を入手できない。食品供給は熱波、洪水、干ばつ、紛争で攪乱されている。2020年に飢餓に陥った人々の数は、COVID-19 パンデミックと紛争により2019年より15%多い。

我々の住む惑星も又苦しんでいる。食料部門は世界の温室効果ガスの約30%を排出する。耕作地、牧場、樹木プランテーションの拡大は、主に熱帯の、森林の2/3の消失(年550万ヘクタール)につながっている。農業のやりかたの悪さは土壌を浸食し水を汚染し枯渇させ生物多様性を減らす。

こうした相互関係が明らかになり、食品へのアプローチが変わってきている-生産から遠ざかり消費と安全性、ネットワークおよび複雑性のバリューチェーンに。最近の地球温暖化とCOVID-19を巡る呼びかけは懸念を強めている。製作決定者は注目している。

9月に国連事務総長António Guterresがフードシステムサミットを開催する。これは1943年以降6回目の食品に関するサミットで国連総会の各国首長が参加するものとしては初である。2021サミットの基礎となる科学を堅固で広範で独立したものにするために科学グループScientific Groupとして知られる主導的科学者集団が任務を負っている。我々はそのグループの議長と副議長である。このようなアプローチは気候変動や生物多様性のような分野ではよくあるが食品を巡っては初めてである。

世界のフードシステムは改革が必要である-政策や組織、社会、ビジネス、技術の各フロントで。そうした変化を統合され集合的により良い結果を導くものにするために、科学は一つのレンズである。しかしその任務は困難である。食品は多くの分野にわたる-特に農業、健康、気候科学、人工知能、デジタルサイエンス、政治科学、経済学。気候変動、生物多様性消失、健康への政策による間接的な有害影響は食品の真のコストに考慮される必要があり;それらは現在世界で消費されている食品の市場価値の約2倍になると推定されている。様々な声は重要である。科学グループは先住民、生産者、若者団体、民間を含む市民社会全体の数百人の専門家と協力している。

ここに、より健康で依り持続可能で公平で回復力のあるフードシステムへの転換を加速するために、科学者が果たすべき重要な役割を示す。この7つの優先課題は科学グループの50以上の報告書や要約からなる根拠を反映している

7つの優先課題

以下の課題に対応するためには科学に基づく進歩が必要である

1.飢餓を終わらせ食事を改善する

科学者は健康的で栄養のある食品をより入手可能にするために最適の条件や投資機会を同定する必要がある。

持続可能なやりかたで生産性をあげる農業や食品の開発、食品廃棄とロスを減らす、社会保護計画に収入と栄養成分を加える。健康的な食行動の障害を研究する

2.フードシステムのリスクをとり除く

フードシステムがよりグローバルでダイナミックで複雑になれば新しいリスクに晒される。科学者はそのような脆弱性をどうすれば理解し監視し解析しコミュニケートできるのかを改良する必要がある。政策と経済的解決法が必要である

3.平等と権利を守る

貧困と不平等が多くの人々の健康的食品へのアクセスの妨げになっている。社会経済研究者は世界中の小規模農家をインクルーシブに転換する方法を示す必要がある

4.バイオサイエンスを強化する

土壌の健康を回復し作物や交配効率を改善する方法を探す必要がある。全ての地球システムを一緒に考える必要がある。代用蛋白源を進歩させ空気中窒素を捕まえる植物を育種する。遺伝子組換えやバイオテクノロジーを使って生産性や品質、耐性のある作物を作る

5.資源を守る

土壌、土地、水の持続可能性を管理するのに役立つツールが必要。生物多様性と遺伝資源を守る

6.水棲食品の持続可能性

魚介類や藻類をよりよくフードシステムに組み入れる。魚の餌を昆虫や油脂の多い豆類などにする方法を探る

7.デジタル技術を活用する

ロボット、センサー、人工知能を農業に使う

 

最初の一歩

2021フードシステムサミットは2030年までに飢餓をなくし持続可能なフードシステムに向かう大きなチャンスである。これまでのサミットでは、1943年のあとはFAOを作り、1974年のあとは世界食品研究協力CGIARを強化し国際食料政策研究所をつくり、2002年は食品と人権を加速し、2009年は食料価格危機を警告するためのモニタリングシステムを作った。

しかし2021年の議題が広範であることが目標達成の障害となる可能性がある。失敗を避けるために、代表者は焦点を絞るべきである。彼らは優先順位をつけるべきである。議論は激しいものになる可能性がある。食品は論争の多いトピックである。目標に対して、やりかたや変化の速度、科学と技術、民間と国連の役割などを巡って合意できないことがあるだろう。例えば一部の人はアグロエコロジーしか認めず一部の人はバイオテクノロジーやゲノム編集を危険視し他の人は利用すべきと考える。科学グループはこうした多様な展望に科学的起訴を提供することを目指している。

 

行動と目標

一旦計画に合意が得られたら、国連フードシステムサミットは実施に動く必要がある。まず投資を増やす。研究については我々は政府はフードシステム関連GDPの最低1%を食品研究に割り当てることを提案する。二つ目は科学の能力を強化する。三つ目は科学と政策の境界を強化する。

(ところどころ抜粋)

 

-時間切れで「ベーコンゲート」が間もなくカリフォルニアの未来に

With time running out, ‘Bacongate’ may soon be in California’s future

By Dan Flynn on August 31, 2021

https://www.foodsafetynews.com/2021/08/with-time-running-out-bacongate-may-soon-be-in-californias-future/

カリフォルニアの投票者がProposition 12を成立させたとき、動物の福祉と食品安全しか考えていなかった。しかし最近Los Angeles Timesがまもなくこの州の消費者は豚肉価格の急増と豚肉不足に見舞われるだろうと予測する。それを新聞は「ベーコンゲート」時代と呼ぶ

カリフォルニアは、カリフォルニアで販売される豚の飼育環境基準を定めたProp 12を勝ち取った。Prop 12では妊娠雌ブタ一頭あたり24平方フィートを要求する。しかしカリフォルニアでは豚はほとんど飼育していない。カリフォルニアで販売されている豚肉の99.8%は州外から来ると推定されている。

Prop 12は2018年に約2/3の票を集めて成立した。2022年1月1日以降、Prop 12に従わない豚肉の販売は違法となる。ベーコンが不足し値段があがると予想される

(以下行政手続きや法廷闘争の話。)

 

-ビクトリアのCovidロックダウンを終わらせるDaniel Andrewsの新しい計画

Daniel Andrews’ new plan to end Victoria’s Covid lockdown

August 31, 2021  Natalie Brown

https://www.news.com.au/world/coronavirus/australia/daniel-andrews-new-plan-to-end-victorias-covid-lockdown/news-story/7406a54b94f27bc7ebc542817cb0679f

ビクトリア州Daniel Andrews知事が、ゼロを追い求めることを止め、ロックダウンを終わらせる新しい閾値が必要だという

現在一日70人程度で、州政府は火曜日に詳細計画を最終化し水曜日に発表する予定。火曜日に数字は口にしなかったが、可能な限りゼロに近い必要があると言った。まだ何も決まっていないことを強調する

 

-オハイオの判事が病院にCOVID-19患者の治療に駆虫薬イベルメクチンを使うことを命令

An Ohio judge ordered a hospital to use deworming drug ivermectin to treat a patient with COVID-19

Sarah Al-Arshani Tue, August 31, 2021,

https://news.yahoo.com/ohio-judge-ordered-hospital-deworming-034205181.html

・オハイオの女性がCOVID-19の夫の治療にイベルメクチンを使うよう病院に命令するよう裁判所に訴えた

・Butler郡のGregory Howard判事が彼女を支持した、とWXIXが報道している

(いかにもアメリカ)

 

-イベルメクチンとCOVID-19:医学の厄介ごと

Ivermectin and COVID-19: A medical can of worms

By Andrea DenHoed - Thursday, August 26, 2021

https://nondoc.com/2021/08/26/ivermectin-a-medical-can-of-worms/

EdmondのTractor Supply(ホームセンターのような小売店)では水曜日に馬用駆虫剤コーナーに「メディアがイベルメクチンはヒトのCOVID-19治療に使えると報道しているが、これらの製品は安全ではなくヒトに使うことは認められていない、そして使うと重症や死亡の可能性がある」と警告があった。しかし棚は空っぽだった。

従業員のMiz Garciaは、ここ数ヶ月飛ぶように売れているという。Garciaはこの製品は何よりヒトより1000ポンドも重い馬用であると警告している。ヒト用のイベルメクチンもあるがそれは処方専用薬である。一部の声の大きい医師がCOVID-19に極めて有効だと主張しているが医学の正統な権威は概ね有効性は疑わしいという意見を維持している。従って医師から処方してもらうのは難しく、それでTractor Supplyの棚が空っぽになる。

イベルメクチンを巡る主張は、近頃は何でもそうだが、政治的になり、ワクチンを疑う人たちやFDAやCDCを信じない人たちを惹きつけている。実際のところイベルメクチンを巡る論争は、根本的には科学的証明とはどういうものかを巡る議論であり、我々はどうやって信用できる人を見極められるのかという疑問である。

ノーベル賞から陰謀論へ?

良いデータとは?

無作為化するかしないか

信頼の問題

合意できるところ

(長い記事略、大村先生の写真あり、合意できるのは「馬用の薬は使うな」)